JPH0658810A - 位相格子型光学式ローパスフィルタの実装方法 - Google Patents

位相格子型光学式ローパスフィルタの実装方法

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JPH0658810A
JPH0658810A JP4207971A JP20797192A JPH0658810A JP H0658810 A JPH0658810 A JP H0658810A JP 4207971 A JP4207971 A JP 4207971A JP 20797192 A JP20797192 A JP 20797192A JP H0658810 A JPH0658810 A JP H0658810A
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JP
Japan
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solid
pass filter
optical low
glass chip
type optical
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Application number
JP4207971A
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English (en)
Inventor
Hirotatsu Kodama
宏達 児玉
Hideyo Nozaki
英世 野崎
Mitsugi Takagi
貢 高木
Yoshiaki Nishi
嘉昭 西
Akito Kidera
昭人 木寺
Norihisa Kitamura
則久 北村
Katsumi Tomitani
克巳 冨谷
Tadashi Aoki
正 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な位相格子型光学式ローパスフィルタの
実装方法を採用することによって量産性を向上させると
共に、簡易な構造のパッケージを採用できるようにす
る。 【構成】 位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラ
スチップ14における位相格子型光学式ローパスフィル
タ14aが形成されていない領域又は固体撮像素子10
における有効撮像領域以外の領域に、ガラスチップ14
と固体撮像素子10との間の間隔に相当する粒径の球状
の無機質スペーサ18が混入された熱硬化型又は光硬化
型の接着剤19を塗布した後、ガラスチップ14と固体
撮像素子10との位置合わせを行なう。その後、熱硬化
型接着剤を加熱したり或いは光硬化型接着剤に光を照射
することによりガラスチップ14を固体撮像素子10に
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相格子型光学式ロー
パスフィルターの実装方法に関し、詳しくは、固体撮像
素子を用いたビデオカメラ等において使用される位相格
子型光学式ローパスフィルタを固体撮像素子のパッケー
ジの内部に実装する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラにおいては、固体撮
像素子において発生する偽信号を除去するために、カメ
ラ光学系中に水晶光学式ローパスフィルタが用いられて
きたがビデオカメラの小型軽量化の要請から、近年、水
晶光学式ローパスフィルタに代えて位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタを固体撮像素子パッケージ内に実装する
方法が提案されている。
【0003】しかしながら、位相格子型光学式ローパス
フィルタを用いて所望の性能を得るためには、位相格子
型光学式ローパスフィルターと固体撮像素子との間の微
小な間隔及び位相格子型光学式ローパスフィルターの固
体撮像素子に対する傾きを高精度にコントロールする必
要がある。
【0004】そこで、位相格子型光学式ローパスフィル
タを固体撮像素子のパッケージ内に実装する方法として
は、一般的に、位相格子型光学式ローパスフィルタ付き
ガラスチップを固体撮像素子上に所定の厚さを有する樹
脂性スペーサを介して位置合わせした後、位相格子型光
学式ローパスフィルタ付きガラスチップを接着剤によっ
て固体撮像素子のパッケージに固定する方法が採用され
ている。
【0005】以下、図3〜図5に基づき、従来から行わ
れている位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラス
チップを固体撮像素子パッケージ内に実装する方法につ
いて説明する。
【0006】図3は固体撮像素子10の平面構造を示し
ており、固体撮像素子10は有効撮像領域11とワイヤ
ーボンディングを施すためのボンディングパッド部12
とからなる。
【0007】図4は固体撮像素子10をパッケージ13
に組み込んだ状態を示す斜視図であり、図5は位相格子
型光学式ローパスフィルタ付きガラスチップ14を従来
の方法によりパッケージ13に実装した状態を示す断面
図である。尚、図4及び図5においては、図示の都合
