JPH0658830B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

Info

Publication number
JPH0658830B2
JPH0658830B2 JP30358487A JP30358487A JPH0658830B2 JP H0658830 B2 JPH0658830 B2 JP H0658830B2 JP 30358487 A JP30358487 A JP 30358487A JP 30358487 A JP30358487 A JP 30358487A JP H0658830 B2 JPH0658830 B2 JP H0658830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonance
transistor
capacitor
current
discharge lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30358487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01144598A (ja
Inventor
隆裕 原
Original Assignee
池田電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田電機株式会社 filed Critical 池田電機株式会社
Priority to JP30358487A priority Critical patent/JPH0658830B2/ja
Publication of JPH01144598A publication Critical patent/JPH01144598A/ja
Publication of JPH0658830B2 publication Critical patent/JPH0658830B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は蛍光灯等の放電灯を周波数により点灯させる放
電灯点灯装置に関する。
(従来の技術) 放電灯を高周波で点灯することにより、点灯装置を小
型、軽量化でき、放電灯の発光効率を向上できることは
従来より知られている。
従来のこの種の放電灯点灯装置として第6図に示すよう
なものがある(例えば特開昭61−2299)。同図におい
て、1 は直流電源回路で、商用電源2 に接続された整流
器3 、突入電流防止用抵抗4 、平滑用コンデンサ5 を備
える。6 は共振用コンデンサ、7 は共振用インダクタン
ス、8 はトランジスタで、これにより自励式イバータ回
路が構成されている。9 は蛍光灯等の放電灯、10は予熱
用コンデンサ、11は電流制限用インダクタンスである。
12は電流変成器で、1次巻線12a と2次巻線12b とを備
える。14はバイアス回路で、起動抵抗15、ダイオード1
6、抵抗17、バイアス用コンデンサ18を備える。19はサ
ージアブソーバ、20は雑音防止用コンデンサである。
次に動作を説明する。交流電源2 の電圧を整流器3 で整
流し、突入電流防止用抵抗4 を介して平滑用コンデンサ
5 を充電する。始動時の自励式インバータ回路の動作
は、まず起動抵抗15を介してトランジスタ8 のベースに
電流がわずかに流れることにより、トランジスタ8 がオ
ン状態となろうとする。
その結果、電源回路1 の正側から、トランジスタ8 のコ
レクタには、共振用インダクタンス7 を介して流れる電
流 Ilと、電流制限用インダクタンス11、放電灯9 の一
方のフィラメント、予熱用コンデンサ10、他方のフィラ
メント及び電流変成器12の1次巻線12a を介して流れる
電流Iaとの和に相当するコレクタ電流Icが流れる。
このとき、電流変成器12の1次巻線12a を流れる電流Ia
により、電流変成器12の2次巻線12b に発生する帰還電
流、すなわちトランジスタ8 のベース電流Ibが流れトラ
ンジスタ8 は完全にオンする。その後ベース電流Ibは2
次巻線12b のインダクタンスとコンデンサ18とで直列共
振する。すなわち一定期間順方向にベース電流が流れた
後、逆方向にベース電流が流れる。その結果、トランジ
スタ8 はオフする。
トランジスタ8 がオフ状態となると、トランジスタ8 の
オン期間に、共振用インダクタンス7 、電流制限用イン
ダクタンス11に蓄えられたエネルギーが、共振用コンデ
ンサ6 、予熱用コンデンサ10との間で共振をおこす。そ
の結果1次巻線12a に流れる電流は共振につれ極性が変
化し、再びトランジスタ8 がオンする。この状態で放電
灯9 のフィラメントが予熱され放電灯9 の両端にはコン
デンサ10の電圧が印加される。
放電灯9 が点灯すると、放電灯9 のインピーダンスが低
下し、電流制限用インダクタンス11、放電灯9 、電流変
成器12の1次巻線12a に管電流Iaが流れる。点灯中の放
電灯9 のインピーダンスはコンデンサ10のインピーダン
スよりも充分小さい為、電流制限用インダクタンス11を
流れる電流は略すべて放電灯9 を流れる。点灯中のトラ
ンジスタ8 のオン期間は、定格の管電流が流れるように
決定される。
そして、点灯時のトランジスタ8 のコレクタ、エミッタ
間電圧 VCE、コレクタ電流Ic、及び1次巻線12a の電流
Iaは第7図に示すような波形になり、予熱時のトランジ
スタ8 のコレクタ、エミッタ間電圧 VCE、コレクタ電流
Ic及び1次巻線12a の電流Iaは第8図に示すような波形
になる。
また、他の従来の放電灯点灯装置として、第9図に示す
ように電流変成器12の代りに電流制限用インダクタンス
11に2次巻線23を追加し、直列共振用インダクタンス2
1、ダイオード22を設けたものがある。この回路動作は
前記第6図の回路の動作と略同様である。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来の場合、フィラメント予熱時のオン期間
と点灯時のオン期間が同一の為、点灯状態でオン期間を
設定すると、予熱始動時のオン期間が長すぎ、前記のよ
うにトランジスタ8 のコレクタ−エミッタ間に高い電圧
がかかるという問題があった。即ち、予熱状態でトラン
ジスタ8 がオンしている期間が長くなる様に例えばコン
デンサ18の容量を大きくすると、インダクタンス7,11に
蓄えられているエネルギーが大きくなり、予熱電流が多
く、予熱用コンデンサ10の電圧が大きくなり、始動し易
くなるが、オン期間を長くしすぎると、電流が大きくな
りずき、トランジスタ8 の遮断時にトランジスタ8 のコ
レクタ−エミッタ間に高い電圧がかかる。従って、トラ
ンジスタ8 には耐圧の高いトランジスタを必要とする。
又場合によってはこの高電圧、大電流により、故障をす
ることがあった。
また、トランジスタ8 のオン期間がバイヤス用コンデン
サ18、2次巻線12b 、直列共振用インダクタンス21の時
定数で決まる為、トランジスタ8 のオン期間を変化させ
ることが困難であった。
さらに、第6図の場合は電流変成器12、第9図の場合は
直列共振用インダクタンス21の形状が大きく、何れの場
合も装置の小型化が困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、前記電流変成器12、バイア
ス回路14に代えて、比較器等から成る制御回路を設け、
この制御回路が電流変成器12、バイアス回路14と同様に
トランジスタ8 をオンオフさせるに際し、予熱始動時に
トランジスタ8 がオンする期間が短くなるようにして、
予熱始動時にトランジスタ8 に高電圧がかからないよう
にすると共に、トランジスタ8 が不測にオンすることが
なく、共振に同期して、トランジスタ8 がオンオフし、
放電灯9 の良好な点灯がなし得、しかもトランジスタ8
のオン期間を容易に可変できると共に、装置の小型化が
図り得るようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を解決する本発明の第1の技術的手段
は、直流電源回路1 と、共振用コンデンサ6 と、共振用
インダクタンス7 と、トランジスタ8 とを備え、前記共
振用インダクタンス7 の両端に、電流制限用インダクタ
ンス11を介して放電灯9 が接続され、放電灯9 に予熱用
コンデンサ10が並列に接続され、前記トランジスタ8
を、前記コンデンサ6,10及びインダクタンス7,11の共振
によりオンオフさせ、トランジスタ8 のオン時に予熱用
コンデンサ10に電流を流して放電灯9 を予熱させた後、
放電灯9 に管電流を流して該放電灯9 を点灯させるよう
にした放電灯点灯装置において、 前記直流電源回路1 と共振用インダクタンス7 と前記ト
ランジスタ8 及び共振用コンデンサ6 の並列回路と共振
検出抵抗31とが直列に接続され、共振検出抵抗31に流れ
る電流 Ilが直流電源回路1 に対して順方向になるとき
に直流電源27により充電される制御用コンデンサ33と、
該制御用コンデンサ33の電圧と制御電圧E1とを比較して
制御用コンデンサ33の電圧が高いときに駆動信号を出力
する第2比較器35と、共振用コンデンサ6 に流れる電流
Ibが直流電源回路1 に対して順方向になるときに駆動信
号を出力する第3比較器37と、前記第2及び第3比較器
35,37が共に駆動信号を出力するときにトランジスタ8
にベース電流を流すベース駆動回路43とが設けられてい
る点にある。第2の技術的手段は、直流電源回路1 と、
共振用コンデンサ6 と、共振用インダクタンス7 と、ト
ランジスタ8 とを備え、前記共振用インダクタンス7 の
両端に、電流制限用インダクタンス11を介して放電灯9
が接続され、放電灯9 に予熱用コンデンサ10が並列に接
続され、前記トランジスタ8 を、前記コンデンサ6,10及
びインダクタンス7,11の共振によりオンオフさせ、トラ
ンジスタ8 のオン時に予熱用コンデンサ10に電流を流し
て放電灯9 を予熱させた後、放電灯9 に管電流を流して
該放電灯9 を点灯させるようにした放電灯点灯装置にお
いて、 前記直流電源回路1 と共振用インダクタンス7 と前記ト
ランジスタ8 及び共振用コンデンサ6 の並列回路と共振
検出抵抗31とが直列に接続され、共振検出抵抗31に流れ
る電流 Ilが直流電源回路1 に対して順方向になるとき
に直流電源27により充電される制御用コンデンサ33と、
該制御用コンデンサ33の電圧と制御電圧E1とを比較して
制御用コンデンサ33の電圧が高いときに駆動信号を出力
する第2比較器35と、共振用コンデンサ6 に流れる電流
Ibが直流電源回路1 に対して順方向になるときに駆動信
号を出力する第3比較器37と、共振用インダクタンス7
に直流電源回路1 に対して順方向の電圧が発生している
とき駆動信号を出力する第4比較器38と、前記第2乃至
第4比較器35,37,38が共に駆動信号を出力するときに
トランジスタ8 にベース電流を流すベース駆動回路43と
が設けられている点にある。第3の技術的手段は、直流
電源回路1 と、共振用コンデンサ6 と、共振用インダク
タンス7 と、トランジスタ8 とを備え、前記共振用イン
ダクタンス7 の両端に、電流制限用インダクタンス11を
介して放電灯9 が接続され、放電灯9 に予熱用コンデン
サ10が並列に接続され、前記トランジスタ8 を、前記コ
ンデンサ6,10及びインダクタンス7,11の共振によりオン
オフさせ、トランジスタ8 のオン時に予熱用コンデンサ
10に電流を流して放電灯9 を予熱させた後、放電灯9 に
管電流を流して該放電灯9 を点灯させるようにした放電
灯点灯装置において、 前記直流電源回路1 と共振用インダクタンス7 と前記ト
ランジスタ8 及び共振用コンデンサ6 の並列回路と共振
検出抵抗31とが直列に接続され、共振検出抵抗31に流れ
る電流 Ilが直流電源回路1 に対して順方向になるとき
に直流電源27により充電される制御用コンデンサ33と、
該制御用コンデンサ33の電圧と制御電圧E1とを比較して
制御用コンデンサ33の電圧が高いときに駆動信号を出力
する第2比較器35と、共振用コンデンサ6 に流れる電流
Ibが直流電源回路1 に対して順方向になるときに駆動信
号を出力する第3比較器37と、前記第2及び第3比較器
35,37が共に駆動信号を出力するときにトランジスタ8
にベース電流を流すベース駆動回路43と、放電灯9 の予
熱巻線に流れる電流Iaのレベルが一定以上になると高電
圧を出力して前記制御用コンデンサ33を充電する第5比
較器39とが設けられている点にある。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す基本回路であり、同図
において、31は共振検出抵抗である。32は抵抗、33は制
御用コンデンサ、27は直流電源で、これらによりノコギ
リ波発生回路26を構成している。30はダイオード、34は
第1比較器で、共振検出抵抗31に流れる電流Ilが電流電
源回路1 に対して順方向になると、第1比較器34の出力
が高電圧になるように構成されている。35は第2比較器
で、制御用直流電源28の制御電圧E1のコンデンサ33のコ
ンデンサ電圧 V33とを比較し、制御電圧E1が大のとき、
高電圧となる駆動信号イを出力するように構成されてい
る。36は抵抗により構成した共振電流検出回路、37は第
3比較器で、共振用コンデンサ6 を流れる電流Ibが直流
電源回路1 に対して順方向になるとき、高電圧になる駆
動信号ロを出力するように構成されている。38は第4比
較器、共振用インダクタンス7 の両端から電圧を入力
し、共振用インダクタンス7 の直流電源回路1 に対して
順方向の電圧が発生しているとき高電圧となる駆動信号
ニを出力するように構成されている。39は第5比較器
で、直流電源29の制御電圧E2と抵抗31の電圧とを比較
し、放電灯9 の予熱巻線に流れる電流Iaのレベルが一定
以上になると高電圧を出力するように構成されている。
40,41はアンド回路、42はベース電流回路であり、アン
ド回路41が高電圧を出力するとき、トランジスタ8 にベ
ース電流を供給して、該トランジスタ8 をオンするよう
に構成されており、このベース電流回路42及びアンド回
路40,41によってベース駆動回路43が構成されている。
前記第1比較器34、第3比較器37及び第4比較器38は、
入力電圧が同一の場合でも出力電圧が決まるように内部
に微小な電圧が印加されており、共振用コンデンサ6 及
び共振用インダクタンス7 の共振がないときに、即ちI
b=0、Il=0、共振用インダクタンス7 の両端電圧
=0の場合に、第1比較器34の出力が低電圧になりかつ
第3及び第4比較器37、38の出力が高電圧になるように
条件設定されており、これにより電源投入時の共振がな
いとき、駆動信号イ、ロ、ニは高電圧になり、アンド回
路40,41 、ベース電流回路42を介してトランジスタ8 が
オンするようになっている。
次に動作を説明する。第1図の回路の場合、第4比較器
38の出力である駆動信号ニ、コンデンサ5 のコンデンサ
電圧V5、トランジスタ8 のコレクタ、エミッタ間電圧 V
CE、放電灯9 の予熱巻線に流れる電流Ia、共振用コンデ
ンサ6 に流れる電流Ib、共振用インダクタンス7 に流れ
る電流 Il、直流電源28の制御電圧 E1 、制御用コンデ
ンサ33のコンデンサ電圧V33 、第2比較器35の出力であ
る駆動信号イ、第3比較器37の出力である駆動信号ロ、
アンド回路40の出力信号ハは、第2図に示すような波形
になる。
即ち、電流 Ilが0レベル以下の時は(電流 Ilが直流
電源回路1 に対して逆方向になるとき)直流電源27より
抵抗32を介して流れる電流をダイオード30、第1比較器
34へ分流しているが、電流 Ilが0レベル以上になると
(電流 Ilが直流電源回路1 に対して順方向になる
と)、第1比較器34の出力は高電圧になり、制御用コン
デンサ33が直流電源27により充電され、そのコンデンサ
電圧 V33は上昇する。このコンデンサ電圧 V33とトラン
ジスタ8 のオン期間を決定する制御用直流電源28の直流
電圧E1とが、第2比較器35で比較され、直流電圧E1がコ
ンデンサ電圧 V33より大の期間、第2比較器35が高電圧
になる駆動信号イを出力する。
一方、電流Ibがマイナスレベルの期間(電流Ibが直流電
源回路1 に対して逆方向になる期間)では第3比較器37
の出力が低電圧になるが、電流Ibがプラスレベルにある
と(電流Ibが直流電源回路1 に対して順方向になると)
第3比較器37が高電圧となる駆動信号ロを出力する。
従って、アンド回路40は、直流電圧E1がコンデンサ電圧
V33より大でかつ電流Ibがプラスレベルのときにのみ高
電圧となる駆動信号ハを出力する。即ち共振検出抵抗3
1、抵抗36に発生する電圧に同期してトランジスタ8 の
オン時期、ノコギリ波の立ち上がりの時期が決まり、直
流電圧E1の値によって変化可能なトランジスタ8 のオン
期間が得られる。
また、第3比較器37及び第2比較器35の出力は第2に示
すようにt1,t1′,t1″で電圧レベルが変化している
為、アンド回路40の出力が短期間高電圧になることがあ
り、トランジスタ8 のコレクタ、エミッタ間に電圧が印
加された状態で、トランジスタ8 が不測にオンし電力損
が生じることがある。コンデンサ5 のコンデンサ電圧V5
とトランジスタ8 の電圧、即ち共振用インダクタンス7
の両端の電位を第4比較器38で比較し、コンデンサ電圧
V5が高い場合に、第4比較器38が高電圧となる駆動信号
ニを出力し、この第4比較器38の出力とアンド回路40の
出力とをアンド回路41に入力するので、上記の如くアン
ド回路40の出力が短期間高電圧になっても、この高電圧
出力によってトランジスタ8 が不測にオンすることを防
止する。
また、電流Iaのレベルが一定レベル以上になると、第5
比較器39が高電圧を出力し、これにより制御用コンデン
サ33を急速に充電するので、コンデンサ33のコンデンサ
電圧 V33が直流電圧E1よりも大になる期間がはやくな
り、トランジスタ8 をより早くオフさせ、直流電源29の
直流電圧E2によりトランジスタ8 のピーク電流値を制御
して、トランジスタ8 のオン期間を制御する。
なお、前記実施例では第4比較器38の入力端を共振用イ
ンダクタンス7 の両端に接続しているが、これに代え、
第3図示すように共振用インダクタンス7 に2次巻線45
を設け、この2次巻線45の両端に第4比較器38の入力端
を接続し、第4比較器38によって2次巻線45の極性を検
出するようにしてもよい。また、前記実施例では共振用
コンデンサ6 に流れる電流を共振電流検出回路36により
検出しているが、第4図に示すように抵抗31によって検
出するようにしてもよい。ただし、この場合アンド回路
40の出力信号は信号ハから信号ハ′に変化する。これは
トランジスタ8 の逆コレクタ電流と共振用コンデンサ6
の電流との区別がつかない為である。
第5図は他の実施例を示し、トランジスタ8 をバイポー
ラトランジスタに代ててMOSトランジスタを使用して
いる。また制御用直流電源28に代えて、コンデンサ47及
び第6比較器48等を設け、電源投入時に第6比較器48に
より制御電圧E1を低くしておくことによって、2次電圧
を低くして予熱時間を長くし、放電灯9 の寿命がながく
なるようにしている。さらに第3比較器37としてトラン
ジスタを使用している。その他の点は前記実施例と同様
の構成であり、前記実施例と同様の作用効果を奏する。
(発明の効果) 本発明によれば、制御電圧E1等の値等を変えることによ
ってトランジスタ8 のオン期間を極めて容易に変更する
ことができ、このオン期間の調整によって、良好な放電
灯9 の予熱始動及び点灯維持が得られる。また、トラン
ジスタ8 が不測に短期間オンして無駄な電力損が生じる
ような不都合もなくなる。さらに、放電灯9 の予熱巻線
に流れる電流Iaが一定レベル以上になると、トランジス
タ8 のオン期間を短かくできるため、予熱時における電
流Iaが点灯時よりも大きくなることをうまく利用して、
予熱始動時のトランジスタ8 のオン期間を点灯時よりも
短かくすることができ、従って点灯時にはより一層良好
な点灯を維持できるし、また予熱始動時はトランジスタ
8 に高電圧がかからないようになる。従って、トランジ
スタ8 が耐圧の低いもので済むし、またトランジスタ8
が高電圧、大電流によって故障する惧れもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は動作
説明用の波形図、第3図乃至第5図は夫々他の実施例を
示す回路図である。第6図は従来例を示す回路図、第7
図及び第8図は同点灯時及び予熱時の波形図、第9図は
従来例を示す回路図である。 1 ……直流電源回路、6 ……共振用コンデンサ、7 ……
共振用インダクタンス、8 ……トランジスタ、9 ……放
電灯、10……予熱用コンデンサ、11……電流制限用イン
ダクタンス、27……直流電源、33……制御用コンデン
サ、35……第2比較器、37……第3比較器、38……第4
比較器、39……第5比較器、42……ベース駆動回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源回路1 と、共振用コンデンサ6
    と、共振用インダクタンス7 と、トランジスタ8 とを備
    え、前記共振用インダクタンス7 の両端に、電流制限用
    インダクタンス11を介して放電灯9 が接続され、放電灯
    9 に予熱用コンデンサ10が並列に接続され、前記トラン
    ジスタ8 を、前記コンデンサ6,10及びインダクタンス7,
    11の共振によりオンオフさせ、トランジスタ8 のオン時
    に予熱用コンデンサ10に電流を流して放電灯9 を予熱さ
    せた後、放電灯9 に管電流を流して該放電灯9 を点灯さ
    せるようにした放電灯点灯装置において、 前記直流電源回路1 と共振用インダクタンス7 と前記ト
    ランジスタ8 及び共振用コンデンサ6 の並列回路と共振
    検出抵抗31とが直列に接続され、共振検出抵抗31に流れ
    る電流Ilが直流電源回路1 に対して順方向になるときに
    直流電源27により充電される制御用コンデンサ33と、該
    制御用コンデンサ33の電圧と制御電圧E1とを比較して制
    御用コンデンサ33の電圧が高いときに駆動信号を出力す
    る第2比較器35と、共振用コンデンサ6 に流れる電流Ib
    が直流電源回路1 に対して順方向になるときに駆動信号
    を出力する第3 比較器37と、前記第2 及び第3 比較器3
    5,37 が共に駆動信号を出力するときにトランジスタ8
    にベース電流を流すベース駆動回路43とが設けられてい
    ることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】直流電源回路1 と、共振用コンデンサ6
    と、共振用インダクタンス7 と、トランジスタ8 とを備
    え、前記共振用インダクタンス7 の両端に、電流制限用
    インダクタンス11を介して放電灯9 が接続され、放電灯
    9 に予熱用コンデンサ10が並列に接続され、前記トラン
    ジスタ8 を、前記コンデンサ6,10及びインダクタンス7,
    11の共振によりオンオフさせ、トランジスタ8 のオン時
    に予熱用コンデンサ10に電流を流して放電灯9 を予熱さ
    せた後、放電灯9 に管電流を流して該放電灯9 を点灯さ
    せるようにした放電灯点灯装置において、 前記直流電源回路1 と共振用インダクタンス7 と前記ト
    ランジスタ8 及び共振用コンデンサ6 の並列回路と共振
    検出抵抗31とが直列に接続され、共振検出抵抗31に流れ
    る電流Ilが直流電源回路1 に対して順方向になるときに
    直流電源27により充電される制御用コンデンサ33と、該
    制御用コンデンサ33の電圧と制御電圧E1とを比較して制
    御用コンデンサ33の電圧が高いときに駆動信号を出力す
    る第2比較器35と、共振用コンデンサ6 に流れる電流Ib
    が直流電源回路1 に対して順方向になるときに駆動信号
    を出力する第3 比較器37と、共振用インダクタンス7 に
    直流電源回路1 に対して順方向の電圧が発生していると
    き駆動信号を出力する第4 比較器38と、前記第2 乃至第
    4 比較器35,37,38が共に駆動信号を出力するときにトラ
    ンジスタ8 にベース電流を流すベース駆動回路43とが設
    けられていることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】直流電源回路1 と、共振用コンデンサ6
    と、共振用インダクタンス7 と、トランジスタ8 とを備
    え、前記共振用インダクタンス7 の両端に、電流制限用
    インダクタンス11を介して放電灯9 が接続され、放電灯
    9 に予熱用コンデンサ10が並列に接続され、前記トラン
    ジスタ8 を、前記コンデンサ6,10及びインダクタンス7,
    11の共振によりオンオフさせ、トランジスタ8 のオン時
    に予熱用コンデンサ10に電流を流して放電灯9 を予熱さ
    せた後、放電灯9 に管電流を流して該放電灯9 を点灯さ
    せるようにした放電灯点灯装置において、 前記直流電源回路1 と共振用インダクタンス7 と前記ト
    ランジスタ8 及び共振用コンデンサ6 の並列回路と共振
    検出抵抗31とが直列に接続され、共振検出抵抗31に流れ
    る電流Ilが直流電源回路1 に対して順方向になるときに
    直流電源27により充電される制御用コンデンサ33と、該
    制御用コンデンサ33の電圧と制御電圧E1とを比較して制
    御用コンデンサ33の電圧が高いときに駆動信号を出力す
    る第2比較器35と、共振用コンデンサ6 に流れる電流Ib
    が直流電源回路1 に対して順方向になるときに駆動信号
    を出力する第3 比較器37と、前記第2 及び第3 比較器3
    5,37 が共に駆動信号を出力するときにトランジスタ8
    にベース電流を流すベース駆動回路43と、放電灯9 の予
    熱巻線に流れる電流Iaのレベルが一定以上になると高電
    圧を出力して前記制御用コンデンサ33を充電する第5 比
    較器39とが設けられていることを特徴とする放電灯点灯
    装置。
JP30358487A 1987-11-30 1987-11-30 放電灯点灯装置 Expired - Fee Related JPH0658830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30358487A JPH0658830B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30358487A JPH0658830B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 放電灯点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01144598A JPH01144598A (ja) 1989-06-06
JPH0658830B2 true JPH0658830B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=17922760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30358487A Expired - Fee Related JPH0658830B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0658830B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20012453A1 (it) * 2001-11-21 2003-05-21 Vlm Spa Circuito elettronico di alimentazione in alta frequenza per lampade

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01144598A (ja) 1989-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5514935A (en) Lighting circuit for vehicular discharge lamp
US7312586B2 (en) Ballast power supply
JP5042881B2 (ja) スイッチング電源装置
US6208086B1 (en) Halogen power converter with complementary switches
US20090273283A1 (en) Voltage fed programmed start ballast
JPH0658830B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2503588B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2690045B2 (ja) 電源装置
JP2742412B2 (ja) インバータ装置
JP3820879B2 (ja) 電源装置
JP3050256B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3404880B2 (ja) インバータ装置
JPS629680Y2 (ja)
JPH0569278B2 (ja)
JP4556459B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
JPS6115600Y2 (ja)
JPH06113555A (ja) 放電管点灯回路
JPH04140067A (ja) 電源装置
JPH01251594A (ja) 放電灯点灯装置
JPH06101387B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH10106782A (ja) 放電灯点灯装置及び照明装置
JPH07147198A (ja) 放電灯点灯装置
JPH04292896A (ja) 放電灯点灯回路
JP2006286360A (ja) 放電灯点灯装置
JPH02244593A (ja) Elランプ用のインバータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees