JPH0662425A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH0662425A JPH0662425A JP4231280A JP23128092A JPH0662425A JP H0662425 A JPH0662425 A JP H0662425A JP 4231280 A JP4231280 A JP 4231280A JP 23128092 A JP23128092 A JP 23128092A JP H0662425 A JPH0662425 A JP H0662425A
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- ntsc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】１台の磁気記録再生装置でハイビジョン信号と
ＮＴＳＣ信号の記録を可能にする。 【構成】図１（ａ）に示す入力端子には、ハイビジョン
信号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB,ＰR またはＮＴＳＣ信号
の輝度信号Ｙ、複合色信号Ｃが入力される。切換スイッ
チ２，５によりハイビジョン用信号処理回路３またはＮ
ＴＳＣ信号用信号処理回路４が選択される。ハイビジョ
ン用信号処理回路３は１フィールドのハイビジョン信号
について輝度信号Ｙは時間軸伸長し、色信号ＰB,ＰR は
１水平走査期間毎に間引いて時間圧縮を行った上線順次
化し、それらをシャフリング処理して２チャンネルに分
割してＴＣＩ信号を形成する。ＮＴＳＣ信号用信号処理
回路４は１フィールドのＮＴＳＣ信号について輝度信号
Ｙと複合色信号Ｃをシャフリング処理して輝度信号Ｙを
一方のチャンネルに複合色信号Ｃを他方のチャンネルに
配分する。
ＮＴＳＣ信号の記録を可能にする。 【構成】図１（ａ）に示す入力端子には、ハイビジョン
信号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB,ＰR またはＮＴＳＣ信号
の輝度信号Ｙ、複合色信号Ｃが入力される。切換スイッ
チ２，５によりハイビジョン用信号処理回路３またはＮ
ＴＳＣ信号用信号処理回路４が選択される。ハイビジョ
ン用信号処理回路３は１フィールドのハイビジョン信号
について輝度信号Ｙは時間軸伸長し、色信号ＰB,ＰR は
１水平走査期間毎に間引いて時間圧縮を行った上線順次
化し、それらをシャフリング処理して２チャンネルに分
割してＴＣＩ信号を形成する。ＮＴＳＣ信号用信号処理
回路４は１フィールドのＮＴＳＣ信号について輝度信号
Ｙと複合色信号Ｃをシャフリング処理して輝度信号Ｙを
一方のチャンネルに複合色信号Ｃを他方のチャンネルに
配分する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はビデオ信号の磁気記録
再生装置に係わり、特に、ハイビジョン信号とＮＴＳＣ
信号を記録再生できる磁気記録再生装置に関する。
再生装置に係わり、特に、ハイビジョン信号とＮＴＳＣ
信号を記録再生できる磁気記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のハイビジョン用磁気記録再生装置
（ＶＴＲ）はハイビジョン信号しか記録再生できなかっ
た。
（ＶＴＲ）はハイビジョン信号しか記録再生できなかっ
た。
【０００３】また、従来のＮＴＳＣ信号を記録再生する
ＶＨＳ方式の磁気記録再生装置は輝度信号と色信号を同
一チャンネルに周波数多重化して記録再生していた。
ＶＨＳ方式の磁気記録再生装置は輝度信号と色信号を同
一チャンネルに周波数多重化して記録再生していた。
【０００４】さらに、従来のＮＴＳＣ信号を記録再生す
るＶＨＳ方式やＳ−ＶＨＳ方式のＶＴＲではメタルテー
プが使用されずヘッド走査速度も遅かった。
るＶＨＳ方式やＳ−ＶＨＳ方式のＶＴＲではメタルテー
プが使用されずヘッド走査速度も遅かった。
【０００５】
【発明が解決しようとする問題点】上記した従来のハイ
ビジョン用ＶＴＲを用いる場合、一般のＮＴＳＣ信号を
記録するためには別のＶＴＲを準備しなければならず、
コスト高となり、また、スペースを多く必要とするとい
う問題があった。
ビジョン用ＶＴＲを用いる場合、一般のＮＴＳＣ信号を
記録するためには別のＶＴＲを準備しなければならず、
コスト高となり、また、スペースを多く必要とするとい
う問題があった。
【０００６】また、従来のＮＴＳＣ信号を記録再生する
ＶＨＳ方式ＶＴＲは同一チャンネルに輝度信号と色信号
が記録されるために混変調による弊害が発生していた。
ＶＨＳ方式ＶＴＲは同一チャンネルに輝度信号と色信号
が記録されるために混変調による弊害が発生していた。
【０００７】さらに、従来のＮＴＳＣ信号を記録再生す
るＶＨＳ方式やＳ−ＶＨＳ方式のＶＴＲではメタルテー
プが使用されないため、ＦＭ周波数偏移が狭く、高周波
数大振幅波形の再現性がよくなかった。
るＶＨＳ方式やＳ−ＶＨＳ方式のＶＴＲではメタルテー
プが使用されないため、ＦＭ周波数偏移が狭く、高周波
数大振幅波形の再現性がよくなかった。
【０００８】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、ハイビジョン信
号とＮＴＳＣ信号との双方を記録再生できる磁気記録再
生装置を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、ハイビジョン信
号とＮＴＳＣ信号との双方を記録再生できる磁気記録再
生装置を提供することにある。
【０００９】この発明の他の目的は、ＮＴＳＣ信号を記
録再生するときに輝度信号と色信号との混変調がなく、
また、高周波数大振幅波形の再現性のよい磁気記録再生
装置を提供することである。
録再生するときに輝度信号と色信号との混変調がなく、
また、高周波数大振幅波形の再現性のよい磁気記録再生
装置を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明の磁気記録再生
装置は、ハイビジョン用信号処理回路によりハイビジョ
ンベースバンド信号の輝度信号Ｙを時間軸伸長し、色信
号ＰB,ＰR を１水平走査期間毎に間引いて時間圧縮を行
った上線順次化し、上記のように処理された輝度信号と
色信号とを２チャンネルに配分してＦＭ変調し磁気テー
プに記録する磁気記録再生装置に、前記ハイビジョン用
信号処理回路と並列にＮＴＳＣ信号用信号処理回路をス
イッチにより切換え可能に設け、ＮＴＳＣ信号の輝度信
号Ｙを前記２チャンネルの一方のチャンネルで記録再生
し、複合色信号Ｃは他方のチャンネルで記録再生するこ
とを可能としたものである。
装置は、ハイビジョン用信号処理回路によりハイビジョ
ンベースバンド信号の輝度信号Ｙを時間軸伸長し、色信
号ＰB,ＰR を１水平走査期間毎に間引いて時間圧縮を行
った上線順次化し、上記のように処理された輝度信号と
色信号とを２チャンネルに配分してＦＭ変調し磁気テー
プに記録する磁気記録再生装置に、前記ハイビジョン用
信号処理回路と並列にＮＴＳＣ信号用信号処理回路をス
イッチにより切換え可能に設け、ＮＴＳＣ信号の輝度信
号Ｙを前記２チャンネルの一方のチャンネルで記録再生
し、複合色信号Ｃは他方のチャンネルで記録再生するこ
とを可能としたものである。
【００１１】さらに、この発明の磁気記録再生装置は、
ハイビジョン用信号処理回路によりハイビジョンベース
バンド信号の輝度信号Ｙを時間軸伸長し、色信号ＰB,Ｐ
R を１水平走査期間毎に間引いて時間圧縮を行った上線
順次化し、上記のように処理された輝度信号と色信号と
を２チャンネルに配分してＦＭ変調し磁気テープに記録
する磁気記録再生装置に、前記ハイビジョン用信号処理
回路と並列にＮＴＳＣ信号用信号処理回路をスイッチに
より切換え可能に設け、ＮＴＳＣ信号の輝度信号Ｙを前
記２チャンネルの一方のチャンネルで記録再生し、色信
号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙは時間軸圧縮して他方のチャンネルで
記録再生することを可能としたものである。
ハイビジョン用信号処理回路によりハイビジョンベース
バンド信号の輝度信号Ｙを時間軸伸長し、色信号ＰB,Ｐ
R を１水平走査期間毎に間引いて時間圧縮を行った上線
