JPH0662562U - 光学系の光源部構造 - Google Patents
光学系の光源部構造Info
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- JPH0662562U JPH0662562U JP781793U JP781793U JPH0662562U JP H0662562 U JPH0662562 U JP H0662562U JP 781793 U JP781793 U JP 781793U JP 781793 U JP781793 U JP 781793U JP H0662562 U JPH0662562 U JP H0662562U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を削減してコストの低減を図れ、半
導体レーザとコリメータレンズとの位置調整を簡単容易
に行える光学系の光源部構造を提供する。 【構成】 光学系の光源部を、半導体レーザ1101
と、コリメータレンズ1103と、これを保持しその光
軸L1方向に開口1137を有する鏡枠1105と、半
導体レーザ1101を保持しこれを開口1137からコ
リメータレンズ1103に臨ませるように鏡枠1105
に取着されるレーザ枠1107とを備える構成とし、レ
ーザ枠1107を、半導体レーザ1101を保持する凹
部1153と、この凹部1153から開口1137の周
縁の鏡枠1105の端面1140に延出する両側片11
49及び保持片1151とで構成し、このレーザ枠11
07の保持片1151部分を、ねじ1161により、光
軸L1方向とこれに直交する方向とにそれぞれ移動可能
に鏡枠1105に取着した。
導体レーザとコリメータレンズとの位置調整を簡単容易
に行える光学系の光源部構造を提供する。 【構成】 光学系の光源部を、半導体レーザ1101
と、コリメータレンズ1103と、これを保持しその光
軸L1方向に開口1137を有する鏡枠1105と、半
導体レーザ1101を保持しこれを開口1137からコ
リメータレンズ1103に臨ませるように鏡枠1105
に取着されるレーザ枠1107とを備える構成とし、レ
ーザ枠1107を、半導体レーザ1101を保持する凹
部1153と、この凹部1153から開口1137の周
縁の鏡枠1105の端面1140に延出する両側片11
49及び保持片1151とで構成し、このレーザ枠11
07の保持片1151部分を、ねじ1161により、光
軸L1方向とこれに直交する方向とにそれぞれ移動可能
に鏡枠1105に取着した。
Description
【0001】
本考案は、光学系の光源部構造に関するものである。
【0002】
例えばレーザビームプリンタに使用される光学系では、半導体レーザから出力 されたレーザ光をコリメータレンズで平行光線束のレーザビームとし、このレー ザビームをポリゴンミラーで走査偏向し、走査偏向されたレーザビームの走査対 象上における走査速度をfθレンズで一定に補正している。
【0003】 このような光学系においては、半導体レーザの芯とコリメータレンズの光軸と を合わせるために、半導体レーザとコリメータレンズとを光軸に直交する方向に 位置調整する必要があり、また、コリメータレンズのピントを合わせるために、 半導体レーザとコリメータレンズとを光軸方向に位置調整する必要がある。
【0004】 そこで従来は、筒状で外周面に雄ねじが形成された鏡枠によりコリメータレン ズを保持し、この鏡枠の外側に、筒状で内周面に雌ねじが形成されたフランジ枠 を螺合し、さらに、このフランジ枠の端面に、半導体レーザを保持したレーザ枠 を取着して、半導体レーザからのレーザ光がコリメータレンズを通過するように 両者を一体化していた。 また、フランジ枠の雌ねじと鏡枠の雄ねじとの間にガタがあるので、フランジ 枠内での鏡枠のガタつきを防止するために、これら両者の間に、鏡枠をフランジ 枠内で前記光軸方向に付勢するばねを介設していた。
【0005】 そして、半導体レーザの芯とコリメータレンズの光軸とを合わせる芯合わせを 行う場合には、レーザ枠のフランジ枠に対する取付位置を前記光軸方向と直交す る方向に調整し、また、コリメータレンズのピント合わせを行う場合には、鏡枠 を螺動して半導体レーザとコリメータレンズとの光軸方向の間隔を調整していた 。
【0006】
しかしながら、上述した従来の構成では、半導体レーザを保持する部材とコリ メータレンズを保持する部材との他に中間部材を必要とし、部分点数が増してコ ストの増大を招くという不具合があった。
【0007】 また、上述した従来の構成では、コリメータレンズのピント合わせを行うため に、フランジ枠に対して鏡枠を螺動すると、フランジ枠の内周面と鏡枠の外周面 との間のガタの影響で、フランジ枠に対して鏡枠がコリメータレンズの光軸と直 交する方向にずれることがあり、その場合には、前記フランジ枠に対する前記レ ーザ枠の位置を前記方向に調整し直さなければならず、調整作業が面倒になると いう不具合があった。
【0008】 さらに、半導体レーザとコリメータレンズとの芯合わせを行うために、フラン ジ枠に対するレーザ枠の取付位置を調整する場合、フランジ枠とが相互に接する 面に多少の凹凸があると、その凹凸の影響で半導体レーザとコリメータレンズと の光軸方向の間隔が狂ってしまい、その場合には、フランジ枠に対して鏡枠を再 度螺動して、半導体レーザとコリメータレンズとの光軸方向の間隔を調整し直さ なければならず、やはり調整作業が面倒になるという不具合があった。
【0009】 本考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、部品点数を削減してコストの低 減を図ることができ、且つ、半導体レーザとコリメータレンズとの位置調整を簡 単容易に行うことができる光学系の光源部構造を提供することを目的とする。
