JPH0659256A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH0659256A JPH0659256A JP4211132A JP21113292A JPH0659256A JP H0659256 A JPH0659256 A JP H0659256A JP 4211132 A JP4211132 A JP 4211132A JP 21113292 A JP21113292 A JP 21113292A JP H0659256 A JPH0659256 A JP H0659256A
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- JP
- Japan
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- hologram
- reproduction light
- substrate
- liquid crystal
- electrode
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- Liquid Crystal (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶を用いた比較的簡単な構成で多画像のホ
ログラム表示を行なうことができ、しかも低コストで量
産性に優れた表示装置を提供する。 【構成】 選択した情報を表示すべくその情報に対応す
る透明電極3aに電圧を印加すると、該透明電極3a上
の液晶層5だけが透過層となって、ホログラム再生光が
透過するので、照明用光源7から発せられたホログラム
再生光は、液晶層5の透過相部分のみを透過し、所望の
表示情報が記録されているホログラムパターン6のみに
達して回折され像を再生する。このように、透明電極3
aへの印加電圧を選択的にオン・オフさせることによ
り、選択された透明電極3aに対応するホログラムパタ
ーン6だけが表示状態となり、その他のホログラムパタ
ーン6は非表示状態とすることができる。また、複数の
ホログラムパターン6を同時に表示状態とすることによ
り、複数の像を同時に表示したり、複数の像を合成した
りすることができる。
ログラム表示を行なうことができ、しかも低コストで量
産性に優れた表示装置を提供する。 【構成】 選択した情報を表示すべくその情報に対応す
る透明電極3aに電圧を印加すると、該透明電極3a上
の液晶層5だけが透過層となって、ホログラム再生光が
透過するので、照明用光源7から発せられたホログラム
再生光は、液晶層5の透過相部分のみを透過し、所望の
表示情報が記録されているホログラムパターン6のみに
達して回折され像を再生する。このように、透明電極3
aへの印加電圧を選択的にオン・オフさせることによ
り、選択された透明電極3aに対応するホログラムパタ
ーン6だけが表示状態となり、その他のホログラムパタ
ーン6は非表示状態とすることができる。また、複数の
ホログラムパターン6を同時に表示状態とすることによ
り、複数の像を同時に表示したり、複数の像を合成した
りすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカメラのファイ
ンダーや顕微鏡の視野内における各種の表示部、その他
諸種の観察光学系の表示部に組み込んで使用する液晶と
ホログラムとを組み合わせた表示装置に関するものであ
る。
ンダーや顕微鏡の視野内における各種の表示部、その他
諸種の観察光学系の表示部に組み込んで使用する液晶と
ホログラムとを組み合わせた表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように液晶は印加電圧制御によっ
て光を透過し得る状態と、光を拡散させる状態が得られ
るという特性を有しており、この液晶の特性を利用した
種々の平面表示装置が知られている。この種の液晶表示
装置は、通常、液晶を挟持封入した基板間に所要パター
ンに形成したITO等の透明電極を設けて、対向電極間
への印加電圧の有無を制御するように構成することで、
液晶層の透過相と拡散相を切換え、所要の表示情報を平
面パターンで現出させるようにしたものであり、これを
利用した表示装置として、前述のカメラのモニター光学
系をはじめとして、近年では液晶テレビジョンやコンピ
ューターの表示画面等に利用する大型のフラットディス
プレイが実用化されるに至っている。
て光を透過し得る状態と、光を拡散させる状態が得られ
るという特性を有しており、この液晶の特性を利用した
種々の平面表示装置が知られている。この種の液晶表示
装置は、通常、液晶を挟持封入した基板間に所要パター
ンに形成したITO等の透明電極を設けて、対向電極間
への印加電圧の有無を制御するように構成することで、
液晶層の透過相と拡散相を切換え、所要の表示情報を平
面パターンで現出させるようにしたものであり、これを
利用した表示装置として、前述のカメラのモニター光学
系をはじめとして、近年では液晶テレビジョンやコンピ
ューターの表示画面等に利用する大型のフラットディス
プレイが実用化されるに至っている。
【0003】一方、ホログラムは立体映像を記録・再生
できるものであり、このホログラムの特性を用いた種々
の表示装置が知られているが、その先行技術の一例とし
て、特公昭58−27504号公報に見られるように、
ホログラムが3次元像を再生できることを利用して、カ
メラのモニター光学系において、カメラの焦点板にモニ
ター像とホログラムの再生像とを同時に表示するものと
し、ホログラム再生像の3次元位置がモニター像の光学
的距離がほぼ等しくなるように構成することにより、モ
ニター像とホログラム再生像を視度差のない映像として
観察できるようにした情報表示方式が開発されている。
できるものであり、このホログラムの特性を用いた種々
の表示装置が知られているが、その先行技術の一例とし
て、特公昭58−27504号公報に見られるように、
ホログラムが3次元像を再生できることを利用して、カ
メラのモニター光学系において、カメラの焦点板にモニ
ター像とホログラムの再生像とを同時に表示するものと
し、ホログラム再生像の3次元位置がモニター像の光学
的距離がほぼ等しくなるように構成することにより、モ
ニター像とホログラム再生像を視度差のない映像として
観察できるようにした情報表示方式が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記液晶を
用いた平面表示装置を例えばカメラのモニター光学系に
適用した場合、モニター像と液晶による表示情報との視
度合わせのための複雑な光学系が別に必要になるという
不都合がある。
用いた平面表示装置を例えばカメラのモニター光学系に
適用した場合、モニター像と液晶による表示情報との視
度合わせのための複雑な光学系が別に必要になるという
不都合がある。
【0005】これに対し、前記ホログラムを用いた先行
技術では、視度合わせのための光学系が大幅に簡略化さ
れるだけでなく、また、ホログラムパターンを反射光再
生型レリーフホログラムにより作成することにより量産
に対応できるという利点がある反面、複数個の表示情報
を選択的に再生するためには、各表示情報を個別に記録
したホログラムパターンを準備し、かつこれらのホログ
ラムパターン毎に照明用の光源を設ける必要があるた
め、例えばカメラ内のように設置可能な空間に厳しい制
限があるものでは、組込み可能な表示情報は極めて限定
されることになる。このため、多種類の数値や画像を同
時に表示する多画像表示は困難であり、また、たとえそ
れを実現しようとしても、部品点数や調整箇所の増大が
避けられないため、設計性や生産性に問題点が生じる。
技術では、視度合わせのための光学系が大幅に簡略化さ
れるだけでなく、また、ホログラムパターンを反射光再
生型レリーフホログラムにより作成することにより量産
に対応できるという利点がある反面、複数個の表示情報
を選択的に再生するためには、各表示情報を個別に記録
したホログラムパターンを準備し、かつこれらのホログ
ラムパターン毎に照明用の光源を設ける必要があるた
め、例えばカメラ内のように設置可能な空間に厳しい制
限があるものでは、組込み可能な表示情報は極めて限定
されることになる。このため、多種類の数値や画像を同
時に表示する多画像表示は困難であり、また、たとえそ
れを実現しようとしても、部品点数や調整箇所の増大が
避けられないため、設計性や生産性に問題点が生じる。
【0006】そこで、このような液晶表示装置とレリー
フホログラムを用いる表示装置の相互の欠点を補うもの
として、例えば現在注目されている立体テレビジョンの
ようなリアルタイムホログラムの技術を利用することが
考えられる。これは液晶によってホログラムの干渉縞パ
ターンを形成するものであるが、この場合、十分な表示
品質を得るためには液晶駆動用の電極パターンを極めて
細密に形成する必要があるため、それに対してホログラ
ムの原画パターンも非常に細密な構成としなければなら
ない。従って、現状では研究段階の域を出るものではな
く、目下のところ非常にコスト高となるため、実用化が
困難とされている。
フホログラムを用いる表示装置の相互の欠点を補うもの
として、例えば現在注目されている立体テレビジョンの
ようなリアルタイムホログラムの技術を利用することが
考えられる。これは液晶によってホログラムの干渉縞パ
ターンを形成するものであるが、この場合、十分な表示
品質を得るためには液晶駆動用の電極パターンを極めて
細密に形成する必要があるため、それに対してホログラ
ムの原画パターンも非常に細密な構成としなければなら
ない。従って、現状では研究段階の域を出るものではな
く、目下のところ非常にコスト高となるため、実用化が
困難とされている。
【0007】本発明は、上記のような、問題点を解決す
るもので、液晶を用いた比較的簡単な構成で多画像のホ
ログラム表示を行なうことができ、しかも低コストで量
産性に優れた表示装置を提供することを目的とする。
るもので、液晶を用いた比較的簡単な構成で多画像のホ
ログラム表示を行なうことができ、しかも低コストで量
産性に優れた表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の表示装置は、ホログラム再生光を発
する照明用光源部と、片方の面全体を電極で被覆した基
板と、片方の面にホログラム再生光を透過する電極を施
し、かつ他方の面に表示情報を記録しているホログラム
を一体成形した、ホログラム再生光を透過するホログラ
ム付き基板と、前記基板の電極を施した面と前記ホログ
ラム付き基板の電極を施した面で挟持封入された液晶層
と、からなることを特徴とする。
するため、本発明の表示装置は、ホログラム再生光を発
する照明用光源部と、片方の面全体を電極で被覆した基
板と、片方の面にホログラム再生光を透過する電極を施
し、かつ他方の面に表示情報を記録しているホログラム
を一体成形した、ホログラム再生光を透過するホログラ
ム付き基板と、前記基板の電極を施した面と前記ホログ
ラム付き基板の電極を施した面で挟持封入された液晶層
と、からなることを特徴とする。
【0009】
【作用】このように液晶層を2つの電極を有した基板で
挟持することで、液晶層へ電圧を印加することが可能と
なる。これにより、該液晶層は電圧印加された時と場所
にだけホログラム再生光を透過(この状態を以下「透
明」という)し電圧印加を解除するとホログラム再生光
を透過させない(この状態を以下「不透明」という)特