順次化し、上記のように処理された輝度信号と色信号と
を２チャンネルに配分してＦＭ変調し磁気テープに記録
する磁気記録再生装置に、前記ハイビジョン用信号処理
回路と並列にＮＴＳＣ信号用信号処理回路をスイッチに
より切換え可能に設け、ＮＴＳＣ信号の輝度信号Ｙを前
記２チャンネルの一方のチャンネルで記録再生し、色信
号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙは時間軸圧縮して他方のチャンネルで
記録再生することを可能としたものである。
【００１２】
【作用】この発明の磁気記録再生装置によれば、ハイビ
ジョン信号を記録するときはスイッチによりハイビジョ
ン用信号処理回路が選択され輝度信号と色信号とが信号
処理され２チャンネルに配分されてＦＭ変調されて磁気
テープに記録される。
ジョン信号を記録するときはスイッチによりハイビジョ
ン用信号処理回路が選択され輝度信号と色信号とが信号
処理され２チャンネルに配分されてＦＭ変調されて磁気
テープに記録される。
【００１３】ハイビジョン信号を再生するときは、磁気
テープより再生された２チャンネルの信号がＦＭ復調さ
れハイビジョン用信号処理回路により元のハイビジョン
用輝度信号と色信号に戻される。
テープより再生された２チャンネルの信号がＦＭ復調さ
れハイビジョン用信号処理回路により元のハイビジョン
用輝度信号と色信号に戻される。
【００１４】また、ＮＴＳＣ信号を記録するときはスイ
ッチによりＮＴＳＣ信号用信号処理回路が選択され輝度
信号と色信号が信号処理される。色信号として複合色信
号が用いられる場合は前記ハイビジョン信号を記録する
１方のチャンネルにより輝度信号が記録され、他方のチ
ャンネルにより複合色信号が記録される。
ッチによりＮＴＳＣ信号用信号処理回路が選択され輝度
信号と色信号が信号処理される。色信号として複合色信
号が用いられる場合は前記ハイビジョン信号を記録する
１方のチャンネルにより輝度信号が記録され、他方のチ
ャンネルにより複合色信号が記録される。
【００１５】また、色信号として色信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ
が用いられる場合は１方のチャンネルにより輝度信号が
記録され、色信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙは時間軸圧縮して他方
のチャンネルにより記録される。
が用いられる場合は１方のチャンネルにより輝度信号が
記録され、色信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙは時間軸圧縮して他方
のチャンネルにより記録される。
【００１６】ＮＴＳＣ信号を再生するときは、磁気テー
プより再生された信号がＦＭ復調されＮＴＳＣ信号用信
号処理回路により元の輝度信号と色信号に戻される。
プより再生された信号がＦＭ復調されＮＴＳＣ信号用信
号処理回路により元の輝度信号と色信号に戻される。
【００１７】このようにハイビジョン用ＶＴＲにＮＴＳ
Ｃ信号用信号処理回路を追加するだけでハイビジョン信
号とＮＴＳＣ信号との双方を記録再生できるようになり
経済的であり、また、省スペース化が達成される。
Ｃ信号用信号処理回路を追加するだけでハイビジョン信
号とＮＴＳＣ信号との双方を記録再生できるようになり
経済的であり、また、省スペース化が達成される。
【００１８】また、ＮＴＳＣ信号を記録再生するときに
輝度信号と色信号とが別のチャンネルに記録再生される
ので混変調がなくなる。
輝度信号と色信号とが別のチャンネルに記録再生される
ので混変調がなくなる。
【００１９】さらに、ハイビジョン用ＶＴＲでは一般に
メタルテープが使用され、ヘッド走査速度も速いため、
ＦＭ周波数偏移が広く、高周波数大振幅波形の再現性が
よくなる。
メタルテープが使用され、ヘッド走査速度も速いため、
ＦＭ周波数偏移が広く、高周波数大振幅波形の再現性が
よくなる。
【００２０】
【実施例】この発明の実施例である磁気記録再生装置を
図面に基づいて説明する。図１はこの発明の第１の実施
例である磁気記録再生装置を示すブロック図である。図
１（ａ）は記録系ブロック図を示しており、図に示す入
力端子には、ハイビジョン信号の輝度信号Ｙ、色信号Ｐ
B,ＰR またはＮＴＳＣ信号の輝度信号Ｙ、複合色信号Ｃ
が入力される。これらの信号はＡ／Ｄコンバータ１でデ
ジタル信号に変換される。
図面に基づいて説明する。図１はこの発明の第１の実施
例である磁気記録再生装置を示すブロック図である。図
１（ａ）は記録系ブロック図を示しており、図に示す入
力端子には、ハイビジョン信号の輝度信号Ｙ、色信号Ｐ
B,ＰR またはＮＴＳＣ信号の輝度信号Ｙ、複合色信号Ｃ
が入力される。これらの信号はＡ／Ｄコンバータ１でデ
ジタル信号に変換される。
【００２１】ハイビジョン信号を記録する場合はＡ／Ｄ
コンバータ１でデジタル信号に変換さたハイビジョン信
号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB,ＰR が切換スイッチ２によ
りハイビジョン用信号処理回路３に入力される。
コンバータ１でデジタル信号に変換さたハイビジョン信
号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB,ＰR が切換スイッチ２によ
りハイビジョン用信号処理回路３に入力される。
【００２２】ハイビジョン用信号処理回路３は１フィー
ルドのハイビジョン信号について輝度信号Ｙは時間軸伸
長し、色信号ＰB,ＰR は１水平走査期間毎に間引いて時
間圧縮を行った上線順次化し、それらをシャフリング処
理して２チャンネルに分割してＴＣＩ（タイムコンプレ
ッションインテグレーション）信号を形成する。さらに
１水平走査期間毎に負極同期信号とＴＢＣ（タイムベー
スコレクタ）用のバーストを負荷して切換スイッチ５を
介してＤ／Ａコンバータ６に出力する。図２にハイビジ
ョン用信号処理回路３が出力する信号の構造を示す。図
では一方のチャンネルにＰB ＋Ｙが記録され他方のチャ
ンネルにＰR ＋Ｙが配置されているが、ＰB とＰR を２
つのチャンネルに振分けてもよい。
ルドのハイビジョン信号について輝度信号Ｙは時間軸伸
長し、色信号ＰB,ＰR は１水平走査期間毎に間引いて時
間圧縮を行った上線順次化し、それらをシャフリング処
理して２チャンネルに分割してＴＣＩ（タイムコンプレ
ッションインテグレーション）信号を形成する。さらに
１水平走査期間毎に負極同期信号とＴＢＣ（タイムベー
スコレクタ）用のバーストを負荷して切換スイッチ５を
介してＤ／Ａコンバータ６に出力する。図２にハイビジ
ョン用信号処理回路３が出力する信号の構造を示す。図
では一方のチャンネルにＰB ＋Ｙが記録され他方のチャ
ンネルにＰR ＋Ｙが配置されているが、ＰB とＰR を２
つのチャンネルに振分けてもよい。
【００２３】このように２チャンネルとなったデジタル
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
【００２４】ＮＴＳＣ信号を記録する場合はＡ／Ｄコン
バータ１でデジタル信号に変換さたＮＴＳＣ信号の輝度
信号Ｙ、復号色信号Ｃが切換スイッチ２によりＮＴＳＣ
信号用信号処理回路４に入力される。
バータ１でデジタル信号に変換さたＮＴＳＣ信号の輝度
信号Ｙ、復号色信号Ｃが切換スイッチ２によりＮＴＳＣ
信号用信号処理回路４に入力される。
【００２５】ＮＴＳＣ信号用信号処理回路４は１フィー
ルドのＮＴＳＣ信号について輝度信号Ｙと複合色信号Ｃ
をシャフリング処理して輝度信号Ｙを一方のチャンネル
に複合色信号Ｃを他方のチャンネルに配分する。さらに
１水平走査期間毎に負極同期信号とＴＢＣ（タイムベー
スコレクタ）用のバーストを付加して切換スイッチ５を
介してＤ／Ａコンバータ６に出力する。図３にＮＴＳＣ
信号用信号処理回路４が出力する信号の構造を示す。
ルドのＮＴＳＣ信号について輝度信号Ｙと複合色信号Ｃ
をシャフリング処理して輝度信号Ｙを一方のチャンネル
に複合色信号Ｃを他方のチャンネルに配分する。さらに
１水平走査期間毎に負極同期信号とＴＢＣ（タイムベー
スコレクタ）用のバーストを付加して切換スイッチ５を
介してＤ／Ａコンバータ６に出力する。図３にＮＴＳＣ
信号用信号処理回路４が出力する信号の構造を示す。
【００２６】このように２チャンネルとなったデジタル
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
【００２７】再生時には図１（ｂ）に示す再生系回路に
よりハイビジョン信号またはＮＴＳＣ信号の再生が行わ
れる。磁気ヘッド１１，１２により磁気テープから再生
された２チャンネルの信号は再生アンプ１３，１４で増
幅され、ＦＭ復調器１５，１６でＦＭ復調されＡ／Ｄコ
ンバータ１７に入力される。
よりハイビジョン信号またはＮＴＳＣ信号の再生が行わ
れる。磁気ヘッド１１，１２により磁気テープから再生
された２チャンネルの信号は再生アンプ１３，１４で増
幅され、ＦＭ復調器１５，１６でＦＭ復調されＡ／Ｄコ
ンバータ１７に入力される。
【００２８】さらに、Ａ／Ｄコンバータ１７でデジタル
信号に変換され、切換スイッチ１８，２０により選択さ
れたハイビジョン用信号処理回路１９またはＮＴＳＣ信
号用信号処理回路２０によりハイビジョン信号またはＮ
ＴＳＣ信号に戻されＤ／Ａコンバータ２２によりアナロ
グ信号とされて出力端子に出力される。
信号に変換され、切換スイッチ１８，２０により選択さ
れたハイビジョン用信号処理回路１９またはＮＴＳＣ信
号用信号処理回路２０によりハイビジョン信号またはＮ
ＴＳＣ信号に戻されＤ／Ａコンバータ２２によりアナロ
グ信号とされて出力端子に出力される。
【００２９】上記のように、ハイビジョン用磁気記録再
生装置にＮＴＳＣ信号用信号処理回路を付加することに
より、ＮＴＳＣ信号も記録再生することが可能となっ
た。ＮＴＳＣ信号を記録するときに１水平走査期間毎に
付加する負極同期信号とＴＢＣ用のバーストの幅を広く
する場合は、輝度信号Ｙおよび複合色信号Ｃを若干圧縮
すればよい。
生装置にＮＴＳＣ信号用信号処理回路を付加することに
より、ＮＴＳＣ信号も記録再生することが可能となっ
た。ＮＴＳＣ信号を記録するときに１水平走査期間毎に
付加する負極同期信号とＴＢＣ用のバーストの幅を広く
する場合は、輝度信号Ｙおよび複合色信号Ｃを若干圧縮
すればよい。
【００３０】ハイビジョン信号記録時のシリンダ回転数
は３６００ｒｐｍであるが、ＮＴＳＣ信号の記録時にシ
リンダ回転数を１８００ｒｐｍとしテープ速度を１／２
とすれば記録時間を倍とすることができ、また、ハイビ
ジョン信号記録用とは別の幅広の磁気ヘッドを用いるよ
うにすればＳ／Ｎ比を高めることができる。
は３６００ｒｐｍであるが、ＮＴＳＣ信号の記録時にシ
リンダ回転数を１８００ｒｐｍとしテープ速度を１／２
とすれば記録時間を倍とすることができ、また、ハイビ
ジョン信号記録用とは別の幅広の磁気ヘッドを用いるよ
うにすればＳ／Ｎ比を高めることができる。
【００３１】図４はこの発明の第２の実施例である磁気
記録再生装置を示すブロック図である。図４（ａ）は記
録系ブロック図を示しており、図に示す入力端子には、
ハイビジョン信号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB ，ＰR また
はＮＴＳＣ信号の輝度信号Ｙ、色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが
入力される。これらの信号はＡ／Ｄコンバータ１でデジ
タル信号に変換される。
記録再生装置を示すブロック図である。図４（ａ）は記
録系ブロック図を示しており、図に示す入力端子には、
ハイビジョン信号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB ，ＰR また
はＮＴＳＣ信号の輝度信号Ｙ、色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが
入力される。これらの信号はＡ／Ｄコンバータ１でデジ
タル信号に変換される。
【００３２】ハイビジョン信号を記録する場合はＡ／Ｄ
コンバータ１でデジタル信号に変換さたハイビジョン信
号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB ，ＰR が切換スイッチ２に
よりハイビジョン用信号処理回路３に入力される。
コンバータ１でデジタル信号に変換さたハイビジョン信
号の輝度信号Ｙ、色信号ＰB ，ＰR が切換スイッチ２に
よりハイビジョン用信号処理回路３に入力される。
【００３３】ハイビジョン用信号処理回路３は１フィー
ルドのハイビジョン信号について輝度信号Ｙは時間軸伸
長し、色信号ＰB ，ＰR は１水平走査期間毎に間引いて
時間圧縮を行った上線順次化し、それらをシャフリング
処理して２チャンネルに分割しＴＣＩ信号を形成する。
さらに１水平走査期間毎に負極同期信号とＴＢＣ用のバ
ーストを負荷して切換スイッチ５を介してＤ／Ａコンバ
ータ６に出力する。図５にハイビジョン用信号処理回路
３が出力する信号の構造を示す。図では一方のチャンネ
ルにＰB ＋Ｙが記録され他方のチャンネルにＰR ＋Ｙが
配置されているが、ＰB とＰR を２つのチャンネルに振
分けてもよい。
ルドのハイビジョン信号について輝度信号Ｙは時間軸伸
長し、色信号ＰB ，ＰR は１水平走査期間毎に間引いて
時間圧縮を行った上線順次化し、それらをシャフリング
処理して２チャンネルに分割しＴＣＩ信号を形成する。
さらに１水平走査期間毎に負極同期信号とＴＢＣ用のバ
ーストを負荷して切換スイッチ５を介してＤ／Ａコンバ
ータ６に出力する。図５にハイビジョン用信号処理回路
３が出力する信号の構造を示す。図では一方のチャンネ
ルにＰB ＋Ｙが記録され他方のチャンネルにＰR ＋Ｙが
配置されているが、ＰB とＰR を２つのチャンネルに振
分けてもよい。
【００３４】このように２チャンネルとなったデジタル
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
【００３５】ＮＴＳＣ信号を記録する場合はＡ／Ｄコン
バータ１でデジタル信号に変換さたＮＴＳＣ信号の輝度
信号Ｙ、色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが切換スイッチ２により
ＮＴＳＣ信号用信号処理回路４に入力される。
バータ１でデジタル信号に変換さたＮＴＳＣ信号の輝度
信号Ｙ、色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが切換スイッチ２により
ＮＴＳＣ信号用信号処理回路４に入力される。
【００３６】ＮＴＳＣ信号用信号処理回路４は１フィー
ルドのＮＴＳＣ信号について輝度信号Ｙと時間軸圧縮し
た色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙをシャフリング処理して輝度信
号Ｙを一方のチャンネルに色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙを他方
のチャンネルに配分する。さらに１水平走査期間毎に負
極同期信号とＴＢＣ（タイムベースコレクタ）用のバー
ストを付加して切換スイッチ５を介してＤ／Ａコンバー
タ６に出力する。図６にＮＴＳＣ信号用信号処理回路４
が出力する信号の構造を示す。
ルドのＮＴＳＣ信号について輝度信号Ｙと時間軸圧縮し
た色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙをシャフリング処理して輝度信
号Ｙを一方のチャンネルに色信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙを他方
のチャンネルに配分する。さらに１水平走査期間毎に負
極同期信号とＴＢＣ（タイムベースコレクタ）用のバー
ストを付加して切換スイッチ５を介してＤ／Ａコンバー
タ６に出力する。図６にＮＴＳＣ信号用信号処理回路４
が出力する信号の構造を示す。
【００３７】このように２チャンネルとなったデジタル
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
信号はＤ／Ａコンバータ６によりアナログ信号に変換さ
れた後、ＦＭ変調器７，８でＦＭ変調される。そのＦＭ
変調信号が各チャンネル毎に記録アンプ９，１０で増幅
されて磁気ヘッド１１，１２に印加される。磁気ヘッド
１１，１２は磁気テープをヘリカルスキャンして印加信
号を記録する。
【００３８】再生時には図４（ｂ）に示す再生系回路に
よりハイビジョン信号またはＮＴＳＣ信号の再生が行わ
れる。磁気ヘッド１１，１２により磁気テープから再生
された２チャンネルの信号は再生アンプ１３，１４で増
幅され、ＦＭ復調器１５，１６でＦＭ復調されＡ／Ｄコ
ンバータ１７に入力される。
よりハイビジョン信号またはＮＴＳＣ信号の再生が行わ
れる。磁気ヘッド１１，１２により磁気テープから再生
された２チャンネルの信号は再生アンプ１３，１４で増
幅され、ＦＭ復調器１５，１６でＦＭ復調されＡ／Ｄコ
ンバータ１７に入力される。
【００３９】さらに、Ａ／Ｄコンバータ１７でデジタル
信号に変換され、切換スイッチ１８，２０により選択さ
れたハイビジョン用信号処理回路１９またはＮＴＳＣ信
号用信号処理回路によりハイビジョン信号またはＮＴＳ
Ｃ信号に戻されＤ／Ａコンバータ２２によりアナログ信
号とされて出力端子に出力される。
信号に変換され、切換スイッチ１８，２０により選択さ
れたハイビジョン用信号処理回路１９またはＮＴＳＣ信
号用信号処理回路によりハイビジョン信号またはＮＴＳ
Ｃ信号に戻されＤ／Ａコンバータ２２によりアナログ信
号とされて出力端子に出力される。
【００４０】上記のように、ハイビジョン用磁気記録再
生装置にＮＴＳＣ信号用信号処理回路を付加することに
より、ＮＴＳＣ信号も記録再生することが可能となっ
た。また、負極同期信号とＴＢＣ用バーストを１水平走
査期間毎に付加して時間軸修正を可能としたのでジッタ
が改善される。
生装置にＮＴＳＣ信号用信号処理回路を付加することに
より、ＮＴＳＣ信号も記録再生することが可能となっ
た。また、負極同期信号とＴＢＣ用バーストを１水平走
査期間毎に付加して時間軸修正を可能としたのでジッタ
が改善される。
【００４１】ハイビジョン信号記録時のシリンダ回転数
は３６００ｒｐｍであるが、ＮＴＳＣ信号の記録時にシ
リンダ回転数を１８００ｒｐｍとしテープ速度を１／２
とすれば記録時間を倍とすることができ、また、ハイビ
ジョン信号記録用とは別の幅広の磁気ヘッドを用いるよ
うにすればＳ／Ｎ比を高めることができる。
は３６００ｒｐｍであるが、ＮＴＳＣ信号の記録時にシ
リンダ回転数を１８００ｒｐｍとしテープ速度を１／２
とすれば記録時間を倍とすることができ、また、ハイビ
ジョン信号記録用とは別の幅広の磁気ヘッドを用いるよ
うにすればＳ／Ｎ比を高めることができる。
【００４２】さらに、ハイビジョン信号をＮＴＳＣ信号
に変換してシリンダ回転数を１８００ｒｐｍとしテープ
速度を１／２として記録すれば長時間記録が可能とな
る。
に変換してシリンダ回転数を１８００ｒｐｍとしテープ
速度を１／２として記録すれば長時間記録が可能とな
る。
【００４３】
【発明の効果】この発明の磁気記録再生装置によれば、
ハイビジョン信号とＮＴＳＣ信号が１台の磁気記録再生
装置で記録再生可能となるので、経済的であり、また、
設置スペースが節約できる。
ハイビジョン信号とＮＴＳＣ信号が１台の磁気記録再生
装置で記録再生可能となるので、経済的であり、また、
設置スペースが節約できる。
【００４４】また、ＮＴＳＣ信号の記録時に輝度信号と
色信号とが別々のトラックに記録されるので混変調によ
る歪みが発生しない。
色信号とが別々のトラックに記録されるので混変調によ
る歪みが発生しない。
【００４５】さらに、従来のＮＴＳＣ信号の記録に比
べ、シリンダ回転数が２倍となり、また、メタルテープ
を使用するために、記録帯域が広くなり周波数デビエー
ションを拡大して解像度を高めることが可能となる。
べ、シリンダ回転数が２倍となり、また、メタルテープ
を使用するために、記録帯域が広くなり周波数デビエー
ションを拡大して解像度を高めることが可能となる。
【図１】図１（ａ）はこの発明の第１の実施例である磁
気記録再生装置の記録系のブロック図、図１（ｂ）は同
磁気記録再生装置の再生系のブロック図である。
気記録再生装置の記録系のブロック図、図１（ｂ）は同
磁気記録再生装置の再生系のブロック図である。
【図２】同磁気記録再生装置におけるハイビジョン信号
の信号記録形式を示す図である。
の信号記録形式を示す図である。
【図３】同磁気記録再生装置におけるＮＴＳＣ信号の信
号記録形式を示す図である。
号記録形式を示す図である。
【図４】図４（ａ）はこの発明の第２の実施例である磁
気記録再生装置の記録系のブロック図、図４（ｂ）は同
磁気記録再生装置の再生系のブロック図である。
気記録再生装置の記録系のブロック図、図４（ｂ）は同
磁気記録再生装置の再生系のブロック図である。
【図５】同磁気記録再生装置におけるハイビジョン信号
の信号記録形式を示す図である。
の信号記録形式を示す図である。
【図６】同磁気記録再生装置におけるＮＴＳＣ信号の信
号記録形式を示す図である。
号記録形式を示す図である。
１ Ａ／Ｄコンバータ ２ 切換スイッチ ３ ハイビジョン用信号処理回路 ４ ＮＴＳＣ信号用信号処理回路 ５ 切換スイッチ ６ Ｄ／Ａコンバータ ７，８ ＦＭ変調器 ９，１０ 記録アンプ １１ 磁気ヘッド １２ 磁気ヘッド １３，１４ 再生アンプ １５，１６ ＦＭ復調器 １７ Ａ／Ｄコンバータ １８ 切換スイッチ １９ ハイビジョン用信号処理回路 ２０ ＮＴＳＣ信号用信号処理回路 ２１ 切換スイッチ ２２ Ｄ／Ａコンバータ
Claims (2)
- 【請求項１】 ハイビジョン用信号処理回路によりハイ
ビジョンベースバンド信号の輝度信号Ｙを時間軸伸長
し、色信号ＰB,ＰR を１水平走査期間毎に間引いて時間
圧縮を行った上線順次化し、上記のように処理された輝
度信号と色信号とを２チャンネルに配分してＦＭ変調し
磁気テープに記録する磁気記録再生装置に、前記ハイビ
ジョン用信号処理回路と並列にＮＴＳＣ信号用信号処理
回路をスイッチにより切換え可能に設け、ＮＴＳＣ信号
の輝度信号Ｙを前記２チャンネルの一方のチャンネルで
記録再生し、複合色信号Ｃは他方のチャンネルで記録再
生することを可能とした磁気記録再生装置。 - 【請求項２】 ハイビジョン用信号処理回路によりハイ
ビジョンベースバンド信号の輝度信号Ｙを時間軸伸長
し、色信号ＰB,ＰR を１水平走査期間毎に間引いて時間
圧縮を行った上線順次化し、上記のように処理された輝
度信号と色信号とを２チャンネルに配分してＦＭ変調し
磁気テープに記録する磁気記録再生装置に、前記ハイビ
ジョン用信号処理回路と並列にＮＴＳＣ信号用信号処理
回路をスイッチにより切換え可能に設け、ＮＴＳＣ信号
の輝度信号Ｙを前記２チャンネルの一方のチャンネルで
記録再生し、色信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙは時間軸圧縮して他
方のチャンネルで記録再生することを可能とした磁気記
録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231280A JP2901432B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231280A JP2901432B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662425A true JPH0662425A (ja) | 1994-03-04 |
| JP2901432B2 JP2901432B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=16921133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4231280A Expired - Fee Related JP2901432B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2901432B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP4231280A patent/JP2901432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2901432B2 (ja) | 1999-06-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |