JPH066105Y2 - ク−リングコンベア - Google Patents

ク−リングコンベア

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JPH066105Y2
JPH066105Y2 JP1987089985U JP8998587U JPH066105Y2 JP H066105 Y2 JPH066105 Y2 JP H066105Y2 JP 1987089985 U JP1987089985 U JP 1987089985U JP 8998587 U JP8998587 U JP 8998587U JP H066105 Y2 JPH066105 Y2 JP H066105Y2
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JP
Japan
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conveyor
pallet
elevator mechanism
product
rail
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JP1987089985U
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JPS63197221U (ja
Inventor
静一 渡辺
Original Assignee
株式会社名古屋菓機製作所
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ産業上の利用分野 本考案は、搬送中にパン等の食製品の冷却処理を行なう
べく構成されたクーリングコンベアに関する。
ロ従来の技術 食製品の冷却処理に限らずパレットの稼働総量を増や
し、長い搬送時間を確保するために構成されたコンベア
としては、特公昭52-16314号公報にある如く、背面屈曲
可能なパレットを誘導保持する案内部材を有した主コン
ベアの所望位置に切欠部を設け、該切欠部に移乗コンベ
ア、例えば前記パレットを段状に迂回させて貯留する、
上昇して水平移動し、下降する移乗コンベアを配設した
パレットコンベアが、又米国特許第3993189号にも屈曲
可能なパレットを用いて上記発明と同様の搬送コンベア
が夫々知られている。
ハ考案が解決しようとする課題 クーリングコンベアにおいて搬送する製品がパン等の食
品である場合、余り長く搬送時間を取るとそれだけ製品
が工場内の埃の中を通ることになり、製品は勿論、パレ
ットにも余計に油や埃が付着して不衛生となり、パレッ
ト等装置の洗浄にも手間が掛かる。よって従来の搬送コ
ンベアの如くパレットを迂回させるエレベータ機構はな
るべく短時間のものが望ましい。しかし従来技術は両者
とも貯留状態にあるパレット数量を増加させることを目
的とするから、製品の搬入位置と搬出位置が同じレベル
となる水平なコンベアの中間にパレットを貯留させる構
成を採用している。つまり一旦迂回させた移乗コンベア
を元のレベルまで再び帰還させることで一番多くパレッ
トを貯留しようとする思想であるから、製品の搬入位置
と搬出位置の高さが異なる工程において用いるとそれだ
け稼働するパレット数が減少することとなってしまう。
よって従来の搬送コンベアの技術を、その構成そのまま
の形で短時間で有効な食製品の冷却処理を目的として用
いるには、その目的の相違から構成も矛盾し、更に上記
の如く衛生的にも問題がある等相容れない部分が大き
く、クーリングコンベアとして採用するには不適当な構
成であった。
ニ課題を解決するための手段 そこで本考案は、必要以上にパレットの貯留を行わず、
衛生的で、而も有効な冷却処理を行うことができるクー
リングコンベアを提供するもので、その構成は、下方よ
り製品を移乗して上方から搬出する間に食製品の冷却処
理を行うクーリングコンベアであって、移送方向へ屈曲
可能なパレットと、そのパレットの両側縁を支持する、
開口面を向かい合わせに配した断面コ字状の支持レール
が順次段階的に上昇作動するエレベータ機構と、そのエ
レベータ機構の最上部に位置する支持レールの製品搬出
側延長上へ連続的に接続され、その後垂直に下降して前
記エレベータ機構の下方を通ってエレベータ機構の前方
へ回り込み、最下部の支持レールの製品移乗側へ連続す
る、前記支持レールと同じく開口面を向かい合わせに配
した断面コ字状の搬送レールとからなり、前記エレベー
タ機構の上部には、最上部の支持レールに支持されるパ
レットを該搬送レールへ移送するチェンコンベアを、前
記搬送レールには支持レールから移送されたパレットを
搬送レールに沿って間欠移送させるチェンコンベアを夫
々配設し、前記パレットの四隅部には係止窓を形成する
と共に、上記チェンコンベアにその係止窓に対応した係
止爪を取り付けたことである。
ホ作用 製品移乗側からエレベータ機構の最下部へ接続される支
持レールにより両側縁を支持されるパレットは、製品を
載置してエレベータ機構へ移乗し、段階的に上昇する。
パレットが最上部へ達するとチェンコンベアによりパレ
ットは搬送レールへ移送され、それと共にパレットの上
昇作動時間中に冷却された製品は次工程へ搬出され、パ
レットのみ垂直に下降してエレベータ機構の下方を通
り、再び製品搬入位置へ復帰する。
ヘ実施例 図面は本考案に係るクーリングコンベアの実施例を示し
たもので、1はエレベータ機構、2はエレベータ機構1
の上端後方から下端前方へ連続した搬送路、3は移乗コ
ンベア、4及び5は、チェンコンベアである。
エレベータ機構1は、第2図示の如く搬送方向と平行し
た上下各軸1a、1b間へプーリ11、11・・を介し
てチェンコンベア12、12・・を張設し、そのチェン
コンベア12、12・・間へ断面コ字状の支持レール1
3、13・・が開口面を外方に向けて取り付けられ、こ
れが左右対となるように配設されている。上軸1aに
は、減速機構14を介してモータ15の回転が伝達され
るようになっており、モータ15の間欠回転でエレベー
タ機構1の支持レール13は一段階ずつ上昇される。
搬送路2は、断面コ字状の搬送レール2aを互いに開口
面を向かい合わせて配し、エレベータ機構1の上部で、
最上に位置する支持レール13の延長上へ接続され、そ
の若干後方より垂直に降下してエレベータ機構1の下面
を通過して前方から廻り込み、最下に位置する支持レー
ル13の前方延長上に接続されている。
移乗コンベア3は、モータ31の回転によりリンク機構
32を介して揺動する揺動杆33の先端に移動プーリ3
4を取り付け、その移動プーリ34を進退運動させるこ
とによって搬送路2と接続される先端部3aが伸縮可能
となっている。
搬送路2には、搬送レール2aに沿ってチェンコンベア
4が張設され、そのチェンコンベア4には、係止具であ
る係止爪6、6・・が取り付けられており、搬送方向へ
曲折可能なパレット7がその両側縁を支持レール13或
は搬送レール2aで支持された状態で、そのパレット7
の四隅に形成されている係止窓7aに係止爪6、6・・
が係止され、チェンコンベア4と一緒に搬送可能となっ
ている。又エレベータ機構1の最上に位置する支持レー
ル13に対しては、その上方に係止爪6、6・・を有し
たチェンコンベア5が設けられており、パレット7を搬
送路2へ搬出するようになっている。
このように構成されたクーリングコンベアは、移乗コン
ンベア3上の製品が搬送路上のパレット7へ移され、そ
のパレット7は間欠回転するチェンコンベア4によって
そのチェンコンベア4に取り付けられている係止爪6、
6で四隅を係止されてエレベータ機構1の最下位置にあ
る支持レール13内へ送り込まれる。続いてエレベータ
機構1が間欠作動して支持レール13を1ピッチ上昇さ
せ、最下に位置する支持レール13内へ次のパレットが
送り込まれる。パレット7を支持した支持レール13が
最上位置へ到達すると、その上方に配置されたチェンコ
ンベア5により、パレット7はチェンコンベア5に取り
付けられている係止爪6、6で四隅を係止され搬送路2
へ送り出される。そしてその係止は搬送路2に沿って設
けられたチェンコンベア4に取り付けられた係止爪6、
6に受け継がれて搬送路2を進み、同時に製品は冷却を
終えてパレット7から搬出コンベアへ移載される。空に
なったパレット7は回収されて、再び搬送路2の製品搬
入側へ送られるのであるが、その際急降下する搬送路2
を通過しても、パレット7の四隅は係止爪6、6により
係止され、チェンコンベア4に連結されているので後端
が落下して前端へ被さったりせず、スムーズに送られ
る。又製品を載置する表面は、エレベータ機構にある間
のみ上面にあり、その他は垂直状態、或は表面が下側と
なる搬送状態となるから、その表面に油や埃等が付着す
ることが比較的少なくて済み、衛生的である。
ト考案の効果 以上本考案によれば、上昇作動のみのパレット貯留によ
り製品は冷却処理されるから、必要以上に長時間さらさ
れて製品に埃等が付着することなく衛生的で、又パレッ
トもエレベータ機構に移乗した間のみ製品を載置する表
面が上側となる水平状態となり、残りは垂直下降又は表
面が下側となる搬送状態であるから、コンベア作動時間
に対して比較的パレット表面の清潔さを維持できる。
従ってパレットのスムーズな回収が約束されると共に、
下方より移乗して上方から搬送されるエレベータ機構を
有効に利用して、短時間でも清潔な状態で有効に食製品
の冷却処理を行うことが可能なクーリングコンベアを提
供でき、その実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクーリングコンベアの全体構造を
示した説明図、第2図はエレベータ機構の説明図、第3
図はパレットと搬送レール及びチェンコンベアとの関係
を示した説明図、第4図はエレベータ機構の上端部にお
ける係止部の説明図である。 1……エレベータ機構、1a……上軸、1b……下軸、
2……搬送路、2a……搬送レール、3……移乗コンベ
ア、3a……先端部、4、5……チェンコンベア、6…
…係止爪、7……パレット、7a……係止窓、11……
プーリ、12……チェンコンベア、13……支持レー
ル、14……減速機構、15……モータ、31……モー
タ、32……リンク機構、33……揺動杆、34……移
動プーリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方より製品を移乗して上方から搬出する
    間に食製品の冷却処理を行うクーリングコンベヤであっ
    て、移送方向へ屈曲可能なパレットと、そのパレットの
    両側縁を支持する、開口面を向かい合わせに配した断面
    コ字状の支持レールが順次段階的に上昇作動するエレベ
    ータ機構と、そのエレベータ機構の最上部に位置する支
    持レールの製品搬出側延長上へ連続的に接続され、その
    後垂直に下降して前記エレベータ機構の下方を通ってエ
    レベータ機構の前方へ回り込み、最下部の支持レールの
    製品移乗側へ連続する、前記支持レールと同じく開口面
    を向かい合わせに配した断面コ字状の搬送レールとから
    なり、前記エレベータ機構の上部には、最上部の支持レ
    ールに支持されるパレットを該搬送レールへ移送するチ
    ェンコンベアを、前記搬送レールには支持レールから移
    送されたパレットを搬送レールに沿って間欠移送させる
    チェンコンベアを夫々配設し、前記パレットの四隅部に
    は係止窓を形成すると共に、上記チェンコンベアにその
    係止窓に対応した係止爪を取り付けたことを特徴とする
    クーリングコンベア。
JP1987089985U 1987-06-11 1987-06-11 ク−リングコンベア Expired - Lifetime JPH066105Y2 (ja)

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JP1987089985U JPH066105Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11 ク−リングコンベア

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JP1987089985U JPH066105Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11 ク−リングコンベア

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Publication Number Publication Date
JPS63197221U JPS63197221U (ja) 1988-12-19
JPH066105Y2 true JPH066105Y2 (ja) 1994-02-16

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ID=30949462

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3993189A (en) 1975-05-08 1976-11-23 Design & Process Engineering, Inc. Processing conveyor

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216314A (en) * 1975-07-29 1977-02-07 Iseki Agricult Mach Seedling feeder for rice transplanting machine

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3993189A (en) 1975-05-08 1976-11-23 Design & Process Engineering, Inc. Processing conveyor

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JPS63197221U (ja) 1988-12-19

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