【0010】
上記目的を達成するため請求項1記載の本考案は、半導体レーザと、前記半導 体レーザから出力されるレーザ光を平行光線束のレーザビームに変換するコリメ ータレンズとを有する光学系の光源部の構造であって、前記コリメータレンズを 保持し該コリメータレンズの光軸方向に開口を有する鏡枠と、前記半導体レーザ を保持し該半導体レーザを前記開口から前記コリメータレンズに臨ませるように 前記鏡枠に取着されるレーザ枠とを備え、前記レーザ枠は、前記半導体レーザを 保持する部分とこの保持する部分から前記開口の周縁の前記鏡枠部分に延出する 部分とで構成され、該延出する部分において前記鏡枠に前記光軸方向と該光軸方 向に直交する方向とにそれぞれ移動可能に取着されていることを特徴とする。
【0011】 また、請求項2記載の本考案は、前記レーザ枠を前記鏡枠から前記光軸方向に 離間させる付勢手段と、前記鏡枠に前記光軸方向に移動可能に結合され、該鏡枠 に臨む側とは反対側の前記レーザ枠の面と係合する係合手段とをさらに備えるも のとした。 さらに、請求項3記載の本考案は、前記レーザ枠は弾性部材で形成され、該レ ーザ枠により前記付勢手段が構成されているものとした。 また、請求項4記載の本考案は、前記付勢手段は前記レーザ枠と鏡枠との間に 介設されたばね部材で構成されているものとした。 さらに、請求項5記載の本考案は、前記レーザ枠は、該レーザ枠を貫通し前記 鏡枠に螺合されるねじ部材により該鏡枠に取着され、このねじ部材により前記係 合手段が構成されているものとした。
【0012】 また、請求項6記載の本考案は、半導体レーザと、前記半導体レーザから出力 されるレーザ光を平行光線束のレーザビームに変換するコリメータレンズとを有 する光学系の光源部の構造であって、前記コリメータレンズを保持し該コリメー タレンズの光軸方向に開口を有する鏡枠と、前記半導体レーザを保持し該半導体 レーザを前記開口から前記コリメータレンズに臨ませるように前記鏡枠に取着さ れるレーザ枠とを備え、前記レーザ枠は、前記半導体レーザを保持する部分とこ の保持する部分から前記開口の周縁の前記鏡枠部分に延出する部分とで構成され 、前記延出する部分において前記鏡枠に前記光軸方向と直交する方向に位置調整 可能に取着されており、前記半導体レーザは前記保持する部分に前記光軸方向に 移動可能に取着されていることを特徴とする。
【0013】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の光学系の光源部構造が適用される光走査装置の概略構成を示す 説明図である。 図1において1は光走査装置、3は光走査装置1から出力される走査光ビーム B1で走査される感光体であり、光走査装置1は、印刷情報により変調されたレ ーザビームB0を出力する光源ユニット11と、レーザビームB0を走査偏向し て走査光ビームB1とするポリゴンミラー13と、ポリゴンミラー13で走査偏 向された走査光ビームB1の感光体3上における走査速度を一定に補正するfθ レンズ15と、これらを収容するハウジング17とを備えている。
【0014】 次に、前記光源ユニット11に適用される本考案構造の第1実施例を図2及び 図3に基づいて説明する。 図2に示すように、本考案の第1実施例に係る光源部構造は、半導体レーザ1 101、コリメータレンズ1103、鏡枠1105、及びレーザ枠1107で構 成されている。尚、図2中1109は基板であり、この基板1109を含んで光 源ユニット11が構成されている。
【0015】 半導体レーザ1101は、印刷情報により変調されたレーザ光(図示せず)を 出力するもので、例えばレーザダイオード等からなり、その底面1111からは 3本の端子1113が延出され、底部周面にはフランジ1115が形成されてい る。 コリメータレンズ1103は、半導体レーザ1101の出射面1117(図2 )から出力されるレーザ光を平行光線束のレーザビームB0(図2中不図示)に 変換するもので、該出射面1117に臨んで配設される。
【0016】 鏡枠1105は、その内部にコリメータレンズ1103を保持するもので、筒 状を呈している。この鏡枠1105を貫通する通孔1119の略々中央部には段 部1121が形成され、この段部1121に前記コリメータレンズ1103の光 軸L1方向における一側1123が当て付けられて、該光軸L1方向に位置決め されている。
【0017】 また、コリメータレンズ1103の一側1123の反対側となる他側1125 が位置する前記通孔1119部分には、大径の雌ねじ部1127が形成されてい る。この雌ねじ部1127には、リング状で外周面に雄ねじ部1129が形成さ れた押え環1131が螺着されており、この押え環1131がコリメータレンズ 1103の他側1125に当て付けられて、該コリメータレンズ1103が光軸 L1方向に位置決め状態で固定されている。
【0018】 さらに、前記押え環1131が雌ねじ部1127に挿入される側の通孔111 9の開口1133にはスリット板1135が取着されており、このスリット板1 135の中心で前記コリメータレンズ1103の光軸L1上の箇所には、前記レ ーザビームB0が通過するスリット1136が形成されている。 一方、前記コリメータレンズ1103の一側1123が臨む前記通孔1119 の開口1137には、前記半導体レーザ1101が挿入される凹部1139が形 成されており、該開口1137側の鏡枠1105の端面1140には図3に示す ように、開口1137の両側箇所にボス1141がそれぞれ突設され、該ボス1 141から90°位相をずらした開口1137の両側箇所に前記レーザ枠110 7固定用のねじ孔1143がそれぞれ穿設されている。
【0019】 尚、前記各ボス1141には前記基板1109固定用のねじ孔1145が穿設 されている。 また、図2及び図3に示すように前記開口1137側の鏡枠1105の外周面 には、該鏡枠1105から前記2つのねじ孔1143の列設方向にそれぞれ延出 する延出部1147が形成されている。
【0020】 レーザ枠1107は、前記半導体レーザ1101を保持するもので、図3中に 想像線で示すように、前記ねじ孔1143の列設方向を長手方向とする矩形の板 状を呈している。 図3に示すようにこのレーザ枠1107は、その長手方向の長さが前記鏡枠1 105の両ねじ孔1143の間隔より長く、且つ、その幅が鏡枠1105の両ボ ス1141の間隔より狭く形成されている。
【0021】 また、図2に示すレーザ枠1107の両側片1149は、弾性を有し鏡枠11 05側に折曲されて傾斜しており、該両側片1149間のレーザ枠1107部分 で保持片1151が構成されている。 この保持片1151の略々中央箇所には図2及び図3に示すように、半導体レ ーザ1101のフランジ1115部分が嵌合、保持される凹部1153(半導体 レーザ保持部分に相当)が形成されており、さらに、図2に示すように、前記凹 部1153と両側片1149との間の保持片1151箇所(延出部分に相当)に は、前記鏡枠1105のねじ孔1143より大径の通孔1155がそれぞれ形成 されている。
【0022】 各通孔1155には図2に示すように、該通孔1155よりも大径の頭部11 57と、通孔1155よりも小径のねじ部1159とで構成されるねじ1161 (ねじ部材に相当)が挿通され、このねじ部1159が前記鏡枠1105のねじ 孔1143に螺合されている。 このねじ1161によりレーザ枠1107は、前記両側片1149の先端部1 150(図2)が鏡枠1105の延出部1147に当接し、前記保持片1151 が鏡枠1105の端面1140から前記光軸L1方向に離間する状態で鏡枠11 05に取着されており、ねじ1161を螺動すると、レーザ枠1107の両側片 1149の弾性により、ねじ1161の頭部1157の下面に追従してレーザ枠 1107の通孔1155周縁の保持片1151箇所が、前記光軸L1方向に移動 する。
【0023】 このように、前記半導体レーザ1101はレーザ枠1107に保持されて、そ の出射面1117が前記開口1137の凹部1139から突出しコリメータレン ズ1103の一側1123に臨む箇所に配設され、且つ、前記レーザ枠1107 の両側片1149の弾性により、コリメータレンズ1103から前記光軸L1方 向に離間するように付勢される。
【0024】 基板1109は、前記半導体レーザ1101やそのドライバ(図示せず)等が 実装されるもので、図3中に想像線で示すように、前記レーザ枠1107の凹部 1153に臨む箇所に、前記半導体レーザ1101の3本の端子1113が挿通 される孔1163が形成されている。 また、この基板1109には図3に示すように、前記鏡枠1105のボス11 41に臨む箇所に、該ボス1141のねじ孔1145よりも大径の通孔1165 が形成されており、この通孔1165には図2に示すように、該通孔1165よ りも大径の頭部1167と、通孔1165よりも小径で前記鏡枠1105のボス 1141のねじ孔1145に螺合可能なねじ部(図示せず)とで構成されるねじ 1169が挿通され、このねじ1169により基板1109は鏡枠1105のボ ス1141に取着される。
【0025】 上記構成による第1実施例の光源部構造では、レーザ枠1107の通孔115 5がねじ1161のねじ部1159より大きい径で形成されているため、両者の 径の差に応じてレーザ枠1107を、鏡枠1105に対して前記光軸L1に直交 する任意の方向へ移動させることができ、これにより、半導体レーザ1101の 芯とコリメータレンズ1103の光軸L1とを合わせる芯合わせを行うことがで きる。
【0026】 また、上記構成による第1実施例の光源部構造では、レーザ枠1107の両側 片1149の弾性により、前記半導体レーザ1101が、コリメータレンズ11 03から前記光軸L1方向に沿って離間するように付勢され、さらに、該レーザ 枠1107が2つのねじ1161により鏡枠1105に取着されている。 従って、レーザ枠1107の保持片1151部分と鏡枠1105の端面114 0との平行を保ちながら2つのねじ1161を螺動することで、それらねじ11 61の頭部1157と鏡枠1105の端面1140との間隔を変え、前記両側片 1149の弾性により、ねじ1161の頭部1157に追従させてレーザ枠11 07の保持片1151を光軸L1方向に移動させることができ、これにより、半 導体レーザ1101の出射面1117とコリメータレンズ1103の一側112 3との間隔を調整し、コリメータレンズ1103のピント合わせを行うことがで きる。
【0027】 このように、第1実施例の光源部構造によれば、半導体レーザ1101を保持 したレーザ枠1107を、コリメータレンズ1103を保持した鏡枠1105に 、光軸L1方向及び該光軸L1と直交する方向に移動可能に直接取着したので、 従来の、鏡枠をフランジ枠にコリメータレンズの光軸方向に移動可能に取着し、 このフランジ枠にレーザ枠を前記光軸と直交する方向に移動可能に取着する構成 に比べて、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。 また、レーザ枠1107と鏡枠1105との取付位置を調整することで、芯合 わせとピント合わせの両方を行うことができるので、フランジ枠に対する鏡枠の 取付位置と、フランジ枠に対するレーザ枠の取付位置とをそれぞれ調整しなけれ ばならなかった従来に比べて調整作業を簡略化し、芯合わせ及びピント合わせの ための調整を容易に行うことができる。
【0028】 尚、上述した半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯合わせ 及びピント合わせが終了したならば、レーザ枠1107の通孔1155周辺の保 持片1151箇所とねじ1161の頭部1157との間、及び、レーザ枠110 7の両側片1149の先端部1150とこれが当接する鏡枠1105の延出部1 147箇所との間を、それぞれ接着剤(図示せず)により接着し、レーザ枠11 07を鏡枠1105に対して光軸L1方向及び該光軸L1と直交する方向に位置 決め固定する。
【0029】 また、基板1109の鏡枠1105への取着は、上述したレーザ枠1107の 鏡枠1105に対する位置決め固定後に行われる。 このとき、基板1109を鏡枠1105のボス1141に取着するねじ116 9の不図示のねじ部よりも、基板1109の通孔1165が大きい径で形成され ているため、両者の径の差に応じて基板1109を、鏡枠1105に対して前記 光軸L1に直交する任意の方向へ移動させることができる。
【0030】 従って、半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯合わせに伴 って、半導体レーザ1101の3本の端子1113と鏡枠1105のボス114 1との相対位置が変わっても、これに対応して基板1109の孔1163を半導 体レーザ1101の3本の端子1113に臨ませ、これらを該孔1163に挿通 した状態で、ねじ1169により基板1109を鏡枠1105のボス1141に 取着することができる。
【0031】 次に、上述した第1実施例の変形例を図4乃至図6に基づいて説明する。 尚、図4乃至図6において図2及び図3に示すものと同一の要素には、それら の図で付したものと同一の引用符号を付し、その説明を省略する。 図4乃至図6に示す第1実施例の変形例に係る光源部構造は、前記コリメータ レンズ1103のピント合わせを、第1実施例の光源部構造よりもさらに容易に 行えるようにしたものである。
【0032】 まず、図4を参照して第1実施例の第1変形例について説明する。 上述の第1実施例の光源部構造では図2及び図3に示すように、レーザ枠11 07を鏡枠1105に取着するために2つのねじ1161を用い、この2つのね じ1161をレーザ枠1107の2つの通孔1155に挿通して、それらのねじ 部1159を鏡枠1105の端面1140の2つのねじ孔1143に螺着してい る。 これに対し、第1変形例の光源部構造では、図4中には現れないが、鏡枠11 05のねじ孔1143と、レーザ枠1107の通孔1155とをそれぞれ1つず つ省略し、図4に示すように、レーザ枠1107を鏡枠1105に取着するため のねじ1161を1つにしている。
【0033】 レーザ枠1107を鏡枠1105に1つのねじ1161で取着する場合、レー ザ枠1107の両側片1149の弾性係数が互いに同じで、且つ、その1つのね じ1161の頭部1157が係合するレーザ枠1107の保持片1151箇所が 該レーザ枠1107の長手方向及びこれと直交する幅方向における中央であれば 、この1つのねじ1161を螺動してレーザ枠1107をコリメータレンズ11 03の光軸L1方向に移動させても、レーザ枠1107の保持片1151部分と 鏡枠1105の端面1140とを常に平行に保つことができる。
【0034】 しかし、図4に示すように、保持片1151の中央箇所に半導体レーザ110 1が保持されており、この中央箇所から前記長手方向にずれた位置に図4中不図 示の通孔1155が形成されている場合、両側片1149の弾性係数が互いに同 じであると、ねじ1161を螺動してレーザ枠1107を前記光軸L1方向に移 動させたときに、レーザ枠1107の保持片1151部分が鏡枠1105の端面 1140に対して傾いてしまう。 このため、図4に示す第1変形例の光源部構造では、前記1つのねじ1161 の頭部1157が係合するレーザ枠1107の保持片1151箇所の、該レーザ 枠1107の長手方向における位置に応じて、該各側片1149の弾性係数を互 いに異ならせている。
【0035】 そこで、各側片1149の弾性係数をどのような値に設定すればよいかについ て、図5の模式図を参照して説明する。 尚、図5においては、レーザ枠1107の両側片1149を模式的にばねで示 しており、図5中Xは、前記1つのねじ1161の頭部1157が係合するレー ザ枠1107の保持片1151上の係合箇所、Y,Zは、前記係合箇所Xから遠 い側の前記側片1149及び近い側の前記側片1149のそれぞれの先端部11 50(図5中不図示)と、前記係合箇所Xとの間隔をそれぞれ示している。
【0036】 ここで、前記係合箇所Xから遠い側の前記側片1149の弾性係数をK1、該 係合箇所Xから近い側の前記側片1149の弾性係数をK2とし、ねじ1161 の頭部1157の係合によって係合箇所Xに前記光軸L1に沿う方向へ押圧力P がかかるものとすると、係合箇所Xから遠い側及び近い側の各側片1149に加 わる力P1,P2はそれぞれ、P1=ZP/(Y+Z),P2=YP/(Y+Z )となる。
【0037】 このため、係合箇所Xから遠い側及び近い側の各側片1149の、前記光軸L 1に沿う方向への変位量δ1,δ2は、それぞれδ1=K1×P1=K1×{Z P/(Y+Z)},δ2=K2×P2=K2×{YP/(Y+Z)}となる。 従って、前記1つのねじ1161を螺動してレーザ枠1107を前記光軸L1 方向に移動させても、レーザ枠1107の保持片1151部分と鏡枠1105の 端面1140との平行を保つことができるようにするためには、δ1=δ2とす ればよい。 そのためには、K1×{ZP/(Y+Z)}=K2×{YP/(Y+Z)}と なるように、即ち、各側片1149の弾性係数K1とK2を、K1:K2=YP /(Y+Z):ZP/(Y+Z)の関係を満たすように設定すればよい。
