JPH0659562A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
- Publication number
- JPH0659562A JPH0659562A JP4229301A JP22930192A JPH0659562A JP H0659562 A JPH0659562 A JP H0659562A JP 4229301 A JP4229301 A JP 4229301A JP 22930192 A JP22930192 A JP 22930192A JP H0659562 A JPH0659562 A JP H0659562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doctor blade
- developer
- developing device
- latent image
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像スリーブの回動に伴って現像剤がドクタ
ーブレードを押圧しても、ドクターギャップが均一にな
るようにドクターブレードのたわみを防止し、現像剤を
感光体表面に均一に供給する。 【構成】 ドクターブレード7はそのブレード部7aが
現像スリーブ2表面に対して所定の間隔(ドクターギャ
ップ)をとって配設されており、その両端部が現像装置
の側板に固定されている。押圧用板部7bの両端部7
c,7dはそれぞれ現像器15の側板14a,14bに
固定されている。調整ネジ11は、押圧用板部7bのほ
ぼ中央の上方でケーシング13に固定されたブラケット
10の水平板部に、この水平板部の下面から先端が突出
して先端面が押圧用板部7bの上面に当接するように螺
着され、水平板部上のねじ部に螺合するロック用のナッ
ト12により固定されている。
ーブレードを押圧しても、ドクターギャップが均一にな
るようにドクターブレードのたわみを防止し、現像剤を
感光体表面に均一に供給する。 【構成】 ドクターブレード7はそのブレード部7aが
現像スリーブ2表面に対して所定の間隔(ドクターギャ
ップ)をとって配設されており、その両端部が現像装置
の側板に固定されている。押圧用板部7bの両端部7
c,7dはそれぞれ現像器15の側板14a,14bに
固定されている。調整ネジ11は、押圧用板部7bのほ
ぼ中央の上方でケーシング13に固定されたブラケット
10の水平板部に、この水平板部の下面から先端が突出
して先端面が押圧用板部7bの上面に当接するように螺
着され、水平板部上のねじ部に螺合するロック用のナッ
ト12により固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは潜像
担持体に形成された潜像を可視像化する現像装置に関す
るものである。
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは潜像
担持体に形成された潜像を可視像化する現像装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】潜像が形成された潜像担持体表面にトナ
ーを供給して、潜像を可視像化する現像装置を有し、こ
の現像装置によって可視像化された画像を紙などのシー
ト状の転写材に転写するように構成した画像形成装置が
従来から知られている。上記現像装置としては例えば、
内部に収容したトナーとキャリアで構成される現像剤
を、現像装置筐体内に回動可能に支承された磁石内蔵の
現像剤担持体により潜像担持体表面に供給して潜像担持
体表面に形成された潜像を可視像化するものが広く実用
化されている。また、上記現像装置においては、現像剤
担持体の表面に吸着する現像剤の量を規制するために現
像剤担持体表面と所定の間隔をとって現像剤担持体の軸
方向に配設され、その両端部が現像装置筐体の一部に固
定されたドクターブレードが設けられている。この現像
剤担持体表面とドクターブレードとの間隔(以下、ドク
ターギャップという)は、潜像担持体に供給する現像剤
の量を現像剤担持体の軸方向に均一にするために厳しい
公差精度に設定しなければならない。そこで、例えば特
開昭60−11864号公報には、調整ネジを設けるこ
とによってこのドクターギャップを精度よく、かつ、再
現性よく調節できるようにする技術が提案されている。
ーを供給して、潜像を可視像化する現像装置を有し、こ
の現像装置によって可視像化された画像を紙などのシー
ト状の転写材に転写するように構成した画像形成装置が
従来から知られている。上記現像装置としては例えば、
内部に収容したトナーとキャリアで構成される現像剤
を、現像装置筐体内に回動可能に支承された磁石内蔵の
現像剤担持体により潜像担持体表面に供給して潜像担持
体表面に形成された潜像を可視像化するものが広く実用
