JPH0657749A - 地中障害物の除去方法 - Google Patents

地中障害物の除去方法

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JPH0657749A
JPH0657749A JP21180892A JP21180892A JPH0657749A JP H0657749 A JPH0657749 A JP H0657749A JP 21180892 A JP21180892 A JP 21180892A JP 21180892 A JP21180892 A JP 21180892A JP H0657749 A JPH0657749 A JP H0657749A
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JP
Japan
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pile
bucket
shell
shell bucket
ground
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JP21180892A
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English (en)
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Katsuhiko Harada
勝彦 原田
Masaharu Nakamura
正治 中村
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HARADA KENSETSU KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
HARADA KENSETSU KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 開閉するシェルバケット20を備え、このシ
ェルバケット20が少なくとも上下動並びに鉛直軸回り
回転自在に構成され、かつシェルバケット20の開閉す
る先端部に切削用ビット26,26,…が設けられて成
るバケット装置1を用いて、除去すべき地中障害物が杭
30の如きものである場合にはシェルバケット20によ
りその杭30を把持して引き抜くことにより、また地中
障害物がコンクリート基礎35の如きものである場合に
はシェルバケット20により破砕して地上に排出するこ
とにより地中より除去する。 【効果】 杭体の引き抜き、および杭体以外の障害物の
除去を同一装置により効率的に行うことが可能となる。
また、ケーシングチューブを用いることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中障害物の除去方法に
係わり、特に、地盤中に杭体等を築造する際に、該杭体
を築造すべき箇所に存在する既設杭体あるいはコンクリ
ート構造物等を除去するのに用いて好適な、地中障害物
の除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の基礎等として地盤中に杭体を設
ける際、施工場所に、例えば以前に建てられていた建築
物の基礎、または基礎を構成する杭が存在している場合
がある。かかる場合、古い杭体の信頼性、あるいは新た
に建造する建築物の規模の違い等の理由により、強度を
確保するためにそれら既存の杭体等を撤去する必要があ
る。
【0003】従来、これら既存杭等を撤去する方法とし
て、大きく分類すれば、引き抜き工法と破砕工法とが用
いられている。引き抜き工法は文字通り地盤中に存在す
る杭体を引抜き撤去するものである。引き抜き工法の一
つであるスパイラルケーシング杭抜き工法は、杭径より
も大きな内径をもつ特殊ケーシング(スパイラルケーシ
ング)を、オーガ減速機に取り付けて杭の回りを削孔
し、杭と地盤との縁を切ってゆき、杭先端部まで削孔完
了後、スパイラルケーシングを引き上げ、その後、杭を
引き抜くものである。また、既存杭より一回り大きい鋼
管を既存杭の外部に建て込み、高圧水を噴射してフリク
ションを切り、その後に杭を引き抜く工法もある。杭の
引き抜きに際しては、縁切りされた杭体中程にワイヤー
ロープを輪掛けし、ワイヤーロープを引き上げることに
より行う。
【0004】破砕工法は、地盤中に存在する杭体を砕き
壊しながら撤去するのもので、一例としてMRO (Mits
ubishi Remove all the Obstacles Method) 工法と称さ
れるものがある。この工法は、ケーシングチューブをM
RO専用機にて回転圧入させ、ケーシングチューブ先端
に取り付けた超硬カッタービットで地中障害物を削孔
し、その後、ケーシングチューブ内にてハンマーグラブ
で削孔物を掘削撤去する工法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
地中障害物の除去方法においてはそれぞれ下記の如き不
具合がある。すなわち、前者スパイラルケーシング杭抜
き工法では、ケーシングチューブにより杭体と地盤との
縁切りを行うため、ケーシングチューブのための段取り
および、場合によってはケーシングチューブの盛替え等
を必要とする。また、ワイヤーロープを輪掛けして杭体
を引き抜く途中で杭体が途中で切断することがあり、そ
