JP2679479B2 - 指示計器に於ける入力判別装置 - Google Patents

指示計器に於ける入力判別装置

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JP2679479B2
JP2679479B2 JP28042391A JP28042391A JP2679479B2 JP 2679479 B2 JP2679479 B2 JP 2679479B2 JP 28042391 A JP28042391 A JP 28042391A JP 28042391 A JP28042391 A JP 28042391A JP 2679479 B2 JP2679479 B2 JP 2679479B2
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正紀 野口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交差コイル形計器等のよ
うな指針指示を行う計器に於ける入力判別装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般の指示計器は被測定対象に設置した
各種センサからの信号を適宜処理して適切な指針駆動信
号に変換し、被測定対象の状態を指針指示してなる。こ
のような指示計器に在っては、各種センサからの信号
(情報)処理のため前記センサ信号を一端デジタル化
し、デジタル信号処理で所定の処理をなし、再度アナロ
グ化して、指針を駆動している。
【0003】具体的に説明すると、交差コイル形指示計
器を用いて車両スピードを表示する場合、センサからは
車両スピードに比例した周波数のパルス信号が出力さ
れ、このパルス信号をF−V変換し、更に電圧信号をデ
ジタル信号(デジタル数値)に変換し(変換部)、前記
のデジタル数値と対応した指針駆動量をCPUで演算処
理して求めたり或は予め対応数値をメモリしたROMを
使用する等して所定の指針駆動量をデジタル信号として
出力し、更にこの指針駆動量のデジタル信号をアナログ
化して指針を駆動するものである(処理出力部)。
【0004】ところで前記の指示計器に於いて被測定対
象の状態がどのように変化しているか例えば車両のスピ
ードが増速しているのか、或は減速しているかの判別を
必要とする場合がある。このような場合の従来装置は図
3に示すようにセンサからの入力信号を受けてこれをデ
ジタル信号に変換する変換部から、例えばF−V変換後
のデジタル数値を取り出し、当該信号を適宜メモリし、
当該時の信号とメモリしている信号を比較して判別して
いるのが一般的であった。勿論処理回路中のアナログ信
号を一時的にメモリして利用しても良いことは当然であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の指示計
器の入力変化の判別手段は、ある一個所の信号を捉え、
当該信号の時間的経過を観察して判別するため、必ずデ
ジタル数値やあるいはアナログ量からなるデータのメモ
リ回路を必要とし、その回路構成が複雑となり、而も使
用部品の多くなつてしまう問題点を有している。そこで
本発明は、特に信号処理の途中に急激な変動を緩和する
信号平滑部を備えた計器も存在することに着目し、デー
タのメモリ回路を必要としない入力変化の判別装置を提
案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る指示計器に
於ける入力判別装置は、被測定対象からの入力信号をデ
ジタル化する変換部と、前記デジタル化した信号の適宜
な処理をなして前記入力信号に対応した所定の指針指示
信号を出力する処理出力部で構成され、且つ前記処理出
力部中に信号平滑処理部を設けてなる指示計器に於い
て、処理出力部内のデジタル平滑前信号とデジタル平滑
後信号とを比較すか、若しくはアナログ平滑前信号とア
ナログ平滑後信号とを比較する判別部を備えたことを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】平滑後信号は平滑回路の過渡現象によってその
変化が平滑前信号より時間的に遅れることになる。この
ため平滑前信号と、平滑後信号とを同時に比較すると、
入力信号が増加傾向あると平滑前信号が平滑後信号より
大きく、逆に入力信号が減少傾向にあると平滑後信号の
ほうが平滑前信号より大きい。従って両信号を同時点で
比較すると入力変化の判別が可能である。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。本発
明の対象となる指示計器は変換1、処理出力部2及び表
示部3から構成され、判別装置は、前記の計器に判別部
4として付設されるものである。変換部1は、各種セン
サからの信号(情報)処理のため前記センサ信号を一担
