JPH065783U - レーザ加工機におけるワーク支持装置 - Google Patents

レーザ加工機におけるワーク支持装置

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Publication number
JPH065783U
JPH065783U JP4346992U JP4346992U JPH065783U JP H065783 U JPH065783 U JP H065783U JP 4346992 U JP4346992 U JP 4346992U JP 4346992 U JP4346992 U JP 4346992U JP H065783 U JPH065783 U JP H065783U
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JP
Japan
Prior art keywords
work
laser processing
processing machine
work supporting
rotating body
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Pending
Application number
JP4346992U
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English (en)
Inventor
宏 小野寺
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
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Publication of JPH065783U publication Critical patent/JPH065783U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ加工中に発生するスパッタの跳返りを
なくして製品品質の向上を図る。 【構成】 レーザ加工機1において、ワークを支持する
加工テーブル7上に載置されるワーク支持部9に回転体
33を回転自在に備えたワーク支持装置11を設けてな
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レーザ加工機におけるワークテーブル上に載置されるワーク支持 部に設けたワーク支持装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザ加工機において、ワークを支持するワークテーブル上に載置され るパレット内に、レーザ加工後に製品を残しておくため、その支持部材として、 例えば、銅製の金網,エキスパンドメタルあるいは格子状スキッド等が採用され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のレーザ加工機におけるパレット内に設けられた支持 部材は、この支持部材上に載置したワークにレーザ加工を施すと、加工中のスパ ッタが跳返りワーク裏面に付着したり、支持部材に付着したりするため、製品を 悪化させる可能性があるという問題があった。
【0004】 この考案の目的は、上記問題点を改善するために、レーザ加工中に発生するス パッタの跳返りをなくして製品品質の向上を図ったレーザ加工機におけるワーク 支持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、レーザ加工機において、ワークを支 持するワークテーブル上に載置されるワーク支持部に回転体を回転自在に備えた ワーク支持装置を設けてレーザ加工機におけるワーク支持装置を構成した。
【0006】
【作用】
この考案のレーザ加工機におけるワーク支持装置を採用することにより、ワー クテーブル上に載置されたワーク支持部に設けたワーク支持装置には、回転体が 装着されて構成してあるため、レーザ加工時にアシストガス等の噴射により回転 体は回転することにより、レーザ加工時に発生するスパッタ等が回転体に付着す ることなく、スパッタの跳ね返りをなくした。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、レーザ加工 機については、既に公知の構成のものであるため、全体的構成については概略的 に説明する。
【0008】 図4を参照するに、レーザ加工機1における箱形状のベッド3が前後方向(以 下、X軸方向という。)に設置されている。このベッド3上には、スライドテー ブル5が駆動装置(図示省略)によりX軸方向へ移動自在に設けられている。こ のスライドテーブル5上にはワークを載置して位置決め固定する加工テーブル7 が設けられ、この加工テーブル7内にはワークを支持するワーク支持部9である 例えばパレットが装着され、ワーク支持部9であるパレット内にはワーク支持装 置11が設けられている。
【0009】 前記ベッド3にまたがって門型形状のコラム13が立設されている。このコラ ム13の上部ビーム部材15には加工ヘッド17が垂下して取付けられており、 この加工ヘッド17は左右方向(以下、Y軸方向という。)へ図示省略の駆動装 置により移動自在に設けられている。加工ヘッド17の下部にはレーザビームL Bを照射するためのノズル19が取付けられている。そして、前記コラム13の 右側上部にはレーザ加工機1を制御するNC装置21が設けられている。
【0010】 また、加工ヘッド17におけるノズル19の直下の加工テーブル7内には、Y 軸方向へ延伸した矩形形状の吸塵ダクト23が設けられており、この吸塵ダクト 23におけるほぼ中央部の後部にはダクト25の一端が連結されている。このダ クト25の他端が前記ベッド3の後部に接続された集塵ボックスユニット27に 連結されている。
【0011】 上記構成により、ワークを、ワーク支持装置11を備えたワーク支持部9上に 載置し、このワーク支持部9を位置決め固定した加工テーブル7をNC装置21 によりスライドテーブル5を介してX軸方向へ移動させると共に、コラム13の 上部ビーム部材15に垂下して取付けた加工ヘッド17をNC装置21によりY 軸方向へ移動させる。そして、加工ヘッド17の下部に取付けられたノズル19 から、図示省略のレーザ発振器で発振されたレーザビームLBをワークに照射し て切断加工が行なわれることになる。
【0012】 次に、この実施例の主要部であるワーク支持装置11について、更に詳細に説 明する。
【0013】 図1および図2を参照するに、ワーク支持装置11は、枠体29内に複数本の 丸棒31を溶接等により格子状に組合せて構成され、前記丸棒31には例えば銅 パイプ等の短材である回転体33が回転自在に装着されている。
【0014】 上記構成により、その作用としては、図3を参照するに、例えば剣山形式のワ ーク支持部9であるパレット上にワーク支持装置11が載置されていて、このワ ーク支持部9であるパレット上にワークWが乗っている。
【0015】 この状態でワークWにレーザ加工が行なわれるが、加工ヘッド17の先端に設 けたノズル19よりレーザビームLBがワークWの面に照射されると、切断と同 時にスパッタ等が発生するが、レーザビームLBと共にアシストガスも噴射され て加工されるので、このアシストガスによりワーク支持装置11に挿着された回 転体33は回転してスパッタを下方向へ導く。
【0016】 このため、加工中に発生するスパッタはワーク支持装置11に当っても、回転 体33の回転によりワーク支持装置11に付着することがなくなり、スパッタが 跳ね返って製品あるいはワーク支持装置11に付着しないので製品を悪化させる ことなく、製品品質の向上を図ることができる。
【0017】 なお、この考案は、前述した実施例に限定されることなく、適宜な変更を行な うことにより、その他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例では、 ワーク支持装置11に銅パイプの短材を用いて回転体33を挿着して構成したが 、ビーズ状の回転体を採用することも可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この考案によれば、実用新 案登録請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、ワークを載置支持する ワーク支持部に設けたワーク支持装置に回転体を装着したため、レーザ加工時に 発生するスパッタが回転体に当っても下へ落ち、ワークあるいはワーク支持装置 に付着しないので、製品を悪化させることなく、製品品質の向上を図ることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の主要部を示し、ワーク支持装置の平
面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った拡大断面図であ
る。
【図3】ワーク支持装置の作用説明図である。
【図4】この考案を実施する一実施例のレーザ加工機の
全体的構成を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 7 加工テーブル(ワークテーブル) 9 ワーク支持部 11 ワーク支持装置 33 回転体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工機において、ワークを支持す
    るワークテーブル上に載置されるワーク支持部に回転体
    を回転自在に備えたワーク支持装置を設けてなることを
    特徴とするレーザ加工機におけるワーク支持装置。
JP4346992U 1992-06-23 1992-06-23 レーザ加工機におけるワーク支持装置 Pending JPH065783U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346992U JPH065783U (ja) 1992-06-23 1992-06-23 レーザ加工機におけるワーク支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346992U JPH065783U (ja) 1992-06-23 1992-06-23 レーザ加工機におけるワーク支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065783U true JPH065783U (ja) 1994-01-25

Family

ID=12664582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4346992U Pending JPH065783U (ja) 1992-06-23 1992-06-23 レーザ加工機におけるワーク支持装置

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