JPH066142B2 - 立上り補助装置 - Google Patents

立上り補助装置

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JPH066142B2
JPH066142B2 JP63113500A JP11350088A JPH066142B2 JP H066142 B2 JPH066142 B2 JP H066142B2 JP 63113500 A JP63113500 A JP 63113500A JP 11350088 A JP11350088 A JP 11350088A JP H066142 B2 JPH066142 B2 JP H066142B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特に、膝や足腰の弱った老人,膝や足を痛め
た怪我人,膝や足の不自由な身体障害者あるいは病人等
が立上る際の補助として利用するのに適した立上り補助
装置に関するものである。
従来の技術 膝や足腰の弱った老人,膝や足を痛めた怪我人,膝や足
の不自由な身体障害者あるいは病人等は、腰掛けた椅子
やベッドサイド等から立上る際、あるいは、トイレで用
を足した後に腰掛けた便座から立上る際に、膝が曲げら
れた中腰の状態から立上ろうとすると、膝や足に大きな
負担がかかり、腰掛けた椅子やベッドサイドあるいは便
座等からスムーズに立上ることが困難であり、しかも、
腰掛けた状態から急に立上ろうとすると、膝や足をさら
に痛めてしまう恐れもあり、急激な膝や足への負担を少
なくするため、膝を曲げた中腰の状態から立上る際に手
摺等を利用して手で身体を支えることにより、膝や足へ
の負担をある程度軽くすることもできるが、腕力の弱い
老人や子供あるいは婦女子等では、身体を支えながら立
上るのが大変であった。
そこで、台と、該台から直立する支柱と、該支柱に摺動
自在に装着して上下に移動される昇降部と、該昇降部の
側面から前記台側に垂直に突出し、台座が装着された支
持部と、昇降部の上部に装着されるモータと、該モータ
の回転により昇降部を上下させる駆動軸とからなる台座
昇降装置が実開昭61−91216号として提案されて
いるが、このものは、昇降部に装着したネジ軸を支柱に
固定されたボールネジに螺合し、モータでネジ軸を回動
することによって昇降部を上下移動させるものであり、
使用者の体重が片持ち式の支持部を介して一本のネジ軸
および支柱に加わるので、ネジ軸が曲がりやすく、ネジ
軸が曲がると昇降部が昇降できず、これを防ぐために支
柱及びネジ軸を太くしなければならず、このため、装置
が大型化され、ネジ軸の回転量に比べて昇降部の移動量
が小さいので、一定の昇降スピードを得るために比較的
大きいモータを必要とするものである。
また、昇降コラムから突出する昇降アームと、いすの形
のの患者ささえ部材とを有する昇降機構からなり、昇降
コラム内の中心にねじジャッキが配置され、ねじジャッ
キの上端に回しハンドルが取付けられた身体障害者又は
虚弱者を支えるための装置が特開昭51−90788号
として提案されているが、このものも先の従来例のもの
と同様に使用者の体重が片持ち式の昇降アームを介して
一本のねじジャッキに加わるため、ねじジャッキに高度
の耐久性が要求されると共に、ねじの回転量に比べて昇
降アームの移動量が小さいので、ささえ部材を必要量昇
降させるためには、回しハンドルを人手で長時間回し続
けなければならず、大変な労力を費やさなければならな
いものである。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、支持体を機枠に沿って下方に移動する
と、載置台が支持体に対して下降して水平状態となり、
人が下降した載置台上に安定した状態で腰掛けられ、支
持対を機枠に沿って上方に移動すると、載置台が上昇す
ると同時に支持体に対してその自由端が下方に変位して
傾斜し、載置台から膝や足に急激な負担がかからないよ
うな状態でスムーズに立上れ、立上る際の膝や足への急
激な負担を軽減し、腰掛けた載置台から立上る際に手で
身体を支える必要がなく、腕力の弱い老人や子供あるい
は婦女子等でも簡単に立上ることが可能で、使用者の体
