JPH0221312Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221312Y2 JPH0221312Y2 JP8149486U JP8149486U JPH0221312Y2 JP H0221312 Y2 JPH0221312 Y2 JP H0221312Y2 JP 8149486 U JP8149486 U JP 8149486U JP 8149486 U JP8149486 U JP 8149486U JP H0221312 Y2 JPH0221312 Y2 JP H0221312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- light
- screw
- tapping
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 claims description 27
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、回転灯における回転灯取付手段の改
良に関するものであり、二系統取付構造を持つ回
転灯を提供せんとするものである。
良に関するものであり、二系統取付構造を持つ回
転灯を提供せんとするものである。
従来より、緊急車両等の屋根板頂部に取付けら
れ、投光方向を旋回するようにした機構を備えて
なる回転灯が使用されているが、この種の回転灯
は、必要車両に後付する取付構造として、一般に
回転灯の灯取付基部底面に、ボルトを複数個突設
し、これを取付面に穿設した取付孔に挿入して裏
面からナツトによつて締結する構造が取られてい
た。
れ、投光方向を旋回するようにした機構を備えて
なる回転灯が使用されているが、この種の回転灯
は、必要車両に後付する取付構造として、一般に
回転灯の灯取付基部底面に、ボルトを複数個突設
し、これを取付面に穿設した取付孔に挿入して裏
面からナツトによつて締結する構造が取られてい
た。
従つて、取付面が自動車の屋根板の如く彎曲し
ている場合は、灯取付基部の底面と取付面との収
まりが悪く、ボルトに座金又はスペーサを外挿し
て取付面との高さを調整しなければならず、この
為、該取付部の防水が不完全になるという問題を
有していた。また取付手段が一系統しかないた
め、取付が困難な場合にもその取付方法によらな
ければならず、非常に不便であつた。
ている場合は、灯取付基部の底面と取付面との収
まりが悪く、ボルトに座金又はスペーサを外挿し
て取付面との高さを調整しなければならず、この
為、該取付部の防水が不完全になるという問題を
有していた。また取付手段が一系統しかないた
め、取付が困難な場合にもその取付方法によらな
ければならず、非常に不便であつた。
本考案は、上記の問題に鑑みて創案されたもの
で、取付面が彎曲していても安定的に取付可能で
あると共に、取付手段を場合に応じて選択するこ
とができる取付作業性の良好な二系統取付構造を
持つ回転灯を提供することを目的とするものであ
る。
で、取付面が彎曲していても安定的に取付可能で
あると共に、取付手段を場合に応じて選択するこ
とができる取付作業性の良好な二系統取付構造を
持つ回転灯を提供することを目的とするものであ
る。
本考案に係る二系統取付構造を持つ回転灯は、
投光方向を旋回する機構を備えた回転灯におい
て、該回転灯の灯取付基部底面に、略灯中心を中
心とする円上に、タツピング螺子孔を穿設した複
数のボスを等配突設して成るタツピング取付手段
と、底面の中心に螺子挿通用透孔を穿設した1個
のボスを突設して成る螺子取付手段とから成る二
系統の取付構造を構成したことを要旨とするもの
であり、上記タツピング取付手段のタツピング螺
子孔を穿設した複数のボスの取付レベルを、螺子
取付手段の螺子挿通用透孔を穿設した1個のボス
の取付レベルより高く構成し、取付レベルに差を
設けた構造にしたものである。
投光方向を旋回する機構を備えた回転灯におい
て、該回転灯の灯取付基部底面に、略灯中心を中
心とする円上に、タツピング螺子孔を穿設した複
数のボスを等配突設して成るタツピング取付手段
と、底面の中心に螺子挿通用透孔を穿設した1個
のボスを突設して成る螺子取付手段とから成る二
系統の取付構造を構成したことを要旨とするもの
であり、上記タツピング取付手段のタツピング螺
子孔を穿設した複数のボスの取付レベルを、螺子
取付手段の螺子挿通用透孔を穿設した1個のボス
の取付レベルより高く構成し、取付レベルに差を
設けた構造にしたものである。
上記回転灯を被取付側の取付板に取付ける場合
は、次のように選択実施するものである。
は、次のように選択実施するものである。
タツピング螺子によつて取付板に取付ける場合
には、穿設した小孔から挿通したタツピング螺子
を、タツピング取付手段のボスに形成したタツピ
ング螺子孔に螺合締結して該ボス端を取付板面に
密接固定する。またボルト・ナツトによつて取付
ける場合には、取付板にボルト挿通孔を穿設し、
ボルトを螺子取付手段のボスに穿設した螺子挿通
用透孔とボルト挿通孔に挿通し、ナツトを螺合締
結して固定するものである。
には、穿設した小孔から挿通したタツピング螺子
を、タツピング取付手段のボスに形成したタツピ
ング螺子孔に螺合締結して該ボス端を取付板面に
密接固定する。またボルト・ナツトによつて取付
ける場合には、取付板にボルト挿通孔を穿設し、
ボルトを螺子取付手段のボスに穿設した螺子挿通
用透孔とボルト挿通孔に挿通し、ナツトを螺合締
結して固定するものである。
上記取付に際して、タツピング取付手段と螺子
取付手段の取付レベルに差が設けられているた
め、取付板が外側に彎曲している場合でも、タツ
ピング取付手段が取付板面から浮いてしまうこと
がなく、確実にかつ簡単に取付けられる。
取付手段の取付レベルに差が設けられているた
め、取付板が外側に彎曲している場合でも、タツ
ピング取付手段が取付板面から浮いてしまうこと
がなく、確実にかつ簡単に取付けられる。
以下、本考案に係る二系統取付構造を持つ回転
灯の一実施例を図面に従つて説明すると、第1図
は一部切欠した回転灯の正面図、第2図は同底面
図である。
灯の一実施例を図面に従つて説明すると、第1図
は一部切欠した回転灯の正面図、第2図は同底面
図である。
両図において、1は、合成樹脂又は硬質ゴム等
により成型した回転灯の灯取付基部であり、浅型
有底容器状の殻体の上縁部外周には組付螺子2が
形成され、これに透光性材料から成る略逆有底筒
状のカバー部材3を組み付け、一体化して成るも
ので、該灯取付基部1とカバー部材3によつて構
成される容器内腔Aには、電球の背面に設けた反
射鏡をモータによつてその電球の周りを旋回する
ようにした回転灯の内部機構4を収容して成る。
により成型した回転灯の灯取付基部であり、浅型
有底容器状の殻体の上縁部外周には組付螺子2が
形成され、これに透光性材料から成る略逆有底筒
状のカバー部材3を組み付け、一体化して成るも
ので、該灯取付基部1とカバー部材3によつて構
成される容器内腔Aには、電球の背面に設けた反
射鏡をモータによつてその電球の周りを旋回する
ようにした回転灯の内部機構4を収容して成る。
本考案に係る二系統取付構造は、上記灯取付基
部1の底面に構成されるものであり、該底面の基
準面5は平担面である。先ず一系統の取付構造
は、灯中心Oを中心とする円上に均等に配置突設
した、複数(実施例では3個)のボス6,6,6
から成るタツピング取付手段7であり、該各ボス
6にはタツピング螺子孔8を穿設してなる。また
他の一系統の取付構造は、灯中心Oに突設した1
個のボス9から成り、該ボス9の中心に螺子挿通
用透孔10を穿設した螺子取付手段11を構成す
る。
部1の底面に構成されるものであり、該底面の基
準面5は平担面である。先ず一系統の取付構造
は、灯中心Oを中心とする円上に均等に配置突設
した、複数(実施例では3個)のボス6,6,6
から成るタツピング取付手段7であり、該各ボス
6にはタツピング螺子孔8を穿設してなる。また
他の一系統の取付構造は、灯中心Oに突設した1
個のボス9から成り、該ボス9の中心に螺子挿通
用透孔10を穿設した螺子取付手段11を構成す
る。
上記タツピング取付手段7のボス6の長さL1
は、螺子取付手段11のボス9の長さL2より長
く構成され、両取付手段の取付レベルに高低の差
を設けて成る。
は、螺子取付手段11のボス9の長さL2より長
く構成され、両取付手段の取付レベルに高低の差
を設けて成る。
第3図は、上記回転灯の取付状態を示すもので
あり、20は自動車の屋根板等、被取付側の彎曲
した取付板であり、タツピング螺子21によつて
取付ける場合は、取付板20に穿設した小孔22
から挿通したタツピング螺子21を、タツピング
取付手段7のボス6に形成したタツピング螺子孔
8に螺合締結してボス6端を取付板20面に密接
固定する。またボルト・ナツト23によつて取付
ける場合は、取付板20にボルト挿通孔24を穿
設し、ボルトを螺子取付手段11のボス9に穿設
した螺子挿通用透孔10とボルト挿通孔24に挿
通し、ナツトを螺合締結して固定するものであ
る。
あり、20は自動車の屋根板等、被取付側の彎曲
した取付板であり、タツピング螺子21によつて
取付ける場合は、取付板20に穿設した小孔22
から挿通したタツピング螺子21を、タツピング
取付手段7のボス6に形成したタツピング螺子孔
8に螺合締結してボス6端を取付板20面に密接
固定する。またボルト・ナツト23によつて取付
ける場合は、取付板20にボルト挿通孔24を穿
設し、ボルトを螺子取付手段11のボス9に穿設
した螺子挿通用透孔10とボルト挿通孔24に挿
通し、ナツトを螺合締結して固定するものであ
る。
上記取付に際して、タツピング取付手段7のボ
ス6の長さL1が、螺子取付手段11のボス9の
長さL2より長く構成されているため、取付板2
0が外側に彎曲している場合でも、タツピング取
