JPH0659047B2 - Pcm搬送装置の同期信号発生回路 - Google Patents
Pcm搬送装置の同期信号発生回路Info
- Publication number
- JPH0659047B2 JPH0659047B2 JP16135788A JP16135788A JPH0659047B2 JP H0659047 B2 JPH0659047 B2 JP H0659047B2 JP 16135788 A JP16135788 A JP 16135788A JP 16135788 A JP16135788 A JP 16135788A JP H0659047 B2 JPH0659047 B2 JP H0659047B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pcm
- frame
- synchronization signal
- timing control
- parallel
- Prior art date
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Description
(産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル多重通信システム内に設置される
PCM搬送装置の同期信号発生回路に関するものであ
る。 (従来の技術) 従来、ディジタル多重通信システム内に設置されるPC
M搬送装置では、対局に対し、信号ディジタル・データ
を送出するためのマルチフレーム同期信号と音声ディジ
タル・データを送出するためのフレーム同期信号とが送
出される構成となっている。 しかしながら、最近のCCITT RED BOOK G704の勧告によ
れば、PCMラインにおけるデータ・エラーを監視する
ためのCyclic Redundancy Check(以下「CRC」と略
称する)機能が追加され、従来の2種の同期信号に加え
てCRC同期信号をも対局に送出することが必要になっ
てきている。 (発明が解決しようとする問題点) 上記CCITT RED BOOK G704の勧告に従ってCRC同期信
号を送出するためにCRC同期信号発生回路を既存のP
CM搬送装置内のマルチフレーム同期信号発生回路とフ
レーム同期信号発生回路に追加すると、タイミング制御
用のカウンタを各同期信号発生系統ごとに設置しなけれ
ばならないなど同期信号発生回路全体が複雑で部品点数
も多くなり、価格も上昇するという問題がある。 (問題点を解決するための手段) 本発明に係わるPCM搬送装置の同期信号発生回路は、
PCMマルチフレーム同期信号設定部とPCMフレーム
同期信号設定部と、CRC同期信号設定部と、これらの
設定部に設定された各同期信号を対応のタイミングで並
列/直列変換させるタイミング制御部と、クロック信号
をカウントして上記タイミング制御部にタイミング制御
のためのカウント値を供給する単一のカウンタとを備
え、PCMのマルチフレームとCRCのマルチフレーム
とを一致させることによりタイミング制御用のカウンタ
を共用するように構成されている。 (実施例) 第1図は、本発明の一実施例に係わるPCM搬送装置の
同期信号発生回路の構成を示すブロックであり、1はP
CMマルチフレーム同期信号設定部、2はPCMフレー
ム同期信号設定部、3はCRC同期信号設定部、4はカ
ウンタ、5はクロック信号発生部、6,7,8はタイミ
ング制御部、9,10,11は直列/並列変換部であ
る。 第2図は、上記実施例の同期信号発生回路から出力され
る同期信号に関するフレーム構成を示す信号フォーマッ
ト図である。PCMマルチフレーム同期信号は、フレー
ム「0」のタイムスロット「16」の〔0000xyx
x〕のうちの
PCM搬送装置の同期信号発生回路に関するものであ
る。 (従来の技術) 従来、ディジタル多重通信システム内に設置されるPC
M搬送装置では、対局に対し、信号ディジタル・データ
を送出するためのマルチフレーム同期信号と音声ディジ
タル・データを送出するためのフレーム同期信号とが送
出される構成となっている。 しかしながら、最近のCCITT RED BOOK G704の勧告によ
れば、PCMラインにおけるデータ・エラーを監視する
ためのCyclic Redundancy Check(以下「CRC」と略
称する)機能が追加され、従来の2種の同期信号に加え
てCRC同期信号をも対局に送出することが必要になっ
てきている。 (発明が解決しようとする問題点) 上記CCITT RED BOOK G704の勧告に従ってCRC同期信
号を送出するためにCRC同期信号発生回路を既存のP
CM搬送装置内のマルチフレーム同期信号発生回路とフ
レーム同期信号発生回路に追加すると、タイミング制御
用のカウンタを各同期信号発生系統ごとに設置しなけれ
ばならないなど同期信号発生回路全体が複雑で部品点数
も多くなり、価格も上昇するという問題がある。 (問題点を解決するための手段) 本発明に係わるPCM搬送装置の同期信号発生回路は、
PCMマルチフレーム同期信号設定部とPCMフレーム
同期信号設定部と、CRC同期信号設定部と、これらの
設定部に設定された各同期信号を対応のタイミングで並
列/直列変換させるタイミング制御部と、クロック信号
をカウントして上記タイミング制御部にタイミング制御
のためのカウント値を供給する単一のカウンタとを備
え、PCMのマルチフレームとCRCのマルチフレーム
とを一致させることによりタイミング制御用のカウンタ
を共用するように構成されている。 (実施例) 第1図は、本発明の一実施例に係わるPCM搬送装置の
同期信号発生回路の構成を示すブロックであり、1はP
CMマルチフレーム同期信号設定部、2はPCMフレー
ム同期信号設定部、3はCRC同期信号設定部、4はカ
ウンタ、5はクロック信号発生部、6,7,8はタイミ
ング制御部、9,10,11は直列/並列変換部であ
る。 第2図は、上記実施例の同期信号発生回路から出力され
る同期信号に関するフレーム構成を示す信号フォーマッ
ト図である。PCMマルチフレーム同期信号は、フレー
ム「0」のタイムスロット「16」の〔0000xyx
x〕のうちの
〔0000〕であり、xはスペアービッ
ト、yはマルチフレーム・アラームビットである。PC
Mフレーム同期信号は、偶数フレームのタイムスロット
「0」の〔Cn0011011〕(n=1,2,3,
4)のうちの〔0011011〕であり、C1,C2,
C3,C4はCRCビットである。CRC同期信号は、
奇数フレームのタイムスロット「0」のビット1の〔0
01011SiSi〕のうちの〔001011〕であ
り、Siはスペアービットである。なお、Snはスペア
ービット、Aはリモートアラーム・ビット、a,b,
c,dは信号ディジタル・データである。 本発明の同期信号発生回路においては、CRC同期信号
がPCMマルチフレームのフレーム1から開始されるよ
うにCRCのマルチフレームとPCMマルチフレームと
を揃えることにより、同期信号設定部1,2,3と対応
のタイミング制御部6,7,8及び並列/直列変換部
9,10,11とから成るPCMマルチフレーム同期信
号発生系、PCMフレーム同期信号発生系及びCRC同
期信号発生系によるカウンタ4の共有化を可能にしてい
る。 PCMマルチフレーム同期信号設定部1は、スペアービ
ットxなども含む8ビットの並列信号〔0000xyx
x〕を設定し、これを並列・直列変換部9に供給する。
共通のカウンタ4は、クロック発生部5から供給される
クロック信号をカウントしてタイミング制御部6に供給
する。タイミング制御部6は、共通のカウンタ4から供
給されるカウント値がフレーム「0」のタイムスロット
「16」のタイミングに該当する値になったことを検出
すると、並列・直列変換部9にパルスを出力する。並列
・直列変換部9は、第3図に示すように、上記パルスに
同期してPCMマルチフレーム同期信号を直列信号に変
換しつつ出力する。 PCMフレーム同期信号設定部2は、CRCビットをも
含む並列信号〔Cn0011011〕を設定し、これを
並列・直列変換部10に供給する。また、タイミング制
御部7は、共通のカウンタ4から供給されるカウント値
が偶数フレームのタイムスロット「0」のタイミングに
該当する値になったことを検出すると、並列・直列変換
部10にパルスを出力する。並列・直列変換部10は、
第3図に示すように、上記パルスに同期してPCMフレ
ーム同期信号を直列信号に変換しつつ出力する。 CRC同期信号設定部3は、スペアービットSiをも含
む並列信号〔001011SiSi〕を設定し、これを
並列・直列変換部11に供給する。タイミング制御部8
は、共通のカウンタ4から供給されるカウント値が奇数
フレームのタイムスロット「0」のビット1のタイミン
グに該当する値になったことを検出するたびに、並列・
直列変換部11にパルスを供給する。並列・直列変換部
11は、第3図に示すように、上記パルスに同期してC
RC同期信号を並列・直列変換しつつ出力する。 以上、並列/直列変換部とタイミング制御部とを各同期
信号発生系統ごとに設置する構成を例示したが、これら
の双方又は一方を各系統で共用する構成としてもよい。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明に係わるPCM搬送
装置の同期信号発生回路は、PCMのマルチフレームと
CRCマルチフレームとを一致させることにより、従来
3種の同期信号発生系ごとに個別に設置していたタイミ
ング制御用のカウンタを各系統に共有させる構成である
から、回路全体が簡易、廉価になるという効果が奏され
る。
ト、yはマルチフレーム・アラームビットである。PC
Mフレーム同期信号は、偶数フレームのタイムスロット
「0」の〔Cn0011011〕(n=1,2,3,
4)のうちの〔0011011〕であり、C1,C2,
C3,C4はCRCビットである。CRC同期信号は、
奇数フレームのタイムスロット「0」のビット1の〔0
01011SiSi〕のうちの〔001011〕であ
り、Siはスペアービットである。なお、Snはスペア
ービット、Aはリモートアラーム・ビット、a,b,
c,dは信号ディジタル・データである。 本発明の同期信号発生回路においては、CRC同期信号
がPCMマルチフレームのフレーム1から開始されるよ
うにCRCのマルチフレームとPCMマルチフレームと
を揃えることにより、同期信号設定部1,2,3と対応
のタイミング制御部6,7,8及び並列/直列変換部
9,10,11とから成るPCMマルチフレーム同期信
号発生系、PCMフレーム同期信号発生系及びCRC同
期信号発生系によるカウンタ4の共有化を可能にしてい
る。 PCMマルチフレーム同期信号設定部1は、スペアービ
ットxなども含む8ビットの並列信号〔0000xyx
x〕を設定し、これを並列・直列変換部9に供給する。
共通のカウンタ4は、クロック発生部5から供給される
クロック信号をカウントしてタイミング制御部6に供給
する。タイミング制御部6は、共通のカウンタ4から供
給されるカウント値がフレーム「0」のタイムスロット
「16」のタイミングに該当する値になったことを検出
すると、並列・直列変換部9にパルスを出力する。並列
・直列変換部9は、第3図に示すように、上記パルスに
同期してPCMマルチフレーム同期信号を直列信号に変
換しつつ出力する。 PCMフレーム同期信号設定部2は、CRCビットをも
含む並列信号〔Cn0011011〕を設定し、これを
並列・直列変換部10に供給する。また、タイミング制
御部7は、共通のカウンタ4から供給されるカウント値
が偶数フレームのタイムスロット「0」のタイミングに
該当する値になったことを検出すると、並列・直列変換
部10にパルスを出力する。並列・直列変換部10は、
第3図に示すように、上記パルスに同期してPCMフレ
ーム同期信号を直列信号に変換しつつ出力する。 CRC同期信号設定部3は、スペアービットSiをも含
む並列信号〔001011SiSi〕を設定し、これを
並列・直列変換部11に供給する。タイミング制御部8
は、共通のカウンタ4から供給されるカウント値が奇数
フレームのタイムスロット「0」のビット1のタイミン
グに該当する値になったことを検出するたびに、並列・
直列変換部11にパルスを供給する。並列・直列変換部
11は、第3図に示すように、上記パルスに同期してC
RC同期信号を並列・直列変換しつつ出力する。 以上、並列/直列変換部とタイミング制御部とを各同期
信号発生系統ごとに設置する構成を例示したが、これら
の双方又は一方を各系統で共用する構成としてもよい。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明に係わるPCM搬送
装置の同期信号発生回路は、PCMのマルチフレームと
CRCマルチフレームとを一致させることにより、従来
3種の同期信号発生系ごとに個別に設置していたタイミ
ング制御用のカウンタを各系統に共有させる構成である
から、回路全体が簡易、廉価になるという効果が奏され
る。
第1図は本発明の一実施例に係わるPCM搬送装置の同
期信号発生回路の構成を示すブロック図、第2図は上記
同期信号発生回路内で発生される同期信号部分のフレー
ム構成を示す信号フォーマット図、第3図は上記同期信
号部分のタイムチャート図である。 1……PCMマルチフレーム同期信号設定部、2……P
CMフレーム同期信号設定部、3……CRC同期信号設
定部、4……カウンタ、5……クロック発生部、6,
7,8……タイミング制御部、9,10,11……並列
・直列変換部。
期信号発生回路の構成を示すブロック図、第2図は上記
同期信号発生回路内で発生される同期信号部分のフレー
ム構成を示す信号フォーマット図、第3図は上記同期信
号部分のタイムチャート図である。 1……PCMマルチフレーム同期信号設定部、2……P
CMフレーム同期信号設定部、3……CRC同期信号設
定部、4……カウンタ、5……クロック発生部、6,
7,8……タイミング制御部、9,10,11……並列
・直列変換部。
Claims (1)
- 【請求項1】PCMマルチフレーム同期信号設定部と、 PCMフレーム同期信号設定部と、 CRC同期信号設定部と、 これらの設定部に設定された各同期信号を対応のタイミ
ングで並列/直列変換させるタイミング制御部と、 クロック信号をカウントして前記タイミング制御部にタ
イミング制御のためのカウント値を供給する単一のカウ
ンタとを備えたことを特徴とするPCM搬送装置の同期
信号発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16135788A JPH0659047B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | Pcm搬送装置の同期信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16135788A JPH0659047B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | Pcm搬送装置の同期信号発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211031A JPH0211031A (ja) | 1990-01-16 |
JPH0659047B2 true JPH0659047B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=15733544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16135788A Expired - Fee Related JPH0659047B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | Pcm搬送装置の同期信号発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659047B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP16135788A patent/JPH0659047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0211031A (ja) | 1990-01-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |