JPH065786U - レーザ加工機における集塵カバー - Google Patents

レーザ加工機における集塵カバー

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JPH065786U
JPH065786U JP4346892U JP4346892U JPH065786U JP H065786 U JPH065786 U JP H065786U JP 4346892 U JP4346892 U JP 4346892U JP 4346892 U JP4346892 U JP 4346892U JP H065786 U JPH065786 U JP H065786U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防音、防塵を図ると共に、安全性の向上を図
る。 【構成】 ワークWにレーザビームLBを照射し切断加
工を行なう加工ヘッド11を備えたレーザ加工機1にし
て、前記加工ヘッド11の下方に設けられ移動自在な加
工テーブル5の移動範囲全域を覆う排気口39を備えた
集塵カバー15を設けてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レーザ加工機における集塵カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザ加工機における集塵装置としては、レーザ加工ヘッドの直下に吸 塵ダクトを設けて、集塵ボックスユニットにより吸塵する型式のものが採用され ているのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のレーザ加工機における集塵装置では、完全に吸塵す ることが困難で、集塵効率が悪く工場内に粉塵が飛散し、作業環境を悪化させ作 業者はマスクをしながら作業している。また、レーザ加工時に発生する高温のス パッタ等が飛散したり、騒音が発生し、危険性の増大と作業性が低下するという 問題があった。
【0004】 この考案の目的は、上記問題点を改善するために、防音、防塵を図ると共に安 全性の向上を図ったレーザ加工機における集塵カバーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、ワークにレーザビームを照射し切断 加工を行なう加工ヘッドを備えたレーザ加工機にして、前記加工ヘッドの下方に 設けられた移動自在な加工テーブルの移動範囲全域を覆う排気口を備えた集塵カ バーを設けてレーザ加工機における集塵カバーを構成した。
【0006】
【作用】
この考案のレーザ加工機における集塵カバーを採用することにより、移動自在 な加工テーブルの移動範囲全域を覆う集塵カバーを設け、このカバーの片端に設 けた排気口より吸塵するので、レーザ加工時に発生する粉塵は外部へ飛散するこ となく吸塵されるので、作業環境は良好な状態を保ち、且つ、レーザ加工時に発 生する火の粉は外部へ飛散しないので安全性が増大し、防音効果もでる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、レーザ加工 機については、既に公知の構成のものであるため詳細な図示と説明を省略する。
【0008】 図1を参照するに、レーザ加工機1における箱形状のベッド3が前後方向(以下 、X軸方向という。)に設置されている。このベッド3上には、加工テーブル5 が図示省略の駆動装置によりX軸方向へ移動自在に設けられていて、加工テーブ ル5上にはワークWが載置されている。
【0009】 前記ベッド3にまたがって門型形状のコラム7が立設されていて、このコラム 7の上部ビーム部材9には加工ヘッド11が垂下して取付けられており、この加 工ヘッド11は図1において図面に鉛直方向(以下、Y軸方向という。)へ図示 省略の駆動装置により移動自在に設けられている。なお、加工ヘッド11の下部 にはレーザビームLBを照射するためのノズル13が取付けられている。
【0010】 上記構成により、ワークWを載置した加工テーブル5をX軸方向へ移動させる と共に、コラム7の上部ビーム部材9に垂下して取付けた加工ヘッド11をY軸 方向へ移動させる。そして、加工ヘッド11の下部に取付けられたノズル13か ら図示省略のレーザ発振装置で発振されたレーザビームLBをワークWに照射し て切断加工が行なわれることになる。
【0011】 次に、この実施例の主要部である集塵カバーについて説明する。
【0012】 集塵カバー15は、前記レーザ加工機1のコラム7を挾んで前面側と後面側と に設けられ、それぞれほぼ相似形をなしている。集塵カバー15は、コラム7に 蝶番17F,17Rを介して係合された回動カバー19F,19Rが、回動自在 に設けられ、その形状は下方向が開口したコ字形状を成している。なお、回動カ バー19Fの上面には開閉自在な蓋21が設けられていて、この蓋21は加工ヘ ッド11を調整するときに開放して調整作業を行なうものである。
【0013】 前記回動カバー19F,19R内に密接状態で移動自在な主移動カバー23F ,23Rが装着され、この主移動カバー23F,23Rは前記ベッド3上を摺動 しながらX軸方向へ移動自在となり下方向が開口したコ字形状をなしている。こ の主移動カバー23F,23Rを駆動する駆動手段としては、前記ベッド3内に 設けた軸受25F,25Rに回転自在に支承された螺子部材27F,27Rが設 けられ、この螺子部材27F,27Rに螺合するナット部材29F,29Rが前 記主移動カバー23F,23Rより垂下したブラケット31F,31Rに固着さ れている。そして、前記ベッド3に設けられた駆動モータ33F,33Rが前記 螺子部材27F,27Rの片端に装着されている。
