JP6023583B2 - シフトレバーのレンジ位置表示装置 - Google Patents

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本発明は、マニュアルモード付きシフトレバーのレンジ位置表示装置に関する。
従来のマニュアルモード付きシフトレバーのレンジ位置表示装置において、シフトレバーが現在どのレンジ位置にあるのかを知る構造としては、次の2形態が存在する。
その一つの形態は、シフトレバーの各ポジション毎に光源を設けることによってレンジ位置を表示するものである。ところが、このようなレンジ位置表示装置では、光源がシフトレバーのポジション数だけ必要となるため、コストがかさむという不都合が生じる。
また、他の形態としては、上記のようにシフトレバーの各ポジション毎に光源を設けるのではなく、限定した数量の光源を設けることによってレンジ位置を表示するものである。
そのような装置の従来例としては、特許文献1のようにシフトレバー装置に光源を2個設け、夜間走行等において各光源から発射した光線をシフトレバーのポジショニングインジケータのみならず、その周辺のプレート全体を照らすようにしたシフトレバー装置が知られている。
さらに、特許文献2のように、光源を1個に限定し、光源から発射した光線をインジケータプレートの内側に形成した反射面や拡散面に当てることによって導光板の全域で拡散させるようにしたシフトレバーの照明装置が知られている。
しかしながら、これらの特許文献1及び2の技術は、いずれも光源から発射した光線をシフトレバーのポジショニングインジケータの周辺のプレート内で複雑に反射させるようにしているため、構造が複雑でコストがかさむという不都合が生じる。また、光源から発射した光線がシフトレバーの現在位置を表示する他の透過窓からも漏光するおそれがあり、レンジ位置を照明する光線の視認性が悪化したり、各レンジを照明する光線の輝度ムラが生じるおそれがある。
実開平4−53481号公報 特開平7−317889号公報
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、1個の光源でシフトレバーのレンジ位置を照明することによってコストを抑えると共に、1個の光源で視認性を良好にしたシフトレバーのレンジ位置表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1のシフトレバーのレンジ位置表示装置は、車両の前後方向へシフト操作すると共にドライブモード位置で横方向に移動することによってマニュアルモードにシフト操作可能なマニュアルモード付きシフトレバーのレンジ位置表示装置において、車両の前後方向に長形の空間を介して形成された上下2段の透光路を有する導光板Aがシフトレバーのレンジ位置を表示するポジションプレートの下部に設けられたケースに収納され、導光板Aの上段透光路には導光板Aの端部に設けられた光源から発射された光線を上方へ向けて反射する光拡散形状が形成される一方、導光板Aの下段透光路には光源から発射された光線を左右に向けて反射する光拡散形状が形成され、上段透光路に入射した光線が上方へ反射されることによってポジションプレートに設けられた各レンジを表示する文字形透過部を照明する一方、ケースの両側に形成されたリブに沿って案内される導光板Bがシフトレバーのシフト操作に追従して移動すると共に、導光板Aの下段透光路の光拡散形状に当たって左右の方向に反射された光線が導光板Bの外形の境界面で反射されながら上方へ向けて照射されることにより、ポジションプレートの文字形透過部に対応して形成された透過窓を照明するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2のシフトレバーのレンジ位置表示装置は、請求項1において、車両の前後方向に移動するブラインドAに対してブラインドBが横方向に移動可能に設けられ、該ブラインドBに形成された開口穴にシフトレバーが挿通されると共に、導光板BのボスがブラインドBに斜め方向に形成された長穴に挿着され、シフトレバーをマニュアルモードへ移動する際、ブラインドBが横方向へスライドするのに従い導光板Bに設けられたボスがブラインドBの傾斜状の長穴に沿って摺動することにより、ブラインドBの横方向の動きに従い導光板Bが縦方向にスライドするようにしたことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3のシフトレバーのレンジ位置表示装置は、請求項1又は2において、ケースの側部においてポジションプレートの各レンジの文字形透過部に対応する各位置に透光口が形成され、光源から発射された光線が導光板Aの下段透光路の光拡散形状に当たって左右の方向に反射されると共に透光口を通過した後、ケースの側部に設けられたリブに遮光されることによって、ポジションプレートに設けられた透過窓のうち、シフトレバーの現在位置表示以外の透過窓から透過しないようにしたことを特徴とする。
本発明のシフトレバーのレンジ位置表示装置によれば、1個の光源を導光板Aに設けられた上段透光路と下段透光路に分けて透過し、上段透光路の光線を上方に反射することによってポジションプレートに設けられた各レンジを表示する文字形透過部を照明することが可能である。
一方、導光板Aに設けられた下段透光路を透過する光線は、導光板Aを収納するケースの側部に設けられたリブに沿って移動する導光板Bの外形の境界面で反射されながら上方へ向けて照射されることにより、ポジションプレートの各文字形透過部に対応して形成された透過窓を照明することが可能となる。
従って、本発明によれば、シフトレバーのシフト操作に応じて、1個の光源から発射された光線によってポジションプレートの各文字形透過部と透過窓を照明することができ、シフトレバーの各レンジ毎に光源を設ける必要がないため、その分、コストを抑えることが可能となる。
また、マニュアルモード付きシフトレバーの場合、シフト操作は、マニュアルモード(以下、「Mモード」と云う)時のみシフトレバーを横方向に倒す必要がある。このため、本発明では、シフトレバーをMモードへ移動する際、ブラインドBが横方向へスライドするのに追従して、導光板Bのボスが導光板Bの傾斜状の長穴に沿って摺動する構成とすることにより、導光板Bの横方向の動きを縦方向に変換することを可能としている。
また、本発明によれば、導光板Aの下段透光路の光拡散形状に当たって左右の方向に反射された光線が、ケースの側部において各レンジ位置の文字形透過部に対応する透光口を経た後、ケースの側部のリブで遮光されることによって、シフトレバーの現在位置以外の透過窓から透光しないように構成することが可能である。このため、光源から発射した光線がシフトレバーの現在位置を表示する他の透過窓から漏光することがなく、レンジ位置を照明する光線の視認性が良好となり、運転手は正確且つ容易に現在のレンジ位置を知ることが可能となる。
本発明の実施例におけるシフトレバーのレンジ位置表示装置の周辺部材を示す分解斜視図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)は導光板ケースに導光板Bを取付ける状況を示す斜視図であり、(b)は導光板ケースに導光板Aを取付ける状況を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)は導光板ケースにポジションプレートを取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は(a)の平面図であり、(c)は図3(b)をB矢示方向から見た側面図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)はハウジングにブラインドAとブラインドBを取付ける前の分解斜視図であり、(b)は取付け後の斜視図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)はシフトレバーの動作に伴って追従するブラインドAの作動を示す斜視図であり、(b)はその平面図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)は導光板BのボスをブラインドBの長穴へ挿入する前の状況を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)は導光板BのボスをブラインドBの長穴へ挿入した状態を示すインジケータカバーの内側を示す斜視図であり、(b)は導光板BのボスをブラインドBの長穴へ挿入した状態を示す部分拡大図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)はMレンジにおけるブラインドBの作動を示す上面図であり、(b)は下面図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)は図3(b)のA−A矢示線断面において光源から発射された光線が導光板に進入する状況を示す図であり、(b)は図9(a)のD−D矢示線断面において光源から発射された光線が導光板に進入する状況を示す平面図である。 本発明の実施例に係る図であり、(a)は図3(b)のC−C矢示線断面図であり、(b)は導光板Bとその周辺部材の縦断面図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明によるシフトレバーのレンジ位置表示装置1とその周辺の部材を示す図である。この図に示すように、シフトレバー2はブーツアッシー3の取付け口3aを経てハウジング16に設けられたブラインドB9の開口穴20に挿通されると共に、シフトレバー2の上部に設けられたグリップ2aに接続される。このような構成により、グリップ2aの操作によってレンジ位置を変動すると共に、後述するブラインドB9等を移動することが可能である。また、ブーツアッシー3はインジケータカバー4の開口部4aに保持され、インジケータカバー4の側部上面に形成された長方形状のレンジ位置表示窓4bの下部には、後述するレンジ位置表示装置1の上面に設けたポジションプレート5の表示内容が露出される。
このような構成において、本実施例のレンジ位置表示装置1は、図2(a)及び(b)に示すように、文字照明用の導光板A6と、レンジ位置表示用の導光板B7と、これらを保持するケース13とから構成されている。
上記のケース13は、図2(a)、(b)に示すように、後述する長尺形状の導光板A6を収納する長尺の収納溝10を備えている。また、ケース13の長手側の両側部には長尺のリブ14a、14bが形成され(図3(b)参照)、各リブ14a、14bに導光板B7を取り付けることによって、この導光板B7を車両の前後方向へ摺動自在に移動可能としている。
さらに、ケース13の収納溝10に導光板A6を収納した状態で、図3(a)、(b)に示すように、ケース13の上面の所定位置にポジションプレート5が取り付けられ、この状態で、図6(a)に示すように、ケース13がインジケータカバー4の周面の下部に固定される。
また、上記の導光板B7は、透光性のアクリル樹脂により形成され、図2(a)に示すように、ケース13の両側部に設けた長尺のリブ14a、14bを両側から摺動自在に嵌合する凹溝11a、11bを備えた保持片7a、7bが形成されている。この導光板B7の保持片7a、7bは、図3(b)に示すように、ケース13の両側部を介して互い違いの位置に形成されている。また、図2(a)において、導光板B7の各保持片7a、7bの上面には、例えば赤色等の色彩によるレンジ表示用マーク17が施されている。
このような構成において、図3(a)、(b)に示すように、ポジションプレート5の上面には、順次、車両の前方から後方へ向けて、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)、M(マニュアル)の文字形透過部5bが表示されると共に、各文字形透過部5bに隣設する位置に透過窓5aが形成されている。
従って、後述するようにシフトレバー2を車両の前後方向へ移動する動作によって、各透過窓5aに露呈する導光板B7の保持片7a、7bの色彩を運転手が確認することにより、シフトレバー2のポジションがP・R・N・D・Mのいずれに位置するかという、現在のレンジ位置を目視で判別することが可能となる。
また、導光板B7の各保持片7a、7bの外形は、図10(a)に示すように、両側に形成された保持片7a、7bを通過する光線が、空気との境界面で反射する形状としている。これによって、後述する導光板A6の下段透光路25を透過して下段側光拡散形状27で横方向に反射された光線は、各保持片7a、7b内の境界面で反射されながら上方を照射することにより、ポジションプレート5の上面に形成された各レンジ位置に対応する透過窓5aを照明することが可能となる。
また、図3(c)、図10(a)に示すように、導光板B7の下部にはボス15が突出形成され、このボス15が、図6(a)、(b)及び図7(a)、(b)に示すように、インジケータカバー4の下部にハウジング16を組み込んだ際に、ハウジング16に設けられたブラインドB9の傾斜状の長穴21に組み付けられる。
なお、インジケータカバー4の周辺には係止爪4cが形成される一方、ハウジング16の周辺には爪受部16aが形成され、インジケータカバー4の各係止爪4cがハウジング16の各爪受部16aに係合されることによって、インジケータカバー4はハウジング16に固定される。
上記の構成について詳細に述べると、図4(a)に示すように、ハウジング16には車両の前後方向にスライド可能なブラインドA8と車幅方向へスライド可能なブラインドB9が設けられている。具体的に述べると、ブラインドA8は長形枠形状の下部に車両の前後方向に幅を開けて車幅方向に沿って形成された挟持片18、18が形成され、この前後の挟持片18、18に長尺板形状のブラインドB9を車幅方向へ摺動自在に保持する構成としている。
このブラインドA8を、図4(b)に示すように、ハウジング16に設けられた車両の前後方向に延びる2条のガイドレール19、19に搭載することによって、ブラインドA8は車両の前後方向に移動可能とされる。
さらに、図4(a)に示すように、ブラインドB9には略中央にシフトレバー2を挿通する開口穴20が設けられ、図5(a)に示すように、この開口穴20にシフトレバー2を挿通することにより、シフトレバー2の操作に追従してブラインドB9がスライドする。
即ち、図5(a)、(b)に示すように、シフトレバー2をMモードへ移動する場合、導光板B7をDレンジ位置からさらに車両後方側へスライドさせることによって、Mモードのレンジ位置表示を行うが、シフトパターンSPで示すように、ブラインドB9は車幅方向(横方向)へスライドするため、ブラインドB9の横方向の動きを縦方向の動きに変換して導光板B7をスライドさせる必要がある。
このため、ブラインドB9の長穴21は斜め方向に形成されており、図8(a)、(b)に示すように、ブラインドB9が横方向へスライドするのに従い、導光板B7のボス15が導光板B7の傾斜状の長穴21に沿って摺動することによって縦方向へスライドすることが可能となる。
一方、導光板A6は、透光性のアクリル樹脂により形成され、図9(a)、(b)に示すように、車両の前後方向に長形の空間22を介して上下2段の長尺の透光路24、25を有する構成とされ、この導光板A6の端部に設けられた収納部10aには光源23が設けられている。このような構成により、光源23から発射された光線が上段透光路24と下段透光路25を透過することによって、上段透光路24がレンジの各文字形透過部5b(P・R・N・D・M)を照明し、下段通路25が光源23からの光線を導光板B7へ拡散することが可能となる。
導光板A6の具体的な構成として、上段透光路24は、図9(a)のケース13の右方に設けられた光源23から遠ざかるに従って上り勾配となるようにやや傾斜面を有し、その傾斜面に沿って波形状の上段側光拡散形状26が小ピッチで形成されている。このような構成により、光源23から発射された光線が導光板A6の端部から入射し、波形状の上段側光拡散形状26に当たって反射すると、上方のポジションプレート5の方向へと進入する。このポジションプレート5には、各レンジP・R・N・D・Mを表示する透過性の夫々の文字形透過部5bが形成され(図3(a)(b)参照)、上記の光線によっていずれかの文字形透過部5bが照明されることで、その上方から現在のレンジ位置を目視で確認することが可能となる。
このような構成において、夜間照明においては、上記の文字形透過部5bの全ての文字P・R・N・D・Mが常時照明されることにより、運転手は、各文字を視認することが可能であり、また各文字形透過部5bに隣設された透過窓5aがレンジ毎に照明されることによって、現在のレンジ位置を判別することが可能となる。
一方、導光板A6の下段通路25は、図9(b)に示すように、光源23から遠ざかるに従って徐々に幅を拡大するテーパ形状をなす下段側光拡散形状27が小ピッチの波形状で形成され、光源23からの光線が下段透光路27に当たると、左右に反射することによって光線を任意の方向へ拡散させることとなる。このような構成により、下段側光拡散形状27の角度やピッチ等を変えることによって、各レンジ毎の照明の明るさを均一に調節することが可能となる。
なお、具体的には、導光板A6に対して光源23から距離が遠くなるに従って明るさが暗くなるため、光源23からの距離に応じて波形の凹凸形状の角度が鋭くなるように設定することにより、任意の箇所で均一に光るように調整するとよい。また、光線の進む方向に対して角度をつけることにより、上記の光拡散形状26、27に多くの光線を反射させることが可能となる。
また、ケース13の側面には、図3(c)に示すように、各レンジ毎の文字形透過部5bに対応した位置に透光口12が形成され、上記のように下段側光拡散形状27で左右に方向を変えた光線は各透光口12から導光板B7に向かって進むこととなる。
上記の構成により、図10(a)、(b)に示すように、本実施例では、1個の光源23を導光板A6に設けられた上段透光路24と下段透光路25に分けて透過させ、上段透光路24の光線を上方に反射することによってポジションプレート5に設けられた各レンジを表示する文字形透過部5bを照明する。一方、下段透光路25を透過する光線は、導光板B7で光線を左右に反射しながら上方へ向けて照射することにより、ポジションプレート5の各文字形透過部5bに対応して形成された透過窓5aを照明することが可能となる。
なお、このような構成において、光源23から発射した光線は各透光口12への位置が遠くなるに従って光量が弱まるため、例えばPレンジのほうがDレンジよりも暗く見えることになる。このため、上記のようにケース13の側面に形成した各レンジ毎の文字形透過部5bに対応した透光口12の口径を光源23からの光量の変化に従って調整することにより、各レンジ毎の明るさを均一にすることが可能となる。
さらに、上記の構成において、図10(b)に示すように、ケース13の両端に形成されているリブ14a、14bは、上記のように導光板B7の移動を案内するほか、漏光を防止するようにも機能する。即ち、導光板A6からケース13の側面に設けられた透光口12から出た光線が、各リブ14a、14bに当たって遮光されるため、ポジションプレート5の透過窓5aから光が出ない構造となる。
なお、上記のリブ14a、14bが設けられていない場合、 図10(b)において矢印28で示すように、透光口12から出た光線は、シフトレバー2の停止した位置以外の透過窓5aから漏光するため、運転者が現在のレンジ位置を判別し難くなるが、本発明では、そのような不都合は解消される。
本発明のシフトレバーのレンジ位置表示装置は、1個の光源でシフトレバーのレンジ位置を照明することによってコストを抑えると共に、1個の光源で視認性を良好にしたシフトレバーのレンジ位置表示装置として利用可能である。
1 レンジ位置表示装置
2 シフトレバー
2a グリップ
3 ブーツアッシー
3a 取付け口
4 インジケータカバー
4a 開口部
4b レンジ位置表示窓
4c 係止爪
5 ポジションプレート
5a 透過窓
5b 文字形透過部
6 導光板A
7 導光板B
7a、7b 保持片
8 ブラインドA
9 ブラインドB
10 収納溝
10a 収納部
11a、11b 凹溝
12 透光口
13 ケース
13a ネジ孔
14a、14b リブ
15 ボス
16 ハウジング
16a 爪受部
17 レンジ表示用マーク
18 挟持片
19 ガイドレール
20 開口穴
21 長穴
22 空間
23 光源
24 上段透光路
25 下段透光路
26 上段側光拡散形状
27 下段側光拡散形状
28 遮光される光線

Claims (3)

  1. 車両の前後方向へシフト操作すると共にドライブモード位置で横方向に移動することによってマニュアルモードにシフト操作可能なマニュアルモード付きシフトレバーのレンジ位置表示装置において、車両の前後方向に長形の空間を介して形成された上下2段の透光路を有する導光板Aがシフトレバーのレンジ位置を表示するポジションプレートの下部に設けられたケースに収納され、導光板Aの上段透光路には導光板Aの端部に設けられた光源から発射された光線を上方へ向けて反射する光拡散形状が形成される一方、導光板Aの下段透光路には光源から発射された光線を左右に向けて反射する光拡散形状が形成され、上段透光路に入射した光線が上方へ反射されることによってポジションプレートに設けられた各レンジを表示する文字形透過部を照明する一方、ケースの両側に形成されたリブに沿って案内される導光板Bがシフトレバーのシフト操作に追従して移動すると共に、導光板Aの下段透光路の光拡散形状に当たって左右の方向に反射された光線が導光板Bの外形の境界面で反射されながら上方へ向けて照射されることにより、ポジションプレートの文字形透過部に対応して形成された透過窓を照明するようにしたことを特徴とするシフトレバーのレンジ位置表示装置。
  2. 車両の前後方向に移動するブラインドAに対してブラインドBが横方向に移動可能に設けられ、該ブラインドBに形成された開口穴にシフトレバーが挿通されると共に、導光板BのボスがブラインドBに斜め方向に形成された長穴に挿着され、シフトレバーをマニュアルモードへ移動する際、ブラインドBが横方向へスライドするのに従い導光板Bに設けられたボスがブラインドBの傾斜状の長穴に沿って摺動することにより、ブラインドBの横方向の動きに従い導光板Bが縦方向にスライドするようにしたことを特徴とする請求項1記載のシフトレバーのレンジ位置表示装置。
  3. ケースの側部においてポジションプレートの各レンジの文字形透過部に対応する各位置に透光口が形成され、光源から発射された光線が導光板Aの下段透光路の光拡散形状に当たって左右の方向に反射されると共に透光口を通過した後、ケースの側部に設けられたリブに遮光されることによって、ポジションプレートに設けられた透過窓のうち、シフトレバーの現在位置表示以外の透過窓から透過しないようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のシフトレバーのレンジ位置表示装置。
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