JPH0616870B2 - 粉体吹付ガン及び粉体吹付方法 - Google Patents

粉体吹付ガン及び粉体吹付方法

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JPH0616870B2
JPH0616870B2 JP60015614A JP1561485A JPH0616870B2 JP H0616870 B2 JPH0616870 B2 JP H0616870B2 JP 60015614 A JP60015614 A JP 60015614A JP 1561485 A JP1561485 A JP 1561485A JP H0616870 B2 JPH0616870 B2 JP H0616870B2
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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    • B05B7/1486Spray pistols or apparatus for discharging particulate material for spraying particulate material in dry state
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固体微粒子状粉体材の吹き付けに係り特に固
体微粒子状粉体材の吹付方法及び吹付装置の改良に関す
る。
本発明の改良粉体吹付ガンに対する必要性は不織繊維の
ウエブ(Web)即ち素地に粉体接着剤を塗布することに
関連して見出された。これまでの不織布の製法は、目の
荒い繊維からなる幅広の素地に液体接着剤を吹き付け、
その後、この液体接着剤を含有した荒目繊維製素地を圧
縮ローラーに通して、上記素地を圧縮し繊維を互に接着
固着するものであつた。この荒目繊維素地の厚さは、一
般に接着剤の塗布時には1/4〜1/2インチであり、圧縮後
には0.005〜0.06インチになる。
不織布としての望ましい特性は、引張強度が大きいこと
はもちろん感触が柔らかくふわふわしていることであ
る。ところが、一般に材料の引張強度が大きくなればな
る程、引張強度を付与する接着剤が多量に必要となると
共に不織布の柔軟性がますます失われてしまう。換言す
ると、不織布の柔軟性は、液体接着剤の塗布量と不織布
の引張強度とに反比例する。このような特性は、不織布
の引張強度を充分大きくするには荒目繊維の素地に接着
剤を完全に浸透させねばならないことに多少なりとも起
因している。従つて、充分な引張強度を得るには素地を
充分な量の接着剤で濡さねばならないが、しかしこの方
法では不織布の柔軟性は損われてしまう。
柔軟でかつかなりの引張強度を有する不織布を得る為
に、従来用いられていた液体接着剤の代りに粉体接着剤
を用いる努力がなされてきている。このような試みの一
つは粉体接着剤をスロツト付ホツパーによつて測り、こ
のホツパーにおいて回転式螺旋錐即ちオーガーを介して
散布するものであつた。こうして粉体を含有した不織繊
維素地は、その後加熱され、接着剤粉体を溶融してロー
ラーを通して圧縮し接着する。しかし一般に、このスロ
ツト付散布機は多くの場合満足のいくものではなかつ
た。というのは、この散布機では、不織繊維マットの表
面に粉体を均一に分布することができずかつ広い面積に
均一に分布される非常に少量の粉体を供給することがで
きなかつたからである。多くの場合、不織素地の表面に
均一に散布するのに要する粉体接着剤の量は、1〜12
g/m2 程度の少量である。更にスロツト付散布機に供給
された螺旋錐からの粉体は素地に充分には浸透しないの
で、粉体接着剤がその後に溶融され、素地が圧縮ローラ
を通つても不織布の引張強度は充分ではなかつた。
不織布の繊維を接着するのにこれまで用いていた液体接
着剤の代りに粉体接着剤を用いようとする別の試みは回
転ローラーの表面に粉体を塗布し、このローラーの表面
に電荷を印加することによつてローラーから粉体を散布
するものであつた。この粉体は、このローラーの電荷に
反発して、ローラーからこのローラーの下を通る不織繊
維素地の表面に移る。しかしこの試みも満足のいくもの
ではなかつた。というのは、この方法では少量の粉体を
広い領域に均一に散布することができない、即ち1〜1
2g/m2の粉体を不織繊維素地の表面に均一に分布させ
ることができない。更に電荷を利用して回転ローラーか
ら粉体を散布するので、粉体に充分な速度を付与できず
粉体が不織繊維素地に充分浸透しなかつた。この結果、
不織布は、所望の引張強度が得られなかつた。
粉体接着剤を不織繊維素地にうまく塗布する器具の開発
において、粉体を不織繊維素地に吹き付ける即ちスプレ
ーすることが提案された。しかし、従来の唯一の吹付器
具は広い素地に粉体接着剤を均一に分布できないか又は
吹織繊維素地に粉体を充分に浸透できなかつた。そこで
不織繊維素地に粉体接着剤を吹き付ける為に粉体塗布用
器具を新たに開発することが必要となつた。
そこで本発明の目的は、荒目不織繊維材の幅広素地に粉
体材料を、均一分布パターンを形成するように塗布しか
つ同時に上記素地に粉体を充分に浸透させる新規な装置
即ち粉体吹付ガンを提供することである。
粉体吹付ガンは公知であるが、従来の粉体吹付ガンを上
述の分野に最初に使用した時、ガンの吹付パターンが極
めて狭くまた多数のガンを使用するとガンの吹付パター
ンがオーバーラツプし、吹付縞が付きがちであることが
分つた。このため、不織布には硬い場所が生じた。これ
に加えて、粉体は不織繊維素地の上表面に存在しがち
で、素地の中に浸透せず、必要な引張強度が得られなか
つた。そこで、本発明の別の目的は、吹付パターンが広
くかつ均一となり、ベース材料からなる幅広素地を接着
剤で均一にカバーすると同時に粉体に充分な速度を付与
してこの粉体を上記素地に充分に浸透させる粉体吹付ガ
ンを提供することであつた。
本発明の粉体吹付ガンは、上述の均一分布問題と浸透問
題との両方を解決するもので、粉体吹付ガンの入力端に
空気増幅器を使用する。この増幅器は、粉体が布に充分
浸透するように、ガンを通る粉体流の速度をかなり高速
化する。更に、このような空気増幅器をガンと組合せて
使用しかつガンの放出端近傍に大きな円錐体を配置した
場合には、ガンから放出されたかなり高速度の粉体は上
記円錐体の発散面即ち末広面によつて広い領域に散布さ
れると共に比較的少量の粉体でも広い領域に均一に分布
される。
また、ガンからの粉体パターンが時間と共に変化しがち
であると言つた別の問題もあつた。即ち塗布パターンが
繊維素地表面に良好に分布されるとしても、長時間にわ
たつてパターンは変化し、縞が発生してしまつていた。
この問題は、ガンから放出された粉体に摩擦電荷が蓄積
されることが少なくともその一因であることが分つた。
このような摩擦電荷の蓄積は、ガンからの粉体を散布さ
せる円錐体として接地した導電性金属製円錐体を用いる
ことによつて回避され、吹付パターンは時間経過に無関
係に不変となつた。従つて、本発明の1つの実施例にお
ける粉体吹付ガンは接地された導電性金属から構成され
ている。
本願発明の第1の利点は、例えば1〜12g/m2のよう
なかなり少量の固体微粒子状粉体材料を広範囲かつ均一
に塗布できることである。また本発明はガンから放出さ
れた粉体の摩擦電荷を除去若しくは低減したので、長時
間にわたつて吹付材料の塗布パターンを良好な状態に保
持できる利点もある。
また、本発明に係る粉体吹付ガンは、粉体吹付ガンから
放出される粉体に充分な速度を付与するので、この粉体
を対象基材に浸透させることができるし、また、ガンを
内蔵する粉体吹付ブースを高速度で貫通移動する対象基
材を取り囲む空気流に対して粉体を貫通させることがで
きる。好適の実施例にあつては対象基材は300〜60
0フイート/分の速度で移動するため、この基材の高速
移動に伴いかなり強い空気流が発生する。もし本発明の
粉体吹付ガンに空気流増幅器を付設しないと、ガンから
吹き付けられる粉体は、上記空気流を貫通できるような
速度とならず、このため塗布された粉体分布は空気流に
よつて大幅に乱され、ガンから放出された粉体の均一な
分布が損なわれてしまう。
本発明の上述の目的や利点及びその他の目的や利点は、
図面を参照した以下の説明から更に明らかになるであろ
う。
第1図及び第2図においても、本願の新規な粉体吹付ガ
ン14は、いずれも粉体吹付ブース10内に収容され、
このブース10にはその下部に粉体回収システム12が
設けられている。ブース10内では、不織布材料の素地
16が、エンドレス・コンベア18の上面に載置されて
搬送される際に、この素地16に固体微粒子粉体材がガ
ン14から吹き付けられる。このコンベア18として
は、300〜600フイート/分の速度で上記素地16
をブース10を横切つて搬送する連続・有孔スクリーン
を用いることが好ましい。
ブース10は、4個の側壁20a、20b、20c、2
0dと1個の底壁21とを有する。この底壁21は2つ
の部分22と24に分割され、これらの部分22、24
はブース10の対向側壁20bと20dとの間に延在し
ている。一方の部分24は、無孔であり、ブースの中心
から側壁20aの方へ約30゜の角度で上昇するように
傾斜している。他方の部分22はスクリーンを含み、こ
のスクリーンはブース10の側壁20bと20dとの間
に延在し、ブース中心から側壁20cの方へ約20゜の
角度で上昇傾斜している。スクリーン22の下方には粉
体回収室26が存在し、この室26において、ブース1
0からの過剰吹付粉体即ちオーバースプレー粉体がスク
リーン22を通過した後に収集される。
コンベア18はブース10の対向側壁20aと20cの
各開口30を貫通する。これらの開口30は幅がコンベ
ア18のベルト32の幅よりもわずかに大きく、かつ鉛
直方向の長さ即ち高さがコンベア18の高さよりもわず
かに大きい。こうして、コンベアのまわりの開口は後述
するように空気をブース内に吸い込み過剰吹付粉体をブ
ース内に閉じ込めることができる。
過剰吹付粉体は重力によつて落下するか、または吸引空
気流によつて吸い込まれて、有孔コンベア18を貫通し
たりそのまわりから下降しさらにスクリーン22を貫通
してブース10内部から回収室26に入る。回収室26
は鉛直壁36によつて2つの部分に分割されており、ま
たこの鉛直壁36はベース10の底壁21から下方に延
在し、この壁36の下端38は、収集ホツパー34の上
端から上方に離間している。更に、回収室26の鉛直外
壁42と鉛直壁36との間には水平壁40が延在してい
る。鉛直壁36と協働するこの水平壁40と、回収室の
外壁42と、ブースの底壁24とは清浄空気室44を形
成する。水平壁40には開口が複数個穿設され、これら
の開口にはフイルタ若しくはフイルタカートリツジ46
が取り付けられている。真空フアン48は導管50を介
して清浄空気室44に接続されている。このフアン48
は空気をブース10からコンベア18とスクリーン22
とを介して下方の粉体収集室26に吸い込む。この空気
流は、鉛直壁36の下方を通つて上昇し、各フイルタ4
6と、水平壁40の各開口とを夫々通過し、清浄空気室
44に入り、次いで導管50を介して、フアン48に至
る。この空気流によつて過剰吹付粉体がブース10から
下方に吸引されて回収室26に入る。この回収室26に
入つた粉体の大部分は重力によつて収集ホツパー34内
に落下する。粉体のうち非常に軽いものは、フイルタカ
ートリツジの外表面に積もる。この蓄積した粉体はよく
知られているように極く短時間逆向きの空気流を噴出す
ることによつて周期的に取り除かれる。
収集ホツパー34に集められた粉体は、一般に、図示な
きベンチユリポンプによつて収集ホツパーからくみ上げ
られ、供給用ホツパーに送られてガン14に循環され
る。もし、粉体が繊維素地16の繊維によつて非常に汚
染されている場合には、過剰吹付粉体34を上記供給ホ
ツパーに直接循環させることはできず、循環前にまず繊
維素地16からの汚染物を集め除去しなければならな
い。
本実施例にあつては、ブース10内には粉体吹付ガンが
6個収納されている。ガンの個数は、素地16への粉体
の塗布量の関数であることはもちろん、素地16の幅の
関数でもある。
第3図と第4図に明示したように、各ガン14は、鉛直
方向に向いた円筒胴部60を含み、この胴部60は入口
端62と、放出端64とを有する。ノズル66はこの胴
部60の放出端64に嵌合している。後に詳述するよう
に、このノズル66は円錐形状のデフレクタ即ち偏向器
90を支持し、このデフレクタ90はガンのノズル66
から吊り下げられている。空気流によつて搬送される粉
体(空気被搬送粉体)は粉体吹付導管68を介してガン
の入口端部に供給される。これらの導管68は空気流増
幅器70の入口端に通じており、これらの増幅器70
は、胴部60の入口端に固着している。各空気流増幅器
70は中央ノズルを有し、この中央ノズル内には、軸方
向中央孔72が存在し、この孔72は胴部60の孔と共
軸となるように整合している。更に、各増幅器70は環
状の空気流室74を有し、この室74は環状オリフイス
76によつて孔72に接続されている。環状縁部78は
内方にオリフイス76の背後まで延びていると共に、前
方に傾斜した面79を有し、この前方傾斜面79はオリ
フイス76からの空気流を前方向に偏向させる。圧縮空
気は増幅器70の孔82を介して環状室74に供給され
る。なお、この圧縮空気は、第1図に示すように空気圧
源84から圧力調整器86を介して孔82に供給され
る。一般に圧縮空気は10〜60ポンド/平方インチ
(psi)のオーダの圧力で増幅器70に供給される。
ガン14の作用を以下に説明する。空気被搬送粉体は導
管68を介して増幅器70の入口端に供給される。導管
68の終端と増幅器70の入口との間にはかなりの間隙
87が存在し、この間隙87を通つて、周囲の空気が吸
い込まれ増幅器70の入口端に流入する。増幅器70へ
の圧縮空気は孔82を通つて、増幅器の孔即ちのど部7
2を取り囲む環状室74に供給され、その後、非常に速
い流速で環状オリフイス76を通過している間に、圧縮
空気はオリフイス76の背後側の縁部78によつてガン
の出口即ち放出端の方へ向きを変える。この高速空気
は、ガンの孔即ちのど部72内の粉体搬送用空気に衝突
して、この粉体搬送用空気を加速して、前方のガン胴部
60に送る。同時に、補助的な周囲空気が、増幅器70
の入口端と導管68の放出端との間ののど部即ち間隙8
7を通つてガンの中に吸い込まれる。
ガンからの粉体噴出パターンを幅広くするために、円錐
形状デフレクタ90がステム92を介してガンのノズル
66から吊り下げられており、このステム92の上端は
横棒94の所に至り、この横棒94はノズル66によつ
て胴部60の放出端に固着されている。横棒94の形状
はほぼ長方形であるので、棒94の対向側面には、大き
な流路面積の通路96、98が形成される。粉体は、棒
94の周囲を通過した後、ノズル66のオリフイス10
0を通つてガンから流出する。この後、粉体はノズルか
ら垂下した円錐形デフレクタ90の発散面即ち末広面1
02と衝突する。このデフレクタ90によつて、かなり
高速度の粉体は広い領域に吐出される。実際には、圧力
調整器86から増幅器70までの空気の圧力を変化させ
るだけで、ガンから散布された粉体のパターンの直径
を、18〜60インチのいずれの値にも自由に変えるこ
とができる。これは粉体吹付ガンからの吹付パターンを
変化させる方法としては、非常に簡単なものである。
第1図と第3図において、2個の粉体入力部105、1
06が粉体導管68に接続され、各入力部105、10
6には、独立に調節可能な粉体ポンプ108、110か
ら空気被搬送粉体が夫々供給される。簡単なポンプによ
つて導管68に供給された粉体の量を変えかつ異なる大
きさと容量の粉体ポンプの使用によつて投入量の幅を変
えることは可能であるが、独立に調節可能な粉体ポンプ
を2個使用すれば、導管68への粉体投入量をもつと広
範囲に調節できることが分つた。このように導管68へ
