JPH0659433B2 - 移動素地用粉体被覆方法及び装置 - Google Patents

移動素地用粉体被覆方法及び装置

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JPH0659433B2
JPH0659433B2 JP60015615A JP1561585A JPH0659433B2 JP H0659433 B2 JPH0659433 B2 JP H0659433B2 JP 60015615 A JP60015615 A JP 60015615A JP 1561585 A JP1561585 A JP 1561585A JP H0659433 B2 JPH0659433 B2 JP H0659433B2
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spray gun
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シー・ムルダー ダグラス
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ノ−ドソン コ−ポレ−シヨン
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、現時点での好適の実施例では固体微粒子状粉
体材の吹き付けに係り、特に固体微粒子状粉体接着剤材
料を不織布材料に吹き付ける吹付方法及び吹付装置の改
良に関する。
これまでの不織布の製法は、目の荒い繊維からなる幅広
の素地(web)に液体接着剤を吹き付け、その後、この
液体接着剤を含有した荒目繊維製素地を圧縮ローラーに
通して、上記素地を圧縮し繊維を互に接着固着するもの
であつた。この荒目繊維素地の厚さは、一般に接着剤の
塗布時には1/4〜1インチであり、圧縮後には0.005〜0.
06インチになる。
不織布としての望ましい特性は、引張強度が大きいこと
はもちろん感触が柔らかくふわふわしていることであ
る。ところが、一般に材料の引張強度が大きくなればな
る程、引張強度を付与する接着剤が多量に必要となると
共に不織布の柔軟性がますます失われてしまう。換言す
ると、不織布の柔軟性は、液体接着剤の塗布量と不織布
の引張強度とに反比例する。このような特性は、不織布
の引張強度を充分大きくするには荒目繊維の素地に接着
剤を完全に浸透させねばならないことに多少なりとも起
因している。従つて、充分な引張強度を得るには素地を
充分な量の接着剤で濡らさねばならないが、しかしこの
方法では不織布の柔軟性は損われてしまう。
柔軟でかつかなりの引張強度を有する不織布を得る為
に、従来用いられていた液体接着剤の代りに粉体接着剤
を用いる努力がなされてきている。このような試みの一
つは粉体接着剤をスロツト付ホツパーによつて測り、こ
のホツパーにおいて回転式螺旋錐即ちオーガーを介して
散布するものであつた。こうして粉体を含有した不織繊
維素地は、その後加熱され、接着剤粉体を溶融して粉体
に粘着性を与える。それから素地はローラーを通つて圧
縮され繊維が接着され不織布となる。しかし一般にこの
スロツト付散布機は多くの場合満足のいくものではなか
つた。というのは、この散布機では、不織繊維マツトの
表面に粉体を均一に分布することができずかつ広い面積
に均一に分布される非常に少量の粉体を供給することが
できなかつたからである。多くの場合、不織素地の表面
に均一に散布するのに要する粉体接着剤の量は、1〜1
2g/m2程度の少量である。更にスロツト付散布機に供
給された螺旋錐からの粉体は素地に充分には浸透しない
ので、粉体接着剤がその後に溶融され、素地が圧縮ロー
ラを通つても不織布の引張強度は充分ではなかつた。
不織布の繊維を接着するのにこれまで用いていた液体接
着剤の代りに粉体接着剤を用いようとする別の試みは回
転ローラーの表面に粉体を塗布し、このローラーの表面
に電荷を印加することによつてローラーから粉体を散布
するものであつた。この粉体は、このローラーの電荷に
反撥して、ローラーからこのローラーの下を通る不織繊
維素地の表面に移る。しかしこの試みも満足のいくもの
ではなかつた。というのは、この方法では少量の粉体を
広い領域に均一に散布することができない即ち1〜12
g/m2の粉体を不織繊維素地の表面に均一に分布させる
ことができない。更に電荷を利用して回転ローラから粉
体を散布するので、粉体に充分な速度を付与できず粉体
が不織繊維素地に充分浸透しなかつた。この結果、不織
布は、所望の引張強度が得られなかつた。
そこで本発明の目的は、製品の柔軟性をできるだけ損う
ことなく布の引張強度を向上できる、不織布への接着材
塗布方法及びその装置を提供することであつた。
この目的を達成するため、本発明は固体粉体接着剤を不
織繊維素地に吹き付けるという概念に基づくものであ
る。しかし、従来の唯一の吹付器具は広い素地に粉体接
着剤を均一に分布できないか又は不織繊維素地に粉体を
充分に浸透できなかつた。そこで不織繊維素地に粉体接
着剤を吹き付ける為に粉体塗布用器具を新たに開発する
ことが必要となつた。
そこで本発明の別の目的は、荒目不織繊維材の幅広素地
に粉体材料を、均一分布パターンを形成するように塗布
しかつ同時に上記素地に粉体を充分に浸透させる新規な
装置を提供することである。
粉体吹付ガンは公知であるが、従来の粉体吹付ガンを上
述の分野に最初に使用した時、ガンの吹付パターンが極
めて狭くまた、多数のガンを使用するとガンの吹付パタ
ーンがオーバーラツプし、吹付縞が付きがちであること
が分つた。このため、不織布には硬い場所が生じた。こ
れに加えて、粉体は不織繊維素地の上表面に存在しがち
で、素地の中に浸透せず、必要な引張強度が得られなか
つた。そこで、本発明の別の目的は、吹付パターンが広
くかつ均一となり、ベース材料からなる幅広素地を接着
剤で均一にカバーすると同時に粉体に充分な速度を付与
してこの粉体を上記素地に充分に浸透させる粉体吹付ガ
ンを提供することであつた。
本発明の粉体吹付ガンは、上述の均一分布問題と浸透問
題との両方を解決するもので、粉体吹付ガンの入力端に
空気増幅器を使用する。この増幅器は、粉体が布に充分
浸透するように、ガンを通る粉体流の速度をかなり高速
化する。更に、このような空気増幅器をガンと組合せて
使用しかつガンの放出端近傍に大きな円錐体を配置した
場合には、ガンから放出されたかなり高速度の粉体は上
記円錐体の発散面即ち末広面によつて広い領域に散布さ
れると共に比較的少量の粉体でも広い領域に均一に分布
される。
また、ガンからの粉体パターンが時間と共に変化しがち
であると言つた別の問題もあつた。即ち塗布パターンが
繊維素地表面に良好に分布されるとしても、長時間にわ
たつてパターンは変化し、縞が発生してしまつていた。
この問題は、ガンから放出された粉体に摩擦電荷が蓄積
されることが少なくともその一因であることが分つた。
このような摩擦電荷の蓄積は、ガンからの粉体を散布さ
せる円錐体として接地した導電性金属製円錐体を用いる
ことによつて回避され、吹付パターンは時間経過に無関
係に不変となつた。従つて、本発明の実施例における粉
体吹付ガンは接地された導電性金属から構成されてい
る。
本願発明の第1の利点は、例えば1〜12g/m2のよう
なかなり少量の固体微粒子状粉体材料を幅広の不織布素
地に充分浸透する速度でもつて、かつ分布パターンが均
一となるように、素地に塗布できることである。また本
発明はガンから放出された粉体の摩擦電荷を除去若しく
は低減したので、長時間にわたつて吹付材料の塗布パタ
ーンを良好な状態に保持できる利点もある。
また、本発明に係る粉体吹付ガンは、粉体吹付ガンから
放出される粉体に充分な速度を付与するので、ガンを内
蔵する粉体吹付ブースを高速度で貫通移動する対象基材
を取り囲む空気流に対して粉体を貫通させることができ
る。好適の実施例にあつては、この素地は0〜1000
フイート/分の速度で移動するため、この素地の高速移
動に伴いかなり強い空気流が発生することがある。もし
本発明の粉体吹付ガンに空気流増幅器を付設しないと、
ガンから吹き付けられる粉体は、上記空気流を貫通でき
るような速度とならず、このため塗布された粉体分布は
空気流によつて大幅に乱されてしまう。
また、本発明によると、吹付ガンへの粉体流量が制御さ
れる。この粉体の普通の特性としては、色が透明である
かそれとも吹き付けられる素地の色に合つているかのい
ずれかである。この色特性のため、素地即ち基材に吹き
付けられた粉体量が変化したかどうか、又はその粉体塗
布が完全に中断してしまつたかどうかを視覚的に確認す
ることは極めて困難である。このような変化や中断の場
合には、接着剤が極くわずかしか塗布されずに又は全く
塗布されることなく、大量の素地が接着剤塗布器吹付ブ
ースを通過してしまうので、大量の布が無駄になつてし
まる。このようなガンへの粉体流が中断したことを直ち
に検出し、この状態を直すために、本願の発明は、吹付
ガンへの粉体供給用の新規な制御システムを有する。こ
の制御システムは、各粉体ポンプに並列接続された予備
粉体ポンプを含むと共に更にガンへの粉体流量が低下し
た場合に直ちにこれを検出して故障の粉体ポンプから予
備ポンプに切り換える制御回路を含む。この制御回路は
各粉体ポンプをガンに接続する導管中に変換器を有す
る。この変換器がガンへの粉体量の減少を検出し、この
減少粉体量が予め定めた閾値レベル以下に低下した場合
に、上記制御回路は自動的に第1粉体ポンプを停止し、
これの代りに、予備の粉体ポンプを用いて粉体をガンに
供給する。もし、この第2の即ち予備のポンプに切換え
ても、事態が直らない場合には、制御システムは自動的
に吹付ブースに素地を移送するコンベアはもちろんのこ
と全システムを停止する。本制御システムは、ガンへの
粉体流量状態が正常になつた場合に限り、コンベアと吹
付システムの運転を許容する。
本発明の上述の目的や利点及びその他の目的や利点は図
面を参照した以下の説明から更に明らかになるであろ
う。
第1図及び第2図において、本願発明は粉体吹付ブース
10内で実施され、このブース10にはその下部に粉体
回収システム12が設けられている。ブース10内で
は、不織布材料の素地16が、エンドレス・コンベア1
8の上面に載置されて搬送される際に、この素地16に
固体微粒子状粉体材がガン14から吹き付けられる。こ
のコンベア18としては、300〜600フイート/分
の速度で上記素地16をブース10を横切つて搬送する
連続・有孔スクリーンを用いることが好ましい。
ブース10は、4個の側壁20a、20b、20c、2
0dと1個の底壁21とを有する。この底壁21は2つ
の部分22と24に分割され、これらの部分22、24
はブース10の対向側壁20bと20dとの間に延在し
ている。一方の部分24は、無孔であり、ブースの中心
から側壁20aの方へ約30°の角度で上昇するように
傾斜している。他方の部分22はスクリーンを含み、こ
のスクリーンはブース10の側壁20bと20dとの間
に延在し、ブース中心から側壁20cの方へ約20°の
角度で上昇傾斜している。スクリーン22の下方には粉
体回収室26が存在し、この室26において、ブース1
0からの過剰吹付粉体即ちオーバースプレー粉体がスク
リーン22を通過した後に収集される。
コンベア18はブース10の対向側壁20aと20cの
各開口30を貫通する。これらの開口30は幅がコンベ
ア18のベルト32の幅よりもわずかに大きく、かる鉛
直方向の長さ即ち高さがコンベア18の高さよりもわず
かに大きい。こうして、コンベアのまわりの開口は後述
するように空気をブース内に吸い込み過剰吹付粉体をブ
ース内に閉じ込めることができる。
過剰吹付粉体は重力によつて落下するか、または吸引空
気流によつて吸い込まれて、有孔コンベア18を貫通し
たりそのまわりから下降しさらにスクリーン22を貫通
してブース10内部から回収室26に入る。回収室26
は鉛直壁36によつて2つの部分に分割されており、ま
たこの鉛直壁36はブース10の底壁21から下方に延
在し、この壁36の下端38は、収集ホツパー34の上
端から上方に離間している。更に、回収室26の鉛直外
壁42と鉛直壁36との間には水平壁40が延在してい
る。鉛直壁36と協働するこの水平壁40と、回収室の
外壁42と、ブースの底壁24とは清浄空気室44を形
成する。水平壁40には開口が複数個穿設され、これら
の開口にはフイルタ若しくはフイルタカートリツジ46
が取り付けられている。真空フアン48は導管50を介
して清浄空気室44に接続されている。このフアン48
は空気をブース10からコンベア18とスクリーン22
とを介して下方の粉体収集室26に吸い込む。この空気
流は、鉛直壁36の下端38の下方を通つて上昇し、各
フイルタ46と、水平壁40の各開口とを夫々通過し、
清浄空気室44に入り、次いで導管50を介して、フア
ン48に至る。この空気流によつて過剰吹付粉体がブー
ス10から下方に吸引されて回収室26に入る。この回
収室26に入つた粉体の大部分は重力によつて収集ホツ
パー34内に落下する。粉体のうち非常に軽いものは、
フイルタカートリツジの外表面に積もる。この蓄積した
粉体はよく知られているように極く短時間逆向きの空気
流を噴出することによつて周期的に取り除かれる。
ブースの空気流の特性は、過剰吹付粉体を回収室に入れ
る空気流が素地への粉体の均一塗布を乱すことがないよ
うに、調整されている。
収集ホツパー34に集められた粉体は、一般に図示なき
ベンチユリポンプによつて収集ホツパーからくみ上げら
れ、供給用ホツパーに送られてガン14に循環される。
もし、粉体が繊維素地16の繊維によつて非常に汚染さ
れている場合には、過剰吹付粉体34を上記供給ホツパ
ーに直接循環させることはできず、循環前にまず繊維素
地16からの汚染物を集め除去しなければならない。
本実施例にあつては、ブース10内には粉体吹付ガンが
6個収納されている。ガンの個数及び配置は、素地16