の場合にはワイヤーロープを掛け直さなければならず、
この掛け直し作業に手間を要する、といったことであ
る。
【0006】また、後者MRO工法では、前者工法同様
にケーシングチューブを使用することから、上記同様の
不都合が生じるとともに、引き抜きのできない構造物の
撤去には向くが、杭体に適用する場合には非能率的とな
る。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ケーシングチューブ等の補助的装置を用いず、しか
も杭体および杭体以外の構造体の両方に適用できかつ能
率的な作業を望める、地中障害物の除去方法を提供する
ことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】本発明に係る地中障害物
の除去方法は、開閉駆動するシェルバケットを備えると
ともに該シェルバケットが少なくとも上下動並びに鉛直
軸回り回転自在に構成されかつ該シェルバケットの開閉
先端部には切削用ビットが設けられて成るバケット装置
を用い、前記シェルバケットにより、除去すべき地中障
害物を把持して引き抜く、または破砕して地上に排出す
ることにより除去することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】杭体を地中より引き抜く場合には、バケット装
置のシェルバケットを開状態として回転させることによ
り杭体頭部と地盤との縁切りを行った後、該シェルバケ
ットの回転を停止するとともにシェルバケットを閉じて
杭体頭部を把持し、シェルバケットを上方に引き上げる
ことにより杭体を引き抜く。
【0009】障害物が引き抜き不能のものである場合
は、シェルバケットを開状態として回転させることによ
り障害物を切削・破砕し、破砕片をシェルバケットより
地上に排出するといった動作を繰り返すことにより障害
物の除去が可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。本発明に係る地中障害物の除去方法は、開閉
駆動するシェルバケットを備えるとともに該シェルバケ
ットが少なくとも上下動並びに鉛直軸回り回転自在に構
成されかつ該シェルバケットの開閉先端部には切削用ビ
ットが設けられて成るバケット装置を用い、前記シェル
バケットにより、除去すべき地中障害物を把持して引き
抜くか、あるいは破砕して地上に排出するものである。
以下に、本方法に用いる掘削装置について説明する。
【0011】図1は本発明に使用するバケット装置の一
例を示すものである。この装置1は、開閉駆動するシェ
ルバケット20を備えて構成されている。符号2は自走
式クレーン15をベースマシンとしたバケット装置本体
で、この本体2に巻上げウインチ3を搭載し、該巻上げ
ウインチ3により巻取り繰出されるワイヤーロープ4
は、ブーム5の頂部に取り付けられたシーブ6に掛け、
スイベルジョイント7を介してケリーバ8を吊り下げて
いる。
【0012】前記バケット装置本体2の前部にはフロン
トフレーム9が取り付けられ、該フロントフレーム9の
先端に、スラストシリンダ10により推力を与えられな
がら前記ケリーバ8を回転させて回転トルクを付与する
ケリーバドライブ装置11が設けられている。前記ケリ
ーバ8は例えば断面矩形をなし、ケリーバドライブ装置
11の回転盤の角穴に上下動自在に貫挿されている。
【0013】また、前記ケリーバドライブ装置11の下
方には、前記シェルバケット20のシェル開閉用油圧シ
リンダ12,12(第2図)に圧油を供給するためのセ
ンタジョイント13およびホースリール14が吊り下げ
られている。
【0014】第2図に示すように、前記シェルバケット
20を構成する各シェル体22,22は、主フレーム2
1から垂下された垂直ビーム23の下端にピン24,2
4を介してそれぞれ回動自在に取り付けられている。ま
た、前記主フレーム21と各シェル体22,22との間
にはそれぞれシェル開閉用油圧シリンダ12,12が配
設されている。
【0015】前記主フレーム21は、中央に角ボス部2
5を有しており、該角ボス部25に前記ケリーバ8の下
端が挿入されている。対を成す前記シェル体22,22
は、これを開いた状態において、その下端がケリーバ8
を中心とするそれぞれ円弧状の断面形状をなし、かつ、
その開閉先端部に該シェル体22,22を開いた状態に
おいて略下方を向く複数個の切削用ビット26,26,
…が設けられいる。これら切削用ビット26は、コンク
リートあるいは岩盤等を切削できる超硬のものである。
【0016】これら切削用ビット26,26,…は、こ
の場合、両シェル体22,22が閉じたときに互いに噛
合し、両シェル体22,22間にさほど大きな隙間が形
成されないようになっている。反対に、前記油圧シリン
ダ12,12を退縮させたときには、シェル体22,2
2は実線に示すように開き、この時、切削ビット26,
26,…の下端がほぼ水平に並ぶように構成されてい
る。
【0017】次に、上記バケット装置1を用いて地中障
害物を除去する方法について説明する。初めに、除去す
べき地中構造物が杭体である場合について説明する。ま
た、本実施例において説明する杭体は、RC杭あるいは
PC杭等のコンクリート杭とする。まず、図3に示すよ
うに、シェルバケット20により、除去すべき杭30の
頭部を露出させる。これには、シェルバケット20の各
シェル体22,22を、前記シェル開閉用油圧シリンダ
