JPH0661474U - 動力工具の締付具格納装置 - Google Patents

動力工具の締付具格納装置

Info

Publication number
JPH0661474U
JPH0661474U JP302693U JP302693U JPH0661474U JP H0661474 U JPH0661474 U JP H0661474U JP 302693 U JP302693 U JP 302693U JP 302693 U JP302693 U JP 302693U JP H0661474 U JPH0661474 U JP H0661474U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting body
spanner
stored
fastener
power tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP302693U
Other languages
English (en)
Inventor
威 豊島
洋 河上
博康 石川
孝幸 鈴木
孝允 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP302693U priority Critical patent/JPH0661474U/ja
Publication of JPH0661474U publication Critical patent/JPH0661474U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は動力工具の先端工具取付・取外しを
する締付具の格納に関するものであり、その目的は移動
に伴い発生しやすい分解・組立締付具の紛失や置き忘れ
を防止すると共に常に締付具が近くにあり、迅速に作業
が行える上に不適な締付具の使用による破損も防止し、
更に工具使用上の操作性を害しないようにすることであ
る。 【構成】 ベース3に設けられた連結ねじ7で連結体6
の一端を回動自在に連結し、他端を先端が六角のスパナ
9へ連結部8で回動自在に連結する。スパナ9を格納部
10へ格納した時、ベース接続部5に沿って配置される
連結体6のたるみや出ばりが最小になるように連結体6
の長さと配置を設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、動力工具の先端工具の取付・取外しに用いるスパナ等の締付具格納 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の芝刈機では、スパナ等は袋に入れて使用中の芝刈機とは別な所に保管さ れていた。他の動力工具においても、以前締付・緩めに用いられていた2本のス パナのうちの1本は、刃物軸固定装置に置きかえられたが、他の1本は使用中電 動工具とは離れた所に保管するのが一般である。そこで近年ツールレスとしてス パナ等の使用しない装置が開発されつつあるが、使いにくい面や信頼性に劣る面 があった。 電気ドリルでは本体又はコードにロープ又は鎖等でチャック締付用のキーを吊 り下げてあるが、ぶらぶらして工具使用中支障があるため他の種類の動力工具に はこの装置は用いられない。また電気ジグソーでは六角棒スパナを本体内に格納 しているものもあるが、前記六角棒スパナが本体と連結されていないため、紛失 する恐れがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術では、スパナ等組立・分解するための締付具を紛失したり、遠く 離れた位置に置いたりして組立分解が不能になったり遅れたりすることがあった 。またサイズの合わない締付具を用いて工具を破損することもあった。更に電動 ドリルのチャック操作用のキーはロープや鎖で本体又はコードに連結されている が、他の種類の動力工具では締付具が大きいため工具使用中支障があるので、本 体またはコードに連結されていないため、紛失する可能性があるといった問題が あった。また電気ジグソーでは六角棒スパナを内蔵している機種もあるが、本体 と連結されていないため紛失する恐れがあった。 本考案の目的は、上記の問題点を解決し、組立分解用締付具が紛失する恐れを なくすことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、付属の締付具にロープ又は鎖等の連結体を取付け、締付具の作業 上支障ない形で動力工具と連結し、工具使用上支障ない位置に格納することによ り達成される。また組立・分解用締付具の寸法形状が格納に適しない時は、折た たみ式にして工具使用上支障ない位置に格納することで上記目的を達成すること ができる。 なお連結体がたるんだり張り出したりして動力工具使用上支障となる時は、連 結体をできるだけ工具に密着させ、連結体のたるみや張り出しをなくす格納装置 とすることで上記目的を達成することができる。
【0005】
【作用】
締付具の作業上支障ない場所に回動自在な形でロープ状連結体の一端を連結し 、他端を動力工具の作業上の支障のない場所に連結したので、締付具の紛失が防 止できる。また締付具を動力工具使用上支障ない場所に格納し、また格納した状 態でばね等を用いて連結体をできるだけ工具に密着させたので連結体が工具使用 時の操作性を阻害することがない。更にスパナ等の長い締付具を折りたたみ式と して狭い場所に格納できるようにしたので、工具使用上の障害とならない。
【0006】
【実施例】
図1は本考案動力工具の締付具格納装置を採用した電気ジグソーを示すもので 、ジグソー本体1とブレード2、ベース3、ブレード取付ねじ4、ベース接続部 5を有し、ベース3に連結体6の一端が連結ねじ7で回動自在に連結されている 。連結体6の他端には回動自在の連結部8がありスパナ9と連結されている。該 スパナ9の先端をブレード取付ねじ4の六角穴に入れブレード2の着脱を行う。 図2は先端が六角のスパナ9をベース3の格納部に格納した状態であり、連結体 6がベース接続部5に沿ってたるみなくはい回されている状況を示している。こ の格納状態の説明図を図3に示す。すなわちベース接続部5に連結体6をできる だけ近接させて格納部10に、スパナ9を格納してある状態を示している。
【0007】 図4、図5は本考案の他の実施例を示すものであり、図4は連結体6の一部に ばね性を持たせて連結体6がベース接続部5に密着するようにした例を示すもの で、連結ねじ7に回動自在に連結されたリング11がばね性を有しており、該リ ング11に連結体6が連結されている。なお大きなリング12はリング11の変 形を制限するもので、リング11の破損を防止するものである。図5は連結体6 と平行にばね13を入れ、連結体6のたるみを押えたもので、連結体6が伸びき るとばね13の伸びは制限され、ばね13の破損が防止できる。なおばね13と 連結体6は固定点14で固定されている。図4、図5はばね性を持つ構造をそれ ぞれベース3側、連結ねじ7の近辺に配設したが、連結体6の途中や連結部8の 近辺に配設しても良い。 図6は連結体6の途中をばね性のある構造で支えたもので、外周に溝のあるロ ーラ15がばね性のある支持16で支えられ連結体6の途中を押している形であ る。連結体6の途中を押すことで連結体6のたわみはなくなる。
【0008】 図7は本考案をディスクグラインダに採用した一実施例を示すもので、トイシ 17のトイシカバー18に連結体6の一端が連結され、他端は折りたたみ形スパ ナ19に回転自在に連結されている。該折りたたみ形スパナ19で締付側フラン ジ20を回してトイシ17の着脱を行う。 図8はトイシカバー18を図7の矢視21の方向から見た図である。連結体6 の一端がトイシカバー18に連結ねじ7で回動自在に連結されており他端は折り たたみ形スパナ19に連結されている。該折りたたみ形スパナ19はトイシカバ ー18の格納部10に格納され、この場合連結体6はたるみの生じない長さとな っているが、前記ばね等によるたるみ取りの構造を用いる場合もある。なお、こ の図の折りたたみ形スパナ19は、図のような方向には折りたためるが、矢視2 2の方向にはスパナとしての腕が真直になるまでしか動かない。図8のスパナ1 9ではトイシ17の取外しにしか長い腕は使用できないが、スパナ19のカニ目 のピンを裏、表共長くすれば取付、取外し両方に腕が長い状態で使用できる。な おスパナ19は2本の腕が平行になるまで折りたたむことも可能である。 図9は同じく本考案をディスクグラインダに実施した例であるが、ブレーキ付 や空気動のグラインダの場合に用いる六角の先端を持った六角棒折りたたみスパ ナ23を格納部10に格納した状態を示している。
【0009】 図10は本考案を電気ルータに実施した例を示すもので、ルータ本体24に配 設されたピニオン形先端をもつキー25を回すための六角棒スパナ28を、ルー タのベース26に格納してある。図10では六角棒スパナ28は見えないが、ベ ース26の外周に沈めて設置された連結ねじ7に連結体6が連結され、ベース2 6の外周に設けられた溝27の中を通り、格納された六角棒スパナ28に連結さ れている。図11はベース26を斜め下方から見た図である。ベース26に設け られた連結ねじ7に連結体6が連結され、他端が六角棒スパナ28に連結されて いる。六角棒スパナ28は格納部10に格納され、連結体6は外周に形成された 溝27と壁29に納まりガードされる。
【0010】 図12、13に電気丸のこへの実施例を示す。図12は電気丸のこの外観図で あり、丸のこ本体30とノコ刃31、取付ボルト32、ベース33から構成され ている。ノコ刃31の着脱は取付ボルト32をスパナで締付やゆるめを行う方式 である。 図13は丸のこのベース33を上方から見た図で、ここに六角棒スパナ28を 格納する。すなわち丸のこのベース33に連結ねじ7で連結体6の一端を連結し 他端を六角棒スパナ28に連結してあるが、連結ねじ7からのこ刃31の中心に ある取付ボルト32までの距離が長いので、連結ねじ7から格納部10の長さで は六角棒スパナ28が届かず取付、取外しができない。そこで長い連結体6にフ ック34又はローラを掛け、止めねじ36でベース33に止めたコイルスプリン グ35で引きガイドピース37でガイドした上で格納部10に格納する。六角棒 スパナ28を使用する時はコイルスプリング35が伸びた状態となり取付ボルト 32に届く。 なお電気丸のこでのスパナは、六角ボルト用スパナでも良い。また電気ルータ においては折りたたみスパナを用いることもある。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、分解・組立締付具を連結体で携帯用動力工具と連結し、連結 体がたるんだり工具から突出するのを抑え、かつ分解組立用締付具も格納するの で、締付具の紛失を防止すると共に工具の操作性を損なうことがない。またばね 性のある構造で連結体を支えるので、たるみや突出することがない。更に折りた たみ方式と締付具を併用したので、狭い場所に締付具を格納できる。またばね性 のある構造を併用すると連結体の長さを長くできるので、大きな工具にも対応で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すジグソーの斜視図。
【図2】 ジグソーの格納状態を示す斜視図。
【図3】 図2の平面図。
【図4】 本考案の他の実施例を示す要部斜視図。
【図5】 本考案の他の実施例を示す要部斜視図。
【図6】 図4に示す要部を採用したジグソーのべース
の平面図。
【図7】 本考案の他の実施例を示すディスクグライン
ダの斜視図。
【図8】 折りたたみスパナとの併用の説明図。
【図9】 折りたたみスパナとの併用の他の実施例の説
明図。
【図10】 本考案の他の実施例を示す電気ルータへの
実施例の斜視図。
【図11】 図10のベース上面斜視図。
【図12】 本考案の他の実施例を示す電気丸のこの構
成斜視図。
【図13】 図12のベース上面図。
【符号の説明】
1はジグソー本体、2はブレード、3はベース、4はブ
レード取付ねじ、5はベース接続部、6は連結体、7は
連結ねじ、8は連結部、9は先端が六角のスパナ、10
は格納部、13はばね、19は折たたみ形スパナ、27
は溝、29は壁、34はフック、35はコイルスプリン
グである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 孝幸 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)考案者 金田 孝允 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機エン ジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分解用締付具に該分解用締付具の使用上
    支障ない形でロープ状連結体又は帯状連結体・鎖状連結
    体の一端を取付け、前記他端を動力工具の一部に格納し
    締付具を格納する際に連結体が工具から離れたり、たる
    んだりする量を必要最少限としたことを特徴とする動力
    工具の締付具格納装置。
  2. 【請求項2】 前記連結体と直列または平行にばね性を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の動力工具の締付
    具格納装置。
  3. 【請求項3】 前記ばねの伸び量を制限し、ばねの破損
    を防止することを特徴とする請求項2記載の動力工具の
    締付具格納装置。
  4. 【請求項4】 連結体の途中をばね性のある構造で支え
    たことを特徴とする請求項1記載の動力工具の締付具格
    納装置。
  5. 【請求項5】 締付具を折りたたみ式にして、狭い部位
    に格納したことを特徴とする請求項1記載の動力工具の
    締付具格納装置。
JP302693U 1993-02-05 1993-02-05 動力工具の締付具格納装置 Withdrawn JPH0661474U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP302693U JPH0661474U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 動力工具の締付具格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP302693U JPH0661474U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 動力工具の締付具格納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661474U true JPH0661474U (ja) 1994-08-30

Family

ID=11545814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP302693U Withdrawn JPH0661474U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 動力工具の締付具格納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0661474U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014091183A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Makita Corp 電動工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014091183A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Makita Corp 電動工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004030868B1 (en) Fastener removal and installation tool
JPH0661474U (ja) 動力工具の締付具格納装置
JP2006336676A (ja) ボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ
US4178816A (en) Portable hydrant wrench
JP2012210089A (ja) 落下防止具
US6769334B1 (en) Driving wrench
CN110091274B (zh) 一种棘轮扳手
CN111390796A (zh) 一种固定扳手
JP2523923Y2 (ja) 電柱用バンド
CN219901941U (zh) 一种螺栓拆卸扳手
JP3004616U (ja) ラチェットレンチ
KR100989359B1 (ko) 항공기 엔진 고정볼트 체결 및 분해 장치
CN213439349U (zh) 一种棘轮扳手
KR200225075Y1 (ko) 회전 방지용 돌기가 형성된 볼트
KR200277316Y1 (ko) 차량용 휴대공구의 휠너트렌치
CN211728956U (zh) 一种用于双孢菇种植设备拆装的辅助工具
KR100383846B1 (ko) 되돌리기식 오픈 렌치
JP4568869B2 (ja) 丸ナット用工具のアダプタ
JP4176326B2 (ja) 圧縮機運搬治具
JP4436016B2 (ja) ボルト・ナットの共回り防止治具
JPH0748375Y2 (ja) 供廻りの防止具
KR19980037299U (ko) 전동공구의 연장형 소켓
KR200280988Y1 (ko) 후랙시블 복스
RU1812092C (ru) Устройство дл зат гивани гаек
KR200335772Y1 (ko) 조립식앵글용 볼트와 너트

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970508