JP2681497B2 - アーク加工装置及び方法 - Google Patents

アーク加工装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,非消耗電極と被加工物間にアークを発生さ
せて被加工物同士を加工するアーク加工装置及びアーク
加工方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に箔といわれる厚さが10μm〜100μm程度の極
薄い金属板をホース状或いは袋状に加工する場合には,
第3図に示すように切断後に被加工物である2枚の箔1,
1′同士の縁を重ね合わせて裏当板2の配設された受台
3上に載置し,押さえ板4,4′にて被加工物をクランプ
し,タングステン材料等からなる陰極棒のような非消耗
電極を備えたプラズマトーチ5を走行させて該プラズマ
トーチから出るプラズマアークのようなアークにより溶
接し,溶接終了後箔1,1′を移動させ、再び押さえ板4,
4′にて箔をクランプして溶接する方法が一般的であっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし,従来のアーク加工装置及びアーク加工方法に
あっては,2枚の箔1,1′を重ねて溶接するため必要とさ
れる寸法の他に,箔1,1′を押さえるための押さえ代と
もいうべき部分がどうしても残ってしまうため,箔1,
1′に第4図に示すような不必要な部分が残ってしまい
外観上も好ましくないという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は以上の欠点を除去するために,被加工物を押
さえ板で押さえながら,非消耗電極と被加工物間にアー
クを発生させて被加工物同士を加工するアーク加工装置
において,上記被加工物同士を溶接しながら,略同時に
該被加工物の溶接個所直近を切断する溶接・切断同時加
工条件とした複数のトーチを一定の位置関係に配列して
駆動することを特徴とするアーク加工装置,被加工物を
押さえ板で押さえながら,非消耗電極と被加工物間にア
ークを発生させて被加工物同士を加工するアーク加工方
法において,一定の位置関係で配列された複数のトーチ
を同一の溶接・切断同時加工条件で駆動することによ
り,被加工物をホース状に加工することを特徴とするア
ーク加工方法,及び溶接・切断同時加工条件に定めた第
1のトーチと切断専用条件に定めた第2のトーチとを駆
動させることにより,ホース状の被加工物を袋状に加工
することを特徴とするアーク加工方法を提供するもので
ある。
〔作用〕
このようなアーク加工装置及び方法によれば,被加工
物を溶接しながら,略同時に被加工物の溶接個所直近を
切断し,不必要な部分を全て除去して,被加工物を外観
上好ましいホース状及び袋状に簡単に加工することがで
きる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を説明するための図であ
る。第1図に示すように,被加工物である2枚の箔1,
1′を重ね合わせて裏当板2の配設された受台3上に載
置し,押さえ板4,4′により箔1,1′をクランプする。裏
当板2の中心部にセットされた第1のトーチ5及び第2
のトーチ5′は,同一駆動源で同時に移動する。ここ
で,箔とは,厚さが10μm〜100μm程度の極薄い金属
板,或いは細かいメッシュをもつ金属網をいう。この押
さえ板4,4′の押さえ幅は,押さえ板4,4′による放熱効
果を向上させて良好な加工結果を得るために,トーチの
先端部にあるノズル,例えば0.10〜0.50mmというような
極小径のノズルより出るアーク柱の干渉しない限界まで
近づけるものとし,ここでは押さえ板4,4′は夫々裏当
板2の中心から0.8mmに位置し,押さえ幅は1.6mmとす
る。押さえ板4,4′の表面には絶縁コーティングが施さ
れており,エア圧によりクランプされる。このように設
定された2枚の箔1,1′は,溶接・切断同時加工条件
(好ましい範囲は,ガス圧1〜5kg/cm2,加工電流1〜5
A,加工速度250〜3,000mm/分)の下に,トーチ5,5′の進
行方向に沿って,溶接と切断の同時加工が可能になる。
従って,第1図に示すように第1のトーチ5と第2のト
ーチ5′とを必要な幅の位置にセットし,2枚の箔1,1′
をクランプして,同一の溶接・切断同時加工条件の下で
トーチ5,5′を走行させれば,溶接・切断同時加工によ
り,簡単に箔1,1′をホース状に加工することができ
る。
第2図は本発明の他の一実施例を説明するための図で
ある。第1図で説明したようにしてホース状に加工され
た箔1,1′を第2図に示すように横方向から受台3上に
載せ位置決めストッパ6で必要寸法を定め押さえ板4,
4′でクランプする。トーチは第1のトーチ5,第2のト
ーチ5′共,箔1,1′に対し垂直線上に位置させ,第1
のトーチ5は溶接・切断同時加工条件に定め,第2のト
ーチ5′は切断専用条件(溶接・切断同時加工条件より
もガス圧を上昇させる)に定める。先ず,第1のトーチ
5を前後方向に走行させて,溶接・切断同時加工を行
い,次に,クランプを解除し,ホース状に加工された箔
1,1′を位置決めストッパ6迄移動させ,再クランプ後
第2のトーチ5′で切断を行う。この繰り返しによって
箔1,1′は袋状に加工される。この一連の動作を自動的
に行うことにより,袋状加工物の連続加工が可能とな
る。尚,安定動作の点で,多少この実施例よりも劣る
が,1本のトーチのみで溶接・切断と切断とを兼ねさせる
こともできる。また、以上の実施例はトーチ5,5′を走
行させる場合について述べたが,トーチ5,5′を固定し
ておき,被加工物を走行させることによっても,同様に
実施することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は,被加工物を押さえ板で押
さえながら,非消耗電極と被加工物間にアークを発生さ
せて被加工物同士を加工するアーク加工装置において,
上記被加工物同士を溶接しながら,略同時に該被加工物
の溶接個所直近を切断する溶接・切断同時加工条件とし
た複数のトーチを一定位置関係に配列して駆動すること
を特徴とするアーク加工装置,被加工物を押さえ板で押
さえながら,非消耗電極と被加工物間にアークを発生さ
せて被加工物同士を加工するアーク加工方法において,
一定の位置関係で配列された複数のトーチを同一の溶接
・切断同時加工条件で駆動することにより,被加工物を
ホース状に加工することを特徴とするアーク加工方法,
及び溶接・切断同時加工条件に定めた第1のトーチと切
断専用条件に定めた第2のトーチとを駆動させることに
より,ホース状の被加工物を袋状に加工することを特徴
とするアーク加工方法である。
本発明はこのような特徴を有するので,被加工物を溶
接しながら,略同時に被加工物の溶接個所直近を切断
し,不必要な部分を全て除去して,被加工物を外観上好
ましいホース状及び袋状に簡単に加工することができ
る。また,被加工物の溶接と切断とを2工程で行ってい
た従来の方法に比較して,生産性が格段に向上し,経済
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための図,第2図
は本発明の他の一実施例を説明するための図,第3図及
び第4図は従来例を説明するための図である。 1,1′……被加工物(箔)、2……裏当板 3……受台、4,4′……押さえ板 5……第1のトーチ、5′……第2のトーチ 6……位置決めストッパ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物を押さえ板で押さえながら,非消
    耗電極と被加工物間にアークを発生させて被加工物同士
    を加工するアーク加工装置において,上記被加工物同士
    を溶接しながら,略同時に該被加工物の溶接個所直近を
    切断する溶接・切断同時加工条件とした複数のトーチを
    一定の位置関係に配列して駆動することを特徴とするア
    ーク加工装置。
  2. 【請求項2】被加工物を押さえ板で押さえながら,非消
    耗電極と被加工物間にアークを発生させて被加工物同士
    を加工するアーク加工方法において,一定の位置関係で
    配列された複数のトーチを同一の溶接・切断同時加工条
    件で駆動することにより、被加工物をホース状に加工す
    ることを特徴とするアーク加工方法。
  3. 【請求項3】被加工物を押さえ板で押さえながら,非消
    耗電極と被加工物間にアークを発生させて被加工物同士
    を加工するアーク加工方法において,溶接・切断同時加
    工条件に定めた第1のトーチと切断専用条件に定めた第
    2のトーチとを駆動させることにより、ホース状の被加
    工物を袋状に加工することを特徴とするアーク加工方
    法。
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