JPH0660215U - 単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造 - Google Patents

単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造

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JPH0660215U
JPH0660215U JP491993U JP491993U JPH0660215U JP H0660215 U JPH0660215 U JP H0660215U JP 491993 U JP491993 U JP 491993U JP 491993 U JP491993 U JP 491993U JP H0660215 U JPH0660215 U JP H0660215U
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JP
Japan
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bus bar
phase bus
screw
phase
connection
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Application number
JP491993U
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Inventor
茂 成田
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構造で軽易且つ安全に充電部電圧を1
00V又は200Vに切り換えることができ単相3線式
分電盤を提供する。 【構成】 単相3線式分電盤1には分岐ブレーカ2が複
数個設けられている。これらの分岐ブレーカと主幹ブレ
ーカとの間はX相母線バー3、Y相母線バー4、中性相
母線バー5によって接続される。分岐ブレーカ2は、充
電部電圧を切り換えることにより100V回路/200
V回路の両方に適合する。分岐ブレーカ2の端子部の接
続穴6には接続端子7が嵌入されている。この接続端子
7は、接続穴6の中心線上に螺孔8が形成されている。
この螺孔8と、立板の両端を互いに反対方向へ直角に折
り曲げて下板9a及び上板9bを形成した接続バー9の
下板9aの螺孔9a’が重ねられて第1止めネジ10に
よって螺着されている。螺孔9a’は長孔になってい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、単相3線式分電盤の充電部電圧を100V又は200Vに切り換え る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、単相3線式分電盤の充電部充電部電圧変換構造として、実開昭59−1 67410号公報に記載の如く、100V用接続導体と200V用接続導体と夫 々専用の接続導体2種を備え、それらの専用の接続導体をネジ止めして電圧を切 り換えていた。
【0003】 また、実公昭61−3203号公報には、100V用と200V用と兼用の電 圧切り換え金具を備え、それにより電圧を切り換えていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造は、前者においては、10 0V用と200V用の2種類の接続導体を必要とするので、製作や部品管理に余 計な手間が掛りコストを上昇させる他、充電部電圧の切り替えのため接続導体の ネジを外したり、締め付けたりする作業が厄介であり、又、使用しない片方の接 続導体を紛失する虞れがある等の問題があった。
【0005】 また後者においては、兼用の電圧切り換え金具を使用するので、製作や部品管 理上の無駄が省かれ、又、部品紛失の虞れもなくなる反面、充電部電圧の切り換 えに際しては、電圧切り換え金具の止めネジを外し、電圧切り換え金具を180 度回転させて別の母線バーにネジ止めしなければならないので、狭小なスペース 内での充電部電圧の切り換え作業がしづらく非能率的であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記従来の単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造の問題に鑑み、本考案の目 的は簡単な構造で軽易且つ安全に充電部電圧を100V又は200Vに切り換え ることができるもので、その構成は、分岐ブレーカの接続穴に嵌入し、該接続穴 の中心線上に螺孔が位置する接続端子と、立板の両端を互いに反対方向へ直角に 折り曲げて上板及び下板を形成し、該上板及び下板に螺孔を夫々設けた接続バー と、前記下板の螺孔から前記接続端子の螺孔に螺着した第1止めネジと、前記上 板の螺孔に螺着した第2止め螺子とを備え、X相母線バー、中性相母線バー及び Y相母線バーに夫々切欠を削成し、前記第1止めネジを軸として回動する接続バ ーの第2止めネジの首下部を、前記X相母線バー又は前記Y相母線バーの何れか 一方の切欠と前記中性相母線バーの切欠とに、交互に嵌入可能となした単相3線 式分電盤において、前記第1止めネジを緩めることによって接続端子がスライド 可能なように前記下板の螺孔を長孔とすると共に、前記中性相母線バーの切欠に 誘導部を設けたことである。
【0007】
【作用】
接続バーの下板に螺着した第1止めネジを緩め、接続バーの上板に螺着すると 共に中性相母線バーの切欠に嵌入した第2止めネジを緩める。そして接続バーを 中性相母線バーの切欠から外し、第1止めネジを軸として接続バーを90度回動 させ200V接続が可能なX相母線バー又はY相母線バーの何れか一方の切欠に 嵌入させ、この状態で接続バーの上板の第2止めネジを締め付け、接続バーの下 板の第1止めネジを締め付けることにより、充電部電圧が100Vから200V に切り換えることができる。200Vから100Vに切り換えるにはこの逆の要 領で行う。
【0008】
【実施例】
図1及び図2は本考案に係る単相3線式分電盤の実施例である。以下これらの 図面に基づき本考案を説明する。
【0009】 単相3線式分電盤1には分岐ブレーカ2が複数個設けられている。これらの分 岐ブレーカと主幹ブレーカ(図示せず)との間はX相母線バー3、Y相母線バー 4、中性相母線バー5によって接続される。分岐ブレーカ2は、充電部電圧を切 り換えることにより100V回路/200V回路の両方に適合する。分岐ブレー カ2の端子部の接続穴6には接続端子7が嵌入されている。この接続端子7は、 接続穴6の中心線上に螺孔8が形成されている。この螺孔8と、立板の両端を互 いに反対方向へ直角に折り曲げて下板9a及び上板9bを形成した接続バー9の 下板9aの螺孔9a’が重ねられて第1止めネジ10によって螺着されている。 螺孔9a’は長孔になっている。また、接続バー9の上板9bには螺孔9b’が 設けられ、この螺孔9b’には第2止めネジ11が螺着され、この第2止めネジ 11は中性相母線バー5の切欠5aに嵌入し螺着される。切欠5aには誘導部5 a’が設けられている。
【0010】 以上のように構成された単相3線式分電盤1において、分岐ブレーカ2の充電 部電圧を100Vから200Vに切り換える場合、接続バー9の下板9aに螺着 した第1止めネジ10を緩め、接続バー9の上板9bに螺着すると共に中性相母 線バー5の切欠5aに嵌入した第2止めネジ11を緩める。そして接続バー9を 中性相母線バー5の切欠5aから外し、第1止めネジ10を軸として接続バー9 を90度回動させ200V接続が可能なX相母線バー3の切欠3aに嵌入させる 。接続バー9の下板9aの螺孔9a’は長孔になっているので、接続バー9の切 欠3aへの嵌入はスムース且つ確実にできる。この状態で接続バー9の上板9b の第2止めネジ11を締め付け、接続バー9の下板9aの第1止めネジ10を締 め付けることにより、充電部電圧が100Vから200Vに切り換えることがで きる。200Vから100Vに切り換えるにはこの逆の要領で行うが、中性相母 線バー5の切欠5aには誘導部5a’が設けられているので、第1止めネジ10 を軸として接続バー9を90度回動させ中性相母線バー5の切欠5aに第2止め ネジ11の嵌入がスムース且つ確実にでき、第2止めネジの螺着の際にネジが切 欠5aから逃げて外れることがないので、螺着も確実にできる。
【0011】 尚、実施例では100V回路を中性相母線バー5とY相母線バー4で形成した が、中性相母線バー5とX相母線バー3で形成しても何ら問題はない。この場合 には接続バー9の下板9aがY相母線バー4に接続され、接続バー9の上板9b がX相母線バーに接続されている。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係る単相3線式分電盤における充電部電圧変換構造は、分岐ブレーカ の接続穴に嵌入し、該接続穴の中心線上に螺孔が位置する接続端子と、立板の両 端を互いに反対方向へ直角に折り曲げて上板及び下板を形成し、該上板及び下板 に螺孔を夫々設けた接続バーと、前記下板の螺孔から前記接続端子の螺孔に螺着 した第1止めネジと、前記上板の螺孔に螺着した第2止め螺子とを備え、X相母 線バー、中性相母線バー及びY相母線バーに夫々切欠を削成し、前記第1止めネ ジを軸として回動する接続バーの第2止めネジの首下部を、前記X相母線バー又 は前記Y相母線バーの何れか一方の切欠と前記中性相母線バーの切欠とに、交互 に嵌入可能となした単相3線式分電盤において、前記第1止めネジを緩めること によって接続端子がスライド可能なように前記下板の螺孔を長孔とすると共に、 前記中性相母線バーの切欠に誘導部を設けたことにより、第2止めネジを螺着す る際に螺孔から第2止めネジが逃げて外れることがなく螺着が確実にできると共 に、簡単且つ安全確実に充電部電圧の切り換えができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る単相3線式分電盤の充電部電圧変
換構造の要部斜視図である。
【図2】分岐ブレーカの接続穴と接続端子との関係を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・単相3線式分電盤、2・・・分岐ブレーカ、3
・・・X相母線バー、4・・・Y相母線バー、5・・・
中性相母線バー、6・・・接続穴、7・・・接続端子、
8・・・螺孔、9・・・接続バー、9a・・・下板、9
a’・・・螺孔、9b・・・上板、9b’・・・螺孔、
10・・・第1止めネジ、11・・・第2止めネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐ブレーカの接続穴に嵌入し、該接続
    穴の中心線上に螺孔が位置する接続端子と、立板の両端
    を互いに反対方向へ直角に折り曲げて上板及び下板を形
    成し、該上板及び下板にの螺孔を夫々設けた接続バー
    と、前記下板の螺孔から前記接続端子の螺孔に螺着した
    第1止めネジと、前記上板の螺孔に螺着した第2止め螺
    子とを備え、X相母線バー、中性相母線バー及びY相母
    線バーに夫々切欠を削成し、前記第1止めネジを軸とし
    て回動する接続バーの第2止めネジの首下部を、前記X
    相母線バー又は前記Y相母線バーの何れか一方の切欠と
    前記中性相母線バーの切欠とに、交互に嵌入可能となし
    た単相3線式分電盤において、前記第1止めネジを緩め
    ることによって接続端子がスライド可能なように前記下
    板の螺孔を長孔とすると共に、前記中性相母線バーの切
    欠に誘導部を設けたことを特徴とする単相3線式分電盤
    の充電部電圧変換構造。
JP491993U 1993-01-22 1993-01-22 単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造 Pending JPH0660215U (ja)

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