JPH0663044U - タオルの殺菌洗浄装置 - Google Patents

タオルの殺菌洗浄装置

Info

Publication number
JPH0663044U
JPH0663044U JP1066893U JP1066893U JPH0663044U JP H0663044 U JPH0663044 U JP H0663044U JP 1066893 U JP1066893 U JP 1066893U JP 1066893 U JP1066893 U JP 1066893U JP H0663044 U JPH0663044 U JP H0663044U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
sterilizing
water
cleaning
towel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1066893U
Other languages
English (en)
Inventor
庄一 前浦
Original Assignee
庄一 前浦
前浦 忠義
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 庄一 前浦, 前浦 忠義 filed Critical 庄一 前浦
Priority to JP1066893U priority Critical patent/JPH0663044U/ja
Publication of JPH0663044U publication Critical patent/JPH0663044U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 おしぼり用タオルを殺菌洗浄度にむらを生じ
させるとことなく、完全にかつ効率的に殺菌洗浄するこ
とができる殺菌洗浄装置を提供する。 【構成】 この殺菌洗浄装置は、回転式の洗濯槽を有
し、槽内に収容されたおしぼり用タオルを洗浄液ととも
に撹拌、洗浄する洗濯機1と、通常の冷水をソーラーパ
ネルにより3050℃の温度に加熱するソーラー加熱装置
2と、蒸気発生器3からの蒸気により7090℃の温度ま
で加熱された温水を、洗濯機1に供給する温水供給配管
19と、次亜塩素酸ソーダ(水溶液)の貯溜タンク4等
とを備え、次亜塩素酸ソーダタンク4からの薬剤の供給
管6が、ソーラー加熱装置2への用水供給管8に連結さ
れ、次亜塩素酸ソーダの混入された用水がソーラー加熱
装置2に供給されるように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特におしぼり用タオルの殺菌洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、おしぼり用等として貸し出されるタオルを回収して再生加工する場 合、トラックなどの集配車で集められた使用済みのタオルを、まずプラスチック フィルムのような包装材料やその他目ぼしいゴミを分別・仕分けした後、回転す る洗濯槽に投入し、洗剤を投入してタオルを洗濯する。ついで、次亜塩素酸ソー ダなどの殺菌用薬剤を直接洗濯機の槽内に注入し、タオルを薬剤の混合された洗 浄液中で撹拌し、殺菌洗浄処理を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の殺菌洗浄処理においては、次亜塩素酸ソーダな どの濃厚水溶液(殺菌用薬剤)を直接洗濯機の槽内に注入するうえに、洗濯槽が 水平軸の回りに回転されるので、その遠心力によりタオルが洗濯槽の底部に集ま って洗浄液に渦が発生し、槽内に注入された次亜塩素酸ソーダが洗濯水中に均一 に分散されず、槽下部は薬剤濃度が濃く、槽上部は薬剤濃度が薄くなる。そのた め、タオルが十分に殺菌洗浄されないという問題があった。
【0004】 本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、多量のタオルを 殺菌洗浄度にむらを生じさせるとことなく、完全にかつ効率的に殺菌洗浄するこ とができる殺菌洗浄装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のおしぼり用タオルの殺菌洗浄装置は、収容されたタオルを洗浄液とと もに撹拌して洗浄する洗濯装置と、洗浄用水を一定温度に加熱する加熱機構と、 前記加熱機構により加熱された洗浄用水を、前記洗濯装置に供給する洗浄用水配 管、および殺菌用薬剤の供給機構を備えた殺菌洗浄装置であって、前記殺菌用薬 剤の供給機構を、前記加熱機構への洗浄用水の供給配管の中間部に連結し、前記 殺菌用薬剤が混入された薬剤混合洗浄用水が、前記洗濯槽に供給されるように構 成してなることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の殺菌洗浄装置においては、次亜塩素酸ソーダ(濃厚水溶液)のような 殺菌用薬剤を供給する機構が、加熱機構へ洗浄用水を供給する配管の中間部に連 結されており、殺菌用薬剤(濃厚水溶液)が直接洗濯槽に注入されることがなく 、配管中で薬剤が均一に混合された混合水溶液が、洗濯槽に供給される。したが って、洗濯槽内のタオルは、各々の殺菌洗浄度あるいは各部の殺菌洗浄度にむら が生じることがなく、完全・均一に殺菌洗浄される。また、このような殺菌用薬 剤の供給機構が連結された洗浄用水配管内部の殺菌も同時に行われるので、極め て衛生的に処理を行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
【0008】 図1は本考案のタオルの殺菌洗浄装置の一実施例の模式図である。
【0009】 図において、1は回転式の洗濯槽を有する洗濯機で、タオルを洗剤とともに投 入し洗濯槽の回転により撹拌して洗濯する。2はソーラーパネルにより太陽熱を 集熱し、井戸水や通常の水道水などの用水を30〜50℃の温度に加熱するソー ラー加熱装置である。3はソーラー加熱装置2によりある程度加熱された温水を 、さらにボイラーなどの蒸気により70〜90℃の温度まで加熱する蒸気発生器 である。4は殺菌用薬剤である次亜塩素酸ソーダ(水溶液)の貯溜タンクである 。5は洗濯機1から洗濯後の次亜塩素酸ソーダの混入された排水を排出する排水 管である。次亜塩素酸ソーダの貯溜タンク4は、殺菌用薬剤の供給管6を介して 、予備加熱装置2およびすすぎ用の調合用水タンク7への用水供給管8に連結さ れ、次亜塩素酸ソーダは薬剤注入ポンプ9により前記供給管8内の用水に混合さ れる。 このような殺菌洗浄装置においては、まず揚水ポンプ10等で井戸から 汲み上げられた水または通常の水道水からなる用水が、濾過器11を通って濾過 された後、用水供給管8を経て予備加熱用冷水タンク12に一旦送り込まれ、ソ ーラー加熱装置2に供給される。この用水供給管8には殺菌剤貯蔵タンク4から の薬剤供給管6が連結されており、薬剤注入ポンプ9を作動させると貯蔵タンク 4から次亜塩素酸ソーダが混入される。そして、次亜塩素酸ソーダが混入された 用水は、用水供給管8を移動中に均一に混合され、ソーラー加熱装置2に供給さ れる他に、地下の調合用水タンク7に一旦貯溜された後、すすぎ用水として洗濯 機1に供給される。ソーラー加熱装置2への用水は、冷水タンク12からソーラ ーパネル部13を通過して30〜50℃の温度に加熱され、温水タンク14に貯 溜される。そして、この温水タンク14から温水加熱タンク15に供給され、こ こで蒸気発生器3からの蒸気により、70〜90℃の温度に加熱された後、洗濯 機1の槽内に注入される。その際、蒸気発生器3からの蒸気は直接洗濯機1にも 供給され、槽内の加熱に供せられる。洗濯後の次亜塩素酸ソーダの混入された排 水は、排水管5を通って排出され、中和薬品タンク16が並置された排水タンク 17内に貯溜され中和された後、中性水として自動調整弁18を通り排水口から 外部に排出される。さらに、洗濯機1への温水供給配管19とすすぎ用水供給配 管20および排水管5には、それぞれ弁(図示を省略。)が介挿されており、こ れらの弁の開閉により洗浄用の温水供給と排水、およびすすぎ用水の供給が順に 行われるように構成されている。
【0010】 このように構成される実施例の装置によれば、殺菌用薬剤である次亜塩素酸ソ ーダの濃厚な水溶液が、直接洗濯槽に注入されることがなく、一旦冷水に混入さ れ、薬剤が均一に混合された薬剤混合溶液として、ソーラー加熱装置2および温 水加熱タンク15を通ってから洗濯機1に供給されるように構成されているので 、洗濯槽内に収容されたタオルは、各々の殺菌洗浄度あるいは各部の殺菌洗浄度 にむらが生じることなく、完全にかつ効率的に殺菌処理される。また、このよう な濾過後の用水に亜塩素酸ソーダのような殺菌用薬剤を混入することにより、ソ ーラー加熱装置2までの用水供給管8、およびこのソーラー加熱装置2から洗濯 機1までの温水供給配管19の内部の殺菌が同時に行われるので、タオルの殺菌 洗浄を極めて衛生的に行うことができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の装置によれば、多量のタオルを一枚一枚のあるい は各部の殺菌洗浄度にむらを生じさせることなく、完全にかつ効率的に殺菌洗浄 することができる。また、洗濯機への温水等の供給配管内の殺菌をも同時に行う ことができ、極めて衛生的な処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のおしぼり用タオルの殺菌洗浄装置の一
実施例を模式的に示す図。
【符号の説明】
1…洗濯機 2…ソーラー加熱装
置 3…蒸気発生器 4…薬剤貯溜タンク 5…排水管 6…薬剤供給管 7…調合用水タンク 8…用水供給管 9…薬剤注入ポンプ 10…揚水ポンプ 11…濾過器 12…冷水タンク 13…ソーラーパネル部 14…温水タンク 15…温水加熱タンク 16…中和薬品タン
ク 17…排水タンク 18…自動調整弁 19…温水供給配管 20…すすぎ用水供
給配管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容されたタオルを洗浄液とともに撹拌
    して洗浄する洗濯装置と、洗浄用水を一定温度に加熱す
    る加熱機構と、前記加熱機構により加熱された洗浄用水
    を、前記洗濯装置に供給する洗浄用水配管、および殺菌
    用薬剤の供給機構を備えた殺菌洗浄装置であって、 前記殺菌用薬剤の供給機構を、前記加熱機構への洗浄用
    水の供給配管の中間部に連結し、前記殺菌用薬剤が混入
    された薬剤混合洗浄用水が、前記洗濯槽に供給されるよ
    うに構成してなることを特徴とするタオルの殺菌洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 加熱機構が、太陽熱の集熱による加熱機
    構を含むことを特徴とする請求項1記載のタオルの殺菌
    洗浄装置。
JP1066893U 1993-02-17 1993-02-17 タオルの殺菌洗浄装置 Pending JPH0663044U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1066893U JPH0663044U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 タオルの殺菌洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1066893U JPH0663044U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 タオルの殺菌洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663044U true JPH0663044U (ja) 1994-09-06

Family

ID=11756630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1066893U Pending JPH0663044U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 タオルの殺菌洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0663044U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1118990A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 Okayama Pref Gov Taoru Kk 洗浄おしぼり及びおしぼり用除菌洗浄装置
JP2007303047A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 布製品の洗浄方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54152893A (en) * 1978-05-23 1979-12-01 Seiko Epson Corp Liquid crystal television
JPS5558162A (en) * 1978-10-24 1980-04-30 Dainippon Printing Co Ltd Sterilizing device
JPS59157375A (ja) * 1983-02-24 1984-09-06 佐野 好男 おしぼりタオルの洗浄方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54152893A (en) * 1978-05-23 1979-12-01 Seiko Epson Corp Liquid crystal television
JPS5558162A (en) * 1978-10-24 1980-04-30 Dainippon Printing Co Ltd Sterilizing device
JPS59157375A (ja) * 1983-02-24 1984-09-06 佐野 好男 おしぼりタオルの洗浄方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1118990A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 Okayama Pref Gov Taoru Kk 洗浄おしぼり及びおしぼり用除菌洗浄装置
JP2007303047A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 布製品の洗浄方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017181793A1 (zh) 一种洗衣机的洗衣方法以及洗衣机
TW200932990A (en) Washing machine
BR112015003664B1 (pt) Sistema utilizando água com características específicas em aplicações de limpeza
JP4869058B2 (ja) 電気洗濯機
WO2020081232A1 (en) Washing machine with holding tank for temporarily storing costly laundry additive
JP2007195865A (ja) 洗濯機およびその洗濯方法
RU2580501C2 (ru) Бытовой прибор с накопительным резервуаром и генератором окисляющего средства и способ эксплуатации такого прибора
US1054990A (en) Portable washing and rinsing machine.
JPH0663044U (ja) タオルの殺菌洗浄装置
JP3402854B2 (ja) 連続式水洗機
TWI276717B (en) Washing machine and control method thereof
CN205603886U (zh) 一种改进型生态洗衣装置
JP3469802B2 (ja) 洗浄機
JPH0780185A (ja) 洗濯機
JP3868075B2 (ja) 連続式水洗機を用いた洗濯方法及び連続式水洗機
CN101381940A (zh) 洗衣机消毒洗涤方法
CN108004717A (zh) 一种带有水处理功能的洗衣机控制方法和洗衣机
JPH0221895A (ja) 洗たく機及びその洗たく方法
DK151205B (da) Indretning til en spuledesinfektor
JPH0621544Y2 (ja) 薬液調整供給装置
JP3814035B2 (ja) 浴水循環装置における管路浄化装置
JP3715262B2 (ja) 熱水洗濯機
JP2003144794A (ja) 洗濯機
CN216095205U (zh) 一种食品加工用工人清洗消毒装置
JP2003103092A (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970819