JPH0661831A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0661831A
JPH0661831A JP4210094A JP21009492A JPH0661831A JP H0661831 A JPH0661831 A JP H0661831A JP 4210094 A JP4210094 A JP 4210094A JP 21009492 A JP21009492 A JP 21009492A JP H0661831 A JPH0661831 A JP H0661831A
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JP
Japan
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channel mos
transistor
capacitance
signal line
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP4210094A
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English (en)
Inventor
Ryuji Sekimori
隆二 関森
Kentaro Nakai
健太郎 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プルアップトランジスタのカップリング容量
の影響を打ち消してアクセス遅延を防止する。 【構成】 プルアップトランジスタ8のゲートに入力さ
れる制御信号SCの反転信号をインバータ10より出力
する。インバータ10の出力をPチャネルMOSトラン
ジスタ11のゲートに入力する。PチャネルMOSトラ
ンジスタ11のドレイン及びソースは信号線9に接続さ
れている。そして、PチャネルMOSトランジスタ8の
ゲート−ドレイン間のカップリング容量とほぼ等しい容
量をPチャネルMOSトランジスタ11はゲート−ドレ
イン間及びゲート−ソース間に有している。 【効果】 プルアップトランジスタ8のカップリング容
量の影響をPチャネルMOSトランジスタ11が打ち消
すことにより信号線9の電位は速やかに変化するのでア
クセスの高速化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バッファ回路等の出
力にプルアップトランジスタを備えた半導体集積回路に
関し、特に半導体集積回路のアクセス遅延を低減する技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の半導体集積回路の一部を構
成するバッファ回路及びその出力に接続されたプルアッ
プトランジスタを示す回路図である。図において、1は
電圧VCCを出力する電源、2は接地電位GNDにある接
地を示している。3は電源1にソースを接続したPチャ
ネルMOSトランジスタ、4は電源1にソースを接続
し、PチャネルMOSトランジスタ3のゲートにゲート
を接続したPチャネルMOSトランジスタ、5はPチャ
ネルMOSトランジスタ3のドレイン及びゲートにドレ
インを接続し、制御信号SAをゲートに入力するNチャ
ネルMOSトランジスタ、6はPチャネルMOSトラン
ジスタ4のドレインにドレインを接続し、NチャネルM
OSトランジスタ5のソースにソースを接続し、ゲート
に制御信号SBを入力するNチャネルMOSトランジス
タ、7はNチャネルMOSトランジスタ5,6のソース
にドレインを接続し、接地2にソースを接続し、ゲート
に制御信号SCを入力するNチャネルMOSトランジス
タ、20は基板上に形成された半導体集積回路である。
そして、PチャネルMOSトランジスタ3,4及びNチ
ャネルMOSトランジスタ5,6,7でバッファ回路を
構成している。PチャネルMOSトランジスタ2のドレ
インとNチャネルMOSトランジスタ5のドレインが接
続されているノードNDはバッファ回路の出力端であ
る。9はノードNDに接続された信号線である。そし
て、信号線9は図示されていてない半導体集積回路20
の他の部分に信号を伝達する。8は電源1にソースを接
続し、信号線9にドレインを接続し、ゲートに制御信号
SCを入力するPチャネルMOSトランジスタである。
この制御信号SCに制御されたPチャネルMOSトラン
ジスタ8は信号線の電位を電源1の電位に引き上げるプ
ルアップトランジスタとして働く。
【0003】図3に示した回路の動作を図4を用いて説
明する。図4において、(a)は図3に示したNチャネ
ルMOSトランジスタ3のゲートに入力される制御信号
SAを示すタイミングチャート、(b)は図3に示した
NチャネルMOSトランジスタ5のゲートに入力される
制御信号SBを示すタイミングチャート、(c)は図3
に示したNチャネルMOSトランジスタ7及びPチャネ
ルMOSトランジスタ8のゲートに入力される制御信号
SCを示すタイミングチャート、(d)は図3に示した
ノードNDの電位を示すタイミングチャートである。ま
ず、制御信号SCが“L”のとき、NチャネルMOSト
ランジスタ7はオフ状態であり、PチャネルMOSトラ
ンジスタ8はオン状態である。また、制御信号SA,S
Bはそれぞれ相補的であるため、NチャネルMOSトラ
ンジスタ5,6のうち一方が常にオフしている。いま、
NチャネルMOSトランジスタ7がオフ状態であるた
め、PチャネルMOSトランジスタ3に電流が流れず、
PチャネルMOSトランジスタ4もオフ状態である。従
って、図に示したバッファ回路は不能状態にある。そし
てノードNDの電位はPチャネルMOSトランジスタ8
によって電位VCCに固定される。
【0004】次に、制御信号SA,SBがそれぞれ
“L”及び“H”のとき、NチャネルMOSトランジス
タ5はオフ状態であり、NチャネルMOSトランジスタ
6はオン状態である。この状態で、図4に示すように制
御信号SCが“L”から“H”へ変化するとPチャネル
MOSトランジスタ8がオフすると同時にNチャネルM
OSトランジスタ7がオンする。そのためノードNDの
電位は電源電位VCCから接地電位GNDへと変化する。
しかしこの時、プルアップトランジスタ8のゲート−ド
レイン間のカップリング容量の影響で、一度浮き上がっ
てから電位GNDになる。
【0005】次に、制御信号SCが“H”となり、バッ
ファ回路が能動状態のとき、制御信号SA,SBがそれ
ぞれ“L”及び“H”であればバッファ回路より信号線
9に“L”が出力され、制御信号SA,SBがそれぞれ
“H”及び“L”であればバッファ回路より信号線9に
“H”が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
は以上のように構成されているので、バッファ回路等の
出力に接続した信号線を接地電位GNDにして動作させ
ようとすると、プルアップトランジスタのカップリング
容量の影響でバッファ回路等の出力に接続した信号線が
接地電位GNDになるのが遅れるため、アクセス遅延が
発生するという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プルアップトランジスタのカッ
プリング容量による影響を打ち消してプルアップトラン
ジスタのカップリングによるアクセス遅延を無くすこと
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
集積回路は、基板と、前記基板上に形成され、信号線に
一方電極を接続し、電源に他方電極を接続し、制御電極
に制御信号を入力し、前記制御信号に応答して前記信号
線の電位を前記電源の電位にするトランジスタと、前記
基板上に形成され、前記信号線に一方端を接続し、前記
制御信号の反転信号を他方端に入力する容量手段とを備
えて構成されている。
【0009】第2の発明に係る半導体集積回路の前記容
量手段は、一方電極及び他方電極のうち少なくとも一方
を前記信号線に接続し、制御電極に前記反転信号を入力
し、前記トランジスタの前記信号線と前記制御電極との
間に存する容量とほぼ等しい容量を前記出力端子と前記
制御電極間に有する他のトランジスタを備えて構成され
ている。
【0010】
【作用】第1の発明における容量手段は、制御信号がト
ランジスタの一方電極と制御電極との間の容量によって
信号線の電位を持ち上げようとするのとは反対に制御信
号の反転信号により信号線の電位を引き下げるように働
くので、トランジスタのカップリング容量の影響を低減
してトランジスタをオフしたとき信号線を速やかに引き
下げることができる。
【0011】第2の発明における他のトランジスタは、
制御信号がトランジスタの一方電極と制御電極との間の
容量によって信号線の電位を持ち上げようとするのとは
反対に制御信号の反転信号により信号線の電位を引き下
げるように働くので、トランジスタのカップリング容量
の影響を打ち消してトランジスタがオフしたとき信号線
を速やかに引き下げることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、10は制御信号SCを入力し、制
御信号SCの反転信号を出力するインバータ、11はイ
ンバータ10の出力をゲートに入力し、ソース及びドレ
インを信号線9に接続したPチャネルMOSトランジス
タ、21は半導体基板に形成された半導体集積回路であ
り、その他図3と同一符号は図3と同一もしくは相当す
る部分を示す。そして、PチャネルMOSトランジスタ
11のゲート−ソース間の容量とゲート−ドレイン間の
容量との和とプルアップトランジスタ8のゲート−ドレ
イン間の容量と同じ値を有する。
【0013】図1に示した回路の動作を図2を用いて説
明する。図2において、(a)は図3に示したNチャネ
ルMOSトランジスタ3のゲートに入力される制御信号
SAを示すタイミングチャート、(b)は図3に示した
NチャネルMOSトランジスタ5のゲートに入力される
制御信号SBを示すタイミングチャート、(c)は図3
に示したNチャネルMOSトランジスタ4及びPチャネ
ルMOSトランジスタ6のゲートに入力される制御信号
SCを示すタイミングチャート、(d)は制御信号SC
の反転信号を示すタイミングチャートである。(e)は
図3に示したノードNDの電位を示すタイミングチャー
トである。制御信号SA,SB,SCがそれぞれ
“L”,“H”,“L”のとき及び“H”,“L”,
“L”のとき、また“L”,“H”,“H”のとき及び
“H”,“L”,“H”のときは図3に示した従来のバ
ッファ回路と同じ動作である。
【0014】ただし、制御信号SA,SBが“L”,
“H”のときに制御信号SCが“L”から“H”へ変化
するとプルアップトランジスタ8のゲートに入力される
制御信号SCの変化をカップリング容量が信号線9に伝
えて信号線9の電位を引き上げようとする。一方、制御
信号SCが“L”から“H”へ変化するとインバータ1
0が制御信号SCの反転信号を出力するので、Pチャネ
ルMOSトランジスタ11のゲートは“H”から“L”
へ変化する。PチャネルMOSトランジスタ11のゲー
トと信号線9との間にはプルアップトランジスタ8のゲ
ート−ドレイン間容量と同じ容量があるため、信号線9
の電位を引き下げる効果は、ちょうど信号線9をプルア
ップトランジスタ8のカップリング容量が引き上げよう
とする影響を打ち消す。そして、ノードNDの電位はプ
ルアップトランジスタ8のカップリング容量に影響され
ることなく、“H”から“L”へと速やかに変化する。
【0015】なお、上記実施例ではPチャネルMOSト
ランジスタ11をキャパシタとして用いたが、キャパシ
タは他の構成であってもよく上記実施例と同様の効果を
奏する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明の半
