JPH066059U - シフトレバー装置の照明構造 - Google Patents

シフトレバー装置の照明構造

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JPH066059U
JPH066059U JP4456192U JP4456192U JPH066059U JP H066059 U JPH066059 U JP H066059U JP 4456192 U JP4456192 U JP 4456192U JP 4456192 U JP4456192 U JP 4456192U JP H066059 U JPH066059 U JP H066059U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトレバーがジグザグモードでシフトされ
るシフトレバー装置におけるシフト位置表示部の照明構
造を簡単な構造で提供できるようにする。 【構成】 ロアーハウジング16に固定され単一個のラ
イト48からの光をガイドする第1のライトガイド22
に、凹部25を介して車両前後方向へ移動可能に嵌入さ
れた第2のライトガイド24は、第1照明部31及び第
2照明部33を備えている。シフトレバー12がシフト
されると、第2のライトガイド24もシフト操作に連動
して車両前後方向へ移動し、第1照明部31によって第
1のライトガイド22からの光を現レンジ指示部32A
乃至40Aを照射でき、第2の照明部33によって、第
1のライトガイド22からの光を現レンジ指示部42A
乃至46Aに照射できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はジグザグモードでシフト操作される車両の自動変速機用のシフトレバ ー装置の照明構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の自動変速機用のシフトレバー装置として、シフトレバーがステップ形状 (ジグザグ形状)の操作溝にしたがって車両の前後左右にジグザグモードでシフ ト操作されてシフト位置が選択される構成のものが知られている。
【0003】 上記のシフトレバー装置では、シフトレバーの車両下方側が挿通されたハウジ ングの頂面にシフト位置表示用のインジケータプレートが設けられている。この インジケータプレートには、シフトレバーのシフト位置に対応して一例としてP 、R、N、D、4、3、2、Lの文字が形成されており、これらの文字のうち、 P、R、N、D、2の各文字は、一直線上に車両前方から順に形成され、4、L の両文字は、D、2の両文字と並ぶように車両幅方向外方に離間して形成され、 3の文字は、4、L、の両文字の間に形成されている。すなわち、上記ジグザグ モードでシフト操作されるシフトレバー装置では、シフト位置を示す文字が車両 幅方向に間隔をおいて2列で形成されている。
【0004】 シフトレバーの現在のシフト位置を表示する方法として、シフトレバーのシフ ト操作に連動するカバースライドに赤マークを施しておき、この赤マークがシフ トレバーの現シフト位置に対応する文字に一致するようにしたものがある。
【0005】 しかしながら、上記赤マークによる表示方法では、上記の車両幅方向に間隔を 置いて2列で形成された文字を区別して表示することは困難である。
【0006】 したがって、車両幅方向に2列に形成された各文字の近傍に各々の文字に対応 させて半透明な被照明部を形成すると共に、各被照明部の各々に発光ダイドード を対応配置させて、発光ダイオードによりシフトレバーのシフト位置に対応した 被照明部を照明表示することが考えられる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記各々の被照明部に発光ダイオードを対向配置する構造では、 発光ダイオードを被照明部の数だけ設ける必要があり、部品数が多く配線が複雑 になる。
【0008】 本考案は上記事実を考慮し、シフトレバーがジグザクモードでシフトされるシ フトレバー装置におけるシフト位置表示部の照明機構を簡単な構造で達成できる ようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るシフトレバー装置の照明構造は、車両の自動変速機用シフトレバ ーのシフト位置に対応する第1の文字及び第2の文字が車両幅方向に間隔を置い た状態で形成され前記第1の文字及び第2の文字が照明表示される文字表示部と 前記第1の文字を基準として前記第2の文字と反対側の部位に前記第1の文字に 対応して形成された第1のシフト位置表示部と前記第2の文字を基準として前記 第1の文字と反対側の部位に前記第2の文字に対応して形成された第2のシフト 位置表示部とが形成された表示用プレートを備え、前記シフトレバーが挿通され て当接係合される操作溝に沿って前記シフトレバーがジグザグモードで前記第1 のポジション表示部に対応する位置及び第2のシフト位置表示部に対応する位置 にシフト操作されるシフトレバー装置の照明構造であって、前記第1のシフト位 置表示部に照明源からの光をガイドする第1のガイド部と前記第2のシフト位置 表示部に前記照明源からの光をガイドする第2のガイド部とを備えたライトガイ ドと、前記シフトレバーのシフト操作に連動しシフト位置が前記第1の文字で示 される位置であるときに前記第1のシフト位置表示部への光を伝えると共に前記 第2のシフト位置表示部へ照射される光を遮蔽する位置へ移動されシフト位置が 前記第2の文字で示される位置であるときに前記第2のシフト位置表示部への光 を伝えると共に前記第1のシフト位置表示部へ照射される光を遮蔽する位置へ移 動される移動部材と、を有することを特徴としている。
【0010】
【作用】
本考案に係るシフトレバー装置の照明構造は、シフトレバーによるシフト操作 がなされると、シフトレバーのシフト操作に連動して移動部材が移動する。シフ トレバーのシフト位置が第1の文字で示されるシフト位置である場合には、移動 部材は、光源からの光を第1のシフト位置表示部へ伝えると共に第2のシフト位 置表示部へ照射される光を遮蔽する位置へ移動する。この状態では、照明源から の光は、ライトガイドの第1のガイド部にガイドされて第1のシフト位置表示部 に照射されるため、運転者は、シフトレバーが第1の文字で示されるシフト位置 にあることを認識できる。
【0011】 一方、シフトレバーのシフト位置が第2の文字で示されるシフト位置である場 合には、移動部材は、第2のシフト位置表示部への光を伝えると共に第1のシフ ト位置表示部へ照射される光を遮蔽する位置へ移動する。この状態では、照明源 からの光は、ライトガイドの第2のガイド部にガイドされて第2のシフト位置表 示部に照射されるため、運転者は、シフトレバーが第1の文字で示されるシフト 位置にあることを認識できる。
【0012】 上記の如く、本考案に係るシフトレバー装置の照明構造では、第1のシフト位 置表示部及び第2のシフト位置表示部に対応して照明源を各々設ける必要がない ので、シフトレバー装置の照明構造を簡単な構造で達成できる。
【0013】
【実施例】
以下に本考案の一実施例に係るシフトレバー装置の照明構造を図1乃至図3に 従って説明する。なお、各図において、矢印FRは車両前方向、矢印INは車両 幅方向内方向、矢印UPは車両上方向を各々示している。
【0014】 シフトレバー12の下端部は、車体(図示省略)に支持されて、車両前後方向 及び車両幅方向へ移動可能とされ、この移動によりシフト操作が行われるように なっている。すなわち、シフトレバー12の位置に応じて、「P、R、N、D、 4、3、2、L」の各レンジ(シフトポジション)が得られ、各レンジでのシフ トレバー12の位置が自動変速機側に伝えられる。これらのレンジのうち、「P 、R、N、D、2」の各レンジは、一直線上に車両前方から順に位置され、「4 、L」の両レンジは、「D、2」の両レンジと並ぶように車両幅方向外方に離間 して位置され、「3」のレンジは、「4、L」の両レンジの間に位置される。
【0015】 シフトレバー装置は、シフトレバー12の車体支持部側を覆うアッパハウジン グ14、及びロアーハウジング16を備えている。アッパハウジング14の車両 幅方向両側壁には、車両前後方向両端部に係合孔14Aが形成され、各々の係合 孔14Aに対応して、ロアーハウジング16の車両幅方向両側壁に、車両前後方 向両端部に係合突起16Aが形成されて、各々の係合突起16Aと係合孔14A が係合されることにより、アッパハウジング14とロアーハウジング16とが互 いに固定されるようになっている。アッパハウジング14とロアーハウジング1 6との間にカバースライド18、カバー部材20、第1のライトガイド22及び 第2のライトガイド24が組付けられている。
【0016】 アッパハウジング14は、下方が開放された箱状に形成されており、上壁14 Bには、操作溝26がその長手方向を車両前後方向へ向けて貫通形成されている 。この操作溝26は、略コ字状の連続であるステップ形状に形成されている。操 作溝26には、シフトレバー12の軸方向中間部が挿通されており、シフトレバ ー12は操作溝26の長手方向に沿って車両前後方向及び車両幅方向へ移動され てシフト操作される。
【0017】 また、アッパハウジング14には、操作溝26よりも車両幅方向外方に、矩形 状の貫通孔14Cが車両前後方向に沿って形成されており、インジケータプレー ト28と対応している。また、アッパハウジング14における上壁14Bの内面 には、操作溝26を隔て一対のガイド片15A、15Bが車両前後方向に沿って 下方へ突設されており、各々のガイド片15A、15Bはカバースライド18の ガイド用とされている。さらに、上壁14Bの内面には、貫通孔14Cを隔てて ガイド片15Bに対向してガイド片15Cが車両前後方向に沿って下方へ突設さ れており、ガイド片15Bとガイド片15Cとの間には、インジケータプレート 28が挟持固定されている。インジケータプレート28は、貫通孔14Cと対向 して、表示面がアッパハウジング14の上壁14Bから露出している。
【0018】 インジケータプレート28には、車両幅方向中間部に車両前後方向全体に沿っ て文字表示部30が形成されており、その車両幅方向両側は、各々現レンジ指示 部形成領域35、37とされて各々遮光性とされている。文字表示部30には、 上記「P、R、N、D、2」の各レンジに対応して、各々一直線上に車両前方か ら順に「P、R、N、D、2」なる文字で示される光透光性のレンジ表示文字3 2乃至40が形成されている。さらに、上記「4、L」の各レンジに対応して、 レンジ表示文字38、40と並ぶように車両幅方向外方に離間して各々「4、L 」なる文字で示されるレンジ表示文字42、44が形成されている。また、上記 「3」のレンジに対応して、レンジ表示文字42とレンジ表示文字44との間に 「3」なる文字で示される光透光性のレンジ表示文字46が形成されている。
【0019】 さらに、インジケータプレート28には、現レンジ指示部形成領域35に、シ フトレバー12がどのシフト位置にあるかを示す光透光性の現レンジ指示部32 A、34A、36A、38A、40Aが形成されている。これらの現レンジ指示 部32A乃至40Aは、車両前後方向に沿って一直線上に設けられており、レン ジ表示文字32乃至40の各々に対応しかつレンジ文字表示部32乃至40の各 々の近傍に設けられている。
【0020】 また、インジケータプレート28には、現レンジ指示部形成領域37に、光透 光性の現レンジ指示部42A、44Aが形成されている。現レンジ指示部42A 、44Aは、レンジ表示文字42、44の各々に対応しかつレンジ表示部42、 44の各々の近傍に設けられている。さらに、現レンジ指示部形成領域37には 、現レンジ指示部42Aと現レンジ指示部44Aとの間に、レンジ表示文字46 に対応しかつレンジ表示文字46の近傍に光透光性の現レンジ指示部46Aが設 けられている。現レンジ指示部42A、44A、46Aは車両前後方向に沿って 一直線上に設けられている。図2にも示す如く、アッパハウジング14のガイド 片15A、15Bとの間には、カバースライド18の平板部21が配置されて車 両前後方向へのみ移動可能とされており、この平板部21には、車両前後方向中 央部に、長手方向を車両幅方向に向けて長孔18Aが穿設されている。この長孔 18Aには、シフトレバー12の軸方向中間部が挿通されており、シフトレバー 12が車両前後方向へ移動されると、カバースライド18は、これと共にガイド 片15A、15Bにガイドされた状態で車両前後方向へ移動するようになってい る。なお、カバースライド18の平板部21は、車両前後方向の長さが操作溝2 6よりも長くされており、シフトレバー12と共に車両前後方向へ移動しても、 操作溝26は常時閉じられる。
【0021】 図1に示す如く、カバースライド18における平板部21の下面には、一対の ガイド爪19が長孔18Aを隔てて各々対向して突設されている。各々のガイド 爪19は、車両幅方向外方側端部が平板部21から車両幅方向外方へ突出して第 2のライトガイド24を車両前後方向側から挟持する挟持部19Aとされている 。カバー部材20は、このガイド爪19間に配置されガイド爪19にガイドされ た状態で車両幅方向へ移動自在とされている。
【0022】 カバー部材20の車両幅方向内側の端部には、円孔20Aが形成されており、 この円孔20Aには、シフトレバー12の軸方向中間部が挿入されており、シフ トレバー12が車両前後方向及び車両幅方向へ移動されると、カバー部材20は シフトレバー12と連動してカバースライド18及び第2のライトガイド24と ともに車両前後方向へ移動するようになっている。
【0023】 カバー部材20には、円孔20Aよりも車両幅方向外側に透明部20Bが形成 されている。この透明部20Bは、カバー部材20が車両幅方向内側に位置する とき(図2の状態)に、インジケータプレート28の文字表示部30及び現レン ジ指示部形成領域35に対向し、カバー部材20が車両幅方向外側に位置すると き(図3の状態)にインジケータプレート28の文字表示部30及び現レンジ指 示部形成領域37に対向するようになっている。
【0024】 なお、カバー部材20の車両横方向の長さは、長孔18Aよりも長くなってお り、カバー部材20がシフトレバー12と共に車両横方向へ移動しても長孔18 Aが常時閉じられる。
【0025】 第1のライトガイド22は、車両前後方向に細長い角柱状とされており、車両 前方側端部がロアーハウジング16の車両前方側側壁に固定され、車両後方側端 部がロアーハウジング16の車両後方側の側壁と若干の間隔を有した状態で設け られている。第1のライトガイド22の頂面は、インジケータプレート28の文 字表示部30に対向しており、文字表示部30に光を照射する光照射面22Aと されている。また、ロアーハウジング16の車両後方側側壁の内方には、第1の ライトガイド22の車両後方側端面に対向してランプ48が固定されている。ラ ンプ48より発せられた光は、第1のライトガイド22の車両後方側端面に入射 され光照射面22Aを透過して文字表示部30を全体に亘って照明できるように なっている。この光照射面22Aから透明部22Bへ効率よく光を伝えるために 光照射面22Aには適宜位置に微小凹凸が形成されてランプ48からの光を上方 へ向けるようになっている。
【0026】 第2のライトガイド24は、その頂面から車両上下方向中間部に亘って凹部2 5が形成されており、この凹部25を形成する車両幅方向両側面には、各々スラ イド案内用のガイドピース50が固着されている。第2のライトガイド24の凹 部25には、第1のライトガイド22の車両幅方向中間部が嵌入されている。
【0027】 また、第2のライトガイド24には、底部から車両上下方向中間部にかけて次 第に小内径となるV字状の溝部27が車両前後方向に沿って形成されており、こ の溝部27を形成する壁面が凹部25の底壁25Aから入射した光を反射する第 1反射面27A、27Bとされている。この第1反射面27A、27Bの各々に は、第2反射面29A、29Bが略直角に各々連続して形成されており、第2反 射面29A、29Bは、車両上方側へ向けて次第に各々の面間隔が大きくなるよ うに傾斜している。ロアーハウジング16には、車両幅方向中央部に、車両前後 方向に沿っうV字状突条部17Aを備え第2のライトガイド24の下端部の形状 に対応して略W字状とされたガイド部17が形成されており、第2のライトガイ ド24は溝部27がV字状突条部17Aに係合した状態で載置部17に載置され ている。第2のライトガイド24は、スライドピース50を介して第1のライト ガイド22にガイドされて車両前後方向へ移動されるようになっている。
【0028】 第2のライトガイド24には、凹部25を隔てて車両幅方向内側に第1照明部 31が形成され、車両幅方向外側に第2照明部33が形成されている。第1照明 部31及び第2照明部33の各々の頂面31A、33Aは水平面とされると共に 、半透明な赤色塗装が施されている。第1照明部31の頂面31Aは現レンジ指 示部形成領域35に対向し、第2照明部33の頂面33Aは現レンジ指示部形成 領域37に対向している。これにより、第2のライトガイド24が車両前後方向 へ移動されると、第1照明部31の頂面31Aは現レンジ指示部32A乃至40 Aと対向でき、第2照明部33の頂面33Aは現レンジ指示部42A乃至46A と対向できるようになっている。なお、第1のライトガイド22の底面にもラン プ48からの光を下方へ効率よく反射させて第2のライトガイド24へ伝えるた めの微小凹凸が適宜位置に形成される。
【0029】 以下に本実施例の作用を説明する。 夜間乗車時にランプ48が点灯されると、ランプ48の光は、第1のライトガ イド22の車両後方側面に照射され、この照射光は、光照射面22Aを透過して 文字表示部30全体に照射される。これにより、レンジ表示文字32乃至46が 照明され、乗員は、夜間であっても容易にレンジ表示文字32乃至46を視認で きる。
【0030】 本実施例では、単一個のライト48によって現レンジ指示部32A乃至46A を照明表示できるようになっている。また、現レンジ指示部38A、42Aの如 く、互いに車両幅方向へ間隔をおいて現レンジ指示部が配置されている場合であ っても一方のみを照明表示できるようになっている。
【0031】 すなわち、シフトレバー12がPレンジに位置するときには、カバー部材20 の透明部20Bは、現レンジ指示部32Aに対向し、第2のライトガイド24に おける第1照明部31の頂面31Aが、透明部20Bを介して現レンジ指示部3 2Aに対向する。また、ライト48より発せられた光は、第1のライトガイド2 2にガイドされて、第2のライトガイド24の凹部25の底面25Aから下方へ 入射される。この入射光は、第1反射面27Aによって車両幅方向内側へ反射さ れ第2反射面29Aによってさらに車両上方側へ反射されて、第1照明部31の 頂面31Aを透過する。この透過光は、ガイド部材20の透明部20Bを透過し 現レンジ指示部32Aを照明する。したがって、乗員は、シフトレバー12のシ フト位置が現レンジ指示部32Aと対応するレンジ表示文字32で示されるPレ ンジであることを容易に認識できる。
【0032】 シフトレバー12のシフト位置が上記PレンジからR、Nレンジに順にジグサ グモードでシフトされると、シフトレバー12と連動してカバー部材20及び第 2のライトガイド24が車両後方側へ移動されカバー部材20の透明部20Bが 現レンジ指示部34A、36Aに順に対向し、第1照明部31の頂面31Aも透 明部20Bを介して現レンジ指示部34A、36Aに順に対向する。したがって 、ランプ48によって発せられた光によって、シフトレバー12のPレンジから R、Nレンジへのシフト操作に対応して、現レンジ指示部34A、36Aを照明 可能となる。
【0033】 シフトレバー12をNレンジからDレンジにシフトさせると(図2の状態)、 カバー部材20は、シフトレバー12と連動してカバースライド18及び第2の ライトガイド24と共に車両後方側へ移動し透明部20Bが現レンジ指示部38 Aに対向する位置に移動されると共に、第1の照明部31の頂面31Aが透明部 20Bを介して現レンジ表示部38Aに対向する。したがって、第2のライトガ イド24において、第1照明部31の頂面31Aを透過した光によって現レンジ 指示部38Aが照明される。なお、この状態では、図3に示す如く、カバー部材 20の透明部20Bよりも車両幅方向外側の遮蔽部20Dが現レンジ指示部42 Aと対向する。したがって、第2のライトガイド24の凹部25の底面25Aか ら下方へ入射され第1反射面27Bによって車両幅方向外側へ反射され第2反射 面29Bによってさらに車両上方側へ反射されて、第2照明部33の頂面33A を透過した光は、現レンジ指示部46Aに対する光の照射が遮光部20Dによっ て遮断される。よって、インジケータプレート28の現レンジ指示部32A乃至 46Aのうち現レンジ指示部38Aのみが照明され、乗員は、シフトレバー12 のシフト位置が現レンジ指示部38Aと対応するレンジ表示文字38で示される Dレンジであることを容易に認識できる。
【0034】 シフトレバー12がDレンジ(図2の状態)から4レンジにシフトされると、 シフトレバー12のシフト操作に連動して、カバー部材20がカバースライド1 8のガイド爪19にガイドされた状態で車両幅方向外側へ移動する(図3の状態 )。この状態では、ガバー部材20の透明部20Bは、現レンジ指示部42Aと 対向すると共に、第2照明部33の頂面33Aが透明部20Bを介して現レンジ 指示部42Aと対向する。よって、第2のライトガイド24において、第2照明 部33の頂面33Aを透過した光は、透明部20Bを介して現レンジ指示部42 Aを照明される。なお、この状態では、図3に示す如く、カバー部材20の透明 部20Bと円孔20Aの間の遮蔽部20Eが現レンジ指示部38Aと対向し、第 1照明部31の頂面31Aを透過した光は、遮光部20Eによって遮断され現レ ンジ指示部38Aに光が照射されることはない。
【0035】 なお、シフトレバー12のシフト位置が2レンジ、Lレンジにシフト操作され た場合は、上記説明のDレンジ、4レンジの各々の場合と同様な作用で、各々現 レンジ指示部40A、44Aが照明される。またシフトレバー12が3レンジに シフト操作された場合は、上記4レンジにシフト操作された場合と同様な作用で 現レンジ表示部46Aが照明される。
【0036】 上記の如く、本実施例では、単一個のライト48によって現レンジ指示部32 A乃至46Aを照明しているので、各現レンジ指示部32A乃至46Aに対応し て各々ライト48を設ける必要がなく、その分コストを低減できると共に、部品 点数を削減でき配線が複雑になることはない。
【0037】 さらに、上記実施例では、車両幅方向に間隔をおいた2箇所に、ライト48か らの光をガイド可能な第2のライトガイド24を設けると共に、シフトレバー1 2のシフト位置に対応して、前記2箇所にガイドされる光のうちの一方を透過し 、他方を遮蔽するカバー部材20を設けているので、ジグザグモードでシフト操 作されるシフトレバー12のシフト位置を車両幅方向の2箇所において行うこと ができる。
【0038】 また、上記実施例では、第2のライトガイド24からの光をカバー部材20に より車両上方側で遮光して、シフト位置の照明を車両幅方向の2箇所のいづれか 一方で行うようにしているが、カバー部材24を設ける位置は上記に限定されず 、第1のライトガイド22からの光がシフト位置に至る光路上であればいづれで あってもよい。
【0039】
【考案の効果】
上記の如く構成したので、本考案によれば、シフトレバーがジグザクモードで シフト操作されるシフトレバー装置におけるシフト位置表示部の照明機構を簡単 な構造で達成できるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るシフトレバー装置の照
明構造を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係るシフトレバー装置を車
両幅方向に沿って切断した断面図である。
【図3】図2の作動図である。
【符号の説明】
12 シフトレバー 20 カバー部材(移動部材) 24 第2のライトガイド(ライトガイド) 30 文字表示部 31 第1照明部(第1のガイド部) 33 第2照明部(第2のガイド部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の自動変速機用シフトレバーのシフ
    ト位置に対応する第1の文字及び第2の文字が車両幅方
    向に間隔を置いた状態で形成され前記第1の文字及び第
    2の文字が照明表示される文字表示部と、前記第1の文
    字を基準として前記第2の文字と反対側の部位に前記第
    1の文字に対応して形成された第1のシフト位置表示部
    と、前記第2の文字を基準として前記第1の文字と反対
    側の部位に前記第2の文字に対応して形成された第2の
    シフト位置表示部と、が形成された表示用プレートを備
    え、 前記シフトレバーが挿通されて当接係合される操作溝に
    沿って前記シフトレバーがジグザグモードで、前記第1
    のポジション表示部に対応する位置及び第2のシフト位
    置表示部に対応する位置にシフト操作されるシフトレバ
    ー装置の照明構造であって、 前記第1のシフト位置表示部に照明源からの光をガイド
    する第1のガイド部と、前記第2のシフト位置表示部に
    前記照明源からの光をガイドする第2のガイド部と、を
    備えたライトガイドと、 前記シフトレバーのシフト操作に連動し、シフト位置が
    前記第1の文字で示される位置であるときに前記第1の
    シフト位置表示部への光を伝えると共に前記第2のシフ
    ト位置表示部へ照射される光を遮蔽する位置へ移動さ
    れ、シフト位置が前記第2の文字で示される位置である
    ときに前記第2のシフト位置表示部への光を伝えると共
    に前記第1のシフト位置表示部へ照射される光を遮蔽す
    る位置へ移動される移動部材と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置の照明構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101055034B1 (ko) * 2008-12-04 2011-08-05 현대자동차주식회사 차량의 변속조작 장치

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KR101055034B1 (ko) * 2008-12-04 2011-08-05 현대자동차주식회사 차량의 변속조작 장치

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