JPH066088Y2 - 回転式棚設備 - Google Patents

回転式棚設備

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JPH066088Y2
JPH066088Y2 JP2941388U JP2941388U JPH066088Y2 JP H066088 Y2 JPH066088 Y2 JP H066088Y2 JP 2941388 U JP2941388 U JP 2941388U JP 2941388 U JP2941388 U JP 2941388U JP H066088 Y2 JPH066088 Y2 JP H066088Y2
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淑照 池畑
新 吉永
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、多数種の物品を種類ごとに収納したバケット
を上下方向に回転移動させて、物品の出し入れを行うと
きなどに採用される回転式棚設備に関するものである。
従来の技術 従来、この種の回転式棚設備としては、たとえば実開昭
59-46913号公報に開示された構造が提供されている。す
なわちボックス状の囲壁体内の上部に左右一対の従動輪
体を配設するとともに、下部に左右一対の駆動輪体を配
設し、そして上下で対向する輪体間に無端回動体を巻張
するとともに、左右の無端回動体間に多数のバケットを
取付けている。また囲壁体の前壁板部には搬入出部が開
口形成され、そして搬入出部にシャッターを設けてい
る。
この従来形式によると、バケット群を回転移動させて、
目的とするバケットを搬入出部に対向して停止させるこ
とで、シャッターの開動により物品の搬入(入庫)や搬
出(出庫)を行える。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、冷却手段が設けられていない
ことから、物品としては常温で何んら支障のないものし
か取扱うことはできず、温度が大きく影響する生鮮食料
品などを取扱うことはできない。また、仮りに囲壁体を
断熱材で形成し、この囲壁体内を冷蔵化したとしても、
この囲壁体内で発生した水滴が落下し、下部の錆付きな
どを招くことになる。さらに生鮮食料品がバケットから
落下したときには、下部において腐敗し悪臭を放つこと
になる。
本考案の目的とするところは、生鮮食料品などの物品を
取扱え、しかも落下してきた水滴や物品などを受止め得
るとともに、清掃を容易に行える回転式棚設備を提供す
る点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案における回転式棚設備
は、枠組本体内に、駆動輪体と従動輪体とを上下方向に
適当間隔を置いて配設し、これら輪体間に無端回動体を
巻張し、この無端回動体に多数のバケットを取付けた回
転式棚設備において、前記枠組本体の外側に断熱材から
なる囲壁体を取付け、この囲壁体内に冷気を供給する冷
気供給装置を設け、前記囲壁体の前壁板に搬入出口を形
成するとともに、この搬入出口の開閉を行うシャッター
装置を設け、前記囲壁体内の下部に排水部を有する受け
皿を設けるとともに、この排水部に対応して前記囲壁体
の一部を着脱自在な蓋壁板に形成し、この蓋壁板の内面
側に、下位ほど内側に傾斜したガイド板を設けている。
作用 かかる本考案の構成によると、通常においては、無端回
動体を介してバケット群を正逆移動させ、目的とするバ
ケットを搬入出口に対向して停止させたのちシャッター
装置を開動させることで、搬入出口を通してバケットに
対する物品の搬入または搬出を行える。そして囲壁体内
は、冷気供給装置から吹出される冷気によって冷蔵庫化
し得、生鮮食料品などの物品を冷蔵し、保管し得る。ま
た冷蔵庫化したことで囲壁体の内面や枠組本体ならびに
バケットの表面などで発生した水滴は下方に落下する
が、この水滴は受け皿で受け止めることができ、同様に
蓋壁板の内面をつたわって流れる水壁は、ガイド板を介
して受け皿へと導くことができ、さらにバケットから落
下してきた生鮮食料品なども受け皿で受け止め得る。そ
して受け皿上の清掃は、蓋壁板を離脱させることによっ