上、パッケージ13の表面に設けられる封止ガラスを省
略して示している。
【0008】同図において、14aは位相格子型光学式
ローパスフィルタ付きガラスチップ14の表面に形成さ
れた位相格子型光学式ローパスフィルタ、15は固体撮
像素子10と位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガ
ラスチップ14との間の間隔を保持するための樹脂製ス
ペーサであって、該スペーサ15は数10μmから数1
00μmの厚さを有し、固体撮像素子10の表面におけ
る有効撮像領域11及びボンディングパッド部12以外
の領域に設けられている。また、同図において、16は
位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチップ1
4をパッケージ13に固定するための接着剤であり、1
7はワイヤボンドある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にして位相格子型光学式ローパスフィルタを固体撮像素
子のパッケージ内に実装する方法は、スペーサの位置合
わせが困難であると共に、位相格子型光学式ローパスフ
ィルタ付きガラスをパッケージに接着剤で固定しなけれ
ばならないので量産性に適しないという問題、及び接着
剤がはみ出さないようにするために複雑な構造のパッケ
ージが必要になるという問題がある。
【0010】上記に鑑み、本発明は、簡易な位相格子型
光学式ローパスフィルタの実装方法を提供することによ
って、量産性を向上させると共に簡易な構造のパッケー
ジを採用できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、位相格子型光学式ローパスフィ
ルタが形成されたガラスチップを固体撮像素子に両者の
間の間隔に相当する粒径を有する球状のスペーサが混入
された接着剤によって接着するものであって、具体的に
は、位相格子型光学式ローパスフィルタが形成されたガ
ラスチップを固体撮像素子に固定する位相格子型光学式
ローパスフィルタの実装方法を対象とし、上記ガラスチ
ップを上記固体撮像素子に、上記ガラスチップにおける
上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成されてい
ない領域と上記固体撮像素子における有効撮像領域以外
の領域との間に介在し、上記ガラスチップと上記固体撮
像素子との間の間隔に相当する粒径を有する球状の無機
質スペーサが混入された接着剤によって接着する構成と
するものである。
【0012】請求項2の発明は、位相格子型光学式ロー
パスフィルタが形成されたガラスチップを固体撮像素子
に両者の間の間隔に相当する粒径を有する球状のスペー
サが混入された接着剤によって接着すると共に、接着剤
として熱硬化型のものを用い、ガラスチップと固体撮像
素子との位置合わせを行なった後に接着剤を加熱して硬
化させるものであって、具体的には、位相格子型光学式
ローパスフィルタが形成されたガラスチップを固体撮像
素子に固定する位相格子型光学式ローパスフィルタの実
装方法を対象とし、上記ガラスチップにおける上記位相
格子型光学式ローパスフィルタが形成されていない領域
又は上記固体撮像素子における有効撮像領域以外の領域
における少なくとも3か所に、上記ガラスチップと上記
固体撮像素子との間の間隔に相当する粒径を有する球状
の無機質スペーサが混入された熱硬化型の接着剤を塗布
した後、上記ガラスチップと上記固体撮像素子との位置
合わせを行ない、その後、上記接着剤を加熱することに
より上記ガラスチップを上記固体撮像素子に固定する構
成とするものである。
【0013】請求項3の発明は、熱硬化型の接着剤を印
刷法により塗布するものであって、具体的には、請求項
2の構成に、上記ガラスチップにおける上記位相格子型
光学式ローパスフィルタが形成されていない領域又は上
記固体撮像素子における有効撮像領域以外の領域におけ
る少なくとも3か所に、上記ガラスチップと上記固体撮
像素子との間の間隔に相当する粒径を有する球状の無機
質スペーサが混入された熱硬化型の接着剤を塗布する工
程は、上記熱硬化型の接着剤を印刷法により塗布する工
程であるという構成を付加するものである。
【0014】請求項4の発明は、熱硬化型の接着剤をフ
ォトリソグラフィ法により塗布するものであって、具体
的には、請求項2の構成に、上記ガラスチップにおける
上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成されてい
ない領域又は上記固体撮像素子における有効撮像領域以
外の領域における少なくとも3か所に、上記ガラスチッ
プと上記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒径を有
する球状の無機質スペーサが混入された熱硬化型の接着
剤を塗布する工程は、上記熱硬化型の接着剤をフォトリ
ソグラフィ法により塗布する工程であるという構成を付
加するものである。
【0015】請求項5の発明は、位相格子型光学式ロー
パスフィルタが形成されたガラスチップを固体撮像素子
に両者の間隔に相当する粒径を有する球状のスペーサが
混入された接着剤によって接着すると共に、接着剤とし
て光硬化型のものを用い、ガラスチップと固体撮像素子
との位置合わせを行なった後に接着剤に光を照射して該
接着剤を硬化させるものであって、具体的には、位相格
子型光学式ローパスフィルタが形成されたガラスチップ
を固体撮像素子に固定する位相格子型光学式ローパスフ
ィルタの実装方法を対象とし、上記ガラスチップにおけ
る上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成されて
いない領域又は上記固体撮像素子における有効撮像領域
以外の領域における少なくとも3か所に、上記ガラスチ
ップと上記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒径を
有する球状の無機質スペーサが混入された光硬化型の接
着剤を塗布した後、上記ガラスチップと上記固体撮像素
子との位置合わせを行ない、その後、上記接着剤に光を
照射することにより上記ガラスチップを上記固体撮像素
子に固定する構成とするものである。
【0016】請求項6の発明は、光硬化型の接着剤を印
刷法により塗布するものであって、具体的には、請求項
5の構成に、上記ガラスチップにおける上記位相格子型
光学式ローパスフィルタが形成されていない領域又は上
記固体撮像素子における有効撮像領域以外の領域におけ
る少なくとも3か所に、上記ガラスチップと上記固体撮
像素子との間の間隔に相当する粒径を有する球状の無機
質スペーサが混入された光硬化型の接着剤を塗布する工
程は、上記光硬化型の接着剤を印刷法により塗布する工
程であるという構成を付加するものである。
【0017】請求項7の発明は、光硬化型の接着剤をフ
ォトリソグラフィ法により塗布するものであって、具体
的には、請求項5の構成に、上記ガラスチップにおける
上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成されてい
ない領域又は上記固体撮像素子における有効撮像領域以
外の領域における少なくとも3か所に、上記ガラスチッ
プと上記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒径を有
する球状の無機質スペーサが混入された光硬化型の接着
剤を塗布する工程は、上記光硬化型の接着剤をフォトリ
ソグラフィ法により塗布する工程であるという構成を付
加するものである。
【0018】
【作用】請求項1の構成により、位相格子型光学式ロー
パスフィルタ付きガラスチップと固体撮像素子との間の
間隔は、接着剤に混入された無機質球状のスペーサによ
って規定されるので、無機質球状のスペーサの粒径を所
望の大きさに設定することにより、位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタ付きガラスチップと固体撮像素子との間
隔を所望寸法に規定するができる。
【0019】また、位相格子型光学式ローパスフィルタ
付きガラスチップを接着剤により固体撮像素子に接着す
るため、パッケージを接着剤が食み出さないような構造
にする必要がないので、パッケージの構造は簡単にな
る。
【0020】請求項2の構成により、位相格子型光学式
ローパスフィルタ付きガラスチップと固体撮像素子との
間における少なくとも3か所に熱硬化型接着剤を介在せ
しめて両者を仮付けした状態でガラスチップと固体撮像
素子との位置合わせを行ない、その後、接着剤を加熱す
ることによりガラスチップを固体撮像素子に固定するた
め、ガラスチップと固体撮像素子との位置合わせが正確
になる。
【0021】請求項3の構成により、熱硬化型の接着剤
を印刷法により塗布するため、熱硬化型接着剤を位相格
子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチップと固体撮
像素子との間の所定位置に正確に塗布することができ
る。
【0022】請求項4の構成により、熱硬化型の接着剤
をフォトリソグラフィ法により塗布ため、熱硬化型接着
剤を位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチッ
プと固体撮像素子との間の所定位置に正確に塗布するこ
とができる。
【0023】請求項5の構成により、位相格子型光学式
ローパスフィルタ付きガラスチップと固体撮像素子との
間における少なくとも3か所に光硬化型接着剤を介在せ
しめて両者を仮付けした状態でガラスチップと固体撮像
素子との位置合わせを行ない、その後、接着剤に光を照
射することによりガラスチップを固体撮像素子に固定す
るため、ガラスチップと固体撮像素子との位置合わせが
正確になる。
【0024】請求項6の構成により、光硬化型の接着剤
を印刷法により塗布するため、光硬化型接着剤を位相格
子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチップと固体撮
像素子との間の所定位置に正確に塗布することができ
る。
【0025】請求項7の構成により、光硬化型の接着剤
をフォトリソグラフィ法により塗布するため、光硬化型
接着剤を位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラス
チップと固体撮像素子との間の所定位置に正確に塗布す
ることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0027】図1(a)は本発明の一実施例に係る位相
格子型光学式ローパスフィルタの実装方法によりパッケ
ージに実装された位相格子型光学式ローパスフィルタの
断面図であり、図1(b)は図1(a)における一点鎖
線部分の拡大図である。
【0028】同図において、18はアルミナ、セラミッ
ク、ガラスビーズ等よりなり所定の粒径を有する無機質
球状のスペーサ、19は上記無機質球状のスペーサ18
が混入された熱硬化型又は光硬化型の接着剤であり、該
接着剤19を固体撮像素子10の表面における有効撮像
領域11及びボンディングパッド12以外の領域である
接着領域20に該接着領域20から食み出さないように
塗布する。
【0029】次に、固体撮像素子10及び接着剤16の
上に位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチッ
プ14をセットした後、該位相格子型光学式ローパスフ
ィルタ付きガラスチップ14を固体撮像素子10に対し
て押圧しながら、位相格子型光学式ローパスフィルタ付
きガラスチップ14に対して接着剤19が熱硬化型であ
るときには接着剤19を加熱し接着剤19が光硬化型で
あるときには接着剤19に光例えば紫外線を照射するこ
とにより位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラス
チップ14を固体撮像素子10に固定する。この場合、
固体撮像素子10と位相格子型光学式ローパスフィルタ
付きガラスチップ14との接着強度が十分となる加熱条
件或いは光照射条件を設定する必要がある。
【0030】上記のようにすると、位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタ付きガラスチップ14と固体撮像素子1
0との間の間隔は、接着剤に混入された無機質球状のス
ペーサ18によって規定される。従って、無機質球状の
スペーサ18の粒径を所望の大きさに設定することによ
り、位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチッ
プ14と固体撮像素子10との間隔を所望寸法に決定す
ることができる。また、位相格子型光学式ローパスフィ
ルタ付きガラスチップ14と固体撮像素子10との間隔
のバラツキの防止については、スペーサ18の粒径分布
を抑制することにより実現される。
【0031】図2(a)及び(b)は、接着剤19を位
相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチップ14
の表面に塗布する方法を示しており、図2に示すよう
に、多数の位相格子型光学式ローパスフィルタ14aが
形成されたガラス基板21における有効領域22以外の
領域である接着領域23に接着剤19を塗布する。
【0032】接着領域23に接着剤19を塗布する方法
としては、多数の位相格子型光学式ローパスフィルタ1
4aが形成されたガラス基板21に接着剤19を印刷法
により所定のパターンに形成した後、該接着剤19を仮
硬化する方法、多数の位相格子型光学式ローパスフィル
タ14aが形成されたガラス基板21に接着剤19を塗
布した後、フォトリソグラフィ法により所定のパターン
に形成する方法、多数の位相格子型光学式ローパスフィ
ルタ14aが形成されたガラス基板21を切断して得た
位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチップ1
4をパッケージ13に組み込んだ後であって固体撮像素
子10に実装する直前に接着剤をノズルによって滴下す
る方法等がある。
【0033】尚、接着剤19を固体撮像素子10に上記
の印刷法やフォトリソグラフィ法等によって塗布するこ
とも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る位相格子型光学式ローパスフィルタの実装方法によ
ると、ガラスチップを固体撮像素子に、両者間に介在し
ガラスチップと固体撮像素子との間の間隔に相当する粒
径を有する球状の無機質スペーサが混入された接着剤に
よって接着するため、位相格子型光学式ローパスフィル
タ付きガラスチップと固体撮像素子との間の間隔は接着
剤に混入された無機質球状のスペーサによって規定され
るので位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチ
ップと固体撮像素子との間の間隔を所望寸法に規定する
ができ、またパッケージを接着剤が食み出さないような
構造にする必要がないのでパッケージの構造が簡単にな
る。このため、請求項1の発明によると量産性が向上す
る。
【0035】請求項2の発明に係る位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタの実装方法によると、位相格子型光学式
ローパスフィルタ付きガラスチップと固体撮像素子との
間における少なくとも3か所に熱硬化型接着剤を介在せ
しめて両者を仮付けした状態でガラスチップと固体撮像
素子との位置合わせを行ない、その後、接着剤を加熱す
ることによりガラスチップを固体撮像素子に固定するた
め、正確にガラスチップと固体撮像素子との位置合わせ
をすることができる。
【0036】請求項3の発明に係る位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタの実装方法によると、熱硬化型の接着剤
を印刷法により塗布するため、熱硬化型接着剤を位相格
子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチップと固体撮
像素子との間の所定位置に正確に塗布することができ、
生産性が一層向上する。
【0037】請求項4の発明に係る位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタの実装方法によると、熱硬化型の接着剤
をフォトリソグラフィ法により塗布ため、熱硬化型接着
剤を位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチッ
プと固体撮像素子との間の所定位置に正確に塗布するこ
とができ、生産性が一層向上する。
【0038】請求項5の発明に係る位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタの実装方法によると、位相格子型光学式
ローパスフィルタ付きガラスチップと固体撮像素子との
間における少なくとも3か所に光硬化型接着剤を介在せ
しめて両者を仮付けした状態でガラスチップと固体撮像
素子との位置合わせを行ない、その後、接着剤に光を照
射することによりガラスチップを固体撮像素子に固定す
るため、正確にガラスチップと固体撮像素子との位置合
わせをすることができる。
【0039】請求項6の発明に係る位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタの実装方法によると、光硬化型の接着剤
を印刷法により塗布するため、請求項3の発明と同様
に、生産性が一層向上する。
【0040】請求項7の発明に係る位相格子型光学式ロ
ーパスフィルタの実装方法によると、光硬化型の接着剤
をフォトリソグラフィ法により塗布ため、請求項4の発
明と同様に、生産性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係る位相格子型光
学式ローパスフィルタの実装方法によりパッケージに実
装された位相格子型光学式ローパスフィルタの断面図で
あり、(b)は(a)における一点鎖線部分の拡大図で
ある。
【図2】(a)は、上記位相格子型光学式ローパスフィ
ルタの実装方法において多数の位相格子型光学式ローパ
スフィルタが形成されたガラス基板の表面に接着剤を塗
布する工程を示す平面図であり、(b)は上記ガラス基
板の斜視図である。
【図3】従来或いは本発明に係る位相格子型光学式ロー
パスフィルタの実装方法によりパッケージに実装される
位相格子型光学式ローパスフィルタの平面図である。
【図4】従来の位相格子型光学式ローパスフィルタの実
装方法によりパッケージに実装された位相格子型光学式
ローパスフィルタを示す斜視図である。
【図5】従来の位相格子型光学式ローパスフィルタの実
装方法によりパッケージに実装された位相格子型光学式
ローパスフィルタを示す断面図である。
【符号の説明】
10 固体撮像素子 11 有効撮像領域 12 ボンディングパッド部 13 パッケージ 14 位相格子型光学式ローパスフィルタ付きガラスチ
ップ 14a 位相格子型光学式ローパスフィルタ 15 スペーサ 16 接着剤 17 ワイヤボンド 18 無機質球状のスペーサ 19 無機質球状のスペーサが混入された接着剤 20 接着領域 21 ガラス基板 22 有効領域 23 接着領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 嘉昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 木寺 昭人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 北村 則久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 冨谷 克巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 青木 正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相格子型光学式ローパスフィルタが形
    成されたガラスチップを固体撮像素子に固定する位相格
    子型光学式ローパスフィルタの実装方法であって、上記
    ガラスチップを上記固体撮像素子に、上記ガラスチップ
    における上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成
    されていない領域と上記固体撮像素子における有効撮像
    領域以外の領域との間に介在し、上記ガラスチップと上
    記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒径を有する球
    状の無機質スペーサが混入された接着剤によって接着す
    ることを特徴とする位相格子型光学式ローパスフィルタ
    の実装方法。
  2. 【請求項2】 位相格子型光学式ローパスフィルタが形
    成されたガラスチップを固体撮像素子に固定する位相格
    子型光学式ローパスフィルタの実装方法であって、上記
    ガラスチップにおける上記位相格子型光学式ローパスフ
    ィルタが形成されていない領域又は上記固体撮像素子に
    おける有効撮像領域以外の領域における少なくとも3か
    所に、上記ガラスチップと上記固体撮像素子との間の間
    隔に相当する粒径を有する球状の無機質スペーサが混入
    された熱硬化型の接着剤を塗布した後、上記ガラスチッ
    プと上記固体撮像素子との位置合わせを行ない、その
    後、上記接着剤を加熱することにより上記ガラスチップ
    を上記固体撮像素子に固定することを特徴とする位相格
    子型光学式ローパスフィルタの実装方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記ガラスチップに
    おける上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成さ
    れていない領域又は上記固体撮像素子における有効撮像
    領域以外の領域における少なくとも3か所に、上記ガラ
    スチップと上記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒
    径を有する球状の無機質スペーサが混入された熱硬化型
    の接着剤を塗布する工程は、上記熱硬化型の接着剤を印
    刷法により塗布する工程であることを特徴とする位相格
    子型光学式ローパスフィルタの実装方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記ガラスチップに
    おける上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成さ
    れていない領域又は上記固体撮像素子における有効撮像
    領域以外の領域における少なくとも3か所に、上記ガラ
    スチップと上記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒
    径を有する球状の無機質スペーサが混入された熱硬化型
    の接着剤を塗布する工程は、上記熱硬化型の接着剤をフ
    ォトリソグラフィ法により塗布する工程であることを特
    徴とする位相格子型光学式ローパスフィルタの実装方
    法。
  5. 【請求項5】 位相格子型光学式ローパスフィルタが形
    成されたガラスチップを固体撮像素子に固定する位相格
    子型光学式ローパスフィルタの実装方法であって、上記
    ガラスチップにおける上記位相格子型光学式ローパスフ
    ィルタが形成されていない領域又は上記固体撮像素子に
    おける有効撮像領域以外の領域における少なくとも3か
    所に、上記ガラスチップと上記固体撮像素子との間の間
    隔に相当する粒径を有する球状の無機質スペーサが混入
    された光硬化型の接着剤を塗布した後、上記ガラスチッ
    プと上記固体撮像素子との位置合わせを行ない、その
    後、上記接着剤に光を照射することにより上記ガラスチ
    ップを上記固体撮像素子に固定することを特徴とする位
    相格子型光学式ローパスフィルタの実装方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記ガラスチップに
    おける上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成さ
    れていない領域又は上記固体撮像素子における有効撮像
    領域以外の領域における少なくとも3か所に、上記ガラ
    スチップと上記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒
    径を有する球状の無機質スペーサが混入された光硬化型
    の接着剤を塗布する工程は、上記光硬化型の接着剤を印
    刷法により塗布する工程であることを特徴とする位相格
    子型光学式ローパスフィルタの実装方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、上記ガラスチップに
    おける上記位相格子型光学式ローパスフィルタが形成さ
    れていない領域又は上記固体撮像素子における有効撮像
    領域以外の領域における少なくとも3か所に、上記ガラ
    スチップと上記固体撮像素子との間の間隔に相当する粒
    径を有する球状の無機質スペーサが混入された光硬化型
    の接着剤を塗布する工程は、上記光硬化型の接着剤をフ
    ォトリソグラフィ法により塗布する工程であることを特
    徴とする位相格子型光学式ローパスフィルタの実装方
    法。
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