JPH0658053B2 - 吹抜けガスをクランクケーシングから過給機関系へ戻す装置 - Google Patents

吹抜けガスをクランクケーシングから過給機関系へ戻す装置

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JPH0658053B2
JPH0658053B2 JP59238719A JP23871984A JPH0658053B2 JP H0658053 B2 JPH0658053 B2 JP H0658053B2 JP 59238719 A JP59238719 A JP 59238719A JP 23871984 A JP23871984 A JP 23871984A JP H0658053 B2 JPH0658053 B2 JP H0658053B2
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アンドレアス・マイヤー
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コムプレクス・アクチェンゲゼルシャフト
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、駆動媒体によつて駆動されるガス搬送ユニツ
トによつて吹抜けガスをクランクケーシングから過給機
関系へ戻す装置であつて、前記ガス搬送ユニツトが、吸
気管内に設けられた調整装置を介してクランクケーシン
グ内に負圧を生ぜしめる形式のものに関する。
従来の技術 内燃機関のばあい、燃焼室のシールはピストン及びピス
トンリングによつて完全ではない。全体の作業遊びにわ
たつてガスがシリンダからクランクケーシング内に侵入
する。このガスは吹抜けガス(ブローバイガス、以下に
BB−ガスと言う)であり、このガスはクランクケーシン
グから逃がさなければならず、このことは一般的に弁カ
バーあるいは機関ブロツクを開放することによつて行な
われる。
環境保護により、機関からのオイル流出を回避すること
が望まれる。吸気式機関のばあいに、クランクケーシン
グから排気されるオイル噴霧(BB−ガス)は再び機関の
吸気部に導びかれ、このことによつて外方へのオイル漏
れが避けられる。ガソリン機関のばあいには、このよう
な処理がやはり多くの国で規定されてきた。このような
技術がデイーゼル機関においても導入されることが提案
されている。
オツト機関のばあいには、幾つかの国で、クランクケー
シング内で全負荷−及び全回転数範囲にわたつて負圧を
生ぜしめなければならないと規定されており、このこと
によつてオイル流出がクランクケーシングのシールによ
つて回避される。原理的にはクランクケーシング内では
運転範囲全体にわたつてわずかな負圧しか生じないであ
ろう。なぜならば負圧が大きくなればなる程、オイルが
不都合にもBB−ガスと一緒に多量に吸込まれるからであ
る。このばあい、BB−ガスは空気フイルタの前で内燃機
関の吸気管内に戻されるかあるいはオイル分離器を介し
て外へ導かれるのが普通である。BB−ガスを吸気管内に
戻すばあいに、このことは弁潤滑における1つの利点と
して見なされるが、しかし弁潤滑のためにBB−ガス戻し
は必要でないと見る向きもある。
オイル分離器は弁カバーに組込むこともできあるいは付
加部材として取付けることもできる。オイル分離器はBB
−ガス内に含まれたオイル成分を、BB−ガスが外に排出
されるあるいは機関に戻される前に分離する。
市販されているオイル分離器を使用するばあいにも依然
として著しい量のオイルを分離することができる。しか
し従来では、このような良好なBB−ガス浄化度のオイル
分離器を使用することにより、クランクケーシング内に
負圧を生ぜしめるという要求に応じることができない。
つまり、良好なオイル分離器により分離器内で大きな圧
力損失が生ぜしめられ、このことによつてクランクケー
シング内で所望の負圧を保証することができなくなる。
ドイツ連邦共和国特許出願公告第2006329号明細
書において、ターボ過給機によつて過給される機関が公
知であり、このばあいには、エゼクタ又はジエツトポン
プとして形成されているポンプ系を介して、BB−ガスが
クランクケーシングから吸出される。このばあい駆動媒
体としてたとえば過給空気が使用される。クランクケー
シングから吸出されたBB−ガスは、吸気管に設けられた
調整装置を流過し、この調整装置がクランクケーシング
内の所望の負圧を調整する。吸込まれたBB−ガスは、次
いで機関系内に戻される。このような回路によつて、機