て容易に行える。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。1
は枠組本体で、左枠部1Aと、右枠部1Bと、天枠部1
Cと、底枠部1Dなどにより矩形枠組状に形成される。
前記左枠部1Aと右枠部1Bとは、その内側にそれぞれ
支持枠2A,2Bを有し、さらに支持枠2A,2Bの内
側にはインサイドカバー3A,3Bが配設される。また
枠組本体1の前面側で上下方向の中間部には、左右方向
の下部受け枠4Aが配設され、その上方に上部受け枠4
Bが配設される。5は枠組本体1の下方に配設されるベ
ース枠で、前記底枠部1Dに所定の隙間Sを置いて連結
される。すなわちベース枠5上の複数箇所には樹脂製の
スペーサ6が配置され、これらスペーサ6の二箇所に形
成した下向きねじ孔7に、ベース枠5に対して下方から
通した下部ボルト8をら合し締付けることで、これらス
ペーサ6をベース枠5上に固定させる。そしてスペーサ
6の上面間に枠組本体1を載置した状態で、スペーサ6
の中央部一箇所に形成した上向きねじ孔9に、底枠部1
Dに対して上方から通した上部ボルト10をら合し締付け
ることで、これらスペーサ6間に枠組本体1を固定さ
せ、以ってスペーサ6の厚み分に相当する隙間Sを形成
する。前記ベース枠5の四隅には、下方に突出しかつ突
出量を調整自在なレベル出し用の接地具(ボルトなど)
11が配設されている。
21は断熱パネル材からなる囲壁体で、前述した隙間Sを
含んで枠組本体1の外側に取付けられる。すなわち囲壁
体21は、前壁板21Aと、後壁板21Bと、左右の側壁板21C,
21Dと、天壁板21E、底壁板21Fとによりボックス状に形
成される。そして底壁板21Fには貫通孔22が形成されて
おり、この貫通孔22内にスペーサ6を位置させるととも
に、スペーサ6の周りにウレタンフォームを充てんした
のちに上部ボルト10による締付け固定がなされる。
前記囲壁体21内でかつインサイドカバー3A,3Bの外
側において、その上部には左右一対の従動輪体23が、ま
た下部には左右一対の駆動輪体24が配設され、上下方向
で対向する両輪体23,24間には無端回動体(チェンな
ど)25が巻張される。前記駆動輪体24を取付けた駆動輪
26は、囲壁体1内を左右方向に通るとともに、前記支持
枠2A,2Bに軸受27を介して回転自在に支持され、そ
して囲壁体1内に設けた正逆駆動自在な駆動装置28に連
動連結している。また前記従動輪体23は、支持枠2A,
2B側に取付けた従動軸29に回転自在に支持されてい
る。前記駆動装置28は、枠組本体1と一体のフランジベ
ース30に配置した電磁ブレーキ付きのサーボモータから
なり、その出力軸31と前記駆動軸26とを巻掛伝動機構32
により連動連結している。左右一対の無端回動体25間に
は多数のバケット33がリンクプレート34を介して取付け
てある。すなわちリンクプレート34は2本1組で、その
遊端間を連結するピン35にバケット33が揺動自在に支持
されている。そしてピン35側からのレバー36の遊端に取
付けたローラ37を案内するガイドレール38が前記支持枠
2A,2Bの内面側に配設してある。前記無端回動体25
などはインサイドカバー3A,3Bの外側に位置し、か
つ前記バケット33は内側に位置することから、これらイ
ンサイドカバー3A,3Bには前記ピン35の移動を許す
ところの、上下方向で長円ループ状のスリット部39が形
成されている。
前記バケット33の移動経路の一側、すなわち囲壁体21の
前壁板21Aの下部に搬入出口41を形成している。この搬
入出口41の外側下部には受け台42が設けられ、また側部
には操作パネル43が設けられる。前記囲壁体21内で前壁
板21Aの裏面側には、前記搬入出口41の開閉を行うシャ
ッター装置44が設けられる。すなわち断熱パネル板から
なるシャッター板45は、その両側に被案内部の一例であ
る上部ローラ46と下部ローラ47とを有し、そして枠組本
体1側に上下方向(縦向き)で設けた左右一対の上部案
内レール(案内部の一例)48に上部ローラ46を嵌合させ
るとともに、左右一対の下部案内レール(案内部の一
例)49に下部ローラ47を嵌合させることで昇降自在とし
ている。その際に両案内レール48,49の下端を、下位ほ
ど前方の傾斜レール部48a,49aに形成することで、下降
限近くに達したシャッター板45が前方へ移動して、搬入
出口41側へ接近動するように構成してある。前壁板21A
の裏面で搬入出口41の周縁には、弾性を持たせた断熱ラ
バー製のシール材50が全周に亘って取付けられる。また
前壁板21Aの裏面で搬入出口41の下方には、前記下部受
け枠4Aを介して上向きの弾性ストッパ51が取付けら
れ、この弾性ストッパ51に対してシャッター板45の下面
が接当自在となる。そして接当レベル(下降限)を検出
する近接スイッチ52が前記下部受け枠4Aに取付けてあ
る。また前記上部受け枠4Bには下向きの弾性ストッパ
53が取付けられ、この弾性ストッパ53に対してシャッタ
ー板45の上面が接当自在となる。そして接当レベル(上
昇限)を検出する近接スイッチ54が前記上部受け枠4B
に取付けてある。前記シャッター板45は昇降駆動装置55
に連動している。すなわち一端をシャッター板45の上端
に固定した左右一対のローラチェン56は、前記上部受け
枠4Bに支持された案内鎖輪57に掛けられて同一の横方
向(右方向)に導びかれ、そして駆動鎖輪58に掛けられ
て下方に導びかれる。これらローラチェン56の他端に
は、前記シャッター板45の昇降動を助けるカウンターウ
エイト59が連結されている。前記昇降駆動装置55は駆動
鎖輪58に連動連結するモータなどで構成される。前記昇
降駆動装置55やカウンターウエイト59などは、右側のイ
ンサイドカバー3Bの外側に配設される。なお搬入出口
41の両側に振り分けて、たとえば投・受光形式の検出器
60が設けられ、これは他物の存在を確認するものであ
る。
前記囲壁体21内に冷気を供給する冷気供給装置65が設け
られる。すなわち囲壁体21側とは別個にコンプレッサユ
ニット66が配設され、このコンプレッサユニット66から
の冷媒配管67が、前記囲壁体21内でかつ受け台42の上方
位置に設けた冷却器(蒸発器)68に接続している。前記
囲壁体21内の両インサイドカバー3A,3B間で前壁板
21Aと天壁板21Eとが成すコーナ部分には前部区画板69に
よって前部送気室70が形成され、この前部送気室70に前
記冷却器68が連通している。この前部区画板69には、中
央部向きでかつ下向きのスリット吹出口が形成されてい
る。後壁板21Bと天壁板21Eとが成すコーナ部分には後部
区画板71によって後部送気室72が形成され、この後部区
画板71にも前述と同様のスリット吹出口が形成されてい
る。両送気室70,72は天壁板21Eの下に形成した天井ダク
ト73により接続されている。77はフートスイッチを示
す。
前記囲壁体21内の下部で両インサイドカバー3A,3B
間には受け皿80が設けられる。この受け皿80は矩形板状
であって、その四側縁からは上方への立上り片80aを折
曲り状で一体に有する。さらに受け皿80の上面は前寄り
の位置に最下位部が位置するように傾斜して形成してあ
り、そして最下位部に排水ソケット(排水部)81を垂設
している。この排水ソケット81は底壁板21Fを貫通して
いる。前記受け皿80の奥部の立上り片80aにはチャンネ
ル状のフランジ材82が外側から固定され、さらにフラン
ジ材82は底壁板21Fに一体化されている。奥部の立上が
り片80aは後壁板21Bから少し離れているが、前部の立上
がり片80aは前壁板21Aに充分に接近している。奥部の立
上り片80aから後壁板21Bに亘っては、下位ほど内側に傾
斜しかつ傾斜角度の大なる奥側ガイド板83が配設され
る。この奥側ガイド板83の最奥部からは、後壁板21Bの
内面に当付けられかつ固定される導部83bが折曲げによ
り一体形成されている。また奥側ガイド板83の最前部は
受け皿80の立上り片80aに載置される。そして奥側ガイ
ド板83の左右両側縁からは上方への立上り片80aが一体
に形成されている。前記排水ソケット81に対応して前壁
板21Aの一部を着脱自在な蓋壁板84に形成している。す
なわち受け台42の下方において前壁板21Aが矩形状に欠
除され、この欠除部に前面側から嵌め込み自在な蓋壁板
84を設けている。そして蓋壁板84の複数箇所に前方から
挿通自在なボルト体85を、前壁板21Aの欠除部周辺に設
けたナット体86にねじ込むことで蓋壁板84の固定を行え
る。この蓋壁板84の内面側には、下位ほど内側に傾斜し
かつ前記奥側ガイド板83よりもさらに傾斜角度の大きい
前側ガイド板87が配設される。この前側ガイド板87の最
前部からは、蓋壁板84の内面に当付けられかつ固定され
る導部87bが折曲げにより一体形成されている。また前
側ガイド板87の下端は受け皿80上に対向し、そして左右
の両側縁からは上方への立上り片87aが一体に形成され
ている。前記インサイドカバー3A,3Bの下端は内方
への折曲げ片3a,3bに形成され、この折曲げ片3
a,3bは各立上り片80a,83a,87aの上方に位置すると
ともに、その内端は受け皿80上に位置している。
次に上記実施例の運転を説明する。
第8図において、操作パネル43の呼出しを押すことで、
まずシャッター板45が閉限であるか否かが近接スイッチ
52からの信号に基づいて判別される。ここでノーのとき
にはシャッター板45の閉動作(後述する)がなされる。
またイエスのときにはシャッター板45の閉が確認され、
イエスであったときには駆動装置28を作動させ、無端回
動体25を正逆移動させることによりバケット33群を移動
させる。そして目的とするバケット33が搬入出口41に対
向して停止されることで、昇降駆動装置55が作動し、駆
動鎖輪58の回転により移動するローラチェン56を介して
シャッター板45を引き上げ、以って搬入出口41を自動的
に開動させる。これにより、搬入出口41を通して、物品
の搬入や搬出を行える。このような作業を終えたのち引
き続いて次の作業があるか否かが判別され、イエスの場
合には再び呼出しを押す作業に戻る。また次の作業がノ
ーのときには、フートスイッチ77を踏むことでシャッタ
ー閉動作に移る。すなわちフートスイッチ77の操作によ
り昇降駆動装置55を前述とは逆方向に作動させ、駆動鎖
輪58の逆回転により移動するローラチェン56を介してシ
ャッター板45を降ろすことで行える。シャッター板45が
完全に降りることで、前述したように近接スイッチ52に
よって閉限が確認され、昇降駆動装置55が停止される。
また下向きの弾性ストッパ53に接当したときの開限も同
様であって、近接スイッチ54に検出されるとともに昇降
駆動装置55が停止される。なお開動させた搬入出口41に
人手や物品など他物が存在しているときには、これを検
出器60が検出することから、たとえフートスイッチ77を
踏んでもシャッター板45は下降せず、またバケット33群
は移動しないものである。上述のようなシャッター板45
の開閉動作の際にカウンターウエイト59によるバランス
作用と、第6図仮想線で示すようにローラ46,47を介し
て案内レール48,49に案内されるシャッター板45が前壁
板21Aなどから離間していることから、昇降は軽くスム
ーズに行われる。しかも下降限(閉動時)においては、
ローラ46,47が傾斜レール部48a,49aに案内されること
で、第6図実線で示すようにシャッター板45は搬入出口
41側へ接近移動し、その下端が弾性ストッパ51に接当し
たとき、前面がシール材50に弾性に抗して圧接すること
になり、以って搬入出口41は密閉化される。
運転中においては、コンプレッサユニット66から冷媒配
管67を介して冷却器68より供給された冷気(冷却空気)
Aは前部送気室70から囲壁体21内に吹出され、さらに天
井ダクト73を介して後部送気室72から吹出される。
また運転中の冷気Aによって、たとえばバケット33から
水滴が落下するが、これは受け皿80に受止められる。そ
して前壁板21Aから蓋壁板84の内面をつたわって流れる
水滴は、導部87bから前側ガイド板87へと流れ、その遊
端から受け皿80上に落下する。同様に、後壁板21Bの内
面をつたわって流れる水滴は、導部83bから奥側ガイド
板83へと流れ、その遊端から受け皿80上に落下する。ま
た両インサイドカバー3A,3Bの内面をつたわって流
れる水滴は、その下端から折曲げ片3a,3bによって内方
へ導びかれ、そして遊端から受け皿80上へと落下するこ
とになる。受け皿80上の水滴は、その傾斜構造によって
排水ソケット81へと流れ、この排水ソケット81を通して
外部へ排水される。またバケット33などから不測にして
落下した物品、または物品の一部は受け皿80に受け止め
られる。
必要なときに、ボルト体85をら脱させて第3図仮想線で
示すように蓋壁板84を取り外す。これにより欠除部が開
放され、この欠如部を通して受け皿80上の清掃を行え
る。そして所期の清掃を行ったのち、再び蓋壁板84が取
り付けられる。
上記実施例のおいては受け皿80上に落下した水滴を排水
ソケット81を通して排水させる形式を示したが、これは
蓋壁板84を取り外したのち排水部にたまっている水を除
去する形式であってもよい。
また受け皿80として定置式を示しているが、これは蓋壁
板84を取り外したのち、この受け皿80を引き出して清掃
する形式であってもよい。
考案の効果 上記構成の本考案によると、囲壁体内を、冷気供給装置
から吹出される冷気によって冷蔵庫化でき、これにより
生鮮食料品などの物品を冷蔵し、保管することができ
る。また囲壁体の内面や枠組本体ならびにバケットの表
面などで発生した水滴は下方に落下するが、この水滴は
受け皿で受け止めることができ、同様に蓋壁板の内面を
つたわって流れる水滴は、ガイド板を介して受け皿へと
導くことができ、さらにバケットから落下してきた生鮮
食料品なども受け皿で受け止めることができる。そして
受け皿上の清掃は、蓋壁板を離脱させることによって容
易に行うことができ、この清掃を適宜行うことによっ
て、落下した生鮮食料品が腐敗し悪臭を放つことを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断側面図、
第2図は正面図、第3図は受け皿部分の縦断側面図、第
4図は第3図におけるIV−IV矢視図、第5図はベース枠
取付け部の縦断側面図、第6図はシャッター部の縦断側
面図、第7図は全体の斜視図、第8図は基本動作を示す
フローチャートである。 1……枠組本体、3A,3B……インサイドカバー、3
a,3b……折曲げ片、5……ベース枠、11……接地
具、21……囲壁体、21A……前壁板、21F……底壁板、23
……従動輪体、24……駆動輪体、25……無端回動体、28
……駆動装置、33……バケット、41……搬入出口、42…
…受け台、44……シャッター装置、45……シャッター
板、55……昇降駆動装置、65……冷気供給装置、66……
コンプレッサユニット、68……冷却器(蒸発器)、80…
…受け皿、80a……立上り片、81……排水ソケット(排
水部)、83……奥側ガイド板、83a……立上り片、83b…
…導部、84……蓋壁板、87……前側ガイド板、87a……
立上り片、87b……導部、A……冷気。
フロントページの続き (72)考案者 上野 英孝 大阪府大阪市阿倍野区阪南町4丁目17―10 (56)参考文献 特開 平1−110410(JP,A) 特開 昭48−38799(JP,A) 実開 昭58−188589(JP,U) 特公 昭62−57328(JP,B2) 実公 昭59−6236(JP,Y2) 実公 昭62−32179(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠組本体内に、駆動輪体と従動輪体とを上
    下方向に適当間隔を置いて配設し、これら輪体間に無端
    回動体を巻張し、この無端回動体に多数のバケットを取
    付けた回転式棚設備において、前記枠組本体の外側に断
    熱材からなる囲壁体を取付け、この囲壁体内に冷気を供
    給する冷気供給装置を設け、前記囲壁体の前壁板に搬入
    出口を形成するとともに、この搬入出口の開閉を行うシ
    ャッター装置を設け、前記囲壁体内の下部に排水部を有
    する受け皿を設けるとともに、この排水部に対応して前
    記囲壁体の一部を着脱自在な蓋壁板に形成し、この蓋壁
    板の内面側に、下位ほど内側に傾斜したガイド板を設け
    たことを特徴とする回転式棚設備。
JP2941388U 1988-03-04 1988-03-04 回転式棚設備 Expired - Lifetime JPH066088Y2 (ja)

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