重を左右の2点で支えることにより、部材の小型化を実
現すると共に安全性を高め、載置台を速やかに昇降さ
せ、しかも駆動モータを小型化することができる立上り
補助装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の立上り補助装置は、上記課題を達成するため
に、載置台を支持体に水平乃至その自由端が下方に変位
するように上下傾動自在に設けると共に、前記支持体を
機枠に上下移動自在に支持して成り、前記機枠が一対の
直立したパイプと該パイプ内に設けられたラック付誘導
杆とを有し、前記支持体が連結パイプに取付けられると
共に、前記連結パイプに固着された移動枠の側部垂直部
が前記機枠の直立したパイプと誘導杆との間にそれぞれ
摺動自在に挿入され、前記誘導杆に形成されたラックが
前記連結パイプ内に回動自在に配設された支軸に設けら
れた二個のピニオンにそれぞれ噛合わされ、前記連結パ
イプの一端に装着された駆動モータの回転軸を前記支軸
に回動的に連絡する。
作 用 駆動モータを駆動すると、支軸が回転して二個のピニオ
ンがラックに噛み合いながら一対の誘導杆に沿って上下
動し、これに伴って、支軸が挿入された連結パイプが昇
降し、連結パイプに取り付けられた支持体が昇降する。
支持体を誘導杆に沿って下方に移動すると、支持体に上
下傾動自在に設けた載置台が下降すると同時に支持体に
対して水平状態となり、支持体を誘導杆に沿って上方に
移動すると、支持体に設けた載置台が上昇すると同時に
支持体に対してその自由端が下方に変位して前方に傾斜
する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、1は座椅子であり、座椅子1の載置台
であるシート2が支持体となる支持パイプ3に水平乃至
その自由端が下方に変位するように上下傾動自在に設け
られると共に、支持パイプ3が上部移動枠4を介して機
枠5に上下移動自在に支持されている。
機枠5は略L字型の中空の角パイプよりなる一対の直立
したガイド支持脚6,6が互いに平行に間隔をおいて配
設され、ガイド支持脚6,6の上端寄り内側壁には連結
板7の両端がそれぞれ固着されてガイド支持脚6,6間
が連結板7により連結され、ガイド支持脚6,6下部の
水平な支脚部6a,6aの先端下面には支脚体8,8が
それぞれ設けられている。
機枠5のガイド支持脚6,6には門型の中空の角パイプ
よりなる上部移動枠4の側部垂直部4a,4aが上下方
向に移動自在に嵌合装着され、上部移動枠4の側部垂直
部4a,4aの前壁には中空の連結パイプ9が固着さ
れ、連結パイプ9の両端寄りには支持パイプ3の側部垂
下部3a,3aの上端がそれぞれ連結され、支持パイプ
9の下部水平部3bにはシート2が傾斜自在に装着さ
れ、支持パイプ3の側部垂下部3a,3aには掴持部1
0,10が前方に突出してそれぞれ一体に形成されてい
る。
上部移動枠4の一方の側部垂直部4aの外側にはモータ
M(第3図参照)を収納した収納ボックス11が装着さ
れ、支持パイプ3に設けた一方の掴持部10には駆動モ
ータMに連絡した上昇スイッチSW1と下降スイッチS
W2がそれぞれ装着されている。
機枠5のガイド支持脚6,6の内部には、第2図に示す
ように、誘導杆12,12が上下方向に向かってそれぞ
れ固着され、誘導杆12,12の側面には、第3図に示
すように、誘導杆12の長手方向中央付近から上端まで
ラック13,13がそれぞれ形成され、ガイド支持脚
6,6の上端より突出する誘導杆12のラック13は上
部移動枠4の側部垂直部4a内に挿通されている。
上部移動枠4に装着した連結パイプ9の内部には誘導杆
12と直交する方向に支軸14が図示しない軸受を介し
て回転自在に設けられ、支軸14の誘導杆12,12に
臨む位置にはラック13,13と噛合うピニオン15,
15がそれぞれ設けられ、支軸14の端部にはウォーム
ホイール16が固着され、収納ボックス11内に収納し
た駆動モータMにはウォームホイール16と噛合う噛合
うウォームギア17が設けられ、ウォームホイール1
6,ウォームギア17及び駆動モータMは収納ボックス
11内にそれぞれ配置されている。
そして、支持パイプ3が機枠5に対して下降した状態で
は、第2図に示すように、支持パイプ3の下部水平部3
