JPH0659742U - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JPH0659742U
JPH0659742U JP102248U JP10224891U JPH0659742U JP H0659742 U JPH0659742 U JP H0659742U JP 102248 U JP102248 U JP 102248U JP 10224891 U JP10224891 U JP 10224891U JP H0659742 U JPH0659742 U JP H0659742U
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JP
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duct
arm
adapter
suction
holding portion
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Application number
JP102248U
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English (en)
Inventor
信六 西山
Original Assignee
日本メタル工業株式会社
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • B23K9/325Devices for supplying or evacuating shielding gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B15/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B15/02Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 複数の金属製のダクトを屈曲自在に連結した
集塵装置の連結するダクト同士の連結機構を改良し、通
気抵抗を最小とし乍ら強固に連結できるようにする。 〔構成〕 ベースダクトにアダプターダクトを、該アダ
プターダクトに、二股部に形成された上端部及び下端部
を有する第1ダクトアームをそれぞれ回転自在に設け、
アダプターダクトと第1ダクトアームとを第1連結機構
で連結し、第1ダクトアームに第2ダクトアームを第2
連結機構により回転自在に連結し、第2ダクトアームと
フードアームとを第3連結機構により回転自在に連結し
た集塵装置に於いて、第1連結機構を、アダプターダク
トに筒状保持部を設け、第1ダクトアームのU字形の二
股部に筒状保持部を回転自在に挿入し、二股部の各開口
部と筒状保持部との間に気密手段を設け、筒状保持部の
共通の軸心に沿って二股部と前記アダプターダクトとを
貫通するシャフトを設け、そのシャフトを支持するため
にアダプターダクト内に支持手段を配置してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、集塵装置に関し、特に各種の工場等に於いて発生する塵埃、臭気或 いは種々のガスを吸引して外部に排気するところの集塵装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、塵埃等の発生する各種の工場においては、これを工場の建物の周壁に設 置した多数の排気ファンによって直接或いはダクトを介して外部に排気していた 。しかし、例えば、溶接工場等においては、塵埃、臭気或いは種々のガスが発生 する溶接作業場所は、工場内の各所に点在している。 従って、各所で発生する 塵埃等を建物の周壁の排気ファンで吸引したのでは、その塵埃等発生ポイントと 建物の周壁との間で作業している者にとって有効な防塵効果をもたらさない。そ こで、こうした問題解決の手段として、塵埃発生場所に個別に集塵ダクトを設置 し、発生した塵埃等を直ちに吸引し、中央の吸引ポンプに繋がるダクトを介して 外部に排気する集塵システムが提案された。この種の集塵ダクトは、溶接の条件 に合わせて溶接作業等の邪魔にならないように、作業ポイントに対して接近、離 間できるように構成されなければならない。この為に、集塵ダクトを、合成樹脂 製の可撓性ホースで構成する方法が提案された。この方法は、工場フロアーに固 定され、上方に延出された支持のアームに沿わせてホースを設置する構成を採用 していた。しかし、溶接工場等では、火花や蒸気或いは研磨粉を吸引するので、 合成樹脂製のホースが損傷され、長期に渡って使用できないという問題があり、 また、集塵能力を高めるために大型化すると、支持アームがホースを支え切れな くなり、その為、支持アームも大型化しなければならず、集塵装置が益々大型化 してしまうという問題もあった。
