JPH0658856A - コンクリート類の引抜き試験方法 - Google Patents

コンクリート類の引抜き試験方法

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JPH0658856A
JPH0658856A JP23412392A JP23412392A JPH0658856A JP H0658856 A JPH0658856 A JP H0658856A JP 23412392 A JP23412392 A JP 23412392A JP 23412392 A JP23412392 A JP 23412392A JP H0658856 A JPH0658856 A JP H0658856A
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JP
Japan
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concrete
ring
pull
fixing plate
pin
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JP23412392A
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English (en)
Inventor
Sukeyuki Saito
祐之 斉藤
Akira Nagao
章 長尾
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ENG RESOURCES DEV OFFICE
GIJUTSU SHIGEN KAIHATSU KK
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ENG RESOURCES DEV OFFICE
GIJUTSU SHIGEN KAIHATSU KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/0058Kind of property studied
    • G01N2203/0092Visco-elasticity, solidification, curing, cross-linking degree, vulcanisation or strength properties of semi-solid materials

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンクリート構造物の施工中に、コンクリート
構造物を傷付けることなく、直接しかも簡単にバラツキ
なくかつ正確な強度を判定できる引抜き試験法を提供す
ることにある。 【構成】コンクリート類の剪断引抜き強度を測定するに
あたり、埋設リングに引抜きピン付き固定板を内嵌して
試験具を構成させ、この試験具をまだ固まらないコンク
リート類中に埋設し、コンクリート類が所定硬化した
後、埋設リングに反力リングを当てて引抜きピン付き固
定板を引き抜くことで埋設リング間との間でコンクリー
ト類を剪断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート類の引抜き
試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその技術的課題】打設されあるいは吹
付けられたコンクリートやモルタルなど(以下コンクリ
ート類と称す)の強度、特に若令材での強度は重要な意
味を持つ。従来、コンクリート類の初期強度は、円柱の
供試体を作成して、所定の方法で養生して強度を計り判
定していた。しかし、この方法によるデータは構造物そ
のものの強度ではなく、別に供試体として作られたもの
のデータであり、構造物と同じ養生条件を経たものでな
いため、強度はあくまでも推定値に過ぎず信頼性が乏し
かった。
【0003】この対策として、剪断引き抜き強度試験法
が開発されている。この方法は、引抜ピンをコンクリー
ト類に埋込み、その状態で引抜き、その引抜き力と破壊
コーンの剪断面から剪断強度を求め、さらにこれから圧
縮強度を換算測定する方法であり、コンクリートの構造
物そのものに埋設するため、構造物の強度を現場で判定
することができるメリットがある。この引抜き試験法と
しては、通常、引抜きピンを型枠に固定し、引抜きピン
をコンクリートで埋め込んだ後、反型枠側のコンクリー
ト表面に圧接板を当て引抜ピンを引抜く手法が採用され
ていた。しかし、この方法は、コンクリートの中に引抜
ピンのみを埋設しており、圧接板をコンクリートの表面
に設置することが必要であり、コンクリートの表面は凹
凸を生じているので、それら凹凸により隙間が生じて強
度に多大な影響を与えていた。また型枠に凹凸が生じて
いるために圧接板と引抜ピンとのなす角度や高さが微妙
に変動して強度測定のバラツキは避けられなかった。
【0004】引抜き試験法の他の方法としては、コンク
リート類に所定の寸法の孔を開け、これに樹脂などの硬
化剤を充填して引抜ピンを取付け、硬化剤の硬化後に反
力リングをコンクリートの表面にあてて引抜ピンを引抜
いて強度を判定する方法も知られている。しかし、この
方法は、コンクリートに穴を開ける作業が必要であり、
また、引抜ピンを樹脂等の硬化剤で固める関係から、硬
化剤の充填率や付着が十分であることが少なく、測定バ
ラツキが多いという問題があった。
【0005】本発明は前記のような問題点を解消するた
めに創案されたもので、その目的とするところは、コン
クリート構造物の施工中に、コンクリート構造物を傷付
けることなく、直接しかも簡単にバラツキなくかつ正確
な強度を判定できる引抜き試験法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の第1発明は、引抜きピンを用いてコンクリート
類の剪断引抜き強度を測定するにあたり、埋設リングに
引抜きピン付き固定板を内嵌して試験具を構成させ、こ
の試験具をまだ固まらないコンクリート類中に埋設し、
コンクリート類が所定硬化した後、埋設リングに反力リ
ングを当てて引抜きピン付き固定板を引き抜くことで埋
設リング間との間でコンクリート類を剪断する手法とし
ている。また本発明の第2発明は、埋設リングに引抜き
ピンを固定した固定板を内嵌して試験具を構成させ、こ
の試験具をまだ固まらないコンクリート類中に埋設し、
コンクリート類が所定硬化した後固定板を取外し、つい
で埋設リングに反力リングを当てて引抜きピンを引抜く
ことで埋設リング間との間でコンクリート類を剪断する
手法としている。さらに本発明の第3発明は、第1発明
または第2発明において、引抜きピン付き固定板または
引抜きピンを固定した固定板を内嵌した埋設リングを背
方の筒体を介して埋設して行う手法としている。前記各
発明において、好ましくは、試験具をまだ固まらないコ
ンクリート類中に埋設する工程は、試験具を型枠内側に
セットした後にコンクリート類を打設または吹付けるこ
とによって行われ、引抜きピン付き固定板の引き抜きま
たは固定板の取外しと引抜きピンを引抜き工程が、型枠
を取外した状態で行われる。本発明は初期強度、中期強
度、終期強度の測定のいずれにも適用される。
【0007】
【作用】本発明は引抜きピンを固定板と一体化または別
体固定とし、その固定板を埋設リングに内嵌した状態で
予めコンクリート類の中に型枠を背にして設置するの
で、引抜ピンと埋設リングのなす角度や高さが一定に確
保される。かつ、埋設リングが型枠に面する外面を除く
全部がコンクリートと密着して埋設固定されるため強度
が安定化され、引抜きピンの引抜き工程において型枠が
存在しなくても反力リングを埋設リングとしっかり一体
化することができ、また、コンクリート構造物の表面を
傷付けない。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1と図2は、本発明の第1実施例をコンクリ
ートの剪断引抜き強度の測定に適用した実施例を示して
いる。この実施例において、1は埋設リングであり、機
械的強度の良好な材料で構成され、規定寸法の破壊コー
ンを得ることができるような所定寸法の内径面10を持
ち、前面11にはコンクリートAとの接着性を良好にし
位置ずれを防止すべく突起部12が周方向全体にまたは
周方向で間隔的に形成されている。さらに凹凸120が
形成されていてもよい。2は固定板であり、前記埋設リ
ング1の内径面10に合致する寸法の外径を持ち、中央
部には引抜きピン3が一体に形成されている。引抜きピ
ン3は先端に拡大した頭部30を有し、その頭部下面は
平坦面300となっている。また、頭部は引抜き時にコ
ンクリートAとの間の剪断抵抗が発生しにくくするため
固定板方向に広がったテーパ状ないし曲率状の周面30
1となっている。そして、引抜きピン3の付け根にはジ
ャッキなどの引張り手段からのシャフト6との結合のた
めのねじ部21が設けられている。
【0009】本発明においては、まず、前記のような埋
設リング1と固定板2を用い、固定板2の後面が埋設リ
ング1の後面と整合する状態となるようにあらかじめ内
径面10に嵌合して試験具4とする。そしてこの試験具
4を施工目的構造物用の型枠5に取付ける。この取付け
によって埋設リング1と固定板2の後面が型枠5の内面
50に接触する。必要に応じて埋設リング1と固定板2
の各後面には離型剤を塗布しておく。この状態で、常法
に従つてコンクリートAを打設しあるいは吹き付ける。
この状態が図1であり、埋設リング1と固定板2および
引抜きピン3はコンクリートAに埋め込まれ、埋設リン
グ1は外周面13と前面11がコンクリートAと接し、
突起部12によるくさび作用とあいまって完全に密着
し、固定板2は前面20がコンクリート類Aと接してい
る。そして、型枠5の内面50に埋設リング1と固定板
2が面一に接するため、埋設リング1と固定板2は安定
した嵌合状態におかれ、引抜きピン3は所定の高さと埋
設リング1に対する所定の角度が設定され、その状態が
終始保たれる。
【0010】このようにして所定時間が経過し、コンク
リートAが測定目的の堅さまで硬化したならば、型枠5
を取り外す。これによって埋設リング1と固定板2はそ
れぞれ後面だけがコンクリート表面A’と面一に露出す
る。次いで、引張り手段を用意し、これに付属する反力
リング7を埋設リング1の後面に当てる。そして引張り
手段からのシャフト6をねじ部21にねじ込んで固定板
2と結合し、引張り手段を作動して引張り力をかける。
この場合、埋設リング1は引抜きピン3を正規な高さと
角度に保持させる機能を発揮するだけでなく、コンクリ
ートAと広い接触面積で接し強固に固定されており、し
かもそれまでの型枠内面50との接触によって正しく水
平状にある。このため、反力リング7を確実、安定して
支えることができ、したがって引抜きピン3を高い引抜
き力に達するまでスムーズに上昇させることができると
ともに、引抜きピン3にコンクリート表面と正確に直交
する方向に引抜き力をかけることができる。さらに、コ
ンクリート構造物表面を傷付けずに済む。
【0011】なお、埋設リング1をコンクリート埋設時
の引抜きピンの保持だけに使用し、埋設リングを取り外
して反力リングを設置する方法も考慮したが、この方法
ではコンクリート構造物の傷つけたり、反力リングの支
持が不安定となったり、埋設リングを元に戻せないため
異物等を巻き込み、強度測定のバラツキを避けがたい。
埋設リング1は必要に応じて後面に所定の間隔で穴を
有していてもよく、これに反力リング7の突起を嵌める
ことで埋設リング1と反力リング7をより確実に一体化
できる。
【0012】上記のような引張りにより、引抜ピン3は
頭部30の平坦面300でコンクリートAを圧縮し、そ
れによってコンクリートは図2のように平坦面300の
エッジと埋設リング1の内径面10とを結ぶ線を剪断面
aとして破壊され、固定板2ともども破壊コーンBとし
て引き抜かれる。この引抜き力と剪断面aとにより剪断
強度が測定される。
【0013】次に図3ないし図5は本発明の第2実施例
を示している。この実施例においては、固定板2と引抜
きピン3とが一体でなく別部材として構成されている。
引抜きピン3には後端部にねじ部31が設けられてお
り、固定板2の中央部には後面側から座穴21とこれと
同心の通孔22が設けられている。 この実施例では、
まず引抜きピン3を固定板2の通孔22と同心状に位置
させ、ボルト8を固定板2の通孔22から突出させてね
じ部31と螺合させ、それにより固定板2と引抜きピン
3とを一体化させる。次に、このアッセンブリを第1実
施例と同じように埋設リング1と組み合わせ、固定板2
を埋設リング1の内径面10に内嵌させ、試験具4を得
る。そして、第1実施例と同様に型枠5の内側に試験具
4を取付け、この状態でコンクリートAを打設ないしは
吹付ける。これが図3の状態であり、必要に応じて固定
板2の前面20には離型剤を塗布しておく。
【0014】次いで、所定の硬化時期に型枠5を取り外
した後、外面に露出しているボルト8を緩めれば、引抜
きピン3は固定板2と結合が解かれ、固定板2を取り外
せば、埋設リング1内にはこれの前面11と整合するコ
ンクリート表面が露出する。これが図4の状態であり、
そこであとは第1実施例と同様に反力リング7を埋設リ
