JPH0957438A - 熱切断加工機の集塵装置 - Google Patents
熱切断加工機の集塵装置Info
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- JPH0957438A JPH0957438A JP7242564A JP24256495A JPH0957438A JP H0957438 A JPH0957438 A JP H0957438A JP 7242564 A JP7242564 A JP 7242564A JP 24256495 A JP24256495 A JP 24256495A JP H0957438 A JPH0957438 A JP H0957438A
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 65
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- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵効率が良く、かつ、ワークの搬入出およ
びトーチの調整が容易なプラズマ、ガス、あるいはレー
ザ等の熱切断加工機の集塵装置を提供する。 【構成】 ワークを載せた本体テーブル上で熱切断加工
機のトーチを長手方向およびそれに直交する方向に移動
して加工するとともに、発生した塵を外部に集塵する熱
切断加工機の集塵装置において、熱切断加工機および本
体テーブルの上面全体を覆うとともに、本体テーブルの
長手方向に伸縮自在なスライドカバーを設け、このスラ
イドカバーは長手方向で少なくとも一端側が固定の片開
きであるとともに、ワーク交換時にトーチがスライドカ
バーの一端固定側に収納され、かつ、本体テーブル上部
および本体テーブル下部より塵を集塵配管で外部に集塵
することを特徴とする。
びトーチの調整が容易なプラズマ、ガス、あるいはレー
ザ等の熱切断加工機の集塵装置を提供する。 【構成】 ワークを載せた本体テーブル上で熱切断加工
機のトーチを長手方向およびそれに直交する方向に移動
して加工するとともに、発生した塵を外部に集塵する熱
切断加工機の集塵装置において、熱切断加工機および本
体テーブルの上面全体を覆うとともに、本体テーブルの
長手方向に伸縮自在なスライドカバーを設け、このスラ
イドカバーは長手方向で少なくとも一端側が固定の片開
きであるとともに、ワーク交換時にトーチがスライドカ
バーの一端固定側に収納され、かつ、本体テーブル上部
および本体テーブル下部より塵を集塵配管で外部に集塵
することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱切断加工機の集
塵装置に係わり、特には、プラズマ、ガス、あるいはレ
ーザ等の熱切断加工機の粉塵を発生させる産業用機械の
集塵装置に関する。
塵装置に係わり、特には、プラズマ、ガス、あるいはレ
ーザ等の熱切断加工機の粉塵を発生させる産業用機械の
集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプラズマ、ガス、あるいはレーザ
等の熱切断加工機では、ワーク(被切断材料)をテーブ
ル上に載せて固定しトーチをX−Y平面(長手方向のX
および長手方向に垂直方向のY)を移動させて加工する
もの、あるいは、トーチを固定しワークをX−Y平面移
動させて加工している。トーチを移動させる熱切断加工
機では、一般的にX方向の一端を加工原点とする基端部
とし、他端側は、ワーク、あるいはトーチ等を交換する
ときの待機点としている。上記の熱切断加工機では、加
工時に発生する有害なヒュームや排煙ガスは、テーブル
の下部より集塵し除去することが行われている。最近で
は、作業者に対する作業環境の改善を考慮して、実開平
5−13665号公報、および実開平6−5786号公
報の熱切断加工機の集塵装置が提案されている。
等の熱切断加工機では、ワーク(被切断材料)をテーブ
ル上に載せて固定しトーチをX−Y平面(長手方向のX
および長手方向に垂直方向のY)を移動させて加工する
もの、あるいは、トーチを固定しワークをX−Y平面移
動させて加工している。トーチを移動させる熱切断加工
機では、一般的にX方向の一端を加工原点とする基端部
とし、他端側は、ワーク、あるいはトーチ等を交換する
ときの待機点としている。上記の熱切断加工機では、加
工時に発生する有害なヒュームや排煙ガスは、テーブル
の下部より集塵し除去することが行われている。最近で
は、作業者に対する作業環境の改善を考慮して、実開平
5−13665号公報、および実開平6−5786号公
報の熱切断加工機の集塵装置が提案されている。
【0003】実開平5−13665号公報では、熱切断
加工機の加工部の周囲を覆うように保護カバーを設け、
この保護カバーの少なくとも上部側の内面を球面形状に
構成し、保護カバーの頂部に煙排出口を設けるととも
に、煙排出口に連通したダクトを工場の外に連通して設
け、熱切断加工時に生じた煙を煙排出口、ダクト、を介
して保護カバー内から工場の外へ排出するファンを設け
ている。実開平6−5786号公報では、ワークにレー
ザビームを照射してレーザ加工を行う加工ヘッドを備え
たレーザ加工機において、加工ヘッドの下方に設けられ
た移動自在な加工テーブルの移動範囲全域を覆う排気口
を備えた集塵カバーを設けている。この集塵カバーはレ
ーザ加工機のコラムを挟んで前面側と後面側とにそれぞ
れ設けられ、ほぼ相似形をしている。集塵カバーはコラ
ムに蝶番を介して係合された回動カバーが回転自在に設
けられその形状は下方向が開口したコ字形状を成してい
る。
加工機の加工部の周囲を覆うように保護カバーを設け、
この保護カバーの少なくとも上部側の内面を球面形状に
構成し、保護カバーの頂部に煙排出口を設けるととも
に、煙排出口に連通したダクトを工場の外に連通して設
け、熱切断加工時に生じた煙を煙排出口、ダクト、を介
して保護カバー内から工場の外へ排出するファンを設け
ている。実開平6−5786号公報では、ワークにレー
ザビームを照射してレーザ加工を行う加工ヘッドを備え
たレーザ加工機において、加工ヘッドの下方に設けられ
た移動自在な加工テーブルの移動範囲全域を覆う排気口
を備えた集塵カバーを設けている。この集塵カバーはレ
ーザ加工機のコラムを挟んで前面側と後面側とにそれぞ
れ設けられ、ほぼ相似形をしている。集塵カバーはコラ
ムに蝶番を介して係合された回動カバーが回転自在に設
けられその形状は下方向が開口したコ字形状を成してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラズ
マ、ガス、あるいはレーザ等の熱切断加工機のように多
量に粉塵を発生させる産業用機械においては、集塵は非
常に大切な装置であり、その粉塵の大部分は下部に放出
され集塵装置で吸塵されるが、他の一部は上部から工場
内に飛散し、作業環境を悪化させている。今までは、下
部から集塵する装置がほとんどであったが、前記の問題
を解消すべく、その改良装置が提案されている。しか
し、その装置の、実開平5−13665号公報では、保
護カバーの内面を球面形状にし、かつ、熱切断加工機か
ら所定間隔離間した状態で熱切断加工機全体を覆ってい
るため、保護カバーの内面の容積が非常に大きくなり、
その容積に応じた吸塵をおこなうには集塵装置が非常に
大型になるとともに、集塵効率が悪い。また、所定間隔
離間した状態で熱切断加工機全体を覆っているため、保
護カバーの大きな場積面積が必要となるという問題があ
る。実開平6−5786号公報では、レーザ加工機のコ
ラムを挟んで前面側と後面側とに集塵カバーをそれぞれ
設け、その集塵カバーはコラムに蝶番を介して係合され
た回動カバーが回転自在に設けられているため、ワーク
の搬入出およびトーチの調整時にいちいち集塵カバーを
回動して開閉しなければならず面倒である。また、シリ
ンダあるいはモータを装着して回動による開閉の作業の
容易化を図ることも考えられるが、この場合には、シリ
ンダあるいはモータをコラムに付設する必要があり、そ
の重量でコラムが変形しないようにするためにコラムが
大型になる。また、シリンダあるいはモータをコラムに
付設するためコラムの装置が複雑になるという問題があ
る。また、熱切断時に発生する騒音も、また作業環境を
悪くしているという問題がある。
マ、ガス、あるいはレーザ等の熱切断加工機のように多
量に粉塵を発生させる産業用機械においては、集塵は非
常に大切な装置であり、その粉塵の大部分は下部に放出
され集塵装置で吸塵されるが、他の一部は上部から工場
内に飛散し、作業環境を悪化させている。今までは、下
部から集塵する装置がほとんどであったが、前記の問題
を解消すべく、その改良装置が提案されている。しか
し、その装置の、実開平5−13665号公報では、保
護カバーの内面を球面形状にし、かつ、熱切断加工機か
ら所定間隔離間した状態で熱切断加工機全体を覆ってい
るため、保護カバーの内面の容積が非常に大きくなり、
その容積に応じた吸塵をおこなうには集塵装置が非常に
大型になるとともに、集塵効率が悪い。また、所定間隔
離間した状態で熱切断加工機全体を覆っているため、保
護カバーの大きな場積面積が必要となるという問題があ
る。実開平6−5786号公報では、レーザ加工機のコ
ラムを挟んで前面側と後面側とに集塵カバーをそれぞれ
設け、その集塵カバーはコラムに蝶番を介して係合され
た回動カバーが回転自在に設けられているため、ワーク
の搬入出およびトーチの調整時にいちいち集塵カバーを
回動して開閉しなければならず面倒である。また、シリ
ンダあるいはモータを装着して回動による開閉の作業の
容易化を図ることも考えられるが、この場合には、シリ
ンダあるいはモータをコラムに付設する必要があり、そ
の重量でコラムが変形しないようにするためにコラムが
大型になる。また、シリンダあるいはモータをコラムに
付設するためコラムの装置が複雑になるという問題があ
る。また、熱切断時に発生する騒音も、また作業環境を
悪くしているという問題がある。
【0005】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、熱切断加工機の集塵装置に係わり、特には、集
塵効率が良く、かつ、ワークの搬入出およびトーチの調
整が容易なプラズマ、ガス、あるいはレーザ等の熱切断
加工機の集塵装置を提供することを目的としている。
もので、熱切断加工機の集塵装置に係わり、特には、集
塵効率が良く、かつ、ワークの搬入出およびトーチの調
整が容易なプラズマ、ガス、あるいはレーザ等の熱切断
加工機の集塵装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る熱切断加工機の集塵装置では、ワー
クを載せた本体テーブル上で熱切断加工機のトーチを長
手方向およびそれに直交する方向に移動して加工すると
ともに、発生した塵を外部に集塵する熱切断加工機の集
塵装置において、熱切断加工機および本体テーブルの上
面全体を覆うとともに、本体テーブルの長手方向に伸縮
自在なスライドカバーを設け、このスライドカバーは長
手方向で少なくとも一端側が固定の片開きであるととも
に、ワーク交換時にトーチがスライドカバーの一端固定
側に収納され、かつ、本体テーブル上部および本体テー
ブル下部より塵を集塵配管で外部に集塵することを特徴
とする。また、スライドカバーは他端側に本体テーブル
に固定カバーを有する。また、トーチ交換時スライドカ
バーは本体テーブル上をトーチのある側と反対方向に移
動可能である。また、スライドカバーの固定カバーは開
閉扉を有する。また、スライドカバー内に空気送風用の
送風器を設けている。また、スライドカバーに透明窓を
設けている。
めに、本発明に係る熱切断加工機の集塵装置では、ワー
クを載せた本体テーブル上で熱切断加工機のトーチを長
手方向およびそれに直交する方向に移動して加工すると
ともに、発生した塵を外部に集塵する熱切断加工機の集
塵装置において、熱切断加工機および本体テーブルの上
面全体を覆うとともに、本体テーブルの長手方向に伸縮
自在なスライドカバーを設け、このスライドカバーは長
手方向で少なくとも一端側が固定の片開きであるととも
に、ワーク交換時にトーチがスライドカバーの一端固定
側に収納され、かつ、本体テーブル上部および本体テー
ブル下部より塵を集塵配管で外部に集塵することを特徴
とする。また、スライドカバーは他端側に本体テーブル
に固定カバーを有する。また、トーチ交換時スライドカ
バーは本体テーブル上をトーチのある側と反対方向に移
動可能である。また、スライドカバーの固定カバーは開
閉扉を有する。また、スライドカバー内に空気送風用の
送風器を設けている。また、スライドカバーに透明窓を
設けている。
【0007】
【作用】上記のような構成としたため、材料切断加工時
には、スライドカバー部は閉められた状態で加工するた
め、本体テーブル上部に発生する粉塵はスライドカバー
部により工場内部への排出が阻止されるとともに、スラ
イドカバー部によりダクト部材を通して粉塵を集塵して
いる。また、切断時の下方に噴出した粉塵を集塵してい
る。このとき、送風器は、スライドカバー部内に空気を
送風することにより、より効果的にスライドカバー部内
の粉塵を集塵機に送ることが出来る。また、スライドカ
バー部に透明窓が設けられているため、スライドカバー
部を移動しなくても熱切断加工機内の加工状況が良く見
える。ワークの搬入出時には、スライドカバー部および
トーチを左側の待機点側に移動させて置くことにより、
ワークの搬入出が容易に行える。また、トーチを調整す
るときには、トーチを右側の原点側に移動させ、スライ
ドカバー部を左側の待機点側に移動させることにより、
トーチの調整が容易に行える。このとき、固定カバーに
設けられた開閉扉を開閉することにより、さらに容易に
調整が容易に行える。
には、スライドカバー部は閉められた状態で加工するた
め、本体テーブル上部に発生する粉塵はスライドカバー
部により工場内部への排出が阻止されるとともに、スラ
イドカバー部によりダクト部材を通して粉塵を集塵して
いる。また、切断時の下方に噴出した粉塵を集塵してい
る。このとき、送風器は、スライドカバー部内に空気を
送風することにより、より効果的にスライドカバー部内
の粉塵を集塵機に送ることが出来る。また、スライドカ
バー部に透明窓が設けられているため、スライドカバー
部を移動しなくても熱切断加工機内の加工状況が良く見
える。ワークの搬入出時には、スライドカバー部および
トーチを左側の待機点側に移動させて置くことにより、
ワークの搬入出が容易に行える。また、トーチを調整す
るときには、トーチを右側の原点側に移動させ、スライ
ドカバー部を左側の待機点側に移動させることにより、
トーチの調整が容易に行える。このとき、固定カバーに
設けられた開閉扉を開閉することにより、さらに容易に
調整が容易に行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る熱切断加工機
の集塵装置の実施例について、図面を参照して詳述す
る。図1は熱切断加工機の集塵装置1の全体斜視図、図
2は全体構成正面図、図3は平面図、図4は右側側面図
(図2に示すV視)、図5は左側側面図(図2に示すW
視)である。図1において、熱切断加工装置1は、材料
を切断する熱切断加工機10と、熱切断加工機10が発
生する粉塵を捕捉する集塵装置20とから構成されてい
る。熱切断加工機10は、ワーク3(被切断材)を載せ
て固定する本体テーブル11と、本体テーブル11に沿
