JPH0658563U - ターミナルキャップ - Google Patents

ターミナルキャップ

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JPH0658563U
JPH0658563U JP120293U JP120293U JPH0658563U JP H0658563 U JPH0658563 U JP H0658563U JP 120293 U JP120293 U JP 120293U JP 120293 U JP120293 U JP 120293U JP H0658563 U JPH0658563 U JP H0658563U
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努 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個の接続端子に複数個のターミナルを取付
けることができるターミナルキャップを提供する。 【構成】 ターミナルキャップ(20)の接続側配置部
(20a)と第1蓋部(20g)の両外周壁の間に形成した
スリット(20j)に、別のターミナル(21)の接続部
(21a)を挿入して、先のターミナル(17)の接続部
(17c)に重ね合わせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ターミナルキャップに関し、詳しくは、自動車用ワイヤーハーネス の先端に接続される板状のターミナルを雄ネジ端子にナットにより取り付ける部 位において、上記ターミナルを被覆して、該ターミナルと電気機器との接続部分 が他の部品と接触するのを防止すると共に、ターミナルを水分、塵等から保護す るターミナルキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のターミナルキャップとして、例えば、図7および図8に示すターミナ ルキャップが提案されている。図7に示すターミナルキャップ1では、図中上下 両端を開口した筒状体からなりターミナル2の接続部2aを収容する接続側配置 部3と、電線かしめ部2bを設けたターミナル2の基部2cを収容する基部側配 置部4を連続して設けている。また、このターミナルキャップ1は、上記接続側 配置部3と基部側配置部4の図中上方側を閉鎖する第1及び第2蓋部5,6を備 えている。なお、図中7は電気機器8の接続端子である。
【0003】 このターミナルキャップ1によりターミナル2を被覆する場合には、まず、タ ーミナル2の接続部2aを接続側配置部3内に配置すると共に、基部2c及び電 線9の端部9aを基部側配置部4に配置した後、上記第2蓋部6を閉じる。次に 、上記接続側配置部3を図中上方より接続端子7に被せ、接続端子7のボルト部 10を上記接続部2aの貫通孔2dに挿入する。さらに、ナット12をボルト部 10に螺合して接続部2aを接続端子7に締め付け固定し、その後、上記第1蓋 部5で接続側配置部3の開口3aを閉鎖する。
【0004】 図8に示すターミナルキャップ1は、基部側配置部4にヒンジ結合した第2蓋 部6に第1蓋部5をヒンジ結合している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のターミナルキャップ1は、いずれも、接続側配置部3と該接続側配 置部3に被せる第1蓋部5により構成される収容空間は1個のターミナルの接続 部2aを収容しえる大きさに設定されていると共に、接続側配置部3および第1 蓋部5の外周壁により全周を囲んだ構造であるため、1個のターミナルキャップ 1に対してターミナル2を1個だけしか取り付けることが出来ない構造となって いる。 そのため、1個の接続端子7に複数個のターミナル2を取り付ける必要がある 場合に、上記ターミナルキャップ1を用いることが出来ない問題がある。また、 ターミナルキャップ1の取り付けが必須の場合は、ターミナル2の個数だけ接続 端子7とターミナルキャップ1を必要とし、コストアップになると共に、取付け の作業性も悪いという問題があった。
【0006】 本考案は、上記問題を解決するためになされたもので、1個の接続端子に複数 個のターミナルを取付けることができるターミナルキャップを提供することを目 的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
したがって、本考案は、ターミナルの接続部を配置すると共に該ターミナルと 接続する接続端子の挿入穴を有する接続側配置部と、ターミナルの基部と該基部 に接続した電線の端部を配置する基部側配置部とからなる上面を開口した固定部 と、 上記接続側配置部部の上面を閉鎖する第1蓋部と、上記基部側配置部の上面を 閉鎖する第2蓋部とを有するカバー部とを備え、 上記接続側配置部と第1蓋部の両外周壁の間に、上記ターミナルの接続部に重 ね合わせる別のターミナルの接続部を貫通しえるスリットが形成されていること を特徴とするターミナルキャップを提供するものである。
【0008】 上記したスリットは基部側配置部とは反対側に設けられると共に、接続側配置 部は上記スリットを設けている側に向かって突出させて形成している。
【0009】
【作用】
本考案によれば、ターミナルキャップの接続側配置部および基部側配置部に第 1のターミナルを配置すると共に、接続側配置部には第2のターミナルの接続部 を重ね合わせて配置し、これらのターミナルの貫通孔を接続端子のボルトに嵌合 してナットで固定し、その後、第1蓋部を閉鎖すると、第2のターミナルの接続 部が、ターミナルキャップの接続側配置部と第1蓋部の両外周壁の間に形成した スリットより突出する。該第2のターミナルのターミナルキャップより突出した 基部および電線接続端部にはチューブ等を被せて防水を図っている。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。 図1に示すように、電気機器15に設けられた接続端子16には、ボルト部 16aと回り止め凹部16bとが形成されている。
【0011】 ターミナル17には、図3に示すように、上記接続端子16のボルト部16a に嵌入する貫通孔17aと、回り止め凹部16bに係合する回り止め爪部17b とを有する接続部17cと、電線18の端部18aをかしめる電線かしめ部 17dを有する基部17eとが設けられている。
【0012】 一方、絶縁樹脂製のターミナルキャップ20には、図4〜図6に示すように、 上記ターミナル17の接続部17cを配置する接続側配置部20aと、該ターミ ナル17の基部17eと該基部17eに接続した電線18の端部18aの下半分 を内嵌させて配置する基部側配置部20bとが設けられている。
【0013】 上記基部側配置部20bの一側部には、該一側部を境にして基部側配置部 20bと略対称な形状の第2蓋部20cがヒンジ部20dにより開閉自在に一体 成形されている。該第2蓋部20cで、ヒンジ部20dにより上記基部側配置部 20bの上面を閉鎖すると、第2蓋部20cに上記ターミナル17の基部17e と該基部17eに接続した電線18の端部18aの上半分が嵌合されて、上記基 部側配置部20bと相まって、ターミナル17の基部17eと電線18の端部 18aとが保持されるようになる(図5参照)。
【0014】 上記第2蓋部20cは、そのロック孔20e,20eを基部側配置部20bの ロック爪20f,20fに係合させることにより、基部側配置部20bにロック される。
【0015】 上記第2蓋部20cの接続側配置部20a側の先端部には、該先端部を境にし て接続側配置部20aと略対称な形状の第1蓋部20gがヒンジ部20hにより 開閉自在に一体成形されている。該第1蓋部20gで、ヒンジ部20hにより上 記接続側配置部20aの上面を閉鎖する(図6参照)。
【0016】 上記第1蓋部20gは、そのロック爪20iを接続側配置部20aのロック孔 (具体的に図示しない)に係合させることにより、接続側配置部20aにロックさ れる。
【0017】 上記接続側配置部20aは、図8に示した従来の接続側配置部3よりも広幅に 形成されると共に、図1及び図2に示すように、外周壁が一定の範囲Sで欠除さ れている。同様に、第1蓋部20gも、図8に示した従来の第1蓋部5よりも広 幅に形成されて、外周壁が一定の範囲Sで欠除されている。これにより、上記接 続側配置部20aと第1蓋部20gの両外周壁の間に、上記ターミナル17とは 別のターミナル21の接続部21aが挿入できるスリット20jが形成される。 上記接続側配置部20a及び第1蓋部20gは、上記ターミナル21が上記スリ ット20jの範囲Sで所要方向から貫通出来るように広幅形状に形成される。
【0018】 上記ターミナル21は、図1及び図2に示すように、略L字状に形成されて、 上記接続端子16のボルト部16aに嵌入する貫通孔21bを有する接続部 21aと、電線22の端部22aをかしめる電線かしめ部21cを有する基部 21dとが設けられている。
【0019】 上記構成であれば、ターミナルキャップ20によりターミナル17と別のター ミナル21を被覆するには、まず、ターミナル17の接続部17cを接続側配置 部20a内に配置すると共に、基部17e及び電線18の端部18aを基部側配 置部20b内に配置した後、ヒンジ部20dにより第2蓋部20cを閉じて基部 側配置部20bを閉鎖し、ロック孔20eとロック爪20fで第2蓋部20cを 基部側配置部20bにロックする。
【0020】 次に、ターミナルキャップ20の接続側配置部20aを上方より接続端子16 に被せ、該接続端子16のボルト部16aに上記ターミナル17の接続部17c の貫通孔17aを挿入させると共に、回り止め部16bに回り止め爪部17bを 係合させる。