bに装着したシート2は畳あるいは床(図示せず)上に
係合して水平状態に保持されている。
次に、この実施例の座椅子の使用法を説明する。
支持パイプ3を機枠5に対して下降し、支持パイプ3の
下部水平部3bに装着した座椅子1のシート2を第2図
に示した水平状態として、座椅子1のシート2上に人が
腰掛けて座椅子とする。
支持パイプ3に設けた一方の掴持部10に装着した上昇
スイッチSW1を手で押すと、収納ボックス11内の駆
動モータMが作動し、駆動モータMに設けたウォームギ
ア17が回転し、ウォームギア17と噛合うウォームホ
イール16が回転し、ウォームホイール16と共に連結
パイプ9内に回転自在に設けた支軸14がウォームホイ
ール16の回転方向と同方向に回転し、支軸14の誘導
杆12,12に臨む位置に設けたピニオン15,15を
回転することにより、第4図に示すように、ピニオン1
5,15は上部移動枠4の側部垂直部4a内に位置する
誘導杆12,12のラック13,13と噛合いながらに
上方に移動する。
支軸14に設けたピニオン15,15が誘導杆12,1
2のラック13,13と噛合いながら上方に移動するこ
とにより、機枠5のガイド支持脚6,6に上下方向に移
動自在に設けた上部移動枠4の側部垂直部4aが誘導杆
12に沿って上方に移動し、上部移動枠4の連結パイプ
9が上方に移動し、連結パイプ9に設けた支持パイプ3
の下部水平部3bに装着したシート2が畳あるいは床上
から離脱しながらその自由端が下方に変位し、前方に傾
斜した状態で上昇し、シート2上に腰掛けた人は、前方
に傾斜するシート2から膝や足に急激な負担がかからな
いような状態でゆっくりと立上がれる。
支持パイプ3の掴持部10に装着した下降スイッチSW
2を手で押せば、収納ボックス11内の駆動モータMが
逆転し、ピニオン15,15は上部移動枠4の側部垂直
部4a内に位置する誘導杆12,12のラック部13,
13と噛合いながらに下方に移動し、上部移動枠4の側
部垂直部4aが誘導杆12に沿って下方に移動し、上部
移動枠4の連結パイプ9が下方に移動し、連結パイプ9
に設けた支持パイプ3の下部水平部3bに装着したシー
ト2は下降し、シート2が畳あるいは床上に係合すると
駆動モータMの作動は停止し、シート2が略水平状態と
なる。
第5図は本発明の他の実施例を示すものであり、排便装
置20の載置台である便座21が上部移動枠4に装着し
た支持体を兼ねる連結パイプ9に水平乃至その自由端が
下方に変位して上下傾動自在に設けられると共に、連結
パイプ9が機枠5に上下移動自在に支持されている。
機枠5には便座21の下部に便器22が設けられ、上部
移動枠4の側部垂直部4aには掴持部23が前方に突出
して設けられ、掴持部23には収納ボックス11内に設
けたモータMに連絡した上昇スイッチSW1と下降スイ
ッチSW2がそれぞれ装着され、他の構成は第1図示す
実施例と全く同様のため、同一部位には同一符号を付し
て説明を省略する。
連結パイプ9が機枠5に対して下降した状態では、第5
図に示すように、連結パイプ9に装着した便座21は便
器22の上面に係合して水平状態に保持されている。
次に、この実施例の排便装置の使用法を説明する。
連結パイプ9を機枠5に対して下降し、連結パイプ9に
装着した便座21を第5図に示した水平状態として、排
便装置20の便座21に人が腰掛けて用を足す。
排便装置20で用を足した後に、上部移動枠4の側部垂
直部4aに設けた掴持部23に装着した上昇スイッチS
W1を手で押すと、第1図に示した実施例と同様に、収
納ボックス11内の駆動モータMが作動し、駆動モータ
Mに設けたウォームギア17が回転し、ウォームギア1
7と噛合うウォームホイール16が回転し、ウォームホ
イール16と共に連結パイプ9内に回転自在に設けた支
軸14がウォームホイール16の回転方向と同方向に回
転し、支軸14の誘導杆12に臨む位置に設けたピニオ
ン15を回転することにより、第6図に示すように、ピ
ニオン15は上部移動枠4の側部垂直部4a内に位置す
る誘導杆12のラック部13と噛合いながらに上方に移
動する。
支軸14に設けたピニオン15が誘導杆12のラック部
13と噛合いながら上方に移動することにより、機枠5
のガイド支持脚6に上下方向に移動自在に設けた上部移