【0003】 そこで、本考案者は、上述した問題解決のために、既に、実願昭63−130 807号において、支持アームと合成樹脂ホースを用いるのではなく、複数の金 属製のダクトをマジックハンドの如き構成を採り入れて屈曲自在にする方法を提 案した。この集塵装置は、次のように構成されている。吸引ポンプに繋がれた吸 引ダクトを、フロアーの上に立設された基盤ダクトに連結し、この基盤ダクトに 旋回ダクトを回転自在に連結し、油圧シリンダーによって駆動するようにしてい る。この旋回ダクトの上部には、第1ダクトアームが横軸心回りに上下に揺動自 在に枢着されている。この第1ダクトアームは、前記旋回ダクトと、該第1ダク トアームとに渡って取りつけられた油圧シリンダーによって揺動される。この第 1ダクトアームの先端は、所定の角度に曲げられ、この先端に第2ダクトアーム が横軸心回りに上下に揺動自在に枢着されている。この第2ダクトアームは、前 記第1ダクトアームと、該第2ダクトアームとに渡って取りつけられた油圧シリ ンダーによって揺動される。これら旋回ダクト、第1及び第2ダクトアームの作 動によって、所定範囲内の作業ポイントに対して接近、離間できる。そして、前 記第2ダクトアームの先端には、該2ダクトアームの長手方向に直交する方向に 、横軸心回りに回動自在にフードアームが連結され、所望の回動位置に位置保持 されるよう構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の集塵装置によって、従来の支持アームと合成樹脂製ホースを用いた集塵 装置の問題点を解決できた。しかし、旋回ダクトと第1ダクトアーム、第1ダク トアームと第2ダクトアーム及び第2ダクトアームとアームフードとは、吸気通 路を確保しながら回動自在に連結しなければならない。しかも、第2ダクトアー ムはアームフードの重量を支え、第1ダクトアームは第2ダクトアームとアーム フードの重量を支え、また、旋回ダクトは第1ダクトアーム、第2ダクトアーム 及びアームフードの全ての重量を支えなければならない。更に、吸引に対するダ クト内部の空気抵抗を少なくして効率のより排気を行わなければならない。しか し、その連結部は、互いに連結し合うダクトの接当する壁面同士を回動自在に連 結することによって行っている。従って、ダクトの壁を非常に強固な鋼板を用い なければ、この連結部分に加わる荷重によってダクトが変形し、スムースな回動 が得られない、また、そうした変形によって枢着部に間隙が広がり、吸引効率が 低下するという事態が発生する。そこで、補強リブ等を設けて連結部の構造を丈 夫にしようとすれば、ダクト内部の空気抵抗が増大して吸引効率が低下する。
【0005】 本考案は、上述した複数の金属製のダクトを屈曲自在に連結した集塵装置にお いて、連結するダクト同士の連結機構を改良し、通気抵抗を最小とし乍ら強固に 連結できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる集塵装置は、上記目的を達成するために、 吸引源に連結されるように構成された下端部、及び上端部を有するベースダク ト、前記ベースダクトの上端部に垂直軸心回りに回転自在に設けられた下端部、 及び上端部を有するアダプターダクト、前記アダプターダクトを回動するための 第1駆動手段、それぞれ二股部に形成された上端部及び下端部を有する第1ダク トアームであって、水平軸心の回りに上下に揺動するように前記アダプターダク トに枢着されており、且つ、横断面が実質的に矩形に形成され、更に鋼板によっ て作られているもの、前記アダプターダクトと第1ダクトアームとを連結するた めの第1連結機構、前記第1ダクトアームを揺動させるための第2駆動手段、前 記第1ダクトアームの上端部に枢着された基端部、及び前端部を有する第2ダク トアーム、前記第1ダクトアームと第2ダクトアーム12とを連結するための第 2連結機構、前記第2ダクトアームを揺動させるための第3駆動手段、前記第2 ダクトアームの前端部に連結された基端部、及び吸引のために開口された前端部 