【0021】 その後、ターミナル21の接続部21aの貫通孔21bを上記ボルト部16a に挿入させて、先のターミナル17の接続部17cの上に重ね合わせる。その際 、ターミナル21の接続部21aの電線接続側はスリット20jを通している。
【0022】 ついで、ナット23をボルト部16aに螺合して各ターミナル17,21の接 続部17c,21aを接続端子16に締め付けて固定する。その後、ヒンジ部 20hにより第1蓋部20gを閉じて接続側配置部20aを閉鎖し、ロック爪 20iとロック孔で第1蓋部20gを接続側配置部20aにロックする。
【0023】 上記ターミナル21は、上記スリット20jの範囲Sで所要方向から取付ける ことが可能である(図2の二点鎖線参照)。なお、ターミナル21の基部21dに は、熱収縮性チューブを被覆して保護している。
【0024】 上記実施例では、別のターミナル21は1個であったが、スリット20jの高 さを高くすれば、さらに数個の別のターミナル21を重ね合わせて取付けること が可能である。
【0025】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案のターミナルキャップは、ターミナル キャップの接続側配置部と第1蓋部の両外周壁の間に形成したスリットを貫通さ せて、該ターミナルキャップにより保護するターミナルとは別のターミナルの接 続部を挿入して、先のターミナルの接続部に重ね合わせるようにしたものである 。したがって、1個の接続端子に複数個のターミナルをターミナルキャップで保 護した状態で取付けることができ、部品点数が削減してコスト安になると共に、 組付け性も向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のターミナルキャップの組付け途中の
斜視図である。
【図2】 ターミナルキャップの平面図である。
【図3】 ターミナルの斜視図である。
【図4】 ターミナルキャップの第1,第2蓋部の開放
時の斜視図である。
【図5】 図4の第2蓋部の閉鎖時の斜視図である。
【図6】 図4の第1,第2蓋部の閉鎖時の斜視図であ
る。
【図7】 第1従来例のターミナルキャップの斜視図で
ある。
【図8】 第2従来例のターミナルキャップの斜視図で
ある。
【符号の説明】
15 電気機器 16 接続端子 17 ターミナル 17c 接続部 17d 電線かしめ部 17e 基部 18 電線 18a 端部 20 ターミナルキャップ 20a 接続側配置部 20b 基部側配置部 20c 第2蓋部 20g 第1蓋部 20j スリット 21 ターミナル 21a 接続部 22 電線 22a 端部 23 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターミナルの接続部を配置すると共に該
    ターミナルと接続する接続端子の挿入穴を有する接続側
    配置部と、ターミナルの基部と該基部に接続した電線の
    端部を配置する基部側配置部とからなる上面を開口した
    固定部と、 上記接続側配置部の上面を閉鎖する第1蓋部と、上記基
    部側配置部の上面を閉鎖する第2蓋部とを有するカバー
    部とを備え、 上記接続側配置部と第1蓋部の両外周壁の間に、上記タ
    ーミナルの接続部に重ね合わせる別のターミナルの接続
    部を貫通しえるスリットが形成されていることを特徴と
    するターミナルキャップ。
JP1993001202U 1993-01-21 1993-01-21 ターミナルキャップ Expired - Lifetime JP2596147Y2 (ja)

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JPH0658563U true JPH0658563U (ja) 1994-08-12
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266456A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Yazaki Corp ヒンジ構造及びターミナルキャップのヒンジ構造

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JP2009266456A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Yazaki Corp ヒンジ構造及びターミナルキャップのヒンジ構造

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