JPH065862U - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JPH065862U
JPH065862U JP10622991U JP10622991U JPH065862U JP H065862 U JPH065862 U JP H065862U JP 10622991 U JP10622991 U JP 10622991U JP 10622991 U JP10622991 U JP 10622991U JP H065862 U JPH065862 U JP H065862U
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康幸 高橋
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株式会社高橋産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研磨装置である石材研磨用砥石において、被
研磨石材の角部の欠損および研磨チップの欠けを防ぎ、
冷却水の飛散をなくし、銀ロー溶接のような危険作業を
なくし、研磨作業を静かにすることができる安価な砥石
を得ること。 【構成】 合成樹脂等の軽質材料からなり、中央部に設
けた給水孔5を有する基板4と、基板4の中央部から放
射状に基板4に配設した複数の研磨チップ1a,1bの
それぞれと、研磨チップ1a,1bのそれぞれを囲繞し
て、補強する補強枠10と、基板4の中央部を中心とし
て同心円状に補強枠10に連結し、給水孔5よりの給水
を研磨チップ1a,1bそれぞれに給水し、かつ排水す
る水路7を形成する給排水枠を具備した研磨装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は研磨装置、特に石材用研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来例の研磨装置、特に石材研磨用砥石(以下第1従来例という)を示 す図であり、(a)は平面図、(b)はX−X側断面図である。図4は別の従来 例の石材研磨用砥石(以下第2従来例という)を示す図であり、(a)は平面図 、(b)はX−X側断面図である。
【0003】 図3において、1は研磨用ダイヤモンドチップ(以下研磨チップという)であ り、金属粉とダイヤモンドを混合し、長方形状に金型で成形して後燒結した燒結 体で構成されている。 2は研磨チップ1を金属基板4に銀ロー付けする台である。金属基板4は中央 部に給水用孔5と該基板を軽量化するための抜穴3を有している。
【0004】 次に第1従来例の製造方法を図3を用いて説明する。 図3において、金属基板4の中央部を中心として台2の上に研磨チップ1を放 射状に内側4個、外側8個を金属基板4に台2を介して銀ロー溶接し、発生した スケールを除去し、塗装を施す。
【0005】 次に第1従来例の動作を説明する。 図3において、第1従来例の砥石を砥石回転駆動装置(図示せず)にセットし 、通常行われているように給水用孔5から給水して手動又は自動で研磨チップ面 を被研磨石材に当てて研磨する。
【0006】 次に第2従来例の石材研磨用砥石について図4を用いて説明する。 6は研磨チップ1を群(この例では内側の研磨チップ1個と外側の研磨チップ 2個で1群とした)分けして発泡樹脂を用いて埋込しブロックとした埋込み部( この例では4ブロックとなる)、7は各ブロック間の間隙であり冷却および廃石 粉(切粉)を流出する水路となる。これらの水路等は金属基板4の外側(外周) と内側(給水孔5の部分)に枠を設けて、発泡性の樹脂を研磨チップの高さまで 流し込み、硬化後該枠を取り外し、水路7と外周辺等の必要個所を機械加工で成 形する。 第2従来例の動作は前記第1従来例と同様であるのでその説明は省略する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、第1従来例においては、基板が金属のために重量が大きく、銀 ロー溶接を必要とし、溶接後のフラックス除去の手間がかかり、塗装を必要とす るという問題点があった。
【0008】 また、研磨チップが露出しているために、該チップは被研磨石材の角部に直接 当り該角部が欠損し、また研磨チップの角部も欠けるという問題点があった。ま た、前記冷却用水路を有していないので冷却水が飛散して作業がしづらいという 問題点があった。
【0009】 また、第2従来例においては、水路を設けてあるので冷却水の飛散は防げるが 、研磨チップは単に発泡樹脂に埋めてあるので、被研磨石材の角の切損は防げる が、該チップが破損し易いという問題点があった。
【0010】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、被研磨石材 の角部の欠損および研磨チップの欠けを防ぎ、冷却水の飛散をなくし、銀ロー溶 接のような危険作業をなくし、研磨作業を静かにすることができる安価な砥石を 得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、この考案の請求項1においては、合成樹脂等の軽質材料からなり、 中央部に穿設した給水孔を有する基板と、該基板の中央部から放射状に該基板に 配設した複数の研磨手段と、前記それぞれの研磨手段を囲繞して補強する補強手 段と、前記基板の中央部を中心として同心円状に前記補強手段に連結し、前記給 水孔よりの給水を前記研磨手段に給水し、かつ排水する水路を形成する給排水手 段と、を具備した研磨装置により、前記問題点を解決し、前記目的を達成しよう とするものである。
【0012】 また、この考案の請求項2においては、補強手段を有する複数の研磨手段を群 分けし、その群分けされた研磨手段の各群ごとにその外周を囲繞し、かつそれぞ れの群の内部を充填材で充填してなる請求項1記載の研磨装置により、前記問題 点を解決し、前記目的を達成しようとするものである。
【0013】
【作用】
この考案の研磨装置は、基板の中央部に設けた給水孔より給水し、基板の中央 部から放射状に基板に配設した複数の研磨手段で研磨し、補強手段で研磨手段を 補強し、基板の中央部を中心にして同心円状に補強手段に連結した給排水手段で 形成した水路で研磨手段に給水し、かつ排水をする。
【0014】
【実施例】
以下、この考案の2実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、この考案の第1実施例について図1を用いて説明する。 図1はこの考案の第1実施例である研磨用砥石を示す図であり、(a)は正面 図、(b)はX−X切断側断面図である。 図中、前記従来例と同一符号は同一又は相当部分を示し、一部重複して説明す る。
【0015】 図1において、4は基板であり、合成樹脂等の軽質材料からなり、中央部に穿 設した給水孔5を有する基板である。1a,1bはそれぞれ石材研磨用砥石であ り、基板4の中央部から放射状に該基板に配設した複数の研磨チップである。こ の材質は前記従来例における材質と同様の材質である。また1aは内側に配設さ れた研磨チップ、1bは外側に配設された研磨チップである。 7は給水および排水の水路、10は補強手段である補強枠であり、前記研磨チ ップ1a,1bのそれぞれを囲繞し、補強するものである。11a,11b,1 1cそれぞれは給排水手段である給排水枠であり、基板4の中央部を中心として 同心円状に補強枠10に連結し、給水孔5よりの給水を研磨チップ1a,1bの それぞれに給水し、かつ排水する水路7を形成している。矢印は水路中の水流を 示している。また、前記給排水枠は三重の環(リング)から成り、11aは最も 内側、11bは中央、11cは最も外側のリングである。
【0016】 次に第1実施例の動作を図1を用いて説明する。 図1において、第1実施例の研磨用砥石を砥石回転駆動装置(図示せず)にセ ットし、給水用孔5から給水しながら手動又は自動で研磨チップ1a,1bのそ れぞれを被研磨石材に当てて研磨する。この場合、冷却水は水路7を通り矢印の 方向に流れ研磨チップ1a,1bのそれぞれに達し、冷却および切粉を洗い流し て排出する。
【0017】 以上のように、第1実施例によれば、基板4が軽量であるから運搬が容易で、 作業性がよく、また11a,11b,11cそれぞれのリングにより、被研磨石 材と接触する面積が増すので、被研磨石材の角の部分の細かい欠損の発生が妨げ る。また、これらのリングにより給水の飛散が防止される。また、前記従来例の ように研磨チップの銀ロー溶接が必要でなく、危険作業をなくし、後加工を必要 とせず、また、補強枠10を設けたことから、研磨チップの破損を大幅に減少す ることができ、研磨作業中の騒音を減らすことができる。
【0018】 次に、第2実施例について図2を用いて説明する。 図2はこの考案の第2実施例である研磨用砥石を示す図であり、(a)はその 平面図、(b)はX−X切断側断面図である。 図2において、前記第1実施例と同一符号は同一又は相当部分を示し、その重 複説明は省略する。
【0019】 また、Yは扇形の研磨チップ群であり、補強枠10を有する複数の研磨チップ 1a,1bを群分け(この例では1a1個と隣り合う1b2個の合計3個を1群 として4群とする)し、各群ごとに内側リング11aと水路枠12と外側リング 11cとで構成された外周で囲い、かつそれぞれの群Yの内部を例えば発泡樹脂 等の充填材13で充填したものである。 その他の構成は前記第1実施例と同様であるのでその重複説明は省略する。 次に、第2実施例の動作は前記第1実施例と同一であるのでその説明は省略す る。
【0020】 以上のように、第2実施例によれば、前記第1実施例による効果に加えて、充 填材で充填したことにより被研磨石材との接触面が増すので、研磨チップの角部 と被研磨石材の角部のそれぞれの欠損を減少する効果が非常に大きくなる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案では、基板を軽質材で形成し、補強手段でそれ ぞれの研磨手段を囲繞して補強し、給排水手段で給水および排水する水路を形成 したので、本装置の運搬が容易であり、研磨手段と被研磨材との接触面積が大き くなり被研磨材および研磨手段の角部の欠損の発生を防止し、給排水手段により 給水の飛散を防止し、製作過程で溶接作業をなくして製造工程を減らし、また、 研磨作業中の騒音を減らす等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の第1実施例である石材研磨用砥石
を示す図
【図2】 この考案の第2実施例である石材研磨用砥石
を示す図
【図3】 第1従来例の石材研磨用砥石を示す図
【図4】 第2従来例の石材研磨用砥石を示す図
【符号の説明】
1,1a,1b 研磨チップ 4 基板,金属基板 5 給水孔 7 水路 10 補強枠 11a,11b,11c 給排水枠 12 水路枠 13 充填材 Y 研磨チップ群 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂等の軽質材料からなり、中央部
    に穿設した給水孔を有する基板と、 該基板の中央部から放射状に該基板に配設した複数の研
    磨手段と、 前記それぞれの研磨手段を囲繞して補強する補強手段
    と、 前記基板の中央部を中心として同心円状に前記補強手段
    に連結し、前記給水孔よりの給水を前記研磨手段に給水
    し、かつ排水する水路を形成する給排水手段と、を具備
    したことを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 補強手段を有する複数の研磨手段を群分
    けし、その群分けされた研磨手段の各群ごとにその外周
    を囲繞し、かつそれぞれの群の内部を充填材で充填して
    なることを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
JP1991106229U 1991-12-24 1991-12-24 研磨装置 Expired - Lifetime JPH0719714Y2 (ja)

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