ング1の後面に当て、シャフト6を引抜きピン3のねじ
部31と螺合させ、引張り手段を作動させるものであ
り、コンクリートAは引抜きピン3の頭部平坦面300
のエッジと埋設リング1の内径面10を結ぶ線に沿って
剪断され、図5のように破壊コーンBとして引き抜か
れ、引抜き剪断強度が測定される。この場合の作用は前
記第1実施例で説明したところと同様である。
【0015】図6と図7は本発明の第3実施例を示して
いる。この実施例においては、第1実施例のように埋設
リング1と固定板2とを組付けることに加え、強度剛性
の高い材質からなる筒体9を用いるもので、この筒体9
は埋設リング1とほぼ同径の外径と埋設リング1よりも
少し大きな内径を有し、埋設リング1の後面に取付けら
れることで試験具4’が構成される。この試験具4’
は、図6のように、型枠内面50に筒体9の後面が接す
るようにセットされる。このセット時には、必要に応じ
て、固定板2と型枠内面とのあいだにステー部材を配す
る。その状態でコンクリートAが打設または吹き付けら
れ、埋設リング1と固定板2および引抜きピン3がコン
クリートA中に埋め込まれる。筒体9は外周がコンクリ
ートAと接合し内側は空間90となる。そして、コンク
リート類Aが目的硬さまで硬化したところで型枠5を取
外し、筒体9の後面に反力リング5を当て、シャフト6
を固定板2に連結して引張り力を付与する。これによ
り、引抜きピン3の頭部平坦面エッジと埋設リング1の
内径面10を結ぶ線に沿ってコンクリートAは剪断さ
れ、固定板2が埋設リング1の内径面10から外れるこ
とにより図7のように破壊コーンBとなり、その破壊コ
ーンBは筒体9の空間90を通って取り出される。この
実施例はコンクリート構造物のかなり内部のコンクリー
ト剪断引抜き強度を測定することができ、また、筒体9
0と埋設リング1によって引抜き反力が受け止められる
ため、強い引抜き力をかけることができる利点がある。
また、筒体自体で反力リングを代用とすることもでき
る。
【0016】図6と図7おいては、筒体9は埋設リング
1と別部材とし両者を当接させた状態で使用している
が、接着剤やボルトなどで筒体9と埋設リング1を結合
し一体化してもよいし、あるいは、筒体9と埋設リング
1を一部材として一体に作ってもよい。このように筒体
9と埋設リング1を一体化ないし一体にした場合、広い
接着面積でコンクリート中に埋設され、横方向の応力が
周囲のコンクリートによって分担される。このため、埋
設リング1や筒体の外径を小さくすることができる。な
お、図6と図7では固定板2と引抜きピン3が一体であ
るが、第2実施例のように着脱可能に連結する方式とし
てもよく、この場合には第2実施例と同様に固定板2を
取外し、引抜きピン3だけが引き抜かれる。
【0017】なお、埋設リング1や筒体8は強度試験後
に撤去されるが、場合によっては埋め殺されてもよく、
この場合埋設リング1や筒体1の後面が露出することに
よりコンクリート剪断引張り試験が行われたことが一目
で判別することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明の第1発明と第2発
明によるときには、埋設リング1に引抜きピン付き固定
板2または引抜きピン3を取付けた固定板2を内嵌して
試験具4を構成させ、この試験具4をまだ固まらないコ
ンクリート類中に埋設し、コンクリート類が所定硬化し
た後、埋設リング1に反力リング7を当てて引抜きピン
3を引き抜くことで埋設リング1間との間でコンクリー
ト類を剪断するようにしている。このため、引抜きピン
3を規定の角度、高さに正確に保たせて埋設することが
できること、埋設リング1が完全にコンクリートに接し
コンクリートとの密着が良く強度が安定するため、引抜
き反力を確実に支えることができること、埋設リング1
の水平度が正確に保たれこれに反力リング7が固定され
た状態で引抜ピン3を引き抜くため引抜ピン3を正しく
垂直に引き抜くことができることになどより、コンクリ
ート構造物の強度を、直接にしかも簡単にバラツキなく
測定ないし判定することができ、埋設リング1が構造物
に接しているので構造物を傷めることもないなどのすぐ
れた効果が得られる。また第3発明によれば、筒体9を
介して埋設リング1がコンクリート類中に埋め込まれる
ため、コンクリート構造物のかなり内部のコンクリート
強度を測定ないし判定することができ、また、前記効果
に加えて、筒体9が補強リングとして機能するため引抜
き反力もしっかりと受け止めることができるなどのすぐ
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の試験具埋込み工程を示す
断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のピン引抜き工程を示す断
面図である。
【図3】本発明の第2実施例の試験具埋込み工程を示す
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例のピン引抜き工程の第1段
階を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のピン引抜き工程の第2段
階を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施例の試験具埋込み工程を示す
断面図である。
【図7】本発明の第1実施例のピン引抜き工程を示す断
面図である。
【符号の説明】 1 埋設リング 2 固定板 3 引抜きピン 4 4’ 試験具 5 型枠 7 反力リング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引抜きピンを用いてコンクリート類の剪断
    引抜き強度を測定するにあたり、埋設リングに引抜きピ
    ン付き固定板を内嵌して試験具を構成させ、この試験具
    をまだ固まらないコンクリート類中に埋設し、コンクリ
    ート類が所定硬化した後、埋設リングに反力リングを当
    てて引抜きピン付き固定板を引き抜くことで埋設リング
    間との間でコンクリート類を剪断することを特徴とする
    コンクリート類の引抜き試験方法。
  2. 【請求項2】埋設リングに引抜きピンを固定した固定板
    を内嵌して試験具を構成させ、この試験具をまだ固まら
    ないコンクリート類中に埋設し、コンクリート類が所定
    硬化した後固定板を取外し、ついで埋設リングに反力リ
    ングを当てて引抜きピンを引抜くことで埋設リング間と
    の間でコンクリート類を剪断することを特徴とするコン
    クリート類の引抜き試験方法。
  3. 【請求項3】引抜きピン付き固定板または引抜きピンを
    取付けた固定板を内嵌した埋設リングを埋設リングより
    も内径の大きな筒体を介してコンクリート類中に埋設
    し、反力リングを使用し又は使用しないで行うことを含
    む請求項1または請求項2のいずれかに記載のコンクリ
    ート類の引抜き試験方法。
  4. 【請求項4】筒体が埋設リングと一体になっているもの
    を含む請求項3に記載のコンクリート類の引抜き試験方
    法。
  5. 【請求項5】試験具をまだ固まらないコンクリート類中
    に埋設する工程が、試験具を型枠内側にセットした後に
    コンクリート類を打設または吹付けることによって行わ
    れ、引抜きピン付き固定板の引き抜きまたは固定板の取
    外しと引抜きピンを引抜き工程が、型枠を取外した状態
    で行われる請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
    コンクリート類の引抜き試験方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101852700A (zh) * 2010-05-19 2010-10-06 山东德建集团有限公司 混凝土后锚固杆件拉拔测试转换器
CN104749030A (zh) * 2015-03-25 2015-07-01 河海大学 一种基于电液压伺服的混凝土锚固拔出试验加载器
CZ306560B6 (cs) * 2015-08-27 2017-03-08 ÄŚeskĂ© vysokĂ© uÄŤenĂ­ technickĂ© v Praze Fakulta stavebnĂ­ Zkušební těleso pro zkoušku betonu a vláknobetonu v osovém tahu a přípravek k jeho upevnění
CN110514585A (zh) * 2019-09-10 2019-11-29 中国水利水电第五工程局有限公司 一种喷射混凝土与围岩粘结强度测定装置

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