動枠4の側部垂直部4aが誘導杆12に沿って上方に移
動し、上部移動枠4の連結パイプ9が上方に移動し、連
結パイプ9に装着した便座21が便器22上から離脱し
ながらその自由端が下方に変位し、前方に傾斜した状態
で上昇し、便座21上に腰掛けた人は、前方に傾斜する
便座21から膝や足に急激な負担がかからないような状
態でゆつくりと立上がれる。
さらに、上部移動枠4の側部垂直部4aの掴持部23に
装着した下降スイッチSW2を手で押せば、収納ボック
ス11内の駆動モータMが逆転し、ピニオン15,15
は上部移動枠4の側部垂直部4a内に位置する誘導杆1
2,12のラック部13,13と噛合いながらに下方に
移動し、上部移動枠4の側部垂直部4aが誘導杆12に
沿って下方に移動し、上部移動枠4の連結パイプ9が下
方に移動し、連結パイプ9に装着した便座21は下降
し、便座21が便器22の上面に係合すると駆動モータ
Mの作動は停止し、便座21が略水平状態となる。
第7図は本発明の別の実施例を示すものであり、ベッド
25の載置台であるマット26が上部移動枠4に装着し
た支持体を兼ねる連結パイプ9(第8図参照)に水平乃
至その自由端が下方に変位するように上下傾動自在に設
けられると共に、連結パイプ9が機枠5に上下移動自在
に支持されている。
機枠5のガイド支持脚6,6には、第8図に示すよう
に、マット26の下面に係合する支持突片27,27が
前方に突出して設けられ、マット26の頭部寄りの側面
には収納ボックス11内に設けた駆動モータMに連絡し
た上昇スイッチSW1と下降スイッチSW2がそれぞれ
装着され、他の構成は第1図に示す実施例と全く同様の
ため、同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
そして、連結パイプ9が機枠5に対して下降した状態で
は、連結パイプ9に装着したマット26は機枠5のガイ
ド支持脚6の支持突片27の上面に係合して水平状態に
保持されている。
この実施例のベッドの使用法を説明する。
連結パイプ9を機枠5に対して下降し、連係パイプ9に
装着したマット26を第8図に示した水平状態として、
ベッド25のマット26の側部に人が腰掛ける。
マット26の側面に装着した上昇スイッチSW1を手で
押すと、第1図に示した実施例と同様に、収納ボックス
11内の駆動モータMが作動し、駆動モータMに設けた
ウォームギア17が回転し、ウォームギア17と噛合う
ウォームホイール16が回転し、ウォームホイール16
と共に連結パイプ9内に回転自在に設けた支軸14がウ
ォームホイール16の回転方向と同方向に回転し、支軸
14の誘導杆12に臨む位置に設けたピニオン15を回
転することにより、ピニオン15は上部移動枠4の側部
垂直部4a内に位置する誘導杆12のラック部13と噛
合いながらに上方に移動する。
支軸14に設けたピニオン15が誘導杆12のラック部
13と噛合いながら上方に移動することにより、機枠5
のガイド支持脚6に上下方向に移動自在に設けた上部移
動枠4の側部垂直部4aが誘導杆12に沿って上方に移
動し、上部移動枠4の連結パイプ9が上方に移動し、連
結パイプ9に装着したマット26が機枠5のガイド支持
脚6に設けた支持突片27上から離脱しながらその自由
端が下方に変位して前方に傾斜した状態で上昇し、マッ
ト26側部に腰掛けた人は、前方に傾斜するマット26
から膝や足に急激な負担がかからないような状態でゆっ
くりと立上がれる。
さらに、マット26の側面に装着した下降スイッチSW
2を手で押せば、収納ボックス11内の駆動モータMが
逆転し、ピニオン15,15は上部移動枠4の側部垂直
部4a内に位置する誘導杆12,12のラック部13,
13と噛合いながらに下方に移動し、上部移動枠4の側
部垂直部4aが誘導杆12に沿って下方に移動し、上部
移動枠4の連結パイプ9が下方に移動し、連結パイプ9
に装着したマット26は下降し、マット26が機枠5の
ガイド支持脚6に設けた支持突片27上に係合すると駆
動モータMの作動は停止し、マット26が略水平状態と
なる。
なお、支持体に傾動自在に設けた載置台が上昇した際の
前方への傾きは、腰掛けた載置台から人が滑落しない程
度とされ、シートを上部移動枠に装着した連結パイプに
傾動自在に設けることにより、椅子として使用すること
