JPH0657964A - シート等の留め具 - Google Patents

シート等の留め具

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JPH0657964A
JPH0657964A JP24849092A JP24849092A JPH0657964A JP H0657964 A JPH0657964 A JP H0657964A JP 24849092 A JP24849092 A JP 24849092A JP 24849092 A JP24849092 A JP 24849092A JP H0657964 A JPH0657964 A JP H0657964A
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JP
Japan
Prior art keywords
slit
string
fastener
swell
sections
Prior art date
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Application number
JP24849092A
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English (en)
Inventor
Nobumi Iwadate
宜巳 岩楯
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 建設工事現場などで足場回りに張設する養生
のためのシートを保持枠または足場部材などに固定また
は結びつけるための紐様体であって従来のロープなどに
よるむ結びつけ作業に代えて単に両端部を掛合させる単
純作業で結びつけるようにする。 【構成】 樹脂の一体成形で作らる紐様体1であってそ
の一端には数珠状に膨隆部12を設け、他端にはその膨
隆部12をひっかけて係止する係止板14を設けてワン
タッチ作業でシートなどを柱に留めることができる留め
具10である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築現場などで使用さ
れる保護用または養生用のシートやネットをその保持柱
や工事用の足場の鉄パイプ等に複数か所で縛りつけ固定
する紐やロープでなる留め部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来建築現場などで使用する養生用シー
トまたはネット等はそれ専用に設けた柱や、多くの場合
工事用の足場として組まれる鉄パイプにロープを用いて
縛りつけている。その場合シート等はかなりの重量もあ
るので多くの箇所で固定する必要がある。その固定作業
は例えば ロープをシートに設けた孔を通してパイプに
結びつけることによって行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
行われてきた方法では以下に説明する問題があって、実
用上極めて不便であった。即ち、従来の方法による作業
は張設するシートの面積によってはかなり多くの箇所を
結びつける必要があり作業員にとっては時間のかかる重
労働となっていた。
【0004】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、従来のロープ結びつけ作業に替えて留め具をシー
トの所定の固定箇所に設けた孔を通してからワンタッチ
で柱等に固定出来る留め具を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、可撓性
のある合成樹脂で一体に成型される全体として長尺の紐
様体の一端を引っかけ部として膨隆部を複数かつ数珠状
に形成し、その他端部を係止部として板状に形成し前記
膨隆部を係留する収容部を設け、一旦収容部に膨隆部が
係留された場合には両端を引き離す方向に引っ張っても
容易には離脱しないようになっている。より詳細には、
前記板状の係止部は前記紐様体の長尺軸線に交差する方
向にスリットを設けその先端部に前記膨隆部が部分的に
嵌合または没入される収容部を設けた。またこの収容部
に代えてスリットの先端をさらに他端の端縁方向に折り
曲げて前記膨隆部の間の紐様体をそこまで導入するよう
にした。前記収容部またはスリットの折曲部の位置は前
記長尺軸線を間にしてスリットと反対側にあることが重
要である。
【0006】
【作用】上記のような構成により、作業員は留め具をま
ずシート等の孔部に通し、取りつけるべき柱に両端から
留め具を引き回して両端部を数珠状部がスリットの上に
来るように交差させ、次に膨隆部間の紐様体をスリット
に割り込ませて膨隆部を所定の位置に納める。この場
合、留め方をきつくしたい時は留め具の可撓性(弾性)
を利用してスリットに割り込ませる前に多少引っ張り伸
ばしてやれば良い
【0007】
【実施例】以下、本発明の構成をその実施例を示す図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本願発明の一実施例
を示す留め具10の斜視図である。この留め具は可撓性
を有する樹脂で一体に成形されるものであって、中央部
分の紐様体11の一端には球状の膨隆部12、12を複
数個数珠状に形成してなる係合部13である。またその
他端部は板状に形成された前記係合部13を係止する係
止板14である。
【0008】この係止板14には前記紐様体11の長尺
方向軸線と交差する方向にその側方からスリット15が
設けられて居る。その幅は前記紐様体の径よりわずかに
小さい寸法を有して居る。そしてそのスリットの先端に
は前記膨隆部が部分的に納まる程度の凹部または孔16
が設けられて居る。
【0009】前記凹部16は図2に示す係止板14の第
二実施例のようにスリット15に連設して係止板の外端
方向に折り曲げたスリット19にすることもできる。
【0010】図1の凹部16及びスリット19のいずれ
においても図2に示す紐様体11の長尺軸線L−Lを中
心にしてスリット15と反対側に位置している。この位
置にあることによってその部分に引張力が加わっても係
合脱落をかなり防止できる効果が期待できる。
【0011】図3は本発明の留め具10を用いて建設工
事現場での足場パイプ20にシート21を結びつけた状
態を示す。シート縁部に設けた孔22に留め具10を通
してパイプの左右を回して手前側で交差させ適当な位置
の膨隆部12の間の紐様体11をスリット15にくぐら
せて膨隆部を凹部16あるいはスリット19に収める。
図2では縦のパイプに留める例で示したが、水平に伸び
たパイプに留める場合でも同じであることはもちろんの
ことである。なおこの場合、シート等の風によるあおり
を小さくするためにパイプに対してしっかり結びつける
にはパイプの手前で留め具を強めに引っ張って可撓性を
利用しながら全体を伸ばし気味にして係合させると良
い。
【0012】なお膨隆部12は実施例では球状のものを
示したがこれはその形状を限定する意味ではなく係合部
16または19に係止されるものであればその形状を問
うものではない。更に複数個設けたのは結びつける相手
の径の大小に対応するためのものであることは言うまで
もない。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されてなるので
シートなどの保持枠に対する留め作業が本願発明による
留め具によると単に引き回しと引っかけ作業でのみ行え
るので数多い留め箇所を有する工事現場などの作業では
大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留め具の全体図である。
【図2】図1の係止部の他の態様を示す斜視図である。
【図3】留め具を使ってシートを柱に留めた状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 留め具 11 紐様体 12 膨隆部 13 係止部 14 係止板 15 スリット 20 パイプ 21 シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物等の工事現場において、金属パイプ
    または木材で組み立てられる工事用の足場の外側に張設
    される保護用のシート等を前記足場に一時的に固定する
    ための留め具であって、該留め具が合成樹脂で一体成型
    した長尺の紐様体からなると共に、該紐様体の一端が数
    珠状に複数の膨隆部からなる係合部をなしその他端は、
    前記紐様体が前記長尺方向と交差する方向から嵌入する
    スリット及びそのスリットと連通して設けられた前記膨
    隆部を部分的に嵌入する収容部を設けた板状の係止部を
    なすことを特徴とするシート等の留め具。
  2. 【請求項2】 前記収容部の中心点が前記紐様体の長尺
    軸線から、前記スリットと反対側に位置している請求項
    1の留め具。
  3. 【請求項3】 前記スリットの先端が前記長尺方向に沿
    いかつ紐様体の他端方向に折曲された部分を有すること
    を特徴とする請求項1の留め具。
  4. 【請求項4】 前記折曲部が長尺軸線に対して前記スリ
    ットと反対側に位置していることを特徴とする請求項3
    の留め具。
JP24849092A 1992-08-03 1992-08-03 シート等の留め具 Pending JPH0657964A (ja)

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JP24849092A JPH0657964A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 シート等の留め具

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JP24849092A JPH0657964A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 シート等の留め具

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Publication Number Publication Date
JPH0657964A true JPH0657964A (ja) 1994-03-01

Family

ID=17178942

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24849092A Pending JPH0657964A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 シート等の留め具

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JP (1) JPH0657964A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5598682A (en) * 1994-03-15 1997-02-04 Haughian Sales Ltd. Pipe retaining clip and method for installing radiant heat flooring

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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