JPH0658717B2 - 一括呼出テレメータ方式 - Google Patents
一括呼出テレメータ方式Info
- Publication number
- JPH0658717B2 JPH0658717B2 JP62293594A JP29359487A JPH0658717B2 JP H0658717 B2 JPH0658717 B2 JP H0658717B2 JP 62293594 A JP62293594 A JP 62293594A JP 29359487 A JP29359487 A JP 29359487A JP H0658717 B2 JPH0658717 B2 JP H0658717B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- bit
- observation
- signal
- call
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通信回線を通して、遠隔計測するテレメータシ
ステムに関する。
ステムに関する。
(従来の技術) 従来のこの種のテレメータ方式は、監視局から観測局ご
とに異なった個別の呼出信号を送出し、各観測局が当該
個別呼出信号を受信した後に応答信号を返送する方式
(個別呼出方式)と、監視局から複数の観測局に共通し
た呼出信号を送出し、各観測局が当該共通呼出信号を受
信した後、観測局ごとに異なるあらかじめ定められた応
答遅延時間に応じて一定の順序で応答信号を返送する方
式(共呼方式)とがあった。後者の方式は呼出信号の送
出が1回ですむので、前者の方式に比べデータな収集時
間が短いという長所を持っていた。
とに異なった個別の呼出信号を送出し、各観測局が当該
個別呼出信号を受信した後に応答信号を返送する方式
(個別呼出方式)と、監視局から複数の観測局に共通し
た呼出信号を送出し、各観測局が当該共通呼出信号を受
信した後、観測局ごとに異なるあらかじめ定められた応
答遅延時間に応じて一定の順序で応答信号を返送する方
式(共呼方式)とがあった。後者の方式は呼出信号の送
出が1回ですむので、前者の方式に比べデータな収集時
間が短いという長所を持っていた。
しかしこれらの方式では、回線雑音などが原因で少数の
観測局のデータを収集できなかったとき(欠測という)
には、前者の方式では再度監視局から個別呼出信号を送
出して、欠測があった観測局のみを呼び出してデータを
収集していた。また、後者の方式では再度監視局から共
通呼出信号を送出して、全観測局を呼び出してデータを
収集するか、あるいはあらかじめ各観測局に前述の共通
呼出信号とは別個に個別呼出信号を割り当てておき、欠
測があった場合は該当観測局に体し監視局から1局づつ
個別呼出信号を送出しデータを収集していた。
観測局のデータを収集できなかったとき(欠測という)
には、前者の方式では再度監視局から個別呼出信号を送
出して、欠測があった観測局のみを呼び出してデータを
収集していた。また、後者の方式では再度監視局から共
通呼出信号を送出して、全観測局を呼び出してデータを
収集するか、あるいはあらかじめ各観測局に前述の共通
呼出信号とは別個に個別呼出信号を割り当てておき、欠
測があった場合は該当観測局に体し監視局から1局づつ
個別呼出信号を送出しデータを収集していた。
(発明が解説しようとする問題点) 従来の共呼方式は欠測がない場合は効率的であったが、
欠測であった場合には、再度全観測局を呼び出してデー
タを収集するか、1局づつ呼び出して欠測したデータを
収集する必要が有り、共呼方式の長所であるデータ収集
時間が短いということが損なわれてしまう欠点を持って
いた。
欠測であった場合には、再度全観測局を呼び出してデー
タを収集するか、1局づつ呼び出して欠測したデータを
収集する必要が有り、共呼方式の長所であるデータ収集
時間が短いということが損なわれてしまう欠点を持って
いた。
いかなる通信回線においてもある程度の欠測率が存在す
ることは避けえないので、従来の共呼方式は総合的に考
えると必ずしも効率的な収集方法とはいえなかった。
ることは避けえないので、従来の共呼方式は総合的に考
えると必ずしも効率的な収集方法とはいえなかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、これらの欠点を解決するためになされたもの
で、1つの観測局と少なくとも2つ以上の観測局が通信
回線で接続されているテレメータシステムに於いて、監
視局から送出する共通呼出信号に全観測局に対応するビ
ット列を挿入し、このビット信号オンに対応した観測局
のみが応答するようにしたテレメータ方式である。以下
本発明の一実施例につき図面により詳細に説明する。
で、1つの観測局と少なくとも2つ以上の観測局が通信
回線で接続されているテレメータシステムに於いて、監
視局から送出する共通呼出信号に全観測局に対応するビ
ット列を挿入し、このビット信号オンに対応した観測局
のみが応答するようにしたテレメータ方式である。以下
本発明の一実施例につき図面により詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例のシステム構成図で、1は監
視局、2は通信回線、3は観測局である。監視局1は通
信回線2を通して複数の観測局31,32,・・・・3n
を制御監視しデータを収集する。第2図は共通呼出信号
のうちの各観測局に対応するビット列であり、ビット列
4の長さは一度に応答要求できる最大観測局数に一致し
ている。なお、その他通信するためには同時ビットや符
号誤り検定ビットなどを必要とするが、本発明の本質に
は関係がないので同図には省略してある。
視局、2は通信回線、3は観測局である。監視局1は通
信回線2を通して複数の観測局31,32,・・・・3n
を制御監視しデータを収集する。第2図は共通呼出信号
のうちの各観測局に対応するビット列であり、ビット列
4の長さは一度に応答要求できる最大観測局数に一致し
ている。なお、その他通信するためには同時ビットや符
号誤り検定ビットなどを必要とするが、本発明の本質に
は関係がないので同図には省略してある。
これを動作するには、先ず監視局1から共通呼出信号と
してビット列4を送出する。ビット列4は、応答を要求
する観測局に対応する位置のビットをオンし、応答を要
求しない観測局に対応する位置のビットをオフにしてお
く。全観測局の応答を必要とするときは、全ビットをオ
ンにする。観測局3は、このビット列4を受信後、第3
図のフローチャートに示す処理を行う。
してビット列4を送出する。ビット列4は、応答を要求
する観測局に対応する位置のビットをオンし、応答を要
求しない観測局に対応する位置のビットをオフにしてお
く。全観測局の応答を必要とするときは、全ビットをオ
ンにする。観測局3は、このビット列4を受信後、第3
図のフローチャートに示す処理を行う。
第3図に於いて、観測局3はすべて監視局1から送出さ
れる共通呼出信号を受信すると、共通呼出信号とビット
同期がとられ、これに基づく通常の信号識別手段によ
り、自局に割り当てられたビットがオンになっているか
否かを判定し、応答の要否が決まる。応答を要するとき
は、ビットのカウントによりビットオンがいくつある
か、又ビットオンのカウント数と共通呼出信号のビット
列4中に占める自局のビット位置のタイミングとから、
自局のビットオンが何番目のビットオンになるかを判断
する。
れる共通呼出信号を受信すると、共通呼出信号とビット
同期がとられ、これに基づく通常の信号識別手段によ
り、自局に割り当てられたビットがオンになっているか
否かを判定し、応答の要否が決まる。応答を要するとき
は、ビットのカウントによりビットオンがいくつある
か、又ビットオンのカウント数と共通呼出信号のビット
列4中に占める自局のビット位置のタイミングとから、
自局のビットオンが何番目のビットオンになるかを判断
する。
次いで自局の応答順番に対応した遅延時に、応答信号を
監視局へ向け送出する。これらの点に関し、第4図及び
第5図のタイムチャートにより更に説明する。
監視局へ向け送出する。これらの点に関し、第4図及び
第5図のタイムチャートにより更に説明する。
第4図のタイムチャートに示すように、全観測局3から
データ収集を行う場合に、共通呼出信号のビット列4に
より観測局31から観測局3nまで順序よく応答信号
51,52,・・・・5nが所定の遅延時間T1,T2,・・・
・Tnで送出される。
データ収集を行う場合に、共通呼出信号のビット列4に
より観測局31から観測局3nまで順序よく応答信号
51,52,・・・・5nが所定の遅延時間T1,T2,・・・
・Tnで送出される。
この遅延時間は、各観測局で設定した時間でもよいが、
前述のように、ビットオンのカウント数と共通呼出信号
のビット列4に占める自局のビット位置のタイミングと
から設定する。
前述のように、ビットオンのカウント数と共通呼出信号
のビット列4に占める自局のビット位置のタイミングと
から設定する。
もし、回線ノイズなどの原因で一部の観測局が欠測して
いるときは、監視局1から再送要求信号を送出してデー
タを収集する必要があるが、そのときは、共通呼出信号
のビット列4の該当するビットだけオンする。たとえ
ば、観測局32,34,35,310,315が欠測したときは、
ビット列4のビット位置42,44,45,410,415をオン
する。この呼出信号を受信した観測局3は第3図のフロ
ーチャートに従った処理を行い、第5図のタイムチャー
トに示すように、観測局32,34,35,310,315の順序
で、T1,T2,T3,T4,T5の遅延時間で応答する。この
遅延時間は、T2,T4,T5,T10,T15と異なり、短い時
間なので欠測時のデータ収集は短時間となる。なお他の
観測局31,33, 36・・・・等からの再送は行われな
い。
いるときは、監視局1から再送要求信号を送出してデー
タを収集する必要があるが、そのときは、共通呼出信号
のビット列4の該当するビットだけオンする。たとえ
ば、観測局32,34,35,310,315が欠測したときは、
ビット列4のビット位置42,44,45,410,415をオン
する。この呼出信号を受信した観測局3は第3図のフロ
ーチャートに従った処理を行い、第5図のタイムチャー
トに示すように、観測局32,34,35,310,315の順序
で、T1,T2,T3,T4,T5の遅延時間で応答する。この
遅延時間は、T2,T4,T5,T10,T15と異なり、短い時
間なので欠測時のデータ収集は短時間となる。なお他の
観測局31,33, 36・・・・等からの再送は行われな
い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は複数の観測局に対して共
通呼出しを行うことによって短時間でデータを収集でき
る。かつ1局だけでも個別に呼び出すことができるの
で、あらゆる状況に対しても効率的なデータ収集が行え
る利点がある。従って短時間で多数のデータ収集する必
要があるテレメータシステムに応用すれば極めて大きな
効果が得られる。
通呼出しを行うことによって短時間でデータを収集でき
る。かつ1局だけでも個別に呼び出すことができるの
で、あらゆる状況に対しても効率的なデータ収集が行え
る利点がある。従って短時間で多数のデータ収集する必
要があるテレメータシステムに応用すれば極めて大きな
効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第2
図は呼出信号のビット配列、第3図は観測局の動作フロ
ーチャート、第4図は全局応答時のタイムチャート、第
5図は欠測局再呼出時のタイムチャートである。 1……監視局、2……通信回線、3……観測局、4……
ビット列、5……応答信号。
図は呼出信号のビット配列、第3図は観測局の動作フロ
ーチャート、第4図は全局応答時のタイムチャート、第
5図は欠測局再呼出時のタイムチャートである。 1……監視局、2……通信回線、3……観測局、4……
ビット列、5……応答信号。
Claims (1)
- 【請求項1】1つの監視局から複数の観測局に対し共通
呼出信号を送出し、各観測局の取得データを収集するテ
レメータ方式に於いて、前記共通呼出信号には各観測局
に対応してビット位置が設けられ、該位置に於けるビッ
ト信号のオン、オフにより観測局で応答の要否を判断
し、ビット信号オンの観測局のみが前記呼出信号のビッ
ト列に占める自局のビット位置に応じた順序で前記監視
局へ応答信号を送出することを特徴とする一括呼出テレ
メータ方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62293594A JPH0658717B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 一括呼出テレメータ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62293594A JPH0658717B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 一括呼出テレメータ方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01134700A JPH01134700A (ja) | 1989-05-26 |
JPH0658717B2 true JPH0658717B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17796739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62293594A Expired - Fee Related JPH0658717B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 一括呼出テレメータ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658717B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009188653A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Japan Radio Co Ltd | テレメータ方式 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03117998A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-20 | Hitachi Cable Ltd | テレメータ伝送方式 |
JPH09250949A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Aretsuku Denshi Kk | 測温体及び該測温体を用いた温度測定装置 |
JP5288473B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2013-09-11 | オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 | 制御システムおよび方法、並びに、携帯機および通信方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523616A (en) * | 1978-08-07 | 1980-02-20 | Hitachi Denshi Ltd | Monitor system of state of terminal station at polling the time of dispatching command |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP62293594A patent/JPH0658717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009188653A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Japan Radio Co Ltd | テレメータ方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01134700A (ja) | 1989-05-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |