JPH0661553U - 車両用オルタネータの冷却装置 - Google Patents

車両用オルタネータの冷却装置

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Publication number
JPH0661553U
JPH0661553U JP471493U JP471493U JPH0661553U JP H0661553 U JPH0661553 U JP H0661553U JP 471493 U JP471493 U JP 471493U JP 471493 U JP471493 U JP 471493U JP H0661553 U JPH0661553 U JP H0661553U
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JP
Japan
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air
alternator
housing
vehicle
cooling device
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Withdrawn
Application number
JP471493U
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English (en)
Inventor
禎治 阿部
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0661553U publication Critical patent/JPH0661553U/ja
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、冷却効率の向上が図れ、
しかも、発電の出力性能の向上も図れる車両用オルタネ
ータの冷却装置を提供することにある。 【構成】 この考案の車両用オルタネータの冷却装置
は、システム作動エア圧を蓄圧するエアタンク19と、
エアタンク19にエア圧を供給するエアコンプレッサ1
1を備えた車両において、エンジンルーム内に配置され
たオルタネータ10を密閉型とし、オルタネータ10の
ハウジング20に外気が供給されるエア入口10aおよ
びエアコンプレッサ11の吸込口11aに接続されるエ
ア出口10bを備え、ハウジング20内に常に外気が通
気される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用オルタネータの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、エンジン始動用のスタータモータ、ガソリンエンジンであれば点火 系の電装品をはじめとして、ランプ類、エアコン装置など多くの電気機器があり 、これら機器の電力供給源としてバッテリおよび発電機(オルタネータ)がある 。
【0003】 発電機は、たとえば、ベルトを介してエンジンにより駆動され、その発電量は エンジンの回転数により異なるが、発電量が負荷量より少ない場合は、バッテリ は電源として働き放電する。また、発電量が負荷量より多い場合は発電機のみが 電源として働き、バッテリは発電機により充電される。 発電機としては、価格、性能、耐久性の面で優れていることから、一般に、半 導体整流方式のオルタネータが使用されている。また、車両用のオルタネータは 、主として、開放型のものが採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、開放型のオルタネータには、ハウジングに複数の通風孔が設けられ ており、その回転軸には、共に回転する冷却ファンが装備されている。そして、 冷却ファンにより通風孔にエアが送風され、その発電コイルの冷却が行こなわれ ている。
【0005】 しかしながら、エンジン稼働中、エンジンルームの温度は、エンジンから発す る熱のため例えば90°C以上の高温となっており、この雰囲気中において、冷 却ファンは温かい空気を発電コイルに送風するため、発電コイルの冷却効率が悪 るく、オルタネータの出力性能が十分に発揮されないといった不具合がある。 この考案は、上述した事情を考慮してなされ、その目的は、冷却効率の向上が 図れ、しかも、発電の出力性能の向上も図れる車両用オルタネータの冷却装置を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案の車両用オルタネータの冷却装置は、シ ステム作動エア圧を蓄圧するエアタンクと、エアタンクにエア圧を供給するエア コンプレッサを備えた車両において、エンジンルーム内に配置されたオルタネー タを密閉型とし、オルタネータのハウジングに外気が供給されるエア入口および エアコンプレッサの吸込口に接続されるエア出口を備えて構成されている。
【0007】
【作用】
この考案の車両用オルタネータの冷却装置によれば、エアコンプレッサにより 吸い込まれるエアは、外気側からオルタネータのハウジングのエア入口およびエ ア出口を通じて供給され、ハウジング内には、常に外気が通気される。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1および図2に基づいて詳細の説明する。 図1には、車両用オルタネータの冷却装置の概略構成図が示されている。 車両用オルタネータの冷却装置は、オルタネータ10、エアコンプレッサ11 およびエア切換弁12等から構成されている。
【0009】 オルタネータ10は、図2に示すように、密閉式ブラシレス型の発電機である 。オルタネータ10は、ハウジング20を備えており、このハウジング20内に は、ロータ22が配置されている。ロータ22の回転軸23は、ハウジング20 にベアリング21、21を介して回転自在に固定されており、ハウジング20か ら突出した回転軸23の先端には、プーリ24がナットで固定されている。この プーリ24には、エンジンにより駆動されるVベルト25が掛け渡されている。 ロータ22の内部には、ハウジング20側に固定されたロータ・コイル26が配 置されており、ロータ22の外側には、ハウジング内周壁に固定されたステータ ・コイル27が配置されている。一方、ハウジング20には、図2で見て左上に エア入口10aが、左下にエア出口10bがそれぞれ設けられており、ハウジン グ20は、これらのエア入口およびエア出口10a,10bを除き外側と遮断さ れている。なお、図2中の符号28はレギュレータを、符号29,30はブラケ ットを示している。これらブラケット29,30により、オルタネータ10はエ ンジンに固定される。
【0010】 図1に示すように、オルタネータ10のハウジング20のエア入口10aは、 管路P1を介して車両エンジン15の吸気管13に接続されている。つまり、エ ア入口10aには、エアクリーナ14側からの外気が供給可能となっている。 一方、ハウジング20のエア出口10bは、管路P2を介してエアコンプレッ サ11のエア吸込口11aに接続されている。従って、エアコンプレッサ11の 吸込口11aには、エアクリーナ14側から吸気管13、管路P1、ハウジング 20のエア入口およびエア出口10a,10b、そして、管路P2を通じて外気 が供給される。なお、この実施例の場合、エアコンプレッサ11は、モータによ り駆動されるが、エンジン15に駆動されるようにしても構わない。
【0011】 エアコンプレッサ11のエア吐出口11bは、管路P3を介してエア切換弁1 2の第1ポート12aに接続されている。 エア切換弁12は、例えば、外部パイロット方式かつ3ポート2位置の方向切 換弁からなり、第1切換位置S1および第2切換位置S2を有している。エア切 換弁12の第2ポート12bは、管路P4を介してエンジン15の吸気管13に 接続されている。管路P4の吸気管13への接続位置は、管路P1の接続位置よ りエンジン15の吸気ポート側とする。一方、エア切換弁12の第3ポート12 cは、エアタンク19に接続されている。このエア切換弁12は、通常、第1切 換位置S1となっており、例えば、エアタンク19側のエア圧が所定の圧力以上 となるとき、第2切換位置に切り換えられる。なお、エア切換弁12は、種々の 変形例が可能であり、例えば、エア切換弁をエアタンク19側のエア圧を検出し 、電気的に切換位置を切り換える電磁弁としても構わない。
【0012】 従って、エアコンプレッサ11から吐出されるエア圧は、エア切換弁12が第 1切換位置S1にあるとき、管路P3、エア切換弁12の第1および第3ポート 12a,12cを通じてエアタンク19に供給される。そして、エアタン19側 のエア圧が所定の圧力以上となるとき、エア切換弁12は第2切換位置S2に切 り換えられ、エアコンプレッサ11からのエア圧は、管路P3、エア切換弁12 の第1および第2ポート12a,12b、管路P4を通じてエンジン15の吸気 管13に供給される。
【0013】 従って、以上説明した車両用オルタネータの冷却装置によれば、オルタネータ 10のハウジング20内に、エアクリーナ14側からの外気が常に通気されるこ とになるため、ハウジング20内のロータ・コイルおよびステータ・コイル26 ,27、すなわち、発電コイルは、外気の冷たい空気で冷却される。そのため、 発電コイルの冷却効率の向上が図れ、オルタネータの発電の出力性能向上が図れ る。さらに、エア切換弁12が第2切換位置S2にあると、エアコンプレッサ1 1から吐出されるエア圧は、エンジン15の吸気管13に供給されることから、 エンジンの吸気効率が高められ、エンジンの出力性能の向上も図れるなど優れた 効果を奏する。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の車両用オルタネータの冷却装置は、密閉式オ ルタネータのハウジングに外気側のエアが供給されるエア入口とエアコンプレッ サの吸込口に接続されるエア出口とを備え、エアコンプレッサが吸い込むエアを 、外気側からハウジングのエア入口およびエア出口を通じて、ハウジング内に常 に外気が通気するようにしたから、オルタネータは、外気により強制冷却される ため、冷却効率の向上が図れ、しかも、発電の出力性能の向上も図れる等の効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用オルタネータの冷却装置を示す概略構成
図である。
【図2】密閉式オルタネータの断面図である。
【符号の説明】
10 オルタネータ 10a エア入口 10b エア出口 11 エアコンプレッサ 12 エア切換弁 13 吸気管 14 エアクリーナ 15 エンジン 19 エアタンク P1〜4 管路 20 ハウジング 21 ベアリング 22 ロータ 23 回転軸 24 プーリ 25 Vベルト 26 ロータ・コイル 27 ステータ・コイル 28 レギュレータ 29,30 ブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム作動エア圧を蓄圧するエアタン
    クと、エアタンクにエア圧を供給するエアコンプレッサ
    を備えた車両において、 エンジンルーム内に配置されたオルタネータを密閉型と
    し、オルタネータのハウジングに外気が供給されるエア
    入口およびエアコンプレッサの吸込口に接続されるエア
    出口を備えたことを特徴とする車両用オルタネータの冷
    却装置。
JP471493U 1993-02-16 1993-02-16 車両用オルタネータの冷却装置 Withdrawn JPH0661553U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP471493U JPH0661553U (ja) 1993-02-16 1993-02-16 車両用オルタネータの冷却装置

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JP471493U JPH0661553U (ja) 1993-02-16 1993-02-16 車両用オルタネータの冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661553U true JPH0661553U (ja) 1994-08-30

Family

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JP471493U Withdrawn JPH0661553U (ja) 1993-02-16 1993-02-16 車両用オルタネータの冷却装置

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Effective date: 19970508