って長手方向(X方向)移動する門型のトーチキャリッ
ジ12を備えている。トーチキャリッジ12には、加工
用トーチ13(以下、トーチ13という)が設けられ、
トーチ13はトーチキャリッジ12の長手方向(本体テ
ーブル10の長手方向に対して垂直方向、Y方向)に移
動する。これにより、トーチ13は本体テーブル11の
長手方向のX方向と、本体テーブル11の長手方向に対
して垂直方向のY方向とに移動でき、トーチ13は任意
の位置に平面移動可能としている。また、トーチは図示
しないアクチュエータにより上下方向(Z方向)に移動
する。また、本実施例では、熱切断加工機10のトーチ
キャリッジ12は、本体テーブル11の一端側(図示の
右側)を加工原点およびトーチの調整用位置、また、他
端側(図示の左側)をワークの搬入出の待機点として設
定されている。
の集塵装置の実施例について、図面を参照して詳述す
る。図1は熱切断加工機の集塵装置1の全体斜視図、図
2は全体構成正面図、図3は平面図、図4は右側側面図
(図2に示すV視)、図5は左側側面図(図2に示すW
視)である。図1において、熱切断加工装置1は、材料
を切断する熱切断加工機10と、熱切断加工機10が発
生する粉塵を捕捉する集塵装置20とから構成されてい
る。熱切断加工機10は、ワーク3(被切断材)を載せ
て固定する本体テーブル11と、本体テーブル11に沿
って長手方向(X方向)移動する門型のトーチキャリッ
ジ12を備えている。トーチキャリッジ12には、加工
用トーチ13(以下、トーチ13という)が設けられ、
トーチ13はトーチキャリッジ12の長手方向(本体テ
ーブル10の長手方向に対して垂直方向、Y方向)に移
動する。これにより、トーチ13は本体テーブル11の
長手方向のX方向と、本体テーブル11の長手方向に対
して垂直方向のY方向とに移動でき、トーチ13は任意
の位置に平面移動可能としている。また、トーチは図示
しないアクチュエータにより上下方向(Z方向)に移動
する。また、本実施例では、熱切断加工機10のトーチ
キャリッジ12は、本体テーブル11の一端側(図示の
右側)を加工原点およびトーチの調整用位置、また、他
端側(図示の左側)をワークの搬入出の待機点として設
定されている。
【0009】集塵装置20は、熱切断加工機10を覆う
スライドカバー部21と、熱切断加工機10で発生する
粉塵を集塵機4に吸引するための熱切断加工機10と集
塵機4とを接続する集塵配管5から構成されている。ス
ライドカバー部21は、少なくとも長手方向の一端側で
固定の片開き式で構成されている。図2から図5におい
て、本実施例では、スライドカバー部21は、一端側
(図示の右側)で本体テーブル11に付設された固定カ
バー部22と、本体テーブル11および熱切断加工機1
0を覆う伸縮自在なスライド部30と、スライド部30
を保持し本体テーブル11の長手方向に移動させる転動
部40と、本体テーブル11の長手方向に配設され、転
動部40を支持するレール部50とから構成されてい
る。固定カバー部22は本体テーブル11から立設され
た固定カバー23と、固定カバー23の上下で、蝶番2
4により回動自在に開閉される扉25、26とから構成
されている。 扉25と26との間は排気用の空気が吸
入される空間(A部)が設けられている。また、固定カ
バー23には、スライドカバー部21内に空気を送風す
る空気送風用の送風器27が付設されている。
スライドカバー部21と、熱切断加工機10で発生する
粉塵を集塵機4に吸引するための熱切断加工機10と集
塵機4とを接続する集塵配管5から構成されている。ス
ライドカバー部21は、少なくとも長手方向の一端側で
固定の片開き式で構成されている。図2から図5におい
て、本実施例では、スライドカバー部21は、一端側
(図示の右側)で本体テーブル11に付設された固定カ
バー部22と、本体テーブル11および熱切断加工機1
0を覆う伸縮自在なスライド部30と、スライド部30
を保持し本体テーブル11の長手方向に移動させる転動
部40と、本体テーブル11の長手方向に配設され、転
動部40を支持するレール部50とから構成されてい
る。固定カバー部22は本体テーブル11から立設され
た固定カバー23と、固定カバー23の上下で、蝶番2
4により回動自在に開閉される扉25、26とから構成
されている。 扉25と26との間は排気用の空気が吸
入される空間(A部)が設けられている。また、固定カ
バー23には、スライドカバー部21内に空気を送風す
る空気送風用の送風器27が付設されている。
【0010】伸縮自在なスライド部30は、下方向が開
口されたコ字形状で、かつ、上部でヘ字形状で形成さ
れ、順次重ねられたカバー31a、31b、31c、・
・により構成されている。また、スライド部30は、他
端側(図示の左側)で本体テーブル11に付設された固
定カバー32(詳細は図1、図5に示す)が設けられて
いる。この固定カバー32には、蝶番33により回動自
在に開閉される左右に開閉自在な開閉扉34が設けられ
ている。また、カバー31a、31b、31c、・・、
固定カバー32、および、開閉扉34の所定の位置に
は、透明の、ガラス板、アクリル板等よりなる透明窓3
