JPH07140886A - 光学素子及び画像表示装置 - Google Patents

光学素子及び画像表示装置

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JPH07140886A
JPH07140886A JP5290518A JP29051893A JPH07140886A JP H07140886 A JPH07140886 A JP H07140886A JP 5290518 A JP5290518 A JP 5290518A JP 29051893 A JP29051893 A JP 29051893A JP H07140886 A JPH07140886 A JP H07140886A
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JP
Japan
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light
hologram
optical element
color
display device
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Application number
JP5290518A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinao Taketomi
義尚 武富
Shiro Asakawa
史朗 浅川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5290518A priority Critical patent/JPH07140886A/ja
Publication of JPH07140886A publication Critical patent/JPH07140886A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/0402Recording geometries or arrangements
    • G03H1/0408Total internal reflection [TIR] holograms, e.g. edge lit or substrate mode holograms

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 カラー画像表示用の3色のドットパターンを
光のスポット群として形成するための光学素子であり、
光源3と、透明基板2と、この基板2上に設けられた体
積位相型のホログラム1から構成され、前記ホログラム
1は各色の光を空間的に分離する機能を持つ要素ホログ
ラムが多重記録されたものであり、前記光源に含まれる
各色の光が前記ホログラム1によって空間的に分離さ
れ、モザイク状に配列された3色光スポット群R、G、
Bを形成する。 【効果】 ホログラムの外側(空気側)から入射する光
ではホログラムが再生されないので、外見上は透明とな
り、各色のドットパターンはそれぞれが独立して形成さ
れるので、ディスプレイ上に鮮明な3色のドットパター
ンが形成できる。液晶装置との組み合わせにより、コン
トラストの高い直視型画像表示装置が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像を表示するた
めの光学素子、及び画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶をポリマー母材に分散させ、
その光散乱を利用した高分子分散型液晶表示装置の開発
が活発化している。
【0003】図21は従来の表示装置の構成を示すもの
である。図21において、32は高分子液晶分散層、3
3は透明基板、34、35は透明電極、36は照明装
置、37はカラーフィルタである。
【0004】以上のように構成された表示装置につい
て、以下その動作について説明する。一般に高分子液晶
分散層は、それをはさんで向かい合う一組の電極間に電
圧を印加する事によって、ポリマー母材に分散された液
晶が、無秩序に配列した状態(散乱状態)から、整然と
配列した状態(透明状態)に移行する。あるいはその逆
のプロセスも可能である。高分子液晶分散層32は、透
明基板33の上に画素を構成するパターンとして構成さ
れた一組の透明電極34、35の間に置かれ、この電極
間に印加される電圧によってその状態を変える。散乱状
態となった画素(図中斜線部)を照明装置36の光が照
らすことにより、画像が構成され、さらにカラーフィル
タ37を通すことによって、カラー画像が得られるもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、透明状態にある画素から照明装置36の
光が漏れるため、常にコントラストの低い画像しか得ら
れず、直視型の表示装置としての構成が困難であった。
【0006】また、照明装置36とカラーフィルタ37
が高分子液晶分散層32をはさんだ構成をとっているた
め、この表示装置が保有する他にはない特徴、即ち電圧
印加(または除去)により透明になるという特徴、が十
分に活かされていなかった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、外見上透明
で、かつ表示装置の各画素に赤、緑、青の各色を付与す
るための光学素子を提供する。
【0008】さらにこの光学素子と高分子分散型液晶表
示装置との組み合わせにより、透明で、カラー表示可能
で、かつ直視型として用いることのできる画像表示装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の光学素子は、光源と、透明基板と、この基
板上に設けられた体積位相型のホログラムから構成さ
れ、前記光源を発し前記基板内を伝搬する3色の光を、
前記ホログラムによって空間的に分離して集光し、一つ
の平面上でモザイク上に配列された光スポット群を形成
するという構成を備えたものである。
【0010】あるいは3色のドットパターンが互いに1
ピッチずつずれた状態で多重記録されたホログラムを、
前記光源を発し前記基板内を伝搬する3色の光で再生す
ることによってモザイク状に配列された3色光スポット
群を形成するという構成を備えたものである。
【0011】また、本発明の画像表示装置は、上記光学
素子と高分子分散型液晶ディスプレイを組み合わせ、3
色の光スポットにて散乱状態にある画素を照明するとい
う構成を備えたものである。
【0012】一方、本発明のもう一つの光学素子は、光
源の色を時系列的に交互に切り替える、あるいは3色フ
ィルタを時系列的に交互に切り替えることによって色を
変え、この各色の光を透明基板内を伝搬させ、ホログラ
ムに多重記録された透明基板面を一様に照明する各色の
照明光情報を再生し、時系列的に切り替わる3色の照明
光を形成するという構成を備えたものである。
【0013】また、本発明のもう一つの画像表示装置
は、上記光学素子と高分子分散型液晶ディスプレイを組
み合わせ、時系列的に切り替わる3色の照明光にて散乱
状態にある画素を照明するという構成を備えたものであ
る。
【0014】
【作用】本発明の光学素子は上記した構成によって、ホ
ログラムの外側(空気側)から入射する光ではホログラ
ムが再生されないので、外見上は透明に見える。各色の
光スポットはそれぞれが空間的に分離されるので、ディ
スプレイ上にはモザイク状に配列された鮮明な3色の光
スポット群が形成される。または時系列的に切り替わる
一様な3色の照明光が形成される。また、本発明の画像
表示装置は上記した構成によって透明となる。さらに、
不要照明光が観察者の目に入らないため、コントラスト
の高い直視型画像表示装置となる。
【0015】
【実施例】以下本発明による光学素子の第1の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本実施例における光学素子の原理
図、図2はホログラムの最小単位領域の機能を示す図、
図3は全体の鳥瞰図である。図1において、1は体積位
相型のホログラム、2は透明基板、3は光源である。
【0017】以上のように構成された光学素子につい
て、以下図1から図3を用いてその動作を説明する。
【0018】図1に示すように、ホログラム1は光源3
からの光を、規則的に配列した赤、緑、青の光スポット
群に変換する機能を有する。簡便のため図2、図3を用
いて、赤、緑、青の光スポットをそれぞれ1つずつ形成
するために占有されるホログラムの最小単位領域につい
て記述する。
【0019】図2に示した体積位相型のホログラム1の
最小単位領域4には3色の光をそれぞれ異なる方向に回
折し、集光するような3つの要素ホログラムが多重記録
されている。ホログラム媒質内部では上記機能を有する
3つのホログラムが媒質内の空間を互いに共有するよう
な形で記録されているが、これを概念的に表現するた
め、同図ではホログラム面上に最小単位領域4の概観を
示した。各色の要素ホログラムによる回折の方向として
は、図2(a)に示すような垂直方向や図2(b)に示
すような水平方向が例として上げられるが、これに限定
されるものではない。
【0020】図3に示すように、ホログラム1にはこの
最小単位領域4が数多く存在し、互いに隣合い、または
重なり合い、その結果再生される光がその集光面上にお
いてモザイク状の3色光スポット群となるように配置さ
れている。
【0021】各要素ホログラムは記録時に用いられた色
の光、及びその近傍の波長を持つ光によってのみ再生さ
れ、それと異なる色の光によっては再生されない。これ
は体積位相型ホログラムの他にはない特徴である。
【0022】以下、図4と図5を用いて、ホログラムの
作成工程について説明する。図4において2は透明基
板、5はホログラム記録材料、6はその保護フィルム、
7はレンズレットアレイ、8は記録光、9は参照光であ
る。図5は図4の一部を拡大したものである。
【0023】透明基板2の上には保護フィルム6との間
にホログラム記録材料5が塗布されている。ここで用い
られるホログラムの記録材料としては、高い回折効率が
得られ、ノイズ光の少ないフォトポリマや重クロム酸ゼ
ラチンなどが適している。ここではフォトポリマを用い
た。
【0024】まず、たとえば赤色のレーザ光である記録
光8はレンズレットアレイ7により集光される。この様
子は図5(a)に拡大図として示されている。尚、同図
では記録光が水平に入射するように描かれているが、こ
れに限定されるものではない。ホログラム記録材料5は
レンズレットアレイ7とその焦平面との間に置かれる。
こうして同色の参照光9との干渉によって生じる光強度
パターンが屈折率分布としてホログラム記録材料5に記
録される。
【0025】ここで記録されたパターンを参照光9と同
じ光路の再生光光路10で光を入射して再生を行うと、
レンズレットアレイ7の基本周期dと同じ周期を持って
配列する赤色の光スポット群がある一つの平面11上に
形成される。尚、ここで述べている光スポット群が形成
されるべき平面11は前記レンズレットアレイの焦平面
に限られるものではない。
【0026】通常レンズレットアレイの基本周期はカラ
ー画像を構成するドットパターンの周期に比べはるかに
大きい。従って上記の構成によって再生される光スポッ
ト群をカラー画像の形成上十分微細な間隔pに配置する
ために、レンズレットアレイ7を一定距離pずつずらせ
て、同記録プロセスをさらに繰り返す。このプロセスは
d/p回繰り返される。
【0027】次にこのプロセスを、緑色のレーザ光を用
いて繰り返す。このとき図5(b)に示すように記録光
8’の入射角度をわずかに傾け、再生されるべき緑色の
光スポットが、先に記録された赤色の光スポットに隣合
うように構成する。またこのときホログラム記録材料5
に形成される緑色の要素ホログラムは先に記録された赤
色の要素ホログラムと全体あるいはその一部が重なり合
うものである。引き続き青色のレーザ光でこのプロセス
を繰り返す。ここでも記録光の入射角度をさらにわずか
に傾け、再生されるべき青色の光スポット群が、先に記
録された赤色と緑色の光スポット群に隣合うように構成
する。要素ホログラムは同様に重なり合う。
【0028】尚、ここでは赤、緑、青の順序で記録プロ
セスを説明したが、その順序は任意である。ホログラム
記録材料5のダイナミックレンジを均等に各色に配分す
ることで等価なホログラムが多重記録される。
【0029】こうして形成されたホログラム1は、参照
光9と同じ光路の再生光光路10で赤、緑、青の3色光
を入射させることによってそれぞれの色で独立に再生さ
れ、互いに異なる角度で回折、及び空間分離され、一つ
の平面上でモザイク上に配列された鮮明な3色の光によ
る光スポット群が形成される。
【0030】またこうして形成されたホログラムは、例
えば透明基板2の端面から入射し、再生光光路10で伝
搬する光によってのみ再生され、それ以外の経路を経て
入射する光によっては再生されないため、外見上透明と
なる。
【0031】 以上のように本実施例によれば、体積位相
型のホログラムとして多重記録された、空間分離機能を
有する3色の要素ホログラムを、透明基板内を伝搬する
各色の光(再生光)で再生することによって、モザイク
上に配列した3色の光スポット群を形成する透明な光学
素子が得ることができる。
【0032】以下本発明による光学素子のもう一つの実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【0033】図6は本発明の実施例における光学素子の
原理図、図7はその鳥瞰図である。図6において、12