性を発揮できる。
挟持することで、液晶層へ電圧を印加することが可能と
なる。これにより、該液晶層は電圧印加された時と場所
にだけホログラム再生光を透過(この状態を以下「透
明」という)し電圧印加を解除するとホログラム再生光
を透過させない(この状態を以下「不透明」という)特
性を発揮できる。
【0010】照明用光源から発するホログラム再生光と
しては、ホログラムパターンに記憶された表示情報の再
生が可能であるレーザー等のコヒーレントな光が望まし
い。
しては、ホログラムパターンに記憶された表示情報の再
生が可能であるレーザー等のコヒーレントな光が望まし
い。
【0011】ホログラム付き基板には、複数のホログラ
ムパターンを設けることができる。そしてその中のひと
つのホログラムパターンだけを選択的に再生する場合、
その反対面に隣接して備えられている透明の電極にだけ
電圧を印加することにより、その電極から電圧を受けた
液晶層の一部だけを透明にする。これにより、ホログラ
ム再生光は、該液晶層の一部だけを透過し、透明の電極
と透明のホログラム付き基板上の該ホログラムパターン
が施された部分だけを透過し回折された後目的の再生像
を得ることができる。他のホログラムパターンは、対応
する液晶層部が不透明のままなのでホログラム再生光が
遮断もしくは散乱され、そのホログラムパターンの再生
像は得られない。
ムパターンを設けることができる。そしてその中のひと
つのホログラムパターンだけを選択的に再生する場合、
その反対面に隣接して備えられている透明の電極にだけ
電圧を印加することにより、その電極から電圧を受けた
液晶層の一部だけを透明にする。これにより、ホログラ
ム再生光は、該液晶層の一部だけを透過し、透明の電極
と透明のホログラム付き基板上の該ホログラムパターン
が施された部分だけを透過し回折された後目的の再生像
を得ることができる。他のホログラムパターンは、対応
する液晶層部が不透明のままなのでホログラム再生光が
遮断もしくは散乱され、そのホログラムパターンの再生
像は得られない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1において、ホログラム付きガラス基板2
aの片面には、予め複数の表示区分毎に分割されたホロ
グラムパターン6を一体成形しておく。ホログラムパタ
ーン6の分割の態様としては、例えば升目状の他、表示
画面の周囲に輪帯状に形成したものが適している。
説明する。図1において、ホログラム付きガラス基板2
aの片面には、予め複数の表示区分毎に分割されたホロ
グラムパターン6を一体成形しておく。ホログラムパタ
ーン6の分割の態様としては、例えば升目状の他、表示
画面の周囲に輪帯状に形成したものが適している。
【0013】このホログラムパターン6は所要の表示情
報を記録したもので、これにより入射した平行なホログ
ラム再生光を回折し再生像を得るものである。例えば量
産性に富むプレス成形等の手法により、基板の成形と同
時に成形されるレリーフホログラムで構成されている。
報を記録したもので、これにより入射した平行なホログ
ラム再生光を回折し再生像を得るものである。例えば量
産性に富むプレス成形等の手法により、基板の成形と同
時に成形されるレリーフホログラムで構成されている。
【0014】1は2枚の液晶シールド用の透明のホログ
ラム付きガラス基板2aと透明のガラス基板2bにより
挟持封入された液晶である。液晶1に接する、ホログラ
ム付きガラス基板2aとガラス基板2bの対向面にそれ
ぞれ薄膜状のITOで形成された透明電極3a,3bを
形成する。透明電極3aは、ホログラム付きガラス基板
2aを挟んでその反対側の面に隣接して位置するホログ
ラムパターン6に対応しており、分割された形でパター
ニングされ、各々別々に電圧を印加できるよう配線す
る。
ラム付きガラス基板2aと透明のガラス基板2bにより
挟持封入された液晶である。液晶1に接する、ホログラ
ム付きガラス基板2aとガラス基板2bの対向面にそれ
ぞれ薄膜状のITOで形成された透明電極3a,3bを
形成する。透明電極3aは、ホログラム付きガラス基板
2aを挟んでその反対側の面に隣接して位置するホログ
ラムパターン6に対応しており、分割された形でパター
ニングされ、各々別々に電圧を印加できるよう配線す
る。
【0015】透明電極3a,3bを配向膜4a,4bで
被覆する。前記液晶1とこれを挟んで対向する配向膜4
a,4bとにより液晶層5を構成している。本実施例に
おいて、該液晶層5は、電圧印加時には透過相となり、
電圧を印加しないときには非透明の拡散相となるものを
用いる。
被覆する。前記液晶1とこれを挟んで対向する配向膜4
a,4bとにより液晶層5を構成している。本実施例に
おいて、該液晶層5は、電圧印加時には透過相となり、
電圧を印加しないときには非透明の拡散相となるものを
用いる。
【0016】7は、ホログラム再生光を発する照明用光
源であり、8は該ホログラム再生光を平行光線と成すコ
リメートレンズである。ガラス基板2bの背後にホログ
ラムパターン6の再生による結像ができるように、照明
用光源7とコリメートレンズ8と焦点板12の位置とホ
ログラム再生光の入射角を予め定める。9は、観察者の
視認方向である。
源であり、8は該ホログラム再生光を平行光線と成すコ
リメートレンズである。ガラス基板2bの背後にホログ
ラムパターン6の再生による結像ができるように、照明
用光源7とコリメートレンズ8と焦点板12の位置とホ
ログラム再生光の入射角を予め定める。9は、観察者の
視認方向である。
【0017】上記構成の光学系では、選択した情報を表
示すべくその情報に対応する透明電極3aに電圧を印加
すると、該透明電極3aによって電圧を印加された液晶
層5だけが透過相となって、ホログラム再生光が透過す
る。これにより、透過したホログラム再生光は、所望の
表示情報が記録されているホログラムパターン6のみに
達することができ回折され像を再生する。
示すべくその情報に対応する透明電極3aに電圧を印加
すると、該透明電極3aによって電圧を印加された液晶
層5だけが透過相となって、ホログラム再生光が透過す
る。これにより、透過したホログラム再生光は、所望の
表示情報が記録されているホログラムパターン6のみに
達することができ回折され像を再生する。
【0018】表示情報がオン・オフのみで済むような場
合でも、レンズ不要の結像手段としてのみホログラムを
利用すればよいので、表示情報が単一のホログラムパタ
ーン6を形成しても良い。これにより、透明電極3aへ
の印加電圧を選択的にオン・オフさせることにより、選
択された透明電極3aに対応するホログラムパターン6
だけが表示状態となり、その他のホログラムパターン6
は非表示状態とすることができる。
合でも、レンズ不要の結像手段としてのみホログラムを
利用すればよいので、表示情報が単一のホログラムパタ
ーン6を形成しても良い。これにより、透明電極3aへ
の印加電圧を選択的にオン・オフさせることにより、選
択された透明電極3aに対応するホログラムパターン6
だけが表示状態となり、その他のホログラムパターン6
は非表示状態とすることができる。
【0019】あるいは、各波長のホログラム再生光によ
り再生される表示情報を複数重ね合わせたホログラムパ
ターン6を形成しておき、照明用光源7から発せられる
ホログラム再生光の波長を選択的に切り換える制御を行
い所望の表示を得ることもできる。
り再生される表示情報を複数重ね合わせたホログラムパ
ターン6を形成しておき、照明用光源7から発せられる
ホログラム再生光の波長を選択的に切り換える制御を行
い所望の表示を得ることもできる。
【0020】これにより、複数のホログラムパターン6
を同時に再生表示状態とすることにより、複数の像を同
時に表示したり、複数の像を合成したりすることが容易
に実現できる。すなわち、表示情報の制御として、電圧
を印加し透過相にする液晶層の部位を選択行なう方法
と、ホログラム再生光の選択的波長変更による方法が可
能と成る。
を同時に再生表示状態とすることにより、複数の像を同
時に表示したり、複数の像を合成したりすることが容易
に実現できる。すなわち、表示情報の制御として、電圧
を印加し透過相にする液晶層の部位を選択行なう方法
と、ホログラム再生光の選択的波長変更による方法が可
能と成る。
【0021】照明用光源7の光量を効果的に利用するた
め、液晶1は透過率の高いものが望ましく、例えば偏光
板が不要なゲスト−ホスト型液晶や高分子分散型液晶等
を使用する。
め、液晶1は透過率の高いものが望ましく、例えば偏光
板が不要なゲスト−ホスト型液晶や高分子分散型液晶等
を使用する。
【0022】また、ホログラムパターン6に対応してパ
ターニングされ施された透明電極3aは、ホログラムパ
ターン6よりやや小さいか、ほぼ同じ大きさであること
が望ましい。なぜならば、透明電極3aをホログラムパ
ターン6よりも大きく形成すると、液晶層5の透過相部
分がホログラムパターン6よりも大きくなってしまっ
て、作像に寄与しないホログラム再生光まで透過すると
いう不具合が生じてしまうからである。
ターニングされ施された透明電極3aは、ホログラムパ
ターン6よりやや小さいか、ほぼ同じ大きさであること
が望ましい。なぜならば、透明電極3aをホログラムパ
ターン6よりも大きく形成すると、液晶層5の透過相部
分がホログラムパターン6よりも大きくなってしまっ
て、作像に寄与しないホログラム再生光まで透過すると
いう不具合が生じてしまうからである。
【0023】さらに、電極3aの配線パターンは、上下
でクロスしないように作製される方が望ましい。これ
は、配線パターンが上下でクロスすると、その部分にも
電圧が印加されるため、その部分に重なる液晶層5部分
が光を透過するようになるという不都合が生じるからで
ある。どうしても、クロスする部分ができる場合、その
部分をホログラムパターン6のエリアからはずし、その
部分を完全遮光する不透明な薄膜を施して置けばこの不
都合は解消する。
でクロスしないように作製される方が望ましい。これ
は、配線パターンが上下でクロスすると、その部分にも
電圧が印加されるため、その部分に重なる液晶層5部分
が光を透過するようになるという不都合が生じるからで
ある。どうしても、クロスする部分ができる場合、その
部分をホログラムパターン6のエリアからはずし、その
部分を完全遮光する不透明な薄膜を施して置けばこの不
都合は解消する。
【0024】照明用光源7としては、コヒーレント光を
発するものが望ましいが、像質が高いものを要求される
ものでなければ、特に限定されるものではないのでコン
パクトな半導体レーザを用いる。また、ガラス基板2
a,2bの材料としては、ガラスに限定されるものでな
く屈折率が液晶1に近い透明の絶縁体材料であればプラ
スチック等でも良い。
発するものが望ましいが、像質が高いものを要求される
ものでなければ、特に限定されるものではないのでコン
パクトな半導体レーザを用いる。また、ガラス基板2
a,2bの材料としては、ガラスに限定されるものでな
く屈折率が液晶1に近い透明の絶縁体材料であればプラ
スチック等でも良い。
【0025】図2は、ある一桁の数字を複数のセグメン
ト16に分割して表示する場合の本実施例における横か
ら見た実施概略図である。図2においては「9」を表示
している。(a)のように、カメラ内でモニター光学系
の視野外の適当な部分に液晶シャッター13と照明用光
源7及びコリメートレンズ8を既述の態様で設置する。
12は、目的のホログラム再生像を結像するための焦点
板である。(b)は、焦点板12を上方から見たもの
で、日文字状のセグメント像16が結像される固定され
た位置を示した図である。(c)は、液晶シャッター1
3を上から見た図であり、14は電圧が印加され液晶層
5が透過相となっている透明部、15は電圧が印加され
ておらず液晶層5が拡散相となっている不透明部であ
る。
ト16に分割して表示する場合の本実施例における横か
ら見た実施概略図である。図2においては「9」を表示
している。(a)のように、カメラ内でモニター光学系
の視野外の適当な部分に液晶シャッター13と照明用光
源7及びコリメートレンズ8を既述の態様で設置する。
12は、目的のホログラム再生像を結像するための焦点
板である。(b)は、焦点板12を上方から見たもの
で、日文字状のセグメント像16が結像される固定され
た位置を示した図である。(c)は、液晶シャッター1
3を上から見た図であり、14は電圧が印加され液晶層
5が透過相となっている透明部、15は電圧が印加され
ておらず液晶層5が拡散相となっている不透明部であ
る。
【0026】(a)において、透明部14によってホロ
グラム再生光は透過され透明のホログラム付きガラス基
板2aを透過後、ホログラムパターン6aによって回折
され焦点板12に再生されたセグメント像16aを結像
する。また、不透明部15によりホログラム再生光は遮
断され透明のホログラム付きガラス基板2aを透過でき
ない。即ち、ホログラムパターン6によって回折される
こともなくセグメント像16は再生されない。
グラム再生光は透過され透明のホログラム付きガラス基
板2aを透過後、ホログラムパターン6aによって回折
され焦点板12に再生されたセグメント像16aを結像
する。また、不透明部15によりホログラム再生光は遮
断され透明のホログラム付きガラス基板2aを透過でき
ない。即ち、ホログラムパターン6によって回折される
こともなくセグメント像16は再生されない。
【0027】このようにして、「9」の他にもある一桁
の数字を焦点板12の固定位置に表示する事が可能とな
る。この場合、もしホログラムを利用しないならば、照
明用光源7から発しコリメートレンズ8を通過した平行
光線のうち液晶シャッター13を通過した光線束による
「9」が表示できるが、これは像でないため明るすぎて
モニター光学系の像と視度がマッチしない。その上に、
液晶シャッター13によりモニター光学系が遮断されな
いような工夫を必要とし光学系が複雑になる。
の数字を焦点板12の固定位置に表示する事が可能とな
る。この場合、もしホログラムを利用しないならば、照
明用光源7から発しコリメートレンズ8を通過した平行
光線のうち液晶シャッター13を通過した光線束による
「9」が表示できるが、これは像でないため明るすぎて
モニター光学系の像と視度がマッチしない。その上に、
液晶シャッター13によりモニター光学系が遮断されな
いような工夫を必要とし光学系が複雑になる。
【0028】図3は本発明の他の実施例を示すものであ
る。なお、図3において、図1に示すものと構成並びに
作用が共通する部分については、共通の符号を付し説明
を省略する。この実施例では、透明電極3bの代わり
に、表面が鏡状でホログラム再生光を反射する金属ミラ
ー電極10により、ガラス基板2bの液晶1に触れる側
の片面全体をイオンコーティング等の方法で被覆した構
成としている。この金属ミラー電極10により、ホログ
ラム再生光を反射させることができるので照明用光源7
とコリメートレンズ8をホログラム付きガラス基板側に
置くことができる。従って、モニター光学系に係わるス
ペースから照明用光源7とコリメートレンズ8を容易に
はずすことができる。
る。なお、図3において、図1に示すものと構成並びに
作用が共通する部分については、共通の符号を付し説明
を省略する。この実施例では、透明電極3bの代わり
に、表面が鏡状でホログラム再生光を反射する金属ミラ
ー電極10により、ガラス基板2bの液晶1に触れる側
の片面全体をイオンコーティング等の方法で被覆した構
成としている。この金属ミラー電極10により、ホログ
ラム再生光を反射させることができるので照明用光源7
とコリメートレンズ8をホログラム付きガラス基板側に
置くことができる。従って、モニター光学系に係わるス
ペースから照明用光源7とコリメートレンズ8を容易に
はずすことができる。
【0029】図4は本発明の更に他の実施例を示すもの
である。なお、図4においても、図1〜図3に示すもの
と構成並びに作用が共通する部分については、共通の符
号を付し説明を省略する。この実施例では、ホログラム
付きガラス基板2aの電極面上で、電極3aが形成され
ていない箇所すべてに光の漏れを防ぐため金属ミラー1
1を薄膜状に形成する。
である。なお、図4においても、図1〜図3に示すもの
と構成並びに作用が共通する部分については、共通の符
号を付し説明を省略する。この実施例では、ホログラム
付きガラス基板2aの電極面上で、電極3aが形成され
ていない箇所すべてに光の漏れを防ぐため金属ミラー1
1を薄膜状に形成する。
【0030】更に、ガラス基板17の一端コーナー部に
所定角度で半導体レーザからなる照明用光源7を内装
し、ホログラム再生光を横から入射させる構成としてい
る。図4のグラフに示すように、透過率分布膜18は、
その反射率がホログラムパターン6が無い位置では均一
に最も高くなるように設定しておりこの値を1.0とす
ると、ホログラムパターン6が有る位置では反射率が
1.0より低く照明用光源7からの位置が遠いほど段階
的に小さくなる分布(グラフでは、0.67、0.5、
0)を有するミラーとして機能する。なおかつ透過率分
布膜18は、その透過率がホログラムパターン6が無い
位置では均一に0となるように設定しており、ホログラ
ムパターン6が有る位置では、照明用光源7からの位置
が遠いほど、透過率が段階的に大きくなる分布(グラフ
では、0.33、0.5、1.0)を有する透過膜とし
て機能する。
所定角度で半導体レーザからなる照明用光源7を内装
し、ホログラム再生光を横から入射させる構成としてい
る。図4のグラフに示すように、透過率分布膜18は、
その反射率がホログラムパターン6が無い位置では均一
に最も高くなるように設定しておりこの値を1.0とす
ると、ホログラムパターン6が有る位置では反射率が
1.0より低く照明用光源7からの位置が遠いほど段階
的に小さくなる分布(グラフでは、0.67、0.5、
0)を有するミラーとして機能する。なおかつ透過率分
布膜18は、その透過率がホログラムパターン6が無い
位置では均一に0となるように設定しており、ホログラ
ムパターン6が有る位置では、照明用光源7からの位置
が遠いほど、透過率が段階的に大きくなる分布(グラフ
では、0.33、0.5、1.0)を有する透過膜とし
て機能する。
【0031】ホログラム再生光は、ガラス基板17を挟
んで対向する金属ミラー11と透過率分布膜18のミラ
ーとして機能するほとんどの部分とにより反射を繰り返
し伝搬される。ホログラムパターン6がある部分では、
伝搬してきたホログラム再生光の強度に反比例して透過
率分布膜18の透過率が大きく、それに伴い反射率が小
さくなるように施されているので、すべてのホログラム
パターン6にホログラム再生光が均等に入射されるよう
になる。
んで対向する金属ミラー11と透過率分布膜18のミラ
ーとして機能するほとんどの部分とにより反射を繰り返
し伝搬される。ホログラムパターン6がある部分では、
伝搬してきたホログラム再生光の強度に反比例して透過
率分布膜18の透過率が大きく、それに伴い反射率が小
さくなるように施されているので、すべてのホログラム
パターン6にホログラム再生光が均等に入射されるよう
になる。
【0032】ホログラムパターン6がある部分へ届いた
ホログラム再生光の方向性を無くすために、透過率分布
膜18と透明電極3bの間に散乱層19を施す。あるい
はさらに、この散乱層19をガラス基板17と金属ミラ
ー11の間に挟持して、ガラス基板17内を伝搬するホ
ログラム再生光の照明むらを緩和することもできる。こ
のように図4に示すような照明方法を使用するものとす
れば、照明用光源7を液晶シャッター13と一体化して
コンパクトな構成とすることができる。図4のようにケ
ース20で覆い、光学形を保護する。
ホログラム再生光の方向性を無くすために、透過率分布
膜18と透明電極3bの間に散乱層19を施す。あるい
はさらに、この散乱層19をガラス基板17と金属ミラ
ー11の間に挟持して、ガラス基板17内を伝搬するホ
ログラム再生光の照明むらを緩和することもできる。こ
のように図4に示すような照明方法を使用するものとす
れば、照明用光源7を液晶シャッター13と一体化して
コンパクトな構成とすることができる。図4のようにケ
ース20で覆い、光学形を保護する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電圧印加
の有無によって光の透過相と拡散相とを生じる液晶層を
ホログラム付き基板と基板の間に挟持封入した、いわゆ
る液晶シャッターの基本構成を利用構成を利用すること
ができ、ホログラム付き基板にホログラムパターンを一
体成形した構成であるので、構造が簡単で量産に適する
ものであり、ホログラム付き基板上に表示区分毎に分割
したホログラムパターンを成形することにより、カメラ
内のような狭隘な制限の厳しいスペースに組み込むこと
も比較的容易に行なうことができる。
の有無によって光の透過相と拡散相とを生じる液晶層を
ホログラム付き基板と基板の間に挟持封入した、いわゆ
る液晶シャッターの基本構成を利用構成を利用すること
ができ、ホログラム付き基板にホログラムパターンを一
体成形した構成であるので、構造が簡単で量産に適する
ものであり、ホログラム付き基板上に表示区分毎に分割
したホログラムパターンを成形することにより、カメラ
内のような狭隘な制限の厳しいスペースに組み込むこと
も比較的容易に行なうことができる。
【0034】選択した表示情報に対応するホログラムパ
ターンに隣接し対応する液晶層に電圧を印加して透過相
にしホログラム再生光をホログラムパターンに入射・回
折させ像を再生する構成であるので、一つの照明用光源
だけで、透過相にする液晶層を違えることにより、単一
もしくは複数のホログラム像を同時に選択的に形成する
ことができる。
ターンに隣接し対応する液晶層に電圧を印加して透過相
にしホログラム再生光をホログラムパターンに入射・回
折させ像を再生する構成であるので、一つの照明用光源
だけで、透過相にする液晶層を違えることにより、単一
もしくは複数のホログラム像を同時に選択的に形成する
ことができる。
【0035】また、複数種の周波数に対応するホログラ
ムパターンを重ねて記録すれば、同じ位置の液晶層を透
過相にした状態のままで、ホログラム再生光の周波数を
変えることにより複数種の異なる表示情報が再生でき
る。
ムパターンを重ねて記録すれば、同じ位置の液晶層を透
過相にした状態のままで、ホログラム再生光の周波数を
変えることにより複数種の異なる表示情報が再生でき
る。
【0036】なお、ホログラムパターンを施した部材を
別に用意しあとで液晶シャッターに張り合わす構成と比
較して、本発明は部品点数、歩留まり並びに作製工程が
大幅に低減でき、しかもホログラム再生光の反射・屈折
・透過による減衰が小さくなる等の光学的効果があり、
また液晶シャッターのサイズがコンパクトになる等機能
的に優れたものとなる。
別に用意しあとで液晶シャッターに張り合わす構成と比
較して、本発明は部品点数、歩留まり並びに作製工程が
大幅に低減でき、しかもホログラム再生光の反射・屈折
・透過による減衰が小さくなる等の光学的効果があり、
また液晶シャッターのサイズがコンパクトになる等機能
的に優れたものとなる。
【0037】さらに、本発明は、結像方式としてホログ
ラムを利用しているので、結像レンズが不要である上、
像が鮮明であり、記録された表示情報のホログラム再生
像を、モニター光学系から焦点板に撮像されるモニター
像と視度合わせしておけば、従来のような視度合わせの
ような光学系を一切省略できる。
ラムを利用しているので、結像レンズが不要である上、
像が鮮明であり、記録された表示情報のホログラム再生
像を、モニター光学系から焦点板に撮像されるモニター
像と視度合わせしておけば、従来のような視度合わせの
ような光学系を一切省略できる。
【0038】ホログラム結像方式による像は緻密で鮮明
であるので、像のスペースを一ケ所固定にして「1」か
ら「9」まで表示できる1ホログラムパターンの再生像
を1セグメント像としたセグメントによる数字表示だけ
でなく、像のスペースを再生像毎に別に必要とするが1
ホログラムパターンの再生像で数字全体やさらに複雑な
図形、模様等を表示することも可能となる。
であるので、像のスペースを一ケ所固定にして「1」か
ら「9」まで表示できる1ホログラムパターンの再生像
を1セグメント像としたセグメントによる数字表示だけ
でなく、像のスペースを再生像毎に別に必要とするが1
ホログラムパターンの再生像で数字全体やさらに複雑な
図形、模様等を表示することも可能となる。
【0039】なお、液晶シャッターのホログラムパター
ンを施していない側の基板全体を被覆する電極を、ホロ
グラム再生光を反射する金属ミラー電極に置き換えれ
ば、照明用光源・コリメートレンズを容易にモニター光
学系に係わるスペースからはずすことができる。
ンを施していない側の基板全体を被覆する電極を、ホロ
グラム再生光を反射する金属ミラー電極に置き換えれ
ば、照明用光源・コリメートレンズを容易にモニター光
学系に係わるスペースからはずすことができる。
【0040】さらに、液晶シャッターのホログラムパタ
ーンを施していない側のガラス基板の横からホログラム
再生光を入射させ、そのガラス基板の外側表面を金属膜
等で液晶側表面を透過率分布膜でミラーコートしホログ
ラム再生光が伝搬するようにし、表示情報を記憶したホ
ログラムパターンのある位置だけ透過率分布膜の透過率
を高くする構成にすればよりコンパクトとなる。
ーンを施していない側のガラス基板の横からホログラム
再生光を入射させ、そのガラス基板の外側表面を金属膜
等で液晶側表面を透過率分布膜でミラーコートしホログ
ラム再生光が伝搬するようにし、表示情報を記憶したホ
ログラムパターンのある位置だけ透過率分布膜の透過率
を高くする構成にすればよりコンパクトとなる。
【図1】 本発明の実施例を示す要部拡大断面図。
【図2】 本発明の実施例における横から見た実施概略
図。
図。
【図3】 本発明の他の実施例を示す要部拡大断面図。
【図4】 本発明の更に他の実施例を示す要部拡大断面
図と透過率分布膜の透過率分布を示すグラフ。
図と透過率分布膜の透過率分布を示すグラフ。
1 液晶 2a ホログラム付きガラス基板(透明でホログラム再
生光を透過する) 2b ガラス基板(透明でホログラム再生光を透過す
る) 3a 透明電極 3b 透明電極 4a 配向膜 4b 配向膜 5 液晶層 6 ホログラムパターン (6a 透明部14に対応す
る) 7 照明用光源 8 コリメートレンズ 9 観察者視認方向 10 金属ミラー電極 11 金属ミラー 12 焦点板 13 液晶シャッター 14 透明部 (液晶層5における) 15 不透明部(液晶層5における) 16 セグメント 16a セグメント像(ホログラムパターン6aに対応
する) 17 ガラス基板(透明でホログラム再生光を伝搬す
る) 18 透過率分布膜 19 散乱層 20 ケース T 透過率分布膜18の透過率 R 透過率分布膜18の反射率 X 透過率分布膜18上の水平位置
生光を透過する) 2b ガラス基板(透明でホログラム再生光を透過す
る) 3a 透明電極 3b 透明電極 4a 配向膜 4b 配向膜 5 液晶層 6 ホログラムパターン (6a 透明部14に対応す
る) 7 照明用光源 8 コリメートレンズ 9 観察者視認方向 10 金属ミラー電極 11 金属ミラー 12 焦点板 13 液晶シャッター 14 透明部 (液晶層5における) 15 不透明部(液晶層5における) 16 セグメント 16a セグメント像(ホログラムパターン6aに対応
する) 17 ガラス基板(透明でホログラム再生光を伝搬す
る) 18 透過率分布膜 19 散乱層 20 ケース T 透過率分布膜18の透過率 R 透過率分布膜18の反射率 X 透過率分布膜18上の水平位置
Claims (4)
- 【請求項1】 ホログラム再生光を発する照明用光源部
と、 片方の面全体を電極で被覆した基板と、 片方の面にホログラム再生光を透過する電極を施し、か
つ他方の面に表示情報を記録しているホログラムを一体
成形した、ホログラム再生光を透過するホログラム付き
基板と、 前記基板の電極を施した面と前記ホログラム付き基板の
電極を施した面で挟持封入された液晶層と、からなるこ
とを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記基板と前記基板に施した電極がホロ
グラム再生光を透過し、 ホログラム再生光を前記基板側から照射することを特徴
とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記基板に施した電極がホログラム再生
光を反射し、 ホログラム再生光を前記ホログラム付き基板側から照射
することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項4】 ホログラム再生光を反射する反射層で片
方の広い面全体を被覆し、その反対の広い面全体を反射
率分布を持つ半透鏡で被覆し、さらに該半透鏡表面全体
にホログラム再生光を透過する電極を被覆し、ホログラ
ム再生光を発する照明用光源部を狭い面の一端に所定の
角度で内装したホログラム再生光を透過する透明基板
と、 片方の面にホログラム再生光を透過する電極を施し、か
つ他方の面に表示情報を記録しているホログラムを一体
成形した、ホログラム再生光を透過するホログラム付き
基板と、 前記基板の電極を施した面と前記ホログラム付き基板の
電極を施した面で挟持封入された液晶層と、からなるこ
とを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4211132A JPH0659256A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4211132A JPH0659256A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659256A true JPH0659256A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16600920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4211132A Pending JPH0659256A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659256A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004053575A1 (ja) * | 2002-12-06 | 2004-06-24 | Nikon Corporation | ホログラフィック光学素子、カメラのファインダ内表示装置、及びカメラ |
JP2006201588A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Sharp Corp | ホログラム素子およびその製造方法、ホログラムレーザユニット |
JP2007233171A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Nikon Corp | 表示装置、画像観察装置、カメラおよび画像観察方法 |
JP2007328220A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Nikon Corp | 表示装置およびカメラ |
JP2008009386A (ja) * | 2006-05-31 | 2008-01-17 | Nikon Corp | 液晶表示素子、表示装置、観察装置およびカメラ |
JP2012150504A (ja) * | 2006-05-31 | 2012-08-09 | Nikon Corp | 液晶表示素子、表示装置、観察装置およびカメラ |
JP2013195791A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Stanley Electric Co Ltd | 投射型表示機器 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP4211132A patent/JPH0659256A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004053575A1 (ja) * | 2002-12-06 | 2004-06-24 | Nikon Corporation | ホログラフィック光学素子、カメラのファインダ内表示装置、及びカメラ |
US7426343B2 (en) | 2002-12-06 | 2008-09-16 | Nikon Corporation | Holographic optical device, camera finder indication, and camera |
JP2006201588A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Sharp Corp | ホログラム素子およびその製造方法、ホログラムレーザユニット |
JP2007233171A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Nikon Corp | 表示装置、画像観察装置、カメラおよび画像観察方法 |
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JP2012150504A (ja) * | 2006-05-31 | 2012-08-09 | Nikon Corp | 液晶表示素子、表示装置、観察装置およびカメラ |
JP2007328220A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Nikon Corp | 表示装置およびカメラ |
JP4544207B2 (ja) * | 2006-06-09 | 2010-09-15 | 株式会社ニコン | 表示装置およびカメラ |
JP2013195791A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Stanley Electric Co Ltd | 投射型表示機器 |
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