付手段7のボス6が取付板20面から浮いてしま
うことはない。
ス6の長さL1が、螺子取付手段11のボス9の
長さL2より長く構成されているため、取付板2
0が外側に彎曲している場合でも、タツピング取
付手段7のボス6が取付板20面から浮いてしま
うことはない。
尚、上記取付例の説明は両取付手段を同時に使
用しているが、これを実施する場合は何れかの手
段を選択するものであることはいうまでもない。
用しているが、これを実施する場合は何れかの手
段を選択するものであることはいうまでもない。
また上記実施例ではタツピング螺子21を取付
板20側から締結しているが、場合によつては螺
子取付手段11を利用して、タツピング螺子21
を該螺子取付手段11の螺子取付用透孔10側か
ら取付板20に締結することもできる。
板20側から締結しているが、場合によつては螺
子取付手段11を利用して、タツピング螺子21
を該螺子取付手段11の螺子取付用透孔10側か
ら取付板20に締結することもできる。
本考案に係る二系統取付構造を持つ回転灯は、
以上のように構成したから、二系統の取付手段の
いずれかを自由に選択することができるため、例
えば緊急車両の屋根板に取付ける場合に、取付場
所を限定されない等、汎用性が高い特徴を有する
ものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて
大きい。
以上のように構成したから、二系統の取付手段の
いずれかを自由に選択することができるため、例
えば緊急車両の屋根板に取付ける場合に、取付場
所を限定されない等、汎用性が高い特徴を有する
ものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて
大きい。
第1図は本考案に係る二系統取付構造を持つ回
転灯の一実施例を示す一部切欠した回転灯の正面
図、第2図は同底面図、第3図は取付状態を示す
要部断面図である。 1……灯取付基部、3……カバー部材、6,9
……ボス、7……タツピング取付手段、8……タ
ツピング螺子孔、10……螺子挿通用透孔、11
……螺子取付手段、20……取付板、21……タ
ツピング螺子、23……ボルト・ナツト。
転灯の一実施例を示す一部切欠した回転灯の正面
図、第2図は同底面図、第3図は取付状態を示す
要部断面図である。 1……灯取付基部、3……カバー部材、6,9
……ボス、7……タツピング取付手段、8……タ
ツピング螺子孔、10……螺子挿通用透孔、11
……螺子取付手段、20……取付板、21……タ
ツピング螺子、23……ボルト・ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 投光方向を旋回する機構を備えた回転灯にお
いて、該回転灯の灯取付基部底面に、略灯中心
を中心とする円上に、タツピング螺子孔を穿設
した複数のボスを等配突設して成るタツピング
取付手段と、底面の中心に螺子挿通用透孔を穿
設した1個のボスを突設して成る螺子取付手段
とから成る二系統の取付構造を構成したことを
特徴とする二系統取付構造を持つ回転灯。 (2) タツピング取付手段のタツピング螺子孔を穿
設した複数のボスを、螺子取付手段の螺子挿通
用透孔を穿設した1個のボスの長さより長く構
成し、取付レベルに差を設けて成ることを特徴
とする、前記実用新案登録請求の範囲第1項記
載の二系統取付構造を持つ回転灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8149486U JPH0221312Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8149486U JPH0221312Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62191549U JPS62191549U (ja) | 1987-12-05 |
JPH0221312Y2 true JPH0221312Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30933281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8149486U Expired JPH0221312Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221312Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP8149486U patent/JPH0221312Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62191549U (ja) | 1987-12-05 |
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