は体積位相型のホログラム、2は透明基板、3は光源で
ある。
【0034】以上のように構成された光学素子につい
て、以下図6から図9を用いてその動作を説明する。
【0035】体積位相型のホログラム12には3つのパ
ターンが多重記録されている。記録される基本パターン
は図8に示すようなドットパターンであり、このパター
ンが赤色、緑色、青色の光で、かつお互いに1ピッチず
つずらせた状態で重ねて記録されている。
【0036】ホログラムの内部ではこの3つのパターン
が媒質内の空間を互いに共有するような形で記録されて
いる。これを概念的に表現するため、図7にホログラム
面上の重なり合った楕円群として示した。
【0037】各パターンは記録時に用いられた色の光、
及びその近傍の波長を持つ光によってのみ再生され、そ
れと異なる色の光によっては再生されない。
【0038】これは体積位相型ホログラムの他にはない
特徴であり、この特徴を活かすことによって、光源3を
発し、透明基板2の中を伝搬する3色の光から、各色の
ドットパターンが独立して再生され、光の3色光スポッ
ト群が結像面上に形成される図9。
【0039】ここで用いられるホログラムの記録材料と
しては、高い回折効率が得られ、ノイズ光の少ないフォ
トポリマや重クロム酸ゼラチンなどが適している。
【0040】以下、図10を用いて、ホログラムの作成
工程について説明する。図10において2は透明基板、
5はホログラム記録材料、6はその保護フィルム、13
はガラスブロック、14はインデックスマッチング液、
15はパターンマスク、16は記録光、17は参照光で
ある。
【0041】透明基板2の上にはホログラム記録材料5
が塗布されている。ここではフォトポリマを用いた。さ
らに保護用のフィルム6を介してガラスブロック13が
光学コンタクトされている。保護フィルム6とガラスブ
ロック13の間にはインデックスマッチング液14をは
さむのが好ましい。記録されるドットパターンが形成さ
れたパターンマスク15は透明基板2に近接して固定さ
れ、たとえば、赤色のレーザ光である記録光16によっ
て照明される。これと同時に参照光17をガラスブロッ
ク13の側から入射させ、記録光16との干渉によって
生じる光強度パターンをホログラム記録材料5に屈折率
分布として記録する。
【0042】尚、ここで用いられるパターンマスク15
は、例えば図8に示した基本パターンを、薄い金属板に
穴を開けて形成したもの、またはガラス基板上にコーテ
ィングされた金属膜をフォトリソグラフィの手法でパタ
ーニングしたものである。尚、ドットの形状はここに示
したような楕円に限られることはなく、またその配置も
ここに示した形に限られるものではない。
【0043】次にパターンマスク15をドット一つ分だ
けずらして固定し、緑色のレーザ光で同様にパターンの
記録を行う。さらに青色のレーザ光でこのプロセスを繰
り返す。ここでは赤、緑、青の順序で記録プロセスを説
明したが、その順序は任意である。ホログラム記録材料
5のダイナミックレンジを均等に各色に配分することで
等価なホログラムが多重記録される。
【0044】尚、ここで示した記録方法の他に、一般に
ホログラフィの手法として用いられる多段ステップ法も
勿論可能である。
【0045】こうして形成されたホログラム12は、ガ
ラスブロック13を取り除いた後、今度は透明基板2の
内部に参照光17と対向する再生光光路18で赤、緑、
青の3色光を入射させることによってそれぞれの色で独
立に再生され、記録時にパターンマスク15を設置した
位置に鮮明な3色光ドットパターンが形成される。
【0046】またこうして形成されたホログラムは、例
えば透明基板2の端面から入射し、再生光光路18で伝
搬する光によってのみ再生され、それ以外の経路を経て
入射する光によっては再生されないため、外見上透明と
なる。
【0047】以上のように本実施例によれば、カラー画
像を構成する3色のドットパターンを体積位相型の反射
型ホログラムとして多重記録し、これを透明基板上に配
し、前記基板内を伝搬する各色の光(再生光)で前記ホ
ログラムを再生することによって、3色の光スポット群
を形成する透明な光学素子を得ることができる。
【0048】以下本発明による光学素子の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0049】図11は本実施例における光学素子の原理
図であり、同図において、19は体積位相型のホログラ
ム、2は透明基板、20は光源である。
【0050】以上のように構成された光学素子につい
て、以下図11から図13を用いてその動作を説明す
る。
【0051】光源20は赤、緑、青の色を切り替えるこ
とができるもの、あるいは白色光源と3色フィルタを組
み合わせたもので、時系列的に色を切り替える機能を有
するものである。
【0052】体積位相型のホログラム19には3色の光
をそれぞれある方向に回折するような3つの要素ホログ
ラムが媒質内の空間を互いに共有するような形で多重記
録されている。回折角は各色において同じであっても異
なっていてもよい。
【0053】各要素ホログラムは記録時に用いられた色
の光、及びその近傍の波長を持つ光によってのみ再生さ
れ、それと異なる色の光によっては再生されない。
【0054】これは体積位相型ホログラムの他にはない
特徴であり、この特徴を活かすことによって、光源20
を発し、透明基板2の中を伝搬する各色の光が各要素ホ
ログラムを独立して再生し、この再生された光はそれぞ
れある角度をもって透明基板面から出射し、一様な各色
の照明光となる。
【0055】以下、図13を用いて、ホログラムの作成
工程について説明する。(図13)において2は透明基
板、5はホログラム記録材料、6はその保護フィルム、
20は記録光、21は参照光である。
【0056】透明基板2の上には保護フィルム6との間
にホログラム記録材料5が塗布されている。ここで用い
られるホログラムの記録材料としては、高い回折効率が
得られ、ノイズ光の少ないフォトポリマや重クロム酸ゼ
ラチンなどが適している。ここではフォトポリマを用い
た。
【0057】まず、たとえば赤色のレーザ光である記録
光21と同色の参照光22との干渉によって生じる光強
度パターンが屈折率分布としてホログラム記録材料5に
記録される。ここで参照光22は平行光、あるいは概略
平行光であり、再生される光は同様の平行光、あるいは
概略平行光となる。
【0058】引き続きこのプロセスを、緑色のレーザ光
を用いて繰り返す。さらに、青色のレーザ光を用いて繰
り返す。
【0059】尚、ここでは赤、緑、青の順序で記録プロ
セスを説明したが、その順序は任意である。ホログラム
記録材料5のダイナミックレンジを均等に各色に配分す
ることで等価なホログラムが多重記録される。
【0060】こうして形成されたホログラム19は、参
照光22と同じ再生光光路23で入射する赤、緑、青の
3色光で独立に再生される。ここで光源の色を切り替え
る、あるいは色フィルタを切り替えるなどの手法によ
り、各色の光を交互に入射させて各要素ホログラムを再
生することで、時系列的に交互に切り替わる一様な3色
の照明光となる。尚、色の切り替えを行わず、3色の光
で各要素ホログラムを同時に再生した場合には白色の照
明光が得られる。
【0061】こうして形成されたホログラムは、例えば
透明基板2の端面から入射し、再生光光路23で伝搬す
る光によってのみ再生され、それ以外の経路を経て入射
する光によっては再生されないため、外見上透明とな
る。
【0062】以上のように本実施例によれば、体積位相
型のホログラムとして多重記録された、空間分離機能を
有する3色の要素ホログラムを、透明基板内を伝搬する
各色の光(再生光)で交互に再生することによって、時
系列的に切り替わる一様な3色の照明光を形成する透明
な光学素子が得ることができる。
【0063】尚、以上述べてきた3つの実施例におい
て、記録光を透明基板2に入射した後、再生光光路とな
す角度が90度よりも十分に大きくなるような角度に選
ぶことで図14、再生光の偏波方向による回折効率の差
が改善され、高い光利用効率が実現できる。同時に、再
生光の波長がある幅を持つために起こる回折光の分散の
影響を低減することができ、ボケの無い鮮明なドットパ
ターンが再生できる。あるいは色にじみのない一様な照
明光が得られる。これは再生光として、単一波長で偏波
方向の揃った、例えばレーザのような光源を用いる場合
には考慮する必要はないが、白色光での再生を行うとき
に重要になる。
【0064】また、伝搬する再生光が透明基板2の内部
表面で全反射条件を満足するように再生光光路を選ぶこ
とで、表面からの光の漏れは無くなる。さらに図15に
示すように、再生光を入射させた端面と対向するもう一
つの端面をプリズムのように研磨し、この頂角でホログ
ラムによって回折された残りの再生光が全反射を起こし
て元の光路に戻るようにすると、端面からの光の漏れも
なくすことができる。例えば反射光を透明基板2の面に
平行に光源側に戻したり(図15(a))、頂角を90
度として反射光を再び元の光路を経て光源側に戻しても
よい(図15(b))。
【0065】また、ここでは反射型ホログラムについて
述べたが、透過型ホログラムでも同様の機能を実現でき
る。
【0066】以下本発明による画像表示装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0067】図16は本発明の画像表示装置の実施例を
示す構成図であり、前述の実施例による、3色光スポッ
トを形成する光学素子24と高分子分散型液晶表示装置
25とを組み合わせた構成となっている。この光学素子
24をここでは反射型ホログラムを用いて構成した。ま
たこの高分子分散型液晶表示装置25は液晶層の後方散
乱を用いて画像を表示するものである。前記表示装置2
5は従来例として説明した従来の表示装置図21から照
明装置35、及びカラーフィルタ36を取り除いた以外
は基本的に構成は変わらないものであり、図ではこの表
示装置を簡略化して描いた。但し、ここでは従来例と違
い液晶層の後方散乱により画像を表示しようとするもの
で、液晶の材料、あるいは液晶分散層の構造は若干異な
る可能性がある。また、画面全体を透明にするための工
夫も必要となるが、これらの詳細な記述は本発明の主旨
ではないので省略する。
【0068】高分子分散型液晶表示装置25は光学素子
24により3色光ドットパターンが再生される結像面に
固定される。その固定の方法は全面接着、部分接着、ソ
ルダバンプを用いた接合、あるいは機械的な手法による
固定など、さまざまな手法が適用可能である。いずれ
も、前記表示装置の各画素に3色光ドットパターンが正
確に照射するように規制し、装置全体の透明感を損なわ
ないものであればよい。
【0069】以下本発明によるもう一つの画像表示装置
の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0070】図17は本発明の画像表示装置の実施例を
示す構成図であり、前述の実施例による時系列的に色の
切り替わる照明光を形成する光学素子26と高分子分散
型液晶表示装置27とを組み合わせた構成となってい
る。この光学素子26は反射型ホログラムを用いて構成
した。またこの高分子分散型液晶表示装置27は液晶層
の後方散乱を用いて画像を表示するものである。前記表
示装置27は従来例として説明した従来の表示装置図2
1から照明装置35、及びカラーフィルタ36を取り除
いた以外は基本的に構成は変わらないものであり、図で
はこの表示装置を簡略化して描いた。但し、ここでは従
来例と違い液晶層の後方散乱により画像を表示しようと
するもので、液晶の材料、あるいは液晶分散層の構造は
若干異なる可能性がある。また、画面全体を透明にする
ための工夫も必要となるが、これらの詳細な記述は本発
明の主旨ではないので省略する。
【0071】高分子分散型液晶表示装置27を光学素子
26に近接して固定することにより、時系列的に切り替
わる3色の照明光が供給される。例えばその切り替えを
180分の1秒に1回行い、それぞれの色画像に対する
輝度信号を前記表示装置27に同期させて表示すること
で、目には連続したカラー画像として認識される。
【0072】前述の実施例では3つの画素で一つのカラ
ー画素を構成していたが、本実施例によれば高分子分散
型液晶表示装置27の全画素が画像表示に利用できるた
め解像度が向上する。尚、固定の方法は全面接着、部分
接着、ソルダバンプを用いた接合、あるいは機械的な手
法による固定など、さまざまな手法が適用可能である。
いずれも、前記表示装置の各画素に3色の照明光が照射
するように規制し、装置全体の透明感を損なわないもの
であればよい。
【0073】以上、本発明の画像表示装置として2つの
実施例を説明してきたが、この中で述べてきた本発明に
よる光学素子はいずれも反射型のホログラムにより構成
されたものである。これらを総称して反射型光学素子2
8と呼ぶ。同様に透過型ホログラムにより構成された本
発明による光学素子を総称して透過型光学素子29と呼
ぶ。
【0074】また、以上述べてきた高分子分散型液晶表
示装置はいずれもその後方散乱によって画像を表示する
ものである。これらを総称して後方散乱型表示装置30
と呼ぶ。同様に前方散乱によって画像を表示するものを
総称して前方散乱型表示装置31と呼ぶ。
【0075】図18に示すように、透過型光学素子29
と後方散乱型表示装置30と組み合わせることも可能で
ある。以上図16から図18に示した例はいずれも液晶
層の後方散乱を利用したものであり、不要光が観察者の
目に入らないためコントラストの高い表示装置が実現で
きる。
【0076】図19には透過型光学素子29と前方散乱
型表示装置31との組み合わせを、また図20には反射
型光学素子28と前方散乱型表示装置31との組み合わ
せを示したが、このような構成も実現可能である。不要
光の影響によりコントラストが低下するが、用途によっ
ては十分に画像表示装置として使用可能である。
【0077】
【発明の効果】以上述べてきたような構成により本発明
の光学素子は、ホログラムの外側(空気側)から入射す
る光ではホログラムが再生されないので、外見上は透明
となる。各色のドットパターンはそれぞれが独立して再
生され、ディスプレイ上に鮮明な3色の光スポット群が
形成できる。あるいは時系列的に切り替わる3色の一様
な照明光が得られる。また、上記した構成によって本発
明の画像表示装置は透明となる。さらに、不要照明光が
観察者の目に入らないため、コントラストの高い直視型
画像表示装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光学素子の原理
の説明図
【図2】(a)は同実施例の縦方向に3色を分離するホ
ログラムの最小単位領域の説明図 (b)は同実施例の横方向に3色を分離するホログラム
の最小単位領域の説明図
【図3】同実施例における光学素子の鳥瞰図
【図4】同実施例におけるホログラムの記録光学系の概
観図
【図5】(a)は同実施例における赤色要素ホログラム
の記録光学系の拡大図 (b)は同実施例における緑色要素ホログラムの記録光
学系の拡大図
【図6】本発明の第2の実施例における光学素子の原理
の説明図
【図7】同実施例における光学素子の鳥瞰図
【図8】同実施例におけるホログラムに記録されるドッ
トパターンを示す説明図
【図9】同実施例におけるホログラムにより再生された
3色ドットパターンの配列図
【図10】同実施例におけるホログラムの記録光学系の
概観図
【図11】本発明の第3の実施例における光学素子の原
理図
【図12】(a)は同実施例における、色の切り替えが
可能な光源を示す図 (b)は同実施例の、3色フィルタにより色の切り替え
を行う光源の構成図
【図13】同実施例におけるホログラムの記録光学系の
概観図
【図14】第1〜第3の実施例の光学素子の、ホログラ
ムの好ましい再生方向を示す図
【図15】(a)は同実施例における光学素子において
再生光を基板端面の全反射面で光源側へ戻すための原理
図 (b)は同実施例における光学素子において再生光を基
板端面の90度全反射面で光源側へ戻すための原理図
【図16】第1及び第2の実施例の反射型光学素子を用
いた画像表示装置の構成図
【図17】第3の実施例の反射型光学素子を用いた画像
表示装置の構成図
【図18】第1〜第3の実施例の透過型光学素子用いた
画像表示装置の構成図
【図19】同実施例の透過型光学素子を用いた画像表示
装置の構成図
【図20】同実施例の反射型光学素子を用いた画像表示
装置の構成図
【図21】従来の高分子分散型液晶表示装置の概略図
【符号の説明】
1、12、19 ホログラム 2 透明基板 3 光源 4 最小単位領域 5 ホログラム記録材料 6 保護フィルム 7 レンズレットアレイ 8、16、21 記録光 9、17、22 参照光 10、18、23 再生光光路 11 平面 13 ガラスブロック 14 インデックスマッチング液 15 パターンマスク 20 光源 24 第1または第2の実施例の光学素子 25 高分子分散型液晶表示装置 26 第3の実施例の光学素子 27 高分子分散型液晶表示装置 28 反射型光学素子 29 透過型光学素子 30 後方散乱高分子分散型液晶表示装置 31 前方散乱高分子分散型液晶表示装置 32 高分子液晶分散層 33 透明基板 34、35 透明電極 36 照明装置 37 カラーフィルタ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像表示に用いられる3色のドット
    パターンを光のスポット群として形成するための光学素
    子であって、光源と、透明基板と、この基板上に設けら
    れた体積位相型のホログラムから構成され、前記ホログ
    ラムは各色の光を空間的に分離する機能を持つ要素ホロ
    グラムが多重記録されたものであり、前記光源を発し前
    記基板内を伝搬する各色の光が前記ホログラムによって
    空間的に分離され、モザイク状に配列された3色光スポ
    ット群を形成することを特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】カラー画像表示に用いられる3色のドット
    パターンを光のスポット群として形成するための光学素
    子であって、光源と、透明基板と、この基板上に設けら
    れた体積位相型のホログラムから構成され、前記ホログ
    ラムは各色のドットパターンの像が1ピッチずつずれた
    状態で多重記録されたものであり、前記光源を発し前記
    基板内を伝搬する各色の光で前記ホログラムを再生する
    ことによってモザイク状に配列された3色光スポット群
    を形成することを特徴とする光学素子。
  3. 【請求項3】カラー画像表示に用いられる3色の照明光
    を形成するための光学素子であって、3色の光を交互に
    発する光源と、透明基板と、この基板上に設けられた体
    積位相型のホログラムから構成され、前記ホログラムは
    前記透明基板面を一様に照明する各色の照明光情報を多
    重記録したものであり、前記光源の色を時系列的に交互
    に切り替えて前記基板内を伝搬させ、各色の光で前記ホ
    ログラムを再生することにより3色の照明光を形成する
    ことを特徴とする光学素子。
  4. 【請求項4】カラー画像表示に用いられる3色の照明光
    を形成するための光学素子であって、光源と、3色フィ
    ルタと、透明基板と、この基板上に設けられた体積位相
    型のホログラムから構成され、前記ホログラムは前記透
    明基板面を一様に照明する各色の照明光情報を多重記録
    したものであり、前記光源を発し前記基板内を伝搬する
    光の色を前記3色フィルタにより選択して時系列的に切
    り替え、各色の光で前記ホログラムを再生することによ
    って3色の照明光を形成することを特徴とする光学素
    子。
  5. 【請求項5】透明基板の端面から再生光を入射してホロ
    グラムを再生することを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載の光学素子。
  6. 【請求項6】ホログラムの再生像を基板面法線から傾斜
    した方向に形成することを特徴とする請求項1〜4の何
    れかに記載の光学素子。
  7. 【請求項7】再生光が透明基板表面で全反射条件を満た
    すことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光学
    素子。
  8. 【請求項8】再生光に対し、透明基板の端面を2つの全
    反射面となるように構成したことを特徴とする請求項1
    〜4の何れかに記載の光学素子。
  9. 【請求項9】再生光に対し、透明基板の端面をその断面
    形状が直角となるような2つの全反射面となるように構
    成したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
    光学素子。
  10. 【請求項10】白色光でホログラムを再生することを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光学素子。
  11. 【請求項11】ホログラムが反射型ホログラムであるこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光学素
    子。
  12. 【請求項12】ホログラムが透過型ホログラムであるこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光学素
    子。
  13. 【請求項13】請求項1または請求項2記載の光学素子
    と高分子分散型液晶表示装置を近接して配し、前記光学
    素子により形成される3色光スポット群が、前記表示装
    置の散乱状態にある画素を照明してカラー画像を表示す
    ることを特徴とする画像表示装置。
  14. 【請求項14】請求項3または請求項4記載の光学素子
    と高分子分散型液晶表示装置を近接して配し、前記光学
    素子により形成される3色の照明光が、前記表示装置の
    散乱状態にある画素を時系列的に照明してカラー画像を
    表示することを特徴とする画像表示装置。
  15. 【請求項15】高分子分散型液晶表示装置の後方散乱に
    よって画像を表示することを特徴とする請求項13また
    は14記載の画像表示装置。
  16. 【請求項16】高分子分散型液晶表示装置の前方散乱に
    よって画像を表示することを特徴とする請求項13また
    は14記載の画像表示装置。
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