【0014】 上記構成により、駆動モータ33F,33Rを駆動せしめると、螺子部材27 F,27Rが回転し、ナット部材29F,29Rを介して主移動カバー23F, 23RはX軸方向へ移動されることになる。
【0015】 前記主移動カバー23F,23Rの内部に装着され、主移動カバー23F,2 3Rの移動に連合って移動する従移動カバー35F,35Rが設けられ、更に、 前記ベッド3の両端に従移動カバー35F,35Rが密接状態で覆われる固定カ バー37F,37Rが固着して設けられている。なお、固定カバー37F,37 Rの一方の適宜の場所に排気口39が設けられていて、この排気口39より導管 41を介して図示省略の集塵ボックスユニットに連結されている。
【0016】 上述したごとき構成により、その作用としては、レーザ加工機1にてレーザ切 断時は、図1に示されているように各カバー19F,19R;23F,23R; 35F,35R;37F,37Rは連結状態にあり集塵カバー15が形成されて いる。このため、内部は密封状態となり図示省略の集塵ボックスユニットの作動 により導管41を介して固定カバー37Rに設けた排気口39より集塵されるの で、レーザ加工時に発生する粉塵は工場内に舞い上ることなく、作業環境の向上 を図ることができる。また、加工テーブル5の移動範囲全域を集塵カバー15は 覆っているので、防音の効果があると共に、レーザ加工時に飛び散る火の粉等は 外部に飛び散ることなく安全面においても効果大である。
【0017】 更に、操作性については、現状はワークWを加工テーブル5にセットすれば、 ほとんど作業者は付いていないが、加工ヘッド11の調整時には、蓋21が開閉 自在に設けられているので問題なく、また、ワークWを搬出入する際は、主移動 カバー23F,23Rを移動させることにより開口部ができるので、搬出入を妨 げることなく、回動カバー19F,19Rも回動させることにより、より大きな 開口部ができる。なお、回動カバー19F,19Rは図示を省略したがモータあ るいはシリンダ等により自動的に回動されるよう構成されている。このため、操 作性を損うことはない。
【0018】 なお、この考案は、前述した実施例に限定されることなく、適宜な変更を行な うことにより、その他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例にては 集塵カバー15を4分割としたが、この数を限定するものでなく、また、型式を タケノコ型式でなくジャバラ型式とすることも可能である。更に、主移動カバー 23F,23Rの駆動系に螺子部材を用い前面側と後面側の主移動カバー23F ,23Rを別個に駆動しているが、螺子部材を1本で主移動カバー23Fと23 Rを同時に駆動することも可能である。なお更に、集塵カバー15は分割型でな く一体物でも可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この考案によれば、実用新 案登録請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、加工テーブルの移動範 囲全域を集塵カバーにて覆ってあるため、防音、防塵効果大であり、且つ、加工 時に発生する火の粉等が飛び散らないので安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の主要部である集塵カバーを備えたレ
ーザ加工機の側面図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 5 加工テーブル 11 加工ヘッド 15 集塵カバー 39 排気口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークにレーザビームを照射しレーザ加
    工を行なう加工ヘッドを備えたレーザ加工機にして、前
    記加工ヘッドの下方に設けられた移動自在な加工テーブ
    ルの移動範囲全域を覆う排気口を備えた集塵カバーを設
    けてなることを特徴とするレーザ加工機における集塵カ
    バー。
JP1992043468U 1992-06-23 1992-06-23 レーザ加工機における集塵カバー Expired - Fee Related JP2590388Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239391A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Amada Co Ltd レーザ加工システム及びこのレーザ加工システムを用いたレーザ加工方法
KR101358257B1 (ko) * 2013-10-30 2014-02-06 최종성 마스크프레임의 측면에 정보를 마킹하는 수직형 레이저 마킹장치

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JPH0422192U (ja) * 1990-06-19 1992-02-24

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