化されている。また、上記現像装置においては、現像剤
担持体の表面に吸着する現像剤の量を規制するために現
像剤担持体表面と所定の間隔をとって現像剤担持体の軸
方向に配設され、その両端部が現像装置筐体の一部に固
定されたドクターブレードが設けられている。この現像
剤担持体表面とドクターブレードとの間隔(以下、ドク
ターギャップという)は、潜像担持体に供給する現像剤
の量を現像剤担持体の軸方向に均一にするために厳しい
公差精度に設定しなければならない。そこで、例えば特
開昭60−11864号公報には、調整ネジを設けるこ
とによってこのドクターギャップを精度よく、かつ、再
現性よく調節できるようにする技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
よれば、初期のドクターギャップの調節は精度よく行え
るが、現像剤担持体の回動に伴って現像剤がドクターブ
レードを押圧し、その押圧力によってドクターブレード
の固定されていない中央部がたわみ、ドクタブレードの
中央部と両端部とでギャップ差が生じてしまう恐れがあ
った。このようなギャップ差が生じた場合、潜像担持体
表面に供給される現像剤量は両端部付近に比べて中央部
付近で多くなり、画像濃度が両端部付近に比べて中央部
付近が濃くなるという画像濃度の濃淡ムラが生じてしま
うという問題点があった。上記現像剤の押圧力によって
ドクターブレードがたわみ、その結果画像濃度の濃淡ム
ラが生じる現象は、例えば、A0サイズ対応の長物ドク
ターブレード(長さ=1000mmなど、その長さが長く
なるほど顕著に現われる。
よれば、初期のドクターギャップの調節は精度よく行え
るが、現像剤担持体の回動に伴って現像剤がドクターブ
レードを押圧し、その押圧力によってドクターブレード
の固定されていない中央部がたわみ、ドクタブレードの
中央部と両端部とでギャップ差が生じてしまう恐れがあ
った。このようなギャップ差が生じた場合、潜像担持体
表面に供給される現像剤量は両端部付近に比べて中央部
付近で多くなり、画像濃度が両端部付近に比べて中央部
付近が濃くなるという画像濃度の濃淡ムラが生じてしま
うという問題点があった。上記現像剤の押圧力によって
ドクターブレードがたわみ、その結果画像濃度の濃淡ム
ラが生じる現象は、例えば、A0サイズ対応の長物ドク
ターブレード(長さ=1000mmなど、その長さが長く
なるほど顕著に現われる。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤担持体の回動
に伴って現像剤がドクターブレードを押圧した時でも、
ドクターギャップが均一になるようにドクターブレード
のたわみを防止し、現像剤を潜像担持体表面に均一に供
給できる現像装置を提供することである。
であり、その目的とするところは、現像剤担持体の回動
に伴って現像剤がドクターブレードを押圧した時でも、
ドクターギャップが均一になるようにドクターブレード
のたわみを防止し、現像剤を潜像担持体表面に均一に供
給できる現像装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、潜像を表面に形成した潜像担
持体に対向して回動可能に配置され、該潜像を可視像化
すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体
と、該現像剤担持体表面に付着した該現像剤の量を均一
にするためのドクターブレードとを有する現像装置にお
いて、該ドクターブレードの、該現像剤担持体の回動に
伴う該現像剤の押圧力によりたわもうとする部分を押さ
えてたわみを防止する位置に押圧部材を設けたことを特
徴とするものである。また、請求項2の発明は、上記押
圧部材を、上記ドクターブレードの長さを均等に分割す
る位置に配置したことを特徴とするものである。また、
請求項3の発明は、上記押圧部材を調整ネジで構成した
ことを特徴とするものである。
めに、請求項1の発明は、潜像を表面に形成した潜像担
持体に対向して回動可能に配置され、該潜像を可視像化
すべく該潜像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体
と、該現像剤担持体表面に付着した該現像剤の量を均一
にするためのドクターブレードとを有する現像装置にお
いて、該ドクターブレードの、該現像剤担持体の回動に
伴う該現像剤の押圧力によりたわもうとする部分を押さ
えてたわみを防止する位置に押圧部材を設けたことを特
徴とするものである。また、請求項2の発明は、上記押
圧部材を、上記ドクターブレードの長さを均等に分割す
る位置に配置したことを特徴とするものである。また、
請求項3の発明は、上記押圧部材を調整ネジで構成した
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、ドクターブレードの、現像剤担持体
の回動に伴う現像剤の押圧力によりたわもうとする部分
を押さえてたわみを防止する位置に押圧部材を設けたの
で、現像剤担持体の回動に伴いドクターブレードによっ
て掻き取られる現像剤がドクターブレードを押圧してド
クターブレードがたわもうとしても、押圧部材がそのた
わみを押さえるように作用するものである。
の回動に伴う現像剤の押圧力によりたわもうとする部分
を押さえてたわみを防止する位置に押圧部材を設けたの
で、現像剤担持体の回動に伴いドクターブレードによっ
て掻き取られる現像剤がドクターブレードを押圧してド
クターブレードがたわもうとしても、押圧部材がそのた
わみを押さえるように作用するものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図1は本実施例に係る複写機の現像装置
の概略構成図である。図2は図1のA−A線矢印方向の
断面図である。本実施例に係る現像装置は、トナーカー
トリッジ4と現像器15から構成されている。トナーカ
ートリッジ4は、現像器15のケーシング13の一部を
構成するホルダ16によって支承されており、その内部
にトナーを撹拌し現像器15内へトナーを補給するアジ
テータ5が設けられている。現像器15内には、現像剤
担持体としての現像スリーブ2、撹拌ローラ3、セパレ
ータ8が配設されている。現像スリーブ2は、感光体ド
ラム1に対向する位置に回動可能に軸支されており、感
光体ドラム1と現像スリーブ2はそれぞれの表面が、厳
しい公差精度で所定の間隔に保たれて配設されている。
撹拌ローラ3は、現像器15の底部付近に回動可能に軸
支されて配設されており、その周縁部は現像剤を撹拌し
汲み上げるように複数の羽根状になっている。セパレー
タ8は、撹拌ローラ3の上方に配設されており、流下傾
斜板部8aと水平板部8bを有し、この流下傾斜板部8
aには複数の傾斜フィン6が取り付けられている。ま
た、水平板部8bの下方にはスクリュウ9を収容するス
クリュウ収容部が設けられている。
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図1は本実施例に係る複写機の現像装置
の概略構成図である。図2は図1のA−A線矢印方向の
断面図である。本実施例に係る現像装置は、トナーカー
トリッジ4と現像器15から構成されている。トナーカ
ートリッジ4は、現像器15のケーシング13の一部を
構成するホルダ16によって支承されており、その内部
にトナーを撹拌し現像器15内へトナーを補給するアジ
テータ5が設けられている。現像器15内には、現像剤
担持体としての現像スリーブ2、撹拌ローラ3、セパレ
ータ8が配設されている。現像スリーブ2は、感光体ド
ラム1に対向する位置に回動可能に軸支されており、感
光体ドラム1と現像スリーブ2はそれぞれの表面が、厳
しい公差精度で所定の間隔に保たれて配設されている。
撹拌ローラ3は、現像器15の底部付近に回動可能に軸
支されて配設されており、その周縁部は現像剤を撹拌し
汲み上げるように複数の羽根状になっている。セパレー
タ8は、撹拌ローラ3の上方に配設されており、流下傾
斜板部8aと水平板部8bを有し、この流下傾斜板部8
aには複数の傾斜フィン6が取り付けられている。ま
た、水平板部8bの下方にはスクリュウ9を収容するス
クリュウ収容部が設けられている。
【0008】また、現像器15には、その一部が現像器
15のケーシング13を構成するように、ブレード部7
aと押圧用板部7bを有するドクターブレード7が配設
されている。ドクターブレード7はそのブレード部7a
が現像スリーブ2表面に対して所定の間隔(ドクターギ
ャップ)を厳しい公差精度で保って配設されており、そ
の両端部が現像装置の側板に固定されている。また、ド
クターブレード7の押圧用板部7bがセパレータ8の水
平板部8b上方の現像器15のケーシングの一部を形成
するように配設されている。更に、図2に示したように
押圧板部7bの両端部7c,7dはそれぞれ現像器15
の側板14a,14bに固定ネジにより固定されてい
る。この固定ネジは上記ドクターギャップを調整可能に
するために、側板14a,14bに形成された図示しな
い長孔を介して、ドクターブレード7に螺着されてい
る。そして、この押圧用板部7bのほぼ中央の上方に、
先端面が押圧用板部7b上面に当接する調整ネジ11が
設けられている。具体的にはこの調整ネジ11は、押圧
用板部7bのほぼ中央の上方でケーシング13に固定さ
れたブラケット10の水平板部に、この水平板部の下面
から先端が突出して先端面が押圧用板部7bの上面に当
接するように螺着され、水平板部上のねじ部に螺合する
ロック用のナット12により固定されている。
15のケーシング13を構成するように、ブレード部7
aと押圧用板部7bを有するドクターブレード7が配設
されている。ドクターブレード7はそのブレード部7a
が現像スリーブ2表面に対して所定の間隔(ドクターギ
ャップ)を厳しい公差精度で保って配設されており、そ
の両端部が現像装置の側板に固定されている。また、ド
クターブレード7の押圧用板部7bがセパレータ8の水
平板部8b上方の現像器15のケーシングの一部を形成
するように配設されている。更に、図2に示したように
押圧板部7bの両端部7c,7dはそれぞれ現像器15
の側板14a,14bに固定ネジにより固定されてい
る。この固定ネジは上記ドクターギャップを調整可能に
するために、側板14a,14bに形成された図示しな
い長孔を介して、ドクターブレード7に螺着されてい
る。そして、この押圧用板部7bのほぼ中央の上方に、
先端面が押圧用板部7b上面に当接する調整ネジ11が
設けられている。具体的にはこの調整ネジ11は、押圧
用板部7bのほぼ中央の上方でケーシング13に固定さ
れたブラケット10の水平板部に、この水平板部の下面
から先端が突出して先端面が押圧用板部7bの上面に当
接するように螺着され、水平板部上のねじ部に螺合する
ロック用のナット12により固定されている。
【0009】上記のように構成された本実施例に係る現
像装置においては、アジテータ5により現像器15内へ
供給されたトナーは、撹拌ローラ3によって予め現像器
15内に用意されたキャリアと撹拌される。トナーとキ
ャリアからなる現像剤は、撹拌ローラ3の回動によって
撹拌されながら現像スリーブ2に汲み上げられ、現像ス
リーブ2の表面に付着する。現像スリーブ2が回動する
と表面に付着した現像剤は、ドクターブレード7のブレ
ード部7aに突き当たり、現像スリーブ2表面に一定量
を残して掻き取られる。そして、現像スリーブ2の回動
によって、現像スリーブ2に付着した現像剤が感光体ド
ラム1に供給され、感光体ドラム1表面に形成された静
電潜像が現像される。一方、ドクターブレード7で掻き
取られた現像剤は、セパレータ8の水平板部8bから流
下傾斜板部8a上の傾斜フィン6に沿って横撹拌されな
がら現像器15の下部へ落下すると共に、その一部は水
平板部8bの端部に形成された図示しない落下孔からス
クリュウ収容部内に落ちこみスクリュウ9によって横撹
拌され、スクリュウ収容部の端部底壁に形成された図示
しない落下孔から現像器15の下部へ落下する。
像装置においては、アジテータ5により現像器15内へ
供給されたトナーは、撹拌ローラ3によって予め現像器
15内に用意されたキャリアと撹拌される。トナーとキ
ャリアからなる現像剤は、撹拌ローラ3の回動によって
撹拌されながら現像スリーブ2に汲み上げられ、現像ス
リーブ2の表面に付着する。現像スリーブ2が回動する
と表面に付着した現像剤は、ドクターブレード7のブレ
ード部7aに突き当たり、現像スリーブ2表面に一定量
を残して掻き取られる。そして、現像スリーブ2の回動
によって、現像スリーブ2に付着した現像剤が感光体ド
ラム1に供給され、感光体ドラム1表面に形成された静
電潜像が現像される。一方、ドクターブレード7で掻き
取られた現像剤は、セパレータ8の水平板部8bから流
下傾斜板部8a上の傾斜フィン6に沿って横撹拌されな
がら現像器15の下部へ落下すると共に、その一部は水
平板部8bの端部に形成された図示しない落下孔からス
クリュウ収容部内に落ちこみスクリュウ9によって横撹
拌され、スクリュウ収容部の端部底壁に形成された図示
しない落下孔から現像器15の下部へ落下する。
【0010】上記現像剤がドクターブレード7のブレー
ド部7aによって一定量を残して掻き取られる際には、
現像スリーブ2の回動に伴って現像剤がブレード部7a
を押圧し、ドクターブレード7の固定されていない中央
部が現像剤の押圧力によって押されて上方へたわもうと
するが、本実施例においては、押圧用板部7bのほぼ中
央部にその上方から固定された調整ネジ11がドクター
ブレード7のたわみを押さえるように作用しており、ド
クターブレード7のたわみを防止できる。また、調整ネ
ジ11によりドクターブレード7の押圧用板部7bを押
圧するようにしたので、現像スリーブ2表面に対するド
クターブレード7の位置調整を行った場合にも、調整ネ
ジ11をその先端面が押圧用板部7bの上面に当接する
ように調整したのちにナット12によりロックし、これ
によりドクターブレード7の位置に応じて、調整ネジ1
1の先端面の固定位置を適正に調整できる。
ド部7aによって一定量を残して掻き取られる際には、
現像スリーブ2の回動に伴って現像剤がブレード部7a
を押圧し、ドクターブレード7の固定されていない中央
部が現像剤の押圧力によって押されて上方へたわもうと
するが、本実施例においては、押圧用板部7bのほぼ中
央部にその上方から固定された調整ネジ11がドクター
ブレード7のたわみを押さえるように作用しており、ド
クターブレード7のたわみを防止できる。また、調整ネ
ジ11によりドクターブレード7の押圧用板部7bを押
圧するようにしたので、現像スリーブ2表面に対するド
クターブレード7の位置調整を行った場合にも、調整ネ
ジ11をその先端面が押圧用板部7bの上面に当接する
ように調整したのちにナット12によりロックし、これ
によりドクターブレード7の位置に応じて、調整ネジ1
1の先端面の固定位置を適正に調整できる。
【0011】なお、上記実施例においては、ドクターブ
レード7のたわみ防止のための調整ネジ11を押圧用板
部7bのほぼ中央部に一つ配設した例を説明したが、図
3に示すように調整ネジ11を押圧用板部7bを均等に
分割する位置に複数配設してもよく、このようにすれば
より効果的にドクターブレード7のたわみを防止でき
る。また、本発明は図4(a),(b)に示すように、
縦に溝18が形成された垂直部17aと、この垂直部1
7aの下端から水平に延びる水平部17bを有する調整
板17を、ドクターギャップ設定後その水平部17bの
下面がドクターブレード7の押圧用板部7bの上面に当
接する位置に調節し、その位置で調整板17を固定ネジ
19で固定するように構成してもよい。この場合でも調
整板17を複数設けることによって、より効果的にドク
ターブレード7のたわみを防止できる。
レード7のたわみ防止のための調整ネジ11を押圧用板
部7bのほぼ中央部に一つ配設した例を説明したが、図
3に示すように調整ネジ11を押圧用板部7bを均等に
分割する位置に複数配設してもよく、このようにすれば
より効果的にドクターブレード7のたわみを防止でき
る。また、本発明は図4(a),(b)に示すように、
縦に溝18が形成された垂直部17aと、この垂直部1
7aの下端から水平に延びる水平部17bを有する調整
板17を、ドクターギャップ設定後その水平部17bの
下面がドクターブレード7の押圧用板部7bの上面に当
接する位置に調節し、その位置で調整板17を固定ネジ
19で固定するように構成してもよい。この場合でも調
整板17を複数設けることによって、より効果的にドク
ターブレード7のたわみを防止できる。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、押圧部材によ
ってドクターブレードのたわみが防止できるため、ドク
タブレードの中央部と両端部とでギャップ差が生ずるこ
となく現像剤が潜像担持体表面に均一に供給されるの
で、画像濃度の濃淡ムラを生じさせることがなく常に良
好な画像を得ることができるという効果がある。また、
押圧部材により、現像剤担持体回動時に生ずる現像剤圧
によるドクターブレードの変形を防止できるので、ドク
ターブレードの材質選択の自由度を大きくすることがで
きるという効果がある。また、請求項2の発明によれ
ば、押圧部材をドクターブレードの長さを均等に分割す
る位置に配置したので、より効果的にドクターブレード
のたわみを防止できるという効果がある。また、請求項
3の発明によれば、押圧部材を調整ネジで構成したの
で、現像剤担持体表面に対するドクターブレードの位置
調整を行った場合にも、ドクターブレードの位置に応じ
て、押圧部材のドクターブレードに対する当接部の位置
を調整できるという効果がある。
ってドクターブレードのたわみが防止できるため、ドク
タブレードの中央部と両端部とでギャップ差が生ずるこ
となく現像剤が潜像担持体表面に均一に供給されるの
で、画像濃度の濃淡ムラを生じさせることがなく常に良
好な画像を得ることができるという効果がある。また、
押圧部材により、現像剤担持体回動時に生ずる現像剤圧
によるドクターブレードの変形を防止できるので、ドク
ターブレードの材質選択の自由度を大きくすることがで
きるという効果がある。また、請求項2の発明によれ
ば、押圧部材をドクターブレードの長さを均等に分割す
る位置に配置したので、より効果的にドクターブレード
のたわみを防止できるという効果がある。また、請求項
3の発明によれば、押圧部材を調整ネジで構成したの
で、現像剤担持体表面に対するドクターブレードの位置
調整を行った場合にも、ドクターブレードの位置に応じ
て、押圧部材のドクターブレードに対する当接部の位置
を調整できるという効果がある。
【図1】実施例に係る複写機の現像装置の概略構成を示
す正面図。
す正面図。
【図2】図1中のA−A線矢印方向の断面図。
【図3】押圧部材を複数設けた他の実施例の説明図。
【図4】(a)は押圧部材の構造を変えた他の実施例の
説明図、(b)は(a)中のB−B線矢印方向の断面
図。
説明図、(b)は(a)中のB−B線矢印方向の断面
図。
1 感光体ドラム 2 現像スリーブ 7 ドクターブレード 7a ブレード部 7b 押圧用板部 7c 端部 7d 端部 10 ブラケット 11 調整ネジ 12 ナット 13 ケーシング 17 調整板 17a 垂直部 17b 水平部 18 溝 19 固定ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】潜像を表面に形成した潜像担持体に対向し