への粉体の塗布量の関数であることはもちろん、素地1
6の幅の関数でもある。
第3図と第4図に明示したように、各ガン14は、鉛直
方向に向いた円筒胴部60を含み、この胴部60は入口
端62と、放出端64とを有する。ノズル66はこの胴
部60の放出端64に嵌合している。後に詳述するよう
に、このノズル66は円錐形状のデフレクタ即ち偏向器
90を支持し、このデフレクタ90はガンのノズル66
から吊り下げられている。空気流によつて搬送される粉
体(空気被搬送粉体)は粉体吹付導管68を介してガン
の入口端部に供給される。これらの導管68は空気流増
幅器70の入口端に通じており、これらの増幅器70
は、胴部60の入口端に固着している。各空気流増幅器
70は中央ノズルを有し、この中央ノズル内には、軸方
向中央孔72が存在し、この孔72は胴部60の孔と共
軸となるように整合している。更に、各増幅器70は環
状の空気流室74を有し、この室74は環状オリフイス
76によつて孔72に接続されている。環状縁部78は
内方にオリフイス76の背後まで延びていると共に、前
方に傾斜した面79を有し、この前方傾斜面79はオリ
フイス76からの空気流を前方向に偏向させる。圧縮空
気は増幅器70の孔82を介して環状室74に供給され
る。なお、この圧縮空気は、第1図に示すように空気圧
源84から圧力調整器86を介して孔82に供給され
る。一般に圧縮空気は10〜60ボンド/平方インチ
(psi)のオーダの圧力で増幅器70に供給される。
ガン14の作用を以下に説明する。空気被搬送粉体は導
管68を介して増幅器70の入口端に供給される。導管
68の終端と増幅器70の入口との間にはかなりの間隙
87が存在し、この感激87を通つて、周囲の空気が吸
い込まれ増幅器70の入口端に流入する。増幅器70へ
の圧縮空気は孔82に通つて、増幅器の孔即ち、のど部
72を取り囲む環状室74に供給され、その後、非常に
速い流速で環状オリフイス76を通過する。このオリフ
イス76を通過している間に、圧縮空気はオリフイス7
6の背後側の縁部78によつてガンの出口即ち放出端の
方へ向きを変える。この高速空気は、ガンの孔即ち、の
ど部72内に粉体搬送用空気に衝突して、この粉体搬送
用空気を加速して、前方のガン胴部60に送る。同時
に、補助的な周囲空気が、増幅器70の入口端と導管6
8の放出端との間の、のど部即ち間隙87を通つてガン
の中に吸い込まれる。
ガンからの粉体噴出パターンを幅広くするために、円錐
形状デフレクタ90がステム92を介してガンのノズル
66から吊り下げられており、このステム92の上端は
横棒94の所に至り、この横棒94はノズル66によつ
て胴部60の放出端に固着されている。横棒94の形状
はほぼ長方形であるので、棒94の対向側面には、大き
な流路面積の通路96、98が形成される。粉体は、棒
94の周囲を通過した後、ノズル66のオリフイス10
0を通つてガンから流出する。この後、粉体はノズルか
ら垂下した円錐形デフレクタ90の発散面即ち末広面1
02と衝突する。このデフレクタ90によつて、かなり
高速度の粉体は広い領域に吐出される。実際には、圧力
調整器86によつて増幅器70の空気の圧力を変化させ
るだけで、ガンから散布された粉体のパターンの直径
を、18〜60インチのいずれの値にも自由に変えるこ
とができる。これは粉体吹付ガンからの吹付パターンを
変化させる方法としては、非常に好都合なものである。
第1図と第3図において、2個の粉体入力部105、1
06が粉体導管68に接続され、各入力部105、10
6には、独立に調節可能な粉体ポンプ108、110か
ら空気被搬送粉体が夫々供給される。簡単なポンプによ
つて導管68に供給された粉体の量を変えかつ異なる大
きさと容量の粉体ポンプの使用によつて投入量の幅を変
えることは可能であるが、独立に調節可能な粉体ポンプ
を2個使用すれば、導管68への粉体投入量をもつと広
範囲に調節できることが分つた。このように導管68へ
の投入量を広範囲に変えることができかつ各粉体ポンプ
を別個に調節できれば、このシステムは単一ポンプでは
不可能な種々の分野に使用可能となる。換言すると、導
管68への供給用粉体ポンプとして2個の流量可変式ポ
ンプを用いると、このシステムの3個の変数、即ち、ポ
ンプ108の粉体流量とポンプ110の粉体流量と空気
増幅器70のポート82へ供給される調整済空気圧の量
とを調整することができる。これらの3変数を調整する
ことによつて、各ガンが上記素地に吐出する粉体量と粉
体パターンとを正確に制御することができる。
ブース10の作用を以下に説明する。連続状の不織繊維
素地16はコンベア18によつてブース10に供給され
る。このコンベア18は300〜600フイート/分の
速度で素地16をブースに搬送することが好ましい。不
織繊維素地16がブース10を通過する際に、導管68
を介してガン14に供給された空気被搬送粉体がガン1
4から素地16に噴出される。このときの粉体の速度
は、粉体が高速移動中の素地に伴う空気流を貫通して素
地に浸透できるようにかなり高速度に選定されている。
ガン14には、増幅器70が設けられているので、粉体
はガンから均一にかつ、上記素地への浸透を可能にする
速度でもつて、吐出される。
接着剤粉体のしみ込んだ素地は、ブース10を通つた
後、コンベアによつて加熱ステーシヨン即ちオーブン1
04に移送される。このステーシヨン104において、
接着剤粉体は加熱されて溶融状態又は少なくともねばね
ばした状態になる。この後、この素地は従来の場合と同
様にローラーを通過して圧縮されると同時に素地の繊維
が固定され不織布となる。
円錐形デフレクタ90は、摩擦電荷が粉体に付かないよ
うに、導電性材料で構成することが好ましい。この摩擦
電荷は、もし粉体に印加されると、ガンから放出された
粉体のパターンを乱し、変化させてしまう。しかし、デ
フレクタ90を導電性材料で作り、かつ接地すると、ガ
ンからの吐出パターンは安定となり粉体に発生した摩擦
電荷の影響を受けないようになる。このデフレクタを接
地するにはデフレクタに接続される接地用リード線が、
吹付パターンを乱すことがないように、ガン14全体を
金属部材で構成しかつガンの胴部を接地するとよい。
第5図において、本発明の好適の実施例では各粉体ポン
プ108、110はこられに並列接続の予備ポンプ10
8′、110′によつて補助される。ライン105に対
してポンプ108と108′とを並列接続する接続路は
一対のライン112、114を有し、各ライン112、
114は公知のT字形接続部116を介してライン10
5に接続されている。同様に、ポンプ110、110′
はライン118、120を介してライン106に接続さ
れた出力部を共に有する。後述するように、ライン10
5、106は互いに独立にまたは一緒に、粉体を粉体ガ
ン供給導管68に供給する。
もし、ポンプ108からの粉体流出が何らかの理由で遮
断されたならば、制御回路125が手動的又は自動的に
作動して粉体の流出をポンプ108から予備ポンプ10
8′に切り換えることができる。この制御回路125は
ポンプ108、108′に関してのみ明示されている。
もし粉体ポンプ110からの粉体流出が一時的に遮断さ
れたならば、制御回路175と同一の制御回路が作動し
て粉体流出をポンプ110から予備ポンプ110′に切
換える。両制御回路は同一構成であるので、第5図には
粉体ポンプ108、108′用の制御回路125のみが
図示されているが、当然ポンプ110と予備ポンプ11
0′にも同一の制御回路が設けられている。
粉体ポンプ108、108′、110、110′はすべ
て公知のベンチユリ型粉体ポンプであり、このようなポ
ンプは例えば、本願の譲受人に譲渡された米国特許第3,
746,254号に開示されている。このような粉体ポンプは
通常2個の空気流入口を具備する。一方の入口は、いわ
ゆるフロー・インレツトと呼ばれるもので、粉体を引き
入れて、粉体をポンプから吐出ガンに移送する。他方の
空気流入口は、いわゆる噴霧用フローと呼ばれるもので
上記吐出ガンに供給される空気流中の空気流混合比と粉
体量とを制御する 電気式及び空気式の制御回路125は噴霧用空気をポン
プ108と108′に供給するもので、詳細に述べる
と、手動操作の調整器126と、電気的に作動される自
動圧力調整器128と、手動操作の閉止弁130と、公
知の四方ソレノイド作動弁132とを介してこのソレノ
イド作動弁132の作動状態に応じて、ポンプ108が
ポンプ108′のいずれかに噴霧用空気を供給する。こ
の四方弁132はソレノイド134に応じて2つの設定
状態をとる。この一方の状態では、噴霧用空気が空気ラ
イン136を介してポンプ108に接続され、他方の状
態では、噴霧用空気がライン138を介して予備ポンプ
108′に接続される。手動操作の調整弁126と電気
作動の圧力調整器弁128と手動操作の閉止弁130は
空気ライン140中に直列に接続され、またこの空気ラ
イン140は四方弁132の入力側に接続されている。
更に電気作動の圧力調整器弁128には手動操作の閉止
弁142が並列接続され、これによつて圧力調整器12
8が故障したとき、この電気作動弁128を手動的にバ
イパスすることができる。電気作動圧力調整器128と
手動操作閉止弁130との間のライン140中には、圧
力計144が設けられている。電気的圧力調整器128
は電子制御器146により制御される。この制御器14
6は、後に詳述するように四方弁132のソレノイド1
34も制御する。
空気ライン150を通る流量制御用空気は、公知の四方
ソレノイド作動弁152によつて択一的にポンプ108
と予備ポンプ108′とのいずれかに供給される。この
弁152は、自身のソレノイド158に状態によつて決
まる弁自身の設定状態に応じて、流量制御用空気を空気
ライン154を介してポンプ108に、又は、ライン1
56を介してポンプ108′に接続する。このソレノイ
ド158の状態即ち励磁状態か消磁状態かは、後に詳述
するように電子制御器146によつて制御される。ソレ
ノイド弁152に空気を供給する空気ライン150には
直列接続の手動操作圧力調整器160と、電気作動の圧
力調整器162と、手動操作の閉止弁164とが設けら
れている。更に、電気作動圧力調整器162には手動操
作の閉止弁166が並列に接続されている。この手動操
作閉止弁166によつて電気作動圧力調整器162は、
故障時に完全にバイパスされる。
空気被搬送粉体は択一的にポンプ108又は予備ポンプ
108′から夫々ライン112又は114を通つて導管
105に流出し、この導管105から導管68を介し
て、ガン14に流れる。これと同時に、圧力調整された
空気が空気ライン170を通つてガン14の空気流増幅
器70に供給される。このライン170には手動操作の
圧力調整器172と電気作動の圧力調整器174とが設
けられている。この電気作動調整器174には手動操作
のバイパス弁176が並列接続されているので、この調
整器174は故障時に、閉止弁176によつて完全にバ
イパスされる。この電気作動の調整器即ち、いわゆる自
動調整器174はリード線178を介して制御器146
からの電気信号によつて制御される。
粉体ライン105と106の各々には粉体流量測定用変
換器180、182が設けられている。これらの変換器
は微粒子状材料流路内に挿入可能な市販の微粒子流量測
定装置であつて、上記流路内を流動する微粒子材料の量
をモニターする。好適の実施例では、変換器180、1
82としてはマサチユーセツツ州ダンバース(Danver
s)のAuburn International社製の2400型摩擦流ス
イツチ(Model No.2400 Triboflow Switches)が
望ましい。これらの変換器の原理はライン105、10
6内の金属プローブ即ち探針を通過する微粒子の摩擦を
測定するものであり、電荷が移動微粒子から上記プロー
ブに移る。この測定された電荷即ち信号は予め設定され
た基準値と比較され、この信号が所定値以上のとき、接
点が閉成され警告を発して、後に詳述するように適正化
動作が開始される。
第5図の制御回路の作用を以下に説明する。増幅器70
への空気流量を粉体ポンプ108へのライン140、1
50中の空気流量とをすべて調節して、ガン14からの
粉体流パターンをコンベア18のスピードに対して望ま
しいパターンにする。このガン14からの粉体流パター
ンを所望のものとするための制御回路125の設定法は
以下の通りである。即ち、電気制御式圧力調整器128
を不作動状態とする一方、この圧力調整器128に並列
の手動操作バイパス弁142を完全に開放する。同様
に、不作動状態の圧力調整器162に並列のバイパス弁
166を完全に開放し、かつ不作動状態の電気作動式圧
力調整器174の並列の手動操作バイパス弁176を完
全に開放する。空気流が粉体ポンプ108に流れるよう
にソレノイド作動弁132と152を手動設定する。そ
れから、手動調節可能な圧力調整器126、160、1
72を、粉体ガン14からの粉体流パターンが所望のも
のとなるように、調節する。その後、粉体流パターンが
この時のコンベアの速度に対して所望のものとなつた時
のライン140、150、170の圧力を知る為に、圧
力計144、190、192の指示圧力を読む。それか
ら手動操作圧力調整器126、160、172を全開
し、かつバイパス弁142、166、176を閉止し
て、電気作動圧力調整器128、162、174を調節
しライン140、150、170のゲージ圧を上記と同
一にする。電気作動調整器128、162、174を適
当に調節して上記と同一ゲージ圧にした時、この時のコ
ンベア速度に対するこれらの調整器の設定を制御器14
6にプログラムする。このような操作を続けて、コンベ
ア18の種々の速度に対して、電気作動調整器128、
162、174についての同様の設定を行う。
コンベア18の各速度に対して、電気作動圧力調整器1
28、162、174の圧力設定を入力することによつ
て制御器146をプログラムし終わると、このシステム
は作動準備完了状態となり粉体ポンプ108、110は
一緒に粉体を粉体ガン14に供給できる。コンベアオン
・オフ信号を制御器146に供給すると、このシステム
はスタートする。この信号によつて、コンベア18はプ
ログラムされた速度で移動を開始し、これと同時にこの
コンベア速度に対してプログラムされた空気圧の空気流
がライン140、150、170を流れ始める。この結
果、粉体流がポンプ108、110からガン14に流れ
る。
変換器180は、粉体流が変換器180の設定閾値以下
に低下したことを検出すると、リード線181を介して
制御器146に信号を送出する。この信号によつて、制
御器146は四方ソレノイド作動弁132と152の設
定状態を切換えて弁132と152からの空気流を夫々
ライン138と156を介して予備ポンプ108′に導
く。この結果、ポンプ108は休止され、ポンプ10
8′が始動する。同時に制御器146から予備警告信号
が発生し、ポンプ108のランプ122が点灯してポン
プ108の故障の為に粉体流が、このポンプ108から
流出しなくなつていることを操作者に告知する。予備ポ
ンプ108′の始動の間、変換器180から制御器14
6への入力は自動的に遅延され、この遅延の間は、制御
器146は制御回路125を切換えない。この所定の遅
延は10秒程度のオーダーでよく、この遅延後、もし粉
体流が変換器の設定閾値以下に低下したことが、変換器
180によつて検出されたならば、変換器はこの状態の
制御器146に信号を再び送る。これによつてコンベア
18が停止しかつポンプ108′のランプ信号123が
点灯すると共に、システム警告信号が発生する。それか
らこの状態が直されるまで、制御システムとコンベアは
停止されたままとなる。この状態が直されると、操作者
は警告取消信号と、リセツト信号とを制御器に入力す
る。これらの入力信号によつて、ポンプ108が作動し
ポンプ108′が不作動となるようにシステムが再始動
し、このような状態は変換器180が新たに警告信号を
発生するまで続けられる。
電気作動圧力調整器128、162、174を制御する
第5図の制御回路は、開ループ型回路として図示した
が、上記調整器を更に高精度に制御しようとする場合に
は、従来の開ループ型調整器の代りに、フイールドバツ
ク閉ループ型調整器を使用できることは言うまでもな
い。
以上は、本発明の粉体吹付方法及びその装置は、空気流
増幅器を付設した粉体吹付ガンを有し、現時点で好適の
実施例では不織布基材に固体粉体接着剤を吹付可能なも
のとして説明したが、もちろん本発明の方法及び装置は
粉体接着剤以外の粉体材、例えば粉体吸収材などを、不
織布やほとんどいかなる基材に吹き付けるのにも使用で
きる。特に、本発明のガンは、このガンからの粉体にか
なりの速度、例えば移動基材の周囲の空気流を通過でき
るような速度を、付与することが必要な粉体吹付分野に
も適用できる。更にガン粉体に静電荷を印加せずに粉体
を吹き付けるものとして説明したが、本発明はわずかな
変更によつて静電式粉体吹付ガンにも使用できること
は、当業者には明らかであろう。従つて、本発明は特許
請求の範囲以外によつて何ら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を含む粉体吹付ブースを示す斜視図、 第2図は第1図のブースの下部を示す断面図、 第3図は第1図のブースに使用された粉体吹付ガンを一
部断面で示した側面図、 第4図は第3図の4−4線に沿つた断面図、 第5図は本発明の実施に使用される粉体流制御を示す線
図である。 10……ブース、14……吹付ガン、 16……素地、18……コンベア、 60……胴部、62……入口部、 64……放出端、68……ノズル、 70……増幅器、90……デフレクタ、 108……ポンプ、108′……予備ポンプ、 110……ポンプ、110′……予備ポンプ、 146……制御器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体微粒子状粉体材料を広い素地に吹き付
    ける方法であって、 基材からなる前記素地をコンベアに載せて移送する工程
    と、 前記固体微粒子状粉体材料を空気流に乗せて粉体吹付ガ
    ンへ移送する工程と、 前記空気流に乗せられた前記固体微粒子状粉体材料(空
    気被搬送粉体)が前記粉体吹付ガンからでる前に、前記
    空気被搬送粉体に高速の空気流を衝突させるために前記
    空気被搬送粉体を前記粉体吹付ガン内に設けられた空気
    流増幅器を通過させる工程と、 前記固体微粒子状粉体材料を前記粉体吹付ガンから前記
    コンベアで移送される前記素地の上に吹き付ける工程と
