JP2003138574A - アンカーボルトの植設方法及びそのためのアンカーボルト - Google Patents

アンカーボルトの植設方法及びそのためのアンカーボルト

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JP2003138574A
JP2003138574A JP2001337359A JP2001337359A JP2003138574A JP 2003138574 A JP2003138574 A JP 2003138574A JP 2001337359 A JP2001337359 A JP 2001337359A JP 2001337359 A JP2001337359 A JP 2001337359A JP 2003138574 A JP2003138574 A JP 2003138574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専門的技術及び時間を要すことなく、精確な
位置及び角度でアンカーボルトの設置をする。 【解決手段】 基部12と棒状部11とからなるアン
カーボルトを基礎に植設するように、ベース部32を打
設し、該ベース部の予め定めた位置に基部を格納するた
めの孔を形成し、該孔内に基部を配設し、ベース部上に
型枠34を組み立て設置し、該基部12に棒状部11の
一端を結合し、該棒状部の他端を保持する振れ止め部3
5を該型枠に固定し、型枠内に立ち上がり部36を形成
するための材料を入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンカーボルトの
植設方法及びそのためのアンカーボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、木造の場合、建築物の土台とな
る材料をコンクリートなどで形成される基礎の上に載せ
るという構造を有する。この土台を『コンクリート』製
基礎に結合させるためにアンカーボルトが用いられる。
【0003】アンカーボルトは土台を下へ引っ張り基礎
に結合する部材であり、基礎であるコンクリートから抜
けてしまわないようにする必要がある。そのため、アン
カーボルトの下側は、一般的にその先端がL字形・J字
形に曲げられており、抜け止めの役目を果たしている。
【0004】図15に、従来の方法により基礎に設けら
れたアンカーボルトと、これに結合された土台及び柱の
斜視図を示す。
【0005】同図において、コンクリート製基礎101
に木材の土台102及び柱103が乗せられている。コ
ンクリート製基礎101に植設されたアンカーボルト1
04は、土台101に設けられた貫通孔102aを介し
て、ホールダウン金物105の穴に挿入される。ホール
ダウン金物105は柱103の側面にボルト105a、
105b、105c、105dによって取り付けられて
いる。またアンカーボルト104の上端部は、ねじ部が
設けられており、該ねじ部にボルト106を螺合するこ
とによって、ホールダウン金物に結合される。一方アン
カーボルト104の下端部104aは、J字形に曲げら
れており、抜け止めの役目を果たしている。
【0006】一般に、アンカーボルトの植設は以下の方
法によって行われている。
【0007】まず、布基礎・べた基礎とも鉄筋を組み立
てた後にベースコンクリートを打設する。次にベースコ
ンクリートに立ち上がり型枠の墨出しをする。次に、こ
の墨出しにしたがって型枠を組み立てる。次に、型枠に
おいて遣り方より水糸やピアノ線を張ることによって、
アンカーボルトを設ける位置を正確に出す。当該位置に
アンカーボルトがくるようにアンカーボルトを型枠に金
物等で固定する。その後型枠内にコンクリートを流し込
んで立ち上がりコンクリートを打設する。
【0008】基礎の中にアンカーボルトを埋設し、立設
されるアンカーボルトの位置を決める作業においては、
アンカーボルトの上端部を水準器、水糸、スケール等で
計測して基準位置を決めている。又、最近では、特開平
5−24289号公報に記載あるように、基礎コンクリ
ートの型枠の上端面に架設され、その基礎コンクリート
上に植設されるアンカーボルトを支持する基板に基準線
位置を示す指標を設けてアンカーボルトの植設位置を設
定する方法が知られている。
【0009】なお、住宅金融公庫は、耐久性のための仕
様を定めており、平成14年度から、住宅金融公庫の融
資を受ける場合は、木造住宅がこの耐久性の仕様にした
がって建てられていることが公庫自体の融資を受けるた
めの条件とされ、かかる耐久性の仕様は、アンカーボル
トの埋設位置についても詳細に定めている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、アンカ
ーボルトは、基礎と土台及び柱を結合する重要な役割を
有するが、位置及び角度が設計どうりになるようにアン
カーボルトを精度よく基礎に植設する必要がある。なぜ
ならばアンカーボルトが入る貫通孔やホールダウン金物
の穴はアンカーボルトの直径より数ミリ程度大きいだけ
であり、そのためアンカーボルトが設計された位置及び
角度からずれてしまうと、土台の貫通孔やアンカーボル
ト用金物の穴にアンカーボルトが入らないという問題が
生ずる。この場合穴を大きくしたり、ボルトを曲げて無
理やりに入れてしまわなければならないが、このような
対処方法では耐久度を低下させてしまう。従って、設計
上定められた位置及び角度で精度良くアンカーボルトを
基礎に植設する必要がある。
【0011】しかしながら、従来のアンカーボルトの植
設方法では、アンカーボルトを間隔の狭い型枠内で正確
な位置に固定する作業を行わなければならないので、施
工者は熟練した技能が必要となり、また施行に時間がか
かる。さらに、アンカーボルトの下端部が固定されてい
ない場合には、型枠内へのコンクリートの流し込みの際
に、コンクリートの圧力によってアンカーボルトの位置
若しくは角度がずれてしまうおそれもある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決する目的でなされたものであり、解決する手段として
以下の特徴を有する。
【0013】請求項1に記載の発明は、基部と棒状部と
からなるアンカーボルトを基礎に植設する方法におい
て、ベース部の予め定めた位置に基部を配置する工程
と、該基部に棒状部の一端を結合する工程と、該棒状部
の他端を振れ止め部により固定する工程とを有すること
を特徴とする。
【0014】本発明によれば、アンカーボルトの一端と
なる基部が所定の位置に配置されるので、アンカーボル
トを基礎における所定の位置に精確に植設することがで
きる。
【0015】請求項8に記載の発明は、基部と棒状部と
からなるアンカーボルトを基礎に植設する方法におい
て、ベース部を打設する工程と、該ベース部の予め定め
た位置に基部を格納するための孔を形成する工程と、該
孔内に基部を配設する工程と、ベース部上に型枠を組み
立て、設置する工程と、該基部に棒状部の一端を結合す
る工程と、該棒状部の他端を保持する振れ止め部を該型
枠に固定する工程と、型枠内に立ち上がり部を形成する
ための材料を入れる工程とを有することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、型枠を組み立てる前にア
ンカーボルトの一端となる基部を所定の位置に固定する
ことができるので、狭いスペースである型枠内でアンカ
ーボルトの位置決め及び固定をせずとも、アンカーボル
トを基礎における所定の位置に精確に植設することがで
きる。
【0017】請求項9に記載の発明は、ベース部と立ち
上がり部とからなる基礎に植設されるアンカーボルトに
おいて、ベース部に配置される基部と、該基部に一端に
おいて結合され、立ち上がり部内に配される棒状部とを
有することを特徴とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、ベース部と立
ち上がり部とからなる基礎に植設されるアンカーボルト
において、ベース部にオールアンカーにより固定される
基部と、該基部に一端において結合され、立ち上がり部
内に配される棒状部と、を有し、該基部は、該オールア
ンカーを受け入れるための受け入れ部を有し、該受け入
れ部の内径は、該オールアンカーの外径より大きいこと
を特徴とする。
【0019】該受け入れ部は、たとえばアンカーボルト
が貫通する穴部である。該受け入れ部の内径が該オール
アンカーの外径より大きいことにより、受け入れ部の内
壁とオールアンカーの外周面との間にはギャップが形成
され、該ギャップの範囲内で基部をベース部表面上にて
移動させることにより、位置調整を行う。
【0020】請求項13に記載の発明は、該アンカーボ
ルトがさらに基部の軸方向を調整するための手段を有し
ていることを特徴とする。基部の軸方向を調整するため
の手段は、たとえば断面くさび状の調整板や、オールア
ンカーの貫通部に螺合しつつ、基部の仮面に配されるナ
ット、若しくはナット及び座金である。このような調整
する手段により、ベース部表面に対する基部の角度を任
意に変更することによって基部の軸方向を調整する。
【0021】請求項14に記載の発明は、該基部はベー
ス部固定部と、該ベース部固定部に固定された接合部と
を有し、該接合部は、ベース部固定部に固定された受け
部と、該受け部に一端が保持され、回動可能に接続され
た回動部とを有していることを特徴とする。
【0022】回動部が自在に回転可能に受け部に接続さ
れていることにより、棒状部を所望の角度で受け入れる
ことができる。そのため、ベース部表面の傾斜の有無に
かかわらず、棒状部を所望の軸方向に向けて植設するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら本発
明の実施の形態について説明する。
【0024】[第1の実施の形態] [アンカーボルトの構成例]図1は、本実施の形態に用い
られるアンカーボルトの構成例を示す斜視図である。本
実施の形態に用いるアンカーボルトは、棒状部11と、
基部12とからなる。棒状部11は、棒状の材料で構成
されるものであって、たとえば、鋳鉄製の棒などであ
る。棒状部11はその一端部11a(以下、「基部側端
部」という)において基部12と結合される。本例で
は、基部側端部にはねじ部が形成されており、基部12
と螺合できるようになっている。また、棒状部の他の一
端部11b(以下、「ホールダウン金物側端部」とい
う)にもねじ部が形成されており、ナットなどによって
ホールダウン金物と結合できるようになっている。
【0025】また、変形例として棒状部11の一端部1
1a、11bを除いた部分(本体部11cという)の全
部若しくは一部に凹部若しくは凸部若しくはその両方を
規則的若しくは不規則に配列して設けて、コンクリート
基礎とアンカーボルトの結合を強化するようにしても良
い。
【0026】基部12は、ベース部(ベースコンクリー
ト)に埋設される部分であって、アンカーボルトが引っ
張られて基礎から抜けてしまうことを防止する抜け止め
機能を有する。本図に示す基部12は、筒状の本体部1
2aと、本体部12aの一端にはめ込まれた栓部12b
とからなる。本体部12aには複数のスリット12cが
設けられている。栓部12bは、本体部の内側から外側
に向けて広がるようなテーパーがつけられており、栓部
12bが本体部12aに入り込むにつれ、本体部12a
が外側に広げられて抜け止め機能を果たすようになって
いる。また、本体部12aの他端側内壁には棒状部11
の基部側端部11aと結合するための雌ねじ部が形成さ
れている。
【0027】なお、基部12は、本図に示す構造に限ら
れるものではなく、棒状部11の基部側端部11aと結
合可能であり、かつ抜け止め機能を有しておればどのよ
うな構造であっても良く、例えば六角ナットなどであっ
ても良い。抜け止め機能を有するように基部12の外径
は、棒状部11の外径より大きく設定されることが好ま
しい。
【0028】[ホールダウン金物の構成例]次に、上記ア
ンカーボルトと組み合わせて使用されるホールダウン金
物の例について説明する。図2は、ホールダウン金物の
例を示す斜視図であり、図2(A)は、ホールダウン金
物の一例の斜視図であり、図2(B)は、ホールダウン
金物の別の例の斜視図である。
【0029】図2(A)に示すように、ホールダウン金
物21はL字状の金具であって、アンカーボルトのホー
ルダウン金物側端部11bを受け入れるための穴21a
と、ホールダウン金物21を柱に固定するためのボルト
を受け入れるための穴21bとが形成されている。
【0030】図2(B)は、図2(A)に示すホールダ
ウン金物21と異なるホールダウン金物22を示してい
る。ホールダウン金物22もL字状の金具であって、ア
ンカーボルトのホールダウン金物側端部11bを受け入
れるための穴22aと、ホールダウン金物31を柱に固
定するためのボルトを受け入れるための穴22bとが形
成されている。
【0031】なお、本発明に適用可能なホールダウン金
物はこれらに限られる趣旨ではなく、柱とアンカーボル
トを連結することができる手段であれば、何れであって
も本発明にかかるアンカーボルトと組み合わせて使用し
ても良い。
【0032】[アンカーボルトの植設方法]次に、本実施
の形態にかかるアンカーボルトの植設方法について、図
3,図4,図5を参照しながら説明する。図3(a)〜
(f)は、本実施の形態にかかるアンカーボルトの植設
方法の一例を示す一連の断面工程図であり、図4は、図
3(a)〜(f)に続く本実施の形態にかかるアンカー
ボルトの植設方法の断面工程図であり、図5は、図4
(g)に対応する斜視断面図である。
【0033】本実施の形態にかかるアンカーボルトの植
設方法においては、まず地面31の所望の部位にベース
部32を打設する(図3(a))。
【0034】次に、ベース部32の表面に立ち上がり型
枠の位置を定める墨出しをするとともに、アンカーボル
トの位置をマークし、当該マークした位置にアンカーボ
ルトの基部12を格納するための孔33を形成する(図
3(b))。孔33の形成は、電動ドリルによる穿孔な
ど適宜の方法も用いて行えばよい。また、孔33の大き
さは位置がずれないように基部12を保持できる深さ及
び径であればよい。
【0035】次に、孔33内に基部12を配設する(図
3(c))。
【0036】続いて、ベース部32表面の墨出しにした
がって、立ち上がり部を形成するための型枠34を組み
立て、配置する(図3(d))。
【0037】次に、アンカーボルトの棒状部11の基部
側端部11aを基部12の雌ねじ部に螺合させる(図3
(e))。
【0038】次に、アンカーボルトの頭(棒状部11の
ホールダウン金物側端部11b)が動かないように振れ
止め部35を型枠34に適宜な方法によって取り付け、
アンカーボルトの固定を行う(図3(f))。振れ止め
部35は、アンカーボルトを保持するための保持部(例
えば、孔、スリットなど)を有する板状部材である。振
れ止め部35を型枠に固定する際に、水準器、水糸、ス
ケール等で計測して取り付け位置を決定するようにして