【0038】 そして、図4に示す第1変形例の光源部構造では、各側片1149の弾性係数 K1とK2が前記関係を満たすようにするために、レーザ枠1107の長手方向 と直交する方向の幅Tに対して、前記係合箇所Xから遠い側の側片1149の幅 T1をT1=ZT/(Y+Z)とし、また、係合箇所Xから近い側の側片114 9の幅T2をT2=YT/(Y+Z)としている。 このような構成としたことから、この第1変形例の光源部構造では、図4の1 つのねじ1161を螺動することで、レーザ枠1107の保持片1151部分と 鏡枠1105の端面1140との平行を保ちつつ、ねじ1161の頭部1157 に追従してレーザ枠1107の保持片1151を光軸L1方向に移動させること ができる。
【0039】 このため、先に説明した第1実施例の光源部構造では、コリメータレンズ11 03のピント合わせを行うために、レーザ枠1107の保持片1151部分と鏡 枠1105の端面1140との平行が保たれるように注意しながら2つのねじ1 161を螺動しなければならないのに対して、第1変形例の光源部構造では、そ のような注意を払う必要がなくなり、前記コリメータレンズ1103のピント合 わせを第1実施例の光源部構造よりも容易に行うことができる。 そして、この第1変形例の光源部構造でも第1実施例の光源部構造と同様に、 従来の構成に比べて部品点数を削減し、コストの低減を図ることができる。
【0040】 尚、コリメータレンズ1103のピント合わせの終了後には、レーザ枠110 7を鏡枠1105に対して光軸L1方向及び該光軸L1と直交する方向に位置決 め固定するために、第1実施例の説明で述べた箇所と同じ鏡枠1105及びレー ザ枠1107の箇所を接着剤(図示せず)により接着する。
【0041】 次に、図6を参照して第1実施例の第2変形例について説明する。 この第2変形例の光源部構造では、第1実施例においてレーザ枠1107を鏡 枠1105に取着するための鏡枠1105のねじ孔1143やレーザ枠1107 の通孔1155、ねじ1161、及び鏡枠1105の延出部1147が省略され ている。
【0042】 そして、これらに代えて図6に示すように、前記開口1137側の鏡枠110 5の外周面にフランジ1171が形成され、その外周面1173に雄ねじ部11 75が形成されている。 また、このフランジ1171の雄ねじ部1175には、断面略コ字状及び平面 正円状でその内周面1179に雌ねじ部1181が形成されたキャップ1177 (係合手段に相当)が螺着されている。 さらに、このキャップ1177の上部1183には、鏡枠1105の両ボス1 141の間隔より大きい径の開口1185が形成されている。
【0043】 キャップ1177をフランジ1171に螺着すると、図6に示すように、両ボ ス1141が開口1185から基板1109側に突出する。また、レーザ枠11 07の凹部1153より外周側の保持片1151箇所が、キャップ1177の上 部1183の裏面1187で前記開口1185の周縁の箇所に当接し、レーザ枠 1107が鏡枠1105の端面1140とキャップ1177の裏面1187との 間に、前記光軸L1に直交する任意の方向に移動可能に挟持される。
【0044】 このとき、レーザ枠1107は両側片1149の弾性により、前記光軸L1方 向でキャップ1177の裏面1187の向きに付勢されており、キャップ117 7を螺動すると、鏡枠1105の端面1140とキャップ1177の裏面118 7との間隔が変わり、該裏面1187に追従して、レーザ枠1107の保持片1 151が前記光軸L1方向に移動する。
【0045】 従って、図6に示す第2変形例の光源部構造では、鏡枠1105の端面114 0とキャップ1177の裏面1187との間に挟持されたレーザ枠1107を、 光軸L1に直交する任意の方向に適宜移動させることで、半導体レーザ1101 とコリメータレンズ1103との芯合わせを行うことができる。 また、第2変形例の光源部構造では、キャップ1177を螺動することで、半 導体レーザ1101の出射面1117とコリメータレンズ1103の一側112 3との間隔を調整し、コリメータレンズ1103のピント合わせを行うことがで きる。 そして、特に、コリメータレンズ1103のピント合わせを行うに際し、レー ザ枠1107の保持片1151部分と鏡枠1105の端面1140との平行を保 ちつつ、レーザ枠1107を前記光軸L1方向に移動させる場合、その作業を第 1実施例の光源部構造よりも容易に行うことができる。
【0046】 尚、上述した半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯合わせ 及びピント合わせが終了したならば、キャップ1177の開口1185の縁部と 、キャップ1177の裏面1187に当接するレーザ枠1107の保持片115 1箇所との間を不図示の接着剤により接着して、レーザ枠1107を鏡枠110 5に対して光軸L1方向及び該光軸L1と直交する方向に位置決め固定し、その 後、ねじ1167を用いて基板1109を鏡枠1105に取着する。
【0047】 次に、本考案の第2実施例に係る光源部構造を図7及び図8に基づいて説明す る。 尚、図7及び図8において図2乃至図6に示すものと同一の要素には、それら の図で付したものと同一の引用符号を付し、その説明を省略する。 図7及び図8に示す本考案の第2実施例に係る光源部構造は、上述の第1実施 例の第1及び第2変形例と同様に、前記コリメータレンズ1103のピント合わ せを容易に行えるようにしたものである。
【0048】 この第2実施例の光源部構造では図8に示すように、鏡枠1105のボス11 41が、上述の第1実施例やその第1及び第2変形例とは90°位相をずらして 、延出部1147の延出方向に沿うように鏡枠1105の開口1137の両側に 突設されている。 また、本実施例の光源部構造では図8に示すように、鏡枠1105の端面11 40で前記ボス1141から90°位相をずらした開口1137の側部箇所に、 大径の穴1142が形成されており、図7に示すように該穴1142の底部に小 径のねじ孔1144が形成されている。
