JPH0662202A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH0662202A
JPH0662202A JP4215964A JP21596492A JPH0662202A JP H0662202 A JPH0662202 A JP H0662202A JP 4215964 A JP4215964 A JP 4215964A JP 21596492 A JP21596492 A JP 21596492A JP H0662202 A JPH0662202 A JP H0662202A
Authority
JP
Japan
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output
image
input
unit
job
Prior art date
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Application number
JP4215964A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hatano
喜章 波多野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0662202A publication Critical patent/JPH0662202A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種のモードで画像出力が可能な複写機等の
画像処理装置において、異なる出力モードでの出力を最
速で行えるようにすること。 【構成】 画像入力手段と、入力画像データを記憶する
記憶手段と、シート上に画像を形成する画像形成手段
と、シートに対して後処理を行う後処理装置とを備えた
複写機等の画像処理装置において、入力画像データに対
して複数の出力モードを指定可能な指定手段と、指定さ
れた出力モードに基づいて上記各手段を制御する制御手
段を設け、この制御手段により、入力画像データの記憶
手段への記憶或いは入力画像データに基づく画像形成手
段による画像の形成のいずれか一方を行う処理と、記憶
手段への記憶と画像形成手段による画像形成との双方を
行う処理のいずれかの処理を指定手段によって指定され
た出力モードに基づいて選択して実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を入力手段により
読み取って得た画像データを一旦記憶装置に蓄積した後
に出力することが可能な画像処理装置に関し、特に、入
力手段からの同一な画像データ群に対して、単一ページ
毎に出力モードを切換えながら異なる出力パラメータで
出力させることができる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機においては、複写作業の効率を高
めるために自動原稿送り装置を併用することが行われて
いる。最も一般的な自動原稿送り装置は、原稿載置トレ
イに複数枚からなる原稿を載置し、原稿を1枚ずつ順次
プラテンガラス上に送り込み、各原稿毎に必要部数分だ
け複写を繰り返すものである。複写後の原稿は原稿載置
トレイとは別の場所に排出される。これは非循環式の自
動原稿送り装置である。
【0003】他の形式の自動原稿送り装置として、自動
原稿循環送り装置と呼ばれるものがある。この自動原稿
循環送り装置は、原稿載置トレイに載置された原稿を原
稿読み取り装置の原稿読み取り位置に自動給送して複写
を行い、複写後の原稿を再度原稿載置トレイに戻すもの
である。
【0004】自動原稿循環送り装置を用いた複写機によ
れば、ソーターを使用することなくコピーのソーティン
グを行うことができる等の利点があるが、この自動原稿
循環送り装置は、必要な部数分だけ、原稿を循環させな
がら複写を行う必要があるので、原稿を痛めやすい、装
置が複雑になる、原稿交換速度が遅い等の欠点がある。
【0005】これに対し、原稿をイメージセンサ等の入
力手段により読み取って一旦画像データに変換し、この
画像データを記憶装置に対して読み書きすることにより
原稿の循環送りを不要とする装置(以下電子原稿循環送
り装置と称する)が、例えば特開平2−81563号公
報で開示されている。
【0006】同公報に記載の装置によると、1部目は、
画像読み取り手段から読み取った画像データを記憶装置
に記憶すると共に出力装置から出力し、2部目以降は記
憶手段から画像データを読み出して出力するため、複数
部の出力を行う際に都合がよい。
【0007】また、上記電子原稿循環送り装置を利用し
たものとして、一旦画像データを記憶装置に格納してお
き、その後、格納画像データに対して、編集処理を施し
て出力を行う編集画像処理装置(特開平2−25206
2号公報参照)や、上記電子原稿循環送り装置により、
画像データを繰り返し出力している間に処理条件の変更
を可能にしたもの(特開平2−150861号公報)等
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平2−815
63号公報に記載の装置は、同一の出力モードで複数部
出力するものであり、一旦設定したモードは出力の途中
で変更することはできない。
【0009】また、特開平2−252062号公報に記
載の編集画像処理装置は、画像データを一旦全て格納し
た後、該格納データに対して編集設定(ページ挿入/削
除/合成/差し替え/入れ換え等)もしくはジョブパラ
メータ再設定(濃度補正、出力位置修正、白黒反転等)
を行うものである。
【0010】また、特開平2−150861号公報に記
載の装置においては、出力の途中で処理条件の変更が可
能であるが、同公報で対象としている処理とは、空間フ
ィルタ処理、濃度補正処理、白黒反転処理、変倍処理、
マスキング,トリミング等の編集処理、カラー変換処理
等のコピーの画像に対してだけ影響を与えるものであ
り、コピー用紙の排出経路等を決定する出力モードに影
響を与えるものではない。
【0011】しかしながら、同一の複数原稿に対して異
なる出力モードで出力するといった要求は多々あること
である。例えば、プレゼンテーション資料として一部は
OHP用の透明シートに出力し、他の複数部は配布のた
めの見開きの小冊子型にして出力(以下シグネチャ出力
と呼ぶ)する場合がある。
【0012】また、多数部を出力する場合には、出力画
像の画質をチェックするため最初に1部だけ出力するこ
とが行われている。ところが、要求された出力モード
が、コピーを部数単位でステイプル止めするものである
場合は、ソータ内に出力用紙が格納されてしまうため、
画質のチェックが行い難い。そこで、このような場合に
は、画質チェック用として一部だけを最上段の排出トレ
イに画像面を上にして出力させ、その他の部数はソータ
に出力したいという要求が出てくる。その際、一旦入力
を終了した後に出力した場合、変更時に再度全ページ入
力させなくてはならなくなるため、出力は入力ページ毎
に行われることが望ましい。
【0013】したがって、あらかじめ出力仕様が既知で
かつ複数種類ある場合、画像入力を終了させた後、編集
設定もしくはパラメータ再設定を利用することによっ
て、異なる出力仕様を繰り返し行わせることは操作効率
が悪く、しかも入力時の修正に対しては、全原稿の再入
力といった懸念点が挙げられるため、上記手段の適用は
不適格であるという問題があった。
【0014】本発明の目的は、異なる出力モードでの出
力を最速で行えるようにすることにある。また、本発明
の他の目的は、入力時の画質チェックを容易に行えるよ
うにすることにある。また、本発明の更に他の目的は、
操作効率を向上させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、前記目的を達成するため、画像データを入力するた
めの入力手段と、この入力手段によって入力された画像
データを記憶する記憶手段と、前記入力手段によって入
力された画像データに基づいてシート上に画像を形成す
る画像形成手段と、この画像形成手段によって画像が形
成されたシートに対して後処理する後処理手段と、前記
入力手段によって入力された画像データに対して複数の
出力モードを指定可能な指定手段と、この指定手段によ
って指定された出力モードに基づいて、前記入力手段、
前記記憶手段及び前記画像形成手段を制御する制御手段
とを有し、前記制御手段は、前記入力手段によって入力
された画像データの前記記憶手段への記憶或いは前記入
力手段によって入力された画像データに基づく画像形成
手段による画像の形成のいずれか一方を行う処理と、前
記記憶手段への記憶と前記画像形成手段による画像形成
との双方を行う処理のいずれかの処理を前記指定手段に
よって指定された出力モードに基づいて選択して実行す
るように制御するものである。
【0016】
【作用】指定手段によって、複数の出力モードを指定す
るかもしくは複数の出力モードが組み合わされた機能を
指定した後、スタートボタンが押下されると、それをト
リガとして、一種類の入力ジョブノード(入力パラメー
タ群)と複数種類の出力ジョブノード(出力パラメータ
群)が生成され、入力及び出力ジョブノードを組み合わ
せて動作を開始する。その際、各ジョブノードの内容及
び各装置の稼働状況が参照され、複数ある出力ジョブノ
ードは、最も早く出力可能なものが自動的に選択され
る。一組目のジョブ間で中断要求がなければそのまま処
理を続行し、次の出力ジョブノードとの組合せでジョブ
を開始し、全ての組合せが終了するまで繰り返される。
全組合せが終了した時、指定手段で指定したジョブは終
了となり、次のジョブの実行を開始する。指定手段は、
ジョブ動作中であっても次ジョブの指定を可能にしても
よいし、次ジョブ指定は禁止し、現ジョブの追加を可能
にしても良い。このように、あらかじめ複数の出力モー
ドがわかっている場合、事前にその旨を指定しておくこ
とにより、容易な操作でなおかつ最速に出力することが
でき、特に入力画像データの画質チェックの場合には威
力を発揮する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。本実施例においては、画像形成装置として複写機を
例に挙げて説明する。
【0018】図1は、本発明が適用される複写機の概略
構成を示す断面図である。複写機は、大きく分けて、原
稿画像に対応したトナー像を記録紙上に形成してコピー
を作成する複写機本体1と、複写機本体1の原稿載置面
に対して原稿を自動的に送り込む自動原稿送り装置2
と、複写機本体1から排出されたコピーに対してソーテ
ィング,ステイプル止め等の後処理を行う後処理装置3
とから構成されている。
【0019】複写機本体1の内部には、上側から、原稿
載置面であるプラテンガラス4上に載置された原稿を走
査して原稿画像を読み込む画像読み取り装置5と、この
画像読み取り装置5により得られた画像情報に基づいて
記録紙上に原稿画像に対応したトナー像を形成する画像
形成装置6と、この画像形成装置6に対して記録紙を供
給する給紙装置7とが配設されている。
【0020】上記自動原稿送り装置2は、複写機本体1
の上部に設けられたプラテンガラス4を開閉自在に覆う
ように設けられており、原稿載置トレイ8に積載された
原稿が送りローラ (図示せず) 及び搬送ベルト9により
1枚ずつ順次プラテンガラス4上に送られて複写され、
複写後の原稿は搬送ベルト9及び排出ローラ (図示せ
ず) により原稿排紙トレイ10に排出される。
【0021】画像読み取り装置5は、光学系として、露
光ランプ11、複数の反射ミラー12、レンズ13、イ
メージセンサ14等を備えており、露光ランプ11、反
射ミラー12をプラテンガラス4に沿って移動させ、原
稿からの反射光をイメージセンサ14に収束させ、原稿
の画像の濃淡を電気的な画像信号に変換する。この画像
信号は、画像読み取り装置5の内部に電気系として設け
られているA/D変換回路等によりディジタル形態の画
像データに変換される。この画像データは後述する処理
部に供給され、所定の信号処理を受けたのち画像形成装
置6に供給される。
【0022】画像形成装置6は、周知の電子写真法によ
り記録用紙上にトナー像を形成するものであり、帯電装
置15により均一に帯電された感光体ドラム16の表面
を、レーザー露光装置17からのレーザー光により露光
して静電潜像を形成する。
【0023】レーザー露光装置17は、画像読み取り装
置5からの画像データに基づいて駆動電流が変調される
半導体レーザー等のレーザー素子 (図示せず) 、レーザ
ー素子からのレーザー光を感光体ドラム16の表面の移
動方向と直交する方向に周期的に偏向する回転多面鏡1
8、反射ミラー19等から構成されている。
【0024】感光体ドラム16上の静電潜像は、現像機
20或いは21により現像されて感光体ドラム16上に
所望色のトナー像が形成され、このトナー像は、転写装
置22により給紙装置7の複数のトレイ7a〜7eのい
ずれかから経路Aに沿って送られてきた記録紙に転写さ
れる。なお、トレイ7a〜7cはそれぞれサイズの異な
った用紙が収納される給紙トレイ、トレイ7dは両面複
写のための記録紙を一時的に収納する中間トレイ、7e
は数100枚の記録紙を収納する大容量トレイである。
転写後に感光体ドラム16の表面に残った残留トナー
は、クリーニング装置23により除去される。
【0025】転写後の記録紙は、剥離装置24により感
光体ドラム16から剥離され、コンベア25で定着装置
26に搬送され、定着処理を受ける。定着後の用紙の経
路は、切り換えゲート27により、後処理装置3に進む
経路Bと、両面複写のために反転装置28を介して中間
トレイ7dに進む経路Cのいずれかに切り換えられる。
両面複写の場合には反転装置28で記録紙の表裏が反転
され、中間トレイ7dを経由し経路Aに沿って再度画像
形成装置6に供給され、今度は記録紙の裏面にトナー像
が形成された後、後処理装置3に送られる。
【0026】画像形成装置6から後処理装置3に排出さ
れた記録紙は、切り換えゲート29により、経路Dと経
路Eのいずれかに切り換えられる。経路Dに進んだ記録
紙はそのまま画像面を上にして経路Fに送られ、経路E
に進んだ記録紙は反転装置30で表裏が反転されて経路
Fに送られる。
【0027】経路Fを進む記録紙は、切り換えゲート3
1により、頂部トレイ32に向かう経路Gと、各種の後
処理を受ける経路Hに振り分けられる。経路Hに進んだ
記録紙は、垂直搬送ベルト33により経路Iに沿って下
方に向かって搬送され、切り換えゲート34により、ス
テイプル止めの処理を受ける経路Jとそのままソータビ
ン35に向かう経路Kに振り分けられる。経路Jに進ん
だ記録紙は保持トレイ36の中に排出され、必要枚数の
記録紙が溜まったら、ステイプラ37によりステイプル
止めされる。なお、シグネチャ出力の場合は記録紙の折
り目となる中央部がステイプル止めされる。ステイプル
止めされた記録紙は、再度垂直搬送ベルト33により下
方に向かって搬送され、ソータビン35の中の所定の位
置に排出される。
【0028】次に、上述の複写機の動作を制御するため
の電気回路について図2に示すブロック図を参照して説
明する。
【0029】図2に示される制御部41は、自動原稿送
り装置2、画像読み取り装置5、画像形成装置6及び記
録紙後処理装置3を、ジョブモード指定装置として機能
するオペレーションパネル等のユーザインターフェース
42により指定されたジョブモードに従って制御するた
めのシステム制御装置43、コマンド/ステータス信号
及び画像入力信号を制御する入力インターフェース4
4、コマンド/ステータス信号及び画像出力信号を制御
する出力インターフェース45、入力画像データを一時
格納するためのページバッファ46、大容量のデータ蓄
積用メモリとしてのハードディスク47を制御するディ
スク制御装置48、画像形成装置6,後処理装置3,出
力インターフェース45等の動作条件を切り換える出力
制御装置49、画像データの伝送に使用される画像デー
タバス50等を備えている。
【0030】上記ユーザインターフェース42は、具体
的には、キーボード、ランプや液晶ディスプレイ等の表
示装置であり、キーボードには、ジョブモードの設定を
行うボタンの他に、たとえば、複写部数、両面・片面複
写の別、ソーティングの有無等の各種の複写条件を設定
するためのボタン、複写開始を指示するためのスタート
ボタン等の各種の操作ボタンが設けられている。
【0031】上記システム制御装置43においては、C
PU (中央処理装置) 43a、ROM(読み出し専用メ
モリ)43b、RAM(ランダムアクセスメモリ)43
c、バスバッファ43d、インターフェース43eが、
システムバス43fを介して互いに接続されている。ま
た、DMA(ダイレクトメモリアクセス)制御回路43
gが、CPU43aを介することなく画像データを転送
するために設けられている。システムバス43fはバス
バッファ43dを介して画像データバス50に接続され
ている。また、インターフェース43eは、自動原稿送
り装置2,画像読み取り装置5,入力インターフェース
44,ページバッファ46,ディスク制御装置48,出
力制御装置49等に接続されている。各装置の動作はイ
ンターフェース43eを介してCPU43aにより制御
され、また、各装置の稼働状況はインターフェース43
eを介してCPU43aにより検出される。
【0032】ROM43bには、装置全体の動作を制御
するプログラムが書き込まれており、また、RAM43
cには、図3に示すように、ジョブモード領域,テーブ
ル領域,変数領域等が確保されている。図3の例では、
ジョブモード領域には、一つの入力ジョブと三つの出力
ジョブが登録されている。
【0033】ここでジョブモードについて簡単に説明す
る。ジョブモードとは、複写部数,両面複写/片面複写
の別、ソーティングの有無等の複写条件を予めジョブメ
モリと呼ばれる記憶装置に個別のジョブ番号に対応させ
て登録しておき、複写開始に際してはジョブ番号を指定
するだけで先に登録した複写条件で複写動作が行えるよ
うにしたものである。このジョブモードによれば、使用
頻度の高い複写条件を予めジョブとして登録しておくこ
とにより、煩雑な操作を行うことなく所望の複写動作を
行わせることができる。従来のジョブモードにおいて
は、1回の動作開始指示に対して一つのジョブしか実行
されないが、本実施例においては、予め複数のジョブを
指定すると、これらのジョブは装置の各部分の稼働状況
に応じて最適な順番で順次実行される。
【0034】図4は、RAM43cに登録される複数の
出力ジョブの内のひとつの出力ジョブの内容の一例を示
している。各出力ジョブは、以下に説明するように複数
の出力パラメータからなる出力パラメータ群により構成
されており、このパラメータ群はジョブノードと呼ばれ
る。出力パラメータとしては、図4に示すように、出力
すべき部数、両面複写/片面複写の別、ソーティングの
有無、ステイプル処理の有無、シグネチャ処理の有無、
記録紙を排出する排紙トレイの種別、ソータ使用の有
無、記録紙を上向きで排出するか或いは下向きで排出す
るかの指定等がある。また、出力パラメータとしては、
当該出力ジョブノードと他の出力ジョブノードとの連結
関係を示すノードリンク、当該出力ジョブが実行される
順位を示す出力順位が含まれている。ノードリンクに
は、当該出力ジョブノードの前に存在する出力ジョブノ
ードを示す先行アドレス及び当該出力ジョブノードの後
に存在する出力ジョブノードを示す後続アドレスが含ま
れている。なおここでいう前後とは出力ジョブが実行さ
れる順序ではなく、出力ジョブノードの内容が検索され
る順序を示している。
【0035】次に、複写動作時の画像データの流れにつ
いて以下に説明する。
【0036】自動原稿送り装置2もしくは画像読み取り
装置5のプラテンガラス4上に原稿をセットし、ユーザ
インターフェース42によってジョブモードを設定す
る。たとえば、出力ジョブ1として、画質チェック用
に、複写部数が1部、片面複写、排紙トレイは頂部トレ
イ、原稿は上向きという複写条件を設定し、出力ジョブ
2として、複写部数が7部、排紙トレイはソータの第1
ビンから第7ビンまでいう複写条件を設定し、出力ジョ
ブ3として、複写部数が7部、シグネチャ出力、排紙ト
レイはソータの第1ビンから第7ビンまでいう複写条件
を設定した場合について考える。
【0037】各出力ジョブの情報すなわちパラメータ
は、図4に示すような形態で出力ジョブノードとして設
定される。複数の出力ジョブノードを設定する場合、先
行の出力ジョブノード情報がRAM43cのどの領域か
ら記録されているかを示す先行アドレスと、後続の出力
ジョブノード情報がRAM43cのどの領域から記録さ
れるべきかを示す後続アドレスが出力ジョブノードのノ
ードリンクとして、各出力ジョブノードに書き込まれ
る。先行アドレスと後続アドレスは、CPU43aによ
りRAM43cのジョブモード領域内の所定領域のアド
レスが順次割り当てられる。
【0038】また、上述した出力ジョブの設定が、複数
の出力モードの組合せで1つの出力ジョブとして考えら
れる場合、複合出力モードとして予め登録することがで
きる。例えば、プルーフィング指定を伴うコピージョブ
や、OHP出力+シグニチャ出力は、それぞれ、プルー
フコピーモード、プレゼンテーションモードというよう
な複合出力モードとして予め登録することができる。出
力ジョブを設定する際に、このように予め登録された複
合出力モードを指定することによって、予め登録された
2以上の出力ジョブが自動的に設定される。
【0039】上述のようにしてジョブモードを設定した
後にユーザインターフェース42に設けられたスタート
ボタンを押下すると、画像読み取り装置5は、光電変換
により原稿の画像情報を読み取り、ディジタル画像デー
タへの変換及び画像処理を施しながら、入力インターフ
ェース44を介してページバッファ46に順次格納され
る。その際、出力モードが出力可能な設定になっていれ
ば、ページバッファ43から直接出力インターフェース
45を介して画像形成装置6へ転送し、後処理装置6で
後処理が実行されると同時にハードディスク47に書き
込みを開始する。直接出力が不可能な出力モードが設定
されていれば、ディスク制御装置48によりハードディ
スク47への書き込み開始のみを行う。画像データの出
力は、ページバッファ46からのみ行われるが、ページ
バッファ46への画像データ格納は、画像読み取り装置
5からの入力及びハードディスク47からの読み出しの
2通りある。基本的な動作では、1部目は画像読み取り
装置5からの入力画像データを直接出力し、2部目以降
はハードディスク47から読み出した画像データを出力
する。出力インターフェース45へ出力された画像デー
タは、画像形成装置6において画像データから生成され
た2値データに基づきレーザ光のオン/オフを各画素毎
に制御して網点により中間調画像を再現することにより
像形成させる。
【0040】図5は、本実施例におけるジョブ処理を実
現するためのソフトウェア構成を示している。図5にお
いて、システム制御装置43のCPU43aで、システ
ム全体を制御するソフトウェアがシステム制御部SYS
CONTであり、出力制御装置49を制御するソフトウ
ェアが出力制御部OUTCONTである。
【0041】システム制御部SYSCONTは、ユーザ
インターフェース42における動作を制御する「UI
Task」と呼ばれる処理から要求を受け取り、各ジョ
ブをセットしジョブの内容から決まる出力順位に応じて
「ジョブスケジューラ」と呼ばれるジョブの実行を管理
する処理を起動する。出力制御部OUTCONTは、
「ジョブスケジューラ」起動後、出力モードが終了する
毎に出力モード変更要求を受け付け、出力モードが変更
された後に「ジョブスケジューラ」にその旨を通知す
る。全ての出力モードが終了すると、出力制御部OUT
CONTは、ジョブ終了を「ジョブスケジューラ」に通
知し、「ジョブスケジューラ」はジョブ終了処理を施し
た後、システム制御部SYSCONTに終了を通知す
る。
【0042】ジョブ情報を管理するために、システム制
御部SYSCONT及び出力制御部OUTCONTが共
有する「Job Table」と名付けられたジョブ要
求管理テーブルが設けられており、ここでは入力ジョブ
ノードのキューイング及び出力ジョブノードのキューイ
ングが行われる。出力制御部OUTCONTは、このキ
ューから出力ジョブノードを順に1つずつ取り出し、設
定を行う。図6は、ジョブ要求管理テーブルを模式的に
示すものである。図中、IN1は、入力ジョブのキュー
を示し、OUT1〜OUT3は各出力ジョブのキューを
示している。ジョブ実行に先立ち、出力ジョブノードの
ノードリンクに含まれている先行アドレス及び後続アド
レスを参照しながら全てのジョブノードを検索し、ジョ
ブノードの出力順位を調べることにより出力順位が決定
される。図6の例では、出力ジョブ1の出力順位が1
位、出力ジョブ2の出力順位が2位、出力ジョブ3の出
力順位が3位となっているが、この順序は、後述するよ
うに装置の稼働状況に応じて変更される場合がある。
【0043】図7は、システム制御部SYSCONTに
おける処理を示したもので、スタンバイ状態から、ユー
ザインターフェース42で複数の出力モードを含めたジ
ョブモードの設定が行われた後、スタートボタンが押下
された時点からの内部の処理制御手順を説明するための
図である。また、図8は、システム制御装置からの起動
により、実行可能となったジョブのスケジューリング動
作手順を説明するための図である。
【0044】図7を元にシステム制御部SYSCONT
における処理制御手順を詳細に説明する。
【0045】ユーザインターフェース42からスタート
信号を受信すると(S1)、要求されたジョブのパラメ
ータを図4に示されるジョブノードと呼ばれる管理領域
に入力ジョブ及び出力ジョブに分けてセットし(S2、
S3)、複数の出力ジョブノードの中から、早く出力す
ることが可能な順に順位付けを行い(S4)、出力順に
キューイングを行う。なお、順位付けの手順については
後述する。本実施例では入力ジョブノードは1種類のみ
のため、そのままキューイングする(S5)。その後、
各々のキューの先頭からジョブノードを取り出し(S
6)、処理可能かどうかの判断を行った後、処理可能で
あれば(S7)ジョブ実行させるために、「ジョブスケ
ジューラ」へジョブ開始を通知する(S8)。処理不可
能であれば、既に他のジョブが稼働中であるかもしくは
異常が検知されている場合であり、その際は、処理可能
になるまで待ち状態になる。「ジョブスケジューラ」
は、ジョブ開始通知を受け取ると指定された入力ジョブ
ノード及び出力ジョブノードに従って動作を開始する。
「ジョブスケジューラ」が動作を終了する場合は、ジョ
ブ終了をシステム制御部SYSCONTに通知すること
により実現される。システム制御部SYSCONTは、
この通知によりジョブの終了を判断し、出力追加がない
場合には(S9)ジョブノードを解放すなわち削除した
後(S10)、次のジョブの実行もしくはジョブ要求受
け付けに移行することを繰り返す。
【0046】ここで、S4の順位付けの手順について説
明する。たとえば、先に説明したように、出力ジョブ1
を画質チェック用に設定し、出力ジョブ2をシグネチャ
及びソータ出力用に設定し、出力ジョブ3をソータ出力
用に設定した場合には、出力ジョブ1の処理が最も早く
終了し、出力ジョブ3、出力ジョブ2の順に処理時間が
長くなることは予測できるので、この場合には、出力ジ
ョブ1、出力ジョブ3、出力ジョブ2の順で順位付けを
行う。
【0047】すなわち、出力ジョブ1では部数が1部で
あるので画像形成に要する時間が最も短く、片面複写で
あるから図1に示される複写機本体1の反転装置28で
記録紙の表裏を反転させたり、中間トレイ7dに記録紙
を一旦収納したりする工程が不要であるので、記録紙の
搬送経路が最も短く、また、記録紙を上向きで排出する
ので後処理装置3の反転装置30で記録紙の表裏を反転
させる必要がないので、多数の出力モードの中で最も短
時間で記録紙が出力される。これに対して出力ジョブ3
では、記録紙を経路H,I,Kを経由してソータビン3
5の各ビンに排出する工程が加わるので、記録紙が出力
されるまでの時間が長くなる。出力ジョブ2では、全て
の原稿を入力した後、ページ順の入れ換え処理を行い、
更にステイプラ37によるステイプル処理が加わるので
処理は一層遅くなる。
【0048】このように、各出力ジョブノードに含まれ
ている各パラメータの内容に基づいて、記録紙が出力さ
れるまでの時間が予測されるので、表1に例示するよう
な、出力ジョブノードのパラメータ、すなわち、出力す
べき部数、両面複写/片面複写の別、ソーティングの有
無、ステイプル処理の有無、シグネチャ処理の有無、記
録紙を排出する排紙トレイの種別、ソータ使用の有無、
記録紙の排出時の向き等の情報を入力とし、予想出力時
間を出力とするルックアップテーブル等や、システムの
目的に応じた出力順序を設定した条件、例えば、あるシ
ステムでは、プライオリティの高い順に、1.プルーフ
出力、2.ソータ使用ジョブ、3.シグニチャ出力ジョ
ブ、4.N−UP出力ジョブ、他のシステムにおいて
は、プライオリティの高い順に、1.プルーフ出力、
2.N−UP出力ジョブ、3.シグニチャ出力ジョブ、
4.ソータ使用ジョブ、といった優先順位情報を記憶し
たテーブル等を記憶した条件記憶手段を設け、この条件
記憶手段を参照することにより出力順位を決定する。
【0049】
【表1】 この条件記憶手段はROM43b内に設けことができ
る。また、ROM43b内に設けられた条件情報を、電
源投入時にRAM43c内に転送してユーザーインター
フェース42によって書き換え可能として、このRAM
43c内に記憶された情報を参照するようにしてもよ
い。
【0050】本実施例における、処理順位を決定するア
ルゴリズムは、以下の通りである。まず、条件記憶手段
に記憶された優先順位情報に基づき、各出力ジョブを分
類し、同一優先順位の場合は、予想出力時間を記憶した
ルックアップテーブルを参照し、順位付けを行い、さら
に、予想出力時間も同じときは、ジョブの受付順番をそ
のまま処理の順位とすることによって処理順位を決定す
る。
【0051】次に、図8を元に「ジョブスケジューラ」
の動作手順を説明する。
【0052】図7に示す処理制御手順のS7において実
行開始と判断されると、ページバッファ46の領域の確
保を行い(S11)、ページバッファ領域が確保される
と画像読み取り装置5においてスキャン準備開始を要求
する(S12)。スキャン準備が確立された後、スキャ
ンを開始し、DMA(ダレレクト・メモリ・アクセス)
制御により画像読み取り装置5からの画像データをペー
ジバッファ46に転送する。その際、図4に示されるよ
うな出力ジョブノード中のジョブパラメータを参照し、
出力が可能であると判断された場合には(S13)ペー
ジバッファ46に格納された画像データを出力インター
フェース45に転送し、出力処理を実行し(S14)、
ページバッファ46への転送が終了した時点で(S1
5)ハードディスク47への書き込みを開始する(S1
6)。同時出力が不可能であった場合にはS14,S1
5は実行せず、S16のみを行う。S16の実施後、最
終原稿に達するまで上記の動作は繰り返され(S1
7)、全ての入力が終了し、なおかつ同時出力が可能で
あった場合の出力動作が終了した時点で、次の出力モー
ドに対応した出力処理を行うために、図5で示すように
出力制御部OUTCONTに出力モード変更要求を発行
する(S18)。その後、「ジョブスケジューラ」は、
出力制御部OUTCONTからの出力モード変更完了通
知を受け、次出力モードにおける出力動作を開始する。
この時点では既に画像データはハードディスク47に格
納されているため、ページバッファ46の領域の確保を
行った後(S19)、ハードディスク47からページバ
ッファ46へ所望のページを読み出し(S20)、1ペ
ージの読み出しが終了したならば、ページバッファ46
に読み出された画像データを出力インターフェース45
に転送し、出力処理を実行する(S21)。S19〜S
21の処理は該出力モードでの出力処理が完了するまで
繰り返され(S22)、該出力モードが終了したらさら
に次の出力モード変更を繰り返す。全ての出力モードで
の出力処理が終了した時(S23)、ハードディスク4
7の画像データを削除し(S24)、ジョブの終了をシ
ステム制御装置に通知して(S25)、次のジョブの開
始待ち状態に入る。
【0053】なお、ページバッファ46と各処理ブロッ
クとの同時アクセスは、画像データバス50のバスアー
ビトレーションによってが実現が可能である。また、ペ
ージバッファ46と各処理ブロックは、時分割で処理を
行うことにすれば、入力処理と出力処理の並列処理が可
能である。
【0054】上記の実施例では、画像データを直接取り
扱っているが、入力時に圧縮処理を施し、出力時に伸長
処理するようにして、内部のページバッファ46、ハー
ドディスク47の容量削減化を図っても良い。また、上
記構成において、画像データをバスバッファ43dを介
してRAM43c或いは別途設けられた画像メモリに転
送し、ユーザインターフェース42からの指示に基づき
CPU43aにより画像を回転させたり、位置指定させ
たりする処理を追加しても一向に差し支えない。さらに
は、ページバッファ46は、DMA駆動における入出力
の速度差を吸収できるものであれば良く、ラインバッフ
ァであってもFIFO(first-in first-out)メモリで
あっても良い。また、本実施例においては、大容量記憶
装置としてハードディスク47を使用しているが、これ
に限られるものではなく、複数のページを記憶可能なメ
モリであれば何でも良く半導体メモリ、磁気テープ等を
使用することができる。但し、これらは現状では高価で
あったり、読み書き速度が遅かったりするため、実施例
ではハードディスクを用いている。各装置の制御に関し
ても、実施例では全てシステム制御部SYSCONT及
び出力制御部OUTCONTが行っているが、各装置が
インテリジェントな機能を有していれば、システム管理
のみをシステム制御部SYSCONTが行えば実現可能
である。
【0055】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、入出力速度が同程度なものを想定してい
たが、出力速度が入力速度の2倍以上になれば図8のS
14における入出力同時処理を複数実行可能である。ま
た、出力装置を複数にした場合は、各々に異なる出力モ
ードで出力可能である。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、一度の入力処理で得られる複数ページの画像
データに対して、初期の出力指定により、異なる出力モ
ードで出力できるため、一旦入力した後に編集処理モー
ド等で改めて出力モードを設定してやるような煩わしい
操作を必要とすることなく所望の出力が得られる。ま
た、画質チェック等の際、画像入力と同時に出力が行わ
れるため、リアルタイムに画質チェックが可能であり、
無駄な入力を回避することができるため、経費節約、効
率アップにつながる。さらには、複数の出力モードを組
み合わせた機能を指定手段に付加すればワンタッチ操作
で所望の複数の出力結果を得ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される複写機の概略構成を示す
断面図である。
【図2】 図1に示す複写機の動作を制御するための電
気回路を示すブロック図である。
【図3】 RAMにおける各種データの格納状態を示す
説明図である。
【図4】 出力ジョブノードのパラメータを示す説明図
である。
【図5】 出力モード切換え制御を実現するためのソフ
トウェア構成を説明するための図である。
【図6】 ジョブ要求管理テーブルを説明するための図
である。
【図7】 システム制御装置のジョブモード受付制御部
の処理を示すフローチャートである。
【図8】 ジョブスケジューラ部の処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1:複写機本体、2:自動原稿送り装置、3:後処理装
置、4:プラテンガラス、5:画像読み取り装置、6:
画像形成装置、7:給紙装置、7a〜7e:トレイ、
8:原稿載置トレイ、9:搬送ベルト、10:原稿排紙
トレイ、11:露光ランプ、12:反射ミラー、13:
レンズ、14:イメージセンサ、15:帯電装置、1
6:感光体ドラム、17:レーザー露光装置、18:回
転多面鏡、19:反射ミラー、20,21:現像機、2
2:転写装置、23:クリーニング装置、24:剥離装
置、25:コンベア、26:定着装置、27:切り換え
ゲート、28:反転装置、29:切り換えゲート、3
0:反転装置、31:切り換えゲート、32:頂部トレ
イ、33:垂直搬送ベルト、34:切り換えゲート、3
5:ソータビン、36:保持トレイ、37:ステイプ
ラ、41:処理部、42:ユーザインターフェース、4
3:システム制御装置、43a:CPU、43b:RO
M、43c:RAM、43d:バスバッファ、43e:
インターフェース、43f:システムバス、43g:D
MA制御回路、44:入力インターフェース、45:出
力インターフェース、46:ページバッファ、47:ハ
ードディスク、48:ディスク制御装置、49:出力制
御装置、50:画像データバス
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/22 103 Z 6830−2H H04N 1/00 C 7046−5C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力するための入力手段
    と、 この入力手段によって入力された画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記入力手段によって入力された画像データに基づいて
    シート上に画像を形成する画像形成手段と、 この画像形成手段によって画像が形成されたシートに対
    して後処理する後処理手段と、 前記入力手段によって入力された画像データに対して複
    数の出力モードを指定可能な指定手段と、 この指定手段によって指定された出力モードに基づい
    て、前記入力手段、前記記憶手段及び前記画像形成手段
    を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記入力手段によって入力された画像
    データの前記記憶手段への記憶或いは前記入力手段によ
    って入力された画像データに基づく画像形成手段による
    画像の形成のいずれか一方を行う処理と、前記記憶手段
    への記憶と前記画像形成手段による画像形成との双方を
    行う処理のいずれかの処理を前記指定手段によって指定
    された出力モードに基づいて選択して実行するように制
    御するものである画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、
    更に検出手段を有し、この検出手段は、前記画像形成手
    段の稼働状況を検出するものであって、前記制御手段
    は、前記検出手段による検出結果と前記指定手段によっ
    て指定された出力モードに基づいて、前記入力手段、前
    記記憶手段及び前記画像形成手段を制御するようにして
    なる画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理装置において、
    前記制御手段は、前記指定手段によって指定された出力
    モードに基づいて、前記入力手段を制御するための入力
    設定情報と、前記画像形成手段及び前記後処理手段を制
    御するための出力設定情報を生成するものである画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像処理装置において、
    更に設定記憶手段を有し、この設定記憶手段は、一つの
    画像データに対応する一つの入力設定情報と少なくとも
    一つの出力設定情報からなる設定情報を複数画像データ
    分記憶するものである画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像処理装置において、
    前記制御手段は、更に出力順位設定手段を有し、この出
    力順位設定手段は、複数の出力設定情報を比較し、出力
    設定情報に基づく処理の順序を決定するものである画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像処理装置において、
    更に条件記憶手段を有し、この条件記憶手段は、前記出
    力順位設定手段による順位決定の条件を記憶しているも
    のである画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の画像処理装置において、
    前記制御手段は、更に更新手段を有し、この更新手段
    は、前記画像形成手段によって画像形成が行われている
    ときに、前記指定手段によって出力モードが再指定され
    た場合、入力設定情報、出力設定情報を追加削除するも
    のである画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の画像処理装置において、
    更に複合モード解析手段を有し、この複合モード解析手
    段は、前記指定手段によって複数の出力モードが組み合
    わされた複合出力モードが指定された場合、複合出力モ
    ードに基づいて、入力設定情報、出力設定情報を生成す
    るものである画像処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170614B1 (en) 1998-11-13 2007-01-30 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus
JP2009060523A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、アプリケーション制御方法、及びアプリケーション制御プログラム
JP2009171074A (ja) * 2008-01-14 2009-07-30 Brother Ind Ltd 画像処置装置、画像処理システム及び画像処理プログラム
JP2019066705A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 株式会社東芝 画像形成装置

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