も可能であり、駆動モータを作動するスイッチ押ボタン
スイッチでなく、切換スイッチでも良い。
また、載置台の上昇及び下降を検出するリキットスイッ
チ設けることにより、駆動モータを自動的に停止させる
ことも可能である。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の立上り補助装置によれ
ば、載置台を支持体に水平乃至その自由端が下方に変位
するように上下傾斜自在に設けると共に、支持体を機枠
に上下移動自在に支持したことにより、支持体を機枠に
沿って下方に移動すると、載置台が支持体に対して下降
して水平状態となり、人が下降した載置台上に安定した
状態で腰掛けることができ、支持体を機枠に沿って上方
に移動すると、載置台が上昇すると同時に支持体に対し
てその自由端が下方に変位して前方に傾斜するので、載
置台から膝や足に急激な負担がかからないような状態で
スムーズに立上ることができ、立上る際の膝や足への急
激な負担を軽減でき、腰掛けた載置台から立上る際に手
で身体を支える必要がないので、腕力の弱い老人や子供
あるいは婦女子等でも簡単に立上ることができる。
また、載置台が2個のピニオンを介して一対の誘導杆で
支持されているので、使用者の体重が分散されて誘導杆
が変形しにくく、ピニオンとラックに加わる加重も小さ
くて済み、このため、部材を小さくすることが可能で、
支軸の回転量と昇降量との間の差が小さいため、小さい
駆動モータであっても支軸及びこれに連動する載置台を
速やかに昇降させることができ、中腰の不安定な状態が
短くてすみ、移動枠はその垂直部が機枠の直立したパイ
プと誘導杆とによって内外から支持されるため、変形や
横方向の移動が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の座椅子の斜視図、 第2図は、第1図の正面図、 第3図は、シートの昇降手段を示す斜視図、 第4図は、座椅子のシート上昇時の正面図、 第5図は、本発明の他の実施例の排便装置の側面図 第6図は、排便装置の便座上昇時の側面図、 第7図は、本発明の別の実施例のベッドの斜視図、 第8図は、第7図の側面図である。 1…座椅子、2…シート、3…支持パイプ、3a…側部
垂下部、3b…下部水平部、4…上部移動枠、4a…側
部垂直部、5…機枠、6…ガイド支持脚、6a…支脚
部、7…連結板、8…支脚体、9…連結パイプ、10…
掴持部、11…収納ボックス、12…誘導杆、13…ラ
ック部、14…支軸、15…ピニオン、16…ウォーム
ホイール、17…ウォームギア、20…排便装置、21
…便座、22…便器、23…掴持部、25…ベッド、2
6…マット、27…支持突片、M…駆動モータ、SW1
…上昇スイッチ、SW2…下降スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置台を支持体に水平乃至その自由端が下
    方に変位するように上下傾動自在に設けると共に、前記
    支持体を機枠に上下移動自在に支持した立上り補助装置
    において、前記機枠が一対の直立したパイプと該パイプ
    内に設けられたラック付誘導杆とを有し、前記支持体が
    連結パイプに取付けられると共に、前記連結パイプに固
    着された移動枠の側部垂直部が前記機枠の直立したパイ
    プと誘導杆との間にそれぞれ摺動自在に挿入され、前記
    誘導杆に形成されたラックが前記連結パイプ内に回動自
    在に配設された支軸に設けられた二個のピニオンにそれ
    ぞれ噛合わされ、前記連結パイプの一端に装着された駆
    動モータの回転軸を前記支軸に回動的に連絡したことを
    特徴とする立上り補助装置。
JP63113500A 1988-05-12 1988-05-12 立上り補助装置 Expired - Lifetime JPH066142B2 (ja)

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JPH01284247A JPH01284247A (ja) 1989-11-15
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