関に関連する媒体による強い吸込みを得ようとする。
ところで、装入された駆動媒体が十分にチヤージされた
エネルギを有していると仮定する。このことは、ほかと
無関係に考えれば全負荷時のばあいである。機関が部分
負荷で回転するばあいにはそうではない。これらのばあ
い過給圧は、調整装置を回避するばあいにさえ、クラン
クケーシングからのBB−ガスの吸込みをほとんど保持す
ることができない。さらにポンプ系の後にオイル分離器
を設けると、クランクケーシング内で得ようとする負圧
はもはや生ぜしめられない。
発明の課題 本発明の課題は、クランクケーシング内で全運転範囲に
わたつて調整されたかつ制限された負圧を生ぜしめ、さ
らにBB−ガスを、機関系内に戻される前に、適当に設計
されかつガス搬送ユニツトの前に設けられたオイル分離
器内で十分に浄化することのできる前述の形式の装置を
提供することである。
課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために講じた手段は、機関がガス
動力学的な圧力波チヤージヤーによつて過給されてお
り、さらにガス搬送ユニツトのための駆動媒体がガス動
力学的な圧力波チヤージヤーのプロセスから取出される
ガスであり、このガスが、駆動媒体導管内に設けられた
調整装置によつて、クランクケーシング内で全運転範囲
において−50ミリバールより大きくならない負圧を生
ぜしめるように調整されるようになつていることにあ
る。
さらに有利には、ガス動力学的な圧力波チヤージヤーに
よつて過給される機関のばあいには、ガス搬送ユニツト
が駆動ガスによつて運転され、駆動ガス導管が空気側で
ガス動力学的な圧力波チヤージヤーの後方に設けられた
スタート弁フラツプの前方で分岐している。
本発明の有利な実施態様によれば、調整装置は駆動ガス
調量装置又は調圧装置である。
さらに有利な実施態様によれば、ガス搬送ユニツトは、
排気管に設けられているベンチユリデイフユーザであ
る。このばあいベンチユリ管は走行するさいの風によつ
て与えられるエゼクタによつて補充されることもでき、
従つて少なくとも走行中はベンチユリデイフユーザの吸
気作用が強化される。
本発明の有利な別の実施態様によれば、浄化されたBB−
ガスはクランクケーシングから機関系の低圧−排気管内
へ戻される。このことにより、この個所の温度が、分留
プロセスにならない程に低下されるという利点がある。
著しく高い分離度のオイル分離器を設けることによつ
て、排気系から実際にオイルを含まないガスを排出する
ことができる。
さらに有利には、BB−ガスがクランクケーシングから、
機関のアイドリング運転時に弁潤滑部へ引出される。こ
こに設けられた逆止弁は、機関の負荷開始時に過給空気
がBB−ガスの導管内に流入することを阻止する。
実施例 図面において本願発明を理解する上で直接必要でない部
材は省略する。作業媒体の流れ方向が矢印で示されてい
る。種々の図面において同一部材には同一符号が付けら
れている。
第1図による機関1は、空気側で過給空気導管13を介
してガス動力学的な圧力波チヤージヤー10と接続され
ている。圧力波チヤージヤーは低圧側でフレツシユ空気
用の吸気管14を備えている。ガス動力学的な圧力波チ
ヤージヤー10の作用形式は、スイス国特許第4187
30号明細書において記載されている。機関排ガス12
が圧力波チヤージヤー10に達し、ここから機関排ガス
は、そのエネルギを引渡した後に排気管15を介して外
気へ排出される。圧力波チヤージヤー10とスタート弁
フラツプ19との間で駆動ガス導管16が分岐してい
る。駆動ガス導管内の過給空気導管13から受け取られ
る駆動ガスが、ガス搬送ユニツト、図示の実施例ではエ
ゼクタ20へ搬送され、かつクランクケーシング1a内
で負圧を生ぜしめるために使用される。クランクケーシ
ング1aから流出するBB−ガス2がオイル分離器4を通
りかつ浄化されたBB−ガス7としてエゼクタ20を介し
て、次いでBB−ガス/駆動ガス混合物7aとして排気管
15内へ達する。オイル分離器4において分離されたオ
イルは、オイル戻し路6を介して機関系1,1aに戻さ
れ、このことによつてオイル漏れは著しく減少される。
オイル戻し路内に設けられた安全弁3は、オイルが機関
1もしくはクランクケーシング1aからオイル分離器4
内へ逆流しないように配慮されている。機関1において
圧力低下された状態、とりわけ部分負荷のばあいに、ス
タート弁フラツプ19が接続され、従つてその前に作業
された圧力波チヤージヤー10によつて迅速に過給空気
導管13内に圧力低下が形成される。ここから出された
