JPH0660907U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

Info

Publication number
JPH0660907U
JPH0660907U JP293193U JP293193U JPH0660907U JP H0660907 U JPH0660907 U JP H0660907U JP 293193 U JP293193 U JP 293193U JP 293193 U JP293193 U JP 293193U JP H0660907 U JPH0660907 U JP H0660907U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parabolic mirror
virtual
focal length
lens
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP293193U
Other languages
English (en)
Inventor
利彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP293193U priority Critical patent/JPH0660907U/ja
Publication of JPH0660907U publication Critical patent/JPH0660907U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズを正面から見た場合に違和感を生じさ
せることなくダークゾーンを解消し、もって見栄えの向
上を図ることができる車両用灯具を提供する。 【構成】 本考案に係わる車両用灯具は、光源12から
の光束を光軸Oに平行な光束として反射する放物面鏡1
4の焦点距離F1とほぼ等しいがこの焦点距離F1より
も短い焦点距離F2を有する仮想放物面鏡17を想定し
て仮想放物面鏡17の焦点位置Fを放物面鏡14の焦点
位置Fに一致させて回転させることにより放物面鏡14
と仮想放物面鏡17とを交差させ、正面から見て鋭角形
状のレンズ隅部15に対応する箇所に光源12からの光
束を導くために、仮想放物面鏡17のうち放物面鏡14
に対して外側に位置する反射面部分16を交差箇所Kの
部分で連結させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ほぼ鋭角形状のレンズ隅部にダークゾーンができないようにして見 栄えの良好化を図ることのできる車両用灯具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図1、図2に示すような車両用灯具1が知られている。この車両用 灯具1において、2はハウジング、3はこのハウジング2に装着されたレンズ、 4はこのハウジング2に設置の放物面鏡、5はこの放物面鏡に取り付けたバルブ である。レンズ3は正面から見て鋭角形状のレンズ隅部6を有している。バルブ 5の発光中心は図2に示すように放物面鏡5の焦点位置に設けられ、バルブ5の 焦点位置Fから出射された光束Pは、その放物面鏡5により反射されて、光軸O に平行な光束として外部に導かれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の車両用灯具では、放物面鏡4が回転放物面の一部を 利用する形状であり、また、放物面鏡4の大きさ、形状が車両用灯具の大きさ、 形状により制約されることから、図2に示すように、レンズ隅部6の箇所にフラ ンジ部7を形成することとし、このレンズ隅部6の部分は図1に斜線で示すよう にダークゾーンとして、配光に寄与しない構成となっていた。従って、従来の車 両用灯具では、レンズ3を正面から見た場合に見栄えが悪いという問題点があっ た。
【0004】 本考案は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、レ ンズを正面から見た場合に違和感を生じさせることなくダークゾーンを解消し、 もって見栄えの向上を図ることのできる車両用灯具を提供することを目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係わる車両用灯具は、上記の課題を解決するため、光源からの光束を 光軸に平行な光束として反射する放物面鏡の焦点距離とほぼ等しいがこの焦点距 離よりも短い焦点距離を有する仮想放物面鏡を想定して該仮想放物面鏡の焦点位 置を前記放物面鏡の焦点位置に一致させて回転させることにより前記放物面鏡と 前記仮想放物面鏡とを交差させ、正面から見て鋭角形状のレンズ隅部に対応する 箇所に前記光源からの光を導くために、前記仮想放物面鏡のうち前記放物面鏡に 対して外側に位置する反射面部分を前記交差箇所の部分で連結させたことを特徴 とする。
【0006】
【作 用】
本考案に係わる車両用灯具によれば、光源からの光束は、光源からの光束を光 軸に平行な光束として反射する放物面鏡の焦点距離とほぼ等しいがこの焦点距離 よりも短い焦点距離を有する仮想放物面鏡の一部を為す反射面部分によって反射 され、正面から見て鋭角形状のレンズ隅部に対応する箇所に導かれる。従って、 従来の車両用灯具のように正面から見て鋭角形状のレンズ隅部にダークゾーンが 生じることがないので、車両用灯具の見栄えを解消することができる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案に係わる車両用灯具の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0008】 図3において、10はハウジング、11はレンズ、12は光源としてのバルブ で、このハウジング10、レンズ11、バルブ12の形状は従来と同一である。 ハウジング10には図4に示すように放物面鏡14が設けられ、この放物面鏡1 4の焦点距離はF1であり、バルブ13はこの放物面鏡14の焦点位置Fにその 光心が位置する。バルブ12の焦点位置Fから出射されて放物面鏡14に導かれ 、この放物面鏡14により反射された光束P1は光軸Oに平行な光束として外部 に出射される。この放物面鏡14にはレンズ隅部15に対応する箇所に反射面部 分16が図4に示すように連結される。この反射面部分16は、図5に示すよう に放物面鏡14の焦点距離F1とほぼ等しいがこの焦点距離F1よりも短い焦点距 離F2を有する仮想放物面鏡17の一部を為しており、この仮想放物面鏡17の 焦点位置Fを放物面鏡14の焦点位置Fに一致させてこの図5に示すように矢印 方向に回転させることにより放物面鏡14と仮想放物面鏡17とを交差させ、正 面から見て鋭角形状のレンズ隅部15に対応する箇所にバルブ14からの光を導 くために、仮想放物面鏡17のうち放物面鏡14に対して外側に位置する部分を 交差箇所Kの部分で連結させることにより形成したものである。なお、符号18 は放物面鏡14の反射面を仮に延長したときのその反射面の形状を示している。
【0009】 このように構成すると、バルブ12から出射されて反射面部分16に向かった 光束P2はこの反射面部分16によって反射され、レンズ11の外部に出射され ることになるので、レンズ隅部15にダークゾーンが形成されることが防止され る。その際、この光束P2は光軸Oに対して傾いて外部に出射されることになる 。
【0010】 また、反射面部分16を形成するために想定した仮想放物面鏡17の焦点距離F2 と放物面鏡14の焦点距離F1とはほぼ等しいので、放物面鏡14と反射面部分 16とをなめらかに連結することができ、正面からレンズ11を見た場合でも違 和感を生じることがない。なお、図4において、符号19は車体の取付箇所の外 形線を示している。
【0011】
【考案の効果】
本考案に係わる車両用灯具は、以上説明したように構成したので、レンズを正 面から見た場合に違和感を生じさせることなくダークゾーンを解消し、もって見 栄えの向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の車両用灯具の正面形状を示す平面図であ
る。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】本考案に係わる車両用灯具の正面形状を示す平
面図である。
【図4】図3のY−Y線に沿う断面図である。
【図5】本考案に係わる放物面鏡と仮想放物面鏡の反射
面部分との連結を説明するための模式図である。
【符号の説明】
11…レンズ 12…バルブ(光源) 14…放物面鏡 15…レンズ隅部 16…反射面部分 17…仮想放物面鏡 F…焦点 F1、F2…焦点距離 K…交差箇所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光束を光軸に平行な光束とし
    て反射する放物面鏡の焦点距離とほぼ等しいがこの焦点
    距離よりも短い焦点距離を有する仮想放物面鏡を想定し
    て該仮想放物面鏡の焦点位置を前記放物面鏡の焦点位置
    に一致させて回転させることにより前記放物面鏡と前記
    仮想放物面鏡とを交差させ、正面から見て鋭角形状のレ
    ンズ隅部に対応する箇所に前記光源からの光を導くため
    に、前記仮想放物面鏡のうち前記放物面鏡に対して外側
    に位置する反射面部分を前記交差箇所の部分で連結させ
    たことを特徴とする車両用灯具。
JP293193U 1993-02-05 1993-02-05 車両用灯具 Pending JPH0660907U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP293193U JPH0660907U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP293193U JPH0660907U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660907U true JPH0660907U (ja) 1994-08-23

Family

ID=11543099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP293193U Pending JPH0660907U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660907U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0419730B1 (en) Vehicle front lamp
JP3677720B2 (ja) プロジェクター型ヘッドランプ
US5079677A (en) Headlamp unit for motor vehicles
JP3079412B2 (ja) 車輌用灯具及びその反射鏡の形成方法
JPH0660907U (ja) 車両用灯具
JPH01179305U (ja)
JPH01159902A (ja) 自動車用前照灯
JPH0361281B2 (ja)
JPH0472404U (ja)
JP3329135B2 (ja) 車両用灯具
JPH0418406B2 (ja)
JP2558805Y2 (ja) ポジション付ヘッドランプ
JPH0429441Y2 (ja)
JPH0566806U (ja) プロジェクタ型ヘッドランプ
JPS634325Y2 (ja)
JP2579260Y2 (ja) 配光可変型プロジェクタランプ
JPH0130721Y2 (ja)
JPH0319121Y2 (ja)
JPH0244405Y2 (ja)
JPH0217363Y2 (ja)
JPH0320963Y2 (ja)
JPH0514404Y2 (ja)
JP2548794Y2 (ja) サイドターンシグナルランプ
JPH0119282Y2 (ja)
JP3391143B2 (ja) 車両用灯具