【0049】 さらに、本実施例の光源部構造では、第1実施例におけるレーザ枠1107に 代えて図7及び図8に示す平板状のレーザ枠1189が用いられ、図8に示すよ うにこのレーザ枠1189の略中央箇所1189aには、半導体レーザ1101 のフランジ1115部分が嵌合、保持される凹部1190(半導体レーザ保持部 分に相当)が形成され、レーザ枠1189の基端1189b(延出部分に相当) には、鏡枠1105の穴1142より大径の通孔1191が形成されている。
【0050】 前記通孔1191には図7に示すように、該通孔1191より大径の頭部11 92と、この頭部1192に連なり鏡枠1105の穴1142と略々同径か若干 小径の軸部1193と、この軸部1193の先端に形成されたねじ部1194と で構成されるねじ部材1195が挿通され、その軸部1193が鏡枠1105の 穴1142に嵌挿され、ねじ部1194が前記ねじ孔1144に螺合されている 。
【0051】 従って、レーザ枠1189はねじ部材1195により鏡枠1105に取着され ており、レーザ枠1189の通孔1191がねじ部材1195の軸部1193よ り大きい径で形成されていることから、両者の径の差に応じてレーザ枠1189 を、鏡枠1105に対して前記光軸L1に直交する任意の方向へ移動させること ができ、これにより、半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯 合わせを行うことができる。
【0052】 また、図7に示すように、レーザ枠1189と鏡枠1105との間の前記軸部 1193にはコイルばね1196(ばね部材に相当)が巻装され、その両端がレ ーザ枠1189の鏡枠1105に臨む面1197と鏡枠1105の端面1140 とに当接している。 従って、レーザ枠1189はコイルばね1196により、鏡枠1105から前 記光軸L1方向に離間するように付勢されており、ねじ部材1195を螺動する と、その頭部1192と鏡枠1105の端面1140との間隔が変わり、これに 追従してレーザ枠1189の通孔1191箇所が前記光軸L1方向に移動する。
【0053】 このため、ねじ部材1195を螺動することで、半導体レーザ1101の出射 面1117とコリメータレンズ1103の一側1123との間隔を調整し、前記 コリメータレンズ1103のピント合わせを行うことができる。 そして、本実施例の光源部構造によっても、コリメータレンズ1103のピン ト合わせを行うに際し、レーザ枠1189の面1197と鏡枠1105の端面1 140との平行を保ちつつ、レーザ枠1189を前記光軸L1方向に移動させる 場合、その作業を第1実施例の光源部構造よりも容易に行うことができる。 また、この第2実施例の光源部構造でも第1実施例及びその第1、第2変形例 の光源部構造と同様に、従来の構成に比べて部品点数を削減し、コストの低減を 図ることができる。
【0054】 尚、上述した半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯合わせ 及びピント合わせが終了したならば、ねじ部材1195の頭部1192とレーザ 枠1189の通孔1191との間、及び、コイルばね1196の一端とこれが当 接する鏡枠1105の端面1140箇所との間を、それぞれ不図示の接着剤によ り接着して、レーザ枠1189を鏡枠1105に対して光軸L1方向及び該光軸 L1と直交する方向に位置決め固定し、その後、ねじ1167を用いて基板11 09を鏡枠1105に取着する。
【0055】 次に、本考案の第3実施例に係る光源部構造を図9及び図10に基づいて説明 する。 尚、図9及び図10において図2乃至図8に示すものと同一の要素には、それ らの図で付したものと同一の引用符号を付し、その説明を省略する。
【0056】 上述の第1実施例、その第1、第2変形例、及び第2実施例に係る光源部構造 では、半導体レーザ1101を保持する部材を、コリメータレンズ1103を保 持する部材に対して、前記光軸L1方向に離間するように付勢して取着し、それ らの間隔を調整することで前記コリメータレンズ1103のピント合わせを行う 構成としていた。 これに対し、第3実施例の光源部構造では、半導体レーザ1101を保持する 部材に対して該半導体レーザ1101を前記光軸L1方向に移動させることで、 前記コリメータレンズ1103のピント合わせを行う構成としている。
【0057】 この第3実施例の光源部構造では図9に示すように、第1実施例における鏡枠 1105の凹部1139と延出部1147とが省略され、第1実施例におけるレ ーザ枠1107に代えて、図9及び図10に示す、鏡枠1105の2つのねじ孔 1143の列設方向を長手方向とする平板状のレーザ枠1197が用いられてい る。 図9及び図10に示すように、レーザ枠1197の両側部分1197a(延出 部分に相当)には、鏡枠1105のねじ孔1143より大径の一対の通孔119 8が形成されている。
【0058】 各通孔1198には図9に示すように、第1実施例の光源部構造で用いたもの と同じねじ1161が挿通され、そのねじ部1159が前記鏡枠1105のねじ 孔1143に螺合され、このねじ1161によりレーザ枠1197は鏡枠110 5に取着されている。 ところで、図9に示すように前記各通孔1198は、ねじ1161の頭部11 57より小さい径で形成されている。このため、ねじ1161の頭部1157と 通孔1198との径の差に応じてレーザ枠1197を、鏡枠1105に対して前 記光軸L1に直交する任意の方向へ移動させることができ、これにより、半導体 レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯合わせを行うことができる。
【0059】 また、図10に示すように、前記レーザ枠1197の略中央箇所1197bに は通孔1199aが形成され、この通孔1199aの縁から保持部1199bと 、弾性を有する当接部1199cとが折曲形成されて、そのそれぞれが図9に示 すように半導体レーザ1101の側部1102の対向する箇所に当接している。 従って、半導体レーザ1101は、当接部1199cの弾性により該当接部1 199cと保持部1199bとで挟持され、且つ、前記光軸L1方向に移動可能 とされている。 尚、この第3実施例では、保持部1199b及び当接部1199cで半導体レ ーザ保持部分が構成されている。
【0060】 このため、例えば、当初は半導体レーザ1101のフランジ1115を保持部 1199bの先端に当接させた状態で、ねじ1161によりレーザ枠1197を 鏡枠1105に取着し、その後、半導体レーザ1101を前記光軸L1方向に適 宜移動することで、前記コリメータレンズ1103のピント合わせを行うことが できる。 そして、この第3実施例の光源部構造でも第1実施例、その第1、第2変形例 、及び第2実施例の光源部構造と同様に、従来の構成に比べて部品点数を削減し 、コストの低減を図ることができる。
【0061】 尚、半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯合わせや、上述 したコリメータレンズ1103のピント合わせが終了したならば、ねじ1161 を締め付けてレーザ枠1197を鏡枠1105に対して光軸L1と直交する方向 に位置決め固定すると共に、当接部1199aや保持部1199bの先端と、こ れらが当接する半導体レーザ1101の側部1102との間を不図示の接着剤に より接着して、レーザ枠1197を鏡枠1105に対して光軸L1方向に位置決 め固定し、その後、ねじ1167を用いて基板1109を鏡枠1105に取着す る。
【0062】 そして、以上に説明した第1乃至第3実施例や、第1実施例の第1及び第2変 形例の光源部構造によれば、コリメータレンズ1103のピント合わせを行った 際の半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯ずれの度合いや、 半導体レーザ1101とコリメータレンズ1103との芯合わせを行った際のコ リメータレンズ1103のピントずれの度合いを、従来の光源部構造を用いた場 合のそれの度合いに比べて少なくすることができる。 従って、上述の各実施例及びその変形例の光源部構造によれば、コリメータレ ンズ1103のピント合わせの調整作業や半導体レーザ1101とコリメータレ ンズ1103との芯合わせの調整作業を、従来の光源部構造に比べて簡単容易に 行うことができる。
【0063】
以上説明したように本考案によれば、半導体レーザと、前記半導体レーザから 出力されるレーザ光を平行光線束のレーザビームに変換するコリメータレンズと を有する光学系の光源部の構造であって、前記コリメータレンズを保持し該コリ メータレンズの光軸方向に開口を有する鏡枠と、前記半導体レーザを保持し該半 導体レーザを前記開口から前記コリメータレンズに臨ませるように前記鏡枠に取 着されるレーザ枠とを備え、前記レーザ枠は、前記半導体レーザを保持する部分 とこの保持する部分から前記開口の周縁の前記鏡枠部分に延出する部分とで構成 され、該延出する部分において前記鏡枠に前記光軸方向と該光軸方向に直交する 方向とにそれぞれ移動可能に取着されている構成とした。 このため、従来の、鏡枠をフランジ枠にコリメータレンズの光軸方向に移動可 能に取着し、このフランジ枠にレーザ枠を前記光軸と直交する方向に移動可能に 取着する構成に比べて、部品点数を削減してコストの低減を図ることができ、且 つ、半導体レーザとコリメータレンズとの位置調整を簡単容易に行うことができ る。
【図1】本考案の光学系の光源部構造が適用される光走
査装置の概略構成を示す説明図である。
査装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】本考案の第1実施例に係る光源部構造を示す断
面図である。
面図である。
【図3】図2に示す鏡枠の平面図である。
【図4】図2に示す第1実施例の第1変形例に係る光源
部構造を示す斜視図である。
部構造を示す斜視図である。
【図5】図4に示す光源部構造の要部を示す模式図であ
る。
る。
【図6】図2に示す第1実施例の第2変形例に係る光源
部構造を示す断面図である。
部構造を示す断面図である。
【図7】本考案の第2実施例に係る光源部構造を示す断
面図である。
面図である。
【図8】図7に示す鏡枠の平面図である。
【図9】本考案の第3実施例に係る光源部構造を示す断
面図である。
面図である。
【図10】図9に示すレーザ枠の斜視図である。
1 光走査装置 11 光源ユニット 1101 半導体レーザ 1103 コリメータレンズ 1105 鏡枠 1107,1189,1197 レーザ枠 1137 鏡枠開口 1151 保持片(レーザ枠延出部分) 1153,1190 凹部(レーザ枠半導体レーザ保持
部分) 1161 ねじ(ねじ部材) 1177 キャップ(係合手段) 1189b レーザ枠基端(レーザ枠延出部分) 1195 ねじ部材 1196 コイルばね(ねじ部材) 1197a レーザ枠両側部分(レーザ枠延出部分) 1199b 保持部(レーザ枠半導体レーザ保持部分) 1199c 当接部(レーザ枠半導体レーザ保持部分) B0 レーザビーム L1 コリメータレンズ光軸
部分) 1161 ねじ(ねじ部材) 1177 キャップ(係合手段) 1189b レーザ枠基端(レーザ枠延出部分) 1195 ねじ部材 1196 コイルばね(ねじ部材) 1197a レーザ枠両側部分(レーザ枠延出部分) 1199b 保持部(レーザ枠半導体レーザ保持部分) 1199c 当接部(レーザ枠半導体レーザ保持部分) B0 レーザビーム L1 コリメータレンズ光軸
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体レーザと、 前記半導体レーザから出力されるレーザ光を平行光線束
のレーザビームに変換するコリメータレンズとを有する
光学系の光源部の構造であって、 前記コリメータレンズを保持し該コリメータレンズの光
軸方向に開口を有する鏡枠と、 前記半導体レーザを保持し該半導体レーザを前記開口か
ら前記コリメータレンズに臨ませるように前記鏡枠に取
着されるレーザ枠とを備え、 前記レーザ枠は、前記半導体レーザを保持する部分とこ
の保持する部分から前記開口の周縁の前記鏡枠部分に延
出する部分とで構成され、該延出する部分において前記
鏡枠に前記光軸方向と該光軸方向に直交する方向とにそ
れぞれ移動可能に取着されている、 ことを特徴とする光学系の光源部構造。 - 【請求項2】 前記レーザ枠を前記鏡枠から前記光軸方
向に離間させる付勢手段と、前記鏡枠に前記光軸方向に
移動可能に結合され、該鏡枠に臨む側とは反対側の前記
レーザ枠の面と係合する係合手段とをさらに備える請求
項1記載の光学系の光源部構造。 - 【請求項3】 前記レーザ枠は弾性部材で形成され、該
レーザ枠により前記付勢手段が構成されている請求項2
記載の光学系の光源部構造。 - 【請求項4】 前記付勢手段は前記レーザ枠と鏡枠との
間に介設されたばね部材で構成されている請求項2記載
の光学系の光源部構造。 - 【請求項5】 前記レーザ枠は、該レーザ枠を貫通し前
記鏡枠に螺合されるねじ部材により該鏡枠に取着され、
このねじ部材により前記係合手段が構成されている請求
項2、3又は4記載の光学系の光源部構造。 - 【請求項6】 半導体レーザと、 前記半導体レーザから出力されるレーザ光を平行光線束
のレーザビームに変換するコリメータレンズとを有する
光学系の光源部の構造であって、 前記コリメータレンズを保持し該コリメータレンズの光
軸方向に開口を有する鏡枠と、 前記半導体レーザを保持し該半導体レーザを前記開口か
ら前記コリメータレンズに臨ませるように前記鏡枠に取
着されるレーザ枠とを備え、 前記レーザ枠は、前記半導体レーザを保持する部分とこ
の保持する部分から前記開口の周縁の前記鏡枠部分に延
出する部分とで構成され、前記延出する部分において前
記鏡枠に前記光軸方向と直交する方向に位置調整可能に
取着されており、 前記半導体レーザは前記保持する部分に前記光軸方向に
移動可能に取着されている、 ことを特徴とする光学系の光源部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP781793U JPH0662562U (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 光学系の光源部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP781793U JPH0662562U (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 光学系の光源部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662562U true JPH0662562U (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=11676152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP781793U Pending JPH0662562U (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 光学系の光源部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662562U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323039B1 (ko) * | 1999-09-14 | 2002-02-09 | 이형도 | 광주사장치의 레이저 다이오드 모듈 조립장치 |
JP2009294238A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置および画像形成装置 |
JP2014021289A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Konica Minolta Inc | 光源装置、走査光学装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP781793U patent/JPH0662562U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323039B1 (ko) * | 1999-09-14 | 2002-02-09 | 이형도 | 광주사장치의 레이저 다이오드 모듈 조립장치 |
JP2009294238A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置および画像形成装置 |
JP2014021289A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Konica Minolta Inc | 光源装置、走査光学装置及び画像形成装置 |
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