5が設けられている。また、固定カバー32には、集塵
機4に接続する集塵配管5aが付設されている。
口されたコ字形状で、かつ、上部でヘ字形状で形成さ
れ、順次重ねられたカバー31a、31b、31c、・
・により構成されている。また、スライド部30は、他
端側(図示の左側)で本体テーブル11に付設された固
定カバー32(詳細は図1、図5に示す)が設けられて
いる。この固定カバー32には、蝶番33により回動自
在に開閉される左右に開閉自在な開閉扉34が設けられ
ている。また、カバー31a、31b、31c、・・、
固定カバー32、および、開閉扉34の所定の位置に
は、透明の、ガラス板、アクリル板等よりなる透明窓3
5が設けられている。また、固定カバー32には、集塵
機4に接続する集塵配管5aが付設されている。
【0011】図6、図7は、スライド部30、転動部4
0およびレール部50の一例を示す図である。図6はス
ライド部30は側面図、図7は図6のU−U断面図を示
す。スライド部30には転動部40が、本体テーブル1
1の長手方向で、それぞれのカバー31a、31b、3
1c、・・の端部に付設されている。例えば、カバー3
1aには、一端に転動輪41aが、他端には転動輪41
bが、それぞれコ字形状の両方側の下端部で、かつ、カ
バー31aの外側に付設されている。カバー31aの内
方に配設されたカバー31bには、一端のカバー31b
に転動輪42aが、他端の外方には転動輪42bが、そ
れぞれコ字形状の下端部に付設されている。また、カバ
ー31bの内方に配設されたカバー31cには、一端の
カバー31cに転動輪43aが、他端の外方には転動輪
43bが、それぞれコ字形状の下端部に付設されてい
る。また、同様に、カバー31d、31eにも転動輪4
4、45が付設されている。また、カバー31が本体テ
ーブル11に沿って伸縮自在に移動するときに順次伸縮
して移動するように、カバー31aには、内側に係合部
材36aが付設されている。また、31bには一端で内
側に係合部材36aが、他端には外側に係合部材36b
が付設されている。同様に、カバー31c、31d、3
1eにも付設されている。それぞれのカバー31a、3
1b、31c、・・には、透明窓36が付設されてい
る。一番の内方には、固定カバー32が本体テーブル1
1に付設されている。
0およびレール部50の一例を示す図である。図6はス
ライド部30は側面図、図7は図6のU−U断面図を示
す。スライド部30には転動部40が、本体テーブル1
1の長手方向で、それぞれのカバー31a、31b、3
1c、・・の端部に付設されている。例えば、カバー3
1aには、一端に転動輪41aが、他端には転動輪41
bが、それぞれコ字形状の両方側の下端部で、かつ、カ
バー31aの外側に付設されている。カバー31aの内
方に配設されたカバー31bには、一端のカバー31b
に転動輪42aが、他端の外方には転動輪42bが、そ
れぞれコ字形状の下端部に付設されている。また、カバ
ー31bの内方に配設されたカバー31cには、一端の
カバー31cに転動輪43aが、他端の外方には転動輪
43bが、それぞれコ字形状の下端部に付設されてい
る。また、同様に、カバー31d、31eにも転動輪4
4、45が付設されている。また、カバー31が本体テ
ーブル11に沿って伸縮自在に移動するときに順次伸縮
して移動するように、カバー31aには、内側に係合部
材36aが付設されている。また、31bには一端で内
側に係合部材36aが、他端には外側に係合部材36b
が付設されている。同様に、カバー31c、31d、3
1eにも付設されている。それぞれのカバー31a、3
1b、31c、・・には、透明窓36が付設されてい
る。一番の内方には、固定カバー32が本体テーブル1
1に付設されている。
【0012】図8は転動部40およびレール部50を示
す。転動部40は溝付きの転動体41と、転動体41の
内方に配設されている軸受42と、軸受42を介して転
動体41を支持し、かつ、それぞれのカバー31a、3
1b、31c、・・に固設されている軸43とから構成
されている。レール部50は、本体テーブル11に付設
されたブラケット51と、ブラケット51に付設された
レール52とから構成されている。円形形状のレール5
2は内側レール52aと外側レール52bとがブラケッ
ト51に付設されている。なお、ブラケット51は地面
から立設しても良い。集塵機4は集塵配管5から分岐さ
れた集塵配管5aを介して、固定カバー32に接続して
いる。また、一方の分岐された集塵配管5bを介して本
体テーブル11の下方に図示しない集塵箱5d(図4に
示す)に接続されている。
す。転動部40は溝付きの転動体41と、転動体41の
内方に配設されている軸受42と、軸受42を介して転
動体41を支持し、かつ、それぞれのカバー31a、3
1b、31c、・・に固設されている軸43とから構成
されている。レール部50は、本体テーブル11に付設
されたブラケット51と、ブラケット51に付設された
レール52とから構成されている。円形形状のレール5
2は内側レール52aと外側レール52bとがブラケッ
ト51に付設されている。なお、ブラケット51は地面
から立設しても良い。集塵機4は集塵配管5から分岐さ
れた集塵配管5aを介して、固定カバー32に接続して
いる。また、一方の分岐された集塵配管5bを介して本
体テーブル11の下方に図示しない集塵箱5d(図4に
示す)に接続されている。
【0013】上記構成において、次に作動について説明
する。熱切断加工機10が材料切断加工を行なうときに
は、固定カバー部22とスライド部30とは重さねら
れ、スライドカバー部21は閉められた状態でトーチ1
3をX−Y方向に移動させて加工する。このとき、集塵
機4の図示しないファンは回転し、材料切断加工時に発
生する粉塵を集塵配管5から分岐された集塵配管5aを
介して、スライドカバー部21内の粉塵を集塵してい
る。また、一方の分岐された集塵配管5bを介して切断
時の下方に噴出した粉塵を集塵している。このとき、固
定カバー23に取着された送風器27は、スライドカバ
ー部21内に空気を送風することにより、より効果的に
スライドカバー部21内の粉塵を集塵機4に送ることが
出来る。また、このとき、扉25と26との間は空間
(A部)により、排気用の空気が吸入されるのを調整す
るようにしても良い。また、透明窓35が設けられてい
るため、スライドカバー部21を移動しなくても熱切断
加工機10による材料切断加工の状況が良く見え、加工
状況の確認が容易にできる。
する。熱切断加工機10が材料切断加工を行なうときに
は、固定カバー部22とスライド部30とは重さねら
れ、スライドカバー部21は閉められた状態でトーチ1
3をX−Y方向に移動させて加工する。このとき、集塵
機4の図示しないファンは回転し、材料切断加工時に発
生する粉塵を集塵配管5から分岐された集塵配管5aを
介して、スライドカバー部21内の粉塵を集塵してい
る。また、一方の分岐された集塵配管5bを介して切断
時の下方に噴出した粉塵を集塵している。このとき、固
定カバー23に取着された送風器27は、スライドカバ
ー部21内に空気を送風することにより、より効果的に
スライドカバー部21内の粉塵を集塵機4に送ることが
出来る。また、このとき、扉25と26との間は空間
(A部)により、排気用の空気が吸入されるのを調整す
るようにしても良い。また、透明窓35が設けられてい
るため、スライドカバー部21を移動しなくても熱切断
加工機10による材料切断加工の状況が良く見え、加工
状況の確認が容易にできる。
【0014】次に、ワークの搬入出時には、スライドカ
バー部21およびトーチ12を左側の待機点側に移動さ
せて置くことにより、ワークの搬入出が容易に行える。
また、トーチ12を調整するときには、トーチ12を左
側の待機点側に移動させて置き、さらに、スライドカバ
ー部21を右側の原点側に移動させることにより、トー
チ12付近に邪魔になるものがなくなり、調整が容易に
行える。また、このとき、固定カバー32に設けられた
開閉扉34を左右に開閉することにより、さらに容易に
調整が容易に行える。また、スライド部30は、転動体
41と円形のレール52とにより回転自在に支持されて
いるため、軽い力で開閉できる。なお、本実施例におい
ては固定カバー部22を有しているが、この部分を取り
除いた構成としても良い。
バー部21およびトーチ12を左側の待機点側に移動さ
せて置くことにより、ワークの搬入出が容易に行える。
また、トーチ12を調整するときには、トーチ12を左
側の待機点側に移動させて置き、さらに、スライドカバ
ー部21を右側の原点側に移動させることにより、トー
チ12付近に邪魔になるものがなくなり、調整が容易に
行える。また、このとき、固定カバー32に設けられた
開閉扉34を左右に開閉することにより、さらに容易に
調整が容易に行える。また、スライド部30は、転動体
41と円形のレール52とにより回転自在に支持されて
いるため、軽い力で開閉できる。なお、本実施例におい
ては固定カバー部22を有しているが、この部分を取り
除いた構成としても良い。
【0015】次に、集塵装置20の第2実施例につい
て、図9の側面図で説明する。なお、同一部材には同一
符号を付して説明は省略する。スライドカバー部51
は、少なくとも長手方向の一端側で固定の片開き式で構
成されている。第2実施例では、スライドカバー部51
は、一端側(図示の左側)で本体テーブル11に付設さ
れた固定カバー部52と、本体テーブル11および熱切
断加工機10を覆う伸縮自在なスライド部60と、スラ
イド部60を保持し本体テーブル11の長手方向に移動
させる転動部40と、本体テーブル11の長手方向に配
設され、転動部40を支持するレール部50とから構成
されている。
て、図9の側面図で説明する。なお、同一部材には同一
符号を付して説明は省略する。スライドカバー部51
は、少なくとも長手方向の一端側で固定の片開き式で構
成されている。第2実施例では、スライドカバー部51
は、一端側(図示の左側)で本体テーブル11に付設さ
れた固定カバー部52と、本体テーブル11および熱切
断加工機10を覆う伸縮自在なスライド部60と、スラ
イド部60を保持し本体テーブル11の長手方向に移動
させる転動部40と、本体テーブル11の長手方向に配
設され、転動部40を支持するレール部50とから構成
されている。
【0016】固定カバー部52は本体テーブル11から
立設された固定カバー53と、固定カバー53には、図
5と同様に、蝶番33により回動自在に開閉される左右
に開閉自在な開閉扉34が設けられている。また、固定
カバー53には、集塵機4に接続する集塵配管5aが付
設されている。また、伸縮自在なスライド部60は、下
方向が開口されたコ字形状で、かつ、上部でヘ字形状で
形成され、順次重ねられたカバー31a、31b、31
c、・・により構成されている。また、カバー31a、
31b、31c、・・、固定カバー52、および、開閉
扉34の所定の位置には、透明の、ガラス板、アクリル
板等よりなる透明窓35が設けられている。それぞれの
カバー31a、31b、31c、・・には、透明窓36
が付設されている。
立設された固定カバー53と、固定カバー53には、図
5と同様に、蝶番33により回動自在に開閉される左右
に開閉自在な開閉扉34が設けられている。また、固定
カバー53には、集塵機4に接続する集塵配管5aが付
設されている。また、伸縮自在なスライド部60は、下
方向が開口されたコ字形状で、かつ、上部でヘ字形状で
形成され、順次重ねられたカバー31a、31b、31
c、・・により構成されている。また、カバー31a、
31b、31c、・・、固定カバー52、および、開閉
扉34の所定の位置には、透明の、ガラス板、アクリル
板等よりなる透明窓35が設けられている。それぞれの
カバー31a、31b、31c、・・には、透明窓36
が付設されている。
【0017】上記構成において、次に作動について説明
する。熱切断加工機10が材料切断加工を行なうとき
は、第1実施例と同じため、説明は省略する。次に、ワ
ークの搬入出時には、トーチ13を左側の待機点側に移
動させて置き、スライド部60は右側の原点側に置くこ
とにより、ワークの搬入出が容易に行える。また、トー
チ13を調整するときには、トーチ13を左側の待機点
側に移動させて置き、さらに、スライドカバー部31を
右側の原点側に移動させることにより、トーチ13付近
に邪魔になるものがなくなり、調整が容易に行える。ま
た、このとき、固定カバー53に設けられた開閉扉34
を左右に開閉することにより、さらに容易に調整が容易
に行える。
する。熱切断加工機10が材料切断加工を行なうとき
は、第1実施例と同じため、説明は省略する。次に、ワ
ークの搬入出時には、トーチ13を左側の待機点側に移
動させて置き、スライド部60は右側の原点側に置くこ
とにより、ワークの搬入出が容易に行える。また、トー
チ13を調整するときには、トーチ13を左側の待機点
側に移動させて置き、さらに、スライドカバー部31を
右側の原点側に移動させることにより、トーチ13付近
に邪魔になるものがなくなり、調整が容易に行える。ま
た、このとき、固定カバー53に設けられた開閉扉34
を左右に開閉することにより、さらに容易に調整が容易
に行える。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のようにしたため、材料切
断加工時には、スライドカバー部が閉められた状態で加
工できるため、本体テーブル上部に発生する粉塵はスラ
イドカバー部により工場内部への排出が阻止されるの
で、粉塵および騒音からの作業環境が改善される。送風
器がスライドカバー部内に空気を送風することにより、
本体テーブル上部のみならず本体テーブル下部での粉塵
の排出が促進され集塵効率が向上する。また、作業者は
透明窓より容易に熱切断加工機内の加工状況が良く見え
るため、異常加工の検出が容易にできる。また、ワーク
の搬入出時には、スライドカバー部およびトーチを左側
の待機点側に移動させることによりワークの搬入出が容
易に行える。また、トーチを調整するときには、トーチ
を右側の原点側に移動させ、スライドカバー部を左側の
待機点側に移動させることにより、トーチの調整が容易
に行える。さらに、固定カバーに設けられた開閉扉を開
閉することにより、さらに調整が容易に行える。また、
スライドカバー部は転動体を用いているため容易に開閉
できる。
断加工時には、スライドカバー部が閉められた状態で加
工できるため、本体テーブル上部に発生する粉塵はスラ
イドカバー部により工場内部への排出が阻止されるの
で、粉塵および騒音からの作業環境が改善される。送風
器がスライドカバー部内に空気を送風することにより、
本体テーブル上部のみならず本体テーブル下部での粉塵
の排出が促進され集塵効率が向上する。また、作業者は
透明窓より容易に熱切断加工機内の加工状況が良く見え
るため、異常加工の検出が容易にできる。また、ワーク
の搬入出時には、スライドカバー部およびトーチを左側
の待機点側に移動させることによりワークの搬入出が容
易に行える。また、トーチを調整するときには、トーチ
を右側の原点側に移動させ、スライドカバー部を左側の
待機点側に移動させることにより、トーチの調整が容易
に行える。さらに、固定カバーに設けられた開閉扉を開
閉することにより、さらに調整が容易に行える。また、
スライドカバー部は転動体を用いているため容易に開閉
できる。
【図1】本発明の熱切断加工装置の全体斜視図である。