を有するフードアーム、更に、前記第2ダクトアームと前記フードアームとを連 結するための第3連結機構、とからなる集塵装置に於いて、前記第1連結機構は 、前記アダプターダクトの吸引路に通じる吸引路をその中に持つように水平方向 に突出する筒状保持部と、前記第1ダクトアームの下端部に形成され、且つその 中に吸引路を有する実質的にU字形の二股部で、その二股部の各々が、前記筒状 保持部が回転自在に挿入されるところの開口を備えているもの、前記二股部の各 開口部と前記筒状保持部との間に位置された気密手段、前記二股部の吸引路を前 記アダプターダクトの吸引路に連通しながら、前記第1ダクトアームを前記アダ プターダクトに回転自在に連結するために、前記筒状保持部の共通の軸心に沿っ て前記二股部と前記アダプターダクトとを貫通するシャフト、及び前記シャフト を支持するために前記アダプターダクト内に配置された支持手段、とから構成さ れている。
【0007】
【作用】
本考案の集塵装置によれば、アダプターダクトと第1ダクトアームが比較的薄 い金属板で作られているのであるが、この第1ダクトアームは、円筒状ホルダー の構造と二股部の第1ダクトアームとを用いることにより、その連結部の軸を除 いて、この第1ダクトアームの旋回乃至揺動を許容しながら、如何なる補強部材 を用いることなく強固に支持されるのである。しかし、前記軸の設置に問題はな いのである。何故なら、その軸は、元々硬いもので、それが回転されてもされな くても火花、研磨粉等によって簡単には損傷されないためである。
【0008】 それ故、塵埃、火花及び煙を含む吸引空気が、第1ダクトアームから、前記二 股部と円筒状ホルダーを介して、吸引空気の流量を減じることなく、或いは連結 部の空気抵抗を増大させること無く、スムースに流れるのである。
【0009】 更に、本考案の集塵装置のによれば、装置を大型化する場合にも、アダプター ダクトと第1ダクトアームの連結部は、第1及び第2ダクトアーム及びフードア ームの重量増大に起因して、変形され、前記軸の周囲の間隙が拡大されることが なく、それ故、本装置の吸引効果を低下させることがないのである。 その他の目的並びに利点は、図面に基づく以下の説明から明らかとなろう。
【0010】
【実施例】
第1図に示すように、集塵装置は次のように構成されている。 ベースダクト 1は、吸引源に接続されるように構成された下端部1aと上端部1bとを有し、 該吸引源は、図示されていないが、通常吸引ポンプから構成されている。 前記 ベースダクト1は、普通、例えば溶接工場の床2の下か、或いは地面に設置され ており、そして、その上端部1bが床2の上に突出し、且つ、その床2の上にベ ースボックス1cを備えている。
【0011】 アダプターダクト3は、垂直軸心の回りに回動可能に前記ベースダクト1の上 端部1bに設けられた下端部3a及び上端部3bとを備えている。 第1駆動手 段としての電動モーター4は、前記ベースボックス1cに設けられており、ギヤ 機構4aを介して前記アダプターダクト3を回転させる。 前記電動モーター4 は、油圧シリンダーを含む駆動手段に置換してもよい。
【0012】 第1ダクトアーム5は、下端部5a及び上端部5bを有し、両端部は、それぞ れ二股部5c,5d,5e及び5fに構成されている。 この第1ダクトアーム 5は、前記アダプターダクト3の上端部3bに回転自在に連結され、水平軸心回 りに上下に揺動し、そして、横断面が実質的に矩形に形成され、且つ、比較的薄 い鋼板で製作されている。
【0013】 第1連結機構6は、前記アダプターダクト3と前記第1ダクトアーム5とを連 結するために設けられている。 この第1連結機構6は、前記アダプターダクト 3の吸引路P3に連通する吸引路P1及びP2をその中に持つように、前記アダ プターダクト3から水平方向に突出した筒状保持部7a及び7bから構成されて いる。 実質的にU字形の前記二股部5c及び5dは、前記第1ダクトアーム5 の下端部5aに形成されており、且つ、その中に吸引路P4及びP5を備えてい る。 前記二股部5c及び5dの各々は、前記筒状保持部7a及び7bが回転自 在に挿入されるところの開口を備えている。
【0014】 リング状のゴムシール板8a及び8bは、気密手段として前記二股部5c及び 5dの各開口と前記筒状保持部7a及び7bとの間に設置されている。 これら ゴムシール板8a及び8bは、前記第1ダクトアーム5に固定されており、且つ 、前記筒状保持部7a及び7bの周囲に適合して両者の間にシールを行うように 延出している。 前記ゴムシール板8a及び8bのエッジと前記筒状保持部7a 及び7bの周囲との間に小さな間隙が形成されても、そうした小さな間隙は、そ こからの空気漏れに起因して吸引効果を下げるというものではないから、問題は ない。
【0015】 シャフト9は、前記二股部5c及び5dの吸引路P4及びP5を前記アダプタ ーダクト3の吸引路P3に連通しながら、前記第1ダクトアーム5を前記アダプ ターダクト3に回転自在に連結するべく、前記二股部5c及び5dと前記アダプ ターダクト3とを、前記筒状保持部7a及び7bの共通の軸心に沿って貫通する ように設けられている。 支持手段としての一対のシャフト支持体10は、前記 シャフト9を支持するべく、前記アダプターダクト3内に配置されている。 前 記シャフト9は、通常前記シャフト支持体10に対して回転自在であるが、この シャフト9を前記シャフト支持体10に固定し、且つ、前記二股部5c及び5d を前記シャフト9及び前記筒状保持部7a及び7bの周囲に回転自在に設けるこ とは可能である。
【0016】 第2駆動手段としての油圧シリンダー11は、前記第1ダクトアーム5を上下 に揺動させるために、この油圧シリンダー11のピストンロッドの先端が前記第 1ダクトアーム5の下端部5aに枢着され、そのシリンダーが前記アダプターダ クト3の下端部3aに枢着される状態に設けられている。
【0017】 第2ダクトアーム12は、基端部12aと前端部12bとを有し、前記基端部 12aは、前記第1ダクトアーム5の上端部5bに枢着されている。
【0018】 第2連結機構13は、前記第1ダクトアーム5と前記第2ダクトアーム12と を連結するために設けられている。 この第2連結機構13は、吸引路P6及び P7を持つように前記第2ダクトアーム12の基端部12aから水平方向に突出 する筒状保持部12c及び12dから構成されている。 実質的にU字形の前記 二股部5e及び5fは、前記第1ダクトアーム5の上端部5bに形成されており 、且つ、その中に吸引路P8及びP9を有する。 前記二股部5e及び5fの各 々は、前記筒状保持部12c又は12dが回転自在に挿入されるところの開口を 備えている。 更に、前記二股部5e及び5fは、前記第1ダクトアーム5の長 手方向軸心に対して110〜120度に角度を持っている。
【0019】 リング状のゴムシール板14a及び14bは、気密手段として前記二股部5e 及び5fの各開口と前記筒状保持部12a及び12bとの間に設置されている。 これらゴムシール板14a及び14bは、前記二股部5e及び5fに固定され ており、且つ、前記筒状保持部12a及び12bの周囲に適合して両者の間にシ ールを行うように延出している。
【0020】 シャフト15は、前記筒状保持部12a及び12bの吸引路P6及びP7を前 記二股部5e及び5fの吸引路P8及びP9に連通しながら、前記第2ダクトア ーム12を前記第1ダクトアーム5に回転自在に連結するべく、前記二股部5e 及び5fと前記第2ダクトアーム12とを、前記筒状保持部12a及び12bの 共通の軸心に沿って貫通するように設けられている。
【0021】 支持手段としての一対のシャフト支持体16は、前記シャフト16を支持する べく、前記筒状保持部12a及び12b内に配置されている。 前記シャフト1 6は、通常、前記シャフト支持体16に対して回転自在であるが、このシャフト 16を、前述したシャフト9のときに言及した他の方法で設けることができる。
【0022】 第3駆動手段としての油圧シリンダー17は、前記第2ダクトアーム12を上 下に揺動させるために、この油圧シリンダー17のピストンロッドの先端が前記 第2ダクトアーム12の基端部12aに枢着され、そのシリンダーの基端部が、 レバーアーム18を介して前記第1ダクトアーム5の上端部5bに枢着される状 態に設けられている。
【0023】 フードアーム20は、前記第2ダクトアーム12の前端部12bに回転自在に 連結された基端部20aと、吸引のために大きく開いた前端部20bとを有する 。
【0024】 第4駆動手段としての油圧シリンダー19は、前記フードアーム20を、水平 軸心の回りに上下に揺動させるべく設けられている。
【0025】 第3連結機構21は、前記第2ダクトアーム12と前記フードアーム20とを 連結するために設けられている。 この第3連結機構21は、吸引路P10を持 つように前記第2ダクトアーム12の前端部12bから水平方向に突出する筒状 保持部12eから構成されている。 前記基端部20aは、前記筒状保持部12 eが回転自在に挿入されるところの開口を備えている。
【0026】 リング状のゴムシール板22は、気密手段として前記基端部20aの開口と前 記筒状保持部12eとの間に設置されている。 このゴムシール板22は、前記 基端部20aに固定されており、且つ、前記筒状保持部12eの周囲に適合して 両者の間にシールを行うように延出している。
【0027】 シャフト23は、前記第2ダクトアーム12の前端部12bと前記フードアー ム20の基端部とを、前記フードアーム20と前記筒状保持部12eの共通の軸 心に沿って貫通するように設けられている。
【0028】 支持手段としてのシャフト支持体24は、前記シャフト23を支持するべく、 前記筒状保持部12e内に配置されている。 前記シャフト23は、通常、前記 シャフト支持体24に対して回転自在であるが、このシャフト23を、前述した シャフト9のときに言及した他の方法で設けることができる。
【0029】
【考案の効果】
以上の通り、本考案にかかる集塵装置によれば、アダプターダクトと第1ダク トアームが比較的薄い金属板で作られていながら、格別の補強部材を用いること なく、この第1ダクトアームを旋回乃至揺動自在に、強固に支持できるのである 。これに伴い、塵埃、火花及び煙を含む吸引空気が、第1ダクトアームから、前 記二股部と円筒状ホルダーを介して、吸引空気の流量を減じることなく、或いは 連結部の空気抵抗を増大させること無く、スムースに流れるのである。また、集 塵装置を大型化する場合にも、アダプターダクトと第1ダクトアームとの連結機 構に筒状保持部を設けたことで、第1及び第2ダクトアーム及びフードアームの 重量増大に起因して変形されることで前記軸の周囲の間隙が拡大されることがな く、また、気密手段との協同により吸引効率を低下させる恐れがないのである。
【0030】 また、第2及び第3連結機構を第1ダクトアームと第2ダクトアーム、及び 第2ダクトアームとフードアームとの間に設ける場合にも、上述の堅固で通気抵 抗を最小とした吸引効率の良い連結が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる集塵装置の斜視図である。
【図2】仮想線で作用状態を示す集塵装置の側面図であ
る。
【図3】アダプターダクトと第1ダクトアームとの連結
機構を示す横断面図である。
【図4】第1ダクトアームと第2ダクトアームとの連結
機構を示す横断面図である。
【図5】第2ダクトアームとフードアームとの連結機構
を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ベースダクト 3 アダプターダクト 5 第1ダクトアーム 6 第1連結機構 9 シャフト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引源に連結されるように構成された下
    端部、及び上端部を有するベースダクト、前記ベースダ
    クトの上端部に垂直軸心回りに回転自在に設けられた下
    端部、及び上端部を有するアダプターダクト、前記アダ
    プターダクトを回動するための第1駆動手段、それぞれ
    二股部に形成された上端部及び下端部を有する第1ダク
    トアームであって、水平軸心の回りに上下に揺動するよ
    うに前記アダプターダクトに枢着されており、且つ、横
    断面が実質的に矩形に形成され、更に鋼板によって作ら
    れているもの、前記アダプターダクトと第1ダクトアー
    ムとを連結するための第1連結機構、前記第1ダクトア
    ームを揺動させるための第2駆動手段、前記第1ダクト
    アームの上端部に枢着された基端部、及び前端部を有す
    る第2ダクトアーム、前記第1ダクトアームと第2ダク
    トアーム12とを連結するための第2連結機構、前記第
    2ダクトアームを揺動させるための第3駆動手段、前記
    第2ダクトアームの前端部に連結された基端部、及び吸
    引のために開口された前端部を有するフードアーム、更
    に、前記第2ダクトアームと前記フードアームとを連結
    するための第3連結機構、とからなる集塵装置に於い
    て、前記第1連結機構は、前記アダプターダクトの吸引
    路に通じる吸引路をその中に持つように水平方向に突出
    する筒状保持部と、前記第1ダクトアームの下端部に形
    成され、且つその中に吸引路を有する実質的にU字形の
    二股部で、その二股部の各々が、前記筒状保持部が回転
    自在に挿入されるところの開口を備えているものと、前
    記二股部の各開口部と前記筒状保持部との間に位置され
    た気密手段と、前記二股部の吸引路を前記アダプターダ
    クトの吸引路に連通しながら、前記第1ダクトアームを
    前記アダプターダクトに回転自在に連結するために、前
    記筒状保持部の共通の軸心に沿って前記二股部と前記ア
    ダプターダクトとを貫通するシャフト、及び前記シャフ
    トを支持するために前記アダプターダクト内に配置され
    た支持手段、とから構成されている集塵装置。。
  2. 【請求項2】 前記第2連結機構は、第1ダクトアーム
    の吸引路に連通する吸引路を持つように、前記第2ダク
    トアームから水平方向に突出した筒状保持部と、前記第
    1ダクトアームの上端に形成され、且つ吸引路を有する
    実質的にU字状の二股部で、該二股部の各々が、前記筒
    状保持部が回転自在に挿入される開口を備えているもの
    と、前記二股部の各開口と前記筒状保持部との間に位置
    された気密手段と、前記二股部の吸引路を前記アダプタ
    ーダクトの吸引路に連通させながら前記第2ダクトアー
    ムを前記第1ダクトアームに回転自在に連結するため、
    前記二股部及び前記第2ダクトアームを前記筒状保持部
    の共通の軸心に沿って貫通したシャフト、及び前記シャ
    フトを支持するために前記筒状保持部に配置された支持
    手段、とから構成されている請求項1の集塵装置。
  3. 【請求項3】 前記第3連結機構は、前記フードアーム
    の吸引路に連通する吸引路を持つように、前記第2ダク
    トアームの前端部から水平方向に突出した筒状保持部
    で、該筒状保持部が前記フードアームの基端部に形成さ
    れた開口に回転自在に挿入されているものと、前記フー
    ドアームの基端部の開口と前記筒状保持部の周囲との間
    に位置された気密手段と、前記筒状保持部の吸引路を前
    記フードアームの吸引路に連通させながら前記第2ダク
    トアームを前記フードアームに回転自在に連結するた
    め、前記第2ダクトアームの前端部と前記フードアーム
    の基端部とを、これらの共通の軸心に沿って貫通したシ
    ャフト、及び前記シャフトを支持するために前記筒状保
    持部に配置された支持手段、とから構成されている請求
    項2の集塵装置。
JP102248U 1991-10-09 1991-10-09 集塵装置 Pending JPH0659742U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP102248U JPH0659742U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 集塵装置
EP92305245A EP0536871B1 (en) 1991-10-09 1992-06-08 Dust collection apparatus
DE69207850T DE69207850D1 (de) 1991-10-09 1992-06-08 Staubsammelvorrichtung
AT92305245T ATE133355T1 (de) 1991-10-09 1992-06-08 Staubsammelvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP102248U JPH0659742U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 集塵装置

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Publication Number Publication Date
JPH0659742U true JPH0659742U (ja) 1994-08-19

Family

ID=14322309

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