て回動可能に配置され、該潜像を可視像化すべく該潜像
担持体に現像剤を供給する現像剤担持体と、該現像剤担
持体表面に付着した該現像剤の量を均一にするためのド
クターブレードとを有する現像装置において、 該ドクターブレードの、該現像剤担持体の回動に伴う該
現像剤の押圧力によりたわもうとする部分を押さえてた
わみを防止する位置に押圧部材を設けたことを特徴とす
る現像装置。 - 【請求項2】上記押圧部材を、上記ドクターブレードの
長さを均等に分割する位置に配置したことを特徴とする
請求項1の現像装置。 - 【請求項3】上記押圧部材を調整ネジで構成したことを
特徴とする請求項1の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229301A JPH0659562A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229301A JPH0659562A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659562A true JPH0659562A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16889995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4229301A Withdrawn JPH0659562A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659562A (ja) |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP4229301A patent/JPH0659562A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100363808B1 (ko) | 화상 현상 장치, 프로세스 카트리지, 전자사진 화상 형성장치 및 현상 유닛 프레임 | |
US5819145A (en) | Image forming device for forming a uniform toner layer on a developing roller | |
US7082280B2 (en) | Toner layer blade and a developing unit having the same for an image forming apparatus and a method thereof | |
US8265529B2 (en) | Configuration of a developing device blade and image forming apparatus | |
KR0154710B1 (ko) | 현상롤러의 토너층 두께 규제 장치 | |
JPH0659562A (ja) | 現像装置 | |
KR200150173Y1 (ko) | 현상기의 독터 갭 조정 장치 | |
JPH0511584A (ja) | 一成分系乾式現像装置のトナー薄層ブレード | |
US6259878B1 (en) | One-component developer regulating member for electro photographic device | |
JP2002108090A (ja) | 供給ローラ、層厚規制部材及び現像装置 | |
JP3492858B2 (ja) | 現像装置 | |
JP3049124B2 (ja) | 現像装置 | |
KR100256612B1 (ko) | 현상롤러의토너층규제장치 | |
JP2002091172A (ja) | 液体現像剤を用いた画像形成装置 | |
KR200144674Y1 (ko) | 현상롤러의 토너층 두께 규제장치 | |
JP2972598B2 (ja) | 現像装置 | |
KR100191213B1 (ko) | 전자사진 프로세서의 현상장치 | |
JPH043188A (ja) | 現像装置 | |
KR20050073117A (ko) | 화상형성기기의 현상장치 | |
JP4171577B2 (ja) | 規制ブレード、湿式現像装置及び湿式画像形成装置 | |
KR0174677B1 (ko) | 일성분 현상방식을 이용한 현상기 내의 토너 공급장치 | |
KR0174682B1 (ko) | 현상기 내의 토너 공급장치 | |
JP2001305857A (ja) | 現像装置 | |
JP3098285B2 (ja) | 電子写真装置の現像器 | |
JPH0264675A (ja) | 現像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |