JPH0660420U - 集塵機用ダストバケットの引出装置 - Google Patents

集塵機用ダストバケットの引出装置

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JPH0660420U
JPH0660420U JP5260292U JP5260292U JPH0660420U JP H0660420 U JPH0660420 U JP H0660420U JP 5260292 U JP5260292 U JP 5260292U JP 5260292 U JP5260292 U JP 5260292U JP H0660420 U JPH0660420 U JP H0660420U
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JP
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lift
dust
arm
bucket
dust bucket
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JP5260292U
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English (en)
Inventor
純司 野末
Original Assignee
二井 秀雄
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ダストバケットの出し入れが円滑軽快に行え、
収容室内のダストバケット外へのダストの侵入を完全に
防止して保守管理を良好にする集塵機用ダストバケット
引出装置を提供。 【構成】ダストバケット3を収納室4の底板7上に併設
したガイドレール8上にスライドさせて出し入れするよ
うにし、ダストバケットのリフトアップ手段を、バケッ
ト出し入れ口9の底板開口部10を通してガイドレール
から垂設した固定ステー11に枢着されてその一端部が
ピン結合されたリフトアーム13及び連結アーム14
と、連結アームの他端部に枢着されて収納室の底板7及
びガイドレールを貫通しダストバケットの底面に当接さ
れるリフトステー17と、リフトアームの他端部に枢着
されてリフトアームに回動操作力を付与する操作レバー
体21とから構成し、操作レバー体の操作力を、リフト
アーム、ロックアーム、連結アームを介してリフトステ
ー17に作用させて、ダストバケットを略垂直上下に移
動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気清浄機、ミスト捕集機、ヒューム捕集機あるいは汚染物質分離 機等の集塵機において、ダストや汚染物質等(以下単にダストという)を回収処 理する引出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に集塵機のダストバケットは、ダストが分離、落下、堆積して回収処理し やすいように、集塵機本体内の下部で、しかも、ダストが集塵、堆積される集塵 一次室側に、大気とは遮断して配設され、集塵、分離されたダストがバケットの 中へ落下、堆積をしやすいように、集塵機本体ケーシングの下部内側にダストを ガイドするホッパー枠を設けたものが使用されているが、ダストバケットの上端 縁とダストガイド用のホッパー枠との間に隙間が存在するため、運転中の気流の 影響でダストがこの隙間から収納室内に入り込んで貯留し、ダストバケットを引 き出す度に収納室内の掃除も一緒に行う必要が生じ、保守管理が非常に面倒であ った。
【0003】 そこで保守管理を良好にするためにホッパー枠の下面にシールパッキンを設け てこれにダストバケットの上端縁を食い込ませるため、収納室の引出口部分に前 カバーを開閉作動自在に取り付け、この前カバーの内側には、先端側が起倒回動 自在なリンクに支持され且つ前カバーの開閉動に連動して夫々水平に平行移動す るダストバケット載置用のトレイを連結した構成のリフトアップ手段を採用した ものが実開昭63−136724号公報に開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記のリフトアップ構成では、その上下運動がリンクの起倒による平 行移動により行われ、トレイに載置されたダストバケットの上端縁は斜めに上昇 してシールパッキンに当接密着されるようになるため、シールパッキンが巻き込 まれたり剥離されたりして、全周を完全に密着させることが困難であることから 、収納室のダストバケット外へのダストの侵入を完全に防止することができず、 このため定期的に収納室内の掃除をしなければならず、またダストバケットの底 面がトレイ上に載置されているため、ダストバケットの引き出し抵抗が大きく、 円滑な出し入れによるダスト回収処理ができない等の点に解決すべき課題があっ た。
【0005】 本考案は、ダストバケットの出し入れが円滑軽快に行えるとともに、収容室内 のダストバケット外へのダストの侵を完全に防止して保守管理を良好にすること ができる集塵機用ダストバケット引出装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の集塵機用ダストバケット引出装置は、集塵機本体ケーシング内の底部 に、ダストの落下をガイドするホッパー枠を介して、ダストバケットを引出自在 に収納する収納室を設け、該収納室に収納された前記ダストバケットの底面をリ フトアップ手段によって上昇させ、該ダストバケットの上端縁を前記ホッパー枠 の下面に設けたシールパッキンに密着させるようにした集塵機において、ダスト バケットを収納室の底板上に併設したガイドレール上にスライドさせて出し入れ するようにするとともに、前記リフトアップ手段を、バケット出し入れ口の下部 の底板開口部を通して前記ガイドレールから垂設した固定ステーに揺動自在に枢 着されてその一端部相互がピン結合されたリフトアーム及び連結アームと、該連 結アームの他端部に枢着されて収納室の底板及びガイドレールを貫通しダストバ ケットの底面に当接されるリフトステーと、前記リフトアームの他端部に枢着さ れてリフトアームに回動操作力を付与する操作レバー体とから構成し、該操作レ バー体への作用力を、順次、リフトアーム、ロックアーム、連結アームを介して リフトステーに作用させて、ダストバケットを略垂直上下に移動させるようにし たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】 上記のように構成した集塵機用ダストバケット引出装置は、操作レバー体の起 立を保持すれば、その操作力は、順次、リフトアーム、連結アームを介してリフ トステーに作用して、ダストバケットを略垂直上方に移動し、これによってダス トバケットの上端縁はシールパッキンに垂直に押圧され、全周を完全なシール状 態として、収納室内のダストバケット外へのダストの侵入を完全に防止するよう に作用し、また操作レバー体を倒した場合には、その操作力が、順次、リフトア ーム、連結アームを介してリフトステーに作用して、ダストバケットを略垂直下 方へ移動させ、ダストバケットを併設されたガイドレール上に載置するようにな り、抵抗少なくしてダストバケットの出し入れが遂行できるようになる。
【0008】
【実施例】
本考案の集塵機用ダストバケット引出装置を図に示した実施例において説明す ると、図1は組立要部破断斜視図、図2は要部分解斜視図、図3は前カバーを閉 じてダストバケットの上端縁をシールパッキンに押圧させた状態の要部断面図、 図4は前カバーを開放してダストバケットが引き出せる状態の要部断面図であっ て、集塵機本体ケーシング1内の底部に、ダストの落下をガイドするホッパー枠 2を介して、ダストバケット3を引出自在に収納する収納室4を設け、該収納室 4に収納された前記ダストバケット3の底面をリフトアップ手段によって上昇さ せ、該ダストバケット3の上端縁5を前記ホッパー枠2の下面に設けたパッキン 枠26に装着されたシールパッキン6に密着させるようになっている。
【0009】 上記ダストバケット3は収納室4の底板7上に奥端をストッパー25として併 設したガイドレール8上にスライドさせて出し入れするようになっており、前記 リフトアップ手段は、バケット出し入れ口9の下部の底板開口部10を通して前 記ガイドレール8の下面から垂設した固定ステー11にピン12a、12bを軸 として揺動自在に枢着されたリフトアーム13及び連結アーム14と、該リフト アーム13と連結アーム14の一端部の揺動ピン15a、15bを連結するとと もに固定ステー11に穿設した円弧状長穴16a、16b内に前記揺動ピン15 a、15bを移動させ且つ連結アーム14の他端部のリフトステー17によって ダストバケット3の上端縁5をシールパッキン6に密着維持させるロックアーム 18と、前記連結アーム14の他端部に枢軸19により枢着されて収納室4の底 板7及びガイドレール8を貫通しダストバケット3の底面に当接されるリフトパ ッド23を有するリフトステー17と、前記リフトアーム13の他端部に軸20 に枢着されてバケット出し入れ口9を開閉する取っ手22付の前カバーである操 作レバー体21とから構成されており、該操作レバー体21には集塵機本体ケー シング1に掛止するパッチン錠24が付設されている。
【0010】 上記のように構成した集塵機用ダストバケット引出装置は、図3に示すように 、前カバーである操作レバー体21を閉塞保持すれば、その閉塞操作力は、順次 、リフトアーム13、ロックアーム18、連結アーム14を介してリフトステー 17に作用して、リフトパッド23部分でダストバケット3を略垂直上方に移動 させ、これによってダストバケット3の上端縁はシールパッキン6を垂直に押圧 するようになり、また図4に示すように、操作レバー体21を開いた場合には、 その開放操作力が、順次、リフトアーム13、ロックアーム18、連結アーム1 4を介してリフトステー17に作用して該リフトステー17を下降させ、これに 支持されているダストバケット3を略垂直下方へ降下させて併設されたガイドレ ール8上に載置させ、自由に引き出せる状態とし、ダストバケット3は併設され たガイドレール8に支持されて円滑に出し入れできるようになる。
【0011】 なお上記実施例においては、リフトアーム13と連結アーム14の一端部相互 を、固定ステー11に穿設した円弧状長穴16a、16b内を移動する揺動ピン 15a、15bに架設したロックアームで連結したが、リフトアーム13と連結 アーム14の一端部相互をピンにより直結してもよい。この場合リフトアーム1 3と連結アーム14のいずれかのピン孔は長孔として揺動を可能とする必要があ ることはいうまでもない。
【0012】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の集塵機用ダストバケット引出装置は、ダスト バケットを収納室の底板上に併設したガイドレール上にスライドさせて出し入れ するようにしたから、ダストバケットの出し入れが円滑軽快に行えるとともに、 リフトアップ手段を、バケット出し入れ口の下部の底板開口部を通して前記ガイ ドレールから垂設した固定ステーに揺動自在に枢着されてその一端部相互がピン 結合されたリフトアーム及び連結アームと、該連結アームの他端部に枢着されて 収納室の底板及びガイドレールを貫通しダストバケットの底面に当接されるリフ トステーと、前記リフトアームの他端部に枢着されてバケット出し入れ口で起倒 する操作レバー体とから構成し、該操作レバー体の操作力を、順次、リフトアー ム、連結アームを介してリフトステーに作用させて、ダストバケットを略垂直上 下に移動させるようにしたから、操作レバー体を起立保持すれば、その操作力は リフトステーに作用して、ダストバケットを略垂直上方に移動させ、これによっ てダストバケットの上端縁はシールパッキンを垂直に押圧し、バケットの全周を 完全なシール状態にするようになり、収容室内のダストバケット外へのダストの 侵入を完全に防止して保守管理を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集塵機用ダストバケット引出装置の組立要部破
断斜視図である。
【図2】集塵機用ダストバケット引出装置の要部分解斜
視図である。
【図3】前カバーを閉じてダストバケットの上端縁をシ
ールパッキンに押圧させた状態の要部断面図である。
【図4】前カバーを開放してダストバケットが引き出せ
る状態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 集塵機本体ケーシング 2 ホッパー枠 3 ダストバケット 4 収納室 5 上端縁 6 シールパッ
キン 7 底板 8 ガイドレー
ル 9 バケット出し入れ口 10 底板開口部 11 固定ステー 13 リフトア
ーム 14 連結アーム 17 リフトス
テー 18 ロックアーム 21 操作レバ
ー体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵機本体ケーシング1内の底部に、ダ
    ストの落下をガイドするホッパー枠2を介して、ダスト
    バケット3を引出自在に収納する収納室4を設け、該収
    納室4に収納された前記ダストバケット3の底面をリフ
    トアップ手段によって上昇させ、該ダストバケット3の
    上端縁5を前記ホッパー枠2の下面に設けたシールパッ
    キン6に密着させるようにした集塵機において、ダスト
    バケット3を収納室4の底板7上に併設したガイドレー
    ル8上にスライドさせて出し入れするようにするととも
    に、前記リフトアップ手段を、バケット出し入れ口9の
    下部の底板開口部10を通して前記ガイドレール8から
    垂設した固定ステー11に揺動自在に枢着されてその一
    端部相互がピン結合されたリフトアーム13及び連結ア
    ーム14と、該連結アーム14の他端部に枢着されて収
    納室4の底板7及びガイドレール8を貫通しダストバケ
    ット3の底面に当接されるリフトステー17と、前記リ
    フトアーム13の他端部に枢着されて該リフトアーム1
    3に回動操作力を付与する操作レバー体21とから構成
    し、該操作レバー体21の操作力を、順次、リフトアー
    ム13、ロックアーム18、連結アーム14を介してリ
    フトステー17に作用させて、ダストバケット3を略垂
    直上下に移動させるようにしたことを特徴とするを集塵
    機用ダストバケットの引出装置。
  2. 【請求項2】 リフトアーム13と連結アーム14の一
    端部相互の連結が、それぞれの近接する一端部のピン1
    2a、12bを、固定ステー11に穿設した円弧状長穴
    16a、16bにガイドさせ、このピン12a、12b
    をリフトステー17によってダストバケット3の上端縁
    5をシールパッキン6に密着維持するためのロックアー
    ム18によって連結する手段でなされている請求項1記
    載の集塵機用ダストバケットの引出装置。
  3. 【請求項3】 操作レバー体21として、バケット出し
    入れ口9を開閉する前カバーを使用した請求項1又は2
    記載の集塵機用ダストバケットの引出装置。
JP5260292U 1992-07-27 1992-07-27 集塵機用ダストバケットの引出装置 Pending JPH0660420U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54139109A (en) * 1978-04-07 1979-10-29 Pechiney Aluminium Device for closing dome of tank
JPS5547933U (ja) * 1978-09-21 1980-03-28
JPS60124645A (ja) * 1983-12-09 1985-07-03 Mitsubishi Petrochem Co Ltd ガラス繊維強化樹脂組成物
JPS6228698A (ja) * 1985-07-31 1987-02-06 清水建設株式会社 放射性廃棄物の密閉設備

Patent Citations (4)

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