JP2013195791A - 投射型表示機器 - Google Patents

投射型表示機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013195791A
JP2013195791A JP2012063914A JP2012063914A JP2013195791A JP 2013195791 A JP2013195791 A JP 2013195791A JP 2012063914 A JP2012063914 A JP 2012063914A JP 2012063914 A JP2012063914 A JP 2012063914A JP 2013195791 A JP2013195791 A JP 2013195791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
liquid crystal
crystal element
phosphor
holographic liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012063914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6002408B2 (ja
Inventor
Yasuo Toko
康夫 都甲
Hidefumi Okamoto
英史 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2012063914A priority Critical patent/JP6002408B2/ja
Publication of JP2013195791A publication Critical patent/JP2013195791A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6002408B2 publication Critical patent/JP6002408B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】小型でかつ製造コストを抑えた電気的に配光制御可能な投射型表示機器を提供する。
【解決手段】 投射型表示機器は、光線を発射する光源と、印加される電圧に従い、前記光源から発射される光線を、所定の画像を形成する再生光に変換するか、又はそのまま透過させるホログラフィック液晶素子と、前記ホログラフィック液晶素子から入射する再生光を吸収して可視光を放射する蛍光体を含む蛍光体プレートとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、投射型表示機器に関し、特に、遊技用表示機器に用いられる投射型表示機器に関する。
従来、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機などの遊技機の前面パネルには、表示機器が設けられ、そこに各種文字や図形を表示することにより、遊技者に遊技状態等の各種情報を報知することが行われている。
近年、遊技用表示機器にホログラムによる映像を用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、遊技機の前面を覆うガラス板にホログラム印刷を施し、そこにバックライトからの光を当てることで、図柄を表示させている。しかし、特許文献1の技術では、図柄を変化させることが困難である。
表示の切り替えが可能なものとして、遊技用表示機器としては、例えば、実際の物体とホログラムによる当該物体の映像とを機械的に切り替えることによりユーザに提示する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この場合、図柄等の表示の切り替えにはモーターやMEMESなどの機械を用いてメカ的に制御する必要がある。
特開平07−008608号公報 特開2009−005894号公報
モーターなどの機械を用いてメカ的に表示の切り替えを行う従来の技術では、表示機器を小型化することは困難であり、且つ製造コストを抑えることも難しい。
本発明の目的は、小型でかつ製造コストを抑えた電気的に配光制御可能な投射型表示機器を提供することである。
本発明の一観点によれば、投射型表示機器は、光線を発射する光源と、印加される電圧に従い、前記光源から発射される光線を、所定の画像を形成する再生光に変換するか、又はそのまま透過させるホログラフィック液晶素子と、前記ホログラフィック液晶素子から入射する再生光を吸収して可視光を放射する蛍光体を含む蛍光体プレートとを有する。
本発明によれば小型でかつ製造コストを抑えた電気的に配光制御可能な投射型表示機器を提供することができる。
本発明の第1の実施例による投射型表示機器100の一例を表す概念図である。 本発明の実施例によるホログラフィック液晶素子(回折光学素子)3を概略的に示す厚さ方向断面図である。 ホログラフィック液晶素子3の波面変換情報記録領域(画素)3aへの微細周期構造の形成(波面変換情報の記録)方法を説明するための概念図及び断面図である。 本発明の第2の実施例による投射型表示機器101の構成及び動作例を表す概念図である。
図1は、本発明の実施例による投射型表示機器100の一例を表す概念図である。なお、本願の全ての図中の各部の寸法、位置、角度等は実際のものとは異なる。
投射型表示機器100は、例えば、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機などの遊技機に用いられる遊技用表示機器であり、遊技機の前面パネル上に文字や図形等の投影像を写し出すものである。投射型表示機器100は、少なくとも、光源1、レンズ2(凹レンズ2a、凸レンズ2b)、ホログラフィック液晶素子(回折光学素子)3、蛍光体プレート4を含んで構成される。また、必要に応じて、光吸収体7を備えるようにしても良い。これらの構成部材は、それぞれ固定・保持されている。また、ホログラフィック液晶素子3は制御部36に接続されている。
光源1は、半導体レーザダイオード(LD)等の高出力レーザであり、例えば、青色レーザ(偏光レーザ)を用いることができる。光源1から照射される青色レーザ(照明光)10は、凹レンズ2aにより一旦広げられ、その後凸レンズ2bにより集光されて、所定の角度θの方向から、ホログラフィック液晶素子3の表面に入射する。本実施例では、中心波長405nmの青色レーザ(照明光)を照射する。なお、光源1としては、高出力のLEDを用いることもできる。また、中心波長は405nmに限らず、他の青色(488nm等)でも良いが、ホログラフィック液晶素子3のダメージを避けるために、中心波長380nm以上であることが好ましい。
ホログラフィック液晶素子3に照射されるレーザ光10は、所定の幅(面積)を有する光束であり、レンズ2bにより収束されるような光束状態で、ホログラフィック液晶素子3の複数画素3a全面に照射される。
ホログラフィック液晶素子3は、透明な高分子樹脂及び低分子液晶(電界応答可能な材料)とからなる液晶層215(図2)を有する液晶素子である。液晶層215は、透明な高分子樹脂及び低分子液晶の領域分布あるいは濃度分布により、屈折率分布が平面又は立体的な縞状構造(波面変換機能)を有している。また、ホログラフィック液晶素子3は、任意の選択領域(画素3a)に電圧印加が可能な透明電極202及び212(図2)を備えている。
波面変換機能は、屈折率分布が平面又は立体的な縞状構造により記録された波面変換情報に基づき光源1からレンズ2を介して照射される短波長レーザ(照明光)10を所望の配光パターン(文字や図形等の画像)を有する再生光11に変換する機能である。本実施例では、ホログラフィック液晶素子3の表面上の場所(波面変換情報記録領域(画素)3a)ごとに異なる波面変換情報が記録されており、波面変換情報記録領域(画素)3aに対してはそれぞれ独立して、電圧の印加(ON/OFF)が可能である。すなわち、表示したい画像に対応する画素3aのみをOFF(電圧無印加)し、それ以外の画素3aはON(電圧印加)することにより、OFF画素部分では光干渉によりホログラム像が再生され、それ以外のON画素ではレーザ光10がそのまま透過する。
また、本実施例では、より、再生光11の配光の形状だけでなく、輝度分布も作成可能である。なお、ホログラフィック液晶素子3には、ナノレベルの加工がなされており、印加電圧に応じて青色レーザ光に光強度の分布を持たせることが可能であり、表示画像の濃淡を制御することが可能である。
ホログラフィック液晶素子3の作製方法については、図2を参照して後述する。また、波面変換情報は、図3に示す光学分割系干渉露光装置300による撮影で記録される。記録方法の詳細については、図3を参照して後述する。なお、ホログラフィック液晶素子3に対する波面変換情報の書き込みに用いるレーザの波長は、光源1から照射されるレーザ光10の波長に近いものほど好ましい。また、ホログラフィック液晶素子3の再生光11は後段に配置される蛍光体プレート4の位置に再生されることが望ましい。
光吸収体7は、レーザ光10の光路上で、ホログラフィック液晶素子3の後段に配置される。所定角度θでホログラフィック液晶素子3に入射したレーザ光10は、ホログラフィック液晶素子3をそのまま透過した場合に、光吸収体7に入射する。
制御部36は、ホログラフィック液晶素子3の各画素3aに印加する電圧を制御することにより、ホログラフィック液晶素子3の各画素3aによる波面変換機能のオン・オフを切り替えて、画像の表示・非表示を切り替え可能である。本実施例では、電圧印加状態(ON状態)では、ホログラフィック液晶素子3に入射したレーザ光10は、そのままホログラフィック液晶素子3を通過して、ホログラフィック液晶素子3と蛍光体プレート4との間に配置される光吸収体7にて吸収される。また、電圧無印加状態(OFF状態、図中黒塗りの画素)では、ホログラフィック液晶素子3の各画素3aに入射したレーザ光10は、入射した領域に記録された波面変換情報に基づき所定の配光状態の光学像11に変換され、蛍光体プレート4に照射される。
蛍光体プレート4は、ホログラフィック液晶素子3の後段に配置される。蛍光体プレート4は、樹脂やガラス等の透明基板に蛍光体41を塗布したもの、又は樹脂やガラス等の透明基板に蛍光体を混ぜ込んだものである。本実施例では、ガラス基板に蛍光体を混ぜ込んだものを蛍光体プレート4として使用した。
蛍光体プレート4の透明基板は、ガラスもしくはできるだけ耐熱性、耐光性の高い樹脂を用いる。樹脂としては、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、シリコーン、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリル、エポキシ樹脂等のプラスチック等を用いることができる。
蛍光体としては、紫外から青色までの波長領域の光を吸収して可視光を放射する材料が用いられ、好ましくは、青色もしくは紫外波長に対して黄色もしくは青色と赤色に発光する材料である。黄色に発光する材料としては、例えば、YAG系蛍光体材料がある。その他、例えば、珪酸塩系蛍光体材料、アルミン酸塩系蛍光体材料、窒化物系蛍光体材料、硫化物系蛍光体材料、酸硫化物系蛍光体材料、硼酸塩系蛍光体材料、燐酸塩硼酸塩系蛍光体材料、燐酸塩系蛍光体、及びハロリン酸塩系蛍光体材料等の蛍光体材料を使用可能である。ここで用いる蛍光体材料はナノメーターサイズ(可視光波長以下)の粒径を有する蛍光体粒子が望ましく、これらの粒子が凝集せずに分散された状態で蛍光体プレートが形成されていることが更に望ましい。
なお、蛍光体プレート4の厚さ(蛍光体を塗布する場合は蛍光体の塗布厚)、及び蛍光体の密度は、光源1から照射される光の量に応じて最適化することが望ましい。蛍光体プレート4の厚さ(蛍光体を塗布する場合は蛍光体の塗布厚)、及び蛍光体の密度を再生光11の輝度分布に応じて変えることで、様々な色の光を得ることができる。
蛍光体プレート4に投影された青い光である再生光11は、蛍光体を照射し、その一部は黄色もしくは緑色と赤色に発光する(光源1の青色も残っているため、全体としては白色に発光する)。蛍光体プレート4上の蛍光体を塗り分けることにより、エリアカラー表示を行なうことも可能である。
以上の構成において、光源1を点灯させると、レーザ光(照明光)10が、ホログラフィック液晶素子3上に所定の位置及び角度で照射され、当該ホログラフィック液晶素子3を透過した光(再生光)11は、所定の光学像(画像)を結像する。ホログラフィック液晶素子3に印加する電圧により、再生光学像を結像したり、そのまま透過したりすることができる。そのまま透過したレーザ光10は、光吸収体7により吸収される。光学像を結像した場合は、所定の画像分布を持った状態で蛍光体プレート4に投影される。蛍光体プレート4に投影された青い光である再生光11は、蛍光体を照射する。
なお、ホログラフィック液晶素子3をそのまま透過したレーザ光10を光吸収体7に吸収させる代わりに、他の用途に用いるようにしても良い。例えば、ホログラフィック液晶素子3の後段に別のホログラフィック液晶素子を配置して、ホログラフィック液晶素子3を透過したレーザ光10を当該別のホログラフィック液晶素子により再生光11に変換するようにしてもよい。また、ミラー等によりレーザ光10を反射させて別のホログラフィック液晶素子3やホログラム、蛍光体プレート等に照射させることもが考えられる。
以上のようにして、本発明の第1の実施例による構成によれば、制御部36により、ホログラフィック液晶素子3に印加する電圧を制御することによって、レーザ光10を所定の再生光学像11に変換したり、そのまま透過させたりすることが可能となる。よって、ホログラフィック液晶素子3の表面の異なる位置(例えば、それぞれに異なる波面変換情報が記録された場所である波面変換情報記録領域3a)に印加する電圧をそれぞれ独立して制御することにより、電気的に投影像の形状、濃淡、表示・非表示等を切り替えることが可能となる。
また、ホログラフィック液晶素子3の異なる場所の画素3aにおいて変換される再生光11であっても蛍光体プレート4の同一位置に結像させることが可能であるので、高速に複数の画素3aのON/OFFを切り替えることにより、アニメーションのような動画を再生することも可能である。
図2は、本発明の実施例によるホログラフィック液晶素子(回折光学素子)3を概略的に示す厚さ方向断面図である。以下、ホログラフィック液晶素子3の作製方法について説明する。
透明電極(ITO)が形成された一対のガラス基板(透明電極2が形成されたガラス基板201、及び、透明電極212が形成されたガラス基板211)を用意した。ガラス基板201、211は、それぞれ、厚さ0.7mmt程度であり、材質は無アルカリガラスである。透明電極202、212は、それぞれ、厚さ150nm程度であり、材質はインジウムスズ酸化物(ITO)であり、所望の平面形状にパターニングされている。例えば、透明電極202はライン状(ストライプ状)にパターニングされ、透明電極212は基板全面に形成されている。
ITO付きガラス基板201と、もう一方のITO付きガラス基板211を洗浄機にて洗浄した。洗浄方法は、アルカリ洗剤を用いたブラシ洗浄、純水洗浄、エアーブロー、紫外線照射、赤外線乾燥の順に行った。なお、洗浄方法はこれに限らず、高圧スプレー洗浄やプラズマ洗浄などを行ってもよい。
次に、一方のガラス基板(例えば、ガラス基板201)上に、ギャップコントロール剤を2wt%〜5wt%含んだメインシール剤216を形成した。形成方法として、スクリーン印刷やディスペンサが用いられる。液晶層215の厚さが、例えば10μmとなるように、ギャップコントロール剤を選択した。
他方のガラス基板(例えば、ガラス基板211)上には、ギャップコントロール剤214として径が9μm又は10μmの積水化学製のプラスチックボールを、乾式のギャップ散布機を用いて散布した。
次に、両ガラス基板201、211の重ね合わせを行い、プレス機などで圧力を一定に加えた状態で熱処理することにより、メインシール剤を硬化させた。ここでは、150℃で3時間の熱処理を行った。
なお、空セルの作製方法は上述したものに限らず一般的な液晶素子の作製方法を用いることが可能である。
このようにして作製された空セルに、液晶を真空注入して、液晶層215を形成した。実施例では、高分子樹脂(光硬化性材料)と液晶とを混合したものを用いる。高分子樹脂としてはレーザ光源21(図3)の光で硬化するように、その波長で反応する光重合開始剤を微量に添加した光硬化性樹脂を用いる。また、液晶としては、混合系の液晶材料(屈折率異方性が大きいものが好ましい)を用い、高分子樹脂に液晶を混合又は溶解して注入する。なお、高分子樹脂と液晶との混合比率は50:50、もしくは55:45、60:40等光硬化性材料が少し多い比率であることが好ましい。
液晶注入後、プレスを行い余分な液晶を吐き出してから、注入口にエンドシール剤を塗布し、封止した。その後、図3にしめす光学分割系干渉露光装置300を用いて、ホログラフィック液晶素子3に微細周期構造を形成(波面変換情報を記録)する。
本実施例では、後述するように、複数の画素(波面変換情報記録領域)3aに対してそれぞれ干渉露光を行う。画素3aの位置は、ライン状(ストライプ状)にパターニングされた透明電極202(又は212)の大きさ及び位置とあわせる。このようにすることにより、画素3aごとに異なる波面変換情報が記録され、LCDスイッチングにより異種画像を得ることが可能となる。
図3は、ホログラフィック液晶素子3の波面変換情報記録領域(画素)3aへの微細周期構造の形成(波面変換情報の記録)方法を説明するための光学分割系干渉露光装置300の概念図である。図中、それぞれの矢印は光線の進行方向を示す。
波面変換情報記録領域3aには、例えば、遊技機器で用いられる画像が記録される。なお、波面変換情報記録領域3aに記録する情報はこれに限らず、用途に応じて適宜変更可能である。
レーザ光源21は、図1に示す光源1と同じ発光波長(例えば、405nm)を有するレーザ発振器である。なお、レーザ光源21は、図1に示す光源1と同じ発光波長の±10nm以内が好ましい。レーザ光源21から発振されたレーザ光線12は、ハーフミラー22に45度の角度で入射し、2つの光線13、及び光線14に分割される。
光線13は、必要に応じて反射鏡23によって反射された後に、コリメータ(ビームエキスパンダ)40に入射する。コリメータ40は、収束レンズ24と、ピンホール25と、コリメータレンズ26とによって構成される。
コリメータ40に入射した光線13は、まず収束レンズ24によって収束され、ピンホール25内に位置する焦点を通過した後に発散して、コリメータレンズ26に入射する。コリメータレンズ26に入射した光線13は、平行光線に変換されてホログラム作製用の参照光13となる。この時、プリズムなどを用いてホログラムへの入射角度を調整しても良い。
参照光13は、ホログラフィック液晶素子3の波面変換情報記録領域3aの表面に角度θで入射する。ここでの入射角θは、図1の投射型表示機器100における光源1の入射角度θと同一とすることが好ましい。
一方、ハーフミラー22で分割された光線14は、反射鏡27及び反射鏡28により反射されて、物体光光学系50に入射する。物体光光学系50は、収束レンズ29と、ピンホール30と、凸レンズ31とによって構成される。
物体光光学系50に入射した光線14は、まず収束レンズ29によって収束され、ピンホール30内に位置する焦点を通過した後に発散して、凸レンズ31に入射する。凸レンズ31に入射した光線14は、さらに発散して、反射型画像形成素子32に入射する。
反射型画像形成素子32からの反射光はホログラム作製用の物体光15となり、ホログラフィック液晶素子3の波面変換情報記録領域3aの表面に法線方向から入射する。反射型画像形成素子32は、所望の配光状態の反射光を得るための反射鏡であり、遊技用表示機器に必要な表示状態を得るための反射鏡である。なお、反射型画像形成素子32としては、反射型の液晶表示装置を用いることもできる。
参照光13と物体光15とはフォトマスク37を通じてホログラフィック液晶素子3の所定の位置(波面変換情報記録領域3a)に照射される。なお、この時、波面変換情報記録領域(画素)3aはON(電圧印加)状態にしておく。
波面変換情報記録領域3aに入射した参照光13と物体光15とは、互いに干渉する。参照光13及び物体光15それぞれの位相情報及び振幅情報が、これらの光の干渉縞により液晶セル215中の光硬化性材料と液晶の分布の三次元的な縞状構造として記録される。すなわち、レーザ光源21の光によって誘起された定在波の腹の部分で硬化が起こり、節の部分に液晶が集中することにより縞状構造が形成される。液晶は樹脂硬化の成長の方向性により配向方向が限定されるため、作製された素子は複屈折を示す。なお、ホログラフィック液晶素子3に入射する参照光13と物体光15の光強度比は、2:1から10:1程度が望ましく、照射強度は5mW/cm、照射時間は5分間(光強度の和は1.5mJ/cm)にて行う。
次に、フォトマスク37の位置を他の画素3aに対応する位置にずらして、再度干渉露光を行う。この時、参照光13の入射角度は同一でよく、物体光15側は、ほぼ同じ位置に配置される反射型画像形成素子32で形成される画像を入れ替えて干渉露光を行う。なお、この時、波面変換情報記録領域(画素)3aはON(電圧印加)状態にしておく。これを画素3aの数だけ繰り返すことによりそれぞれの画素3aに異なる画像(波面変換情報)を書き込むことができる。
以上のようにして、ホログラフィック液晶素子3が完成する。このようにして得られたホログラフィック液晶素子3に、電圧無印加状態で角度θからレーザ光を照射すると、その再生光から光源とは反対側の法線方向(もしくは波面変換情報記録時に物体光15が照射された方向)に反射型画像形成素子32で作られた様々な光学像が得られる。
なお、本実施例において、蛍光体プレート4の蛍光体をカラーフィルタのように微細に配置し、それぞれに赤色蛍光体、緑色蛍光体などを配置することで、フルカラー画像を得ることも可能である。
図4は、本発明の第2の実施例による投射型表示機器101の構成及び動作例を表す概念図である。
第2の実施例による投射型表示機器101は、少なくとも、光源1、ホログラフィック液晶素子3、蛍光体プレート4及び光変調素子(ホログラム等)5を含んで構成される。光源1は、第1の実施例と同様のものであるが、レンズ2(図1)を介さずに点光源としてホログラフィック液晶素子3に入射する。光源1からのレーザ光10は、所定の幅(面積)を持った光束である。
ホログラフィック液晶素子3は、少なくとも1つの画素(波面変換情報記録領域)を有するホログラフィック液晶素子であり、第1の実施例と同様に制御部36が接続されている。第2の実施例では、ホログラフィック液晶素子3は単一の画素を有し、記録されている画像の表示・非表示のみ(再生光11の投影又は照明光10の透過)を、電圧の印加・無印加により切り替える。蛍光体プレート4は、第1の実施例と同様のものである。
光変調素子(ホログラム等)5は、その表面が光源1とホログラフィック液晶素子3に対して所定の角度になるように配置され、波面変換機能を有している。図4ではホログラフィック液晶素子3の平面に対し、レーザ光10は法線方向から入射しているが、傾けて入射させても良い。波面変換機能は、ホログラフィック液晶素子3と同様に、記録された波面変換情報に基づき光源1からホログラフィック液晶素子3を介して照射される短波長レーザ(照明光)10を所望の配光パターンを有する再生光11に変換する機能である。
光変調素子5がホログラムである場合、その作製は、図2に示す光学分割系干渉露光装置300を用いて行うことが可能である。この場合、ホログラフィック液晶素子3の代わりに、ガラス基板などの透明基板に感光性モノマー(光を受けてポリマーとなるもの)を貼り合わせたものを用意する。感光性モノマーとしては、例えば、デュポン製フォトポリマーOmnidexや、他のフォトポリマー(銀塩乳剤等)を用いることができる。本実施例では、青色の波長に感度を持つフォトポリマーを用いる。
また、ホログラム5は、計算機合成ホログラム(CGH:Computer Generated Hologram)を用いて作製することも可能である。ホログラムは3次元の情報を記憶するが、光の干渉をシミュレートすることにより、計算機で作成することができる。この場合、光学設計を市販の回折光学設計ツール(ソフトウェア)を用いた計算で行う。
光学設計の計算では、光源の情報(ニアフィールド、ファーフィールド)と、結果として得たい光学像(出力形状分布、輝度分布)情報を入力してシミュレーションすることで、最適な位相分布を得ることができる。位相分布はミクロンオーダーもしくはサブミクロンオーダーの凹凸の分布であり、その加工にはレーザ描画法、電子ビーム描画法などを用いることができる。なお、機械切削、干渉露光装置なども活用可能である。
一旦元となる加工を行えば、その形状は金型で反転転写して作成することもできるため、安価にホログラム5を量産することが可能となる。位相分布を表す凸凹の断面形状は2段階以上の厚さ分布を持っていれば良く、好ましくは8段階程度の階段状の形状である。なお、レーザ描画機などを用いれば、連続的に厚さが変わる断面形状も形成できるため理想的である。
金型などから位相分布を表す凸凹を反転転写する材料としては、光硬化性樹脂(アクリル系もしくはエポキシ系など)を用いる。樹脂材料は耐熱性が高く、200℃以上の熱処理に対しても透過率の変化がほとんど見られず(黄変することなく)、90%以上の高い透過率を示す。また、樹脂材料はガラスへの密着性も優れているため、硬化性樹脂と貼り合わせる基板には、ガラス基板を用いる。
また、CGHで作製したホログラム5では、0次光(回折されずにホログラム光学素子をそのまま透過した光源の光)をほとんど無くすことができるので、照明光10がホログラム5の法線方向から入射するように配置することができる。
なお、光変調素子5として、ホログラフィック液晶素子3とは別のホログラフィック液晶素子を配置するようにしても良い。
第2の実施例では、第1の実施例と同様に、ホログラフィック液晶素子3に印加する電圧を制御することにより、レーザ(点光源)の光10を再生光11に変換したり、そのまま透過させたりすることができる。ホログラフィック液晶素子3をOFFにすることにより、波面変換された再生光11は、第1の実施例と同様に、蛍光体スクリーン4に投影され所定の像を結像する。
一方、ホログラフィック液晶素子3をONにすることにより、ホログラフィック液晶素子3をそのまま透過したレーザ光10は、後段に設けられたホログラム5に入射する。ホログラム5は、光干渉によりホログラム像を再生し、その再生光11は蛍光体スクリーン4に、ホログラフィック液晶素子3によるものとは異なる所定の像を結像する。
このように構成することにより、ホログラフィック液晶素子3のON/OFFを切り替えることで、電気的に、表示画像を切り替えることが可能となる。
なお、第2の実施例でも、第1の実施例と同様に、ホログラフィック液晶素子3に複数の画素3aを設けるようにしても良い。その場合には、光源1の後段に第1の実施例と同様に、レンズ2を配置する。
また、複数のホログラフィック液晶素子3を光路上に連続して配置して、それぞれを独立して制御することにより、さらにバリエーションにとんだ画像を表示するようにしても良い。
以上、本発明の第1及び第2の実施例によれば、ホログラフィック液晶素子3への印加電圧を制御することにより、投射型表示機器100又は101において表示させる画像の種類や濃淡等を電気的に制御することが可能となる。画像等の切り替えに機械的な構成部材を必要としないので、投射型表示機器100又は101を小型化できるとともに、製造コストを抑えることができる。
なお、上述の第1及び第2の実施例では、電圧印加状態で透過、電圧無印加状態でホログラム像を投影するものとしたが、液晶性の光硬化性モノマー等を用いることにより、電圧印加状態でホログラム像を投影し、電圧無印加状態で透過するように構成してもよい。
また、遊技機器のパネル形状にあわせて、蛍光体プレート4を湾曲させても良い。さらに、蛍光体プレート4の厚さ(蛍光体を塗布する場合は蛍光体の塗布厚)、及び蛍光体の密度、種類、色等を、場所に応じて変化させるようにしても良い。上述したような形状の蛍光体プレート4は、ガラスもしくは樹脂材料に熱を加えて液状にし、蛍光体材料を混合攪拌しながら型に流し込んで作製したり、蛍光体材料自体を攪拌し熱を加えるなどして液状にし、型に流し込んで作製したりすることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
1…光源、2…レンズ、3…ホログラフィック液晶素子(回折光学素子)、4…蛍光体プレート、5…光変調素子(ホログラム)、7…光吸収体、10…青色レーザ(照明光)、11…再生光、12…レーザ光線、13…光線(参照光)、14…光線、15…光線(物体光)、21…レーザ光源、22…ハーフミラー、23…反射鏡、24…収束レンズ、25…ピンホール、26…コリメータレンズ、27、28…反射鏡、29…収束レンズ、30…ピンホール、31…凸レンズ、32…反射型画像形成素子、36…制御部、37…フォトマスク、40…コリメータ、50…物体光光学系、100、101…投射型表示機器、201、211…ガラス基板、202、212…透明電極、214…ギャップコントロール剤、215…液晶層、216…メインシール剤、300…光学分割系干渉露光装置

Claims (4)

  1. 光線を発射する光源と、
    印加される電圧に従い、前記光源から発射される光線を、所定の画像を形成する再生光に変換するか、又はそのまま透過させるホログラフィック液晶素子と、
    前記ホログラフィック液晶素子から入射する再生光を吸収して可視光を放射する蛍光体を含む蛍光体プレートと
    を有する投射型表示機器。
  2. 前記ホログラフィック液晶素子は、それぞれに独立して電圧を印加可能な複数の画素を有し、
    前記複数の画素は、それぞれ、印加される電圧に従い、前記光源から発射される光線を異なる画像を形成する再生光に変換する請求項1記載の投射型表示機器。
  3. 前記光源から発射される前記光線は、中心波長が450nm以下であり、
    前記蛍光体は、紫外から青色までの波長領域の光を吸収して、可視光を放射する請求項1又は2記載の投射型表示機器。
  4. さらに、前記ホログラフィック液晶素子をそのまま透過した光線の光路上に配置される光変調素子を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の投射型表示機器。
JP2012063914A 2012-03-21 2012-03-21 投射型表示機器 Active JP6002408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063914A JP6002408B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 投射型表示機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063914A JP6002408B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 投射型表示機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013195791A true JP2013195791A (ja) 2013-09-30
JP6002408B2 JP6002408B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=49394791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012063914A Active JP6002408B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 投射型表示機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6002408B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10620512B2 (en) 2017-02-28 2020-04-14 Seiko Epson Corporation Projector

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659256A (ja) * 1992-08-07 1994-03-04 Minolta Camera Co Ltd 表示装置
JPH11311833A (ja) * 1998-03-24 1999-11-09 Samsung Display Devices Co Ltd 蛍光体を利用したプロジェクション液晶ディスプレイ
JP2001054144A (ja) * 1999-06-04 2001-02-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 三次元表示方法及び装置
JP2003161834A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Sony Corp 偏光選択性ホログラム光学素子及び画像表示装置
JP2005258163A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Nec Viewtechnology Ltd プロジェクタ装置
JP2007114358A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Seiko Epson Corp 照明装置および画像表示装置
JP2007328220A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Nikon Corp 表示装置およびカメラ
JP2008009386A (ja) * 2006-05-31 2008-01-17 Nikon Corp 液晶表示素子、表示装置、観察装置およびカメラ
JP2008506972A (ja) * 2003-11-03 2008-03-06 スーパーイメージング,インコーポレーション 透明基板一体型の発光材料
JP2008058949A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Samsung Electronics Co Ltd フォトルミネセンス液晶表示装置
JP2009003427A (ja) * 2007-05-18 2009-01-08 Sanyo Electric Co Ltd 映像表示装置および携帯端末装置
JP2010286573A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Stanley Electric Co Ltd 電気光学素子

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659256A (ja) * 1992-08-07 1994-03-04 Minolta Camera Co Ltd 表示装置
JPH11311833A (ja) * 1998-03-24 1999-11-09 Samsung Display Devices Co Ltd 蛍光体を利用したプロジェクション液晶ディスプレイ
JP2001054144A (ja) * 1999-06-04 2001-02-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 三次元表示方法及び装置
JP2003161834A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Sony Corp 偏光選択性ホログラム光学素子及び画像表示装置
JP2008506972A (ja) * 2003-11-03 2008-03-06 スーパーイメージング,インコーポレーション 透明基板一体型の発光材料
JP2005258163A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Nec Viewtechnology Ltd プロジェクタ装置
JP2007114358A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Seiko Epson Corp 照明装置および画像表示装置
JP2008009386A (ja) * 2006-05-31 2008-01-17 Nikon Corp 液晶表示素子、表示装置、観察装置およびカメラ
JP2007328220A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Nikon Corp 表示装置およびカメラ
JP2008058949A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Samsung Electronics Co Ltd フォトルミネセンス液晶表示装置
JP2009003427A (ja) * 2007-05-18 2009-01-08 Sanyo Electric Co Ltd 映像表示装置および携帯端末装置
JP2010286573A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Stanley Electric Co Ltd 電気光学素子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10620512B2 (en) 2017-02-28 2020-04-14 Seiko Epson Corporation Projector

Also Published As

Publication number Publication date
JP6002408B2 (ja) 2016-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5912712B2 (ja) 照明用光学系
JP3909812B2 (ja) 表示素子及び露光素子
US8027090B2 (en) Optical element, replica substrate configured to form optical element
CN100446287C (zh) 发光元件及图像显示装置
JP2013171645A (ja) 照明用光学系
JP4596072B2 (ja) 微細加工体の製造方法、およびエッチング装置
JP2011222199A (ja) 照明装置および表示装置
TW200405060A (en) Microlens array substrate and fabrication method thereof, and projection-type liquid crystal display device using same
WO2020255482A1 (ja) 導光板、その製造方法、導光板モジュール、および画像表示装置
JPH10333131A (ja) 表示パネル、表示パネルの製造方法、表示パネルの駆動方法、表示パネルの欠陥修正方法、及び表示パネルを用いた表示装置
JP2012103615A (ja) 照明装置、プロジェクター
WO2017164309A1 (ja) 光学体及び発光装置
WO2020008949A1 (ja) 導光板、導光板モジュール、画像表示装置および導光板の製造方法
JP2019071275A (ja) 光学体、光学体の製造方法、発光装置、及び画像表示装置
CN109031507A (zh) 导光板及其制造方法、背光模组及显示装置
CN108845457A (zh) 背光模组及其控制方法和显示设备
JP6002408B2 (ja) 投射型表示機器
JP2013250369A (ja) 光照射装置及び液晶素子
JP3694612B2 (ja) 反射型液晶表示装置及びそれを備えた機器
KR101857818B1 (ko) 패턴드 반파장 지연판을 이용한 광 결합 패널 및 그 제조 방법
JP2011002853A (ja) 微細加工体の製造方法、およびエッチング装置
JP3341856B2 (ja) 液晶表示装置
JP2011059265A (ja) プロジェクタ装置
US20240134225A1 (en) Optical film, display module, and display screen
JP2007047821A (ja) 表示素子及び露光素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6002408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250