デジタル化するA−D変換部である。処理出力部2は前
記変換部のデジタル信号(平滑前信号)出力を平滑する
平滑部21と、平滑後のデジタル数値信号(平滑後信
号)と対応した指針駆動量をCPUで演算処理して求め
たり或は予め対応数値をメモリしたROMを使用する等
して所定の指針駆動量を算出する演算処理部22と、計
器駆動信号にアナログ量に増幅変換する駆動出力部23
からなり、表示部3は指針を有し、前記計器駆動信号に
よって所定の指針指示をなすものである。又判別部4
は、変換部出力(平滑前信号)と平滑後信号を入力し、
両信号を比較する比較器を備えたものである。
【0009】而して計器の動作は、各種センサからの信
号(情報)入力があると、A−D変換部(変換部1)で
一担デジタル化し、処理出力部2で変換部出力信号(平
滑前信号)の平滑化、指針駆動量の算出並びに計器駆動
出力を行い、、表示部3で所定の指示表示を行うもので
ある。
【0010】判別部4の動作は、変換部出力(平滑前信
号)Aと平滑後信号Bをを比較するもので、平滑後信号
Bは平滑回路によってその変化が平滑前信号Aより時間
的に遅れるので、図2(イ)のように平滑前信号Aが増
加傾向あると平滑前信号Aが平滑後信号Bより大きいこ
とが検知され、同図(ロ)に示すように平滑前信号Aが
減少傾向にあると平滑後信号Bのほうが平滑前信号Aよ
り大きいことが検知される。従って両信号A、Bの比較
結果を比較器の出力で知ることによって指示計器への入
力変化が増加或は減少の何れであるかを直ちに判別でき
るものである。
【0011】尚本発明は、指示計器に於ける指示表示す
べき対象からの入力変化が増加しているか、或は減少し
ているかの判別をなす装置で、指示計器にセンサ出力と
対応した平滑前の平滑前信号と、平滑前信号を平滑化し
た後の平滑後信号が存在するものであれば、平滑部がデ
ジタル信号を対象としたものか或はアナログ信号を対象
としたものであるか任意であり、当然その選択に伴って
定まる指示計器の具体的構成も任意である。勿論平滑前
信号及び平滑後信号の比較手段も任意に定めることがで
きるものである。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、指示計器に於け
る指示表示すべき対象からの入力変化が増加しているか
或は減少しているかの判別を、指示計器に於ける変換処
理並びに駆動出力処理の途中に生ずるセンサ出力と対応
した平滑前信号と平滑前信号を平滑化した後の平滑後信
号とを比較するようにしたもので、従来の判別装置のよ
うにメモリ回路を必要とせず、装置の回路構成が簡便化
できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の簡便な回路ブロック図であ
る。
【図2】同実施例の判別部の動作の説明図である。
【図3】従来の判別装置を示す簡便な回路ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 変換部 2 処理出力部 21 平滑部 22 演算処理部 23 駆動出力部 3 表示部 4 判別部 A 平滑前信号 B 平滑後信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定対象からの入力信号をデジタル化
    する変換部と、前記デジタル化した信号の適宜な処理を
    なして前記入力信号に対応した所定の指針指示信号を出
    力する処理出力部で構成され、且つ前記処理出力部中に
    信号の平滑処理を行う平滑部を設けてなる指示計器に於
    いて、処理出力部内の平滑前信号と平滑後信号とを比較
    する判別部を備えたことを特徴とする指示計器に於ける
    入力判別装置。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の入力判別装置に於い
    て、平滑部がデジタル指針指示信号の平滑化を行うもの
    であることを特徴とする指示計器に於ける入力判別装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載の入力判別装置に於い
    て、平滑部がデジタル指針指示信号に対応したアナログ
    矩形波信号の平滑化を行うものであることを特徴とする
    指示計器に於ける入力判別装置。
JP28042391A 1991-09-30 1991-09-30 指示計器に於ける入力判別装置 Expired - Lifetime JP2679479B2 (ja)

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JPH0593745A JPH0593745A (ja) 1993-04-16
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