JPH0658515U - 石膏ボード用固定鋲 - Google Patents

石膏ボード用固定鋲

Info

Publication number
JPH0658515U
JPH0658515U JP3233192U JP3233192U JPH0658515U JP H0658515 U JPH0658515 U JP H0658515U JP 3233192 U JP3233192 U JP 3233192U JP 3233192 U JP3233192 U JP 3233192U JP H0658515 U JPH0658515 U JP H0658515U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
inner piece
outer piece
rod
tubular portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3233192U
Other languages
English (en)
Inventor
義夫 三ツ股
Original Assignee
三ッ股 義夫
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三ッ股 義夫 filed Critical 三ッ股 義夫
Priority to JP3233192U priority Critical patent/JPH0658515U/ja
Publication of JPH0658515U publication Critical patent/JPH0658515U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 石青ボードのような脆弱な天井材への照明器
具等の固定を可能にする。 【構成】 可撓性樹脂、例えばポリプロピレンやナイロ
ン等にて構成された外片(1)と内片(2)を主たる構
成要素とし、外片(1)は筒状部(3)とその一端にフ
ランジ部(4)を有する。筒状部(3)には複数の条溝
(5)を有し、この条溝は内側の穴まで貫通している。
内片(2)は棒状部(7)とその一端が太くなった頭部
(6)より成り、棒状部(7)には複数の凹凸(8)を
設ける。この凹凸(8)は外片(1)に設けられた爪
(9)と噛み合い、ラチェット機構を成す。内片(2)
を外片(1)に挿入して内片の先端部(11)を引くこ
とにより、筒状部が条溝より裂けて広がる。これにより
固定を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業用の利用分野】
本考案は、照明器具等を脆弱な天井へ取り付けることを容易にした固定鋲に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、照明器具等を天井に固定する際、天井材が石膏ボードのような脆弱な 物であった場合、桟のある部分に木ネジ等を用いて固定していた。しかし、桟が 適当な部分にない場合は、固定が難しかった
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
石膏ボードのような脆弱な天井材にも、容易に照明器具等を固定することを目 的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1の如く可撓性樹脂、例えばポリプロピレンやナイロン等にて構成された外 片(1)と内片(2)を主たる構成要素とし、外片(1)は筒状部(3)とその 一端にフランジ部(4)を有する。筒状部(3)には複数の条溝(5)を有し、 この条溝は内側の穴まで貫通している。内片(2)は棒状部(7)とその一端が 太くなった頭部(6)より成り、棒状部(7)には複数の凹凸(8)を設ける。 この凹凸(8)は外片(1)に設けられた爪(9)と噛み合い、ラチェット機構 を成す。
【0005】
【作用】
外片(1)の筒状部(3)に内片(2)を挿入して、フランジ部(4)の下部 より突出した内片(2)の棒状部(7)の下端(11)を引くと、図3に示すよ うに筒状部(3)は条溝より裂けて広がる。
【0006】
【実施例】
本考案による固定鋲の使用方法を図にて説明すると、図4に示すように石膏ボ ード等の天井材(12)及び、それに固定したい照明器具等の板状部(13)に 予め穴をあけて重ね、外片(1)に内片(2)を挿入した状態で、この穴に挿入 する。その後内片の下端(11)を強く引くと筒状部(3)が割れて横方向に広 がり、図5のようになる。 広がった筒状部(3)はフランジ部(4)とあいまって(12)と(13)を 押圧し、固定が完了する。一旦引いた内片の棒状部は、その凹凸(8)が外片 (1)の爪(9)と噛み合うため二度と戻ることはなく、固定が持続される。使 用後フランジ部(4)からはみ出した棒状部(7)は邪魔にならないように切り 取れば良い。 図6は、内片(2)の凹凸(8)の一つ一つを大きくして弾力を持たせた実施 例であり、爪(9)を必要とせずにラチェット機構を実現したものである。 図7は凹凸(8)爪(9)のいずれをも有しない場合の実施例であり、内片 (2)のみを示したものである。固定に際しては、穴(10)に他のピン等を打 ち込んだり、また棒状部(7)の先端部(11)を折り曲げて挿入したりするこ とにより、ラチェット機構の場合と同様、棒状部が抜け戻ることを防止する。 尚、図2は外片(1)の断面図であるが、同図のように上部を肉厚にすること により、よりよく固定することができる。また同図に示すように筒状部(3)の 適当な位置にくびれ(14)を設けることにより、筒状部(3)の開く形状を多 少調整することが可能で、充分な固定強度を得ることができる。 また、図8は内片(2)にさらにねじ穴(15)を設けた実施例を示す断面図 である。こうすることにより、ねじ穴(15)に木ネジ等をねじ込むことも可能 になる。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のような構造であるので、石膏ボードのような脆弱な天井等にも 容易に照明器具等を固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】外片(1)の断面図
【図3】本考案の使用後の状態を示す斜視図
【図4】本考案の使用方法を示す断面図
【図5】本考案の使用後の状態を示す断面図
【図6】凹凸(8)を大きくして弾力性を持たせた実施
例に於ける内片(2)の斜視図
【図7】内片の凹凸(8)及び外片の爪(9)を有さな
い実施例に於ける内片(2)の斜視図
【図8】内片(2)に穴(15)を設けた実施例を示す
断面図。
【符号の説明】
1 外片 2 内片 3 筒状部 4 フランジ部 5 条溝 6 内片の頭部 7 棒状部 8 凹凸 9 爪 10 穴 11 棒状部の先端部 12 天井材 13 照明器具等の板状部 14 くびれ 15 ねじ穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性樹脂製の外片(1)、及び内片
    (2)を主たる構成要素とする。外片(1)と内片
    (2)は分離していても、あるいは部分的に結合されて
    いても良い。外片(1)は筒状部(3)に複数の条溝
    (5)を有する。この条溝は筒の内側の穴まで貫通して
    いる。また筒状部(3)の一端にフランジ部(4)を有
    する。更に、爪(9)を有する。内片(2)は棒状部
    (7)と、その一端が太くなった頭部(6)より成り、
    棒状部(7)には複数の凹凸(8)が設けられ、(1)
    に設けられた爪(9)と噛み合ってラチェット機構を成
    し、これにより内片(2)は、一旦外片に深く挿入する
    と抜けない。以上のごとく構成された石膏ボード用固定
    鋲。
  2. 【請求項2】 爪(9)を有さず、凹凸(8)一つ一つ
    が弾力性を持ち、ラチェット機構と同様、一旦内片を外
    片に深く挿入すると抜けない。以上の特徴を持つ請求項
    1の石膏ボード固定鋲。
  3. 【請求項3】 爪(9)と凹凸(8)を有さず、棒状部
    (7)に複数の穴(10)を設けた請求項1の石膏ボー
    ド固定鋲。
JP3233192U 1992-03-31 1992-03-31 石膏ボード用固定鋲 Pending JPH0658515U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3233192U JPH0658515U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 石膏ボード用固定鋲

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3233192U JPH0658515U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 石膏ボード用固定鋲

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0658515U true JPH0658515U (ja) 1994-08-12

Family

ID=12355965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3233192U Pending JPH0658515U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 石膏ボード用固定鋲

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0658515U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6808079B2 (en) Electrical outlet box
JPH0658515U (ja) 石膏ボード用固定鋲
JPH0319797Y2 (ja)
JPH0443078Y2 (ja)
US20050117996A1 (en) Self-drilling fastener
JPH056408Y2 (ja)
JPH02221708A (ja) 軟弱ボード用物品固定システム
JP2764040B2 (ja) 軟弱ボード用物品固定具
JPS6318810Y2 (ja)
JPH0315848Y2 (ja)
JPH0413447Y2 (ja)
KR20050108950A (ko) 벽판고정용 결착구
JPH0417340Y2 (ja)
JP3001795U (ja) とめ針付き紐通し
JPS6216489Y2 (ja)
JPS6132808U (ja) 止着具
JPS6328732Y2 (ja)
JPH0717103Y2 (ja) 銘板類の取付け構造
JPS6435610U (ja)
JPH0320105A (ja) 組み立て家具
JPH1116410A (ja) 照明器具
JPH0751486Y2 (ja) 結束固定具
JPH0542456U (ja) 竪樋保持具
JP3048823U (ja) ワンタッチ式中空壁用留具
JPS6147940B2 (ja)