も良い。これによりアンカーボルトの配置位置及びその
角度を設計通りの精確なものとすることが可能となる。
【0039】次に、型枠34内にコンクリート等を流し
込み、立ち上がり部36を形成する(図4(g))。コ
ンクリート等が流し込まれている間もアンカーボルトは
孔33及び振れ止め部35によって両端が固定されてい
るので、その位置がずれることはない。また、図5に、
図4(g)に対応する斜視断面図を示す。
【0040】最後に、立ち上がり部36が固まった後
に、型枠34および振れ止め部35を取り外す(図4
(h))。これによりアンカーボルトの植設が完了す
る。
【0041】[アンカーボルトと土台、柱との結合]アン
カーボルトの植設が完了した後、土台及び柱をこのアン
カーボルトに結合させる。図6は、土台及び柱をホール
ダウン金物を介してこのアンカーボルトに結合させた状
態を示す斜視断面図である。
【0042】ベース部32と立ち上がり部36とからな
る基礎の上に、土台61が載置され、土台61条の所定
の位置に柱62が立設されている。柱62の側面にはボ
ルト64によってホールダウン金物63が固定されてい
る。
【0043】アンカーボルト(より詳しくはアンカーボ
ルトの棒状部11)は、土台に設けられた貫通孔および
ホールダウン金物63の穴部に通される。アンカーボル
トは設計に従って正確な位置及び角度になるように植設
されているので、貫通孔およびホールダウン金物63の
穴部にスムーズに通すことができる。
【0044】次に、ボルト65をホールダウン金物側端
部11bに螺合させることにより、土台及び柱をホール
ダウン金物を介してこのアンカーボルトに結合させる。
これにより、強風時や自信などによって、建物が揺さぶ
られても基礎から建物がずれてしまうことを防止できる
ようになる。
【0045】[第2の実施の形態]次に、本発明にかかる
第2の実施の形態について説明する。
【0046】第2の実施の形態は、第1の実施の形態で
はアンカーボルトの基部12がベース部32に形成され
た孔33に納めるが、本実施の形態では、基部は孔を形
成することなくベース部上に基部を固定する点で異な
る。
【0047】図7は、第2の実施の形態にかかるアンカ
ーボルトの構成例を示す斜視図である。
【0048】このアンカーボルトは、棒状部71と、基
部72とを有している。
【0049】棒状部71は、棒材で構成されるものであ
って、たとえば鋳鉄製の棒などである。棒状部71はそ
の一端部71a(「基部側端部」という)において基部
72と結合される。本例では、基部側端部にはねじ部が
形成されており、基部72と螺合できるようになってい
るが、ねじ以外の結合方法を用いるようにしても良い。
また、棒状部の他の一端部71b(以下、「ホールダウ
ン金物側端部」という)にもねじ部が形成されており、
ナットなどによってホールダウン金物と結合できるよう
になっている。
【0050】また、変形例として棒状部71の一端部7
1a、71bを除いた部分(本体部71cという)の全
部若しくは一部に凹部若しくは凸部若しくはその両方を
規則的若しくは不規則に配列して設けて、コンクリート
基礎とアンカーボルトの結合を強化するようにしても良
い。たとえば全ねじを棒状部71として用いるようにし
ても良い。
【0051】基部72は、ベース部(ベースコンクリー
ト)に固定される部分であって、アンカーボルトが引っ
張られて基礎から抜けてしまうことを防止する抜け止め
機能を有する。
【0052】図に示す基部72は、基部をベース部に固
定するためのベース部固定部72aと、棒状部72の基
部側端部71aと接合するための接合部72bとを有し
ている。
【0053】ベース部固定部72は、四隅にビス穴72
cを有しており、該ビス穴72cを介してビス73によ
ってベース部に固定可能となっている。
【0054】接合部72bはベース部固定部72a上に
設けられており、接合孔72dを有している。接合孔7
2dは内壁に雌ねじが形成されており、棒状部71の基
部側端部71aと螺合するようになっている。
【0055】なお、抜け止め機能を有するようにベース
部固定部72aの最大外径(本図に示す例では、ベース
部固定部72aの中心と四隅との距離)は、棒状部11
の外径より大きく設定されることが好ましい。
【0056】[ホールダウン金物]上記アンカーボルトと
組み合わせて使用されるホールダウン金物は、第1の実
施の形態に用いられるホールダウン金物と同様である。
【0057】[アンカーボルトの植設方法]次に、本実施
の形態にかかるアンカーボルトの植設方法について、図
8,図9を参照しながら説明する。図8(a)〜(e)
は、本実施の形態にかかるアンカーボルトの植設方法の
一例を示す一連の断面工程図であり、図9(f)、
(g)は、図8(a)〜(e)に続く本実施の形態にか
かるアンカーボルトの植設方法の断面工程図である。
【0058】本実施の形態にかかるアンカーボルトの植
設方法においては、まず地面81の所望の部位にベース
部82を打設する(図8(a))。
【0059】次に、ベース部82の表面に立ち上がり型
枠の位置を定める墨出しをするとともに、アンカーボル
トの位置をマークし、当該マークした位置にアンカーボ
ルトの基部72を固定する(図8(b))。図7に示す
アンカーボルトにおいては、基部72は、ビス73によ
って固定されるようになっているが、後の立ち上がり部
の形成に際して基部72の位置のずれが生じない程度の
固定強度を発揮する方法であればその他の方法を用いて
固定するようにしても良い。
【0060】続いて、ベース部82表面の墨出しにした
がって、立ち上がり部を形成するための型枠83を組み
立て、配置する(図8(c))。
【0061】次に、アンカーボルトの棒状部71の基部
側端部71aを基部72の接合部72bに螺合させて接
合する(図8(d))。
【0062】次に、アンカーボルトの頭(棒状部71の
ホールダウン金物側端部71b)が動かないように振れ
止め部84を型枠83に適宜な方法によって取り付け、
アンカーボルトの固定を行う(図8(e))。振れ止め
部84は、アンカーボルトを保持するための保持部(例
えば、孔、スリットなど)を有する板状部材である。振
れ止め部84を型枠83に固定する際に、水準器、水
糸、スケール等で計測して取り付け位置を決定するよう
にしても良い。これによりアンカーボルトの配置位置及
びその角度を設計通りの精確なものとすることが可能と
なる。
【0063】次に、型枠83内にコンクリート等を流し
込み、立ち上がり部85を形成する(図9(g))。コ
ンクリート等が流し込まれている間もアンカーボルトは
基部72及び振れ止め部84によって両端が固定されて
いるので、その位置がずれることはない。
【0064】最後に、立ち上がり部85が固まった後
に、型枠83および振れ止め部84を取り外す(図4
(g))。これによりアンカーボルトの植設が完了す
る。
【0065】[アンカーボルトと土台、柱との結合]アン
カーボルトの植設が完了した後、土台及び柱をこのアン
カーボルトに結合させる方法については、第1の実施の
形態と同様である。
【0066】[その他]本実施の形態においては、アンカ
ーボルトがホールダウン金物を介して土台及び柱と結合
される物として説明したが、本発明はホールダウン金物
を使用する場合に限られるものではなく、アンカーボル
トを土台に座金及びボルトなどの結合手段により結合す
る場合にも本発明を適用することができる。
【0067】また、本実施の形態によれば、ベース部に
孔を形成する工程を省くことができるので、第1の実施
の形態より簡便なアンカーボルトの植設方法を提供する
ことができる。
【0068】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形
態は、アンカーボルトの構成及びその植設方法において
第2の実施の形態とほぼ同様であるが、基部がアンカー
ボルトの位置及びその角度を調整する機能を有している
点で異なる。
【0069】図10は、第3の実施の形態にかかるアン
カーボルトの基部の構成例を示す斜視図である。図にお
いて基部111は、基部111をベース部82に固定す
るためのベース部固定部111aと、棒状部の基部側端
部と接合するための接合部111bとを有している。
【0070】接合部111bはベース部固定部111a
上に設けられており、接合孔111dを有している。接
合孔111dは内壁に雌ねじが形成されており、棒状部
の基部側端部と螺合するようになっている。
【0071】なお、抜け止め機能を有するようにベース
部固定部111aの最大外径は、棒状部の外径より大き
く設定されることが好ましい。
【0072】ベース部固定部111aは、四隅に穴11
1cを有している。該穴111cには、ベース部82に
予め埋め込まれているオールアンカー112の一部(以
下、「貫通部112a」という)が貫通するようになっ
ている。オールアンカー112の貫通部112aにはね
じ山が形成されており、座金113を介してナット11
4をベース部82に向けて締めることにより基部111
をベース部82に固定可能となっている。
【0073】図11に、オールアンカー112の構成例
を示す。オールアンカー112は、本体部121と、ピ
ン122とにより構成される。本体部は、ベース部82
に突出する側に貫通部112aを有し、他端には複数の
スリット123が形成されている。又、本体部121に
はピン122を受け入れるための貫通孔124が形成さ
れている。ピン122が貫通孔124に押し込まれる
と、ピン122の先端部がスリット123が形成されて
いる部分を外側に押し広げる。これにより、オールアン
カー112がベース部82から抜け出ないようにするこ
とができる。なお、本実施の形態に適用可能なオールア
ンカーの構成は、図示のものに限られる趣旨ではなく、
その他の構成を有するものであっても良い。
【0074】再び図10に戻る。穴111cの径(内壁
と中心との間)は、オールアンカー112の貫通部11
2aの外径よりおおきくなるように構成され、好ましく
は穴111cの内壁と貫通部112aの外周面との間に
ギャップが形成されるようになっている。ギャップの大
きさは、通常の木造住宅におけるアンカーボルトに関し
ては、約6mm程度が好ましい。このギャップによっ
て、基部111がオールアンカー112とナット114
によってベース部82に仮止めされた後においても、基
部111の位置をギャップの許す範囲で前後左右任意の
方向に動かすことができ、その結果基部の位置調整が可
能となる。
【0075】ベース部固定部111aの上側面や側面
に、ベース部82表面に付した墨線116との位置あわ
せをするための目印115を付しても良い。ナット11
4を仮締めしてベース部82に基部111を緩く止めた
後に、目印115と墨線116とを一致させるようにし
て、基部111を所定の位置に精確に配置することが可
能となる。
【0076】次に、本実施の形態にかかるアンカーボル
トの植設方法について説明する。本実施の形態における
アンカーボルトの植設方法は、図8(a)から(e)、及
びこれに続く図9(f)、(g)に示す工程を行うこと
によって実施される。但し、図8(b)に相当する工程
は、以下に述べる図12(a)〜(d)のように変更さ
れる。
【0077】図12(a)〜(d)は、第3の実施の形
態におけるアンカーボルトの植設方法の一部の工程を示
す断面工程図である。
【0078】まず、まず地面81の所望の部位にベース
部82を打設する(図8(a)参照)。
【0079】次に、ベース部82の表面に立ち上がり型
枠の位置を定める墨出しをするとともに、アンカーボル
トの位置(基部111の中心位置)、および基部111
を固定するオールアンカー112を埋めるための孔13
1の位置を墨出ししてその位置をベース部82表面に表
示する。さらに墨出しした位置に適宜な深さの孔131
を形成する(図12(a))。
【0080】該孔131にホールアンカー112を入
れ、ホールアンカー112のピン122ヲ打ち込むこと
によってスリットの入った端部を開かせてベース部82
から抜けないようにしておく(図12(b))。これを
各孔131について行う。
【0081】次に、ベース部固定部111aの穴111
cに対応するホールアンカー112の貫通部112aが
収まるように、基部111を配置する。所定の位置に基
部111が位置するようにした状態で座金113を介し
てナット114を締めることにより、基部111を仮に
固定する(図12(c))。このとき基部111が所定
の位置に精確に置かれていなくとも良い。また基部11
1がベース部82上でギャップの許す範囲で移動できる
程度にナットを締めるようにすればよい。又、この段階
では座金113、ナット114を装着しないようにして
もよい。
【0082】次に、基部111の位置調整を行う(図1
2(d))位置調整は、軸方向と水平方向の2つの位置
調整を行う。
【0083】軸方向の調整は、接合孔111dの中心軸
の方向を所望の方向(たとえば鉛直方向)に向けること
によって行う。本実施の形態においては、図12(d)
に示すように、ベース部固定部111aの下面とベース
部82の表面の間に基部111の傾きを変えるための調
整板132を挿入することによって行う。調整板132
は、たとえば断面くさび状の硬質な材料からなる板であ
る。接合孔111dの方向を水準器などによって測りな
がら一方向又は2方向から調整板132を徐々に挿入し
ていき、所望の方向となった時点で調整板の位置を定め
ておく。
【0084】一方、水平方向の位置調整は、ベース部8
2表面上の墨線116とベース部固定部の目印115と
を合わせることによって容易に行える。この水平方向の
調整を行うため、軸方向の調整の際に水平方向の位置が
多少ずれたとしても問題は生じない。
【0085】なお、軸方向及び水平方向のいずれか一方
のみの調整を行うようにしても良い。
【0086】このようにして軸方向及び水平方向の位置
調整が完了した後に、ナット114を十分に締めること
によって基部111の固定を行う(図12(d))。
【0087】これにより、基部111は、所定の位置
に、かつその接合孔111dの軸方向所望の方向に向け
た状態で精確に固定される。
【0088】この後、図8(c)から図9(g)までの
工程を行うことによって、アンカーボルトの植設を完了
する。
【0089】[変形例]次に、本実施の形態の変形例に
ついて説明する。
【0090】図13に、変形例にかかる基部111の軸
方向調整後の状態を示す。この変形例は、基部111の
軸方向の調整に関するものである。先の説明では、基部
111の軸方向の調整のために調整板132を用いた
が、この変形例では、ベース部固定部111aの下側に
座金141及びナット142を設けるものである。ナッ
ト142は、オールアンカー112の貫通部112aと
螺合しており、回転させることにより上下に移動させる
ことができる。本変形例では、各ナット142を適宜上
下に移動させることによりベース部固定部111aの傾
きを変更することにより、基部111の軸方向を調整で
きるようになっている。
【0091】図14に、さらに別の変形を示す。図14
は、本変形例にかかる基部の斜視図である。この基部は
第3の実施の形態にかかる基部111と基本的に同様で
あるが、接合部111aは、受け部151と、該受け部
151に保持され、回動可能に枢着された回動部152
とで構成されていることを特徴とする。受け部151の
一端はベース部固定部111aに固定されている(ある
いは一体成形されていても良い)。受け部151は、回
動部152の球形端部を保持する空洞を有しており、回
動部152の球形端部は該空洞によって保持されてお
り、これにより回動部152は、受け部151およびベ
ース部固定部111aに対して回動可能であると共に回
動部152が受け部151から容易に離脱しないように
接合されている。回動部152は、棒状部の基部側端部
を受け入れるための接合孔111dを有している。該接
合孔111dの内壁に雌ねじが形成されており、棒状部
の基部側端部と螺合するようになっている。
【0092】本変形例にかかる基部を用いてアンカーボ
ルトの植設を行う場合には、軸方向(角度)の調節をす
る手段(例えば、調整板132,ナット142)を用い
る必要はない。回動部152が自在に角度を変更可能で
あるので、棒状部を所望の軸方向で受け入れることが可
能であるためである。
【0093】なお、本変形例を用いる場合の水平方向の
位置調整、及び本基部を用いたアンカーボルトの植設方
法は、先に説明した第3の実施の形態と同様であるの
で、説明を省略する。
【0094】本変形例によれば、基部の軸方向の調節作
業を特別に行うことなく、アンカーボルトの位置及び角
度の精確な植設を行うことが可能となるため、アンカー
ボルトの植設やアンカーボルトと土台等の結合にかかる
労力、時間、コストを一層削減することができる。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、専門的技術及び時間を
要すことなく、アンカーボルトの精確な設置をすること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に用いられるアンカーボルトの構成
例を示す斜視図。
【図2】ホールダウン金物の例を示す斜視図。
【図3】(a)〜(f)は、アンカーボルトの植設方法
の一例を示す一連の断面工程図。
【図4】図3(a)〜(f)に続くアンカーボルトの植
設方法の断面工程図。
【図5】図4(g)に対応する斜視断面図。
【図6】土台及び柱をホールダウン金物を介してこのア
ンカーボルトに結合させた状態を示す斜視断面図。
【図7】実施の形態に用いられるアンカーボルトの構成
例を示す斜視図。
【図8】(a)〜(e)は、アンカーボルトの植設方法
の一例を示す一連の断面工程図。
【図9】図8(a)〜(e)に続くアンカーボルトの植
設方法の断面工程図。
【図10】第3の実施の形態にかかるアンカーボルトの
基部の構成例を示す斜視図。
【図11】オールアンカーの構成例を示す斜視図。
【図12】第3の実施の形態におけるアンカーボルトの
植設方法の一部の工程を示す断面工程図。
【図13】変形例にかかる基部の軸方向調整後の状態を
示す図。
【図14】変形例にかかる基部の斜視図。
【図15】従来の方法により基礎に設けられたアンカー
ボルトと、これに結合された土台及び柱の斜視図。
【符号の説明】
11 … 棒状部 11a … 基部側端部 11b … ホールダウン金物側端部 11c … 本体部 12 … 基部 12a … 本体部 12b … 栓部 12c … スリット 31 … 地面 32 … ベース部 33 … 孔 34 … 型枠 35 … 振れ止め部 36 … 立ち上がり部 71 … 棒状部 71a … 基部側端部 71b … ホールダウン金物側端部 71c … 本体部 72 … 基部 72a … ベース部固定部 72b … 接合部 81 … 地面 82 … ベース部 83 … 型枠 84 … 振れ止め部 85 … 立ち上がり部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と棒状部とからなるアンカーボルト
    を基礎に植設する方法において、 ベース部の予め定めた位置に基部を配置する工程と、 該基部に棒状部の一端を結合する工程と、 該棒状部の他端を振れ止め部により固定する工程とを有
    することを特徴とするアンカーボルトを基礎に植設する
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記ベース部の予め定めた位置に基部を配置する工程
    は:該予め定めた位置をベース部表面にマークを付する
    工程と、 該マークの位置に該基部を配置し、該基部を当該位置に
    固定する工程とを有していることを特徴とするアンカー
    ボルトを基礎に植設する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、 前記ベース部の予め定めた位置に基部を配置する工程
    は:該予め定めた位置をベース部表面にマークを付する
    工程と、 該マークの位置に該基部を保持させるための孔を形成す
    る工程とを有していることを特徴とするアンカーボルト
    を基礎に植設する方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、 前記該棒状部の他端を振れ止め部により固定する工程
    は、前記棒状部の他端の位置が所定の位置となるように
    前記振れ止め部の位置を定める工程を有することを特徴
    とするアンカーボルトを基礎に植設する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、 前記該棒状部の他端を振れ止め部により固定する工程
    は、前記棒状部が基準となる方向に対して所定の角度と
    なるように前記振れ止め部の位置を定める工程を有する
    ことを特徴とするアンカーボルトを基礎に植設する方
    法。
  6. 【請求項6】 基部と棒状部とからなるアンカーボルト
    を基礎に植設する方法において、 ベース部を打設する工程と、 該ベース部の予め定めた位置に基部を固定する工程と、 該ベース部上に型枠を組み立て、設置する工程と、 該基部に棒状部の一端を結合する工程と、 該棒状部の他端を保持する振れ止め部を該型枠に固定す
    る工程と型枠内に立ち上がり部を形成するための材料を
    入れる工程とを有することを特徴とするアンカーボルト
    を基礎に植設する方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、 前記固定する工程において、該基部の位置及び軸方向の
    少なくとも一方の調整を行った後に、該基部をベース部
    に固定することを特徴とするアンカーボルトを基礎に植
    設する方法。
  8. 【請求項8】 基部と棒状部とからなるアンカーボルト
    を基礎に植設する方法において、 ベース部を打設する工程と、 該ベース部の予め定めた位置に基部を格納するための孔
    を形成する工程と、 該孔内に基部を配設する工程と、 該ベース部上に型枠を組み立て、設置する工程と、 該基部に棒状部の一端を結合する工程と、 該棒状部の他端を保持する振れ止め部を該型枠に固定す
    る工程と型枠内に立ち上がり部を形成するための材料を
    入れる工程とを有することを特徴とするアンカーボルト
    を基礎に植設する方法。
  9. 【請求項9】 ベース部と立ち上がり部とからなる基礎
    に植設されるアンカーボルトにおいて、 ベース部に配置される基部と、 該基部に一端において結合され、立ち上がり部内に配さ
    れる棒状部と、を有することを特徴とするアンカーボル
    ト。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のアンカーボルトにお
    いて、前記基部の外径は棒状部の外径より大きいことを
    特徴とするアンカーボルト。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のアンカーボルトにお
    いて、前記棒状部の外周面の少なくとも一部は凹部及び
    凸部の少なくとも一方を有していることを特徴とするア
    ンカーボルト。
  12. 【請求項12】 ベース部と立ち上がり部とからなる基
    礎に植設されるアンカーボルトにおいて、 ベース部にオールアンカーにより固定される基部と、 該基部に一端において結合され、立ち上がり部内に配さ
    れる棒状部と、を有し、 該基部は、該オールアンカーを受け入れるための穴を有
    し、 該穴の内径は、該オールアンカーの外径より大きいこと
    を特徴とするアンカーボルト。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のアンカーボルトに
    おいて該アンカーボルトはさらに、基部の軸方向を調整
    するための手段を有していることを特徴とするアンカー
    ボルト。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のアンカーボルトに
    おいて該基部はベース部固定部と、該ベース部固定部に
    固定された接合部とを有し、 該接合部は、ベース部固定部に固定された受け部と、該
    受け部に一端が保持され、回動可能に接続された回動部
    とを有していることを特徴とするアンカーボルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013181373A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Yoshikuni Okura 柱の据え付け具
JP2015014089A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 鹿島建設株式会社 台座構築方法、台座構築用補助材

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