JPH0662118B2 - 船舶用推進装置 - Google Patents

船舶用推進装置

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JPH0662118B2
JPH0662118B2 JP60116315A JP11631585A JPH0662118B2 JP H0662118 B2 JPH0662118 B2 JP H0662118B2 JP 60116315 A JP60116315 A JP 60116315A JP 11631585 A JP11631585 A JP 11631585A JP H0662118 B2 JPH0662118 B2 JP H0662118B2
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steering
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inlet
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valve
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アーサー・アール・フアーガスン
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アウトボード・マーリン・コーポレーシヨン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/08Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
    • B63H20/12Means enabling steering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H25/00Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
    • B63H25/06Steering by rudders
    • B63H25/08Steering gear
    • B63H25/14Steering gear power assisted; power driven, i.e. using steering engine
    • B63H25/26Steering engines
    • B63H25/28Steering engines of fluid type
    • B63H25/30Steering engines of fluid type hydraulic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、船舶用推進装置の推進ユニットを操縦する装
置に関する。
(従来技術) 下記の米国特許に、関連する技術が示されている: シマンカス(Shimanckas)第3631833号、1972年11
月4日発行 ボルスト(Borst)第3774568号、1973年11月27日
発行 ボルスト(Borst)第4054102号、1977年10月18日
発行 ハモツク(Hammock)第2939417号、1960年6月7日発
行 ホール等 第4373920号、1983年2月15日発行 メルシエル(Mercier)第2892310号、1959年6月30
日発行 ローゼ(Lohse)第3913517号、1975年10月21日発
行 フオルシス 第2479063号、1949年8月16日発行 ストウトヴイル(Stuteville)第3302604号、1967年
2月7日発行 ストウトヴイル(Stuteville)第3384046号、1968年
5月21日発行 ボルスト(Borst)第4295833号、1981年10月20日
発行 ボルスト(Borst)第4419084号、1983年12月6日発
行 英国特許第1214853号にも関連する技術が示され
ている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、船外の推進ユニットを舵取軸のまわりに枢動
させる舵取装置を船外に設けることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ボートトランソムに設置する船舶用推進装置
であって、推進ユニットと、該推進ユニットをボートト
ランソムに対して舵取軸の回り枢動可能に連結する装置
と、前記推進ユニットを前記舵取軸の回りに回転させる
装置とから成り、該回転装置が、ボートトランソムと前
記推進ユニットとに枢動するように接続された伸縮可能
な舵取リンクと、該舵取リンクを選択的に伸張および収
縮させる装置であって運転者によって作動されて伸縮可
能な、前記ボートトランソムと前記推進ユニットとに接
続された制御装置とを含み、該制御装置を運転者が作動
させることに応答して前記舵取リンクを選択的に伸縮さ
せるように前記制御装置が前記舵取リンクに接続されて
いる船舶用推進装置を提供する。
(発明の効果) 本発明の船舶用推進装置は、船外の推進ユニットを舵取
軸のまわりに枢動させる舵取装置として、推進ユニット
とボートトランソムとの間に伸縮可能な舵取リンクを設
けるとともに、該舵取リンクの伸縮を制御する制御装置
も推進ユニットとトランサムとの間に設けているから、
舵取装置が船内の空間を占めることがなく、船内空間を
有効に利用することができる。又、推進ユニットと舵取
装置とをコンパクトな船外ユニットとしてまとめること
ができる。
実施例 図面には、船外機11の形状をして動力ヘツド15を内
燃機関17と結合させている全体として通常の推進ユニ
ツト13を備えている船舶用推進装置を示している。推
進ユニツト13はまた、選択的に作動可能な逆転伝動2
3を介してエンジン17に駆動接続される回転可能に配
設されたプロペラ21を有した下部ユニツト19をも備
えている。
船舶用推進装置はまた、推進ユニツト13をボートトラ
ンソム25の後方に接続してこの推進ユニツト13をボ
ートトランソム25に関して舵取軸27の回りを枢動さ
せる装置、好ましい態様では、トランソム25に関して
水平チルト軸29の回りを推進ユニツト13を枢動させ
る装置を備えている。
従つて、他の接続装置も用いられるが、好ましい態様で
は、船外機11は、推進ユニツト13をボートトランソ
ム25に配設して推進ユニツト13をプロペラ21を水
中に沈めた最下部運転位置とプロペラ21を水から完全
に持ち上げた位置との間で垂直に振ることが出来るよう
にする配設用組立体をも備えている。図示した構造で
は、推進ユニツト配設組立体31は、ボルトまたは他の
適当な手段でボートトランソム25に固定するようにし
た配設用部分と、この配設用部分から上方に伸び、回り
ブラケツト組立体51に配設してこの回りブラケツト組
立体51を水平チルト軸29の回りに揺動運動させる装
置を有する上端を備える横方向に間隔を置いた一対のア
ームとから成つている。
他の配置を用いることが出来るが、トランソムブラケツ
ト組立体35から回りブラケツト組立体51を配設する
装置は、トランソムブラケツト組立体35のアームの上
端を通して且つ回りブラケツト組立体51の上端を通し
て水平に伸びる適当なチルトピン91から成つている。
他の構成を用いることも出来るが、回りブラケツト組立
体51は、推進ユニツト13の一部分に固定され且つこ
れを形成する中心ピン107を収容するようにした垂直
ボアを備える回りブロツクまたは部材103を提供する
U字状組立体から成つている。中心ピン107の縦軸
も、推進ユニツト13の舵取軸27である。
推進ユニツト13は前述のように、ほぼ通常の構成をし
ており、前記中心ピン107を備えており、これは回り
ブロツクボアを通して伸び且つ頂部および底部で、好ま
しくは適当なゴムマウント(図示せず)を通して推進ユ
ニツトに適宜固定的に接続されて、回りブラケツトボア
中の回転中心ピンが舵取軸27の回りで推進ユニツト1
3の舵取運動を行なうようにしている。トランソムブラ
ケツト組立体35、回りブラケツト組立体51および推
進ユニツト13に固定された中心ピン107は、推進ユニ
ツト13をボートトランソム25に接続してこの推進ユ
ニツト13をボートトランソム25に対して舵取軸の回
りに枢動させるための単なる好ましい手段であることに
注目すべきである。しかしながら、この接続を作る適当
な手段は、本発明の範囲ないにある。例えば、かかる手
段は、推進ユニツト13をボートトランソム25に接続
してこの推進ユニツト13を水平チルト軸29の回りに
枢動させる装置を具備する必要はない。
船舶用推進装置はまた、舵取軸27の回りに推進ユニツ
ト13を回転させる装置をも備えている。各種の適当な
装置を用いることが出来るが、好ましい態様ではこの装
置は回りブラケツト組立体51に対して推進ユニツト1
3の舵取運動を行なうための舵取装置108を備えてい
る。好ましく且つ図示した構成では、第2図に最も良好
に示されるように、かかる装置は伸縮可能なリンク111
すなわち、好ましい態様では回りブラケツト組立体51
および推進ユニツト13に枢軸的に接続されたものから
成る。しかし、回りブラケツト組立体を備えていない態
様では、舵取リンク111は代わりにボートトランソム2
5に枢軸的に接続される。
舵取装置108はまた、中心ピン107に固定的に取り
付けられてそのピンと共に舵取軸の回りに回転させる舵
取アーム109から成り、舵取アーム109は向かい合
つた第一の末端と第二の末端を有し、両端の中間の点で
中心ピン107に取り付けられている。
好ましくは、伸縮可能な舵取リンク111は、液圧シリ
ンダ−ピストン組立体113の形状をしており、一端は
回りブラケツト組立体51に支持された垂直に伸びる植
込ボルト123に枢軸的に接続されており、他端では舵
取アーム109の第一の末端から伸びる植込ボルト12
5に枢軸的に接続されている。別の態様では液圧シリン
ダ−ピストン組立体113は、舵取アームよりも(好ま
しくは適当なゴムマウントを介して)推進ユニツトに直
接接続することが出来る。かかる態様では、推進ユニツ
トは、回りブラケツト組立体またはボートトランソムに
枢軸的に配設され、舵取軸の回りを運動する。例えば、
推進ユニツトは、回りブラケツト組立体に固定された中
心ピンに枢軸的に配設することが出来る。
更に詳細には、液圧シリンダ−ピストン組立体113
は、植込ボルト123に枢軸的に接続された一端を有
し、向かい合つた流体入口117および119を有する
液圧シリンダから成る。液圧組立体113はまた、流体
入口113はまた、流体入口117、119に入る流体
に応答して円筒内を往復移動するピストン120と、円
筒115の他端から伸びておりピストン120に固定的
に取り付けられた一端と植込ボルト125に枢軸的に接
続された他端を有するピストン棒121から成る。ピス
トン棒121は、円筒115の入口117に入る流体に応
答して伸張し、円筒115の入口119に入る流体に応
答して収縮する。
従つて、液圧シリンダ−ピストン組立体113の伸縮
は、舵取アーム109の第一の末端の応答運動を起こ
し、これにより中心ピン107の回転を引き起こし、回
りブラケツト組立体51に対して従つてボートトランソ
ム25に対して舵取運動を行う。
舵取装置108は、更に舵取リンク111を選択的に伸
縮させる装置から成り、この装置は推進ユニツト13と
ボートトランソム25に接続される運転者により駆動さ
れる伸縮可能な制御装置127を備えている。好ましい
態様では、制御装置127は、舵取アーム109の第二
の末端と回りブラケツト組立体51とに接続されてい
る。制御装置127はまた、舵取リンク111に駆動接
続され、この制御装置127の運転者による駆動に応答
して舵取リンク111を選択的に伸縮させる。回りブラ
ケツト組立体を備えていない態様では、運転者により駆
動される伸縮可能な装置は、回りブラケツト組立体51
ではなくむしろボートトランソム25に直接接続される
ことを注目すべきである。
好ましい態様では、制御装置127は、流体入口11
7、119への液体の供給と流体入口からの液体の排出
を制御する。
他の適当な制御装置を用いることが出来るが、図示され
た構成では、制御装置127は、流入口と流出口とを有
する第一の流体ポンプ129と、流体溜め134と、ポ
ンプ129、液圧シリンダ115の入口117と連通す
る第一の導管137および液圧シリンダ115の入口1
19と連通する第二の導管139と連通している弁装置
135とから成る液圧制御装置を備えている。
また、好ましい態様では、第2図で模式的に示されてい
るポンプ129は、船外機11上に配設され、エンジン
17により駆動することが出来、または電気的に作動さ
せることが出来る。しかしながら、適当な位置および駆
動される装置は本発明の範囲内にある。
他の好適な弁装置を用いることが出来るが、好ましい態
様では、第2図および第3図に最も良く示されるよう
に、弁装置135は、舵取アーム109の第二の末端か
ら伸びている植込ボルト142に枢軸的に接続された一
端を有する弁ハウジング141から成る。弁ハウジング
141の反対側の末端には、かなり厚さの増した壁を有
する室部があり、細長い円筒状の室143を形成する。
弁室143の両端には、末端表面144、146があ
る。
弁ハウジング141はまた、室143の一端に間隔を置
いた舵取入口145、147があり、入口145、14
7はそれぞれ第一および第二の導管137、139と連
通している。弁ハウジング141は、更にこの室の反対
側に3個の間隔を置いた入口、すなわち2個の戻り口1
49、151および取り入れ口153を備えている。2
個の戻り口149、151は、2個の舵取口145、1
47の外側に互いに向き合つて間隔を置いており、取り
入れ口153は2個の舵取口145、147の内側にあ
る。2個の戻り口149、151は、導管155によつて
ポンプ129の入口と連通し、取り入れ口153は導管
157によつてポンプ129の取り出し口と連通する。
好ましい態様では、第2図に示したように、弁装置13
5はまた、減圧弁159と、導管155および157の
間を連通する逆止弁160を備えている。
弁装置は更に、ハウジング室143に2個の可動性の小
室163、165を形成する可動性の弁部材161から
成つている。弁部材161は、2個の小径の接続用棒1
73、175によつて互いに接続される間隔を置いて離
した共軸の固体円筒部167、169、171を備えて
いる。弁部材161はハウジング室143にきちんと収
容され、3個の間隔を置いた円筒状部分167、16
9、171は、2個の室163、165を分離する中間
の固体の円筒状部分169でハウジング室143を2個の
可動性の小室163、165に分割するのに役立つ。2
個の外側の円筒状部分167、171は、それぞれハウ
ジング室143の内部表面で密封装置177、179に
係合して、可動性小室163、165を密封する。
弁部材161の対向する両端または円筒部167、171
の外側末端に接続しているのは、座金172であり、それ
を用いる理由は後で説明する。座金172は円筒部16
7、171の直径より大きな直径を有する。図示した構
成では、座金172はナツト174で弁部材161に固
定されている。
弁部材161は弁ハウジング141に対して弁装置13
5を作動させる3個の位置の間を移動することが出来
る。弁部材161が動かなければ、弁ハウジング141
は舵取アーム109の第二の末端に枢軸的に接続してい
るので、ピストン棒121の伸縮によつて弁ハウジング
141を弁部材に関して軸方向へ移動させ、ピストン棒
121は舵取アーム109の第一の末端へ枢軸的に接続
される。
第一の位置では、弁部材161は第2図に示されるよう
にハウジング室143の右側にあり、可動性小室16
3、165は、流体を取り入れ口153から舵取口14
5に通し、舵取口147から戻り口151へ通す。更
に、左の円筒部167は、戻り口149を閉じ、中間の
円筒部169は取り入れ口153を舵取口147から分
離する。
第二の位置では、弁部材161は第2図に示したような
ハウジング室143の左側にあり、可動性小室163、
165によつて流体が取り入れ口153から舵取口14
7へ、舵取口145から戻り口149へと通る。更に、
右側の円筒部171は、戻り口151を閉じ、中間円筒
部169は取り入れ口153を舵取口145から分離す
る。弁部材161は、ポンプ129と導管137、139
の間の流体接続を反転することができる。
第2図および第3図に示される第三の位置では、弁部材
161はハウジング室143の中央にある。左の円筒部
167は、戻り口149を部分的に閉じ、中間の円筒部
169は部分的に取り入れ口153を閉じ、右側の円筒
部171は部分的に戻り口151を閉じる。加圧された
液体は、取り入れ口153を通して流れ、中間の円筒部
169の対向する末端を過ぎて可動性小室163、16
5へと入る。円筒115の流体入口117は、導管13
7および舵取口145を介して室163と流体連絡して
いる。円筒115の流体入口119は、導管139およ
び舵取口147を介して室165と流体連絡している。
したがつて、ピストン120の両側は、弁部材161が第
三の位置にある時には、加圧流体に暴露される。
真の第三の位置では、中間の円筒部169は、入口11
7に面するピストン120の側部面積はピストン棒12
1によつて占められる面積の為に入口119に面する側
面積より大きいので、取り入れ口153に関して正確に
は中央にはない。円筒部169が正確に中央にあれば、
流体入口117に供給される圧力は等しくなり、ピストン
120の一側面が大きいので、ピストン121は伸張し
て弁ハウジング141を第3図に示すように、ピストン
120の両端に加わる圧力がピストン120の両側部でほ
ぼ均圧力を生ずるまで弁部材161に関して右側に移動
させる。換言すれば、弁部材161は、真の第三の位置
に移動し、すなわち、中間の円筒部169の左端と取り
入れ口153との開口の大きさが減少して、流体入口1
17に供給される水圧を減少させ、また中間円筒部16
9の右端と取り入れ口153との間の開口が増して、流
体入口119に供給される液圧を増加させる。
推進ユニツト13に加わりそれを舵取軸27の回りに枢
動させる外力は、同様に抵抗をしめす。例えば、第2図
に示すように推進ユニツト13を時計方向へ枢動させる
力は、弁ハウジング141を右へ移動させ、中間の円筒
部169の右端と取り入れ口153との間の開口を増加
させ、中間の円筒部169の左端と取り入れ口153と
の間の開口を減少させる。これにより、円筒115の入
口119に加わる水圧が増加し、推進ユニツト13を時
計方向に枢動させるためピストン棒121の伸張に抵抗す
る。
弁部材161が第三の位置にある時には、液体の一部分
は、可動性室163、165のそれぞれから戻り口14
9、151を通して流れ出し、導管155を通してポン
プ129に戻る。
制御装置127はまた、運転者により駆動され、弁ハウ
ジング141に関して弁部材161を移動させる装置を
備えている。他の運転者によつて駆動される装置を用い
ることも出来るが、好ましい態様の運転者によつて駆動
される装置は、回りブラケツト51から伸びている植込
ボルト186に接続された一端を有し、且つ第一および
第二の流体入口187、189を有する液圧シリンダ18
5を備える液圧作動装置を具備している。液圧作動装置
183はまた、入口187、189に入る流体に応答し
て円筒185内で往復運動するピストン190と液圧シ
リンダ185の他端または棒端から伸びるピストン棒1
91をも備えている。ピストン棒191は、ピストン19
0に固定的に取り付けられた内端と、弁装置135の弁
部材161に接続された外端を有する。図示した構成で
は、ピストン棒191は、弁部材161を介して伸びてお
り、ナツト174をねじ込む弁部材161の何れかの端
近くでねじ部を有する。ピストン棒191は、液圧シリ
ンダ185の第一の入口187に入る流体に応答して伸
張し、液圧シリンダ185の第2の入口189に入る流
体に応答して収縮する。
運転者によつて駆動される装置はまた、舵輪197と、
流体溜め198と、ポンプ199とを備える運転者によ
つて駆動される舵装置193(第2図に模式的に示され
る)をも備えている。ポンプは舵輪197の回転に応答
して液圧シリンダ185の第一の入口187と連通する
第三の導管201を通して流体を一方向に送り、舵輪19
7の回転に応答して液圧シリンダ185の第二の入口1
89と連通する第四の導管203を通して流体を反対方
向に送る。かかる舵は、通常のものであり、これ以上詳
細に記載する必要はない。
運転では、舵輪197が中央にある時には、舵装置19
3は第三および第四の導管201の何れを通しても流体
を送らない。それ故、流体は液圧シリンダ185の入口
187、189の何れにも入らず、ピストン棒191は
中性または中央位置に支持される。舵輪197が右に旋
回する時には、舵装置193は第三の導管201を通し
て液圧シリンダ185の入口187に流体を送る。入口
187に入る流体は、ピストン棒191を円筒185か
ら伸ばす。舵輪197が左に旋回する時には、舵装置1
93は第四の導管203を通して円筒185の入口18
9に流体を送る。入口189に入る流体は、ピストン棒1
91を円筒185中に収縮させる。
運転では、舵取装置108は次のように働く。中央に置
かれた舵輪197と真直前方の位置の推進ユニツト13
とで開始すると、流体は液圧シリンダ185の入口18
7、189の何れにも入らない。従つて、ピストン棒1
91は中央位置に保たれ、弁部材161は弁ハウジング
141に関して第三の位置にあるので、ピストン棒12
1は上述のように円筒115に関して中性または中央位
置に保たれる。中性位置におけるピストン棒121を用い
ると、舵取アーム109の第一の末端も中性位置にある
ので、舵取アーム109は中心ピン107およびそれ故
推進ユニツト13を真直な位置に保つ。
舵輪197が右に旋回すると、ピストン棒191は前述の
ように円筒185から伸びる。これにより弁部材161
を弁ハウジング141に関して第三の位置から第二の位
置に移動させる。
第二の位置の弁部材161では、取り入れ口149が舵
取口147と連通し、戻り口149が舵取口145と連
通する。これにより、流体がポンプ129から導管15
7を通して取り入れ口153に、弁装置135を通して
舵取口147に、導管139を通して液圧シリンダ11
5の入口119に送られる。
入口119に入る流体はピストン棒121を収縮させ、
これにより流体を入口117を介して円筒115から押
し出す。この流体は導管137を通して舵取口145
に、弁装置135を通して戻り口147に、導管155
を通してポンプ129の入口に送る。
ピストン棒121の収縮により、舵取アーム109の第
一の末端の前方への(第2図で右へ)移動が起こる。こ
の舵取アーム109の第一の末端の前進運動により、舵
取軸27の回りの中央ピン107の回転が起こり、推進
ユニツト13とプロペラ21を右に旋回させ、ボートを
右に旋回させる。
舵取アーム109の第一の末端が前進すると同時に、舵
取アーム109の第二の末端が後方に移動する(第2図
で左へ)。これにより弁部材161に関して弁ハウジング
141の後進運動が起こり、弁部材161を弁ハウジン
グ141に関して第三の位置に戻す。これはピストン棒
121を前述のように収縮位置に保ち、推進ユニツト1
3を右旋回位置に保つようにする。
舵輪197が中央または真直前方の位置に戻すと、舵装
置193が流体を第四の導管203を通して液圧シリン
ダ185の入口189に送る。入口189に入る流体
は、ピストン棒191を収縮させ、中央の位置に戻し、
これにより弁部材161を弁ハウジング141に関して第
三の位置から第一の位置に移動させる。
第一の位置における弁部材161を用いると、入口15
3は舵取口145と連通して、戻り口151は舵取口1
47と連通する。これにより流体は、ポンプ129から
導管157を通して取り入れ口153に、弁装置135
を通して舵取口145に、導管137を通して円筒11
5の入口117に送られる。
入口117に入る流体はピストン棒121を中性位置ま
で引き戻し、これにより流体は入口119を通して円筒1
15から排出される。この流体は、導管139を通して
舵取口147に、弁装置135を通してもどりくち151
に、導管155を通してポンプ129の入口に送られ
る。ピストン棒121の伸張により、舵取アーム109
の第一の末端は後方に(第2図で左)移動される。この
舵取アーム109の第一の末端の後方への移動により、
舵取軸27の回りの中央ピン107の回転が起こり、推
進ユニツト13のプロペラ21が真直前方の位置に戻
る。
舵取アーム109の第一の末端が後進すると同時に、舵
取アーム109の第二の末端が前進する(第2図の右
へ)。これにより弁ハウジング141の弁部材に関する
前進を起こし、弁部材161の第一の位置から弁ハウジ
ング141に関する第三の位置へと戻す。これはピスト
ン棒121を前記のように中性位置に保ち、推進ユニツ
ト13を真直前方の位置に保持させる。
舵取装置108は左旋回時には逆の態様で作動する。
舵取装置108はまた、液圧シリンダ−ピストン組立体
113、ポンプ129または弁装置135が故障した場
合の舵取を「手動」で補う。この「手動」補償舵取は、
それがまだ舵装置193と液圧作動の装置183の機能
に依存しているので、真に手動ではない。
故障が起きると、弁ハウジング141に関する弁部材1
61の運動はピストン棒121の伸縮および推進ユニツ
ト13の舵取運動をも生じない。しかし、弁部材161
の運動はこの場合には弁ハウジング141の運動を起こ
し、舵取アーム109の第二の末端を移動して下記のよう
に舵取運動を行う。
右旋回を行う時には、ピストン棒191が伸張し、弁部
材161は弁ハウジング141に関して後方に(第2図
で左に)移動する。この運動が推進ユニツト13を右に
旋回するピストン棒121の正常な収縮を生じない場合
には、円筒部171の外側末端に接続した座金172は
弁ハウジング141の室部の末端表面146に係合す
る。舵輪197の旋回に応答してピストン棒191が更
に伸張すると弁ハウジング141が後方へ移動し、舵取
アーム109の第二の末端が後進し、推進ユニツト13
が右に旋回する。
左旋回中に同様な事故が起こつた場合には、円筒部16
7の外側端に接続した座金172が末端表面に係合して
ピストン棒191の収縮に対応して弁ハウジング141
を前進させる。これにより、舵取アーム109の第二の
末端が移動し、推進ユニツト13を左に旋回する。
ポンプ129の故障によつて手動舵取が必要な場合に
は、逆止弁160が故障したポンプ129を通して液体
を送ることなく手動舵取を可能とする。推進ユニツト1
3を旋回させる舵取アーム109の第二の手動運動も、
ピストン棒121の伸縮を起こし、流体は弁装置135
を通して戻り口149と151から導管155へ送られ
る。
逆止弁160によつて、故障したポンプ129にこの流
体のバイパスを作ることが出来る。逆止弁160は、流
体を導管155から導管157への一方向にだけ流し、
ポンプ129が作動している時には、導管157におけ
るポンプからの圧により、通常は閉じている。然しポン
プ129が作動しない場合には、流体は逆止弁160を
通して導管155から導管157へ通過し、ポンプ129
のバイパスが出来る。
第4図に示したものは、舵取リンクの液圧シリンダ−ピ
ストン組立体の別の態様である。もう一つの態様では、
舵取リンクは、液圧シリンダ−ピストン組立体213の
形をしており、これは一端では回りブラケツト組立体5
1上に支持された垂直に伸びる植込ボルト123に枢軸
的に接続され、他端では舵取アーム109の第一の末端
から伸びている植込ボルト125に枢軸的に接続されて
いる。
更に詳細には、液圧シリンダ−ピストン組立体213
は、第一および第二の閉端を有し第一の末端が植込ボル
ト123に枢軸的に接続されている液圧シリンダ215
から成る。液圧組立体213もまた、シリンダ215内
を往復運動するピストン220であつて、シリンダ21
5を向き合つた第一および第二の圧力室223および2
25にそれぞれ分割するピストンから成つている。
更に液圧組立体213は、シリンダ215の第二の末端
を通して伸び且つ第一の末端はピストン220に固定的
に取り付けられ、第二の末端は植込ボルト125に枢軸
的に接続しているピストン棒221から成る。ピストン
棒221は第一の圧力室223にはいる流体に対応して
伸張し、第二の圧力室225に入る流体に対応して収縮
する。
ピストン棒221も、このピストン棒221の第二の末
端近くに流体口217、219と、流体入口217およ
び第一の圧力室223との間に連通する第一の通路装置
と、流体入口219と第二の圧力室225との間を連通
する第二の通路装置をも備えている。各種好適な通路装
置を用いることが出来るが、図示した構成では、第一の
通路装置はピストン220から伸び流体入口219と連
通するピストン棒221の中空内部227と、ピストン
220の近くに配設され且つ第二の圧力しつ225と中
空内部227とを連通する入口229からなる。第二の通
路装置はピストン棒221の中空内部227を通して且
つピストン220を通して軸方向に伸び、第一の圧力室
223と流体入口217との間を連通する管231から
なる。
この別態様では、第2図に示した好ましい態様と同様、
導管237は舵取口145と流体口217とを連通し、導
管239は舵取口147と流体口219との間で連通し
ている。従つて、好ましい態様でのように、舵取口14
5を介して液圧組立体213に流れる流体はピストン棒
を伸ばし、舵取口147を通して液圧組立体213に流
れる流体はピストン棒221を収縮する。
第4図に示した別の態様の利点は、弁装置135とピスト
ン棒221との間には相対的な運動が少ないので、弁装
置135と舵取リンクとの間を連通する導管(第4図の
237と239)の屈曲が少ないことである。
図示してないがもう一つの別態様では、第2図に示され
る液圧シリンダ−ピストン組立体113は、シリンダが
舵取アームに接続してピストン棒が回りブラケツトに接
続するように改変されている。この態様では、第4図に
示した態様と同様、弁装置(第4図の135)と液圧シ
リンダ−ピストン組立体の間を連通する導管は短くて、
屈曲が少ない。
第5図に示したものは、弁装置135の別の構成であ
る。第3図に示した弁装置135に対応する成分は、同
じ参照番号で示す。
この別の構成では、弁部材161は、第三の位置では左
の円筒部167は戻り口149を閉じ、中間の円筒部1
69は取り入れ口153を閉じ、右の円筒部171は戻
り口151を閉じているように構成される。従つて、弁
部材161は、可動性小室163および165は弁入口
149、151、153の何れとも連通していないの
で、ポンプ129と導管137、139との間の流体の
流れを妨げる。それ故、弁部材161が第三の位置にあ
る場合は、ピストン120およびピストン棒121は、
流体が円筒115の入口117、119のいずれからも
出入りしないので、位置が固定される。この差を除け
ば、別の弁装置135は、第3図の弁装置135とほぼ
同様に作動する。
本発明の各種特徴は、特許請求の範囲に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の各種特徴を取り入れている船舶用推
進装置の一部切り欠き断面の側面図である。 第2図は、第1図に示した船舶用推進装置に取り入れた
液圧制御回路の模式図である。 第3図は、第2図の弁装置の拡大断面図である。 第4図は、本発明の液圧式舵取リンクの別態様の模式図
である。 第5図は、第3図に示した弁装置の別構成の拡大断面図
である。 11…船外機、13…推進ユニツト、15…動力ヘツ
ド、17…内燃機関、19…下部ユニツト、21…プロ
ペラ、23…逆転伝動、25…ボートトランソム、27
…舵取軸、29…チルト軸、31…推進ユニツト取り付
け組立体、35…トランソムブラケツト組立体、51…
回りブラケツト組立体、91…チルトピン、103…回
りブロツク、107…中心ピン、108…かじとり装
置、109…かじとりアーム、111…かじとりリン
ク、113…液圧シリンダ−ピストン組立体、115…
シリンダ、117…流体入口、119…流体入口、12
0…ピストン、121…ピストン棒、123…植込ボル
ト、125…植込ボルト、127…制御装置、129…
ポンプ、137…第一の導管、139…第二の導管、1
41…弁ハウジング、142…植込ボルト、143…弁
室、144、146…末端面、145、147…かじと
り入口、149、151…戻り口、153…入口、15
5、157…導管、159…減圧弁、160…逆止弁、
161…弁部材、163、165…室、167、16
9、171…円筒部、173、175…棒、183…液
圧作動装置

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボートトランソム(25)に設置する船舶
    用推進装置であって、推進ユニット(13)と、該推進
    ユニットをボートトランソムに対して舵取軸(27)の
    回りに枢動可能に連結する装置と、前記推進ユニットを
    前記舵取軸の回りに回転させる装置とから成り、該回転
    装置がボートトランソムと前記推進ユニットとに枢動す
    るように接続された伸縮可能な舵取リンク(111)
    と、該舵取リンクを選択的に伸張および収縮させる装置
    であって運転者によって作動されて伸縮可能な前記ボー
    トトランソムと前記推進ユニットとに接続された制御装
    置(127)とを含み、制御装置を運転者が作動させる
    ことに応答して前記舵取リンクを選択的に伸張させるよ
    う前記制御装置が前記舵取リンクに接続されている船舶
    用推進装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の船舶用推進装
    置であって、前記制御装置(127)が前記推進ユニッ
    ト(13)に枢動するように接続された第一の部材(1
    41)と、ボートトランソムに可動接続され且つ前記第
    一の部材に関して第一、第二および第三の位置の間を移
    動可能な第二の部材(161)と、前記第二の部材を前
    記第一の部材に関して移動させるための運転者によって
    作動される装置(183)とから成り、前記第二の部材
    が前記第一の位置にある時には、前記制御装置が前記リ
    ンク(111)を伸張させ、前記第二の部材が前記第2
    の位置にある時には、前記リンクを収縮させ、前記第二
    の部材が前記第三の位置にある時には、前記リンクを伸
    張も収縮も起こさせない船舶用推進装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の船舶用推進装
    置であって、前記舵取リンク(111)が伸縮可能な液
    圧式舵取装置であって、一端が前記推進ユニット(1
    3)に枢軸的に接続され他端がボートトランソム(2
    5)に枢軸的に接続され且つ第一および第二の流体口
    (117、119)を有し、前記第一の入口に入る流体
    に応答して伸張し、前記第二の入口に入る流体に応答し
    て収縮する液圧舵取装置を備え、前記制御装置が前記第
    一および第二の入口への作動流体の供給と前記第一およ
    び第二の入口からの作動流体の排出を制御する船舶用推
    進装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の船舶用推進装
    置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流体源
    (129)および弁装置(135)から成り、該弁装置
    は、前記第一の流体源と接続し且つ前記液圧式舵取装置
    の前記第一の入口と連結する第一の導管(137)と、
    前記液圧式舵取装置の前記第二の入口(135)と連結
    する第二の導管(139)と、前記推進ユニットに枢動
    的に接続した弁ハウジング(141)と、該弁ハウジン
    グに収容され前記弁ハウジングに関して第一、第二およ
    び第三の位置の間を移動可能な弁部材(161)と、前
    記弁ハウジングに関して前記弁部材を移動させるための
    運転者によって作動される装置(183)とから成り、
    前記弁装置が、前記弁部材が前記第一の位置にある時に
    は、前記第一の流体源を前記第一の導管と連結させ、前
    記弁部材が前記第二の位置にある時には、前記第一の流
    体源を前記第二の導管と連結させ、前記弁部材が前記第
    三の位置にある時には、前記第一の流体源を前記第一お
    よび第二の導管の両方と連結させる船舶用推進装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項記載の船舶用推進装
    置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流体源
    (128)および弁装置(135)から成り、該弁装置
    は、前記第一の流体源と接続し且つ前記液圧舵取装置の
    前記第一の入口と連結する第一の導管と、前記液圧舵取
    装置の前記第二の入口と連結する第二の導管と、前記推
    進ユニットに枢動的に接続した弁ハウジングと、該弁ハ
    ウジングに収容され前記弁ハウジングに関して第一、第
    二および第三の位置の間を移動可能な弁部材と、前記弁
    ハウジングに関して前記弁部材を移動させるための運転
    者によって作動される装置とから成り、前記弁装置が、
    前記弁部材が前記第一の位置にある時には、前記第一の
    流体源を前記第一の導管と連結させ、前記弁部材が前記
    第二の位置にある時には、前記第一の流体源を前記第二
    の導管と連結させ、前記弁部材が前記第三の位置にある
    時には、前記第一の流体源を前記第一および第二の導管
    のいずれとも連結しない船舶用推進装置。
  6. 【請求項6】ボートトランソムに設置する船舶用推進装
    置であって、推進ユニットと、該推進ユニットをボート
    トランソムに対して舵取軸の回りに枢動可能に連結する
    装置と、前記推進ユニットを前記舵取軸の回りに回転さ
    せる装置とから成り、該回転装置が、前記推進ユニット
    に固定的に取り付けられてこのユニットと共に前記舵取
    軸の回りを回転し、対向する第一および第二の末端(1
    25、142)を有する舵取アーム(109)であって
    前記対向する両端の中間の前記舵取アーム上の点で前記
    推進ユニットに取り付けられているものと、前記舵取ア
    ームの前記第一の末端とボートトランソムとに枢軸的に
    接続した伸縮可能な舵取リンクと、前記リンクを選択的
    に伸張および収縮させる装置であって運転者によって作
    動されて伸縮可能な前記舵取アームの前記第二の末端と
    ボートトランソムとに接続された制御装置を含み、該制
    御装置を運転者が作動させることに応答して前記舵取リ
    ンクを選択的に伸張させるように前記制御装置が前記リ
    ンクに接続されている船舶用推進装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載の船舶用推進装
    置であって、前記制御装置が前記舵取アームの第二の末
    端に枢軸的に結合された第一の部材と、ボートトランソ
    ムに枢軸的に結合された第二の部材であって前記第一の
    部材に可動的に結合し且つ前記第一の部材に対して第
    一、第二および第三の位置の間で移動可能な部材と、前
    記第一の部材に対して前記第二の部材を移動させる運転
    者によって作動される装置とから成り、前記第二の部材
    が前記第一の位置にある時には前記制御装置が前記リン
    クを伸張させ、前記第二の部材が前記第二の位置にある
    時には前記リンクを収縮させ、前記第二の部材が前記第
    三の位置にある時には前記リンクを伸張も収縮もさせな
    い船舶用推進装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第6項記載の船舶用推進装
    置であって、前記舵取リンクが伸縮可能な液圧式舵取装
    置であって、一端が前記舵取アームの前記第一の末端に
    枢軸的に接続され多端がボートトランソムに枢軸的に接
    続され且つ第一および第二の流体口を有し、前記第一の
    入口に入る流体に応答して伸張し、前記第二の入口に入
    る流体に応答して収縮する液圧式舵取装置を備え、前記
    制御装置が前記第一および第二の入口への作動流体の供
    給と前記第一および第二の入口からの作動流体の排出を
    制御する船舶用推進装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項記載の船舶用推進装
    置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流体源
    および弁装置から成り、該弁装置は、前記第一の流体源
    と接続し且つ前記液圧式舵取装置の前記第一の入口と連
    結する第一の導管と、前記液圧舵取装置の前記第二の入
    口と連結する第二の導管と、前記舵取アームの前記第二
    の末端に枢軸的に接続した弁ハウジングと、該弁ハウジ
    ングに収容され前記弁ハウジングに関して第一、第二お
    よび第三の位置の間を移動可能な弁部材と、前記弁ハウ
    ジングに関して前記弁部材を移動させるための運転者に
    よって駆動される装置とから成り、前記弁装置が、前記
    弁部材が前記第一の位置にある時には、前記第一の流体
    源を前記第一の導管と連結させ、前記弁部材が前記第二
    の位置にある時には、前記第一の流体源を前記第二の導
    管と連結させ、前記弁部材が前記第三の位置にある時に
    は、前記第一の流体源を前記第一および第二の導管の両
    方と連結させる船舶用推進装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項記載の船舶用推進
    装置であって、前記運転者によって作動される装置(1
    83)が、一端が前記弁部材に接続し他端がボートトラ
    ンソムに接続し、第一および第二の流体入口を有する液
    圧作動の装置であって、前記第一の入口に入る流体に応
    答して前記弁ハウジングに対して前記第一の位置に前記
    弁部材を移動させ、前記第二の入口に入る流体に応答し
    て前記弁ハウジングに対して前記第二の位置に前記弁部
    材を移動させ、運転者により作動される舵取装置(19
    3)が、第二の流体源(198)と、該第二の流体源に
    連通するポンプ装置(199)と、前記ポンプ装置およ
    び前記液圧作動装置の前記第一の入口と連結する第三の
    導管(201)と、前記ポンプ装置および前記液圧作動
    の装置の前記第二の入口と連結する第四の導管(20
    3)と、正逆両方向へ旋回可能な舵取機構(197)か
    ら成り、前記運転者により作動される舵取装置が前記舵
    取機構の一方向への旋回に応答して前記第三の導管を通
    して流体を送り且つ前記舵取機構の逆方向の旋回に応答
    して前記第四の導管を通して流体を送る船舶用推進装
    置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第8項記載の船舶用推進
    装置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流体
    源と、前記第一の流体源と接続し且つ前記液圧式舵取装
    置の前記第一の入口と連結する第一の導管から成る弁装
    置と、前記液圧式舵取装置の前記第二の入口と連結する
    第二の導管と、前記舵取アームの前記第二の末端に枢軸
    的に接続した弁ハウジングと、該弁ハウジングに収容さ
    れ前記弁ハウジングに関して第一、第二および第三の位
    置の間を移動可能な弁部材と、前記弁ハウジングに関し
    て前記弁部材を移動させるための運転者によって駆動さ
    れる装置とから成り、前記弁装置が、前記弁部材が前記
    第一の位置にある時には、前記第一の流体源を前記第一
    の導管と連結させ、前記弁部材が前記第二の位置にある
    時には、前記第一の流体源を前記第二の導管と連結さ
    せ、前記弁部材が前記第三の位置にある時には、前記第
    一の流体源を前記第一および第二の導管の何れとも連結
    しない船舶用推進装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第11項記載の船舶用推
    進装置であって、前記運転者によって作動される装置
    が、一端が前記弁部材に接続し他端がボートトランソム
    に接続し、第一および第二の流体入口を有する液圧作動
    の装置であって、前記第一の入口に入る流体に応答して
    前記弁ハウジングに対して前記第一の位置に前記弁部材
    を移動させ、前記第二の入口に入る流体に応答して前記
    弁ハウジングに対して前記第二の位置に前記弁部材を移
    動させ、運転者によって作動される舵取装置が、第二の
    流体源と、該第二流体源に連通するポンプ装置と、前記
    ポンプ装置および前記液圧作動装置の前記第一の入口と
    連通する第三の導管と前記ポンプ装置および前記液圧作
    動の装置の前記第二の入口と連結する第四の導管と、正
    逆両方向へ旋回可能な舵取機構とを具備し、前記運転者
    により作動される舵取装置が前記舵取機構の一方向への
    旋回に応答して前記第三の導管を通して流体を送り且つ
    前記舵取機構の逆方向の旋回に応答して前記第四の導管
    を通して流体を送る船舶用推進装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第6項記載の船舶用推進
    装置であって、前記推進ユニットをボートトランソムに
    接続する前記装置が、回りブラケット(511)と、前
    記回りブラケットをボートトランソムに対して水平チル
    ト軸(91)の回りを枢軸運動可能にボートトランソム
    に接続する装置と、前記チルト軸の回りを前記回りブラ
    ケットと共に前記推進ユニットを共通運動させ前記舵取
    軸の回りに前記回りブラケットに対して前記推進ユニッ
    トを枢軸可能に連結する装置とを具備する船舶用推進装
    置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第13項記載の船舶用推
    進装置であって、前記推進ユニットを前記回りブラケッ
    トに連結する前記装置が、前記回りブラケットに伸びて
    おり前記推進ユニットに固定されている中心ピン(10
    7)を備え、前記舵取アームが前記中心ピンに固定して
    取り付けられている船舶用推進装置。
  15. 【請求項15】ボートトランソムに設置する船舶用推進
    装置であって、回りブラケットと、該回りブラケットを
    ボートトランソムに対して水平チルト軸の回りに枢動可
    能に連結する装置と、推進ユニットと、前記推進ユニッ
    トを前記回りブラケットと共に前記チルト軸の回りに回
    転させ、前記推進ユニットを前記回りブラケットに対し
    て前記チルト軸を横切る舵取軸の回りを枢軸運動可能に
    連結する装置であって、前記回りブラケットに伸びて前
    記推進ユニットに固定されて前記舵取軸の回りを前記ユ
    ニットと共に回転する中止ピンを備えている前記回りブ
    ラケットに前記推進ユニットを接続する装置と、前記舵
    取軸の回りに前記中心ピンを回転させる装置であって、
    前記中心ピンに固定して取り付けられてこのピンと共に
    前記舵取軸の回りを回転させる舵取アームであって、対
    向する第一および第二の末端を有し、前記対向する両端
    の中間の前記舵取アーム上の点で前記中心ピンに取り付
    けられたものと、前記回りブラケットに枢軸的に接続し
    た一端と前記舵取アームの前記第一の末端に枢軸的に接
    続した他端を有し且つ第一および第二の流体入口を有す
    る伸縮可能な減圧式舵取装置であって、流体が前記第一
    の入口に入るのに応答して伸張し、流体が前記第二の入
    口に入るのに応答して収縮するものと、前記液圧式舵取
    装置を選択的に伸張および収縮させる装置であって、前
    記回りブラケットと前記舵取アームの前記第二の末端と
    の間に接続され、前記液圧式舵取装置に駆動接続されて
    前記第一および第二の入口への液体の供給と前記第一お
    よび第二の入口からの液体の排出を選択的に制御する伸
    縮可能な制御装置を備えるものとを有する装置とから成
    る船舶用推進装置。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第15項記載の船舶用推
    進装置であって、前記液圧式舵取装置が、前記回りブラ
    ケットに枢軸的に接続し且つ第一および第二の流体入口
    を有する液圧シリンダ(113)と、一端が前記シリン
    ダに滑動して収納され他端が前記舵取アームの前記第一
    の末端に枢軸的に接続されるピストン棒(121)を備
    え前記ピストン棒は前記第一の入口に入る流体に応答し
    て伸張し、前記第二の入口に入る流体に応答して収縮す
    る船舶用推進装置。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第16項記載の船舶用推
    進装置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流
    体源および弁装置から成り、該弁装置は、前記第一の流
    体源と接続し且つ前記液圧シリンダの前記第一の入口と
    連結する第一の導管と、前記液圧シリンダの前記第二の
    入口と連結する第二の導管と、前記舵取アームの前記第
    二の末端に枢軸的に接続した弁ハウジングと、該弁ハウ
    ジングに収容され前記弁ハウジングに関して第一、第二
    および第三の位置の間を移動可能な弁部材と、前記弁ハ
    ウジングに関して前記弁部材を移動させるための運転者
    によって駆動される装置とから成り、前記弁装置が、前
    記弁部材が前記第一の位置にある時には、前記第一の流
    体源を前記第一の導管と連結させ、前記弁部材が前記第
    二の位置にある時には、前記第一の流体源を前記第二の
    導管と連結させ、前記弁部材が前記第三の位置にある時
    には、前記第一の流体源を前記第一および第二の導管の
    両方と連結させる船舶用推進装置。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲第17項記載の船舶用推
    進装置であって、前記運転者によって作動される装置
    が、前記回りブラケットに接続され第一および第二の入
    口を有する第二のシリンダ(185)と、一端が前記第
    二のシリンダ中に滑動収納された他端が前記弁部材の接
    続された第二のピストン棒(119)とを有し、前記第
    二のピストン棒が前記第二のシリンダの前記第一の入口
    に入る流体に応答して伸張し、前記第二のシリンダの前
    記第二の入口に入る流体に応答して収縮し、運転者作動
    の舵取装置が、第二の流体源と、前記第二流体源に接続
    されたポンプ装置と、前記ポンプ装置および前記第二の
    シリンダの前記第一の入口と連結する第三の導管と前記
    ポンプ装置および前記第二のシリンダの前記第二の入口
    と連結する第四の導管と、正逆両方向へ旋回可能な、前
    記ポンプ装置に接続された舵取機構(197)とから成
    り、前記舵取装置が前記舵取機構の一方向への旋回に応
    答して前記第三の導管を通して流体を送り、前記舵取機
    構の反対方向への旋回に応答して前記第四の導管を通し
    て流体を送るようにした船舶用推進装置。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲第16項記載の船舶用推
    進装置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流
    体源および弁装置から成り、該弁装置が、前記第一の流
    体源と接続し且つ前記液圧シリンダの前記第一の入口と
    連結する第一の導管と、前記液圧シリンダの前記第二の
    入口と連結する第二の導管と、前記舵取アームの前記第
    二の末端に枢軸的に接続した弁ハウジングと、該弁ハウ
    ジングに収容され前記弁ハウジングに関して第一、第二
    および第三の位置の間を移動可能な弁部材と、前記弁ハ
    ウジングに関して前記弁部材を移動させるための運転者
    によって作動される装置とから成り、前記弁装置が、前
    記弁部材が前記第一の位置にある時には、前記第一の流
    体源を前記第一の導管と連結させ、前記弁部材が前記第
    二の位置にある時には、前記第一の流体源を前記第二の
    導管と連結させ、前記弁部材が前記第三の位置にある時
    には、前記第一の流体源を前記第一および第二の導管の
    何れとも連結しない船舶用推進装置。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲第19項記載の船舶用推
    進装置であって、前記運転者によって作動される装置
    が、前記回りブラケットに接続され第一および第二の入
    口を有する第二のシリンダと、一端が前記第二のシリン
    ダ中に滑動収納され他端が前記弁部材に接続された第二
    のピストン棒とから成る液圧作動装置であり、前記第二
    のピストン棒が前記第二のシリンダの前記第一の入口に
    入る流体に応答して伸張し、前記第二のシリンダの前記
    第二の入口に入る流体に応答して収縮し、運転者作動の
    舵取装置が、第二の流体源と、該第二の流体源に接続さ
    れた、該ポンプ装置および前記液圧作動の装置の前記第
    一の入口と連結する第三の導管と、前記ポンプ装置およ
    び前記液圧作動の装置の前記第二の入口と連結する第四
    の導管と、前記ポンプ装置に接続され、正逆両方向へ旋
    回可能な舵取機構とから成り、前記運転者により駆動さ
    れる舵取装置が前記舵取機構の一方向への旋回に応答し
    て前記第三の導管を通して流体を送り、前記舵取機構の
    反対方向への旋回に応答して前記第四の導管を通して流
    体を送るようにした船舶用推進装置。
  21. 【請求項21】特許請求の範囲第15項記載の船舶用推
    進装置であって、前記液圧式舵取装置が、第一および第
    二の閉末端を有するシリンダ(115)であって、前記
    第一の末端が前記回りブラケットに枢軸的に接続された
    ものと、前記シリンダ中を移動可能で且つ前記シリンダ
    を前記シリンダの前記第一の末端に近い第一の圧力室と
    前記シリンダの前記第二の末端に近い第二の圧力室とに
    分割するピストン(120)と、前記シリンダの前記第
    二の末端を通って伸び且つ前記ピストンに固定的に取り
    付けられた第一の末端と前記舵取アームの前記第一の末
    端に枢軸的に結合した第二の末端を有するピストン(1
    21)とから成り、前記ピストン棒がピストン棒の前記
    第二の末端近くに前記第一および第二の流体入口を備え
    且つ前記第一の流体入口と前記第一の圧力室との間を連
    結する通路装置と前記第二の流体入口と前記第二の圧力
    室との間を連結する通路装置とを備える船舶用推進装
    置。
  22. 【請求項22】特許請求の範囲第21項記載の船舶用推
    進装置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流
    体源と、前記第一の流体源と接続し且つ前記ピストン棒
    の前記第一の入口と連結する第一の導管から成る弁装置
    と、前記ピストン棒の前記第二の入口と連結する第二の
    導管と、前記舵取アームの前記第二の末端に枢軸的に接
    続した弁ハウジングと、該弁ハウジングに収容され前記
    弁ハウジングに関して第一、第二および第三の位置の間
    を移動可能な弁部材と、前記弁ハウジングに関して前記
    弁部材を移動させるための運転者によって作動される装
    置とから成り、前記弁装置が、前記弁部材が前記第一の
    位置にある時には、前記第一の流体源を前記第一の導管
    と連結させ、前記弁部材が前記第二の位置にある時に
    は、前記第一の流体源を前記第二の導管と連結させ、前
    記弁部材が前記第三の位置にある時には、前記第一の流
    体源を前記第一および第二の導管の両方と連結させる船
    舶用推進装置。
  23. 【請求項23】特許請求の範囲第22項記載の船舶用推
    進装置であって、前記運転者によって作動される装置
    が、前記回りブラケットに接続され第一および第二の入
    口を有する第二の液圧シリンダ(183)と、一端が前
    記第二のシリンダ中に滑動収納され他端が前記弁部材に
    接続された第二のピストン棒(191)とを有し、前記
    第二のピストン棒が前記第二のシリンダの前記第一の入
    口に入る流体に応答して伸張し、前記第二のシリンダの
    前記第二の入口に入る流体に応答して収縮する液圧作動
    の装置と、から成り、運転者作動舵取装置が第二の流体
    源と、該第二流体源に接続されたポンプ装置と、該ポン
    プ装置および前記第二のシリンダの前記第一の入口と連
    結する第三の導管と、前記ポンプ装置および前記第二の
    シリンダの前記第二の入口と連結する第四の導管と、前
    記ポンプ装置に連結され、正逆両方向へ旋回可能な舵取
    機構(197)とから成り、前記舵取装置が前記舵取機
    構の一方向への旋回に応答して前記第三の導管を通して
    流体を送り、前記舵取機構の反対方向への旋回に応答し
    て前記第四の導管を通して流体を送るようにした船舶用
    推進装置。
  24. 【請求項24】特許請求の第21項記載の船舶用推進装
    置であって、前記制御装置が、第一の加圧された流体源
    および弁装置とから成り、該弁装置は、前記第一の流体
    源と接続し且つ前記ピストン棒の前記第一の入口と連結
    する第一の導管と、前記ピストン棒の前記第二の入口と
    連結する第二の導管と、前記舵取アームの前記第二の末
    端に枢軸的に接続した弁ハウジングと、該弁ハウジング
    に収容され前記弁ハウジングに関して第一、第二および
    第三の位置の間を移動可能な弁部材と、前記弁ハウジン
    グに関して前記弁部材を移動させるための運転者によっ
    て駆動される装置とから成り、前記弁装置が、前記弁部
    材が前記第一の位置にある時には、前記第一の流体源を
    前記第一の導管と連結させ、前記弁部材が前記第二の位
    置にある時には、前記第一の流体源を前記第二の導管と
    連結させ、前記弁部材が前記第三の位置にある時には、
    前記第一の流体源を前記第一および第二の導管の何れと
    も連結しない船舶用推進装置。
  25. 【請求項25】特許請求の範囲第24項記載の船舶用推
    進装置であって、前記運転者によって駆動される装置
    が、前記回りブラケットに接続され第一および第二の入
    口を有する第二の液圧シリンダと、一端が前記第二のシ
    リンダ中に滑動収納され他端が前記弁部材に接続された
    第二のピストン棒とを有し、前記第二のピストン棒が前
    記第二のシリンダの前記第一の入口に入る流体に応答し
    て伸張し、前記第二のシリンダの前記第二の入口に入る
    流体に応答して収縮する液圧作動装置であり、運転者作
    動装置が、第二の流体源と、該第二流体源に接続された
    ポンプ装置と、該ポンプ装置および前記第二のシリンダ
    の前記第一の入口と連結する第三の導管と、前記ポンプ
    および前記第二のシリンダの前記第二の入口と連結する
    第四の導管と、前記ポンプに接続され、正逆両方向へ旋
    回可能な舵取機構とから成り、前記舵取装置が前記舵取
    機構の一方向への旋回に応答して前記第三の導管を通し
    て流体を送り、前記舵取機構の反対方向への旋回に応答
    して前記第四の導管を通して流体を送るようにした船舶
    用推進装置。
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