導体集積回路によれば、基板上に形成され、信号線に一
方端を接続し、制御信号の反転信号を他方端に入力する
容量手段を備えて構成されているので、トランジスタの
制御電極と一方電極との間の容量による影響を打ち消す
ことができ、アクセス遅延を防止してアクセスを高速化
できるという効果がある。
【0017】請求項2記載の発明の半導体集積回路によ
れば、一方電極及び他方電極のうち少なくとも一方を前
記信号線に接続し、制御電極に制御信号の反転信号を入
力し、トランジスタの一方電極と制御電極との間に存す
る容量とほぼ等しい容量を信号線と制御電極間に有する
他のトランジスタを備えて構成されているので、トラン
ジスタの制御電極と一方電極との間の容量による影響を
打ち消すことができ、アクセス遅延を防止してアクセス
を高速化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体集積回路の一
部のバッファ回路及びプルアップトランジスタを示す回
路図である。
【図2】図1に示した半導体集積回路の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図3】従来の半導体集積回路の一部のバッファ回路及
びプルアップトランジスタを示す回路図である。
【図4】図3に示した半導体集積回路の動作を示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1 電源 2 接地 3,4,8 PチャネルMOSトランジスタ 5〜7 NチャネルMOSトランジスタ 9 信号線 10 インバータ 11 PチャネルMOSトランジスタ
フロントページの続き (72)発明者 中井 健太郎 兵庫県伊丹市東野四丁目61番5号 三菱電 機エンジニアリング株式会社エル・エス・ アイ設計センター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板上に形成され、信号線に一方電極を接続し、電
    源に他方電極を接続し、制御電極に制御信号を入力し、
    前記制御信号に応答して前記信号線の電位を前記電源の
    電位にするトランジスタと、 前記基板上に形成され、前記信号線に一方端を接続し、
    前記制御信号の反転信号を他方端に入力する容量手段
    と、 を備えた半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記容量手段は、一方電極及び他方電極
    のうち少なくとも一方を前記信号線に接続し、制御電極
    に前記制御信号の反転信号を入力し、前記トランジスタ
    の前記一方電極と前記制御電極との間に存する容量とほ
    ぼ等しい容量を前記信号線と前記制御電極間に有する他
    のトランジスタを含む請求項1記載の半導体集積回路。
JP4210094A 1992-08-06 1992-08-06 半導体集積回路 Pending JPH0661831A (ja)

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JP4210094A JPH0661831A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 半導体集積回路

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JP4210094A JPH0661831A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 半導体集積回路

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ID=16583723

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JP4210094A Pending JPH0661831A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 半導体集積回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5988362A (en) * 1996-12-21 1999-11-23 Thames Co., Ltd. Curved conveyor
US6044104A (en) * 1997-12-18 2000-03-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cell search method and mobile station apparatus
US6806516B2 (en) 2002-05-30 2004-10-19 Renesas Technology Corp. Semiconductor device and system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5988362A (en) * 1996-12-21 1999-11-23 Thames Co., Ltd. Curved conveyor
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US6806516B2 (en) 2002-05-30 2004-10-19 Renesas Technology Corp. Semiconductor device and system
US7233045B2 (en) 2002-05-30 2007-06-19 Hitachi Ltd Semiconductor device and system

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