の投入量を広範囲に変えることができかつ各粉体ポンプ
を別個に調節できれば、このシステムは単一ポンプでは
不可能な種々の分野に使用可能となる。換言すると、導
管68への供給用粉体ポンプとして2個の流量可変式ポ
ンプを用いると、このシステムの3個の変数、即ち、ポ
ンプ108の粉体流量とポンプ110の粉体流量と空気
増幅器70のポート82へ供給される調整済空気圧の量
とを調整することができる。これらの3変数を調整する
ことによつて、各ガンが上記素地に吐出する粉体量と粉
体パターンとを正確に制御することができる。
ブース10の作用を以下に説明する。連続状の不織繊維
素地16はコンベア18によつてブース10に供給され
る。このコンベア18は300〜600フイート/分の
速度で素地16をブースに搬送することが好ましい。不
織繊維素地16がブース10を通過する際に、導管68
を介してガン14に供給された空気被搬送粉体がガン1
4から素地16に噴出される。このときの粉体の速度
は、粉体が高速移動中の素地に伴う空気流を貫通して素
地に浸透できるようにかなり高速度に選定されている。
ガン14には、増幅器70が設けられているので、粉体
はガンから均一にかつ、上記素地への浸透を可能にする
速度でもつて、吐出される。
接着剤粉体のしみ込んだ素地は、ブース10を通つた
後、コンベアによつて加熱ステーシヨン即ちオーブン1
04に移送される。このステーシヨン104において、
接着剤は加熱されて溶融状態又は少なくともねばねばし
た状態になる。この後、この素地は従来の場合と同様に
ローラーを通過して圧縮されると同時に素地の繊維が固
定され不織布となる。
実際には、円錐形デフレクタ90は、摩擦電荷が粉体に
付かないように、導電性材料で構成することが好まし
い。この摩擦電荷は、もし粉体に印加されると、ガンか
ら放出された粉体のパターンを乱し、変化させてしま
う。しかしデフレクタ90を導電性材料で作りかつ接地
するとガンからの吐出パターンは安定となり粉体に発生
した摩擦電荷の影響を受けないようになる。このデフレ
クタを接地するにはデフレクタに接続される接地用リー
ド線が、吹付パターンを乱すことがないように、ガン1
4全体を金属部材で構成しかつガンの胴部を接地すると
よい。
以上では、本発明の粉体吹付方法及びその装置は、空気
流増幅器を付設した粉体吹付ガンを有し、不織布基在に
固体粉体接着剤を吹付可能なものとして説明したが、も
ちろん本発明の方法及び装置は粉体接着剤以外の粉体
材、例えば粉体吸収剤などを、不織布やその他の基剤に
吹き付けるのにも使用できる。特に、本発明のガンは、
このガンからの粉体にかなりの速度、例えば移動基材の
周囲の空気流を通過できるような速度を、付与すること
が必要な粉体吹付分野にも適用できる。更にガンは粉体
に静電荷を印加せずに粉体を吹き付けるものとして説明
したが、本発明はわずかな変更によつて静電式粉体吹付
ガンにも使用できることは、当業者には明らかであろ
う。従つて、本発明は特許請求の範囲以外によつて何ら
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を含む粉体吹付ブースを示す斜視図、 第2図は第1図のブースの下部を示す断面図、 第3図は第1図のブースに使用された粉体吹付ガンを一
部断面で示した側面図、 第4図は第3図の4−4線に沿つた断面図である。 10……ブース、14……吹付ガン、 16……素地、18……コンベア、 60……胴部、62……入口部、 64……放出端、66……ノズル、 70……増幅器、90……デフレクタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心軸を持つ胴部とこの胴部の放出端に位
    置するノズルとを具備する粉体吹付ガンから固体微粒子
    状材料を吹き付ける吹付方法であって、 上記固体微粒子状粉体を空気流で搬送して上記ガンの上
    記胴部へ移送するステップと、 上記胴部の中心軸に平行な中心軸を有し上記吹付ガンに
    設けられた空気流増幅器を貫通するように、上記空気流
    で搬送される粉体(空気被搬送粉体)を軸方向に進行さ
    せるステップと、 上記空気流増幅器に圧縮空気を供給するステップと、 上記増幅器の中心軸にほぼ平行に向けられた上記圧縮空
    気の高速流を上記空気被搬送粉体に衝突させて上記固体
    微粒子状材料の軸方向速度を増速するステップと、 を具備することを特徴とする吹付方法。
  2. 【請求項2】発散表面に上記空気被搬送粉体を送って上
    記ガンノズルから吹き付けられるパターンの幅を広げる
    ステップを更に具備することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の吹付方法。
  3. 【請求項3】上記空気流増幅器の上記圧縮空気の圧力を
    変化させて上記ガンからの吹付パターンの幅を変えるス
    テップを更に具備することを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の吹付方法。
  4. 【請求項4】空気流によって搬送される固体微粒子状粉
    体材料を吹き付ける粉体吹付ガンであって、 入口端と放出端とを有する管状胴部と、 空気流で搬送される粉体の供給源(空気被搬送粉体源)
    に上記入口端を接続する手段と、 上記胴部の放出端に設けられたノズルと、 上記胴部に接続された空気流増幅器手段と、 を具備し、上記空気流増幅器手段は、上記ガンを通過中
    の上記空気被搬送粉体に、高速空気流を衝突させること
    を特徴とする粉体吹付ガン。
  5. 【請求項5】上記空気流増幅器手段は、 軸方向において、上記胴部に軸方向に整合した中央孔を
    有すると共に上記空気被搬送粉体源に接続された入口と
    上記胴部に開口した出口とを有する増幅器ノズルと、 上記増幅器ノズルを取り囲む環状空気室と、 上記環状空気室内に通ずる空気入口部と、 上記空気入口部を圧縮空気源に接続する手段と、 上記環状空気室を上記増幅器ノズルの上記中央孔に接続
    する環状オリフィスと、 を具備することを特徴とする特許請求の範囲第4項に記
    載の粉体吹付ガン。
  6. 【請求項6】上記空気流増幅器手段は上記環状オリフィ
    スを取り囲む環状縁部を有し、上記環状縁部は上記環状
    オリフィスから放出される空気を上記環状胴部の上記放
    出端へ偏向させるように作動することを特徴とする特許
    請求の範囲第5項に記載の粉体吹付ガン。
  7. 【請求項7】空気被搬送固体微粒子状粉体材を吹き付け
    る粉体吹付ガンにおいて、 入口端と放出端とを有する管状胴部と、 上記入口端を空気被搬送粉体源に接続する手段と、 上記胴部の上記放出端に設けられたノズルと、 上記胴部に接続された空気流増幅器手段と、 を具備し、上記空気流増幅器手段は周囲の空気を上記空
    気流増幅器手段内に吸い込み、かつ上記ガンを通過中の
    上記空気被搬送粉体に高速の圧縮空気流を衝突させるこ
    とを特徴とする粉体吹付ガン。
  8. 【請求項8】上記ガンは上記胴部の放出端の近傍に位置
    する粉体散布用デフレクタを更に具備し、上記デフレク
    タは発散面を有し、上記空気被搬送粉体は、上記ガンか
    ら放出された際に上記発散面上を進行して上記粉体の散
    布パターンを拡大することを特徴とする特許請求の範囲
    第7項に記載の粉体吹付ガン。
  9. 【請求項9】上記ガンは、圧縮空気を上記空気流増幅器
    に供給する手段と、上記空気流増幅器に供給された空気
    の圧力を変化させて、上記ガンの上記ノズルから吹き付
    けられる粉体のパターンを変える手段とを更に具備する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の粉体吹
    付ガン。
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