駆動ガス(16)は、機関1の部分負荷段階中にもエゼ
クタ20内で必要な吸込み作用を確実に調節するために
十分な大きさのエネルギを有している。この段階中、機
関1のためのフレツシユ空気供給はスタート弁バイパス
19aによつて得られる。
駆動ガス導管16内の調整装置8は、調整シグナル9に
よつて、クランクケーシング1a内の負圧の大きさが
規定の値を越えて強くならないようにする働きをする。
なぜならば、とりわけ全負荷のばあいに多量のオイルが
機関1から吸出されるという大きな危険がこの回路内に
存在するからである。
第2図は第1図とは別の実施例を示す回路である。第2
図においては、フレツシユ空気を吸込むばあい及び浄化
されたBB−ガス7を機関1の系内へ戻すばあいの切換可
能性について述べるだけである。さらにガス搬送ユニツ
ト5がエゼクタ20を必要とせずに、同様に良好なポン
プを利用することが示されている。吸気管14a内の空
気は空気フイルタ18を流過し、ろ過された空気が圧力
波チヤージヤー10内で機関排ガス12によつて機関1
のための過給空気(13)に圧縮される。駆動ガス(1
6)を含む浄化されたBB−ガス7は、すでに第1図で示
されたように、混合物7aとして排気管15内へ戻され
る。回路の設計に応じて、混合物は導管7bを介して空
気フイルタ18の前方の吸気管14a内へ、あるいは導
管7cを介して空気フイルタ18の後方の吸気管14b
内へ、あるいは導管7dを介して過給空気導管13内へ
戻される。BB−ガス2は機関1のアイドリング運転時に
弁潤滑部17に引込まれ、このばあい逆止弁3aは、機
関1の負荷開始時に過給空気(13)がBB−ガス2内へ
流れることを阻止する。
第3図は所属の調整装置を有するエゼクタ20の使用を
示す。このばあい、ここに示された駆動ガス調量装置8
aはガス動力学的な圧力波チヤージヤー10の過給空気
導管13からの駆動ガスによる負荷(第1図参照)に限
定されるものではないということを注意しておく。第3
図によれば、駆動ガスとして使用される作業ガス22は
蓄圧器21から取出される。作業ガス22としての機関
排ガスは、BB−ガスの汚れ及びコークス化を阻止するた
めに、ユニツト23内で冷却されかつ浄化される。もち
ろん駆動ガスはガス動力学的な圧力波チヤージヤーのポ
ケツトからも取出される。駆動ガス調量装置8aは、す
でに述べたように、作業ガス22もしくは駆動ガス量を
最低の必要量に限定するという働きをする。
浄化されたBB−ガス7がダイヤフラム室24内を流過し
かつ次いでエゼクタ20の吸込み接続部20a内に流入
する。ダイヤフラム25の位置がダイヤフラムの両側の
圧力差によつて調節され、このばあいばね26は自動的
に絞りの度合を制御し、この絞りによつて作業ガス22
は駆動ガス調量装置8a内に入ることになる。作業ガス
22が流入開口27を通つて駆動ガス調量装置8a内に
流入し、膨張室28を充てんし、次いで調整された出口
開口29から駆動ガス(16)として再び流出する。作
業ガス22の絞る量を少なくすればする程、調整された
作業ガス−以下に駆動ガス(16)として示す−の圧力
は高くなり、かつ駆動媒体接続部20bを流過する駆動
ガス(16)の量は多くなり、このことによりエゼクタ
20の高い吸込み能力が生ぜしめられる。エゼクタ20
の吸込み能力が高められると、クランクケーシング1a
内の負圧が上昇し、このばあいこの負圧は駆動ガス調量
装置8aによつて所定の値に保持される。混合物7aが
エゼクタ20の圧力接続部20cを流過し、次いで排気
管15内へ戻される。
ダイヤフラム25によつて操作されるニードル25aが
直接駆動媒体接続部20b内にも沈みかつその位置によ
つて、駆動ガス装入量を規定する駆動媒体接続部−入口
面あるいは駆動ノズル出口面を変化させる。クランクケ
ーシング1a内の負圧は調圧装置8bによつても制限さ
れる。駆動媒体接続部20b内の予め規定された負圧が
大きくなると、漏し弁30が開き、空気31が流入し、
このことによつてバランスが整えられる。
第4図に示されたエゼクタ20は、大体において吸込接
続部20a、駆動媒体接続部20b、圧力接続部20
c、駆動ノズル20d、混合管20e及びデイフユーザ
20fから成つている。駆動ガス(16)が駆動媒体接
続部20bを介してエゼクタ20内に達しかつ駆動ノズ
ル20d内で加速される。浄化されたBB−ガス7が吸込
み接続部20a内に流入する。混合管20e内で駆動ガ
ス(16)とBB−ガス7とが混合され、このばあいBB−
ガス7がパルス交換によつて加速される。デイフユーザ
20fは、ガス混合物7aの速度エネルギの圧力エネル
ギに変換する働きがある。
ほぼ200mmの全長と、至る所ほぼ50mmの高さを有す
るその質量が極めて取付け易くなつているエゼクタ20
は、任意の個所で組込まれる。エゼクタは自由にホース
に懸架することができ、あるいはクランプ又はクリツプ
によつて機関に固定される。このような位置によつて、
コスト及び圧力損失を減少するために導管を短くするこ
とができ、並びに有利に接近できる。駆動ガスを案内す
る導管は、7mmの最低の内径を下回るところはどこにも
なく、2バールの過給圧及び最高160℃の駆動ガス温
度に耐えうる。エゼクタ20の残りの結合部には、一般
的な自動車標準を越える要求はない。
第5図はポンプとしてデイフユーザ33を有するベンチ
ユリ管34を示し、該ベンチユリ管は排気管15に配置
されている。低圧ガスのエネルギは、排気管15内に負
圧を生ぜしめかつ浄化されたBB−ガス7をそこへ排気す
るために使用される。このような装置を使用するための
限界を、克服されなければならない排ガス背圧が形成す
る。この排ガス背圧は、直接ガス動力学的な圧力波チヤ
ージヤーにより、流速に応じてほぼ600〜800mmW
S.になる。さらにこのばあい特に高い分離度を有するで
あろうオイル分離器(第1図の符号4)において圧力損
失も生じる。それ故にベンチユリ管34は有利には、排
気管端部の直前に組込まれ、要するに排気背圧が実際に
外気圧と同じになる場所に組込まれる。接続されたデイ
フユーザ33内では、流出速度はゆつくりでありもしく
は圧力は取り戻される。
ベンチユリデイフユーザ35は構成的には、高い車両速
度のばあいに走行するさいの風32もベンチユリ管34
内の負圧を生ぜしめるために引入れられるようになつて
いる。それ故に、エゼクタ作用が付加的に駆動ガスとし
ての走行するさいの風32によつて得られる。このこと
により付加的に、ガス動力学的な圧力波チヤージヤーの
低圧掃気が改善される。
付加的にデイフユーザ33は、圧力戻しのための図示さ
れないストツパプレートを備えることもできる。
発明の効果 本発明によつて得られる利点は、機関内が圧力低下状態
であるばあいにスタート弁プラツプが閉鎖され、このこ
とによつてその前で空気側で分岐された駆動ガスが、ガ
ス動力学的な圧力波チヤージヤーの圧縮機から十分なエ
ネルギを得ることができることにある。たとえばエゼク
タであるガス搬送ユニツトが、全運転範囲にわたつて十
分に大きい駆動ガスエネルギによつて運転されるという
ことが保証され、このことによつてオイル分離器を介し
てクランクケーシング内に負圧を生ぜしめるという課題
が解決される。さらに浄化された媒体を流過させる、駆
動ガス導管内に設けられた調整装置によつて、ほとんど
のばあい、しかも全負荷のばあいにクランクケーシング
内の負圧を所定の値に維持することができ、このことに
よつて過給圧及び過給空気温度に関する損失が減少され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の第1実施例を示す回路図、
第2図は第2実施例を示す回路図、第3図は駆動ガス調
量装置、調圧装置及びエゼクタを有するBB−ガス搬送ユ
ニツトを示す回路図、第4図はガス搬送ユニツトの別の
実施例を示す図、第5図はガス搬送ユニツトのさらに別
の実施例を示す図である。 1……機関、1a……クランクケーシング、2……BB−
ガス、3……安全弁、3a……逆止弁、4……オイル分
離器、5……ガス搬送ユニツト、6……オイル戻し路、
7……浄化されたBB−ガス、7a……BB−ガス/駆動ガ
ス混合物、7b,7c,7d……導管、8……調整装
置、8a……駆動ガス調量装置、8b……調圧装置、9
……調整シグナル、10……圧力波チヤージヤー、12
……機関排ガス、13……過給空気導管、14.14
a.14b……吸気管、15……排気管、16……駆動
ガス導管、17……弁潤滑部、18……空気フイルタ、
19……スタート弁フラツプ、19a……弁バイパス、
20……エゼクタ、20a……吸込み接続部、20b…
…駆動媒体接続部、20c……圧力接続部、20d……
駆動ノズル、20e……混合管、20f……デイフユー
ザ、21……蓄圧器、22……作業ガス、23……ユニ
ツト、24……ダイヤフラム室、25……ダイヤフラ
ム、25a……ニードル、26……ばね、27……流入
開口、28……膨張室、29……出口開口、30……漏
し弁、31……空気、32……走行するさいの風、33
……デイフユーザ、34……ベンチユリ管、35……ベ
ンチユリデイフユーザ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクケーシング(1a)からの吹抜け
    ガスを駆動媒体によって駆動されるガス搬送ユニット
    (5)によって過給機関系へ戻す装置であって、前記ガ
    ス搬送ユニット(5)が調整装置(8)を介してクラン
    クケーシング(1a)に負圧を生ぜしめるようになって
    おり、ガス搬送ユニット(5)のための駆動媒体として
    過給空気が用いられている形式のものにおいて、内燃機
    関(1)がガス動力学的な圧力波チャーヂャー(10)
    によって過給されるようになっており、クランクケーシ
    ング(1a)に負圧を生ぜしめるための調整装置(8)
    が配置されている駆動媒体導管(16)が空気側でガス
    動力学的な圧力波チャーヂャー(10)の後ろでかつス
    タート弁フラップ(19)の前で分岐していることを特
    徴とする、吹抜けガスをクランクケーシングから過給機
    関系へ戻す装置。
  2. 【請求項2】すべての運転状態においてクランクケーシ
    ング(1a)内に50mbarよりも大きくない負圧が生ぜ
    しめられている、特許請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】駆動媒体導管(16)がガス動力学的な圧
    力波チャーヂャーのポケットの1つと接続されている、
    特許請求の範囲第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】ガス搬送装置がエゼクタ(20)である、
    特許請求の範囲第1項記載の装置。
  5. 【請求項5】エゼクタ(20)がプラスチックから成
    る、特許請求の範囲第4項記載の装置。
  6. 【請求項6】エゼクタ(20)が内燃機関系にホースに
    よって接続されている、特許請求の範囲第4項記載の装
    置。
  7. 【請求項7】クランクケーシング(1a)における負圧
    の程度が駆動ガス量調整装置(8a)によって調節可能
    であり、クランクケーシング(1a)における負圧を維
    持する駆動ガス量調整器(8a)が互いに協働するダイ
    ヤフラム室(24)と膨張室(28)とから成り、ダイ
    ヤフラム室(24)を機関(1)からの浄化されたガス
    (7)が流過し、膨張室(28)が駆動ガス(16)で
    負荷されており、ダイヤフラム室(24)が膨張室(2
    8)を通る駆動ガス(16)の圧力に関した絞りを誘発
    する手段(25,25a,26)を有している、特許請
    求の範囲第1項記載の装置。
  8. 【請求項8】クランクケーシング(1a)内の負圧の程
    度が調圧装置(8b)によって調節可能であり、クラン
    クケーシング(1a)における負圧を維持する調圧装置
    (8b)は、駆動ガス(16)が貫流するエゼクタ(2
    0)に、圧力に関連して空気を流入させる漏し弁(3
    0)から成っている、特許請求の範囲第1項記載の装
    置。
  9. 【請求項9】浄化されたガス(7)がクランクケーシン
    グ(1a)からガス動力学的な圧力波チャーヂャーの一
    個所で、生ぜしめられた負圧で戻される、特許請求の範
    囲第1項記載の装置。
  10. 【請求項10】クランクケーシングからの吹抜けガス
    (2)が内燃機関のアイドリング運転において弁潤滑に
    使用され、逆止弁(3a)が内燃機関の負荷開始時に、
    吹抜けガス(2)の導管内に過給空気(13)が流入す
    ることを阻止している、特許請求の範囲第1項記載の装
    置。
JP59238719A 1983-11-14 1984-11-14 吹抜けガスをクランクケーシングから過給機関系へ戻す装置 Expired - Lifetime JPH0658053B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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CH6106/83A CH664798A5 (de) 1983-11-14 1983-11-14 Vorrichtung zur rueckfuehrung der abblasemenge aus dem kurbelgehaeuse.
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