JPH0662938A - 鏡 - Google Patents

Info

Publication number
JPH0662938A
JPH0662938A JP22109792A JP22109792A JPH0662938A JP H0662938 A JPH0662938 A JP H0662938A JP 22109792 A JP22109792 A JP 22109792A JP 22109792 A JP22109792 A JP 22109792A JP H0662938 A JPH0662938 A JP H0662938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
plate
light source
face
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22109792A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takagawa
彰 高川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP22109792A priority Critical patent/JPH0662938A/ja
Publication of JPH0662938A publication Critical patent/JPH0662938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 鏡板2と光源4とからなる鏡1である。鏡板
2は透明板の裏面に反射層が存在する部分22と反射層
が存在しない部分21とからなる。そして、反射層が存
在しない部分21の背後に光源4を設けている。 【効果】 鏡板2を覗くと、光源4から放射された光が
反射層が存在しない部分21を透って、顔のほぼ正面か
ら照射し、顔に影ができず、見やすく、顔全体が明るく
見える。従って、この鏡は髭を沿ったり、化粧をするの
に好適である。又、光源4を鏡板2の背後に設けている
から、この光源4に塵埃が付着せず、いつまでも明るい
ので便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鏡に関する。特に、浴室
や手洗い室等に好適な鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室等に取り付けられている鏡は
透明板の裏面に反射層が存在する鏡板だけのものと、実
開昭61−137713号公報記載のように、鏡板の上
方に蛍光灯や白熱灯等の光源を設けたものがあるが、光
源を設けたものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように鏡
板の上方に光源を設けた鏡では、鏡板の前に顔を近づけ
て鏡板に写し出された顔を見ると、顔の鼻等の突起して
いる部分の下に影ができて、顔全体が明るくならず、見
難かった。この影を防止しようと、本発明者は鏡板の下
方にも光源を設けたが、光源が低い位置になるから、こ
の光源に物が当たり易く、光源を壊わすことが多かっ
た。又、この光源が白熱灯であると、光源が熱くなり、
触れると火傷する危険があった。
【0004】又、この従来の鏡では光源が突出している
から、この突出している光源に塵埃が溜まり、光源がだ
んだん暗くなるという問題もある。そこで、本発明の目
的は、光源が突出しないし、顔全体が明るく見える鏡を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになされたものであって、
請求項1の発明は鏡板と光源とからなる鏡において、前
記鏡板は透明板の裏面に反射層が存在する部分と反射層
が存在しない部分とからなり、前記光源は鏡板の反射層
が存在しない部分の背後に設けられているものである。
【0006】又、請求項1の発明には透明板の裏面の反
射層の存在しない部分があるが、この反射層が存在しな
い部分が鏡の外周縁部にあれば、丁度、この部分に透光
板からなる額縁を設けたこととほぼ同じ作用をするもの
である。即ち、請求項2の発明は、鏡板と光源とからな
る鏡において、前記鏡板は透明板の裏面に反射層が存在
し、この鏡板の外周縁部に接して透光板からなる額縁が
設けられ、前記光源は額縁の背後に設けられているもの
である。
【0007】本発明において、透明板および透光板とは
光を透す物質を板状にしたものであって、ガラスやアク
リル樹脂、塩化ビニル樹脂、スチレン樹脂等の透明な合
成樹脂等を板状にしたものが好適である。そして、鏡板
に使用する透明な板状体と額縁に使用する透明な板状体
とは混同し易いので、鏡板に使用する板状体を透明板と
称し、額縁に使用する板状体を透光板と称する。そし
て、この両者は同じ材質であってもよいし、又、異なっ
た材質でもよい。例えば、鏡板に使用される透明板がガ
ラスであり、額縁に使用される透光板がガラスであって
もよいし、透明な合成樹脂製板であってもよい。
【0008】又、額縁に使用される透光板の表面に凹凸
を設けて光を散乱させるようにしたり、この透光板が合
成樹脂であると、この透光板の中に光を散乱させる物
質、例えば、炭酸カルシウム粉末、酸化チタン粉末等を
混入して光を散乱するようにすると、光源から放射され
た光が散乱されて柔らかい光となるので好ましい。又、
この透明板の裏面に設けられる反射層とは、銀やアルミ
ニウム等の光を反射する物質の薄層であって、従来の鏡
板に使用されている反射層と同じものが使用される。例
えば、銀塩の溶液を還元させて透明板の裏面に銀を析出
させて銀の薄層を設けたり、アルミニウムを透明板の裏
面に蒸着させてアルミニウムの薄層を設けたりして製造
した反射層が使用される。
【0009】本発明における光源は光を放射するもので
あればいかなるものでもよいが、日常使用している白熱
灯や蛍光灯が好適である。請求項1の発明では、透明板
の裏面の一部に反射層が存在しない部分を設けている
が、この反射層が存在しない部分の位置は適宜でよい。
例えば、四隅に設けてもよいし、外周縁部であってもよ
い。
【0010】又、この反射層が存在しない部分の形状は
適宜でよい。例えば、円形であってもよいし、四角形で
あってもよいし、三角形であってもよい。又、この反射
層が存在しない部分の数は1箇所でもよいし、複数箇所
でもよい。又、この反射層が存在しない部分の透明板に
サンドブラスト等によって微細な凹凸を設けてもよい。
【0011】本発明では、この反射層が存在しない部分
の背後に光源を設けているが、この際、鏡板の裏面に収
納箱を設け、この中に光源を取り付けてもよい。尚、こ
の鏡板を収納箱の側縁に回転自在に取りつけて扉にする
と、鏡板からなる扉を回転させて開け、収納箱の中に種
々なものを収納できるので好適である。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、透明板の裏面に反射層が存
在する部分と、反射層が存在しない部分とからなる。そ
して、この反射層の存在しない部分の背後に光源を設け
ているから、この鏡の前に顔を近づけると、光源から放
射された光が反射層が存在しない部分の透明板を通って
顔を照射し、この顔が反射層が存在する部分に写し出さ
れる。このように光がほぼ顔の正面から照射するから、
顔に影ができず、見易く顔全体が明るく見える。
【0013】請求項2の発明は、鏡板の外周縁部に接し
て透光板からなる額縁を設け、この額縁の背後に光源を
設けているから、この鏡板の前に顔を近づけると、光源
から放射された光が、透光板を通して鏡板の外周縁部か
ら照射する。このように光が顔の周辺部から顔を照射す
るから、顔に影ができず、見易く顔全体が明るく見え
る。本発明において、反射層が存在しない部分の透明板
にサンドブラスト等により微細な凹凸を設けると、光源
から放射された光が微細な凹凸により乱反射され、光が
柔らかい感じになる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜3
は本発明の一実施例を示すもので、図1は鏡の斜視図、
図2は図1の鏡の構造を判り易くするために分解した状
態を示す説明図、図3は図1に示す鏡に使用した鏡板の
断面図である。図4は本発明の他の実施例を示すもの
で、鏡の構造を判り易くするために分解した状態を示す
説明図である。
【0015】図5〜6はそれぞれ別の本発明の実施例を
示すもので、鏡板の断面図である。図7〜8はそれぞれ
別の本発明の実施例を示すもので、鏡板の正面図であ
る。図9〜10は本発明の別の実施例を示すもので、図
9は鏡の斜視図、図10は鏡の断面図である。
【0016】図1〜3において、1は鏡であり、この鏡
1は鏡板2と額縁3とからなる。鏡板2は、図3に示す
ように、ガラス板の裏面に反射層が存在する部分22と
反射層が存在しない部分21とからなる。4は蛍光灯か
らなる光源である。次に、この鏡の使用方法について説
明する。光源4に電源を入れて、点灯する。
【0017】鏡板2の前に顔を近づけると、光源4から
放射された光が反射層が存在しない部分21を経て、顔
を照射する。この光は顔のほぼ正面から照射するから、
反射層が存在しない部分22に、顔が写し出された。こ
の顔には影が生ぜず、顔全体が明るく写し出されてい
る。従って、この鏡1は髭を沿ったり化粧するのに便利
である。
【0018】次に、図4に示す実施例について説明す
る。図4に示す実施例では光源4aが収納箱5の中に入
れられていること、鏡板2aの側縁が収納箱の側縁に蝶
番51で回転自在に取り付けられていること、従って、
この鏡板を回転させて収納箱5の中に洗面道具等を収納
できることが、図1〜3に示す実施例と異なる。その他
は図1〜3に示す実施例と同じである。
【0019】次に、図5に示す実施例について説明す
る。図5に示す実施例では、鏡板2bの反射層が存在し
ない部分21bに透明な層23を設けていることが図1
〜3に示す実施例と異なる。その他は実施例1〜3に示
す実施例と同じである。
【0020】次に、図6に示す実施例について説明す
る。図6に示す実施例では、反射層が存在しない部分2
1cの透光板にサンドブラスト処理をして微細な凹凸2
4が設けられていること、従って、この背後に設けられ
ている光源がボンヤリと見え、眩しくなく柔らかい感じ
になることが、図1〜3に示す実施例と異なる。その他
は図1〜3に示す実施例と同じである。
【0021】次に、図7に示す実施例について説明す
る。図7に示す実施例では、鏡板2dの周辺部に反射層
が存在しない部分21dが設けられていることが図1〜
3に示す実施例と異なる。その他は図1〜3に示す実施
例と同じである。
【0022】次に、図8に示す実施例について説明す
る。図8に示す実施例では、鏡板2eの四隅に反射層が
存在しない部分21eが設けられていることが図1〜3
に示す実施例と異なる。その他は図1〜3に示す実施例
と同じである。
【0023】次に、図9〜10に示す実施例について説
明する。図9〜10に示す実施例では、鏡板2fの外周
縁部に透光板(アクリル樹脂板)からなる額縁6が設け
られていること、従って、鏡板2fの裏面全体に反射層
が存在すること、額縁6の背後に光源4fが設けられて
いることが図1〜3に示す実施例と異なる。その他は図
1〜3に示す実施例と同じである。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、透明板の裏面に反射
層が存在する部分と反射層が存在しない部分とからな
り、この反射層が存在しない部分の背後に光源を設けて
いるから、光源から放射された光が顔のほぼ正面から照
射し、顔に影ができず、見易く顔全体が明るく見える。
従って、この鏡は髭を剃ったり、化粧をするのに好適で
ある。
【0025】請求項2の発明は、鏡板の外周縁部に接し
て透光板からなる額縁を設け、この額縁の背後に光源を
設けているから、光源から放射された光が鏡板の外周縁
部から照射し、顔に影ができず、請求項1の発明と同様
に、見易く顔全体が明るく見える。
【0026】本発明では、光源を鏡板の背後や額縁の背
後に設けるから、光源が突出せず、従って、この光源に
塵埃が付着せず、いつまでも、明るいので便利である。
又、反射層が存在しない部分の透明板に微細な凹凸を設
けると、この透明板を通過する光が乱反射され、柔らか
な感じの光となるので好ましい。このように、本発明は
光源が突出せず、顔全体が明るく見えるので、浴室や洗
面所等に好適で価値ある鏡である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示すもので、鏡の斜
視図である。
【図2】図2は図1の鏡の構造を判り易くするために分
解した状態を示す説明図である。
【図3】図3は図1に示す鏡に使用した鏡板の断面図で
ある。
【図4】図3は本発明の他の実施例を示すもので、鏡の
構造を判り易くするために分解した状態を示す説明図で
ある。
【図5】図5は本発明の別の実施例を示すもので、鏡板
の断面図である。
【図6】図6は本発明の別の実施例を示すもので、鏡板
の断面図である。
【図7】図7は本発明の別の実施例を示すもので、鏡板
の正面図である。
【図8】図8は本発明の別の実施例を示すもので、鏡板
の正面図である。
【図9】図9は本発明の別の実施例を示すもので、鏡の
斜視図である。
【図10】図10は図9に示す鏡の断面図である。
【符号の説明】
1 鏡 2、2b、、2e、2f 鏡板 21、21b、21c、21d、21e 反射層が存在しない部分 22 反射層が存在する部分 23 透明な保護層 24 微細な凹凸 3 額縁 4、4a、4f 光源(蛍光灯) 5 収納箱 51 蝶番 6 額縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡板と光源とからなる鏡において、前記
    鏡板は透明板の裏面に反射層が存在する部分と反射層が
    存在しない部分とからなり、前記光源は鏡板の反射層が
    存在しない部分の背後に設けられていることを特徴とす
    る鏡。
  2. 【請求項2】 鏡板と光源とからなる鏡において、前記
    鏡板は透明板の裏面に反射層が存在し、この鏡板の外周
    縁部に接して透光板からなる額縁が設けられ、前記光源
    は額縁の背後に設けられていることを特徴とする鏡。
  3. 【請求項3】 反射層が存在しない部分の透明板に微細
    な凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の鏡。
JP22109792A 1992-08-20 1992-08-20 Pending JPH0662938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22109792A JPH0662938A (ja) 1992-08-20 1992-08-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22109792A JPH0662938A (ja) 1992-08-20 1992-08-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662938A true JPH0662938A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16761446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22109792A Pending JPH0662938A (ja) 1992-08-20 1992-08-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662938A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115955A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Inax Corp 浴室用鏡付照明
US7559668B1 (en) * 2005-08-08 2009-07-14 Truman Aubrey Floating mirror
US20090225519A1 (en) * 2005-11-23 2009-09-10 Electric Mirror, Llc Medicine cabinet assembly
JP5877921B1 (ja) * 2015-07-07 2016-03-08 エルエスアイクーラー株式会社 照明灯付き鏡
US20160186983A1 (en) * 2014-09-30 2016-06-30 DUBIEL VITRIUM Spólka Jawna Mirror with Back Illumination
US9765958B2 (en) 2015-05-21 2017-09-19 Séura, Inc. Illuminated mirror
JP2017191763A (ja) * 2016-04-11 2017-10-19 孝文 竹内 照明付き額縁

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115955A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Inax Corp 浴室用鏡付照明
JP4553675B2 (ja) * 2004-10-19 2010-09-29 株式会社Inax 浴室用鏡付照明
US7559668B1 (en) * 2005-08-08 2009-07-14 Truman Aubrey Floating mirror
US20090225519A1 (en) * 2005-11-23 2009-09-10 Electric Mirror, Llc Medicine cabinet assembly
US8910402B2 (en) * 2005-11-23 2014-12-16 Electric Mirror, Llc Medicine cabinet assembly
US20160186983A1 (en) * 2014-09-30 2016-06-30 DUBIEL VITRIUM Spólka Jawna Mirror with Back Illumination
US9765958B2 (en) 2015-05-21 2017-09-19 Séura, Inc. Illuminated mirror
US10782012B2 (en) 2015-05-21 2020-09-22 Séura, Inc. Illuminated mirror
JP5877921B1 (ja) * 2015-07-07 2016-03-08 エルエスアイクーラー株式会社 照明灯付き鏡
JP2017191763A (ja) * 2016-04-11 2017-10-19 孝文 竹内 照明付き額縁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD319429S (en) Wall-mounted lighting control panel
US5297012A (en) Pyramidal signal light
JPH0662938A (ja)
JPH0643310A (ja) 面光源装置用フィルム又はシート
CN2121850U (zh)
JP4238977B2 (ja) 面発光装置
JPS62190289U (ja)
JP6668554B2 (ja) サンバイザ
JPS638933Y2 (ja)
EP0132146B1 (en) Cabinet door
CN217408181U (zh) 一种带放大镜的镜柜
US3353887A (en) Mirrored medicine cabinet
KR0173810B1 (ko) 도광판을 이용한 안내표지장치 및 그 도광판
JPH0535428Y2 (ja)
JPH0417102Y2 (ja)
JPH04325107A (ja) 洗面化粧台
JP4505194B2 (ja) 化粧室ミラー
JPS6319890Y2 (ja)
JPH03104282U (ja)
US4977548A (en) Clock security device
JPS63228504A (ja) 照明装置
JPH05288865A (ja) 掛時計用指針
CN115019686A (zh) 无限镜面显示装置及水冷头
KR200267397Y1 (ko) 벽걸이용 거울
CN114098317A (zh) 一种带放大镜的镜柜