JPH0658398A - 自動車用制御回路 - Google Patents
自動車用制御回路Info
- Publication number
- JPH0658398A JPH0658398A JP20771592A JP20771592A JPH0658398A JP H0658398 A JPH0658398 A JP H0658398A JP 20771592 A JP20771592 A JP 20771592A JP 20771592 A JP20771592 A JP 20771592A JP H0658398 A JPH0658398 A JP H0658398A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- signal
- control unit
- control circuit
- circuit
- Prior art date
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- Pending
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハーネスの数を減らしてハーネスの配線スペ
ースおよびコントロールユニットへの接続スペースの縮
小を図ること。 【構成】 交流信号を出力する第1のセンサaと、直流
信号を出力する第2のセンサbとがコントロールユニッ
トcに対して直列に接続され、前記コントロールユニッ
トcに、両センサa,bからの信号が合成された合成信
号を、個々の制御パラメータに分離する分離手段dが設
けられている。
ースおよびコントロールユニットへの接続スペースの縮
小を図ること。 【構成】 交流信号を出力する第1のセンサaと、直流
信号を出力する第2のセンサbとがコントロールユニッ
トcに対して直列に接続され、前記コントロールユニッ
トcに、両センサa,bからの信号が合成された合成信
号を、個々の制御パラメータに分離する分離手段dが設
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の制御装置
などに適用することのできる自動車用の制御回路に関
し、特に、ハーネスの配線および接続に関するものであ
る。
などに適用することのできる自動車用の制御回路に関
し、特に、ハーネスの配線および接続に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の自動変速機の制御装置に
用いられている制御回路として、例えば、「ユーノス
コスモ 新型車の紹介(1990年3月 株式会社ユー
ノス発行)」に記載されたものが知られている。
用いられている制御回路として、例えば、「ユーノス
コスモ 新型車の紹介(1990年3月 株式会社ユー
ノス発行)」に記載されたものが知られている。
【0003】すなわち、この従来出典のK−7頁には、
サーモセンサ(油温センサ)とスピードセンサとが、そ
れぞれ、別個に独立してATコントロールユニットに接
続されている構造が示されている。なお、これらのサー
モセンサおよびスピードセンサは、いずれも、自動変速
機の内部に配設されている。
サーモセンサ(油温センサ)とスピードセンサとが、そ
れぞれ、別個に独立してATコントロールユニットに接
続されている構造が示されている。なお、これらのサー
モセンサおよびスピードセンサは、いずれも、自動変速
機の内部に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来装置
では、2つのセンサが近い位置に配置され、しかも、同
じATコントロールユニットに接続されているにもかか
わらず、ぞれぞれ、独立して2対のハーネスで配線され
ているため、ハーネスの数が多くなり、ハーネスを配線
するためのスペースが大きくなってしまうし、加えて、
ATコントロールユニットに接続するためのスペースも
大きくなってしまうという問題を有していた。
では、2つのセンサが近い位置に配置され、しかも、同
じATコントロールユニットに接続されているにもかか
わらず、ぞれぞれ、独立して2対のハーネスで配線され
ているため、ハーネスの数が多くなり、ハーネスを配線
するためのスペースが大きくなってしまうし、加えて、
ATコントロールユニットに接続するためのスペースも
大きくなってしまうという問題を有していた。
【0005】さらに、上述のスピードセンサの場合、ア
ウトプットシャフトの回転数に対応したパルス信号に所
定の信号処理を加えて車速を検出するようにしている
が、このスピードセンサの故障を検出しようとした場
合、上述の信号処理回路とは別個に、故障検出回路を設
定する必要があり、それだけ回路の構成が複雑になると
いう問題もあった。
ウトプットシャフトの回転数に対応したパルス信号に所
定の信号処理を加えて車速を検出するようにしている
が、このスピードセンサの故障を検出しようとした場
合、上述の信号処理回路とは別個に、故障検出回路を設
定する必要があり、それだけ回路の構成が複雑になると
いう問題もあった。
【0006】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、ハーネスの数を減らしてハーネスの配
線スペースおよびコントロールユニットへの接続スペー
スの縮小を図ることを第1の目的とし、また、故障検出
回路を別個に設けることなく故障の検出を可能とするこ
とを第2の目的としている。
なされたもので、ハーネスの数を減らしてハーネスの配
線スペースおよびコントロールユニットへの接続スペー
スの縮小を図ることを第1の目的とし、また、故障検出
回路を別個に設けることなく故障の検出を可能とするこ
とを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、交
流信号を発する第1のセンサと直流信号を発する第2の
センサとを直列に接続して両センサからの信号を合成
し、コントロールユニット内部において、分離手段によ
り直流成分と交流成分の制御パラメータに分離させて上
述の第1の目的を達成することとし、また、合成信号が
直流の一定値に固定されたら故障と判定する故障判定手
段を設けて第2の目的を達成することとした。
流信号を発する第1のセンサと直流信号を発する第2の
センサとを直列に接続して両センサからの信号を合成
し、コントロールユニット内部において、分離手段によ
り直流成分と交流成分の制御パラメータに分離させて上
述の第1の目的を達成することとし、また、合成信号が
直流の一定値に固定されたら故障と判定する故障判定手
段を設けて第2の目的を達成することとした。
【0008】すなわち、本発明の自動車用制御回路にあ
っては、図1のクレーム対応図に示すように、交流信号
を出力する第1のセンサaと、直流信号を出力する第2
のセンサbとがコントロールユニットcに対して直列に
接続され、前記コントロールユニットcに、両センサ
a,bからの信号が合成された合成信号を、個々の制御
パラメータに分離する分離手段dが設けられている構成
とした。
っては、図1のクレーム対応図に示すように、交流信号
を出力する第1のセンサaと、直流信号を出力する第2
のセンサbとがコントロールユニットcに対して直列に
接続され、前記コントロールユニットcに、両センサ
a,bからの信号が合成された合成信号を、個々の制御
パラメータに分離する分離手段dが設けられている構成
とした。
【0009】なお、前記コントロールユニットc内に、
分離手段dで分離して取り出した第2のセンサbで検出
するパラメータの所定時間の平均値を演算する演算手段
eを設けてもよい。
分離手段dで分離して取り出した第2のセンサbで検出
するパラメータの所定時間の平均値を演算する演算手段
eを設けてもよい。
【0010】また、前記コントロールユニットc内に、
合成信号が直流の一定値に固定された場合に故障と判定
する故障判定手段fを設けてもよい。
合成信号が直流の一定値に固定された場合に故障と判定
する故障判定手段fを設けてもよい。
【0011】また、前記第1のセンサaに電磁パルスピ
ックアップ式の出力軸回転センサを用い、前記第2のセ
ンサbにサーミスタ式の温度センサを用いてもよい。
ックアップ式の出力軸回転センサを用い、前記第2のセ
ンサbにサーミスタ式の温度センサを用いてもよい。
【0012】
【作用】第1のセンサと第2のセンサとが直列に接続さ
れているため、コントロールユニットには、交流信号と
直流信号とが合成された合成信号が入力される。そし
て、コントロールユニットでは、分離手段により、合成
信号の中から交流の成分と直流の成分との個々の制御パ
ラメータに分離する。
れているため、コントロールユニットには、交流信号と
直流信号とが合成された合成信号が入力される。そし
て、コントロールユニットでは、分離手段により、合成
信号の中から交流の成分と直流の成分との個々の制御パ
ラメータに分離する。
【0013】このように、2つのセンサを直列に接続し
ているから、ハーネスが1対で済んで、配線スペースが
少なくて済むし、コントロールユニットに接続するため
のスペースも少なくて済む。
ているから、ハーネスが1対で済んで、配線スペースが
少なくて済むし、コントロールユニットに接続するため
のスペースも少なくて済む。
【0014】さらに、請求項2記載の制御回路では、分
離手段により合成信号から分離して取り出した第2のセ
ンサで検出している制御パラメータの所定時間の平均値
を、演算手段により求める。したがって、合成信号中の
直流の成分と交流の成分とを完全に分離できずに、第2
のセンサで検出するパラメータである直流成分に交流成
分が混ざってしまう場合があるが、平均値を取ることで
交流成分をカットして精度を向上させることができる。
離手段により合成信号から分離して取り出した第2のセ
ンサで検出している制御パラメータの所定時間の平均値
を、演算手段により求める。したがって、合成信号中の
直流の成分と交流の成分とを完全に分離できずに、第2
のセンサで検出するパラメータである直流成分に交流成
分が混ざってしまう場合があるが、平均値を取ることで
交流成分をカットして精度を向上させることができる。
【0015】また、交流信号を出力する第1のセンサが
故障したときには、合成信号における交流の成分が無く
なって直流の値となる。そこで、請求項3記載の制御回
路では、合成信号が直流の一定値に固定されたときに
は、故障判定手段が故障と判定する。
故障したときには、合成信号における交流の成分が無く
なって直流の値となる。そこで、請求項3記載の制御回
路では、合成信号が直流の一定値に固定されたときに
は、故障判定手段が故障と判定する。
【0016】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。な
お、実施例を説明するにあたり、自動変速機の制御回路
に適用した場合について説明する。
お、実施例を説明するにあたり、自動変速機の制御回路
に適用した場合について説明する。
【0017】まず、構成について説明する。
【0018】図2は、本発明実施例としての自動変速機
用制御回路を示す概略図であって、自動変速機ATの内
部には、図示を省略した出力軸の回転数を検出する車速
センサ(第1のセンサ)1と、自動変速機AT内のオイ
ルの温度を検出する油温センサ(第2のセンサ)2とが
設けられている。
用制御回路を示す概略図であって、自動変速機ATの内
部には、図示を省略した出力軸の回転数を検出する車速
センサ(第1のセンサ)1と、自動変速機AT内のオイ
ルの温度を検出する油温センサ(第2のセンサ)2とが
設けられている。
【0019】前記車速センサ1は、前記従来出典にも記
載されているように、出力軸に設けられたパーキングギ
ヤ(図示省略)の歯の凹凸に応じて誘導起電力が生じ交
流波形の信号を発生する電磁パルスピックアップ式のセ
ンサである。
載されているように、出力軸に設けられたパーキングギ
ヤ(図示省略)の歯の凹凸に応じて誘導起電力が生じ交
流波形の信号を発生する電磁パルスピックアップ式のセ
ンサである。
【0020】また、前記油温センサ2は、自動変速機A
TのコントロールバルブCVに設けられ、オイルの温度
に応じて抵抗値が変化するサーミスタ式のもので、直流
の信号を発生し、油温に応じて信号の電圧が変化する。
TのコントロールバルブCVに設けられ、オイルの温度
に応じて抵抗値が変化するサーミスタ式のもので、直流
の信号を発生し、油温に応じて信号の電圧が変化する。
【0021】これらのセンサ1,2は、ATコントロー
ルユニット3に接続されている。すなわち、これらセン
サ1,2の配線構造およびATコントロールユニット3
の要部を示しているのが図3であって、この図に示すよ
うに、これらのセンサ1,2は、一端がATコントロー
ルユニット3内でGNDに落とされ、他端が波高制限回
路3aに接続されたハーネス4により直列に接続されて
いる。
ルユニット3に接続されている。すなわち、これらセン
サ1,2の配線構造およびATコントロールユニット3
の要部を示しているのが図3であって、この図に示すよ
うに、これらのセンサ1,2は、一端がATコントロー
ルユニット3内でGNDに落とされ、他端が波高制限回
路3aに接続されたハーネス4により直列に接続されて
いる。
【0022】ところで、前記波高制限回路3aは、車速
センサ1からの交流信号s1[図中(イ)参照]と、油
温センサ2からの直流信号s2[図中(ロ)参照]とを
合成して形成された合成信号s3[図中(ハ)参照]の
波高の、上限および下限を制限して、一定の範囲の電圧
値の波形[図中(ニ)参照]に整形する回路である。ち
なみに、合成信号は、図中(ハ)に示しているように、
交流信号s1に、点線で示す直流信号s2の電圧を上乗
せした波形となっている。
センサ1からの交流信号s1[図中(イ)参照]と、油
温センサ2からの直流信号s2[図中(ロ)参照]とを
合成して形成された合成信号s3[図中(ハ)参照]の
波高の、上限および下限を制限して、一定の範囲の電圧
値の波形[図中(ニ)参照]に整形する回路である。ち
なみに、合成信号は、図中(ハ)に示しているように、
交流信号s1に、点線で示す直流信号s2の電圧を上乗
せした波形となっている。
【0023】さらに、前記ATコントロールユニット3
内では、波高制限回路3aに、車速処理回路3bと油温
処理回路3cとが接続されている。
内では、波高制限回路3aに、車速処理回路3bと油温
処理回路3cとが接続されている。
【0024】前記車速処理回路3bは、直流制限回路3
dと波形整形回路3eとを有している。前記直流制限回
路3dは、合成信号s3の中から直流成分を取り除くた
めの回路であってコンデンサから構成されていて、この
直流制限回路3dで処理した信号の状態を図中(ホ)に
示している。また、波形整形回路3eは、図中(ヘ)に
示すように、ON,OFFのデジタル信号に整形する回
路である。なお、この波形整形回路3eで整形された信
号は、車速としてATコントロールユニット3内のCP
Uへ出力される。
dと波形整形回路3eとを有している。前記直流制限回
路3dは、合成信号s3の中から直流成分を取り除くた
めの回路であってコンデンサから構成されていて、この
直流制限回路3dで処理した信号の状態を図中(ホ)に
示している。また、波形整形回路3eは、図中(ヘ)に
示すように、ON,OFFのデジタル信号に整形する回
路である。なお、この波形整形回路3eで整形された信
号は、車速としてATコントロールユニット3内のCP
Uへ出力される。
【0025】一方、前記油温処理回路3cは、ローパス
フィルタ3fを有していて、このローパスフィルタ3f
により合成信号s3の高周波成分をカットして、図中
(ト)に示すような直流の信号を形成する回路である。
そして、この油温処理回路3cで処理された信号は、A
Dコンバータ3gに出力され、このADコンバータ3g
でデジタル化した後、CPUへ出力する。なお、油温処
理回路3cから出力された信号は、直流のみの出力とな
っているとはいえ、車速センサ1が出力する交流信号s
1の低周波成分がカットし切れずに含まれているため、
ADコンバータ3gによりデジタル化した後、CPUに
おいて、平均値を求めて、この平均値を油温TEMPと
判定するようにしている。
フィルタ3fを有していて、このローパスフィルタ3f
により合成信号s3の高周波成分をカットして、図中
(ト)に示すような直流の信号を形成する回路である。
そして、この油温処理回路3cで処理された信号は、A
Dコンバータ3gに出力され、このADコンバータ3g
でデジタル化した後、CPUへ出力する。なお、油温処
理回路3cから出力された信号は、直流のみの出力とな
っているとはいえ、車速センサ1が出力する交流信号s
1の低周波成分がカットし切れずに含まれているため、
ADコンバータ3gによりデジタル化した後、CPUに
おいて、平均値を求めて、この平均値を油温TEMPと
判定するようにしている。
【0026】次に、CPU内での上述のような信号処理
および故障判定制御について、図4のフローチャートに
より説明する。
および故障判定制御について、図4のフローチャートに
より説明する。
【0027】ステップ101は、油温情報としてのAD
変換値t℃を読み込むステップである。
変換値t℃を読み込むステップである。
【0028】ステップ102は、所定時間T毎にサンプ
リングした過去20個のAD変換値t℃の平均値Nを求
める演算を行うステップである。
リングした過去20個のAD変換値t℃の平均値Nを求
める演算を行うステップである。
【0029】ステップ103は、平均値Nから車速セン
サ1の抵抗値R分を差し引く演算を行うステップであ
り、この演算値を油温TEMPとする。すなわち、車速
センサ1の直流抵抗の分だけ直流電圧が高くなっている
ため、この分(この抵抗値Rは予め求めることができ
る)を差し引くものである。
サ1の抵抗値R分を差し引く演算を行うステップであ
り、この演算値を油温TEMPとする。すなわち、車速
センサ1の直流抵抗の分だけ直流電圧が高くなっている
ため、この分(この抵抗値Rは予め求めることができ
る)を差し引くものである。
【0030】ステップ104は、油温TEMPが、所定
値T1 以下か否かを判定するステップで、YESでステ
ップ107に進み、NOでステップ105に進む。
値T1 以下か否かを判定するステップで、YESでステ
ップ107に進み、NOでステップ105に進む。
【0031】ステップ105は、油温TEMPが、所定
値T2 以上か否かを判定し、YESでステップ107に
進み、NOで、ステップ106に進む。
値T2 以上か否かを判定し、YESでステップ107に
進み、NOで、ステップ106に進む。
【0032】ステップ106は、油温TEMPを各制御
に用いるステップである。
に用いるステップである。
【0033】ステップ107は、センサ1,2が故障で
あると判定するステップである。
あると判定するステップである。
【0034】以上説明したように、本実施例では、自動
変速機AT内に配設された車速センサ1と油温センサ2
とを、1対のハーネス4で、ATコントロールユニット
3に直列に接続しているため、配線のためのスペースお
よびATコントロールユニット3に接続するためのスペ
ースが削減されるという効果が得られる。
変速機AT内に配設された車速センサ1と油温センサ2
とを、1対のハーネス4で、ATコントロールユニット
3に直列に接続しているため、配線のためのスペースお
よびATコントロールユニット3に接続するためのスペ
ースが削減されるという効果が得られる。
【0035】また、各センサ1,2の故障は、ATコン
トロールユニット3内において、合成信号s3の中から
温度情報を取り出す部分で判定することができ、故障検
出のために信号の処理を行う回路を別途に設定する必要
がなく、構造の簡略化を図ることができるという効果が
得られる。
トロールユニット3内において、合成信号s3の中から
温度情報を取り出す部分で判定することができ、故障検
出のために信号の処理を行う回路を別途に設定する必要
がなく、構造の簡略化を図ることができるという効果が
得られる。
【0036】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
【0037】例えば、実施例では、自動変速機ATの制
御回路に適用した場合を示したが、エンジンの制御回路
など他の制御回路にも適用することができる。
御回路に適用した場合を示したが、エンジンの制御回路
など他の制御回路にも適用することができる。
【0038】また、実施例では、各センサの故障を、検
出している油温TEMPが、所定範囲外であるか否かで
判定するようにした例を示したが、請求項3に記載して
いるように、合成信号が直流の一定値に固定された場合
に故障と判定するようにしてもよい。
出している油温TEMPが、所定範囲外であるか否かで
判定するようにした例を示したが、請求項3に記載して
いるように、合成信号が直流の一定値に固定された場合
に故障と判定するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の自動
車用制御回路は、交流信号を出力する第1のセンサと直
流信号を出力する第2のセンサとを、コントロールユニ
ットに直列に接続しているため、両センサを別個に独立
して接続する場合と比較して、ハーネスを配線するため
のスペースおよびコントロールユニットに接続するため
のスペースを削減させることができるという効果が得ら
れる。
車用制御回路は、交流信号を出力する第1のセンサと直
流信号を出力する第2のセンサとを、コントロールユニ
ットに直列に接続しているため、両センサを別個に独立
して接続する場合と比較して、ハーネスを配線するため
のスペースおよびコントロールユニットに接続するため
のスペースを削減させることができるという効果が得ら
れる。
【0040】さらに、センサの故障は、請求項3記載の
コントロールユニット内に設けた故障判定手段により、
合成信号を分離する部分で判定することができ、故障検
出のために信号処理を行う回路を別途に設定する必要が
なく、構造の簡略化を図ることができるという効果が得
られる。
コントロールユニット内に設けた故障判定手段により、
合成信号を分離する部分で判定することができ、故障検
出のために信号処理を行う回路を別途に設定する必要が
なく、構造の簡略化を図ることができるという効果が得
られる。
【図1】本発明の自動車用制御回路を示すクレーム概念
図である。
図である。
【図2】本発明実施例の自動車変速機用の制御回路を示
す構成説明図である。
す構成説明図である。
【図3】実施例の制御回路の要部を示すシステムブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】実施例制御回路のコントロールユニットの制御
作動を示すフローチャートである。
作動を示すフローチャートである。
a 第1のセンサ b 第2のセンサ c コントロールユニット d 分離手段 e 演算手段 f 故障判定手段
Claims (4)
- 【請求項1】 交流信号を出力する第1のセンサと、直
流信号を出力する第2のセンサとがコントロールユニッ
トに対して直列に接続され、 前記コントロールユニットに、両センサからの信号が合
成された合成信号を、個々の制御パラメータに分離する
分離手段が設けられていることを特徴とする自動車用制
御回路。 - 【請求項2】 前記コントロールユニット内に、分離手
段で分離して取り出した第2のセンサで検出するパラメ
ータの所定時間の平均値を演算する演算手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の自動車用制御回路。 - 【請求項3】 前記コントロールユニット内に、合成信
号が直流の一定値に固定された場合に故障と判定する故
障判定手段を設けたことを特徴とする請求項1または2
記載の自動車用制御回路。 - 【請求項4】 前記第1のセンサが、電磁パルスピック
アップ式の出力軸回転センサであり、前記第2のセンサ
が、サーミスタ式の温度センサであることを特徴とする
請求項1または2または3記載の自動車用制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20771592A JPH0658398A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 自動車用制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20771592A JPH0658398A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 自動車用制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658398A true JPH0658398A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16544361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20771592A Pending JPH0658398A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 自動車用制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658398A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170500A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Mazda Motor Corp | 自動変速機 |
JP2007241602A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Oriental Motor Co Ltd | 回転位置検出装置 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP20771592A patent/JPH0658398A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170500A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Mazda Motor Corp | 自動変速機 |
JP2007241602A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Oriental Motor Co Ltd | 回転位置検出装置 |
JP4691459B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2011-06-01 | オリエンタルモーター株式会社 | 回転位置検出装置 |
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