JPH0662762A - ミネラル塩土 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レース鳩（伝書鳩）の体力，資質向上を目的
とした飼の調合，配分率に関する。 【構成】 水溶液に複数の食欲増進剤，消化剤，栄養剤
と調合、これを団子状に成形，陰干ししてなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、レース鳩（伝書鳩）の
体質改善，機能向上を目的とした飼料に関する。従来、
伝書鳩による通信は、鳩のもの帰巣本能をうまく利用し
た方法で、訓練は近距離よりから始めて、次第に距離を
増して練習させる。つまり、いつも一定の鳩小屋で飼を
与えるようにすれば、遠くで放った鳩でも、その小屋に
まい戻ってくるようになる。これは片道だけの方法と、
往復する方法とがある。過去には、軍用や新聞社の通信
用に多数利用されたが、近年では電気通信の方法が完備
したため、むしろ競技用（レース）として利用されて来
た。日本では、青森と東京間（約６００粁）、北海道と
東京間（約１，０００粁）、東京と名古屋間（約３００
粁）を１日または２日で帰来する。しかし、なかには北
海道と東京間（約１，０００粁）を１日のうちに一気に
飛ぶ優秀な鳩もいる。

【０００２】

【従来の技術】従来、鳩の飼は前項

【０００１】に述べた遠距離間を帰来する鳩の体質改善
において、市販のきまりきった配合飼料を投与し、その
配合物質と比率を変えて投与していた。なかには優秀な
能力を持った鳩もいたが、全体の資質向上を図る飼の出
現は困難視されていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
鳩の飼にあっては

【０００１】項記載の資質優秀な鳩（レース鳩）の育生
に必要なミネラル塩土を含有した飼を提供するものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は市販の栄養剤，
魚介類の粉末，食塩等数種類を調合、これを固型状に成
形，陰干し乾燥してなるものである。

【０００５】

【実施例】本発明の飼の配合物質並にその比率を記載す
る。 １．山砂 ５０ｋｇ→但し、無菌のも
の。 ２．鹿沼土 １０ｋｇ→本発明のミネラル
塩土の基礎物質。 ３．炭酸カルシウム ３０ｋｇ→羽毛，生え変り時
に必要。 ４．スーパーミネカン ２０ｋｇ→市販の配合飼料で
成分として良質のカルシウムで、燐分，マンガン，鉄
分，コバルト，マグネシウム等のミネラルを含有してい
る。 ５．カキガラ ２０ｋｇ→カキの殻を細かく
砕いてあり、雛の出生時に必要。 ６．ガーリック １ｋｇ→食欲増進剤。 ７．消し炭 ０．１ｋｇ→消化剤。 ８．食塩 ０．３ｋｇ ９．水 ５４ｌ 以上、８種類の物質を水溶液にとかし、これを団子状に
成形し、陰干しで仕上げるものである。

【０００６】

【発明の効果】本発明のミネラル塩土の成分は前項

【０００５】のとおりであるが、発明者の永年のレース
鳩の飼育にあたって、いかに優秀な資質向上を目的とし
て、研究，努力の結果、数多くの鳩レース開催に沢山の
賞状授与されたのである。

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【手続補正書】

【提出日】平成４年９月２５日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水５４ｌ中に食塩０．３ｋｇ、消し炭
   ０．１ｋｇ、ガーリック１ｋｇ、粉砕カキガラ１ｋｇ、
   スーパーミネカン２０ｋｇ、炭酸カルシウム３０ｋｇ、
   鹿沼土１０ｋｇ、山砂５０ｋｇを調合し、これを団子状
   に練り上げ、陰干しして成るミネラル塩土。