【図2】本発明の熱切断加工装置の全体構成正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の熱切断加工装置の平面図である。
【図4】本発明の熱切断加工装置の右側側面図である。
【図5】本発明の熱切断加工機の左側側面図である。
【図6】本発明のスライド部の側面図である。
【図7】図6のU−U断面図である。
【図8】転動部40およびレール部50を示す図であ
る。
る。
【図9】本発明の熱切断加工装置の他の実施例の全体構
成正面図である。
成正面図である。
1…熱切断加工装置、4…集塵機、10…熱切断加工
機、11…本体テーブル、12…トーチキャリッジ、1
3…加工用トーチ、20…集塵装置、21…スライドカ
バー部、22…固定カバー部、23…固定カバー、27
…送風器、30…スライド部、31a、31b…カバ
ー、34…開閉扉、40…転動部、50…レール部
機、11…本体テーブル、12…トーチキャリッジ、1
3…加工用トーチ、20…集塵装置、21…スライドカ
バー部、22…固定カバー部、23…固定カバー、27
…送風器、30…スライド部、31a、31b…カバ
ー、34…開閉扉、40…転動部、50…レール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 洋三 石川県小松市符津町ツ23 コマツ産機株式 会社粟津工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 ワークを載せた本体テーブル上で熱切断
加工機のトーチを長手方向およびそれに直交する方向に
移動して加工するとともに、発生した塵を外部に集塵す
る熱切断加工機の集塵装置において、熱切断加工機およ
び本体テーブルの上面全体を覆うとともに、本体テーブ
ルの長手方向に伸縮自在なスライドカバーを設け、この
スライドカバーは長手方向で少なくとも一端側が固定の
片開きであるとともに、ワーク交換時にトーチがスライ
ドカバーの一端固定側に収納され、かつ、本体テーブル
上部および本体テーブル下部より塵を集塵配管で外部に
集塵することを特徴とする熱切断加工機の集塵装置。 - 【請求項2】 請求項1の熱切断加工機の集塵装置にお
いて、スライドカバーは他端側に本体テーブルに固定カ
バーを有することを特徴とする熱切断加工機の集塵装
置。 - 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2の熱切断加工
機の集塵装置において、トーチ交換時にスライドカバー
は本体テーブル上をトーチのある側と反対方向に移動可
能であることを特徴とする熱切断加工機の集塵装置。 - 【請求項4】 請求項2あるいは請求項3の熱切断加工
機の集塵装置において、スライドカバーの固定カバーは
開閉扉を有することを特徴とする熱切断加工機の集塵装
置。 - 【請求項5】 スライドカバー内に空気送風用の送風器
を設ける請求項1あるいは請求項5のいずれかの熱切断
加工機の集塵装置。 - 【請求項6】 スライドカバーに透明窓を設ける請求項
1あるいは請求項6のいずれかの熱切断加工機の集塵装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242564A JPH0957438A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 熱切断加工機の集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242564A JPH0957438A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 熱切断加工機の集塵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0957438A true JPH0957438A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17090965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7242564A Pending JPH0957438A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 熱切断加工機の集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0957438A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2022201528A1 (ja) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7242564A patent/JPH0957438A/ja active Pending
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050228 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050623 |