12,12を駆動させることにより開き、そのシェルバ
ケット20を杭30の真上に位置させた後、そのシェル
バケット20を回転させつつ下方に押し込み、杭体30
頭部の地盤Gを掘削する形態で除去すればよい。前記シ
ェルバケット20の回転および押し込みは前記ケリーバ
ドライブ装置11および前記スラストシリンダ10によ
り行うことができる。
【0018】図3に示すように杭30の頭部が露出され
たならば、次いで図4に示すように、シェルバケット2
0を閉じ、該シェルバケット20の開閉端により杭30
の頭部を側面を把持する。シェルバケット20の開閉端
には切削用ビット26,26,…が設けられているた
め、これら掘削用ビット26が杭側面30aを崩す状態
で杭30に食い込む。
【0019】上記状態となったならば、図5に示すよう
に、前記ケリーバドライブ装置11を駆動させてシェル
バケット20を上方に引き上げることにより、把持した
杭30を徐々に引き抜けばよい。
【0020】上記操作において、掘削用ビット26の前
記杭側面30aへの食い込みが充分でないために、シェ
ルバケット20を上方に引き上げた際にスリップするよ
うであれば、図6に示すように、掘削用ビット26を杭
側面30aに押し当てた状態でシェルバケット20を回
転させることにより、杭側面30aに溝状の段差部31
を形成し、この段差部31に掘削用ビット26を食い込
ませるようにすればよい。
【0021】なお、シェルバケット20の把持力により
把持部が潰損した場合でも、本実施例のように杭30が
PC杭あるいはRC杭等のコンクリート製のものである
場合には、内部に鉄筋あるいはPC鋼線が存在している
ために、それら鉄筋等を、切削用ビット26の存在によ
りジグザグ状に形成されたシェルバケット20の開閉端
に絡み付かせるようにすることにより容易に引き上げる
ことが可能である。また、逆に杭30を構成しているコ
ンクリートを破砕する上でPC鋼線、鉄筋等が邪魔とな
るときには、その邪魔となるPC鋼線または鉄筋をシェ
ルバケット20で挟み込み、右回転、左回転を交互に繰
り返して上方へ引き上げることによりそれらPC鋼線、
鉄筋を切断することもできる。
【0022】また、図7の如く引き抜き途中で杭30が
切断されたときには、図8に示すように、シェルバケッ
ト20により、切断されて地盤G中に残った杭30の切
断頭部まで地盤Gを掘削すればよい。このように地盤G
を下方に掘り下げるには、シェルバケット20を開いた
状態として回転させながら下方に押し込みつつ地盤Gを
掘削又は切削し、それとともに掘削土砂等を排土しなが
ら進めばよい。そして、シェルバケット20が杭30の
切断頭部まで達したならば、図4に示したときと同様
に、その切断頭部を露出させ、その露出部分を把持して
再び引き抜きを開始すればよい。
【0023】バケット装置1は、このように地盤Gの掘
削をも行うことが可能である。しかも、地盤掘削の際に
はシェルバケット20をもみ込んで掘削するので、玉石
や礫層を含む硬質地盤でも容易にかつ能率よく掘削する
ことができる。また、ケリーバ8によりシェルバケット
20の開閉方向を任意に制御することが可能であるた
め、大きな玉石がある場合や孔内に玉石が偏在している
場合でもシェルバケット20を回転させて玉石などを極
めて容易に取り込むことができる。
【0024】杭30の引き抜きが終了後、その部分に新
たに杭を打設あるいは築造する場合には、周知の杭工法
によればよい。
【0025】ところで、上記例では、杭30がコンクリ
ート杭である場合について説明したが、本発明による方
法は、例えば松杭等にも当然適用可能である。むしろ、
対象が松杭であれば、シェルバケット20の把持端が松
杭に容易に食い込み易くなり、引き抜きに有利となる。
【0026】また、特に松杭は鉛直方向のみならず斜め
に設けられていることもあるが、このように斜傾した松
杭を把持して引き抜くときにおいて、シェルバケット2
0は回転自在な構成であるため把持方向を自由に変える
ことも可能で、作業をよりやり易くして効率化を図れ
る。
【0027】次に、除去すべき地中構造物が杭体以外の
もの、例えば、既存のRC造の基礎である場合について
説明する。図9において符号35が地盤G中に残存した
コンクリート基礎である。まず、シェルバケット20に
より、地盤Gを下方に掘削する。このシェルバケット2
0による地盤Gの掘削は、図8により説明した場合と同
様に行うことができる。
【0028】シェルバケット20が図9に示すようにコ
ンクリート基礎35に達したら、図10に示すように、
そのままさらにシェルバケット20によりコンクリート
基礎35を切削しつつ切削屑を同シェルバケット20に
より地上部に排出しながらコンクリート基礎35を排除
(この場合穿孔)してゆけばよい。
【0029】このように、前記シェルバケット20は、
シェル22,22の開閉端に切削用ビット26,26,
…を備え、シェルバケット20を回転させてそれら掘削
用ビット26によりコンクリートを切削するとともに、
バケット機能によりコンクリートの破砕片を排出するこ
とができ、コンクリート等の地中障害物を地盤G中より
効率的に撤去することができる。また、シェルバケット
20は、シェル開閉用油圧シリンダ12,12により駆
動開閉させるものであるので、従来方法の一例として先
に説明した前記ハンマーグラブと比して、掘削および土
砂,破砕片等の取り込み効率が大きく勝るものとなる。
【0030】前記コンクリート基礎35が新たに杭を設
けるための障害となっていたものであったならば、上記
のようにしてコンクリート基礎35における障害となる
部分のみを除去し、除去の完了された部分に周知の杭工
法に従い杭を築造すればよい。
【0031】前記コンクリート基礎35が、新たに連設
される複数の杭を設けるべき場所に連続的に存在して障
害となっている場合には、上記操作を、シェルバケット
20の位置を水平にずらして繰り返し行えばよい。シェ
ルバケット20の水平移動に関しては、バケット装置1
の本体2を前記自走式クレーン15に対して水平回動さ
せるか、あるいはバケット装置1全体の向きを自走式ク
レーン15ごと変えればよい。
【0032】このように本発明によれば、地中障害物が
既存杭である場合および、それ以外のコンクリート構造
体の如きものである場合の何れにおいても同一のバケッ
ト装置1によりしかも効率的に地盤G中からの除去が可
能である。また、従来方法のようにケーシングチューブ
を用いる必要がなく、ケーシングチューブに必要な段取
り、さらに、施工箇所が多数箇所に及ぶ場合のケーシン
グチューブの盛り替え等を必要としない。
【0033】また、上記バケット装置1は、シェルバケ
ット20により地盤Gの掘削も可能であるから、杭の引
き抜き途中で杭が切断されたような場合でも、杭の切断
箇所まで地盤Gを掘削して該切断箇所に到達することが
でき、そこから再び引き抜きを開始することが可能であ
る。
【0034】なお、本発明に用いるバケット装置は、特
許請求の範囲に記載した要件を満たす構成のものであれ
ばよく、本実施例及び図示例のものに限定されるもので
はない。また、実施例では、地中障害物を杭体あるいは
コンクリート構造体として説明したが、本発明は、前記
シェルバケット20が把持または切削可能なものであれ
ば上記以外の如何なる障害物も除去可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、地
中障害物が既存杭である場合および、それ以外のコンク
リート構造体の如きものである場合の何れにおいても同
一のバケット装置によりしかも効率的に地盤G中からの
除去を可能とする。また、地中障害物が既存杭であった
場合において、PC杭,RC杭,松杭等、その種類を選
ぶことなく既存杭を確実に撤去することができる。そし
て、それら地中障害物の撤去後には、撤去後の孔を利用
して新規の場所打杭を同時に施工することが可能であ
る。また、従来方法のようにケーシングチューブを用い
る必要がなく、ケーシングチューブに必要な段取り、さ
らに、施工箇所が多数箇所に及ぶ場合のケーシングチュ
ーブの盛り替え等を必要とせず、工数削減に伴う施工の
低コスト化が望める。また、バケット装置は、シェルバ
ケットにより地盤の掘削も可能であるから、杭の引き抜
き途中で杭が切断されたような場合でも、杭の切断箇所
まで地盤を掘削して該切断箇所に到達することができ、
そこから再び引き抜きを開始することが可能である。し
たがって、例え杭が引き抜き途中で切断された場合でも
作業の段取り替えが必要なく、作業能率が大きく低下す
るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する際に用いるバケット装置の一
例を示す全体側面図である。
【図2】同バケット装置のシェルバケットを示す側面図
である。
【図3】本発明の施工手順を示すもので、杭の除去作業
にかかる初期状態を示す部分断面図である。
【図4】杭の除去作業の初期状態を図3に続いて示す断
面図である。
【図5】杭の除去作業の状況を図4に続いて示す断面図
である。
【図6】杭を除去する際の杭頭の把持方法の別の例を示
す断面図である。
【図7】杭が除去作業途中で切断された状態を示す断面
図である。
【図8】途中で切断された杭を再び抜き出す場合の施工
例を示す断面図である。
【図9】地中障害物がコンクリート基礎である場合の施
工例を示す断面図である。
【図10】地中障害物がコンクリート基礎である場合の
施工例を図9に続いて示す断面図である。
【符号の説明】
1 バケット装置 20 シェルバケット 26 掘削用ビット 30 杭(地中障害物) 35 コンクリート基礎( 〃 ) G 地盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉駆動するシェルバケットを備えると
    ともに該シェルバケットが少なくとも上下動並びに鉛直
    軸回り回転自在に構成されかつ該シェルバケットの開閉
    先端部には切削用ビットが設けられて成るバケット装置
    を用い、前記シェルバケットにより、除去すべき地中障
    害物を把持して引き抜く、または破砕して地上に排出す
    ることにより除去することを特徴とする地中障害物の除
    去方法。
JP21180892A 1992-08-07 1992-08-07 地中障害物の除去方法 Pending JPH0657749A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4890584A (en) * 1987-12-28 1990-01-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Engine having vertical crankshaft
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