JPH0659321B2 - 低周波治療器の導子 - Google Patents

低周波治療器の導子

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JPH0659321B2
JPH0659321B2 JP16762390A JP16762390A JPH0659321B2 JP H0659321 B2 JPH0659321 B2 JP H0659321B2 JP 16762390 A JP16762390 A JP 16762390A JP 16762390 A JP16762390 A JP 16762390A JP H0659321 B2 JPH0659321 B2 JP H0659321B2
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JP
Japan
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mounting hole
electrode
case
main body
insulating sheet
Prior art date
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JP16762390A
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JPH0454972A (ja
Inventor
伸之 牛尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、人体の筋肉に電気的刺激を与えることによ
り、その部分の筋肉の萎縮を解きほぐす低周波治療器の
導子に関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、株式会社東芝から市販されているEPM
−60型低周波治療器の導子の構造の概略を第4図に基
づいて説明する。
51は本体ケース、52は本体ケース51に内蔵され、
電化的刺激パルスを発生するための低周波発振回路基
板、53は前記本体ケース51の下面に、接着、カシメ
等の方法で固定された電極シート、54は電極シート5
3と前記基板52とを電気的に接続するためのピン、5
5は前記電極シート53の面を患部に貼着するための導
電性粘着パッドである。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、電極シート53が本体ケース51に
一体的に固定されているために、粘着パッド55を介し
て患部に貼っても、曲線部の多い人体にはピッタリと沿
わず、治療効果が低下する問題がある。また、電極シー
ト53を本体ケース51に接着したり、かしめたりする
のは、作業性が悪く、修理時の分解も困難である。
本発明は、低周波治療器に導子の改良に関し、斯かる問
題点を解消するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の低周波治療器の導子は、下面開放型の上ケース
と上面開放型の下ケースとを、その開口部同士を合わせ
て止めることにより構成された本体ケースと、前記下ケ
ースの底面に設けられた取り付け孔と、可撓性を有する
絶縁シートと、この絶縁シートに設けられ、前記取り付
け孔内に下方から挿入される筒体と、この筒体の上端に
設けられ、筒体を前記取り付け孔内に挿入した時に前記
取り付け孔の上縁部に係止して抜け止めとなる鍔部と、
前記筒体の内面を含む前記絶縁シートの下面に止着され
た導電性シートと、前記筒体を取り付け孔内に挿入した
状態で、前記筒体内に上方から挿入され、且つ前記筒体
の内面において前記導電シートと接触する導電性の電極
体と、この電極体に設けられ、電極体を所定量挿入した
時に前記筒体の上端部に当接する当接部と、電気的刺激
信号を発生するための回路を実装し、前記本体ケース内
において前記電極体と電気的に接続された基板とを具備
したものである。
(ホ) 作用 即ち、導電シート及び絶縁シートが、本体ケースと筒体
部を介して接続されているだけなので、人体の曲面部に
もよく撓んで適合する。
また、取り付け孔に筒体を挿入し、更に、電極体を挿入
するだけで、電極シートの取り付けが完了する。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1は送信器(図示しない)からの電波を受信して作動す
る一対の導子であり、電池電源を内蔵するか、受信回路
を内蔵するかの違いだけで、形状は同じである。
以下、この導子1の構造を説明する。
2はABS樹脂で形成された本体ケースであり、下面開
放形の上ケース3と上面開放型の下ケース4とを、互い
にその開口端同士を合わせることにより中空状に構成さ
れている。前記本体ケース2はほぼ正方形の収容部5と
この収容部5の1コーナーから突出された筒状の導出部
6とから構成されている。7は前記収容部5内に配設さ
れた基板であり、電気的刺激パルスを発生するための低
周波発振回路、電池電源、受信回路等が実装されてい
る。8は前記一対の導子1の基板7同士を電気的に接続
するリード線であり、その端部が前記導出部6内に収容
される。9はこの基板の下面の所定位置に設けられた接
点部、10は前記下ケース4の底面に設けられた取り付
け孔である。
11は軟質ゴム材で形成された絶縁シート、12はこの
絶縁シート11から上方に突出形成された筒体で、その
外径は前記取り付け孔10の内径と同径かやや大きく設
定されている。13は前記筒体12の上端部に形成され
た鍔部、14は前記絶縁シート11の下面及び筒体12
の内面に一面に貼着され軟質の導電シートであり、シリ
コンゴムで形成されている。
そして、前記絶縁シート11は、その筒体12が前記取
り付け孔10内に下方から圧入ぎみに挿入され、挿入完
了した時に、前記鍔部13が前記取り付け孔10の上縁
部に係止して抜け止めとなり、前記本体ケース2の下面
に保持される。
15はこの状態で前記筒体12内に圧入ぎみに挿入され
る電極棒、16はこの電極棒15に設けられた当接部で
あり、この電極棒15の下端が前記導電シート14の下
面から突出する前に、前記筒体12の上端と当接するよ
うな位置に設けられている。17は前記電極棒15と前
記基板7の接点部9とを電気的に接続するために、この
両者の間に介在されたスプリング、18は前記本体ケー
ス2を患部に貼着するための導電性粘着パッドである。
尚、前記取り付け孔10、筒体12、電極棒15は、2
ケ所設けられているが、前記基板7と電気的に接続され
るのは一方のみである。
而して、前記絶縁シート11は、その筒材12を取り付
け孔10に挿入し、更に、電極棒15を筒体12内に差
し込むだけで、本体ケース2への取り付けが完了する。
また、前記スプリング17は、電線を兼ねていると共
に、前記基板7の振動を吸収して、振動の影響が基板7
に伝わらないようにしている。
また、前記電極棒15の下端は、前記導電シート14の
下面から突出しない程度に露出しているので、前記粘着
パッド18を貼着しても邪魔にならない上に、出荷前の
製品検査時において、本体ケース2を分解することな
く、この電極棒15の下端を特性測定用端子として利用
できる。つまり、前記導電シート14を測定用端子とす
ると、シリコンゴムの抵抗値のばらつきのために正確な
測定ができないが、このように電極棒15を端子とする
ことで、そのような心配はない。
(ト) 発明の効果 本発明における低周波治療器の導子の構成にあっては、
導電シート及び絶縁シートが、本体ケースとは筒体部を
介して接続されているだけなので、人体の曲面部にもよ
く撓んで適合する。
従って、治療効果を良好に及ぼすことができる。
また、取り付け孔に筒体を挿入し、更に、電極体を挿入
するだけで、電極シートの取り付けが完了するので、組
立て及び分解時の作業性がきわめて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における低周波治療器の導子の平面図、
第2図は同じく側断面図、第3図は同じく分解図、第4
図は従来例における第2図相当図である。 2……本体ケース、3……上ケース、4……下ケース、
7……基板、10……取り付け孔、11……絶縁シー
ト、12……筒体、13……鍔部、14……導電シー
ト、15……電極棒(電極体)、16……当接部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面開放型の上ケースと上面開放型の下ケ
    ースとを、その開口部同士を合わせて止めることにより
    構成された本体ケースと、前記下ケースの底面に設けら
    れた取り付け孔と、可撓性を有する絶縁シートと、この
    絶縁シートに設けられ、前記取り付け孔内に下方から挿
    入される筒体と、この筒体の上端に設けられ、筒体を前
    記取り付け孔内に挿入した時に前記取り付け孔の上縁部
    に係止して抜け止めとなる鍔部と、前記筒体の内面を含
    む前記絶縁シートの下面に止着された導電性シートと、
    前記筒体を取り付け孔内に挿入した状態で、前記筒体内
    に上方から挿入され、且つ前記筒体の内面において前記
    導電シートと接触する導電性の電極体と、この電極体に
    設けられ、電極体を所定量挿入した時に前記筒体の上端
    部に当接する当接部と、電気的刺激信号を発生するため
    の回路を実装し、前記本体ケース内において前記電極体
    と電気的に接続された基板とを具備したことを特徴とす
    る低周波治療器の導子。
JP16762390A 1990-06-26 1990-06-26 低周波治療器の導子 Expired - Lifetime JPH0659321B2 (ja)

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JPH0454972A JPH0454972A (ja) 1992-02-21
JPH0659321B2 true JPH0659321B2 (ja) 1994-08-10

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ID=15853222

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102062394B1 (ko) * 2019-09-26 2020-02-11 석몽필 필로 포장기에서의 3중 센터 실링장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102062394B1 (ko) * 2019-09-26 2020-02-11 석몽필 필로 포장기에서의 3중 센터 실링장치

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JPH0454972A (ja) 1992-02-21

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