JP3004616U - ラチェットレンチ - Google Patents

ラチェットレンチ

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JP3004616U
JP3004616U JP1994005758U JP575894U JP3004616U JP 3004616 U JP3004616 U JP 3004616U JP 1994005758 U JP1994005758 U JP 1994005758U JP 575894 U JP575894 U JP 575894U JP 3004616 U JP3004616 U JP 3004616U
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ratchet wrench
handle
extension bar
ratchet
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JP1994005758U
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Inventor
邦夫 鈴木
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邦夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着脱すべきボルト・ナットが奥まった箇所等
にあっても、柄部の長さを変えることによって、容易に
着脱操作出来る様にしたラチェットレンチを提供する。 【構成】 所定長さの柄部の先端にラチェット機構を組
付け、該ラチェット機構の回動軸にエクステンションバ
ーを連結出来る様にしたものに於いて、柄部1の基端
に、エクステンションバー70を連結させる連結部4を
設ける構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、その柄部の長さを可変に構成することにより、奥まった場所にあっ たり、障害物に邪魔される等して、従来のラチェットレンチで扱えないボルト・ ナットでも、容易に着脱出来る様にしたラチェットレンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5〜図10に、従来のラチェットレンチの一例を示した。 図5に示したこのラチェットレンチ50は、柄部51の先端にラチェット機構 52を設け、その回動軸に小角柱状の係合突起53を突設している こ係合突起には、例えば図6及び図7に例示した様な、様々の型式とサイズの 頭部取替ユニット60A,60Bの中からその1つを選んで、着脱自在に嵌着さ せる様になっている。 頭部取替ユニット60A,60Bの先端側には、ナットやボルト頭部を挟持す る挟持部61A,61Bを設け、基端側には、係合突起53を挿嵌させる嵌合孔 62を設けている。 そして、図8に示した様に、係合突部53の側面の埋込孔54に半ば突出状態 で収められた係合用ボール55を、伸びばね56の押圧力によって、嵌合孔62 の内壁面に圧接させている。 又、ラチェットレンチ50は、柄部51の長さが相異する幾種類かを用意して 、夫々の使用場所に適合したものを使い分ける様にしている。 更に、ラチェットレンチ50には、図9に示した如きエクステンションバー7 0が付属されている。 このエクステンションバー70は、図10に示した様に、その基端側に設けた 嵌合孔71を、ラチェット機構52の係合突起53に嵌着させ、先端側に設けた 係合突起72を、頭部取替ユニット60A,60Bの嵌合孔62に嵌着させるこ とにより、奥まった場所にあるボルト・ナットでも着脱可能にする為のものであ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の従来のラチェットレンチは、様々の種類の頭部取替ユニット60A ,60Bを簡単・確実に付替えられるので、極めて便利である。 ところが、例えば、自動車を修理する時等に、奥まった位置にあるボルト・ナ ットを着脱したくても、柄部51の長さが決まっているので、頭部取替ユニット 60A,60Bが届かなくて困る場合がある。 かと言って、柄部51を長くしたのでは、極く普通の状態での作業がし難くな って合理的ではない。 或は、奥まった位置にあるボルト・ナットを着脱したくても、柄部の回動操作 の妨げになる障害物があって実行出来ない場合も少なくない(図3参照)。 そこで、本考案の目的は、着脱すべきボルト・ナットが奥まった場所にあった り、柄部の回動を妨げる障害物が有る等しても、柄部の長さを可変にすることに よって、この障害を克服出来る様にしたラチェットレンチを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本考案によるラチェットレンチは、 所定長さの柄部の先端にラチェット機構を組付け、該ラチェット機構の回動軸 にエクステンションバーを連結出来る様にしたものに於いて、 柄部1の基端に、エクステンションバー70を連結させる連結部4を設ける構 成とした。
【0005】
【作用】
着脱すべきボルト・ナットが奥深い位置にあって、柄部1の頭部が届かない場 合には、柄部1の基端に設けた連結部4に、予め用意されている幾種類かの長さ のエクステンションバー70の中の1つを選んで連結するだけで、ラチェットレ ンチを安全・確実に操作出来る様になる。 又、柄部1に連結したエクステンションバー70の回動操作中に、障害物と干 渉する状態になった場合には、エクステンションバー10を一旦取外して、障害 物とは干渉しない柄部1を回動してラチェット機構を1駒進めたうえ、再びエク ステンションバー70を連結させれば、引き続いてラチェットレンチを操作出来 る。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を、図1〜図4を参照しながら説明する。 図1に示した、この実施例のラチェットレンチAは、極く一般的な長さの柄部 1の頭部に、周知の構造のラチェット機構2を組付けている。 尚、頭部は柄部1にピン連結されおり、ラチェットレンチの使用場所の状況に 応じて首振り可能である。
【0007】 柄部1の基端(手元側)には、エクステンションバー70の基端側を連結させ る為の連結部4を設けている。 この連結部4の構造は、従来技術の項で説明した頭部取替ユニット60A, 60Bの嵌合孔62のそれと同じである。
【0008】 ラチェットレンチAには、前述の如く、ラチェット機構2の回動軸に突設した 係合突起3を延長させる役割を果す、エクステンションバー70が付属されてい る。 このエクステンションバー70の基端側には、柄部1に設けた連結部4と同じ 構造の嵌合孔71を設け、先端側には、係合突起3と同じ構造の係合突起72を 設けている。
【0009】 次に、上記構成の作用を説明する。 ラチェットレンチAを、周囲に障害物が無い普通の場所で使う場合には、着脱 すべきボルト・ナットの形状・サイズに適合した種類の頭部取替ユニット60A ,60Bを選び出して、その嵌合孔62を係合突起3に嵌着させ、従来技術と同 様にして使えばよい。
【0010】 然し、図3に示した様に、着脱すべきボルト・ナット20が、ラチェットレン チAの頭部を近付けられない奥まった位置にある場合には、次の様に操作すれば よい。 即ち、幾種類か用意されているエクステンションバー70の中から適当な長さ のものを選んで、その先端の係合突起72を、柄部1の基端の連結部4に嵌合さ せれば、柄部1の長さを簡単に延ばすことが出来る。 最も長いエクステンションバー70を継ぎ足しても、尚、長さが足りない場合 には、このエクステンションバー70の基端側に、更に別のエクステンションバ ー70を連結すればよい。
【0011】 然し、柄部1にエクステンションバー70を連結した状態では、ラチェットレ ンチAの回動操作の途中で、図3及び図4の(a)に示した様に、エクステンシ ョンバー70の部分が障害物30に邪魔されて、ラチェットレンチAの回動操作 が不可能になる場合もある。 その様な状態になったら、図4の(b)に示した様に、エクステンションバー 70を一旦取外して、障害物30とは干渉しない柄部1を回動させてラチェット 機構2を1駒進めたうえ、再びエクステンションバー70を連結させれば、エク ステンションバー70は障害物30を乗り越えた如き状態になって、ラチェット レンチAを引き続いて支障なく操作出来る様になる。
【0012】 尚、上記構成に於いて、細部の構造は適宜に設計変更しても本考案の目的は達 成される。 例えば、係合突起3,72と、連結部(嵌合孔)4,71とを、着脱自在に嵌 着させる嵌合構造は、勿論図示に限られず、周知の様々の嵌合構造の中から適宜 に選択してもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案によるラチェットレンチを使えば、 以下に列挙した如き実用上の優れた効果が得られる。 (a) 柄部の基端に設けた連結部に、任意の長さのエクステンションバーを 連結することによって、普通のサイズのラチェットレンチでは届かない場所のボ ルト・ナットでも、容易に着脱出来る。 (b) 又、柄部にエクステンションバーを連結した状態で、回動操作中にエ クステンションバーが障害物と干渉する状態になっても、エクステンションバー を一旦取り外して、障害物を乗り越えさせたうえ、再び連結させる方法によって 、ラチェットレンチを支障なく操作出来る。 (c) 込み入った危険な場所に無理に腕を挿し込まなくても済み、安全・確 実、且つ迅速にラチェットレンチを操作出来る。 (d) 従来とは異なって、様々な使用場所の状況に適合する様に柄部の長さ が異る幾種類ものラチェットレンチを用意する必要がなくなるので、使用上の不 便さと不経済さが解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す、斜視図である。
【図2】同上、柄部にエクステンションバーを連結した
状態の1例を示す斜視図である。
【図3】同上、使用状態の一例を示す縦断面図である。
【図4】同上、エクステンションバーが障害物と干渉す
る状態になっても、ラチェットレンチを操作出来ること
を説明した図である。
【図5】従来例を示すもので、ラチェットレンチの斜視
図である。
【図6】同上、頭部取替ユニットの一例を示す斜視図で
ある。
【図7】同上、頭部取替ユニットの他の例を示す斜視図
である。
【図8】同上、ラチェットレンチの頭部に、図7の頭部
取替ユニットを嵌着させた状態の説明図である。
【図9】同上、エクステンションバーの斜視図である。
【図10】同上、エクステンションバーの使用状態の説
明図である。
【符号の説明】
A ラチェットレンチ 1 柄部 2 ラチェット機構 3 係合突起 4 連結部 20 ボルト・ナット 30 障害物 50 ラチェットレンチ 51 柄部 52 ラチェット機構 53 係合突起 54 埋込孔 55 係合用ボール 56 伸びばね 60A,60B 頭部取替ユニット 61A,61B 挟持部 62 嵌合孔 70 エクステンションバー 71 嵌合孔 72 係合突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの柄部の先端にラチェット機構
    を組付け、該ラチェット機構の回動軸にエクステンショ
    ンバーを連結出来る様にしたものに於いて、柄部1の基
    端に、エクステンションバー70を連結させる連結部4
    を設けたことを特徴とするラチェットレンチ。
JP1994005758U 1994-05-25 1994-05-25 ラチェットレンチ Expired - Lifetime JP3004616U (ja)

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JP1994005758U JP3004616U (ja) 1994-05-25 1994-05-25 ラチェットレンチ

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JP3004616U true JP3004616U (ja) 1994-11-22

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ID=43140535

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JP1994005758U Expired - Lifetime JP3004616U (ja) 1994-05-25 1994-05-25 ラチェットレンチ

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