    からなることを特徴とする吹付方法。
  2. 【請求項2】前記空気被搬送粉体は、前記粉体吹付ガン
    から吹き付けられている進路の途中で発散面上を通過す
    ることにより分散されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の吹付方法。
  3. 【請求項3】コンベアで移送される素地材料へ微粒子状
    粉体を塗布するための粉体吹付システムであって、 側壁と底壁とにより少なくとも一部分が形成されている
    吹付室を有する粉体吹付ブースと、 前記側壁のうちの少なくとも2つの側壁に設けられた開
    口と、 素地材料を載せて前記粉体吹付ブースを通して移送する
    ように、前記側壁に設けられた前記開口を通って移動す
    る水平コンベアと、 前記粉体吹付ブースの前記底壁の下方に配置された粉体
    回収室を含む粉体回収手段と、 前記水平コンベアの上方に配置され、前記素地材料の上
    面の上に下向きに固体微粒子状粉体を吹き付けるための
    少なくとも1つの粉体吹付ガンとからなり、 前記粉体吹付ガンは、 入口端部と放出端部とを有する管状胴部と、 前記入口端部を空気流に乗せられた粉体(空気被搬送粉
    体)の供給源へ接続する手段と、 前記管状胴部の前記放出端部に設けられたノズルと、 前記管状胴部に接続された空気流増幅手段とからなり、 前記空気流増幅手段は、周囲空気を前記空気流増幅手段
    内へ引き込んで、前記空気被搬送粉体が前記粉体吹付ガ
    ン内を通る進路の途中で、前記空気被搬送粉体に高速の
    空気流を衝突させることを特徴とする粉体吹付システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記粉体吹付システムは、更に、 前記粉体吹付ガンの前記管状胴部の前記放出端部に近接
    して設けられた粉体分散デフレクタを含み、 前記粉体分散デフレクタは、発散表面を有し、前記空気
    被搬送粉体が前記粉体吹付ガンから放出される進路の途
    中で前記発散表面上を通過させられることにより、前記
    固体微粒子状粉体の広いパターンをつくることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項に記載の粉体吹付システム。
  5. 【請求項5】前記粉体吹付システムは、更に、 前記粉体吹付ガンへ空気被搬送粉体を供給するための第
    1粉体ポンプを含む第1供給手段と、 前記第1供給手段が故障した場合に、前記粉体吹付ガン
    へ空気被搬送粉体を供給するための予備ポンプを含む第
    2供給手段と、 前記第1供給手段が故障したことを検出することに応答
    して、前記粉体吹付ガンへの粉体の供給を前記第1供給
    手段から前記第2供給手段へ換える制御手段とを含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の粉体吹付
    システム。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記第1供給手段から前
    記粉体吹付ガンへの粉体の流量の減少を検出するための
    変換器を含むことを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載の粉体吹付システム。
  7. 【請求項7】固体微粒子状粉体を対象基材へ塗布するた
    めの粉体吹付システムであって、 固体微粒子状粉体を前記対象基材の上へ吹き付けるため
    の少なくとも1つの粉体吹付ガンと、 前記粉体吹付ガンへ空気流に乗せられた粉体(空気被搬
    送粉体)を供給するための第1粉体ポンプを含む第1供
    給手段と、 前記第1供給手段が故障した場合に、前記粉体吹付ガン
    へ空気被搬送粉体を供給するための予備ポンプを含む第
    2供給手段と、 前記第1供給手段が故障したことを検出することに応答
    して、前記粉体吹付ガンへの粉体の供給を前記第1供給
    手段から前記第2供給手段へ換える制御手段とを含むこ
    とを特徴とする粉体吹付システム。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記第1供給手段から前
    記粉体吹付ガンへの粉体の流量の減少を検出するための
    変換器を含むことを特徴とする特許請求の範囲第7項に
    記載の粉体吹付システム。
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