JPH065818Y2 - スイミングゴ−グル - Google Patents

スイミングゴ−グル

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JPH065818Y2
JPH065818Y2 JP1986091978U JP9197886U JPH065818Y2 JP H065818 Y2 JPH065818 Y2 JP H065818Y2 JP 1986091978 U JP1986091978 U JP 1986091978U JP 9197886 U JP9197886 U JP 9197886U JP H065818 Y2 JPH065818 Y2 JP H065818Y2
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正司 藤原
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Tabata Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水泳・競泳において目を保護するために着用
するスイミングゴーグルに関する。
〔従来の技術〕
従来一般に、遊泳・競泳に供するスイミングゴーグルと
して、左右別体に成形した、レンズフレームを鼻掛けベ
ルトで連結し、顔面に当接するレンズフレームの後端面
にスポンジなどの弾性素材で作った細幅のパッド部材を
貼着してなるものが知られている。
〔考案が解決しようとする間題点〕
前記公知のゴーグルは、レンズフレームにパッド部材を
貼着し、鼻掛けベルトを組付けるなどの煩雑な作業を必
要とし、着用状態では、鼻掛けベルトが柔弱であるの
で、不安定でずれ易く、水密性・気密性が十分に保たれ
ず、しばしばその着用状態を矯正する必要がある。ま
た、パッド部材は、その全体にわたって、鼻掛けベルト
・着用バンドの緊締作用下のレンズフレームの顔面に対
する圧接を直接受けるので、肌に食込んだ状態となり、
その部位に圧接跡を残したり痛みを与えたりするといっ
たこともある。さらにまた、前記公知のゴーグルは、不
使用時には、鼻掛けベルト部位で任意に曲がって、その
左右のレンズフレームが任意の方向をとるので、そのレ
ンズフレームは左右の定位置を保つことができず美感に
欠け、また、そのため迅速に着用し難いといったことも
ある。
このような間題点は、左右のレンズフレームをそれらの
対向内側で連結するように一体に成形すれば、解決され
得るであろうことは、当業者には比較的容易に理解され
よう。しかしながら、前記欠点の幾つかは解決されよう
が、すべてが十分に解決されないばかりでなく、この種
ゴーグルとして優れた機能を有するものが得られない。
すなわち、前記公知のゴーグルは、前記欠点を有する反
面、鼻掛けベルトにより、着用すべきレンズフレームの
角度などを自由に調節することができるという利点を有
するが、前述のように一体に成形すれば、一般的には、
その調節が困難ないし不可能になり、これを如何に解決
するかが技術的に大きな課題となるからである。
本考案の目的とするところは、前記公知のゴーグルが有
する前記間題点と、左右のレンズフレームを一体に成形
することに基因する前記課題とを比較的簡単な手段によ
って一挙に解決することができるスイミングゴーグルを
提供することにある。
(2)考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 前記目的を達成するための本考案手段とするところは、
図示するように、左右一対のレンズ部(4)・フレーム
部(5)および該両フレーム部(5)の対向内側間のジョ
イント部(6)を剛性な透明プラスチックで一体に成形
したゴーグル本体(1)と、柔軟性素材で成形したパッ
ド部材(2)と、着用バンド(3)とを備えるスイミング
ゴーグルを前提とし、次の点を特徴とする。
すなわち、前記フレーム部(5)は、前記レンズ部(4)
の外周から後方向へ延出するとともにその延出する幅を
該フレーム部(5)の対向内側から外側へ漸次広く形成
した周壁(7)と、該周壁(7)の後端外周に形成した突
出縁(8)とを有すること;前記ジョイント部(6)は前
方向へ隆出する状態に湾曲すること;前記パッド部材
(2)は、内周に条溝(10)を形成したフレーム状嵌合
部(11)と、該嵌合部(11)の後側内周縁において該パ
ッド部材(2)を外側に折り返し、後方向へ拡開するよ
うに形成したスカート部(12)とを有すること;前記ゴ
ーグル本体(1)および前記パッド部材(2)は、該パッ
ド部材(2)の前記嵌合部(11)を該ゴーグル本体(1)
の前記突出縁(8)に被嵌することにより結合してある
こと;および前記ゴーグル本体(1)の突出縁(8)およ
びパッド部材(2)の嵌合部(11)の外側端には着用バ
ンド(3)を挿通する透孔(9,13)を形成してあるこ
と。
〔実施例〕
さらに、本考案を図示の実施例に基づいて説明すると、
以下のとおりである。
ゴーグルは、ゴーグル本体1と、パッド部材2と、着用
バンド3とを備えることを基本的構成としている。
ゴーグル本体1は、左右一対のレンズ部4・フレーム部
5およびジョイント部6を剛性な透明プラスチックで一
体に成形してある。フレーム部5は、レンズ部4の外周
から後方向へ延出するとともにその延出する幅をフレー
ム部5の対向内側から外側へ漸次広く形成した周壁7
と、周壁7の後端外周に形成した突出縁8とを有してい
る。突出縁8の外側端には着用ベルト3の一端を挿通す
る透孔9を形成してある。ジョイント部6は、薄板状で
前方向へ隆出する状態に湾曲形成し、その内側の曲面は
一般的に装着用者の鼻の形にほぼ適合するようにしてあ
る。ジョイント部6は、このように形成し、かつ、その
材質がプラスチックであるから、これが硬質ではある
が、或る程度の可撓性を有しており、したがって、両フ
レーム部5の外側端を互いに内方へ押圧することによ
り、さらに湾曲させることができるとともに、これに伴
って両フレーム部5の顔面に対向する角度を調節するこ
とができる。
パッド部材2は、柔軟なゴム(合成ゴムを含む)・プラ
スチックなどで成形してあって、内周に条溝10を形成
したフレーム状嵌合部11と、嵌合部11の後側内周か
ら後方向へ拡開するように形成したスカート部12とを
有し、いわばラッパの先端部ないし吸盤の外周縁部のよ
うな形をなしている。嵌合部11の外側端には、フレー
ム部5の外側端と同様に、着用バンド3の他端を挿通す
る透孔13を形成してある。
着用バンド3は、従来公知のこの種ゴーグルと同様に、
ゴム、プラスチック、皮革などにより作り、長さ調節金
具14を有している。
このような構造・形状を有する本考案に係るゴーグル
は、ゴーグル本体1の突出縁8にパッド部材2の嵌合部
11を被嵌して、ゴーグル本体1およびパッド部材2を
一体的に結合し、かつ、これらの透孔9,13に着用バンド
3の各端を挿通して取付けることにより、完成品として
組付けられる。
〔作用〕
本考案に係るゴーグルの着用に際しては、従来公知のそ
れと同様に、予め着用バンド3の長さを調節するが、着
用した状態では、ゴーグル本体1が、ジョイント部6を
中心として、かつ、パッド部材2を介して、着用者の顔
面の当該部位の大きさや形に応じて当該部位へ密着する
ように湾曲する。この場合、ゴーグル本体1のその湾曲
性だけでは、当該部位に適合密着し得ないこともある
が、当該部位に直接に当接するパッド部材2がスカート
部12を有しているので、スカート部12が、当該部位
の肌とゴーグル本体1との間隔や、スカート部12の肌
面に対する圧接力に応じて適宜拡開下に肌に弾性的に当
接することになる。すなわち、ゴーグル本体1の湾曲性
と、パッド部材2のスカート部12の形状・柔軟性とが
相俟ってゴーグル本体1が着用者の肌面に適合密着し、
したがって水密性・気密性が得られ常に保たれることに
なる。
なお、ゴーグル本体1の突出縁8に対するパッド部材2
の嵌合部11の被嵌は、パッド部材2の開口部をその弾
性に抗して適宜拡大させた状態でなされる。したがっ
て、そのように被嵌した後においては、その収縮性によ
り、突出縁8とパッド部材2の条溝10との接触部にお
ける水密性・気密性は十分に保たれる。
〔考案の効果〕
本考案ゴーグルは、叙上のような構成および作用を有す
るから、既述の間題および課題を一挙に解決し所期の目
的を達成することができる。すなわち、下記の諸効果を
奏することができる。
a)ゴーグル本体(1)はレンズ部(4)・フレーム部
(5)およびジョイント部(6)を同一素材で一体に成形
してあるので、ゴーグル本体(1)の生産性が高いとと
もに、高性能を有する一対のレンズ部(4)を構成する
ことができ、 b)また、レンズ部(4)およびフレーム部(5)をジョ
イント部(6)で固定的に連結してあるので、フレーム
部(5)を左右一対の定位置に保形させておくことがで
き、したがって、ゴーグルが取扱い易いとともに着用し
易く、よじれたり折重なったりすることがなく外観体裁
がよい。
c)パッド部材(2)をゴーグル本体(1)に結合するの
に、接着剤などを用いることなく、単にゴーグル本体
(1)に被嵌するだけでよいので、ゴーグル本体(1)の
一体成形と相俟ってゴーグルの構成部材の組付作業性が
よい。
d)パッド部材(2)はスカート部(12)を有し、スカ
ート部(12)の形状・柔弾性とゴーグル本体(1)の湾
曲性とが相俟って顔面の当該部位に対する安定・適合密
着性・水密性・気密性が得られ常に保たれるので、目の
保護を遺憾なく発揮することができるうえに、比較的長
時間着用しても、着用中にずれて矯正する煩わしさがな
く、しかも圧接跡を残したり痛みを与えたりすることが
ない。
e)着用バンド(3)をゴーグル本体(1)の突出縁
(8)およびパッド部材(2)の嵌合部(11)の外側端に
形成した二つの透孔(9,13)に挿通するので、パッド部
材(2)の嵌合部(11)がゴーグル本体(1)の突出縁
(8)に被嵌することと相俟って、ゴーグルの取扱中な
どにおいて、パッド部材(2)がゴーグル本体(1)から
離脱することがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ゴーグルの実施例を示すもので、第1図は
一部を分解した斜視図、第2図は第1図X−X線断面図
である。 1……ゴーグル本体、2……パッド部材 3……着用バンド、4……レンズ部 5……フレーム部、6……ジョイント部 7……周壁、8……突出縁 9……透孔、10……条溝 11……嵌合部、12……スカート部 13……透孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のレンズ部(4)・フレーム部
    (5)および該両フレーム部(5)の対向内側間のジョイ
    ント部(6)を剛性な透明プラスチックで一体に成形し
    たゴーグル本体(1)と、柔軟性素材で成形したパッド
    部材(2)と、着用バンド(3)とを備えるスイミングゴ
    ーグルであって、 前記フレーム部(5)は、前記レンズ部(4)の外周から
    後方向へ延出するとともにその延出する幅を該フレーム
    部(5)の対向内側から外側へ漸次広く形成した周壁
    (7)と、該周壁(7)の後端外周に形成した突出縁
    (8)とを有し、 前記ジョイント部(6)は前方向へ隆出する状態に湾曲
    し、 前記パッド部材(2)は、内周に条溝(10)を形成した
    フレーム状嵌合部(11)と、該嵌合部(11)の後側内周
    縁において該パッド部材(2)を外側に折り返し、後方
    向へ拡開するように形成したスカート部(12)とを有
    し、 前記ゴーグル本体(1)および前記パッド部材(2)は、
    該パッド部材(2)の前記嵌合部(11)を該ゴーグル本
    体(1)の前記突出縁(8)に被嵌することにより結合し
    てあり、 前記ゴーグル本体(1)の突出縁(8)およびパッド部材
    (2)の嵌合部(11)の外側端には着用バンド(3)を挿
    通する透孔(9,13)を形成してあることを特徴とする前
    記ゴーグル。
  2. 【請求項2】パッド部材(2)はゴム、プラスチックの
    いずれかで成形してある実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のゴーグル。
JP1986091978U 1986-06-16 1986-06-16 スイミングゴ−グル Expired - Lifetime JPH065818Y2 (ja)

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JPS62202866U JPS62202866U (ja) 1987-12-24
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