JPH0661363B2 - 誘眠装置 - Google Patents

誘眠装置

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JPH0661363B2
JPH0661363B2 JP61095207A JP9520786A JPH0661363B2 JP H0661363 B2 JPH0661363 B2 JP H0661363B2 JP 61095207 A JP61095207 A JP 61095207A JP 9520786 A JP9520786 A JP 9520786A JP H0661363 B2 JPH0661363 B2 JP H0661363B2
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JP
Japan
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vibration
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fluctuation
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JP61095207A
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JPS62253078A (ja
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真子 森谷
元 山田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は誘眠装置、さらに詳しくは、使用者に加振器に
よる振動を付与することにより、使用者を睡眠状態に誘
導する誘眠装置に関するものである。
[背景技術] 近年の複雑化した社会の中で、不安、不満、怒り、いら
いらなどの心理的、精神的なストレスが増大しており、
このストレスを蓄積せずに早期に解消、発散させる手段
を講じることが必要になってきている。ストレス解消方
法として一般に行なわれているのは、入浴、睡眠、休養
などの静的なストレス解消法であり、これは交感神経を
抑制するとともに副交感神経を昂進するものである。こ
のような静的なストレス解消方法においては、刺激を完
全に遮断するよりは、むしろ音や振動のような刺激を心
地よい程度に使用者に与えるほうが効果的であることが
知られている。
このような観点から従来より、1/fゆらぎを含むような
振動で使用者を加振するとともに、その振動レベルを次
第に小さくする振動型の誘眠装置が考えられている。こ
のような誘眠装置は覚醒状態では心地よい振動を使用者
に与えるのであるが、意織レベルが低下して睡眠直前と
なった状態では、ゆらぎを含んだ振動ではかえって使用
者を覚醒させる刺激となり誘眠効果を阻害するという問
題がある。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、使用者が覚醒状態であるとき
と睡眠直前の状態であるときとでそれぞれ適正な種類の
振動を与え、かついずれの状態でも振動レベルを次第に
小さくすることによって、優れた誘眠効果が得られる誘
眠装置を提供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明に係る誘眠装置は、使用者の足部を振動させる加
振器と、使用者が覚醒状態であるか睡眠直前の状態であ
るかを判定する睡眠検出手段と、睡眠検出手段により使
用者が覚醒状態であることが検出されているときには1
/fゆらぎを含んだゆらぎ振動で加振器を振動させると
ともにその振動レベルを次第に小さくし、睡眠検出手段
により使用者が睡眠直前の状態であることが検出される
と使用者を覚醒させないような単振動で加振器を振動さ
せるとともにその振動レベルを次第に小さくする制御手
段とを具備して成るものである。
上記構成を採用したことによって、使用者が覚醒状態で
あるときと睡眠直前の状態であるときとで、それぞれ適
正な種類の振動で加振することができ、覚醒状態では1
/fゆらぎを含むゆらぎ振動で使用者を睡眠直前の状態
に導き、その後、使用者が睡眠直前の状態になると、振
動を単振動に変更して再び覚醒させることなく睡眠に導
くことができるのであって、優れた誘眠効果が得られ
る。
(実施例) 第1図に示すように、基本的には加振器1と、加振器1
を所定の振動パターンで振動させる振動パターン発生回
路2と、使用者の手足等の末梢部分の皮膚温を測定する
皮膚温センサ3と、皮膚温センサ3の出力に基づいて使
用者が覚醒状態であるか睡眠の直前であるかを判定する
とともに使用者の状態に対応して振動パターン発生回路
2から出力される振動パターンを制御する制御回路4と
を備えている。皮膚温センサ3によって、使用者が覚醒
状態か睡眠の直前であるかを判定するのは、一般に使用
者がリラックスしている状態では手足等の末梢部分の毛
細血管が拡張されて血流量が増大することにより皮膚温
が上昇するから、この皮膚温の上昇を検出すれば使用者
が覚醒状態であるかリラックスして睡眠直前の状態とな
っているかを判定する根拠となると考えられるからであ
る。すなわち、皮膚温センサ3は睡眠検出手段として作
用するのである。この皮膚温センサ3は使用者の手足等
の適宜部位に取り付けられるようになっている。加振器
1は第2図に示すように、電気振動を機械振動に変換す
る振動発生部7と、振動発生部7に当接した振動板8と
を備え、振動発生部7による振動を振動板8に伝達して
広い面積に亘って振動させるようになっている。振動板
8の外周にはカバー9が被せられる。振動パターン発生
回路2は、振動周波数の逆数に比例したパワースペクト
ルを有する1/fゆらぎを含んだゆらぎ振動波形、単振動
波形のうちの1つを選択的に出力することができ、振動
波形の選択は制御回路4によりなされる。制御回路4で
は、皮膚温センサ3の出力に応答して振動波形を選択す
るとともに、第3図に示すように、振動パターン発生回
路2の出力レベルを時間の経過に伴なって漸減させるよ
うに振動パターン発生回路2を制御する。すなわち、加
振器1を振動させ始めたときには使用者が覚醒状態であ
ると考えられるから、このときには上記振動パターンの
うちから1/fゆらぎを含むゆらぎ振動を選択して加振
器1を振動させる。加振器1に入力されている振動のレ
ベルは時間の経過とともに漸減するように制御回路4で
制御され、使用者をリラックスさせて睡眠状態に誘導す
るようになっている。ここで、制御回路4は加振器1に
よる振動の強さを手動で設定可能なレベル設定部5と、
1回の唇動を与える時間を設定する時間設定部6とを備
えている。レベル設定部5では加振器1による振動でマ
ッサージ効果が得られる程度の振動レベルから使用者が
かすかに感じる程度の振動レベルまでの範囲で振動レベ
ルを調節可能であり、また時間設定部6で設定された時
間を1周期として周期的に加振することも可能となって
いる。ところで、使用者がリラックスすると皮膚温が上
昇するから、初めの皮膚温からの上昇温度が所定値以上
となると、使用者が睡眠直前の状態になったものとし
て、制御回路4では振動パターン発生回路2の出力振動
波形が単振動となるように制御を行なう。単振動では振
動にゆらぎがないから、覚醒刺激とはならないのであ
り、この状態においても振動レベルを漸減させるように
制御を行なうことによって、使用者を容易に睡眠状態へ
と誘導することができるのである。
上述した加振器1は第4図に示すようにベッド10の足
もとに配設したり、第5図に示すように椅子11のオッ
トマン等に配設するのであり、使用者の足部分を振動さ
せるようになっている。ベッド10において敷布団があ
る場合にはその上下のいずれに配置してもよい。また、
加振器1は使用者の両足が置けるように配設するのが望
ましい(第4図では一対の加振器1にそれぞれ片足を置
くようにしている)。このように、使用者の足もとを振
動させるから、振動が心地よい刺激となり、使用者は足
部に神経が集中し、かつ眠気を催すのであり、しかも睡
眠直前の状態になると、弱い単振動で加振器11を振動
させるから、振動が使用者を覚醒させる刺激とならず優
れた誘眠効果を奏することができるのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、使用者の足部を振動させる加振
器と、使用者が覚醒状態であるか睡眠直前の状態である
かを判定する睡眠検出手段と、睡眠検出手段により使用
者が覚醒状態であることが検出されているときには1/
fゆらぎを含んだゆらぎ振動で加振器を振動させるとと
もにその振動レベルを次第に小さくし、睡眠検出手段に
より使用者が睡眠直前の状態であることが検出されると
使用者を覚醒させないような単振動で加振器を振動させ
るとともにその振動レベルを次第に小さくする制御手段
とを具備しているので、使用者の足部を振動させること
で神経が足もとに集中するとともに、1/fゆらぎを含
んだゆらぎ振動の振動レベルが漸減することにより、興
奮を静めて使用者をリラックスさせるのであり、しかも
使用者が睡眠直前の状態では使用者を覚醒させないよう
な単振動とすることにより、振動が使用者への覚醒刺激
とならないのであり、その結果、優れた誘眠効果が得ら
れるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
(a)(b)はそれぞれ同上に使用する加振器の平面図と断面
図、第3図は同上の動作説明図、第4図および第5図は
同上の使用形態を示す概略構成図である。 1は加振器、2は振動パターン発生回路、3は皮膚温セ
ンサ、4は制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の足部を振動させる加振器と、使用
    者が覚醒状態であるか睡眠直前の状態であるかを判定す
    る睡眠検出手段と、睡眠検出手段により使用者が覚醒状
    態であることが検出されているときには1/fゆらぎを
    含んだゆらぎ振動で加振器を振動させるとともにその振
    動レベルを次第に小さくし、睡眠検出手段により使用者
    が睡眠直前の状態であることが検出されると使用者を覚
    醒させないような単振動で加振器を振動させるとともに
    その振動レベルを次第に小さくする制御手段とを具備し
    て成ることを特徴とする誘眠装置。
JP61095207A 1986-04-24 1986-04-24 誘眠装置 Expired - Lifetime JPH0661363B2 (ja)

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JPS62253078A JPS62253078A (ja) 1987-11-04
JPH0661363B2 true JPH0661363B2 (ja) 1994-08-17

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ID=14131303

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JP2001149164A (ja) * 1999-11-29 2001-06-05 Matsushita Electric Works Ltd リラックス装置

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JPS60109634U (ja) * 1983-12-27 1985-07-25 株式会社精工舎 催眠装置

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