JPH0658516U - 蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め構造 - Google Patents

蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め構造

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JPH0658516U
JPH0658516U JP104993U JP104993U JPH0658516U JP H0658516 U JPH0658516 U JP H0658516U JP 104993 U JP104993 U JP 104993U JP 104993 U JP104993 U JP 104993U JP H0658516 U JPH0658516 U JP H0658516U
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JP
Japan
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spacer
hole
fluorescent lamp
lamp unit
mounting bolt
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Pending
Application number
JP104993U
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English (en)
Inventor
輝昭 宇野
Original Assignee
株式会社三陽電機製作所
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Publication date
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】蛍光灯ユニットのフレームをスペーサを介して
天井面に取付ける取付ボルトを同スペーサに対し容易に
仮止めする。 【構成】蛍光灯ユニットのフレーム1上にはスペーサ3
を配設し、スペーサ3にはフレーム1の取付孔9を介し
て取付ボルト6が挿通される貫通孔4を形成し、貫通孔
4の内側面には取付ボルト6を貫通孔4の軸心方向に沿
って移動規制する突部14を設ける。この構成により、
スペーサ3の貫通孔4内に取付ボルト6が挿入された状
態では、取付ボルト6の外周面は突部14にて圧接され
て貫通孔4の軸心方向への移動が規制されることにより
仮止めされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はトラック、バス、ワンボックス等の車両もしくは家屋内に用いられる 蛍光灯ユニットに係り、詳しくはそれを天井に取付けるための取付具を蛍光灯ユ ニットに対して仮止めできる仮止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天井面に対して取付けられる蛍光灯ユニットの取付具として例えば取付 ボルト等のようなものがある。すなわち、蛍光灯ユニットの上面と天井面との間 の空間部にはスペーサが介在され、このスペーサに対して取付ボルトが挿通され るとともに、天井面に螺入されることにより蛍光灯ユニットが天井面に固定され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、天井面に固定された蛍光灯ユニットをメンテナンス等により取り外 すには、取付ボルトを天井面から螺退して取り外すのであるが、この作業を行う にあたり、取付ボルトを螺退後に作業ミスにより誤って落下させてしまう問題が あった。
【0004】 また、蛍光灯ユニットを天井面に対して取付けるには、取付ボルトを天井面に 螺入して仮止めした後、各取付ボルトを締付けるのであるが、取付ボルトを螺入 する際に作業ミスにより誤って、取付ボルトが落下してしまう問題があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は蛍光灯ユニットを天井面に対して容易に取付け及び取 外しすることができる蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め構造を提供するこ とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決するために本考案は、取付具によりスペーサを介して天井面 に対して取付られる蛍光灯ユニットにおいて、前記スペーサに前記取付具が挿通 される貫通孔を形成し、該貫通孔の内側面には前記取付具の表面に形成された貫 通孔の軸心方向に沿って移動規制する仮止め突部を設けたことを要旨とするもの である。
【0007】
【作用】
このように構成された本考案は、スペーサの貫通孔内に取付具が挿入された状 態では、取付具の外周面は仮止め突部にて接触されるため、貫通孔の軸心方向へ の移動が規制されることにより仮止めされる。このため、本体フレームには取付 具が仮止めされた状態で、天井面に対する本体フレームの取付け及び取外しが容 易になされる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案をバスもしくはワンボックスカー等の車内に取付られる蛍光灯ユ ニットに具体化した一実施例を図面に従って説明する。
【0009】 図3,図4に示すように、下面が開口された皿状の本体フレーム1の下端周縁 には外方へ突出された鍔部1aが形成されている。本体フレーム1の下面は上面 が開口されたグローブ2にて覆われ、グローブ2の上部周縁にはフランジ2aが 外方へ突出されている。フランジ2aは鍔部1aに形成された挿通孔(図示しな い)に挿通されるビス8がナット(図示しない)に螺合されることにより、鍔部 1aに締付固定されている。
【0010】 前記本体フレーム1の鍔部1aの上面には、ブロック状の合成樹脂製からなる 複数のスペーサ3が接着剤にて固着され、同スペーサ3には上下方向に貫通する ボルト挿通孔4が穿設されている。スペーサ3の上端面は車内の天井面5に重合 された化粧板7の貫通孔7aを介して天井面5に当接されている。前記ボルト挿 通孔4の下方に位置する鍔部1aには孔9が形成され、孔9の下方に位置するグ ローブ2のフランジ2aには溝部2bが切込み形成されている。そして、本体フ レーム1は取付具としての取付ボルト6が前記溝部2b、孔9及びスペーサ3の ボルト挿通孔4を介して天井面5内に貫通され、天井面5に固定された雌ねじ部 10に螺合されることにより固定されている。
【0011】 前記グローブ2のフランジ2aは平面環状に形成されたカバー11にて覆われ ている。カバー11は断面チャンネル状に形成され、その底部には上方へ伸びる 突起12が形成され、突起12の上端には爪部13が形成されている。そして、 カバー11は爪部13にて鍔部1aの外周縁に立設された側壁1bに着脱可能に 係止され、カバー11の上端面は前記化粧板7に当接されている。なお、16は 本体フレーム1内に収容支持された蛍光ランプを示す。
【0012】 次に前記スペーサ3に付いて詳細に説明する。 図1及び図2に示すように、スペーサ3の外側面3a,3bは若干湾曲して形 成され、同側面3a,3bは本体フレーム1の外側面及びその側壁1b面に沿っ て当接されている。スペーサ3のボルト挿通孔4の上部内周面には、ボルト挿通 孔4の軸心に対して直交する方向に突出された複数の仮止め突部としての突条部 14が形成されている。各突条部14はボルト挿通孔4の周方向に伸びるととも に、隣接する各突条部14の間は所定の間隔をおいて形成されている。
【0013】 すなわち、前記取付ボルト6がボルト挿通孔4に挿通された状態において、取 付ボルト6の外周面は突条部14の備えた弾性力にて圧接されることにより、取 付ボルト6はボルト挿通孔4の軸心方向への移動が規制される。すなわち、取付 ボルト6はボルト挿通孔4から落下しないようになっている。なお、スペーサ3 にはボルト挿通孔4を囲むように凹部15が形成され、この凹部15により製造 時における「ひけ」が防止される。
【0014】 次に、上記のように構成された蛍光灯ユニットの作用を説明する。 まず、蛍光灯ユニットを天井面5に取付けるにあたり、各スペーサ3のボルト 挿通孔4内に取付ボルト6を挿通すると、取付ボルト6の外周面は、突条部14 の備えた弾性力により、取付ボルト6の軸心側へ圧接される。すなわち、取付ボ ルト6は突条部14にてボルト挿通孔4内に仮止めされる。そして、この状態の まま、スペーサ3の上端面を天井面5に当接させ、各取付ボルト6を前記突条部 14の弾性力に抗して、雌ねじ部10に螺入して締め付け、本体フレーム1を天 井面5に固定し、取付作業が完了する。
【0015】 逆に、蛍光灯ユニットを天井面5から取外すには、各取付ボルト6を雌ねじ部 10より螺退して本体フレーム1を天井面5から取外す。このとき、取付時と同 様に、取付ボルト6は突条部14にて圧接されてボルト挿通孔4内に仮止めされ ているため、取付ボルト6はボルト挿通孔4から落下することなく、仮止めされ た状態のまま天井面5から取外すことができる。
【0016】 従って、スペーサ3には取付ボルト6が貫通されるボルト挿通孔4を形成し、 このボルト挿通孔4の内側面には前記取付ボルト6の移動をボルト挿通孔4の軸 心方向に沿って規制する突条部14を形成した。よって、取付ボルト6をボルト 挿通孔4内に挿入することにより、突条部14が取付ボルト6の外側面に対して 圧接されるため、スペーサ3に対して取付ボルト6を容易に仮止めすることがで きる。
【0017】 このため、天井面5に本体フレーム1を取付ける際には、スペーサ3に取付ボ ルト6が取付けられた状態、すなわち、本体フレーム1に取付ボルト6が取付け られた状態にて雌ねじ部10に螺合させることができ、取付している際に取付ボ ルト6が落下して紛失したりすることはなくなる。その結果、本体フレーム1を 天井面5に対して容易に固定することができる。
【0018】 また、雌ねじ部10より取付ボルト6を螺退して本体フレーム1を天井面5か ら取外しても、取付ボルト6はスペーサ3に取付けられた状態、すなわち、本体 フレーム1に取付ボルト6が取付けられた状態にて取外すことができる。このた め、本体フレーム1を取付ける場合と同様に、取付ボルト6の螺退中後に、落下 して紛失することはなくなり、本体フレーム1を天井面5から容易に取外すこと ができる。
【0019】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、本考案の趣旨から逸脱し ない範囲で以下のようにしてもよい。 (1)前記実施例ではスペーサ3のボルト挿通孔4の上部には4個の突条部1 4を形成したが、図5及び図6に示すように、ボルト挿通孔4の下部に複数個( この実施例では8個)の突条部20を形成してもよい。
【0020】 (2)前記突条部14以外に図7に示すように、ボルト挿通孔4の内側面には 上下方向に伸びる螺旋突条部21を設けてもよい。この場合は、取付ボルト6の ねじの谷が螺旋突条部21螺合されることにより、取付ボルト6の抜け防止が図 られる。
【0021】 (3)前記突条部14以外に図8に示すように、ボルト挿通孔4の周方向に沿 ってつながる突条部22を形成してもよい。 (4)前記突条部14以外に図9に示すように、ボルト挿通孔4の内側面には 複数の小突起23を形成してもよい。
【0022】 (5)前記実施例ではスペーサ3と突条部14は同一材料にて形成したが、こ れ以外に、突条部14は軟質材料を使用し、突条部14以外の材料は硬質材料を 使用してもよい。加えて、これらの材質は合成樹脂、金属、ゴム材等どのような 材料を使用してもよい。
【0023】 (6)上記各突条部14の肉厚は同一であったが、それぞれ異なった肉厚にし てもよい。 (7)上記実施例ではバス、ワンボックスカー等の車内に応用したが、これら 以外の車両もしくは家屋等にも応用してもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、取付具をスペーサに対し容易に仮止めす ることができ、取付具をスペーサに仮止めした状態で、天井面に対し本体フレー ムの取付け及び取外しが容易に行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるスペーサに取付具が仮止めさ
れた状態を示す斜視図である。
【図2】同じく、スペーサの底面図である。
【図3】同じく、蛍光灯ユニット全体を示すの底面図で
ある。
【図4】同じく、図3におけるA−A断面図である。
【図5】他の実施例におけるスペーサの底面図である。
【図6】同じく、図1とは別の仮止め突部を示す斜視図
である。
【図7】同じく、図1とは別の仮止め突部を示す斜視図
である。
【図8】同じく、図1とは別の仮止め突部を示す斜視図
である。
【図9】同じく、図1とは別の仮止め突部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
3…スペーサ、4…貫通孔、5…天井面、6…取付ボル
ト(取付具)、14…突条部(仮止め突部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付具(6)によりスペーサ(3)を介
    して天井面(5)に対して取付られる蛍光灯ユニットに
    おいて、 前記スペーサ(3)に前記取付具(6)が挿通される貫
    通孔(4)を形成し、該貫通孔(4)の内側面には前記
    取付具(6)の表面に形成された貫通孔(4)の軸心方
    向に沿って移動規制する仮止め突部(14)を設けたこ
    とを特徴とする蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め
    構造。
JP104993U 1993-01-19 1993-01-19 蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め構造 Pending JPH0658516U (ja)

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JP104993U JPH0658516U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め構造

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JP104993U JPH0658516U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め構造

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JPH0658516U true JPH0658516U (ja) 1994-08-12

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ID=11490701

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JP104993U Pending JPH0658516U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 蛍光灯ユニットにおける取付具の仮止め構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10252725A (ja) * 1997-03-18 1998-09-22 Togo Seisakusho Corp 部材の取付け構造
JP2010038200A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Nifco Inc 物品取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317319B2 (ja) * 1981-07-30 1988-04-13 Duskin Franchise Co

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