JPH0660735B2 - 燃焼機の給気装置 - Google Patents

燃焼機の給気装置

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JPH0660735B2
JPH0660735B2 JP14516686A JP14516686A JPH0660735B2 JP H0660735 B2 JPH0660735 B2 JP H0660735B2 JP 14516686 A JP14516686 A JP 14516686A JP 14516686 A JP14516686 A JP 14516686A JP H0660735 B2 JPH0660735 B2 JP H0660735B2
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JP
Japan
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center
fan
air chamber
guide
front guide
Prior art date
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JP14516686A
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English (en)
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JPS62299613A (ja
Inventor
志郎 竹下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、燃焼機等で燃焼用の空気を供給するファンを
含む給気装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の押込型のファンを有する燃焼機の給気装
置は、第3図に示すように機器ケーシング1に設けられ
た吸気口2及びファン3,空気室4で構成され、前記空
気室4は中心部にノズル5を保持するノズルホルダー6
とノズルホルダー6に対称に混合管7,バーナ8が設け
られており、ファン3は空気室4の中心に対して離れた
位置(片寄った)に配されている。又、前記ファン3
は、ファンケース9内を流れる空気の平均速度が、ファ
ンケース9内の内部各断面で一定になるように設計し、
使用する外径Dなる羽根車10が決まれば、そのファ
ンケース9は前記羽根車10の外周上で、羽根車10の
中心11を通る中心線に対する角度θを0°とする仮想
巻始点12より、360°の巻終点13まで一定の拡大
角αを持たせ拡大し、その後の吹出し部14は舌部15
より中心線に垂直にのばしたフロントガイド16と巻終
点13半径R′で前記中心線の垂線からなるリアガイド
17で構成されている。これを、ファンケース9の任意
の点の半径Rと前記中心線に対する角度θとの関係で表
すと第4図に示すようになる。第3図に示す構成におい
てファン3を駆動することによって、吸気口2より機器
ケーシング1内に吸込まれ、ファンケース9内へ導かれ
た空気は、羽根車10の遠心力によって羽根車10の外
周からファンケース9内壁に沿って流れ、吹出し部14
より空気室4へ入り、一部は一次空気として混合管7よ
りバーナ8へ、残りは二次空気として直接バーナ8へ供
給される。(空気の流れを一点鎖線矢印で示す。) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ファンケース9の
吹出し部14より空気室4へ入る時の空気の風速分布
は、実線矢印で示すように吹出し部14中央が最大とな
り、そのままでは、バーナ8への流れが不均一となり燃
焼性能や騒音の面でも好ましくなく、そのため、流れを
均一化するために複雑な複数の案内板18等を必要と
し、又ファン3が機器ケーシング1内で占有する空間
は、羽根車10の中心11を通り中心線に垂直な線上の
θ=270°の点から吹出し部14の先端迄の長さ
と、中心線上のθ=180°の点から巻終点13迄の長
で決まり、羽根車10自体の大きさ以上にファン
ケース9形状により、かなり大きな空間が必要である。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、ファンの
吹出し部形状で流れを偏向させ、空気室に複雑な案内板
等を設けずバーナへ入る分布を均一化し、又送風性能を
低下させることなくファンの占有空間を小さくすること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の燃焼機の給気装置
は、空気室の下面端部に、舌部と巻終点を結ぶ線より流
れの下流側に位置する吹出し部の舌部側フロントガイド
と巻終点側リアガイドの関係を、フロントガイド長さが
リアガイド長さより長く、かつ仮想巻始点と羽根車中心
を結ぶ中心線の垂線に対して、前記フロントガイドとリ
アガイドがそれぞれなす角度をθ,θとした時に、
θ<0°<θとしたファンケースを有するファンを
設け、前記フロントガイドを空気室中心側に取付けた構
成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、吹出し部中心と羽根車
中心間距離が近接し、ファンのX方向最大長さとY方向
最大長さが短くなり、又ファンケース吹出し部でコアン
ダ現象を生じ空気の主流か、空気室中心へ偏向される。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図は、ファン19単体の構成を説明するもの
で、第2図は燃焼機の給気通路構成を示す。ただし、従
来例と同一なものについては同一番号で示している。第
1図,第2図において、ファンケース20は、羽根車2
1の外周半径D/2に一致する仮想巻始点22より拡
大角αで巻終点23迄漸次拡大された部分と、その後の
舌部24と前記巻終点23を結ぶ線より流れの下流側に
位置する吹出し部25より構成される。吹出し部25
は、舌部24側のフロントガイド26と巻終点23側の
リアガイド27より成り、フロントガイド26の長さ
は、リアガイド27の長さより長く、かつ前記仮想巻始
点22と羽根車21の中心を結ぶ中心線の垂線に対し
て、フロントガイド26とリアガイド27がそれぞれな
す角度をθ,θとした時に、θ<0°<θの関
係を有し、前記吹出し部25で従来例と同様空気室4の
下面端部に、フロントガイド26を空気室4中心側にし
た構成で取付けられている。
上記構成において、第2図に示すように吹出し部25中
心と羽根車21中心間距離が近接し、ファン19の占有
空間の二次元平面であるX方向最大長とY方向最大
が拡大角αや羽根車21外径Dを小さくするこ
となく、即ちファン19の性能を低下させることなく小
さくでき、又、吹出し部25より空気室4へ吹き出され
る流れは、コアンダ効果によりフロントガイド26側へ
引き寄せられるため、空気室4に案内板等を設けないで
ファン19の取付位置と反対側のバーナ8へも供給でき
るので、空気室4での圧損を軽減でき、騒音の発生や増
加を抑制する効果がある。
発明の効果 以上のように本発明の燃焼機の給気通路によれば吹出し
部を構成するフロントガイドとリアガイドの関係を、フ
ロントガイド長さをリアガイド長さより長くし、仮想巻
始点と羽根車中心を結ぶ中心線の垂線に対してフロント
ガイドとリアガイドがそれぞれなす角をθ,θとし
た時に、θ<0°<θとしているので、次のような
効果が得られる。
(1) 吹出し部より空気室へ入る空気の主流が、フロン
トガイドに沿った方向へ偏向されるため、空気室に偏向
させる案内板等を設ける必要がなく、バーナ迄の圧損上
昇が抑制でき、案内板等による騒音発生や圧損上昇によ
る騒音増大を抑制できる。
(2) 吹出し部中心と羽根車中心との距離が短くでき、
羽根車外径や拡大角を小さくし、送風性能を低下させる
ことなく、機器ケーシング内でファンが占有する空間を
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のファンケースの構成説明図、第2図
は、一実施例の燃焼機の給気通路を示す横断面図、第3
図は従来の燃焼機の給気通路を示す横断面図、第4図は
第3図のファンケースの拡大状態を示す原理図である。 6……ノズルホルダー、5……ノズル、7……混合管、
4……空気室、22……仮想巻始点、23……巻終点、
20……ファンケース、24……舌部、25……吹出し
部、26……フロントガイド、27……リアガイド、2
1……羽根車、19……ファン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心部にノズルホルダーを有し、ノズル混
    合管等が配設された空気室の下面端部に、拡大角αで仮
    想巻始点より巻終点迄漸次拡大形成された渦巻状のファ
    ンケースの舌部と巻終点を結ぶ線より、流れの下流側に
    位置する吹出し部の舌部側フロントガイドと巻終点側リ
    アガイドの関係を、フロントガイド長さがリアガイド長
    さより長く、かつ前記仮想巻始点と羽根車中心を結ぶ中
    心線の垂線に対して、前記フロントガイドとリアガイド
    がそれぞれなす角度をθ,θとした時に、θ<0
    °<θとしたファンケースを有するファンを設け、前
    記フロントガイドを空気室の中心側に位置させた構成の
    燃焼機の給気装置。
JP14516686A 1986-06-20 1986-06-20 燃焼機の給気装置 Expired - Lifetime JPH0660735B2 (ja)

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JPS62299613A JPS62299613A (ja) 1987-12-26
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JPH0612345Y2 (ja) * 1989-02-23 1994-03-30 リンナイ株式会社 強制給気式の燃焼装置

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JPS62299613A (ja) 1987-12-26

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